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2005/08/15のBlog
[ 08:46 ]
[ 怒 ]
「あれ?○○はどこにあるんだっけ?」
「あぁ、そこの引き出しの中に入ってるよ」
夫とあたしの、何気ない日常会話である。
どこの家庭でも、こういう会話が交わされているのだろう。
探し物を見つけた夫が、あたしにぽつりとこう言った。
「ヤバイ、どこに何があるのかさっぱりわからなくなってきた」
「え?」
「物が置いている場所を、把握できなくなっちゃったよ」
「アハハ・・・」
アハハと笑ってみたが、これは案外一大事かもしれぬ。
掃除も含め、家事は専業主婦であるあたしの仕事だ。
夫が散らかし、後を追ってあたしが片付けているのである。
探し物がある時、前記のようにすぐ聞いてくれると助かる。
だが、頑固な夫は、自身の力で探し出そうと試みる。
その結果、家中の引き出しが開かれ、泥棒が入った後のようになる。
「何を探しているの?」と声をかけてみるものの、
「いや、別に・・・」と空返事をし、尚も自力で探そうとする夫。
大抵は、見つからない。
「何を探しているの?」と再び声をかけてみる。
「△△」
「△△なら、そこじゃないよ。ここにあるよ、ほら」
「あら、あった」
探し物を手に入れた夫は、引き出しを開けまくったことを忘れる。
あたしはそそくさと、引き出しをひとつひとつ閉めるのだった。
探し物が居間や寝室にある場合、それほどイライラしないのだが、
夫が稀にキッチンに立つと、探し物が強烈に増える。
探し物のみならず、あたしに対する質問が倍増するのであった。
「どの包丁使えばいいの?」
「ボウルはどこだっけ?」
「この布巾使っていいの?」
「どの皿使えばいいの?」
「ゴマはどこにあるんだっけ?」
「こんな切り方でいいのかな?」
最初は丁寧に答えているのだが、次第に苛立ってくるあたし。
「いいよ、好きにしてよ。自由にやっていいよ」
このように、投げ遣りな返答へと変わっていくのだった。
こういった傾向は、多くの夫に見られるのだろうか。
あたしの妹も、義弟の質問責めに閉口している。
珍しく、軍手を自分で洗おうと意気込んだ義弟。
自分で洗濯をすることなど滅多にないので、要領がわからない。
「この桶で洗っていいの?」
「洗剤はどこ?どのくらい入れればいいの?」
「漂白剤も入れた方がいいかな?」
「洗った水は、ココに流していいの?」
妹も痺れを切らして、「適当にやってよ」と叫んでしまうのだとか。
この現象は、家の中が妻の領域になり果てた証かもしれない。
夫に家事を任せると、このようにイライラする結果になってしまうので、
ついつい妻は手を貸し、口を挟んでしまうのだろう。
自分で行えば早く済むことは明らかだが、夫に任せる余裕を持ちたい。
1度経験したら、2度目は質問が減るはずだと信じて。
1度目と2度目の間に、時間が流れ過ぎると元通りになってしまう。
あたしは、人一倍イライラ体質だ。
しかし、イライラを飲みこむ術は心得ているつもりだ。
ここは、イライラをごくごく飲みこむべきところ。
飲み込んでも、必ずや消化されるイライラなのだから。
「全てあなたにお任せします」
この言葉を、嫌味ととられないように伝えられる妻になりたい。
「よーし!俺に任せておけ!」
夫から、このような言葉を聞ける日を心待ちにしているあたしであった。
夫よ、もっともっと頼もしくなっておくれ。
「あぁ、そこの引き出しの中に入ってるよ」
夫とあたしの、何気ない日常会話である。
どこの家庭でも、こういう会話が交わされているのだろう。
探し物を見つけた夫が、あたしにぽつりとこう言った。
「ヤバイ、どこに何があるのかさっぱりわからなくなってきた」
「え?」
「物が置いている場所を、把握できなくなっちゃったよ」
「アハハ・・・」
アハハと笑ってみたが、これは案外一大事かもしれぬ。
掃除も含め、家事は専業主婦であるあたしの仕事だ。
夫が散らかし、後を追ってあたしが片付けているのである。
探し物がある時、前記のようにすぐ聞いてくれると助かる。
だが、頑固な夫は、自身の力で探し出そうと試みる。
その結果、家中の引き出しが開かれ、泥棒が入った後のようになる。
「何を探しているの?」と声をかけてみるものの、
「いや、別に・・・」と空返事をし、尚も自力で探そうとする夫。
大抵は、見つからない。
「何を探しているの?」と再び声をかけてみる。
「△△」
