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2008/09/01のBlog
[ 14:38 ]
[ 大道理 ]
むかし、ある男が寒気がして咳がでるので医者に行った。医者は;「ばい菌に侵されている、放っておくと死ぬぞ!」と脅した。男は恐くなり、すぐに100金を払って薬を頼んだ。
医者は男に「ばい菌をやっつける薬」を与え、これで胃腸と腎臓、それに皮膚に巣くうばい菌をやっつける。決して美味い物は食べるな!」と言って薬をわたした。
ところが一ヶ月を過ぎても治らず、熱が出るはあちこち痛むはで、かえって百病が起き、体力がそがれ本当の病人になってしまった。
男はたまらず別の医者に行った。今度の医者は「内熱病」だと言い、100金を渡すと「熱退治の薬」をくれた。
すると、次の日から毎日下痢や嘔吐がつづき、飯など食える状態ではなかった。男はそれでも辛抱して薬を飲み続けたが、目まいがして立てなくなりもう死ぬかと思った。
わらをもつかむ思いで三回目に診てもらった医者も効果がなく、いよいよ死ぬか!とあきらめた。
そんな時、田舎のおじいさんが見舞いに来て;「これは薬物中毒だ、へぼ医者め!薬など全部捨ててしまえ!」と怒った。
おじいさんが言うには;「人間は元々元気であるようにできているのだ。なのにやれ薬だ、なんだかんだと言い立てて貧乏人から小金を掠めている。
体の中で薬同士が戦争をおっぱじめているのだ!」と言い、しばらく何もせず休んでいなさい、その内に自然に元通りに回復するよ、安心せい。と言って帰っていった。
男は美味しい物を食べ、好きな事をして一ヶ月余り過ごしているうちに、我知らぬ間に元の元気な体に戻っていた。
{薬は絶対飲むな!とか健康診断など受けるな!など過激な発言で人気を博す有名な免疫学者の顔が浮かぶ故事ではある}
{小故事中的大道理}より
医者は男に「ばい菌をやっつける薬」を与え、これで胃腸と腎臓、それに皮膚に巣くうばい菌をやっつける。決して美味い物は食べるな!」と言って薬をわたした。
ところが一ヶ月を過ぎても治らず、熱が出るはあちこち痛むはで、かえって百病が起き、体力がそがれ本当の病人になってしまった。
男はたまらず別の医者に行った。今度の医者は「内熱病」だと言い、100金を渡すと「熱退治の薬」をくれた。
すると、次の日から毎日下痢や嘔吐がつづき、飯など食える状態ではなかった。男はそれでも辛抱して薬を飲み続けたが、目まいがして立てなくなりもう死ぬかと思った。
わらをもつかむ思いで三回目に診てもらった医者も効果がなく、いよいよ死ぬか!とあきらめた。
そんな時、田舎のおじいさんが見舞いに来て;「これは薬物中毒だ、へぼ医者め!薬など全部捨ててしまえ!」と怒った。
おじいさんが言うには;「人間は元々元気であるようにできているのだ。なのにやれ薬だ、なんだかんだと言い立てて貧乏人から小金を掠めている。
体の中で薬同士が戦争をおっぱじめているのだ!」と言い、しばらく何もせず休んでいなさい、その内に自然に元通りに回復するよ、安心せい。と言って帰っていった。
男は美味しい物を食べ、好きな事をして一ヶ月余り過ごしているうちに、我知らぬ間に元の元気な体に戻っていた。
{薬は絶対飲むな!とか健康診断など受けるな!など過激な発言で人気を博す有名な免疫学者の顔が浮かぶ故事ではある}
{小故事中的大道理}より
2008/08/27のBlog
[ 14:21 ]
[ 中国故事 ]
国王は成長するにつれ大変な肥満体になり、しかも毎日どんどん肥えていくしまつ。人から肥えると健康によくないと聞いていたので憂鬱で悶々とした日々を過ごしていた。
国王は思いついて全国の名医を招集し、速やかに痩せられるように厳命した。でも名医たちはあらゆる努力をしたがどうにもならならなった。
ある日、遠方から一人の医者が国王に会いにやってきた。
医者;「陛下、肥満症なんか治す必要なんかありませんよ!」
国王;「何故だ?」
医者;「何故なら私が看たところ、陛下はあと40日しか生きられませんよ!痩せるなんて忘れて残りの人生を楽しく過ごされてはいかがです」
