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PRAYERS'pharmacy BLOG
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2008/07/31のBlog
クロアチア・サッカーニュースさんに、ミルコのクロアチアリーグ復帰戦の模様が紹介されていました。ディナモの青いユニに袖を通すミルコの姿を見るのは正直切ないですが、ジェフの公式サイトで未だにミルコ移籍の報が為されず、選手一覧にも名前が残っているのことがもっともっと切ないです。どうなっちゃってるんだよ、一体…。
予想されたことですが、ディナモサポーター(BBB)の反発は相当なもののようで、CKの際にはガラス瓶やらが投げつけられ、スタジアムには首つり人形が掲げられる始末。味方からも激しいブーイングが飛ぶ状況で、ディナモvsハイデュクが一体どうなってしまうのか、想像するだに恐ろしいです。
記事によると、ミルコ自身はハイデュクへの復帰を考えていたのですが、代理人の絡みや様々なことがあってハイデュクサイドからのアプローチが彼のところに届かなかった模様。長くキャプテンを務め、「ハイデュクの魂」とまでサポーターに称えられたミルコですから、心中、本当に苦しかったろうと思います。しばらくはどうしても茨の道を歩むことになるでしょうが、持ち前の魂のこもったプレーで反発を黙らせてくれるような活躍をしてくれたら…。これからのミルコのサッカー人生が幸せなものになってくれることを願って止みません。

ジェフの公式で発表が無いこともそうなんですが、新聞報道を信じるとするならば、ミルコは内転筋の負傷でしばらく試合に出場できないことが移籍のトリガーになったというネタの是非も気になるところ。こうして早くも試合に出場しているところを見ると、それはガセだったのかジェフフロントの"エクスキューズ"だったのか…。いずれにせよ昼田さんなりミラー監督なりが「構想外」と判断したからこその移籍だったと思いますが、その辺ははっきりと(報道を介さず)直接に話を伺いたいところです。個人的には、ミルコには是非ジェフに残って力になって貰いたいと思っていたし、絶対なってくれるものと思っていたので…。
左サイドバック、左サイドハーフ、センターハーフ、ボランチ、トップ下、FW。様々なポジションをこなし、運動量もリーダーシップも持ち合わせ、足下のテクニックも鋭いFKもある。現状においても、理想の助っ人だったと思うんだけどなあ…。ジェフじゃなくても、出来れば日本国内で移籍先を探して上げて欲しかったよ(自国でこんな仕打ちを受けるくらいなら)。もっと彼のプレーを目の前で見たかったしね。

*

続報というか、ディナモに移籍して2試合目の様子も紹介されていました。相も変わらず、サポーターのミルコに対するネガティブキャンペーンは続いているようです。イヴァンコビッチ監督の、「彼は今日と似たような状況を味わった経験あるプロフェッショナルな選手だ。サッカーをする雰囲気を我々が眼にすることはなかったが、フルゴヴィッチはクオリティを見せてくれた。彼にも時間は必要だろうが、彼の獲得は大きな補強だと確信している。今日の試合の雰囲気には悲しんでいるよ。サッカーは第一に"喜び"であるべきものだからだ」という言葉から場の雰囲気は推察できて非常に悲しさを覚えると同時に、また監督がそのように評価してくれていることは嬉しくもあります。ディナモにとっての「大きな補強」がジェフにとってなぜそうならなかったかについては、複雑な思いで受け止めるしかないわけですが…。
2008/07/28のBlog
[ 12:02 ] [ ┣ ラーメン/おそば ]
■名前:
中華麺飯 勇(yung)

■場所:
松戸(松戸駅西口から根本方面徒歩5分。ダイエー裏、根本バス停すぐそば)

■食べたもの:
勇式坦々涼麺(950yen)

■特徴:
『勇』のこの夏の新メニュー、冷やし担々麺をいただく。野菜たっぷりで栄養バランスも良く、ピリリとした特製ラー油と中華山椒のスパイシーさが食欲を非常にそそるので、夏負け対策にもぴったり! 如何にも中華麺といった感じの弱縮れの細麺をやや柔めに上げて、軽さと濃さのバランスの取れたゴマだれとラー油で味付け。しっかりと味付けられた坦々は、これまたザーサイ?などがいろいろ入っていて、一仕事している感。ともすれば野菜のみずみずしさに薄まってしまいそうなものだけど、どっしりとした主張があるのは立派の一言。野菜の方も、水菜やキュウリ、パクチーなど種類豊富で単なる付け合わせに留まらない。パラリと散らされた春雨の揚げ物(だよね?)がパリパリコリコリとしたアクセントとなって非常に利いているのも素敵。季節限定だけど、いつの時期でも食べたいと思わせる非常にハイレベルにまとまった一品だ。


