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MUSIC THERAPY
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2004/12/07のBlog
ある程度ドラムをかじった人や濃いプログレ者からは、8ビートがヘタとかスタジオ盤なのにリズムがヨレるとか、脳ミソ筋肉ドラミングだとか同じ大規模キット使ってるならニール・パートを見習えだとか、何かと蔑まれがちなカール。まあEmerson,Lake&Palmerというバンド自体、何かと深遠なイメージが求められるプログレッシヴ・ロックの中にあって、演奏はハードロック並みにカタルシス充満の体育会系ノリということで軽んじられる傾向にあるのだが。

確かにカール・パーマーは8ビートがヘタだ。クリックを聴かないとリズムが安定しないし、サイモン・フィリップスのようにクリックに合わせながらもその前後にタイミングをコントロールするような器用な芸当も出来ないので硬いノリになってしまう。しかし、クリックに合わせたジャストな音楽だけがいいと誰が決めたのだろうか。グルーヴ重視の人もいれば、クラシックのスコアのようにパターンやフレーズを組み合わせていく構築型の人もいるし、ドラマーにもいろんな人がいてもいいと私は思う。それは音楽が決めることだろう。
ロックにまだ様式というものが存在しなかった時代に、メンバー間で激しい火花を散らしながら、無限の可能性にトライし続けたEL&P時代において、確かにカールは眩い輝きを放っていた。

<音楽性>
元々はバディ・リッチやルイ・ベルソンらをアイドルとしており、グリップはレギュラーグリップ。ドラミングスタイルはやはりリッチの影響が濃く、アトミック・ルースターやEL&Pでは細かいロールを多用。とにかく手はよく動く。ルーディメンツも修錬しており、ドラムソロでは必ずスネアでのルーディメンタルソロを行うが、通常のドラミングの中ではパラディドルを多用。また、クラシックのパーカッションの学位も修めており、EL&Pではティンパニやベル等を組み込んだドラムキットを使用していた。

<ドラムキット>
EL&P時代は主にシングルバスに多数のメロタムをセットし、クラシック音楽をモチーフに改題・発展させていくことが多いEL&Pの音楽をメロディックに構築していった。ASIA時代からはタムの数も減り、2バスに。現在では2タム・2フロア・2バスというセッティングがメインとなっている。背後のゴング×2はそのまま。

<ドラムソロ>
彼の最大の魅力はそのエネルギッシュなドラムソロにある。パターンは30年間殆ど変わらず、違いは時代によって音がトリガーされてる程度。バディ・リッチスタイルの早打ちを一しきりキメた後、スティック投げ⇒シンバルソロ(クロススティッキング)⇒2バス連打しながら上着脱いで裸に⇒タンバリンを持ち出し観客とコールアンドレスポンス⇒2バス連打しながらデカいバチを取り出しドラを乱打⇒ドラム台回転⇒スネアソロ⇒だんだん速くなっていき最後は大爆発!というのが基本的な構成。
92年の来日時にはタンバリンまでトリガーしていて笑えた・・・

<その他>
ドラム台が動く仕掛けはいち早くやっていて、KISSのピーター・クリスや後のトミー・リーや樋口宗孝に続く流れを作った。これはキース・エマーソンの回転するピアノに対抗して生まれたものだが。ドラムにピックアップをつけてムーグシンセサイザーの音源を鳴らすといった今のトリガーのハシリみたいなこともやっていた。(ビリー・コブハムも後の76年にクインシー・ジョーンズのアルバムで同様の「ムーグソロ」をやっていたが)まあ、これもキースのモジュラーシステムに対抗して目立つために始めたのだが。動機は不純だが、70年代前半に既に現在に通じる様々な試みを行っていたのだ。またスティック飛ばしも得意技で、普通に投げるだけでなく背面に飛ばして前でキャッチしているが、これはかなりの高難度技で、成功率が高いことからきっと一人で相当練習しているに違いない。