国王はむろん信じず腹を立て:「こやつを牢にぶち込め、もし40日後にまだ生きておれば斬首に処す」と叫んだ。
とは言っても国王は40日の命と思うと不安にさいなまれ、気分が沈痛で何も手につかず、食欲もなく、毎日ただ死神の現れる恐怖に怯えていた。
ようやく40日が経った。国王は死ななかった。例の医者を牢から引きずり出し、ここぞとばかり医者の不実を責めた。
国王;「斬首の前に言う事があるか!」
医者;「陛下、貴方は死ななかったでしょう。でも、随分お痩せになりましたね!これは私の策略です、成功しましたね!」
国王はこの時、はっと悟り医者に多大の恩賞を与え釈放した。
国王は思いついて全国の名医を招集し、速やかに痩せられるように厳命した。でも名医たちはあらゆる努力をしたがどうにもならならなった。
ある日、遠方から一人の医者が国王に会いにやってきた。
医者;「陛下、肥満症なんか治す必要なんかありませんよ!」
国王;「何故だ?」
医者;「何故なら私が看たところ、陛下はあと40日しか生きられませんよ!痩せるなんて忘れて残りの人生を楽しく過ごされてはいかがです」
国王はむろん信じず腹を立て:「こやつを牢にぶち込め、もし40日後にまだ生きておれば斬首に処す」と叫んだ。
とは言っても国王は40日の命と思うと不安にさいなまれ、気分が沈痛で何も手につかず、食欲もなく、毎日ただ死神の現れる恐怖に怯えていた。
ようやく40日が経った。国王は死ななかった。例の医者を牢から引きずり出し、ここぞとばかり医者の不実を責めた。
国王;「斬首の前に言う事があるか!」
医者;「陛下、貴方は死ななかったでしょう。でも、随分お痩せになりましたね!これは私の策略です、成功しましたね!」
国王はこの時、はっと悟り医者に多大の恩賞を与え釈放した。
2008/08/26のBlog
[ 10:03 ]
[ パソコン ]
立ち上がり時シャットダウンする現象は今日も起きた。先日からの様子を見ているとどうやら湿気が影響しているらしい。
室内温度は26度だが、これでも落ちたので、クーラーを除湿にしてしばらくしてスイッチオンすると正常に立ち上がった。
この夏、暑いときはクーラーをつけていたので正常だったが、ここ数日涼しく気温が下がったのでクーラーなしで起動させたので落ちたようである。
このパソコンは古いので湿気に弱くなっているみたい。秋になったら腹を開けて掃除や点検をせねばならん。
室内温度は26度だが、これでも落ちたので、クーラーを除湿にしてしばらくしてスイッチオンすると正常に立ち上がった。
この夏、暑いときはクーラーをつけていたので正常だったが、ここ数日涼しく気温が下がったのでクーラーなしで起動させたので落ちたようである。
このパソコンは古いので湿気に弱くなっているみたい。秋になったら腹を開けて掃除や点検をせねばならん。
2008/08/25のBlog
[ 15:19 ]
[ 家庭菜園 ]
涼しくなったので畑仕事がはかどる。この涼しい間に四本の畝をたてた。
今日はキャベツとプロッコリーの苗が大きくなっていたので畝に植えつけ、活着するまで寒冷紗をかけた。
寒冷紗をかけると涼しいのでカエル達が大勢いり込み、出られなくなって毎年困っているので今年は慈悲の心を発して寒冷紗のすそを少し開けておいた。(積善の家に余慶あり)を期待したい?!
今日はキャベツとプロッコリーの苗が大きくなっていたので畝に植えつけ、活着するまで寒冷紗をかけた。
寒冷紗をかけると涼しいのでカエル達が大勢いり込み、出られなくなって毎年困っているので今年は慈悲の心を発して寒冷紗のすそを少し開けておいた。(積善の家に余慶あり)を期待したい?!
[ 15:04 ]
[ パソコン ]
ここ二三日前から、電源を入れて立ち上げている最中に突然シャットダウンする現象がたびたびある。あちこちガチャガチャといじっていると何故か直る。
今日はきつかった。いろいろ試したが直らず途方にくれた。セーフモードをいらいたおしていると何故かフアイルチェックが始まり、終ると正常に復帰した。やれやれ。
ウイルスチェックは済んでいるし。windowsのsp3が知らぬ間にインストールされているのか?これはとかくトラブルがあると聞いているので・・・、まさか?