『中華麺飯 勇(yung)』「北京水餃勇麺」をいただいた時の記事はこちら
『中華麺飯 勇(yung)』「上海黒醋勇麺(冷)」をいただいた時の記事はこちら
2008/07/27のBlog
[ 17:30 ] [ ┣ JEF UNITED ]
ちょっと遅れてスタジアム入りしたら、すっかりホームジャックされておりました。首位、栃木SC、すごく気合いが入っている。メンバー表を見たら、宜なるかな。柱谷幸一監督を筆頭に、出場選手はJリーグで名前を何度も聞いたような選手ばかり。こりゃ、入江も早々試合に出して貰えないよな…。

試合の方は、結果から書いてしまうと1-1のドロー。向こうの調子が悪かったのか、こちらの策がハマったのか分からないけど、順位ほどの差を感じなかった。ジェフは中盤が上手に栃木の上手さを消せていたし、逆に栃木はウチのFW陣をほぼ完全に押さえきっていた。
失点シーンはほとんど個人技によるもの。安川が対応に出たもののコースの切り方が甘く、「ここしかない」というところにゴールに対して鋭角な位置からミドルでズドン。でも、あれは決める方が上手いというレベル。
こちらの得点は、堀川が相手ゴール前でゴチャついたところから抜け出して、むりやり押し込んだ。堀川はこの暑い中終始とんでもない運動量を見せつけ、こうして結果まで出して見せた。ノリに続いて昇格するのはおそらくホリじゃないかな。そのぐらい動きは際だっていた。

他に気が付いたところでは、久々スタメン出場の鳥養くんはサイドハーフ。後半になったらちょっと運動量が落ちちゃって残念。どうもいまひとつ脚にボールが付かなかった感じで、ホントなら抜けるようなシーンも引っ掛かっちゃってて悔しそうだった。
逆に、後半から出てきたユースの子。右サイドに入った162センチの小柄な選手は、非常に小気味よいプレーを見せてくれた。大きなサイドチェンジなんかもガンガン蹴って、視野も広いし筋力もある。将来が非常に楽しみだ。
ノリが試合をプライベートで見に来ていて、わざわざゴール裏まで挨拶に来てくれた。その心遣いが嬉しいし、やっぱり気になるんだね。
[ 17:29 ] [ ┣ ラーメン/おそば ]
■名前:
ラーメンつけ麺 兎に角

■場所:
松戸(東口出て、新東京病院の裏側の道を進み歩道橋下の駐車場の手前)

■食べたもの:
油そば・全部乗せ(1050yen)

■特徴:
久々に『兎に角』の「油そば」を。最近の『兎に角』さんは、近年の油そばブームも相まって、「油そばの美味しい店」として紹介されることが増えた(某ラーメン情報サイトでは油そばで全国ランキング上位に入っているらしいし)。個人的には、ここは「麺」が絶品だと思っているので、それをストレートに味わうには「つけ麺」がベストだと思っているのだけれども、たまたま今日は"油そばな気分"だった^^;
『兎に角』さんが初めて油そばをメニューに掲げた直後、そしてその後も何度かいただいているけれど、この日いただいて思ったのは「間違いなく着実に旨くなっている」ということ。味がこなれたというか、全体としてバランスが良くなっている。言わずとしれた名物自家製の太麺に、しっかりと濃厚なダシの味を仕込んだ醤油ベースの返しを少々。たっぷりの自家薫蒸のチャーシューや味玉などは「全部乗せ」のトッピング(本当は油そば限定の「温玉」を選ぶべきなのだが、今日はそういう気分じゃなかった)だ。さらに節とネギ、解しチャーシューなどが載る。従来よりも、返しの絡みが随分良くなった気がする。これまではスープですら麺の付け合わせと感じることもあった(それほど麺が絶品だった)が、お互いに引き立て合う感じに仕上げているのが凄く良い。3/4ほどいただいたところで、割スープを注文(無料)。バランスが崩れないように気を遣いつつ、ザッと掛け回して残りをラーメン風にして完食。濃厚なWスープもまた絶品だ。
相変わらず行列が絶えない『兎に角』だが、こうしてコツコツと常に改良を加えているところがその要因か。新メニューよりも、今あるものをより美味しくしようとする姿勢は素敵だし、そういうお店が常に通えるところにあるのは幸せなことだとホントに思う。