「△△なら、そこじゃないよ。ここにあるよ、ほら」
「あら、あった」
探し物を手に入れた夫は、引き出しを開けまくったことを忘れる。
あたしはそそくさと、引き出しをひとつひとつ閉めるのだった。
探し物が居間や寝室にある場合、それほどイライラしないのだが、
夫が稀にキッチンに立つと、探し物が強烈に増える。
探し物のみならず、あたしに対する質問が倍増するのであった。
「どの包丁使えばいいの?」
「ボウルはどこだっけ?」
「この布巾使っていいの?」
「どの皿使えばいいの?」
「ゴマはどこにあるんだっけ?」
「こんな切り方でいいのかな?」
最初は丁寧に答えているのだが、次第に苛立ってくるあたし。
「いいよ、好きにしてよ。自由にやっていいよ」
このように、投げ遣りな返答へと変わっていくのだった。
こういった傾向は、多くの夫に見られるのだろうか。
あたしの妹も、義弟の質問責めに閉口している。
珍しく、軍手を自分で洗おうと意気込んだ義弟。
自分で洗濯をすることなど滅多にないので、要領がわからない。
「この桶で洗っていいの?」
「洗剤はどこ?どのくらい入れればいいの?」
「漂白剤も入れた方がいいかな?」
「洗った水は、ココに流していいの?」
妹も痺れを切らして、「適当にやってよ」と叫んでしまうのだとか。
この現象は、家の中が妻の領域になり果てた証かもしれない。
夫に家事を任せると、このようにイライラする結果になってしまうので、
ついつい妻は手を貸し、口を挟んでしまうのだろう。
自分で行えば早く済むことは明らかだが、夫に任せる余裕を持ちたい。
1度経験したら、2度目は質問が減るはずだと信じて。
1度目と2度目の間に、時間が流れ過ぎると元通りになってしまう。
あたしは、人一倍イライラ体質だ。
しかし、イライラを飲みこむ術は心得ているつもりだ。
ここは、イライラをごくごく飲みこむべきところ。
飲み込んでも、必ずや消化されるイライラなのだから。
「全てあなたにお任せします」
この言葉を、嫌味ととられないように伝えられる妻になりたい。
「よーし!俺に任せておけ!」
夫から、このような言葉を聞ける日を心待ちにしているあたしであった。
夫よ、もっともっと頼もしくなっておくれ。
2005/08/14のBlog
[ 11:53 ]
[ 喜 ]
おじいちゃん、おばあちゃん、そしてあたしのご先祖様、
御無沙汰してました。1年ぶりの再会ですね。
ここまで来る道程は、渋滞していて大変でした。
今年も、夫と一緒に来ましたよ。
夫もあたしもすこぶる元気で、仲良く楽しく暮らしています。
昨年暮れには姪っ子も誕生し、大きく育っています。
妹から伝えて欲しいと頼まれたので、確かに御報告しました。
今、お墓を掃除してくれているのが、あたしの夫です。
おじいちゃんにも、おばあちゃんにも、会わせられなかったこと、
残念に思っていますが、毎年一緒にお参りに来てくれます。
昨年は、仲の良い姿を見せられなかったけれど・・・。
いろんな経験をして、1年でこんなに仲良くなりました。
背の低いあたしには、お墓のてっぺんが全然見えません。
背の高い夫が、てっぺんに落ちた鳥の糞を掃除してくれました。
あたしに足りない部分を、夫がこうして補ってくれます。
夫に足りない部分を、あたしが補っていければいいなと思います。
人間には、必ず足りない部分があります。
けれども、「足りないから不完全」ではないのでしょうね。
足りない部分も含めて、完全なのだと思うのです。
全てが満たされなくても、幸福を感じられるのと同じこと。
全てが満たされていても、不幸だと感じる人もいるのです。
あたしたち夫婦は、ようやく「支え合う」という言葉の意味を、
身を持って経験できるようになったのかもしれません。
それはとても自然な行為で、あまり意識することはないけれど、
ふとした瞬間に、これが「支え合う」ということなんだなぁと、
感じることがあるのです。ほんの些細な瞬間に、そう感じます。
父方のおばあちゃんへ。
「結婚はまだか」と、おばあちゃんに何度訊かれたことでしょう。
その都度、「うるさいな、余計なお世話だと」内心思ってました。
ごめんなさい。結婚って、思ったよりもいいものでした。
おじいちゃんに早々と先立たれたおばあちゃん。
女手ひとつで6人の子供を育てたおばあちゃんは偉大ですね。
おばあちゃん、あたしたち夫婦はお盆に殺生します。
おばあちゃんが大好きだった魚を釣りに行ってきます。
「お盆なんて関係ない、折角の休みなのだから釣ってこい」