次に立ち上げる時ははたしてうまく行くのかお楽しみってとこ?!
今日はきつかった。いろいろ試したが直らず途方にくれた。セーフモードをいらいたおしていると何故かフアイルチェックが始まり、終ると正常に復帰した。やれやれ。
ウイルスチェックは済んでいるし。windowsのsp3が知らぬ間にインストールされているのか?これはとかくトラブルがあると聞いているので・・・、まさか?
次に立ち上げる時ははたしてうまく行くのかお楽しみってとこ?!
2008/08/23のBlog
[ 14:17 ]
[ 中国古典ノート ]
遥かな昔、東海の宮殿に大きな扶桑の樹があった。この扶桑の樹に10個の太陽が住んでいた。彼らは共に優秀な天帝の子供達であった。
彼らは天帝の命により毎日かわるがわる1個づつ入れ替わり天空にのぼり世界を明るく照らしていた。
ある時、天帝の命を不服とし一同10個がそろって天空に遊びに出、戻ってこなかった。10個の太陽の激烈な陽光にさらされた地上では、草木が枯れ水は干され、土や石までもが砕ける激しさだった。
人々は耐え難く、天を見上げ天帝に救いを乞うた。天帝はすぐさま弓名人の天神である{ゲイ}に彼らを射落とせと命じた。
{ゲイ}は;「帰って来なければ射落とすぞ」と言ったが誰も従わないので次々と射落とし、最後の一つになった時、人々は一つだけ残しておいてくれと頼んだのでようやく以前の爽やかで穏かな地球に戻った。人々は地球を救った{ゲイ}を讃え英雄に祭り上げた。
{屈原(楚辞の天向)}より
この話にはつづきがあり、それは……
英雄に祭り上げられた{ゲイ}は次第に傲慢になり、手をつくして不老長寿の薬を手に入れた。{ゲイ}の妻である嫦娥は美人で好奇心の強い女性であった。
嫦娥;「これ、なんの薬?」と{ゲイ}にきいた。
ゲイ;「不老長寿の薬だ!二つに割って二回に分けて飲むんだ。もし間違って一度に飲んだら天空に飛び去って帰ってこれないのだよ」と言った。
その晩、嫦娥は{ゲイ}の言葉を疑い不信に思い全部を一度に飲んでしまった。すると嫦娥の体はゆらゆらと天空にのぼり、月に向かって去っていった。
月についた嫦娥は冷涼で何もなく、とても寂しくて薬を飲んだことを後悔したがどうにもならなかった。こうして彼女は月の仙女と言われ、人々からは{嫦娥}とは月の別名として呼ばれ、後々まで地球の人達に愛されたのだった。
{準南子の覧冥訓}より
彼らは天帝の命により毎日かわるがわる1個づつ入れ替わり天空にのぼり世界を明るく照らしていた。
ある時、天帝の命を不服とし一同10個がそろって天空に遊びに出、戻ってこなかった。10個の太陽の激烈な陽光にさらされた地上では、草木が枯れ水は干され、土や石までもが砕ける激しさだった。
人々は耐え難く、天を見上げ天帝に救いを乞うた。天帝はすぐさま弓名人の天神である{ゲイ}に彼らを射落とせと命じた。
{ゲイ}は;「帰って来なければ射落とすぞ」と言ったが誰も従わないので次々と射落とし、最後の一つになった時、人々は一つだけ残しておいてくれと頼んだのでようやく以前の爽やかで穏かな地球に戻った。人々は地球を救った{ゲイ}を讃え英雄に祭り上げた。
{屈原(楚辞の天向)}より
この話にはつづきがあり、それは……
英雄に祭り上げられた{ゲイ}は次第に傲慢になり、手をつくして不老長寿の薬を手に入れた。{ゲイ}の妻である嫦娥は美人で好奇心の強い女性であった。
嫦娥;「これ、なんの薬?」と{ゲイ}にきいた。
ゲイ;「不老長寿の薬だ!二つに割って二回に分けて飲むんだ。もし間違って一度に飲んだら天空に飛び去って帰ってこれないのだよ」と言った。
その晩、嫦娥は{ゲイ}の言葉を疑い不信に思い全部を一度に飲んでしまった。すると嫦娥の体はゆらゆらと天空にのぼり、月に向かって去っていった。
月についた嫦娥は冷涼で何もなく、とても寂しくて薬を飲んだことを後悔したがどうにもならなかった。こうして彼女は月の仙女と言われ、人々からは{嫦娥}とは月の別名として呼ばれ、後々まで地球の人達に愛されたのだった。
