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モチドメデザイン事務所::八ヶ岳通信
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2005/01/05のBlog
さぁペチカに火を焚くぞ!と、張り切って名古屋から帰って来ました。が、念のため調べてみると、がーん、耐火レンガ・モルタルの乾燥には最低1週間はかかり、もし水分が残っている状態で火を焚くと、最悪の場合、水蒸気爆発の恐れがあるということがわかりました。耐火レンガを積む時も、水濡れ厳禁だとのこと。そんなこと、誰もいってなかったぞ。

けど、言われてみれば納得いく話なので、ここはおとなしく乾燥を待つことに。焚き口の近くにストーブを置いて、しっかりと乾かすことにしました。

仕方が無いので、周りの掃除。2ヶ月半ぶりに畳も戻しました。それで撮ったのが右の写真。世にも珍しい和室ペチカの登場です。いいのか本当に? いいのだこれで。
2005/01/04のBlog
この帰省中にお祈りを覚えた光。ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが祀られた仏壇に向かい、お母さんに教えられたのを思い出して、一人で「チーン」。
「こんにちは…。ひかだよ…。まもってください…。」だって。(笑)
気に入ったのか、何度も何度もお祈りしてました。護る方も大変です。
2005/01/03のBlog
このお正月は名古屋の実家に帰省してました。1/3には、恒例となった明治村訪問。ここは犬山市郊外の100万平米もの土地に広がる野外博物館で、12の重要文化財を含む67もの歴史的建造物・文化財が展示されています。とても1日では見きれないので、帰省するたびに訪れているのです。きっと来年も行くでしょう。

このブログでも、1日の全部の出来事を紹介するのは無理なので、今回は東松家住宅にしぼってお話しします。ここも重傷文化財です。右の写真が外観。木造3階建てですが、3階の3部屋は階段状にせり上がっているので、一番高い部屋は実質4階に相当します。
吹き抜け部分を見上げたところ。これのおかげで家の中まで光が差し込んでとても明るく、また空間の豊かさを生んでいます。奥に見える斜めになっているところは、2階のお茶室につづく廊下。露地を模しているそうです。ちょっと『千と千尋の神隠し』にでもでてきそう。
「ねぇ、取っ手がかわいいよ!」
叫ぶ匠。こんなところも凝っています。
控えの間の障子は、裏から光があたるとお月様が浮かび上がります。
ここは、4階に相当する客間。部屋に備えられた水屋の引き戸を開けると、中には水道の蛇口がありました。以前はすぐ脇につるべ落としがあったそうです。水屋の底板を外し、するすると桶を下ろしていくと、ちょうど台所の脇に辿り着きます。そうやって1階から4階まで水を組み上げ、客人がお茶を楽しんでいたようです。窓からは裏庭が見えました。
2005/01/02のBlog
[ 11:00 ] [ ペチカ ]
大晦日から元旦にかけて、ひたすらレンガ積み。そしてついに焚き口ができました! いやぁ、長かった。今、このブログを見直してみたら、工事を始めたのは9月下旬ですね。詰めて工事ができれば、そんなにかからなかったのでしょうが、仕事の合間合間にすすめていたので、こんなに時間がかかってしまいました。けどその分、喜びもひとしおです。ペチカ完成が今年最初のニュースとは、幸先がいいですな。
これは積む途中の写真。焚き口は結構複雑な構造で、これまでになくレンガを細かく切っていくので、実際に積み始めるまでの準備に時間がかかりました。以前、レゴでつくった模型も作り直し、それも積んでいく途中で変更になったので、最後はメモ紙がたよりでした。(左奥に、新旧のレゴ模型が写ってます)
できあがったところで、家族でパチリ。光は「いつものように」ふりちんです。こいつは、なぜか家ではズボンはおろか、おむつも外したがります。おしりがしもやけになるぞ。
自分の成果を自慢する匠と、ゆかりちゃん。同じポーズをしているのが可笑しい。匠は焚き口の目地詰めを少し手伝い、ゆかりちゃんはレンガの2段目を積んでくれました。どうもありがとう。それにしても、ペチカの存在感には圧倒されます。こんなものが古民家の中に鎮座しているなんて、いったい誰が想像するでしょうか?
これが焚き口を積む時につかった定規。ペチカ本体の時は、あらかじめつくっておいた木枠にそって積んでました。木枠には目盛りも書いておいたので積み上げるのがとっても楽で、「バカでもレンガがつめる枠」通称「バカ枠」と呼んでました。今回はこの板を壁のようにレンガに沿わせて、高さと横位置を調整します。「バカの壁」と呼ぶことにしました。
2005/01/01のBlog
皆様、あけましておめでとうございます。これは二階から見た初日の出。山梨に来て2回目の新年です。