いつもそう言っていたおばあちゃん。
水難に遭うこともなく、活きのいいお魚を釣ってきました。
お供えできなくてごめんね。来年は、魚を持って行くね。
母方のおじいちゃん、おばあちゃんへ。
子供に恵まれなかった、おじいちゃん、おばあちゃん。
養子を貰ったことを、きっと幸福に思っておられるのでしょう。
直接血は繋がっていないけど、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
いつまでも、あたしのおじいちゃん、おばあちゃんです。
いつも喧嘩ばかりしていたおじいちゃん、おばあちゃん。
アルツハイマーを病んだおばあちゃんに、冷たい態度ばかり
とっていたおじいちゃん。あたしはちょっと怒っていました。
だけど、おばあちゃんが他界した時に見た、おじいちゃんの涙。
鼻水をダラダラ垂らしながら、人目も気にせず泣いていたおじいちゃん。
本当は、おばあちゃんが何よりの心の支えだったのでしょうね。
天国で、おばあちゃんと会って仲直りできましたか?
喧嘩をするなとは言わないけれど、たまには優しい言葉をかけてね。
おじいちゃん、おばあちゃん、あたしの両親は離婚寸前です。
それぞれ別の屋根の下で、口も聞かずに暮らしています。
あたしも妹も、ちょっぴり悲しんで、たくさん呆れています。
いつもあたしたち娘が両親の伝言板で、途方にくれているけれど、
2人が仲直りすることはありえないように思われます。
父と母が他人になっても、あたしたちは娘です。
そして、おじいちゃんとおばあちゃんの孫なのです。
両親が離婚することを、どうか責めないでくださいね。
父も母も、あたしたち娘に多大な愛情を注いでくれました。
その愛情は、今も尚、注がれ続けています。
だから、安心してね。あたしもちゃんと、恩返しをするから。
あたしは、そんな両親を反面教師にして、良い夫婦になります。
毎年2人で、お墓参りに来られる夫婦でありたいと思います。
強風の中、お線香に必死に火をつけてくれているこの男性が、
あたしの夫です。不器用で、口が悪いけど、結構いい奴です。
もうちょっと素直になってくれればかわいいのになと思うけれど、
意地っ張りなところも、この人の魅力なのかもしれませんね。
照れくさそうに、お墓の前で手を合わせているのがあたしの夫です。
あたしたちは、子供ができる日を待ち望んでいます。
残念ながら、今年は曾孫の顔を見せることができませんでした。
来年も、必ずお参りに来ます。
その時こそ、「曾孫ができたよ」と報告できたらいいなと思います。
もし報告できなくても、2人揃ってお参りに来るからね。
おじいちゃん、おばあちゃん、そしてあたしのご先祖様、
夫も、あたしも、毎日笑って過ごしています。
あたしをこの世に導いてくれて、ありがとうございます。
生まれてきて良かったと、心から思っています。
御無沙汰してました。1年ぶりの再会ですね。
ここまで来る道程は、渋滞していて大変でした。
今年も、夫と一緒に来ましたよ。
夫もあたしもすこぶる元気で、仲良く楽しく暮らしています。
昨年暮れには姪っ子も誕生し、大きく育っています。
妹から伝えて欲しいと頼まれたので、確かに御報告しました。
今、お墓を掃除してくれているのが、あたしの夫です。
おじいちゃんにも、おばあちゃんにも、会わせられなかったこと、
残念に思っていますが、毎年一緒にお参りに来てくれます。
昨年は、仲の良い姿を見せられなかったけれど・・・。
いろんな経験をして、1年でこんなに仲良くなりました。
背の低いあたしには、お墓のてっぺんが全然見えません。
背の高い夫が、てっぺんに落ちた鳥の糞を掃除してくれました。
あたしに足りない部分を、夫がこうして補ってくれます。
夫に足りない部分を、あたしが補っていければいいなと思います。
人間には、必ず足りない部分があります。
けれども、「足りないから不完全」ではないのでしょうね。
足りない部分も含めて、完全なのだと思うのです。
全てが満たされなくても、幸福を感じられるのと同じこと。
全てが満たされていても、不幸だと感じる人もいるのです。
あたしたち夫婦は、ようやく「支え合う」という言葉の意味を、
身を持って経験できるようになったのかもしれません。
それはとても自然な行為で、あまり意識することはないけれど、
ふとした瞬間に、これが「支え合う」ということなんだなぁと、
感じることがあるのです。ほんの些細な瞬間に、そう感じます。
父方のおばあちゃんへ。