『兎に角』「油そば」をいただいた時の記事はこちら
『兎に角』「全部乗せラーメン」をいただいた時の記事はこちら
『兎に角』「全部乗せつけ麺」をいただいた時の記事はこちら
『兎に角』「全部乗せつけ麺」をいただいた時の記事2はこちら
2008/07/26のBlog
[ 17:58 ] [ ┣ JEF UNITED ]
ジェフユナイテッド市原・千葉
[GK]
30 岡本昌弘
[DF]
14 池田昇平
4 ボスナー
31 青木良太
[MF]
2 坂本將貴
3 斎藤大輔
6 下村東美
7 工藤浩平
16 谷澤達也
[FW]
11 新居辰基
18 巻誠一郎
[SUB]
1 立石智紀
38 川上典洋
15 中島浩司
29 益山司
41 戸田和幸
43 根本裕一
20 苔口卓也



新居復帰! ここ何試合か非常に利いていたネモをスタメンから外すのは勇気だなあ…
[ 13:33 ] [ ┣ ラーメン/おそば ]
■名前:
らーめん 阿夫利(AFURI)

■場所:
恵比寿(西口出て駒沢通りを渋谷橋方向、信号ひとつ渡って川の手前の角を右折すぐ)

■食べたもの:
冷やし坦々つけ麺・大盛(900yen)

■特徴:
AFURIの夏の限定メニュー、「冷やし坦々つけ麺」をいただく。この7月から始めたばかりらしい。こっくりとしたマー油を散らした、胡麻ベースのスープが非常に印象的。麺は、AFURIの細麺をしっかりと冷水に潜らせて涼やかに仕上げ、たっぷりの野菜と共に食べさせる。いろいろ香味野菜を使って風味豊かな坦々をしっかりと塗して、野菜と一緒に浸けダレへ。麺の絡み具合を考えた坦々の刻み具合と、飽きさせない歯ごたえと瑞々しさを与える野菜の組み合わせが見事。スープの味わいも加わって、幾重にもなる味のコントラスト。さすがAFURIと言うべき奥深くもバランスの取れた冷やし担々麺になっている。非常に美味だ。
坦々つけ麺の胡麻浸けダレは、ともすればこってりとし過ぎて飲むに耐えないものになっていると思われがちだが、AFURIのそれは最後に割りスープを貰って飲み干せる出来。忘れずに注文すること。


□「冬の味噌つけ麺・大盛り」をいただいた時の記事はこちら
□「冬の味噌つけ麺(辛味味噌)」をいただいた時の記事はこちら
□「ゆず塩麺」をいただいた時の記事はこちら
□「塩ラーメンHOT」をいただいた時の記事はこちら
□「つけ麺辛味仕立て」をいただいた時の記事はこちら
□「大葉香る梅かけそば」をいただいた時の記事はこちら
2008/07/25のBlog
新橋近くの某ドイツ料理居酒屋さんで「エルディンガー・ヴァイスビア・デュンケル」をいただきましたよ。これ、初めて樽生で飲んだのだけど(瓶とかはいただいたことがあったし、通常のヴァイスビアの樽生も何度も飲んだことあり)、これハンパなく美味しいですね~。結構アルコール強い上に、デュンケル特有のクセ(焙煎香とかカラメル臭とかのあれ)もあるんだけど、それが全然嫌みじゃない。というか、本当ならちょっと「うっ」てなりそうな渋い部分も含めて完全に旨味になってる。そのビール自体の味と、香りなどの風味の絶妙のバランスって、多分この"樽生"じゃないと分からないもの。瓶だと少なからずバランスが崩れて渋さみたいなのが僅かに前に立ってしまう。黒ビールでここまで美味しいものなんだなって改めて実感しましたよ。樽生でこれだけなんだから、現地で出来たて飲んだらどれほどなんだろう…。