カールの魅力はやはり動いているところを観ないと分からないので、下記2作品をオススメ。

①『Live in Montreal/EL&P』 77年にフルオーケストラを帯同して行われたが、巨額の赤字を抱え敢えなく中止されてしまった伝説のツアーの模様を収めたDVD。まさにド迫力。バンドも脂の乗り切った時期であり、特にドラマーとして大きく成長したカールは一つの到達点とも言える素晴らしいパフォーマンスを披露。ド派手なドラムキットを縦横無尽に叩きまくる姿はカッコいい!
②『Live in Moscow/ASIA』 再結成後、ロシアライブが流行っていたペレストロイカでグラスノスチな90年のライブの模様で、DVDで再発されたばかり。カールは近藤正臣みたいなルックスだが、バディ・リッチばりの超高速ロングドラム・ソロをブチかましてくれる。やっぱり凄い。もちろん普通の8ビートではハシるいやもとい疾走するスリリングなビートが堪能できる。
98年のEL&P活動再停止後は、ジョン・ウェットンとの新バンドQuangoを経てドラムクリニック、そして自らのバンドカール・パーマー・バンドを結成して今なお精力的な活動を続けており、日本発売され好調なセールスを記録した「Working Live Vol.1」に続き、この度vol.2がリリースされる。シンプルなギタートリオ編成だが、EL&P時代のナンバーを取り上げ水を得た魚のように叩きまくるカールの姿がそこにはある。
2004/12/06のBlog
今や世界トップクラスのドラマーとしてその地位を不動のものとしているサイモン・フィリップス。これまでは、「世界一のセッション・ドラマー」として知る人ぞ知る存在であった。 ‘70年代中期から十代でセッション・ドラマーとしてのキャリアをスタートさせ、フィル・マンザネライーノの「801ライヴ」で衝撃のプレイを披露。その後数々の名盤に参加し、ブリティッシュ・ロック界になくてはならない存在となった。また時代によってジャック・ブルースジェフ・ベックマイク・オールドフィールドピート・タウンジェントミック・ジャガーといった大物たちの片腕となり注目を集めた。

サイモンの歴史はすなわちブリティッシュ・ロックの歴史でもある。彼の熱心なファンとして彼の足跡を辿っていくうちに、私はいつしか魅惑的なブリティッシュロックの地下水脈を掘り当てていた。

‘90年代に入ってからはアメリカに活動の拠点を移し、それまでのセッションワークに加えてTOTOのパーマネントメンバーとしての活動、ソロ活動、プロデュース活動とますます活躍の領域を広げるようになる。 3rdソロ作「Another Lifetime」を引っさげて実現したサイモン・フィリップスの来日公演では、会場は満員大入りで、サイモンが単なるドラマーとしてではなく、ソロ・アーティストとして広く認知されてきたことを実感させた。それだけでなく、同アルバムが各音楽誌で絶賛を浴び、ジャズ・フュージョン界においてもスティーヴ・ガッドを継ぐ存在としてデニス・チェンバースらとともに頭角を現しつつある。

この特集では、単に1ドラマーの紹介というワクを超えて、彼の全セッション・ワークを紹介しながら、巨大な音楽迷路を旅して行きたいと考えている。


・・・うーむ、大風呂敷。
2004/12/05のBlog
[ 21:28 ] [ バンド活動 ]
ワタシが参加しているバンド『愛の奴隷』のリハーサルがありました。

愛の奴隷は、こちらの記事でも書いていますが、「西城秀樹のスピリットを現代に継承し、そこに持てるテクニックと音数を過剰なまでに詰め込むことを身上とするするミクスチャーHRバンド」(メンバー談)で、結成15年を誇るバンドです。

今回のライブでは、今まで郷ひろみなどに浮気したことはあったものの一度も沢田研二に手を出したことがなかったんですが、15年の封印を破って遂にジュリーの曲を取り上げることに。

今日は、ノーマルな神保明系オールラウンド系セッティング。腰が治っていないのでシンバル類は持ってこれず残念。

スネアはPearl Zシリーズの8プライスネア。スコーンという音抜けと音圧のスゴい優れものです。壮絶な音量と音数が求められるこのバンドではマストです。

さて、ジュリーの曲は全般的にアレンジの凝った曲が多く、4人編成のバンドで再現するにはかなりの工夫が必要です。「サムライ」「ダーリング」あたりはただコピーしただけではスカスカになってしまうので全く違うアプローチが必要と痛感。逆に「勝手にしやがれ」「ストリッパー」あたりのシンプルな曲は割と自由にアプローチが可能なもの。