{準南子の覧冥訓}より
2008/08/21のBlog
[ 15:15 ]
[ 大道理 ]
艾子が引っ越して来た村の多くの人達はまじめだが粗野で無知でもあった。
ある時、艾子が聞くともなく聞いていると、一人の男が別の一人に;「わしと艾子のような元公卿さんも、同じように天から人として生を受けているのにどうしてあの人達は賢くて智恵があるんだろうか?」
別の一人;「そりゃそうさ、彼らは毎日肉ばかり食っているからあのように智恵が湧くんだよ。それに引きかえ我々はどうだ、毎日牛や馬なみのろくなものしか食ってないじゃないか。だから智恵が欠乏してるんだよ」
数日が経って艾子は又彼らの会話を聞いた;「あれ以後わしはかあちゃんに贅沢だと怒られながら肉を食ったよ。すると頭がすっきりして智恵がついただけでなく、見聞きする物の道理が分かるようになってきたんだ」とその中の一人が言った。
別の一人;「わしも肉を食ったよ。すると人が前に向かって歩くととても楽に歩け、後ろ向きに歩くとうまく歩けない道理が分かったよ」
又、別の一人「わしも食ったよ、すると人の鼻の穴が下向きに開いている意味が分かったよ、もし上向きなら雨水が入ってきて苦しいもんだよね!」
彼らはお互いに智恵がついたことを讃えあって喜んだ。
艾子は;「ああ、肉を食った智恵ってただこれしきの事かと慨嘆した。」
{利口さや智恵は主として自分の努力や鍛錬に拠り、また学習や修養によって養われるものである。今の世でもベストセラーのハウツー物が人々に弄ばれる風潮は、これらの村人達と五十歩百歩であろうか?}
{小故事中的大道理}より
ある時、艾子が聞くともなく聞いていると、一人の男が別の一人に;「わしと艾子のような元公卿さんも、同じように天から人として生を受けているのにどうしてあの人達は賢くて智恵があるんだろうか?」
別の一人;「そりゃそうさ、彼らは毎日肉ばかり食っているからあのように智恵が湧くんだよ。それに引きかえ我々はどうだ、毎日牛や馬なみのろくなものしか食ってないじゃないか。だから智恵が欠乏してるんだよ」
数日が経って艾子は又彼らの会話を聞いた;「あれ以後わしはかあちゃんに贅沢だと怒られながら肉を食ったよ。すると頭がすっきりして智恵がついただけでなく、見聞きする物の道理が分かるようになってきたんだ」とその中の一人が言った。
別の一人;「わしも肉を食ったよ。すると人が前に向かって歩くととても楽に歩け、後ろ向きに歩くとうまく歩けない道理が分かったよ」
又、別の一人「わしも食ったよ、すると人の鼻の穴が下向きに開いている意味が分かったよ、もし上向きなら雨水が入ってきて苦しいもんだよね!」
彼らはお互いに智恵がついたことを讃えあって喜んだ。
艾子は;「ああ、肉を食った智恵ってただこれしきの事かと慨嘆した。」
{利口さや智恵は主として自分の努力や鍛錬に拠り、また学習や修養によって養われるものである。今の世でもベストセラーのハウツー物が人々に弄ばれる風潮は、これらの村人達と五十歩百歩であろうか?}
{小故事中的大道理}より
2008/08/18のBlog
[ 19:55 ]
[ 家庭菜園 ]
今日から菜園は秋作モードに変わる。先ずとっかかりは九条ネギの干し苗とわけぎの種球を植え付けた。キャベツとプロッコリーの植苗は順調に育っている。
夏野菜で残っているのはとても生育の良いなすび、暑さで硬い実のトウガラシ、よれよれの二番手キュウリ。それに中国野菜のオクラ、ツルムラサキとゴーヤ。周年栽培にチャレンジしている三番手まであるニンジンと硬くて食べがたい細ネギくらい。他にサツマイモがあった。
これから8月下旬までに多くの畝立てをしなければならない。1年中で一番つらい畑仕事の時期だ。無理せず少しづつやっていきたものだ。
夏野菜で残っているのはとても生育の良いなすび、暑さで硬い実のトウガラシ、よれよれの二番手キュウリ。それに中国野菜のオクラ、ツルムラサキとゴーヤ。周年栽培にチャレンジしている三番手まであるニンジンと硬くて食べがたい細ネギくらい。他にサツマイモがあった。