誤解を承知で書くけど、瓶に詰められて長旅をしてきたビールよりも、樽生で出してくれるキリンの「スタウト」とかの方が、美味しく感じることってあると思います。実際「スタウト」は日本で普通に手に入る黒ビールとしてはすごく美味しい傑作だと思っているんだけど、それでもやっぱり本場のこれを樽生で飲んでしまうとちょっと霞んでしまう。「エルディンガー」はドイツビールの入門みたいな感じで、今は結構どこでも飲める代物だけど、それですらこれほど美味しいんだから、ドイツ本国にはどれほどのものがまだ眠っているんだろう…なんてことを思ってしまいました。さすがビールの国、恐るべしだわ^^;

*

なぜかキリンのスタウトの話題に転がったのでついでに余談だけど、こちらで紹介されている「フローズン・スタウト」はちょっと面白い。この発想は無かったわ、って感じ。黒ビール好きにはたまらないデザート。お試しあれ♪
2008/07/24のBlog
素晴らしいゲームだったと思う。勝ち点3を奪えなかったこと以外は。選手もスタッフもサポーターも、よく戦った。全力を尽くした。全力を尽くしても結果がついてこないのがサッカー。残酷だ。その残酷さこそがサッカーの本質と言えるかも知れない。背水のチームには、しばしばその残酷さが牙を剥く。弱いものから食い殺される。

前節アウェー新潟戦でもぎ取った勝ち点1を意味あるものにするために、絶対に勝ち点3が必要な試合だった。相手が上位だとか、そういうことは関係ない。ここは負けてどこそこで勝つ、みたいな星勘定が出来る状況じゃないことは、選手が一番分かっている。目の前だけを見て、勝ち点を取るチャンスは全部取るつもりで戦う。ただただ、それだけだった。選手はしっかりと開き直れていた。前半の戦い方を見ていればよく分かる。全員がガンバに臆することなく立ち向かっていた。

□□□■□□□ 巻
■□□□□□■ 根本、ヤザー
□□■□■□□ コーヘー、トーミ
□□□■□□□ 大輔
■□□□□□■ リョータ、サカさん
□□■□■□□ ヘーイ、エド
□□□■□□□ ぐぴお
[SUB] タテさん、ノリ、コージ、ヨネ、司、コケ、レイちゃん

序盤から主導権はジェフが握った。キーマンは、両サイドの2人。ヤザーと根本。この両者がワイドに高い位置に張って積極的に攻撃の起点となる。加地と安田理というリーグ屈指のサイドバックを誇るガンバだが、その2人にオーバーラップの機会を与えず、完全に蓋をするかのように守備に張り付かせることに成功した。テクニシャン揃いのガンバの中盤だが、決定機を演出するのはむしろサイドバックで、彼らのオーバーラップが中盤を活性化する。ミラー監督はそれを喝破し、ヤザーと根本に不退転のポジションを与えた。それが見事にガンバから攻撃のリズムを摘み取ることになった。

試合開始直後こそ些か堅さが出たか、バレーにあわやのシュートを2本ばかり撃たれたが、6分、坂本が上げたアーリークロス。巻を狙ったそのボールが反転攻勢の嚆矢となった。根本、谷澤が上述の通りの活躍を見せ、両サイドから再三良いボールを送り込む。特に谷澤は2人掛かりでも止められずキレキレ。獅子奮迅の活躍といって良かった。谷澤がキープするので、坂本のオーバーラップが効果倍増。また、ガンバが谷澤サイドに絞るので、その谷澤からサイドチェンジで根本に大きく展開されると悉くチャンスになる。根本のクロスもまた的確で、巻の頭めがけて良いボールが何度も飛んだ。
中で受ける巻も身体を張って奮闘。ガンバ中澤の密着マークに手を焼くも、しっかりとボールを受ける場面も多い。こちらも中澤のみならず、山口と2人掛かりでないと止められない。11分のトーミのスルーパス、24分の坂本のクロスと決定的なチャンスに絡んだがどちらも惜しくも枠を捉えるところまではいけなかった。