「勝手にしやがれ」は最近Bzの松本孝弘がソロアルバムで取り上げていてかなりカッコ良かったのですが、そのストレートなロック色を増したアレンジに311のチャド・セクストン的なファンクフィールを加味してみたらかなりハマって大満足。
「ストリッパー」では、最近の愛聴盤であるジェフ・ベックの2003年ツアーのオフィシャルブートライブアルバム(このアルバムはトンでもないです。必聴!)の中でテリー・ボジオがプレイしている「Freeway Jam」の感じを取り入れて、2バスシャッフルで合間にボジオ風のチャイナを使ったマシンガンフィルで攻撃的な感じにしてみました。

ジェフ・ベックといえば、2003年はボジオ、トニー・ハイマスとの"ギター・ショップ・トリオ"でツアーしてましたが、今年は何とヤン・ハマーと再びジョイントしてツアーしていました。86年のFLASH日本ツアー以来じゃないですかね。ロンドンでの還暦記念コンサートでのブートDVDを観ましたが、"ギタリストにキーボードでバトルを仕掛けずにいられない"超攻撃的キーボーディスト、ヤン・ハマーは健在!でした。勿論ベックの神業は言うことなし。

ところでこの『愛の奴隷』、何が苦労するってバンド名がバンド名なだけに、人前でなかなか言えないこと。スタジオを出た後ファミレスでミーティングをするんですが、大声で「次回ドレイどうする?」「やっぱドレイってさ~」などど言ってるのでたまにツラくなります・・・
2004/12/03のBlog
Judas Priestの80年代黄金期を支えた3代目ドラマーで、80年の「British Steel」から88年の「Ram It Down」まで参加。

前任のレス・ビンクスと違ってワンバスで、かといってIron Maidenのニコ・マクブレインやY&Tのレオナード・ヘイズのように手技足技やフィルインに特徴があるわけでもなく、ショットもこのジャンルのドラマーとしては強くない。じゃあビジュアルはどうかというと、ヒゲにサラサラヘアのダンディズムオヤジで、叩く際のアクションも無く淡々とプレイするなど、カナーリ地味なんである。ただ、当時のジューダスの音楽性には過不足ない落ち着いていてタイトなドラミングであったし、派手なフロントの3人とシブいバックのオジさんキャラ2人という組合せは、バンドとしてベストなバランスだったと思う。

しかしながらスラッシュメタルの登場によりメタルシーンは多様化・尖鋭化し、よりヘヴィなサウンドが主流となる中で、ジューダスもモデルチェンジの必要性に迫られていたが、オーセンティックなデイヴのスタイルは時代にそぐわなかったのか、89年に脱退。最後の方ではドラムマシンにその座を奪われていた 。

その後ジューダスは新ドラマーに現代的2バスプレイヤーのスコット・トラヴィスを迎え見事なモデルチェンジを果たし、名盤「Painkiller」を発表するが、一方でデイヴのニュースを聞くことはなかった。しかし何と先日デイヴが、17才の自宅レッスンの生徒の少年をおぼえが悪かったためにレイプしようとしたとして告訴され、強姦未遂1件と、強制わいせつ罪5件で有罪となったという衝撃のニュースが飛び込んできた。なんでも2002年の12月にその少年が両親に宛てて書いた手紙で、少年に性的おイタをはたらいていたということが明るみに出たということらしいが、どっひゃ~・・・・・ デイヴは自身バイセクシャルであることを認めたらしいが、まさかそんな犯罪を犯す人にはとても見えなかった。あの輝かしい黄金時代を知るだけに、田代まさし被告と同様かなりショックな事件だ。
彼の最大の個性はその独特の音作りとこれ以上無い位に大規模でド派手なドラムキットだ。その音作りは極めて個性的で、人によって好き嫌いが分かれるだろう。サミー・ヘイガー時代になって低音も強調されるようになってきたが、スネアはかなりのハイピッチにチューニングされて音は「コン、コン」という感じになっており、シャリシャリしたパイステシンバルのブライトな響きと相まって「軽い」音である。
私が初めてまともにアレックスが叩いている姿を観たのは、先日DVD再発された86年「5150」リリース後のツアーを収めた「Live Witout A Net」であるが、それまで私も「何か軽い音でイヤなドラムだな~」とネガティブな印象を持っていたが、まずエレドラからオクタバンに至るまでデリカシー無くずらり並べた多点セットにまず呆れ、次にドラムソロも長い割に単調で、クライマックスでシモンズのエレドラパッド1つでひたすらロールしながらドラム台がせり上がり、パイロがドカンドカン炸裂するというあまりにアホらしく短絡的な展開に、当時一緒に観ていた中学のクラスメートと共に笑い果て「このドラマーはイモだ」と私の中で評価を確定させてしまったのだった。