「結婚はまだか」と、おばあちゃんに何度訊かれたことでしょう。
その都度、「うるさいな、余計なお世話だと」内心思ってました。
ごめんなさい。結婚って、思ったよりもいいものでした。
おじいちゃんに早々と先立たれたおばあちゃん。
女手ひとつで6人の子供を育てたおばあちゃんは偉大ですね。
おばあちゃん、あたしたち夫婦はお盆に殺生します。
おばあちゃんが大好きだった魚を釣りに行ってきます。
「お盆なんて関係ない、折角の休みなのだから釣ってこい」
いつもそう言っていたおばあちゃん。
水難に遭うこともなく、活きのいいお魚を釣ってきました。
お供えできなくてごめんね。来年は、魚を持って行くね。
母方のおじいちゃん、おばあちゃんへ。
子供に恵まれなかった、おじいちゃん、おばあちゃん。
養子を貰ったことを、きっと幸福に思っておられるのでしょう。
直接血は繋がっていないけど、おじいちゃんも、おばあちゃんも、
いつまでも、あたしのおじいちゃん、おばあちゃんです。
いつも喧嘩ばかりしていたおじいちゃん、おばあちゃん。
アルツハイマーを病んだおばあちゃんに、冷たい態度ばかり
とっていたおじいちゃん。あたしはちょっと怒っていました。
だけど、おばあちゃんが他界した時に見た、おじいちゃんの涙。
鼻水をダラダラ垂らしながら、人目も気にせず泣いていたおじいちゃん。
本当は、おばあちゃんが何よりの心の支えだったのでしょうね。
天国で、おばあちゃんと会って仲直りできましたか?
喧嘩をするなとは言わないけれど、たまには優しい言葉をかけてね。
おじいちゃん、おばあちゃん、あたしの両親は離婚寸前です。
それぞれ別の屋根の下で、口も聞かずに暮らしています。
あたしも妹も、ちょっぴり悲しんで、たくさん呆れています。
いつもあたしたち娘が両親の伝言板で、途方にくれているけれど、
2人が仲直りすることはありえないように思われます。
父と母が他人になっても、あたしたちは娘です。
そして、おじいちゃんとおばあちゃんの孫なのです。
両親が離婚することを、どうか責めないでくださいね。
父も母も、あたしたち娘に多大な愛情を注いでくれました。
その愛情は、今も尚、注がれ続けています。
だから、安心してね。あたしもちゃんと、恩返しをするから。
あたしは、そんな両親を反面教師にして、良い夫婦になります。
毎年2人で、お墓参りに来られる夫婦でありたいと思います。
強風の中、お線香に必死に火をつけてくれているこの男性が、
あたしの夫です。不器用で、口が悪いけど、結構いい奴です。
もうちょっと素直になってくれればかわいいのになと思うけれど、
意地っ張りなところも、この人の魅力なのかもしれませんね。
照れくさそうに、お墓の前で手を合わせているのがあたしの夫です。
あたしたちは、子供ができる日を待ち望んでいます。
残念ながら、今年は曾孫の顔を見せることができませんでした。
来年も、必ずお参りに来ます。
その時こそ、「曾孫ができたよ」と報告できたらいいなと思います。
もし報告できなくても、2人揃ってお参りに来るからね。
おじいちゃん、おばあちゃん、そしてあたしのご先祖様、
夫も、あたしも、毎日笑って過ごしています。
あたしをこの世に導いてくれて、ありがとうございます。
生まれてきて良かったと、心から思っています。
2005/08/12のBlog
[ 18:14 ]
明日、こころん夫婦はお墓参り&釣りにでかけます。
そんなわけで、明日は更新をお休みさせていただきます。
コメントのお返事も、明後日以降になりそうです。
どうか、ご了承くださいませ。
夫があたしの実家にやってくるのは、正月以来。
両親が別居しているため、何かと面倒なのですが・・・。
昼食を母の家で食べ、父と釣りに行くことで折り合いがつきそう。
では、行ってまいります。
そんなわけで、明日は更新をお休みさせていただきます。
コメントのお返事も、明後日以降になりそうです。
どうか、ご了承くださいませ。
夫があたしの実家にやってくるのは、正月以来。
両親が別居しているため、何かと面倒なのですが・・・。
昼食を母の家で食べ、父と釣りに行くことで折り合いがつきそう。
では、行ってまいります。
[ 13:01 ]
[ 他 ]
数日前、高校時代の友人Sちゃんから電話がきた。
Sちゃんと話をするのは、約2年ぶりのこと。
思いがけない電話が非常に嬉しく、会話も弾んだ。
Sちゃんは、25歳の時に結婚したと記憶している。
ということは、もう結婚7年目だ。