これから8月下旬までに多くの畝立てをしなければならない。1年中で一番つらい畑仕事の時期だ。無理せず少しづつやっていきたものだ。
2008/08/16のBlog
[ 17:44 ]
[ 中国作文集から ]
三月九日、お父さん来校;十六日来校、二十三日来校、今日、三月二十七日も又50里の山道を越えてやってきました。
学校は家から50里も遠くにあり、二つの大きな山を越えてきます。それで僕はそんな遠い道を到底帰る気がしません。僕はどうしても真面目に勉強せず、学校の規則も守らないのでお父さんは大変心配して毎週僕の様子を見るため学校へやってきます。
その時のお父さんはせむしのように背を曲げ、目一杯に優しさと疲労困ぱいの様子を浮かべて僕を見ますが、僕はぶっきらぼうに又来たかと冷淡な態度で迎えていました。
三月九日土曜日の午後、僕は例によって友人達と明日街へ映画を見に行こうと相談していた時、お父さんがやってきました。そして「明日の日曜日はお母さんの誕生日なので帰っておいで」と言いました。僕は映画を見に行けなくなるので、正直悪い時に来てくれたものだとお父さんを恨みました。それに家に帰ったところで美味しいものを食べられるわけでもなし、その上あのまずくて食べ飽きた瓶詰めの豆腐を持ち帰らされるに決まっている。
「明日は補習授業がある」。このうそはもう何回目だろう。お父さんは只黙って暗然とした目を残し、50里の山道を黙々と帰っていきました。
今日、お父さんは学費や食費を持ってやってきました。こんなに遠い山道を大変な苦労を重ねながら僕に安心して勉強してもらうためです。本当に大変な苦労をさせてしまいました。
お父さんは靴を修理する職人です。いつもその修理代である一分銭、一角銭を沢山集めて校門まで持ってきて僕にくれます。僕はとうとう我慢ができず「お父さん、いつもこんなに古くて小銭ばかりで、先生は数えるのにうんざりしています!」と言いました。お父さんは、ちょっと口ごもりながら、今度からちゃんとしたお金にして持ってくると言い、済まなそうに黙りました。そして周りを見回し「あの店で両替してくるから一緒に行こう」と言いました。
せむしのように体を曲げながらお父さんは小さな店に入り、満面に愛想笑いをしながら「大将、お忙しいのにすみませんがこの小銭を大きい札に変えてもらえないでしょうか?」と言い、膏薬だらけの手をボケットに突っ込み、大量の汚くて古い小銭をカウンターの上に積み上げました。
大将は一分銭、一角銭を時間をかけて勘定し、およそ20元のお札に換えてくれました。僕はお父さんがお金を数えている顔をぼんやりと見ていました。この一分銭、一角銭が集まって毎学期百元余りの学費となり、この一分銭一角銭が集まって毎月三、四十元の食費となる。しかし、僕はいつも無駄遣いばかりして、お父さんの苦労を思いやる事をしなかった。
今日、思いがけずお父さんの膏薬だらけの手を見て、どれだけの靴を修理し、身を屈めて仕事をするのでせむしのような体になり、小銭を稼いできたのかに、初めて気がついて胸が痛みました。
半年前、僕がこの学校に入学する時、お父さんは大喜びで、そのせむしのような曲がった体で、大きな荷物を天秤棒で担いで、この遠い遠い山道を運んで来てくれました。僕か試験の時カンニングをし、お父さんが学校に呼びつけられた時、お父さんはそれでも僕に罵声を浴びせたり、殴ったりはしないでいつも穏やかな顔をして注意し、教え諭しました。
この四ヶ月、毎日曜日、山を越えてやってきては繰り返し言い聞かせ、教え諭しました。でも、今日はじめてお父さんの苦労とお父さんの大きな愛を感じました。あの大将から両替したお金をお父さんから受け取った時、僕は涙がでてきてどうにもなりませんでした。
僕はつかえ、つかえながら「お父さん、僕・・・これから真面目に・・・勉強・・・、どうか安心して・・・もう来なくても自分でやっていけるから」。お父さんはこっくりとうなずき、黙々とあの遠い遠い山道を帰っていきました。