しかしながら月日は流れ、ドラムを始めてから冷静な耳で改めて聴くと、彼のやりたいことが理解できたのだ。王道のブリティッシュハードロックドラミングをベースとしながら、パーカッシヴなアプローチや独創的なリズムパターンの展開など、作品毎に常に新しい試みを提示してくる姿勢は素晴らしいし、それが今なお彼が注目を集める存在であり続ける理由だろう。最新ツアーでも相変わらずのロングドラムソロをかましているのはイカす!
2004/12/02のBlog
皆が知ってる超A級ランクのバンドにも、いるんです。A級に染まりきれない哀しき真性B級ドラマー達が。そんな彼らの生き様に心を打たれて欲しい・・・

当初の予定を変更して、このコーナーは何回かに分けてお伝えします。第一回はKISSのピーター・クリスです。


・ピーター・クリス(KISS)
KISS自体、一歩間違えるとB級になりかねないスレスレの線のバンドだと思うが、中でもピーターは間違いなくドラマーとしてB級だ。メロタムをズラッと並べた巨大キットに陣取るが、その殆どはドラムソロでしか使わないとか、そのドラムソロにしてもこれ以上単純なものはないというくらいのフィルのみで延々展開するという、普通のドラマーならとても恥ずかしくて出来ないようなことを堂々とやってのけてしまう。

ピーターはタイム感が良くジャストなリズムを叩くが、昔ジャズをかじっていたのか、8ビートを叩いていても3連のフィールを感じる。どんなにヘヴィに叩いても重くなりすぎないその軽快なノリが全盛期のKISSの重要な構成要素だったと思う。ピーターと対照的に非常に重たいビートのエリック・カーが加入後、KISSがヘヴィ・メタルに傾倒していったのは偶然ではないだろう。

NYでも不良のコミュニティで育ったこともあり素行が悪かったらしいが、あの人懐っこいネコのメイクに皆騙されて、愛妻家のイイ人みたいなイメージで語られることが多かった。

脱退後ソロデビューするがパッとせず、アルコール中毒だの、ホームレスになったという報道もまことしやかにされてしまうほどの尋常じゃない転落ぶりを見せていたピーター。KISS復帰後は、往年のパワフルさは見られないもののそれなりに落ち着いたドラミングを聴かせていたが、2003年に再脱退。ジーンは、酒まみれの自堕落な生活は治らないとコメントしていたが、ピーターの家族からは家族とクリーンで悠々自適な生活を送っていると主張。うーむ、いつみても波乱万丈。


ちなみに後任のエリック・カーもまた極めてド派手な多点セットで知られるが、その極めつけはコレだろう。83年のCreatures of The Nightツアーでの戦車キット。ブラジルでのツアー最終日のブートビデオを観たが、War Machineに続くドラムソロの最後に大砲をぶっ放してました(笑)


また、88年のCrazy Night Tourでの「力」キットも凄いです。1stシングル「Crazy Night」のプロモではこのキットを拝むことが出来ますがかなりカッコいいです。いつかこんなセッティングで叩いてみたいな~