珍しく序盤からミラー監督がコーチャーズエリアに飛び出して身振り手振りで指示。もっと中盤をコンパクトにしてタイトに挟み込め! 奪ったらなるべく速く展開しろ! そういったことがバックスタンド側からも見て取れる。
守備陣の集中力も素晴らしかった。ガンバの縦関係の2トップに対して、常に3人で対応する約束。ヘーイとエドが真ん中に構え、サイドバックのどちらかが相手ボールになると必ず絞る。常に2人のDFの間にバレーとルーカスを挟んでおくことで、決して体制十分なかたちではボールを受けさせない。二川によるボールの供給は、大輔がシャットアウト。オーバーラップしてくる橋本には些か手を焼いたが、それもトーミやコーヘーが的確なポジショニングで潰していた。
大輔が入ると、トーミが活きる。最近ボールを持ちすぎてピンチの起点になることの多かったトーミだが、この試合ではダイレクトプレーでのパス出しを随所で披露。両サイドハーフがパスを受けやすいポジションを取ってくれていることもあるだろうが、球離れの良いWボランチのおかげで攻勢時のリズムが生まれる。ただ、ちょっと攻めが速すぎるところがあって、サイドに展開したボールを巻に入れる段で、工藤やトーミが追いついておらず、セカンドボールを相手に渡してしまうような場面も多かった。もっと手厚く押し上げられるような攻めを展開できれば波状攻撃も繰り出せるのだろうが、それはちょっと勿体なかった部分。トーミはボールを捌いたら、もっと思い切ってペナルティエリアの中にまで入っていってしまっても良い。30分、谷澤からのプレゼントパスからミドルシュートの場面などは、確かに惜しいシュートではあったが、フリーでその位置に進入したことに満足するでなく、(自分のミドルに精度が無いと自覚しているなら)もっと確実に得点が取れるところまでゴールマウスに近づいていっていても良かったはずだ。
続く32分。DFラインがガンバの攻撃を跳ね返してのカウンター。巻に一度当てて落としたところを谷澤がかっさらい、そのままドリブル独走。今や日本屈指のDFである山口との真っ向勝負にも、見事なまでの股抜きで完勝! そのままキーパーと1対1になるかと思いきや、ギリギリ滑り込んできた中澤のクリアに合う。谷澤の持ち味が存分に発揮された場面だが、DFラインから巻、そしてサイドアタッカーがペナルティエリアに仕掛けてはいるという、ミラー監督のやろうとしてるサッカーが具現化されたシーンでもあった。
このプレー以降、谷澤には橋本がマークに来る。安田ひとりでは止められないと見た西野の采配だろう。二川に水を運んでいた橋本がサイドで守備の仕事に拘泥されることで、どちらの攻撃も些か淡泊なものへと変化しつつあった。
44分。谷澤のクロスにニアに向けてダイアゴナルに走った巻が中澤と山口を巻き込んで潰れ、ファーサイドのスペースにボールが流れる。キーパーも完全に反応が遅れたところ、猛然とダイビングしてきたのは工藤! しかしながらホンの数センチ、わずかに合わず…。このシーン、フィニッシュに顔を出した工藤だが攻撃の起点も彼だった。ニアでボールを捌いて、大きく迂回しつつファーサイドへ。運動量を惜しまない出入りの激しいそのプレーが、この決定的なシーンを作り上げた。これを最後に前半は終了したが、もっと2列目の選手がそうやって飛び込んできて欲しい。そうすればすぐにでも点が入る。両サイドも巻も、自分の仕事は十分に果たした。両センターハーフも頑張っているのは見て取れたが、1トップというシステムを採用している以上、2列目が押し上げないと攻撃を継続することは出来ない。後半、より一層アグレッシブに中盤が動くことが求められた。

