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釧路通信
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2005/09/04のBlog
●釧路の夏を締めくくる「釧路大漁どんぱく祭」が金、土、日の3日間、市内中心部で開かれた。これまであったいくつかのイベントを一つにまとめ、釧路を代表する祭にしようと去年から始まった。釧路のうまいもんを「どんどん、ぱくぱく食べよう」が名前の由来。●初日は大小800余りの飲食店がひしめく繁華街、末広町を駆け巡る「はしご酒大会」。参加店約120店のうち、一人5店を1時間半以内に回り切ると賞品、景品が当たる、大人版スタンプラリーといったところ。前売り一人3000円。当日、受付でコース表を受け取り、ヨーイドンで一斉に町に繰り出す。●近くの公園メイン会場には、写真のようになぜか子供も参加。女性の姿も目立った。子供が首から下げているのがコース表。●午後7時のスタート前からぞくぞくと参加者が集結。半ば義理でチケット購入した手前、ものは試しと参加した。
2005/08/25のBlog
●夏休みも終わりに近づいているが、バイクだけでなく自転車で道内を旅する若者たちの姿が目立つ。真っ黒に日焼けして黙々と国道を駆け抜けていった。北海道の夏は若者たちのものだ。
●根室から岬をぐるっと巡る国道沿いに広がる牧歌的な風景。遠くのタワーの先が納沙布岬。広々とした草原で無数の乳牛が草を食んでいた。根室からしばらく走ると牧場が延々と続く。漠然と何もない荒涼とした岬を想像していただけに、スコットランドやニュージーランドを思わせる緑豊かな牧場風景に感動。●牧場周辺には牛舎やサイロが点在。民家もヨーロッパ風のしゃれた建物が多く、さびれた寒村のイメージは吹っ飛んだ。海岸には日本離れした感じの漁港もあり、北方領土問題はさておき、思いがけずにお薦めの風景を見つけた。
●荒涼とした岬を想像していたが、岬の広場にはしっかり観光客相手の食堂やみやげ物屋。花咲ガニに観光客が群がっていた。
●途中の国道で見かけたライダーたちが、次々と到着。観光バスやタクシーなどもひっきりなしに訪れる。
●水平線に浮かぶ勇留島か秋勇留島。蜃気楼のようにも見えた。
●灯台を回り込み岬の端に出ると、岩場には難破船の残骸が波に洗われていた。国境を間近にした海は穏やかだった。
●灯台入り口には「北方領土奪還」の石碑。その周辺に、ちょっと拍子抜けする感じでカエルの石像。カエル=領土が返るの祈願らしい。
●根室出張のついでに北方領土を望む納沙布岬を訪ねた。根室市内から車で約30分。日本最東端の岬に立つと薄っすらと歯舞諸島が水平線に見えた。夏らしい日差しが心地よく、潮風にコンブの香りがした。●残念ながら国後島は雲に隠れていたが、一番近い貝殻島(岬から約4キロ沖)の灯台が肉眼ではっきり見えた。写真は北海道最初の灯台という納沙布岬灯台。
2005/08/15のBlog
●釧路も25度を超える日が続いているが、夜には20度前後まで下がるので、まだまだしのぎやすい。最近、街で改めて気がついたのは、飲食店や喫茶店にエアコンがまずないということ。あって扇風機ぐらい。暑い日はドアや窓を開けて風を入れるのが普通。一般家庭でも同じで、エアコンなしは常識。●わがマンションもエアコンなし。二重サッシのため部屋の機密性が高く、暑い日は熱がこもるが、窓を開ければなんとかしのげる。暑くて眠れなかった日はいまのところない。●いま釧路市は、団塊の世代をターゲットに定年後の移住を呼びかけている。エアコンなしの生活を体験してみて、夏だけ限定の移住はかなり魅力的だ。もっと環境整備してくれれば、面白い選択肢かも。●残暑お見舞いに北海道らしい写真を一枚。今年7月、訪ねた美瑛の丘陵風景。さわやかな風が通り抜けていった。
2005/08/10のBlog
●小選挙区か比例区かは明言しなかったが、比例区出馬が濃厚。去年の参院選で48万票を獲得した自信も後援者には頼もしいだろう。裁判がまだ何年もかかる時期だけに、不景気にあえぐ地元の救世主的なムードが高まれば、ムネオの政界返り咲きはありそうな気配。●松山千春がネーミングするという新党も来週あたりに立ち上がる。他候補がいずれも面白味のない連中ばかりだから、お祭りの目玉としてはムネオ登場は格好の出し物か。●会場には奥さんや娘も引っ張り出し、後援者から花束をもらって涙ぐんでみせた。留学先から帰国しているという娘も父の話をしたが、意外?としっかりしていて、参加者からはムネオの次は娘だね、と言う声も。ま、当選してからも浮かれていられないのが政治家。当分、話題には事欠かないだろう。