そしてKISSがらみでB級ドラマーをもう一人。元RAINBOWのボビー・ロンディネリです。世界一顔のデカいドラマーとしても一部で有名な?彼は、80年のピーター脱退後にオーディションを受けて内定をもらったが、周りに合格したことを言いふらしたためにジーンから人柄を疑われて失格になってしまったというトンデモな経歴を持つ。しかもその後、RAINBOWに加入したもののkeyのドン・エイリーに「最低のドラマー。大嫌いだ!」とまで言われて脱退され、しかもその後ボビーもクビになり、リッチー・ブラックモアに「リズムキープに問題があった」とドラマーとしての欠陥まで指摘されてしまった。彼は決してヘタなドラマーじゃないんですが、スティックをやたらに回しすぎたりドラムソロを長くやりすぎたり、ショーマンシップ過剰なところが反発を招いたのか。
今朝めざましテレビの芸能コーナーを何気なく観ていたら、あの桑田啓佑がどこかで聴いたことのある歌を歌っていました。その0.8秒後に叫んでしまいました。
「あ゜っ、これは『クリムゾンキングの宮殿』でわないかっ!」
プログレッシャーの哀しき性ですね。

これは毎年やっている「Act Against AIDS」のステージで、毎年桑田氏はソロで特定のテーマを決めて臨んでいるのですが、今年はテーマが「ブリティッシュの名曲」らしく、他にもデヴィッド・ボウイの「サフラゲット・シティ」も歌ってました。

前には「日本の歌謡曲」のテーマで西城秀樹の「傷だらけのローラ」も取り上げていて、ヒデキへのリスペクトを感じるメチャクチャかっこいい出来でした。95年のホタルカリフォルニアのライブではライブの前にヒデキを登場させてヤングマンで大盛り上がりになってました。

ところでキング・クリムゾンといえば、他にも日本人アーティストでカバーしている人が意外にいるんです。西城秀樹は79年の後楽園球場でのスタジアムライブでの模様を収めたライブアルバム「Big Game79」で「Epitarh」を熱唱していましたし、何とあの高島政宏(高島兄弟の兄の方)がシングルのB面で「Starless」をカヴァー!ちなみにあの後半のインストパートはカットされていましたが。
2004/12/01のBlog
RUSHのニール・パート御大初のシグネイチャースネアが発売されるようです。

サイズは6×14で、プライ数は不明。ラッカー仕上げの黒に、24金メッキが施されたゴージャスな金属パーツが映えます。日本ではまだどの店も入荷していないようですね。

RUSH 30th Anniversary DW Collector's Series Snare Drums





ちなみに右2点はRUSH 30周年記念ツアー用スペシャルキット。軽く総額4~500万円はするんだろうな。。。



2枚目はぐるり反対側のエレドラサイドです。
先週のタモリ倶楽部はエアギター大会の企画だったけど、皆さん観ましたか?やっぱり個人的にツボにはまりまくり。エアギター(ドラム)の腕前を競うだけの企画だったのですが、出場者の選曲はどれも個人的にハマリまくりでした。

SLAYER "Angel Of Death"・・・明治大学生
AC/DC ???曲名忘れた ・・・フリーター
SHOW-YA "限界lovers"・・・HMV店員
Ozzy Osbourne "Bark At The Moon"・・・ギターマガジン編集部員
SLIPKNOT "People Shit"・・・明治大学生
KISS "Duece"・・・39歳子持ち


曲名の後ろの注釈は演奏者(笑)。そういやエアギターって世界選手権やってるよな。私もジョージ・リンチ(写真)やヴィヴィアン・キャンベル等のフラッシー系ギタリストやIron Maidenのスティーヴ・ハリスのエアギター(エアベースか・・・)ならイケそうです。

昔、大学時代に音楽サークルの新入生勧誘の出店でエアギターを弾いていたら、道行く新入生に「メチャウマですね」と言われたくらいだから(^_^
さて、今回はA級ランクのバンドにいながら隠し難いB級エッセンスをプンプン漂わせるドラム馬鹿たちを紹介していきます。

・ピート・ギル(SAXON)
82年の名作4thアルバム「DENIM AND LEATHER」 まで参加し初期SAXONを支えたオリジナルドラマーだが、地味過ぎて顔を覚えてません。それより2人のギタリストのインパクトが強すぎます。TOTOのボビー・キンボールばりのヒゲ面でフライングVをかき鳴らすグラハム・オリヴァーに、校長先生ばりのヘアスタイルを誇るポール・クイン。(写真参照、真ん中のVoの両隣り。右端がピート) ピートの後任のナイジェル・グロックラーはセッションマンとしてASIAの「AQUA」などでも叩いていた実力派。