(中国、中学生の作文集から) {中国の50里は日本の25km}
学校は家から50里も遠くにあり、二つの大きな山を越えてきます。それで僕はそんな遠い道を到底帰る気がしません。僕はどうしても真面目に勉強せず、学校の規則も守らないのでお父さんは大変心配して毎週僕の様子を見るため学校へやってきます。
その時のお父さんはせむしのように背を曲げ、目一杯に優しさと疲労困ぱいの様子を浮かべて僕を見ますが、僕はぶっきらぼうに又来たかと冷淡な態度で迎えていました。
三月九日土曜日の午後、僕は例によって友人達と明日街へ映画を見に行こうと相談していた時、お父さんがやってきました。そして「明日の日曜日はお母さんの誕生日なので帰っておいで」と言いました。僕は映画を見に行けなくなるので、正直悪い時に来てくれたものだとお父さんを恨みました。それに家に帰ったところで美味しいものを食べられるわけでもなし、その上あのまずくて食べ飽きた瓶詰めの豆腐を持ち帰らされるに決まっている。
「明日は補習授業がある」。このうそはもう何回目だろう。お父さんは只黙って暗然とした目を残し、50里の山道を黙々と帰っていきました。
今日、お父さんは学費や食費を持ってやってきました。こんなに遠い山道を大変な苦労を重ねながら僕に安心して勉強してもらうためです。本当に大変な苦労をさせてしまいました。
お父さんは靴を修理する職人です。いつもその修理代である一分銭、一角銭を沢山集めて校門まで持ってきて僕にくれます。僕はとうとう我慢ができず「お父さん、いつもこんなに古くて小銭ばかりで、先生は数えるのにうんざりしています!」と言いました。お父さんは、ちょっと口ごもりながら、今度からちゃんとしたお金にして持ってくると言い、済まなそうに黙りました。そして周りを見回し「あの店で両替してくるから一緒に行こう」と言いました。
せむしのように体を曲げながらお父さんは小さな店に入り、満面に愛想笑いをしながら「大将、お忙しいのにすみませんがこの小銭を大きい札に変えてもらえないでしょうか?」と言い、膏薬だらけの手をボケットに突っ込み、大量の汚くて古い小銭をカウンターの上に積み上げました。
大将は一分銭、一角銭を時間をかけて勘定し、およそ20元のお札に換えてくれました。僕はお父さんがお金を数えている顔をぼんやりと見ていました。この一分銭、一角銭が集まって毎学期百元余りの学費となり、この一分銭一角銭が集まって毎月三、四十元の食費となる。しかし、僕はいつも無駄遣いばかりして、お父さんの苦労を思いやる事をしなかった。
今日、思いがけずお父さんの膏薬だらけの手を見て、どれだけの靴を修理し、身を屈めて仕事をするのでせむしのような体になり、小銭を稼いできたのかに、初めて気がついて胸が痛みました。
半年前、僕がこの学校に入学する時、お父さんは大喜びで、そのせむしのような曲がった体で、大きな荷物を天秤棒で担いで、この遠い遠い山道を運んで来てくれました。僕か試験の時カンニングをし、お父さんが学校に呼びつけられた時、お父さんはそれでも僕に罵声を浴びせたり、殴ったりはしないでいつも穏やかな顔をして注意し、教え諭しました。
この四ヶ月、毎日曜日、山を越えてやってきては繰り返し言い聞かせ、教え諭しました。でも、今日はじめてお父さんの苦労とお父さんの大きな愛を感じました。あの大将から両替したお金をお父さんから受け取った時、僕は涙がでてきてどうにもなりませんでした。
僕はつかえ、つかえながら「お父さん、僕・・・これから真面目に・・・勉強・・・、どうか安心して・・・もう来なくても自分でやっていけるから」。お父さんはこっくりとうなずき、黙々とあの遠い遠い山道を帰っていきました。
(中国、中学生の作文集から) {中国の50里は日本の25km}
2008/08/15のBlog
[ 16:46 ]
[ 中国作文集から ]
子豚は危うい所で屠殺人の手から逃れた。いつもエサをくれ、可愛がってくれていたママがどうしてなのか私を見捨てたのだ。この世はなんて薄情で醜悪なのだろう。愛なんてちっとも無いのだ!