しかし後半、前半から積極的に打って出たツケがモロに出る。アウェー新潟での激闘から僅かに中3日。ミラー監督は最初から、先行逃げ切りの策を想定していたのではないか。それは臆病風に吹かれたとかそういうことではなく、今のジェフではそれしかガンバに抗する術が無かったのだろう。
15分、岡本がバレーの決定的なヘディングシュートを防ぐ。それと前後して、試合の流れは一気にガンバのものへとなっていった。
おそらくミラー監督の指示だろうが、坂本が1列上げて中に絞るトレスボランチに布陣を移行。3-3-3-1。前半、中からの攻撃でやられていたのを踏まえて、中盤を厚くし守備組織にテコ入れを図ったのだろう。しかし、運動量がガクッと落ちた右サイドを谷澤ひとりに任せておくのは如何にも厳しかった。安田と倉田、橋本に押し込まれてしまい、サイドバックの位置にまで下がってしまう。坂本に中に絞らせた狙いが全く意味無くなってしまった。
谷澤のところが押し込まれるので攣られてDFラインもずるずる下がる。最終ラインがペナルティエリアの中にあるようではいくらなんでも厳しい。最前線では巻がポツンと立つのみで、巻目がけてクリアしてもセカンドボールを拾う人間がおらず、ガンバの攻撃を切ることが出来ない。そんな状況に業を煮やしたか、19分、根本に替えてレイナウドを投入。トップ下に入ることでボールを納めるところを作る意図は見えたが、それでもDFラインは押し上げることが出来ずに、レイナウドは巻と一緒に手持ち無沙汰。たまに蹴り込まれるボールは、ことごとくレイナウドの遙か頭上を越えていった。
ほとんど守備をしないレイナウドを入れたことで、逆にここまで奮闘していたジェフ守備陣は窮地に陥る(いかに根本が上手に攻守のバランスを取っていたかということがあらわになった)。右サイドに入れられた佐々木、中盤の平井、最後ははトップに入った山崎。守備の人間を削って、畳みかけてくるガンバ。完全に脚が止まった谷澤に替えて苔口を投入するも、状況の打開には全く繋がらない。ガンバは徹底してルーカスに向かってボールを入れ、そこで何かが起きるのを期待する。実際、30分の明神のミドルシュートなどは、ルーカスの完璧なポストプレーの産物。神がかったぐぴおのスーパーセーブで事なきを得たが、間違いなく1点モノのシーンだった(他にも、青木がゴールマウスの中に入ってヘディングで逃げたシーンなども間違いなく1点モノだった。リョータ凄すぎ)。

しかし、やがて我慢の限界…その時が訪れる。よくぞここまでガンバの雨霰のシュートを防いだ。90分無失点は誇っていい。しかし、ロスタイム。ゴール前でごちゃついたところ、ルーカスとのパスミスみたいなワンツーパスで抜け出したのは最期の最期に投入されたばかりの山崎! ぐぴおが必死にボールに食らいつくも一瞬間に合わず、右下隅に無情のゴール…。
0-0でもいい。勝ち点1でもいい。そんなことを考えたら負けると分かっていても、やっと辿り着いたロスタイム。どうしたって考えてしまう。中盤から力任せに入れられたボール。どこかで絞っていれば全く問題なかった。僅かに身体のどこかに当てていればタッチラインに逃げられた。最後のシュートの場面も、リョータが身体を入れていた。ぐぴおはボールに触っていた。それでもゴールネットを揺らされてしまう悲劇…。ルーカスとの壁パスを受ける時、中の選手が倒れたことで、一瞬ジェフの選手の集中はその選手に向けられた。ファウルに見えた。普段なら絶対に気を抜かない場面。疲労のピーク。90分戦い抜いた末の空隙…。サッカーは残酷だ。決してそんな甘い「逃げ切り」など許してはくれない。最後まで攻めたガンバ、そのリスクに相応しい報いをサッカーの神様は与えるのだ。

ジェフは諦めなかった。やっと辿り着いたセンターサークル。こんなかたちだが、やっとガンバの攻撃が「切れた」。トーミが大声で指示を出し、エド、ヘーイを前線に上げる。最早バックは誰もいない。まさに「全員攻撃」。シンプルなパントから球際を競り合い、拾って拾ってヘーイの折り返しから生まれたチャンス。こぼれ球をエドが無理矢理押し込んで奇跡的な同点!…に見えたが、それは池田のところで明らかなオフサイド。判定に不満を訴え、冷静さを欠いたエドがイエローカードを貰って試合はそのまま終了…。確かにエドはオフサイドではなかったが、その前のプレーで既に終戦を告げるのと等しい線審の旗は翻っていた。

*

悔しい敗戦だった。残酷な敗戦だった。
しかし、この試合には胸を張れる。選手はやるべきことをやった。後半、攻めに出なかったが故に失点したが、上にも書いたとおり、新潟で死線を潜り抜けてきた後の中3日。まして相手はガンバ。90分自分たちのサッカーを貫くのは厳しすぎた。これ以外無いという作戦をミラー監督は選択したと思うし、現に90分失点しないゲームをすることが出来たのだ。
むしろ、後半1失点することは織り込み済みだっただろう。誤算があるとするならば、戦術がピタリとハマった前半に2点を奪えなかったこと。否、せめて1点でも取れていれば試合は全く違ったものになったはずだ。結果論でいえば、セカンドボールが全く拾えなくなった時間帯(疲れて脚が出なくなってしまっていた。ラインも押し上げられないし)に、疲れた選手誰かに替えて米倉や司といった無駄走りを惜しまない選手を入れてひたすらボールを回収させていればまた違った気もするがそれは言ってもしょうがないことか。