・デニス・エリオット(Foregner)
・ダニー・ボールドウィン(STARSHIP)
・アラン・グラッツァー(REO Speedwagon)
この3名は、あれほどのメジャーバンドにいながら全く目立たず、さながら単なる「演奏要員」のような存在感の無さだ。彼らに限らず、 STARSHIPの看板vo2人を除いて、これらのバンドのメンバーはB級臭が漂うが、こうした人の顔が見えないというか、オーラの無いフツーの人がロック演ってもいいじゃんというパラダイムの転換を促したというイミでも、産業ロックという呼称は的確だなあと一人納得。

・ジョン・パノッツォ(STYX)
ドラマーとしてはB級だが、アレックス・ヴァン・ヘイレンとタメをはるネイティブなルックスで上記3名とインパクトの点で一線を画している。透明のオクタバンもチャームポイント。1996年の夏、持病の慢性アルコール中毒の悪化により死去。

・ポール・トンプソン(Roxy Music)
1stジャケ裏の豹柄スーツも眩しい彼は、グラムなビジュアルもヘタウマなドラミングも初期RoxyのB級路線にベストマッチだったが、徐々に洗練の度合いを高めていくバンド(B.フェリー)との溝が深まり、骨折したのをいいタイミングとばかりに、あまりに上手すぎるアンディ・ニューマークにその座を奪われてしまった。
2000年の再結成ツアーでの復帰劇には涙。いいタイコ叩いてました。

・グレアム・エッジ(MOODY BLUES)
全米No1を何枚も出している大物バンドなのに、全然カオが思い浮かびません。「セブンス・ソジャーン」あたりで聴けるヘヴィなドラミングからは実力者ぶりは伺えますが。このバンドはVoのジャスティン・ヘイワード以外のメンバーが思い出せないんだけど、写真を見ると皆イイ人そうです。

・テッド・マッケンナ(The Sensational Alex Harvey Band~MSG)
TSAHBで散々大道芸的なことをやらされた後、コージー・パウエルの後任としてマイケル・シェンカー・グループに参加。彼のドラミングの特徴としてはとにかく「ヘタ、センス無い」に尽きる。そんな彼のセンス溢れる音色とスリリングなタイム感を味わうにはMSGのライブアルバム「Rock Will Never Die」がおすすめ。

・フィル“アニマル”テイラー(MOTORHEAD)
見るからにアブない佇まいで極悪トリオの一翼を担った彼は、ドラミングも潔いストレートな突撃型。たまにモタったり止まったりするのもご愛嬌。92年の再脱退後の足取りは不明だが、アメリカに不法滞在しているとの物騒なウワサも・・・

・アンディ・パーカー(UFO)
UFOのオリジナルメンバーとして黄金時代を支えた彼だが、酒井康ばりのルックスはさておきドラミングは全く目立ちません。逆にその分、マイケル・シェンカーのギターも十分に輝くスペースを与えられたのかもしれません。

・クレム・バーク(BLONDIE)
この人こそまさにブッ叩き王。本人はキース・ムーンを敬愛していますが、ドラムキットのイジメ方はキース以上。
それなのに妙にワザにこだわるところもあり、よく聴くとスティーヴ・ガッドのフレーズがあったり侮れない。(多少の無理はあるが) ブロンディーの最新ライブDVDでもその叩きっぷりは健在でした。ちなみにセッションマンとしてもEurythmicsやPete Townshend, Bob Dylan といった大物達に起用されている。

・リバティー・デビット(Billy Joel)
ブッ叩きといえば彼を忘れる訳にはいかない。一打一打を親の仇のように前のめりになって叩く彼の姿はビリ-のライブの名物であった。ビデオで観るたび、よくあんなのでリズムキープ出来るなと妙に感心してしまう。昔DCIから教則ビデオを出していたけどどんな内容だったのだろうか。

・ナイジェル・オルソン(Elton Jon) 写真
エルトン・ジョンのバンドに参加し脚光を浴びた彼は、美麗なルックスで英国の少女達の間でアイドル的人気を博し、数枚のソロアルバムも発表。しかしフリルからはみ出た剛毛を見ると我々日本人の感覚とは違うのねと実感する。ドラムキットはかなり大掛かりな多点セットを使用し、顔に似合わぬワイルドなスタイル。現在再びエルトンバンドに復帰し、最新作でもプレイしている。