去年は、東京のペースで仕事をしていたので、元旦締め切りの仕事が3つもあって結構悲惨な年末年始でしたが、今年は既に仕事も終わらせ、年賀状も出し終えたものがあり、わりと一般人なみの年末年始をおくっています。
8時半。まだ子どもたち二人は寝ています。二人とも、昨晩は夜更かしをしていて、光は11時ごろ、匠は0時半頃寝ました。年が変わるのを見届け、年越しそばも食べることができて、匠は満足げ。光は、10時すぎの遅いお風呂から出ると、そのままストーブの前で寝てしまいました。
犬走りにあった、猫の足跡。子どもたちの足跡の中に収まるように歩いています。他の生き物に自分の足跡が見破られないようにするための動物の知恵でしょうか。それとも、単に深く積もった雪をズボズボと歩いていくのが嫌だったのでしょうか。
わが家の裏の田んぼに積もった雪。山から吹き下りてくる強い風で、雪が飛ばされて不思議な形ができていました。
20センチの雪に覆われたわが家。とっても寒そうに見えますが、風さえ無ければ、雪がつもっている時は、意外とあたたかいのです。ペチカが使えるようになると、もっと快適になるはず。火をいれる日が待ちどうしいです。

今年もよろしくお願いします。
2004/12/31のBlog
[ 15:25 ] [ 生活 ]
朝はまだ晴れていたのに、お昼ごろ雪が降り出しました。今度はけっこう激しいです。どんどん積もりそうだったので、急いで年末の買い物を済ませました。インター チェンジ近くのショッピングセンター前の交差点は、大渋滞でした。
うっかり外に出したままだった洗濯物。すっかり凍り付いていて、横向きに持っても固まったまま。
今回の雪はふんばります。前回と違い、物干竿の上に積もってました。
家の前を除雪車が通ります。町との契約で、ひと冬の除雪費まとめていくら、というように決めて作業をしてくれているそうです。だから雪が多い年はたいへんです。
15時現在、積雪20センチ。まだまだ降りそうです。中央道は、隣の小淵沢から伊北まで通行止めになってました。
2004/12/30のBlog
昨日降った雪が、そのまま残っています。庭の畑も雪の中。その下には収穫されていない野菜たちが息をひそめています。
その畑からとってきたブロッコリーとカリフラワー。葉っぱがやせ細っていますが、実(というか花というか)は、しっかりしてます。芯は凍っていましたが、料理したら問題ありませんでした。天然の冷蔵庫が天然の冷凍庫に変わったようなものかも。ただ、何度も凍ったり溶けたりを繰り返すと、組織が痛んでいくでしょうから、来年はちゃんと雪よけをしたいものです。
昨日は、近所のゆかりちゃんの家の餅つきがありました。杵を持つのは、煙突支持煙突を立てる時にも手伝ってもらった昭一さん。せっかくの機会だというのに、自分たちの家が近いせいか、子どもたちは中にはいってしまいました。もったいない。
右の写真は、自然農を教わっている三井さんの家で、28日にした餅つきの一コマ。カメラを持っていくのを忘れた持留家のかわりに、先日、ライブをしてくれたizumi君が撮ってくれました。杵を持つ匠。この日ついたのは、自然農の餅米、赤米、黒米。コシの強いしっかりしたお餅でした。
庭から見た富士山。雪の量が増えたので、なんだか近づいて来たように見えます。もう2回も餅つきをして、近所の友達を食べて、なんだかもうお正月が来たようです。そういえば、ちゃんと年末年始のお休みがあるのは、結婚以来初めてかも。Webサイト制作という仕事柄、元旦にサイトオープンする仕事が毎年必ずあって、これまでは大晦日に徹夜をしたことも何度かありました。今年は仕事の量をセーブしたので、元旦用の作業はもう終わっています。これも田舎に引越して来たからできたこと。
2004/12/29のBlog
今日、降っているのはわりと湿った雪です。物干竿を見ると、雪が不思議な積もり方をしているのを発見。竿の上に降り積もるのではなく、下側にぶら下がっています。元々上側に積もっていた雪が自重によって回転したのでは、と最初考えましたが、それにしてはきれいに並びすぎてます。表面が滑らかすぎて上側には積もることができず、つららが成長するように下側につながっていったと考える方が、無理がなさそうです。
縦に二つ並んだ一輪車の、手前のタイヤには雪がつもっていません。これはある程度つもると重みでタイヤがくるりと回転するからでしょう。奥の一輪車も、そろそろ回転しそうです。
池には表面にうっすらと氷の層ができてましたが、その下には、金魚が2匹、身を寄り添うようにして休んでました。やっぱりそうしたほうが、暖かいのでしょうか。
匠は元気に雪かき。自分からやりたいといいだしました。きっとラッセル車になった気分です。けどラッセル車はすぐに退屈になったのか、脱線して、どこかに行ってしまいました。
光も上着を着て外にでてきました。頭には、子ども会の時のリンゴの帽子をかぶっています。「これかぶるー!」といってきかなかったそうです。午後3時頃に、雪は止みました。積雪は8センチでした。
[ 11:36 ] [ 生活 ]
朝起きると、外は一面の雪。12月の頭にちょっとだけ降ったことがありましたが、本格的な積雪はこの冬初めてです。ここは八ヶ岳南麓で、湿った空気は八ヶ岳がみんな遮ってしまうので、気温は下がっても積雪は大したことありません。20センチぐらい積もるのが、ひと冬に2ー3回ある程度でしょうか。なので東北・北陸の豪雪地帯のように、屋根の雪下ろしをするようなことはありません。けど、自分の家の前の道路の雪かきをすることはあります。去年は10回ぐらいしたでしょうか。
匠が、車のフロントに積もった雪を下ろしてくれました。待ちに待った雪に、匠は大喜び。早速、スキーウエアに着替えて庭に飛び出しました。
そして、落とし穴じゃなかった、大根の保存用穴に落ちた跡。結構派手に落ちているのが、スダレの壊れ具合、ズレ具合から想像できます。
池の金魚は生きてました! 写真にはわかりにくいですが、メダカもちゃんと泳いでます。水底に藻がびっしりと生えているのがよかったのかもしれません。安心しました。
これは家の裏にある一対の祠(ほこら)。毎年、お盆とお正月にお参りしてます。ずっと西にいくと、馬頭観音もあります。居間には神棚もあります。3つの神様に守られて、この家は80年以上建ってきました。

