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野良犬的
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2006/09/03のBlog
とびきりの最終章を書くための今日までの日々今日からの日々
西日差す路地裏カフェのマスターと話したことも夏の思い出
真実は逃げる隠れる舌を出す 報道陣に囲まれながら
2006/08/27のBlog
事務的な笑顔を見せて拒絶する受付嬢の四角い目玉
2006/08/12のBlog
そうあの日うなづきあって僕たちはふたりの意味を確かめあった
2006/08/01のBlog
手にとったセミの死骸は鳴き声を残してきた分軽くて重い
白百合の腕まくりして見せたるは肌理のこまかい二の腕あたり
悲しきは舞台の上のオペラ歌手悲しささえも見事に歌う
2006/07/16のBlog
竹馬に乗って戦地へ赴いて水鉄砲で撃ち合いなさい
2006/05/29のBlog
手探りで「こんな時代」の静脈に注射をすれば安らかな朝
2006/05/23のBlog
日韓の間に浮かぶ島ひとつ おまえの意思で架け橋になれ
2006/05/21のBlog
(そうだ!たまには俳句もいかがって感じで枡野ちゃんのとこにも
トラックバックしてみよう) 

◆初夏(はつなつ)の草のむこうの屋根静か

 「諏訪の茶室」という看板があったので茶室だったのでしょう。
 茶室のイメージとは随分違う大きさでしたが……。
 どっしりとした屋根が印象的でした。
 「屋根が静かだ」という表現はあまり見たことがないので
 新鮮でしたという言葉をいただきました。

 「夏草の向こうの屋根の~」という作り方で
 字数を浮かして「もう少し何か言う」ことも考えましたが
 「初夏(はつなつ)」という好きな季語を使うことを
 優先しました。

 後付けの自句鑑賞(自句解説とは違うつもり)ですが
 皇居の中の、昔は一般人も入れたらしいけれど
 今は一般人は入れない大きな茶室の屋根。
 草のこちら側(一般人)と向こう側(皇室)なんてことを
 連想するといろんなことを考えちゃいますね。
 草のこちら側(現代)と向こう側(その昔)という鑑賞も
 「アリ」なんでしょうね。(自分で鑑賞するのもナンですが……)

 というか、そういう言葉を僕に無意識に選ばせた「何か」が
 そこにあったのかもしれませんね。
◆木漏れ日と一直線に見つめあう

 名古屋(単身赴任中)からいらしていた大阪は河内のおじさんに
 「この句、めっちゃ男前やん」と言っていただきました。
 すみません、男前で。(笑)
 だって、見つめあっちゃったんだもん。
 写真としてはこれが一番気に入ってます。
◆たけのこのこのこどこのこのこのこと

 読みにくいでしょ。ふふふ。
 まあ、リズムを楽しむのも
 たまには、いいのかな、と。
 東御苑の中にもほんの少しばかりの
 竹林がありまして
 その中のちょっと離れたところに
 一本だけたけのこを見つけました。
 もう食べるのには大きすぎるほどに
 育っておりました。
 (写真だとつくしんぼみたいですね)
◆梅雨晴れに日傘雨傘いりみだれ

 梅雨の不安定な天気の中
 吟行中はまさに五月晴れ。
(ちなみに帰りは大雨&強風でしたが……)

 写真に写っているのは全く知らない人ですが
 大高翔さんは紫がかったブルーの(だったかな?)
 雨傘を日傘にしておられました。
◆磐石な石垣夏空と対峙

 「磐石」と「石垣」で「石」が重なってしまいましたが
 実はこの日つくった句の中では一番気に入ってます。
 リズムは5・4・5・3と破調なのですが
 なぜか、こんなリズムも「アリ」なのかなあと
 思ったりしています。
◆竹林でようやく見つけた捜し物

 いわゆる「中八」になってしまいました。
 「ようやく」を「やっと」に変えると
 ぴったりなのですが
 なんとなく「ようやく」感(もたもたした感じ?)を出すために
 あえて中八で送信!
◆ベンチにも言い分がある日差しかな

 真夏のような日差しの五月晴れ。
 こんな日差しの中
 当然ベンチに座る人なんかいませんでした。
 固定されたベンチはとても我慢強く見えました。
 ちょっと最後の「日差しかな」がとってつけたような
 感じになってしまいましたが……。
◆こんなにも芝生青くてまるい地球(ほし)

 皇居の東御苑の芝生。
 とてつもなく広いのです。
 公開されている部分はこれでも
 半分に満たない……。
 久しぶりに地球の丸さを実感した地面でした。
◆石室(いしむろ)に大奥絵巻五月闇

 なんか防空壕みたいですね。
 大奥の近くで見つかったので「抜け穴説」も
 あったようですが……。
 やっとみつけた五月闇、です。