・シブ・ハッシャン(BOSTON)
でた~シブ・ハッシャン。ドラミングはたいしたこと無いが、パパイヤ鈴木どころではないそのアフロへアーは、珍奇な名前と相まって我々日本人に尋常ではないインパクトを残した。説明しなくとも分かるかと思いますが、写真中央がハッシャン氏です。


さあ、ということでA級バンドのB級ドラマー王はダントツの存在感でシブ・ハッシャン(BOSTON)先生に決定!
次回は「超A級バンドの中のB級ドラマー」です。お楽しみに!
2004/11/30のBlog
普段ミュージシャンでない皆さんが音楽を聴くときに、どの程度ドラムのことを気にして聴いているか分からないけど、恐らくドラムを真っ先に聴く!という人は限りなく少ないだろうし、よほど耳の肥えた人じゃないと「ドラムなんて誰が叩いても同じなんじゃないの」というのが一般的見解じゃないだろうか。
しかしながらドラムはまだまだ歴史の浅い楽器で、各人各様、様々な奏法が存在しているし、日々新たな得意技を持ったドラマーが世界中から登場してきているんです。

ここから4回に分けて、時代の合間に咲いた徒花であるB級ドラマー達を紹介していきたいと思います。こんなにも個性豊かなドラマー達が群雄割拠していたのかと、皆さんのドラマー観を新たにしていただければ幸いです。

第一回はB級バンドの中のB級ドラマー。B級バンドと共に時代の荒波に飲まれていってしまいながらも一瞬の輝きを放ったドラマー達にスポットを当てます。


・ミック・タッカー(SWEET)
まずは2002年に惜しくも亡くなったSWEETのミック・タッカー(写真)。彼のスゴいところはそのセッティング。ツーバスは普通斜めに角度をそれぞれ付けるのに、横一文字に置いている。これは叩きづらいことこの上ない。さらには普通はその間を空けてタムをセットするものなのに、殆ど間を空けていないし、タムも水平なのだ。しかしながらその長身から繰り出される華やかなドラミングは非常にカッコ良く、少なからぬドラマーに影響を与えたに違いない。

・トニー・ブロック(BABYS)
彼は72年にEL&Pのグレッグ・レイクのプロデュースでデビューしたスポンテニアス・コンバッションというバンドでデビューし、BABYSで4枚のアルバムに参加。その後カーマイン・アピスの後任としてロッド・スチュワートバンドに参加した。そう、彼はB級バンドに参加しているが腕は一流で、英国人らしからぬヘヴィで空間を生かしたドラミングを披露していた。

・ダレル・スウィート(NAZARETH)
スコットランド出身のハードロックバンドである彼らは、垢抜けない音と粗野というかワイルドなビジュアルという印象があるが、彼だけはメガネを掛けた知的なルックスで異彩を放っていた。惜しくも99年に死去したが、バンドはまだ現役。ちなみに76年の出世作「Hair of The Dog」にはSimon Phillipsがタブラでクレジットされており、彼の最初期のセッションワークとして知られる。

・バリー・プラント(ANGEL)
多毛症の王子様グレッグ・ジェフリア、テリー・ボジオに愛を告白されたパンキー・メドウスといったキャラの立ったメンバーに囲まれ影が薄いが、78年に発表した「White Hot」ではボンゾばりのヘヴィなリズムワークを披露。アイドル的外見と裏腹にかなりの実力派バンドであった。

・ハント・セールス(PARIS~Iggy Pop~Tin Machine)
このヒトもTin Machine入りしたことで一躍メジャーになった感があるが、そうでなければかなりカルトな立ち位置だったに違いない。ブッ叩き系だが意外に器用で、手足はとにかく良く動く模様。

・ジョー・X・デューブ(STARZ)
KISSと同じビル・オーコインに見出されたNY出身のハードロックバンドで、骨太でメロディアスなサウンドが日本人の感性にはピッタリだった。惜しむらくは、Vo以外のルックスが悪く、同時期のQueenやAngelらに大きく人気の差を付けられたことか。だってドラマーがダリ髭ですから~!写真一番後ろがジョー。最近再結成したそうです。