しかし、Sちゃん御夫婦には子供がいない。
不妊治療も受けているが、全くできないのだという。
旦那様の精子が死んでいる。これが不妊の原因。
精子が死亡していることは明らかなのに・・・。
何故精子が死ぬのか、その原因は解明されていない。
「ストレス」の一言で、終わらせるしかないらしい。
旦那様のストレスを少しでも軽減しようと、Sちゃんは退職した。
管理栄養士の資格を持っており、旦那様より稼いでいた。
仕事を辞めて、のんびりと暮らしていても子供はできなかった。
不妊治療には莫大な費用がかかる。
Sちゃんは、「お金がピンチなのでバイトを始めた」と言う。
以前勤めていた職場に、アルバイトで雇われているそうだ。
「旦那さんも元気にしてるの?」と聞いてみた。
「元気なのかな・・・。ポンコツよ、ポンコツ!」
「ポンコツ」という言葉を久しぶりに聞いた・・・。
Sちゃんの「ポンコツ」という言葉には、哀愁が漂っていた。
嫌味にも聞こえなかったし、罵倒とも思えなかった。
Sちゃんの複雑な思いが、この一言にこめられているような、
そんな気がして、なんだか胸がキュンと痛んだ。
近々、絶対会おうね!と約束して、電話を切った。
今月中に、Sちゃんに会ってたくさん話をしようと思う。
夫と結婚して、2年と8ヶ月が経過した。
本格的に子作りを開始したのは、昨年9月のこと。
それ以前も、避妊具を使用せず性交渉していたのだが、
全く妊娠する気配はなかった。
(性交渉の数が極端に少なかったのだが・・・)
今月頑張っても、結果が出なかったなら・・・。
あたしも病院で検査を受けてみようと思っている。
Sちゃんの苦悩を思い、不妊に悩む全ての人を思った。
全ての御夫婦に子供が授かれば、とても嬉しいけれど。
人生は理不尽で、そううまくはいかないものである。
子供ができても、できなかったとしても。
不妊に悩む全ての御夫婦が、幸せであるようにと願う。
不妊が、夫婦の絆を傷つけるものにならぬよう。
不妊が、夫婦の絆を深めるものであるようにと。
本気でそう思っているにも拘わらず、矛盾した感情がある。
あたしは、夫との間に子供ができないとは、考えられない。
どうしても考えたくないのだ。絶対にできると思いたい。
子供ができないと告げられて、夫とうまくやっていけるだろうか。
その疑問に対して、即座にイエスと答えることもできない。
先を案じて不安になるのは、もうよそう。
なるようになる。そう気楽に考えながら、今を楽しもう。
幸せな今の延長線上に、幸せな未来があるのだから。
Sちゃんと話をするのは、約2年ぶりのこと。
思いがけない電話が非常に嬉しく、会話も弾んだ。
Sちゃんは、25歳の時に結婚したと記憶している。
ということは、もう結婚7年目だ。
しかし、Sちゃん御夫婦には子供がいない。
不妊治療も受けているが、全くできないのだという。
旦那様の精子が死んでいる。これが不妊の原因。
精子が死亡していることは明らかなのに・・・。
何故精子が死ぬのか、その原因は解明されていない。
「ストレス」の一言で、終わらせるしかないらしい。
旦那様のストレスを少しでも軽減しようと、Sちゃんは退職した。
管理栄養士の資格を持っており、旦那様より稼いでいた。
仕事を辞めて、のんびりと暮らしていても子供はできなかった。
不妊治療には莫大な費用がかかる。
Sちゃんは、「お金がピンチなのでバイトを始めた」と言う。
以前勤めていた職場に、アルバイトで雇われているそうだ。
「旦那さんも元気にしてるの?」と聞いてみた。
「元気なのかな・・・。ポンコツよ、ポンコツ!」
「ポンコツ」という言葉を久しぶりに聞いた・・・。
Sちゃんの「ポンコツ」という言葉には、哀愁が漂っていた。
嫌味にも聞こえなかったし、罵倒とも思えなかった。
Sちゃんの複雑な思いが、この一言にこめられているような、
そんな気がして、なんだか胸がキュンと痛んだ。
近々、絶対会おうね!と約束して、電話を切った。
今月中に、Sちゃんに会ってたくさん話をしようと思う。
夫と結婚して、2年と8ヶ月が経過した。
本格的に子作りを開始したのは、昨年9月のこと。
それ以前も、避妊具を使用せず性交渉していたのだが、
全く妊娠する気配はなかった。
(性交渉の数が極端に少なかったのだが・・・)
今月頑張っても、結果が出なかったなら・・・。
あたしも病院で検査を受けてみようと思っている。
Sちゃんの苦悩を思い、不妊に悩む全ての人を思った。
全ての御夫婦に子供が授かれば、とても嬉しいけれど。