とにかく、この前半の試合をこれからも続けていければと思う。そうすればジェフはもっと戦える。ガンバが後半勝負のオプションを持って臨んでいたとはいえ、あのガンバ相手に攻めて出て、圧倒した前半はここ数年でも屈指のデキだったと思う。誇りに思えるサッカーだった。
あとは点を取るだけだ。やりたいことをやって、尚点が取れない。実際、巻が前を向いてボールを受けるシーン、頭に当てたボールがゴールマウスに飛んだシーンは数えるほどだった。得点のにおいがしていたかと言えば、中澤の堅守の前にそれは多くあったわけではなかったと正直に言わなければいけない。
だが、逆に言えば、問題はそこにある。巻にボールが入り、巻が相手DFを巻き添えにして潰れるところまでは出来ている。そのボールを拾い、叩き込める選手。その補強が必須だ。工藤が奮起するでも良い、トーミがシュート力を磨くでも良い、新居がケガから復帰するでも良い。あるいは噂される運動量と決定力豊富なトップ下、ミシェルがやってくるでもいい。ミッシングピースはそこにある。まだ戦える。あとは、矢を番えるのみ、だ。

しかし、何が悔しいって、この戦いをFC東京戦、ヴェルディ戦、札幌戦で出来なかったこと…。この日の戦いが出来てたら、これ3連勝してても全然不思議じゃなかったよな…今更言っても詮無きことだけど。
[JEF公式] 楽山孝志選手の移籍について
現在、チームはJ1リーグで最下位。厳しい残留争いをしているなかでの決断は非常に悩みましたが、個人として、やはりグラウンドに立ちたいという気持ちが強く、チャンスをもらえるならこのチャンスをいかしたい、挑戦したいという気持ちが強く、サンフレッチェ広島に移籍することを決めました。ジェフを離れることになりましたが、引き続き応援していただけるとうれしいです

広島にレンタルだそうです。俺のラク…。
鹿島でのPK献上の借りを目の前で返して貰いたかった。8月9日。リベンジしてくれるんじゃないかと漠然と考えていたりしたけど…。

このブログを読んで下さっている方ならご存じだと思うけど、おいら、23ユニ買うくらいラクのこと好きでした。オシムさんがいたころから、サトルでもコーキでもサカさんでも羽生でもなく、ラクが不動のウイングバックorトップ下として活躍する日を心待ちにしてました(ていうか普通にそうなるものだと思ってた)。
でも、いつの間にか「今のジェフでは居場所無いな」とも思うようになってました。

なんでみんなあんなにラクを見る目が厳しいんだろう。テクニックは間違いなくある(ジェフの選手ではトップクラス)。トレーニングゲームではいつも大活躍。本番でそれが出来ないのは、きっと変なプレッシャーを感じているから。
ぶっちゃけ気持ちの問題…それを「メンタルが弱い」と片づけるのは簡単だけど、サポがそれを言っちゃいけないだろ、と。後半途中から出場して、左サイドでボールを受ける。ボールを受けるだけで、ため息みたいなものが聞こえる。ジェフのサポーター席なのに揶揄するようなことを言われる。意外とそういう声は全部ピッチに聞こえています。それが聞こえることでプレーが萎縮する悪循環。むしろそんなプレッシャーを取り除くのがサポーターの役目なんじゃないか? 多少のミスでも気にしないで頑張れと声を掛けるのがサポーターじゃないのか? ちょっとでも後ろ向きなものを感じたら、前向きになれるようにノセていくのがサポーターの仕事なんじゃないか? ラクが練習試合では絶対にしないようなバックパスを試合でするのを見るたびに、いつもそんなことを思っていました。

そんなこんながあって、今年のアウェー鹿島で結果を出せなかった時(前半終了時点で交代させられたのはケガだったからだけど)から、実はレンタルでも何でもして、他のところでリセットした方がいいと思っていました。こんな状況でも「ジェフのために」と負けん気の強さを発揮して腐らず頑張ってくれていたけれど、今回広島からいいオファーを貰って移籍を決断したのは彼の将来のために本当に良いことと思います。一度貼られてしまった汚いレッテルを、きれいさっぱり他のチームで拭い去ってきた方が良いのは間違いないから。

レンタルで来年1月まで。オシムの洗礼を受けたラクだから、耕造同様、きっとすぐに広島のサッカーにフィットするでしょう。持ち前のテクニックで、きっと大活躍するでしょう。広島で試合経験と自信をたっぷりと蓄えてきて欲しい。そしてまた黄色いユニに袖を通して欲しい。大活躍して帰ってきて、大きな拍手でで迎えられて欲しい。そう願っています。ラク、広島で…頑張れ! 広島に行っても応援しています。
[JEF公式] 工藤浩平選手 日本代表候補に選出
ジェフユナイテッド市原・千葉所属、工藤浩平選手が、日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーに選出されました。工藤選手は、7月28日~30日まで行われるキャンプに参加いたします。

コーヘー、代表候補キタコレ!!