さっと一陣の風が吹き;「子豚さん、そんなにしょげた顔をして一体どうしたの?」と風のママが声をかけた。
子豚;「この世は愛や信頼など無く、何が{この世の至る所に愛が満ち満ちている}だ。よく言うよ!
風のママ;「そんなことないわよ、私と一緒に愛を捜しに行こうよ」
二人は浜辺にやってきた。
風のママ;「ほらごらん、小魚たちが岸の上で飛び跳ねているよ」
子豚:「小魚たちは水が無くて殺されるんだ。海のママは何て残酷なのだろう」と悲しげな顔をした。
風のママ;「そうじゃないよ、海のママが遊ばせているんだよ。毎日海の中ばっかりじゃつまらないからね」その時大きな波がやってきて小魚たちは海に帰り、また次の波で岸に上がって嬉々と遊んだ。
風のママ;「ほらね、見た?これが海のママの愛なのよ」
次に二人は森にやってきた。
風のママ;「ほら、落葉を見て!黄色のじゅうたんみたいにふかふかしているね。
子豚は一片の落葉を拾い;「可哀相な落葉だよ、樹のママに捨てられたのだ!」
風のママ;「これは{落葉帰根}といって秋に葉を落とし冬の間に養分を溜め、又寒さから根を守り、春になったら根脈に栄養を与え子供たちの葉を生み育てるのよ。これが樹のママの愛なのよ」とほほ笑んだ。
次に二人は花壇にやってきた。
おじさんが大きなはさみで枝の剪定をしていた。子豚は急においおい泣き出し;「見て、小枝が殺されているよ!早く助けてあげて!」
風のママは笑って;「そうじゃないよ、新しい勢いの強い子供の芽を生み出す花樹のお手伝いをしているのよ。これが花樹のママの愛でもあり、又人類の大自然に対する愛とも言えるのよ」
風のママ;「愛はいつも身近にあり、与えたり貰ったりしていても感じないほど満ち満ちているものよ。だからこの世は美しいの!」と言ってほほ笑みながらどこかへ去っていった。
ただ一人残された子豚は、いつまでもそこにたたずみ、遠くの空を見上げてただただ何かを考えているふうだった。
{中国、雲南省中学一年生の作文より}
さっと一陣の風が吹き;「子豚さん、そんなにしょげた顔をして一体どうしたの?」と風のママが声をかけた。
子豚;「この世は愛や信頼など無く、何が{この世の至る所に愛が満ち満ちている}だ。よく言うよ!
風のママ;「そんなことないわよ、私と一緒に愛を捜しに行こうよ」
二人は浜辺にやってきた。
風のママ;「ほらごらん、小魚たちが岸の上で飛び跳ねているよ」
子豚:「小魚たちは水が無くて殺されるんだ。海のママは何て残酷なのだろう」と悲しげな顔をした。
風のママ;「そうじゃないよ、海のママが遊ばせているんだよ。毎日海の中ばっかりじゃつまらないからね」その時大きな波がやってきて小魚たちは海に帰り、また次の波で岸に上がって嬉々と遊んだ。
風のママ;「ほらね、見た?これが海のママの愛なのよ」
次に二人は森にやってきた。
風のママ;「ほら、落葉を見て!黄色のじゅうたんみたいにふかふかしているね。
子豚は一片の落葉を拾い;「可哀相な落葉だよ、樹のママに捨てられたのだ!」
風のママ;「これは{落葉帰根}といって秋に葉を落とし冬の間に養分を溜め、又寒さから根を守り、春になったら根脈に栄養を与え子供たちの葉を生み育てるのよ。これが樹のママの愛なのよ」とほほ笑んだ。
次に二人は花壇にやってきた。
おじさんが大きなはさみで枝の剪定をしていた。子豚は急においおい泣き出し;「見て、小枝が殺されているよ!早く助けてあげて!」
風のママは笑って;「そうじゃないよ、新しい勢いの強い子供の芽を生み出す花樹のお手伝いをしているのよ。これが花樹のママの愛でもあり、又人類の大自然に対する愛とも言えるのよ」
風のママ;「愛はいつも身近にあり、与えたり貰ったりしていても感じないほど満ち満ちているものよ。だからこの世は美しいの!」と言ってほほ笑みながらどこかへ去っていった。
ただ一人残された子豚は、いつまでもそこにたたずみ、遠くの空を見上げてただただ何かを考えているふうだった。
{中国、雲南省中学一年生の作文より}