人生は理不尽で、そううまくはいかないものである。
子供ができても、できなかったとしても。
不妊に悩む全ての御夫婦が、幸せであるようにと願う。
不妊が、夫婦の絆を傷つけるものにならぬよう。
不妊が、夫婦の絆を深めるものであるようにと。
本気でそう思っているにも拘わらず、矛盾した感情がある。
あたしは、夫との間に子供ができないとは、考えられない。
どうしても考えたくないのだ。絶対にできると思いたい。
子供ができないと告げられて、夫とうまくやっていけるだろうか。
その疑問に対して、即座にイエスと答えることもできない。
先を案じて不安になるのは、もうよそう。
なるようになる。そう気楽に考えながら、今を楽しもう。
幸せな今の延長線上に、幸せな未来があるのだから。
[ 12:21 ]
[ 楽 ]
「俺って、運動神経悪そうに見える?」
突然、夫にこのように質問された。
「いや、そんなことないと思うけど・・・」
「そっか・・・」
何やら、夫が肩を落としている。
職場の人に、「運動神経なさそう」とでも言われたのか。
詳しくは話してくれなかったが、そんなところだと思われる。
心の内に秘めていた本音を告白するならば・・・。
あたしの夫、スポーツマンには見えないと思う。
骨が細いせいか、手足だけは羨ましいほど細い。
しかし、体の中心部に集中して脂肪がついているのだ。
あたしとは、全く逆の太り方である。
あたしは中心部は細いが、手足が逞しく太い。
一見ラインが細く見える夫は、ナヨナヨして見える。
出会った頃は、あたしも運動神経がなさそうな人だと思った。
実際は、見た目とは裏腹に器用だし、運動神経もある。
あたしも運動神経がなさそうに見られるが、人並みにはある。
走るのも遅くなかったし、体育の成績もまぁまぁ良かった。
運動神経が良さそうに見えないのは、損なのだろうか。
どう見られようが、生きていくための支障にはならないのに、
気になってしまうのは何故だろう?
さて、昨夜のこと。夫が何やら探し始めた。
そーっと覗いてみると、野球のユニフォームを着ている。
「あら?野球するの?」
「うん、明日試合に出ることになった」
「へぇ~。いいなぁ、あたしも野球したいな」
職場の草野球チームに参加するらしい。
今朝、夫はユニフォームを持って出勤していった。
夫は、中学時代野球部に所属していたという。
バッティングセンターには一緒に行ったことがあるが、
夫が野球をする姿を一度も見たことがない。
「見に行きたい」と言わなかったことを、ちょっぴり後悔している。
夫と一緒に楽しんだスポーツは、卓球とボーリングくらいのもの。
何故か、夫はものすごく卓球がうまい。びっくりした。
ボーリングも上手だった。あたしもボーリングには少々自信がある。
スコアは、夫が170、あたしが150くらいが平均。
夫婦揃って太ってしまったし、何かスポーツを始めたいよ。
近くにテニスコートがあるので、テニスをやってみたいと思う。
だが、あたしは一度もテニスをしたことがない。
夫はラケットも持っており、結構な腕前なのだと思われる。
「あなたとじゃ相手にならないよ・・・」と言われてしまった。
密かに1人でテニスの練習をできる場所はないだろうか・・・。
負けず嫌いのあたしの中に、意欲がムクムクと湧いている。
こっそり猛特訓をして、夫を驚かせたいと思うあたしであった。
目指せ!シャラポワ!(夢は大きく)
突然、夫にこのように質問された。
「いや、そんなことないと思うけど・・・」
「そっか・・・」
何やら、夫が肩を落としている。
職場の人に、「運動神経なさそう」とでも言われたのか。
詳しくは話してくれなかったが、そんなところだと思われる。
心の内に秘めていた本音を告白するならば・・・。
あたしの夫、スポーツマンには見えないと思う。
骨が細いせいか、手足だけは羨ましいほど細い。
しかし、体の中心部に集中して脂肪がついているのだ。
あたしとは、全く逆の太り方である。
あたしは中心部は細いが、手足が逞しく太い。
一見ラインが細く見える夫は、ナヨナヨして見える。
出会った頃は、あたしも運動神経がなさそうな人だと思った。
実際は、見た目とは裏腹に器用だし、運動神経もある。
あたしも運動神経がなさそうに見られるが、人並みにはある。
走るのも遅くなかったし、体育の成績もまぁまぁ良かった。
運動神経が良さそうに見えないのは、損なのだろうか。
どう見られようが、生きていくための支障にはならないのに、
気になってしまうのは何故だろう?