この雪はどれほど積もるでしょうか。まだまだ止みそうにありません。
昨日は持留デザイン事務所の仕事納め。年内の最後のやりとりとなるので、制作&確認作業がてんこ盛りで、あわただしく一日が過ぎました。写真を撮りたい出来事はいくつかあったのですが、できなかったので、代わりに今年のベストショットのお披露目です。
これは匠と仲良しのこうせい君が、うちの横の田んぼに飛びこむところです。撮影したのは今年の5月。まるでシンクロのように同じかっこして飛び込む姿が最高に可笑しいです。なんで空中でまで同じポーズしてるかね。別に練習したわけではありませんよ。生の現実の面白さがここにあります。この後、田んぼの持ち主である隣のおばちゃんには謝りにいきました。

フィルムのカメラを使っていたら、もったいなくて、たぶん、この写真は撮らなかったでしょう。デジカメになって、写真を撮る枚数が増えました。田舎に引越したり、カメラをデジタル一眼に変えると、更にシャッターをきる回数が増えました。ブログを始めてからの伸びはものすごいです。
以前、写真家のアラーキーさんと仕事をさせてもらったことがあります。香港に三泊四日の取材旅行に同行しました。その時にアラーキーさんは五千枚もの写真を撮り、その分量に驚きました。けれども、単純に枚数だけで比較すると、今では抜いてしまっています。もちろんフィルムとデジタルの差は大きく、それ以上に、写真の中身の違いはとてつもないのですが、「下手なテッポも数打ちゃあたる」のことわざどおり、湯水のようにバシャバシャとシャッターをきっていると、たまにはこんな面白い写真もとれます。
これまでの仕事を辞めて大工になりたいと、木の家ネットの会員の石川工務所を訪ねた知りあいがいます。その時は運悪く欠員がなくて、彼は別の工務店に務めることになりました。先日、石川工務所の社長と会う機会があって、そのことを話すと「うちに来なくてよかったですよ」という返事。石川工務所は、一つの現場が長いことが多く、初心者が勉強するのには向いていない職場だということでした。
質も大事ですが、量も大事。特に駆け出しのころは、感覚を身につけるために量の重要度は高いです。失敗は宝です。よく雑誌やテレビ番組で「失敗しない○○選び」といったものがありますが、経験の分量が少なくなってしまって、もったいないなぁと思っています。