ともかくも、A代表初招集オメ! 世代別代表ではトゥーロンに連れて行かれたり何度かあったけど、「候補」とはいえA代表! 素晴らしい! おめでとう、コーヘー! このまま代表に定着しちゃって良いよ! ちょうど日韓オールスター戦で試合はお休みだし(巻が呼ばれちゃってありゃりゃりゃりゃって感じだけど)、代表で良い刺激を受けてきてくれれば良いですね。

でも、よもや羽生や山岸を差し置いて工藤とはねえ…。なんかジェフサポ的にちょっと不思議な感じ。
それにしても、今の村井呼ぶならヤザーかサカさん呼ぶべきじゃねとか、大黒とか中田浩とか誰だっけ(小笠原じゃなくて中田って…)とか、好調柏勢はスルーですかとか、いろいろツッコミどころの豊富な選出で面白いですな。いや、いいんですけど^^;。
[JEF公式] 朴宗真選手の移籍について
ジェフユナイテッド市原・千葉所属、朴宗真選手が水戸ホーリーホックに期限付き移籍することとなりましたのでお知らせいたします。

竹田くんに続き、朴ちゃんも移籍です。こちらはレンタルの模様。「どこにいてもジェフのことを応援しています」というコメントが泣ける…。
アマル体制下ではコーキとレギュラー争いをするほどの活躍を見せてくれていたのだけれども、今年は外人枠の問題でリザーブズ所属(よくぞそんな失礼で無茶な要求を呑んでくれました…)。リザ越後監督の下、左サイドにコンバートされたり、トップ下を務めたり、FWをやったり、いろいろな可能性を見せてくれていたのですが、ケガに悩まされたこともあってミルコ退団の報の後もトップ復帰までは至りませんでした(でもリザでは随一と言っていい活躍をしてくれていましたよ。リザが連敗街道に突入したのは、朴ちゃんのケガが大きかったと思う)。

間違いなくポテンシャルは秘めているし、気持ちもある。J2クラスに留まらない器の選手だと思っています。せっかく韓国の大学を休学(自主退学だっけ?)してまでジェフを選んでくれたのに、上手く使いこなせてあげられなくて申し訳ない気持ちもあり。五輪代表の芽も摘んでしまったわけですしね。水戸で実戦経験をたっぷり積んで、是非来年ジェフに「即戦力」「助っ人」として帰ってきて下さい! 待ってます!
[JEF公式] 竹田忠嗣選手の移籍について
ジェフユナイテッド市原・千葉リザーブズ所属、竹田忠嗣選手がファジアーノ岡山に移籍することとなりましたのでお知らせいたします。

会長、移籍ですか…。
ジュニアユースからジェフ一筋。アマルの時にトップチームのベンチに座るところまでは行ったけど、結局試合に出ることは適いませんでした。学業と両立しつつ、リザーブズで大活躍。攻めて良し、守って良し、CHとCBをどちらも高いレベルでこなし、SBやSHも出来るポリバレンスも持ち合わせた貴重な中核選手でしたが…。正直、リザーブズにとっては非常に痛い移籍です。

ファジアーノ岡山はJ2昇格が完全に視野に入っている好チーム(現在JFL3位)。経営体制も今の社長さんが来てからしっかりしているし、サポーターも熱い。このままリザーブズに留まっているよりも、彼のキャリアにとってきっと大きなプラスになると思います。その意味では、いいチームへの移籍が実現したのではないかと…。
寂しくなるけど、新天地で頑張って下さい! いつかJ1の舞台で会いましょう!

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先日トップ昇格を果たしたノリには、会長の分も背負ってJ1のピッチに立って欲しいぜ…。智や小沼や太郎の魂も含め、背負うものがたくさんで大変だとは思うけど。