さて、昨夜のこと。夫が何やら探し始めた。
そーっと覗いてみると、野球のユニフォームを着ている。
「あら?野球するの?」
「うん、明日試合に出ることになった」
「へぇ~。いいなぁ、あたしも野球したいな」
職場の草野球チームに参加するらしい。
今朝、夫はユニフォームを持って出勤していった。
夫は、中学時代野球部に所属していたという。
バッティングセンターには一緒に行ったことがあるが、
夫が野球をする姿を一度も見たことがない。
「見に行きたい」と言わなかったことを、ちょっぴり後悔している。
夫と一緒に楽しんだスポーツは、卓球とボーリングくらいのもの。
何故か、夫はものすごく卓球がうまい。びっくりした。
ボーリングも上手だった。あたしもボーリングには少々自信がある。
スコアは、夫が170、あたしが150くらいが平均。
夫婦揃って太ってしまったし、何かスポーツを始めたいよ。
近くにテニスコートがあるので、テニスをやってみたいと思う。
だが、あたしは一度もテニスをしたことがない。
夫はラケットも持っており、結構な腕前なのだと思われる。
「あなたとじゃ相手にならないよ・・・」と言われてしまった。
密かに1人でテニスの練習をできる場所はないだろうか・・・。
負けず嫌いのあたしの中に、意欲がムクムクと湧いている。
こっそり猛特訓をして、夫を驚かせたいと思うあたしであった。
目指せ!シャラポワ!(夢は大きく)
[ 09:24 ]
[ 喜 ]
日常をしばし離れて旅に出たあたしたち夫婦。
通常の生活では見られない夫の行動に、あたしは歓喜した。
とにかく、あたしたち夫婦は浮かれていた。
車の中ではしゃぎ、観光地ではしゃぎ、釣りをしてはしゃぎ、
ホテルの部屋でも、まるで修学旅行生のようにはしゃいだ。
持参したパジャマを着て、布団の上をゴロゴロした。
調子に乗って、横になっている夫に背後から抱きついてみる。
夫は微笑みを浮かべながらあたしの方に顔を向け・・・・・。
チュッ。
日常ではありえない事態が起こった。
普段は、ふざけてキスを求めても、夫は必死に逃げる。
「やめて!」と化け物に遭遇したかのような形相で逃げるのだ。
それが、どうしたことか、優しくチュッとして頭を撫でてくれた。
「どうして、今日はそんなに優しいの?」と思わず訊いてしまう。
「え?いつも優しいよ~」。夫はそう言った。
幸せな気分で就寝し、また朝がやってくる。
目を覚ますと、隣に夫がいる。夫があたしに擦り寄ってくる。
あたしの肩に頭をつけて、愛しそうにあたしの腕を抱く夫。
ありえなーい。日常生活ではありえない事態がまた起きた。
初めて一緒に寝た日以来のこと。(結婚前の話)
さぁ、チェックアウトしよう!てきぱきと準備を始めるあたし。
「俺も手伝うよ」。率先して夫がお手伝いをしてくれる。
普段は、スーパーに行っても買い物袋すら持ってくれない夫が、
重い荷物をあたしの手から奪い取り、持ってくれるのだった。
釣りの時も、あたしが針から魚をはずすのに苦労していると、
「俺がとってやるよ」と優しいまなざしで声をかけてくれる。
あたしが夫のために何かをすると、「ありがとう」と感謝してくれる。
旅の間、何度も「ありがとう」「どういたしまして」と会話を交わした。
実にありふれているが、とても大切で素敵な会話だと思う。
いつまでも、このように仲良く旅を楽しめる夫婦でいたい。
日常に戻り、夫もまた通常モードに戻ってしまった・・・。
相変わらず、あたしに擦り寄られると「やめて!」と逃げている。
家に帰ってきたら、ぴくりとも動こうとしない。