・デレク・ロングミュアー(BAY CITY ROLLERS)
BCRがB級かという声もあるかと思うが、HalloやらFrintrockやらB級バブルガムポップの頂点ということで。腕前は良く分からないが、おかっぱにおサルなルックスで佇まいは間違いなくB級。

・ドン・パウエル(SLADE)
大英帝国の裏国民的バンドとも言える彼らだが、そのキテレツなファッションセンスには心を打たれる。パイエル氏もオシャレすぎるスーツがハマりすぎ。(写真左側)

・ブルース・ビスランド(Tytan~Playng Mantis)
再結成プレイング・マンティスに参加。NWOBHM出身のその経歴といい、関取という仇名を持つそのあんこ餅型の容姿といい、正統派B級メタルドラマーの鏡といえよう。
ドラミングも堅実というかタイトというか地味。

・レオナード・ヘイズ(Y&T)
彼はとにかくその凄まじいバスドラワークで知られる。シングルペダルなのにメチャクチャ速く、特にY&Tになってからの1stを聴くと笑ってしまう。バンドがだんだん洗練されるに従い音数も少なくなり、遂にはビジュアルが地味過ぎるという理由でクビになってしまった。(後任はその後MEGADETHに加入するジミー・デグラッソ)確かに見た目は極めて貧相です。。。しかし89年にイアン・ギランのソロ作に参加し音数も復活!ちなみにあのバスドラワークの秘密は、バネを極限まで緩めたバスドラペダルのセッティングにある。B級バンドの中の隠れた一流ドラマーといえよう。

・シダッタ・ゴータマ(ELECTRIC SUN)
彼こそB級ドラマーの最終兵器。何たってかのオシャカ様の名前そのまんまである。
2nd「Earthquake」発表後のツアーよりバンドに加入。経歴等全く不明だが、最近リリースされたDVD「HISTORIC PERFORMANCES VOLUME I & II The ELECTRIC SUN YEARS」では、1980年にアムステルダムで行われたJIMI HENDRIX10周忌フェスティバル出演時のライブや3rd「FIRE WIND」リリース翌年の1982年にフランスのムーンライトフェスティバルで行われたウルリッヒ・ロート、ウレ・リトゲン、ゴータマのトリオ編成での最後のライブを見ることが出来る。必見!イイ顔してます。


他にもRASBERRYSやらDETICTIVEやらFOGHATやらWISHBONE ASHやらURIAH HEEPやらMOUNTAINやら、書きたいバンド/ドラマーは目白押しなんですが、長くなりすぎるのでここまで。
ということで、B級チャンピオンは圧倒的なカッコ良さで勝手にミック・タッカー(SWEET)に決定!
次回は『一流バンドのB級ドラマー』です。お楽しみに。
2004/11/29のBlog
1/14に開催されるクラブイベント“LIVE CHANNEL 1”。
今後、折りに触れてこのイベントへの道のりをお伝えしていきます。



今日は目黒MAD STUDIOで第2回目の合同リハーサルを行いました。
参加者はバンドMuseum Pieceの5人、シンガー児玉マリさん、ダンスチーム[Si:Dz]の7人、ダンスチームREGISTAのメンバー1人でした。

今回初めて全曲通してプレイしたことと、DJプレイやダンスのソロプレイを考慮したアレンジ変更を行ったことから、演奏面では皆苦戦を強いられました。
しかしながら児玉マリさんのオリジナル2曲は他のダンスヒッツナンバーと並んでも違和感無く溶け込みイイ感じでした。

私個人としては、ギックリ腰からの病み上がりで、再び痛まないようヒヤヒヤしながらのドラミングのため、ただでさえ無い集中力が余計に無くなりミス連発でした。。。
何とか3時間叩き終わりひと安心。

不幸中の幸いとしては、いつもはワザ優先で絶えず両足を浮かせてプレイするため全身に余計な力が入っていたのが、今回は腰に負担を掛けないよう、低いイスにどっしりと腰掛けてプレイしたことでグルーヴが安定したこと。これは今後の課題ですな。。。

ドラムのセッティングですが、スネアはTAMAのブロンズ6×14をチョイス。左側にバラード対応のpaisteベル×2、'10AZildjanクラッシュをセット。2フロアだった