けれども、時々旅を楽しむことができたら、現実なんてへっちゃら。
そう思えるようになった。そのくらい、素晴らしい思い出ができた。
9月末、また夫と旅行する予定が立った。
九州の友人から、結婚式の招待状が届いた。
あたし1人で行く予定が、話の流れで夫も一緒に行くことになった。
また新たな楽しみができて、あたしは再びソワソワしている。
次回は、2泊3日の短い旅だが、距離がとんでもなく離れている。
南九州は、北海道民にとって外国のように思える場所なのだ。
街路樹がフェニックスというだけで、感動的なのである。
あたしは2度南九州を訪れているので、3度目になる。
夫は、初めての南九州だ。また大はしゃぎの旅になりそう。
今から楽しみで楽しみでたまらない。あぁ、あたしは幸せだ。
通常の生活では見られない夫の行動に、あたしは歓喜した。
とにかく、あたしたち夫婦は浮かれていた。
車の中ではしゃぎ、観光地ではしゃぎ、釣りをしてはしゃぎ、
ホテルの部屋でも、まるで修学旅行生のようにはしゃいだ。
持参したパジャマを着て、布団の上をゴロゴロした。
調子に乗って、横になっている夫に背後から抱きついてみる。
夫は微笑みを浮かべながらあたしの方に顔を向け・・・・・。
チュッ。
日常ではありえない事態が起こった。
普段は、ふざけてキスを求めても、夫は必死に逃げる。
「やめて!」と化け物に遭遇したかのような形相で逃げるのだ。
それが、どうしたことか、優しくチュッとして頭を撫でてくれた。
「どうして、今日はそんなに優しいの?」と思わず訊いてしまう。
「え?いつも優しいよ~」。夫はそう言った。
幸せな気分で就寝し、また朝がやってくる。
目を覚ますと、隣に夫がいる。夫があたしに擦り寄ってくる。
あたしの肩に頭をつけて、愛しそうにあたしの腕を抱く夫。
ありえなーい。日常生活ではありえない事態がまた起きた。
初めて一緒に寝た日以来のこと。(結婚前の話)
さぁ、チェックアウトしよう!てきぱきと準備を始めるあたし。
「俺も手伝うよ」。率先して夫がお手伝いをしてくれる。
普段は、スーパーに行っても買い物袋すら持ってくれない夫が、
重い荷物をあたしの手から奪い取り、持ってくれるのだった。
釣りの時も、あたしが針から魚をはずすのに苦労していると、
「俺がとってやるよ」と優しいまなざしで声をかけてくれる。
あたしが夫のために何かをすると、「ありがとう」と感謝してくれる。
旅の間、何度も「ありがとう」「どういたしまして」と会話を交わした。
実にありふれているが、とても大切で素敵な会話だと思う。
いつまでも、このように仲良く旅を楽しめる夫婦でいたい。
日常に戻り、夫もまた通常モードに戻ってしまった・・・。
相変わらず、あたしに擦り寄られると「やめて!」と逃げている。
家に帰ってきたら、ぴくりとも動こうとしない。
けれども、時々旅を楽しむことができたら、現実なんてへっちゃら。
そう思えるようになった。そのくらい、素晴らしい思い出ができた。
9月末、また夫と旅行する予定が立った。
九州の友人から、結婚式の招待状が届いた。
あたし1人で行く予定が、話の流れで夫も一緒に行くことになった。
また新たな楽しみができて、あたしは再びソワソワしている。
次回は、2泊3日の短い旅だが、距離がとんでもなく離れている。
南九州は、北海道民にとって外国のように思える場所なのだ。
街路樹がフェニックスというだけで、感動的なのである。
あたしは2度南九州を訪れているので、3度目になる。
夫は、初めての南九州だ。また大はしゃぎの旅になりそう。
今から楽しみで楽しみでたまらない。あぁ、あたしは幸せだ。