●「天の配剤」―ムネオが叫んで衆院選に走り出した。10日午前、釧路市内のホテルで開かれた鈴木宗男後援会の拡大役員会には、支持者約200人。郵政解散を「ファッショ」「弱者切り捨て」とここぞとばかりこきおろし、「庶民の味方ムネオ」をアピール。小泉とはまた違った高揚感に浸っていた。●中央政界ではいまや存在感は薄れ、国政に復帰して何ができるかはなはだ心もとないが、地元での人気はやはり根強い。「何かをやってくれそう」と期待感をもたせるのが政治家の資質と再認識。
2005/08/06のBlog
●珍しい猛暑に見舞われた5日、市内北大通りをメイン会場に「くしろ港まつり」がにぎやかに開かれた。初日の呼び物は大漁ばやしパレード。漁船に見立てた13基の山車などが繰り出し、沿道には約1000人の見物客が。●「くしろ港まつり」は今年で58回目。漁業全盛期には、釧路港で漁船パレードが繰り広げられるなど、道内屈指の漁港・釧路らしい活気にあふれた祭りだったらしい。短い夏を彩る祭りは中旬にかけ盆踊り大会などが各地で行われる。
2005/08/05のBlog
●北海道各地で30度を超える真夏日。朝仕事場に向かう途中、「この暑さは」と思い、気温を確かめると30.9度。不思議なもので、息苦しい暑さがなんだか懐かしい気がしたから、身体が覚えていたのか。●去年も例年になく25度を超える日が多く、市内でエアコンが売れたというから、きょうの市民の話題はこの暑さだろう。20度を超えると「暑い」と感じる人が多い土地柄。6月に日照時間がいつもより多かったら、湿疹が出て病院に行く人が増えたとニュースになっていた。
2005/07/16のBlog
●知床の世界自然遺産登録が14日、南アフリカ・ダーバンで開かれたユネスコ世界遺産委員会で決まった。審議が始まってわずか9分、満場一致の決定だった。釧路から車で4時間はかかるが、知床はわが支局の取材エリア。5月から6月にかけて支局員の知床詣ではピークに達し、マイカー走行距離は6月だけで一人3000キロにも。直前には、太平洋側・羅臼とオホーツク側・斜里に数日前から泊り込み、決定の瞬間に立ち会った。●こちらでは今年春ごろから、知床報道が除々に加熱してきたが、一歩道外に出たら、「フーン」という程度だったようだ。自分のことを思えば、釧路赴任で初めて知床が身近になったから、そんなものかもしれない。しかし、知床を理解すればするほど、その価値、魅力はどんどん深まる。取材を続けてきた記者たちの話を聞くだに、知床と共生している人たちの魅力も尽きない。●斜里町の牛来昌(ごらい・さかえ)町長(68)は、1977年に始まった知床の森林を守る百平方メートル運動(日本初のトラスト運動)を受け継ぎ、町長2期目の12年前、世界遺産登録を宣言。以来この日の実現に尽力してきた一人。斜里町ウトロの農家の出身。少年時代から知床の自然の中で育ち、87年の国有林伐採強行に反対を掲げ、町長に初当選した。●取材した記者たちが皆、その人柄に触れ「何か」を感じて帰ってくる。「フーン」というニュースかもしれないが、世界遺産決定ではしゃぐ小池百合子の笑顔などでは分からないドラマがあったと思う。官僚出身で万事そつのない高橋はるみ・北海道知事の隣で、ハンカチで涙をふいていた牛来さんの姿が、一番爽やかで印象的だった。
2005/07/14のBlog
●市場内にあるベンチが勝手丼コーナー。地元の人によると、最近は観光客に名前が大分知られてきて、勝手丼お目当ての人も増えたためか、高くて味もたいしたことなくなった、という評判ではある。
●小皿に小分けしたマグロやイクラ、ウニ。一皿300円あたり。ライスも別売りしていて、これをバイキングのように買い、勝手丼のできあがり。
●和商市場の前には、ツーリング中のバイクが。6台とも名古屋ナンバーだった。北海道の夏はこれから、観光地を気持ちよさげにバイクで突っ走る「ブンブン族」(いまもこう呼ぶかは知らないが)の季節だ。ほかに「カニ族」「ハチ族」なんていう若者たちの呼び名もあったが、いまはどうなんだろう。●北海道の交通事故死全国ナンバー1はいまも続いているが、道内を車で走っていると、ともかくドライバーの運転は荒っぽい。車に乗ると人格が変わるというが、日ごろのんびりした感じの連中がそれこそブンブンと車を飛ばす。冬場は路面凍結で車を思い切り運転できない反動だろうか。●前後に車がなく一直線の道路ではうっかりスピードを出すと、すぐに30キロオーバーぐらいになる。走ってみると、道路がすいていて周りの風景も爽快で、ついスピードを出したくなる気分も分からないではないが。ま、そいうところでは、結構、交通取締りをやっているのだが。
●和商市場に「勝手丼」のにぎわい。なかなか夏らしい日がないが、それなりに観光客は目立ち、勝手丼売り場のおばちゃんたちも、「お兄ちゃんご飯食べたー?」と元気な呼び込み。近くのサラリーマンたちも昼に立ち寄ったりして、活気があふれていた。
2005/07/10のBlog
●釧路はこのところ低気圧の影響もあって、日中でも12、3度と肌寒い日が続いている。夜などはヒーターをつける時もある。そんな中、週末、市内にある厳島神社の夏の例大祭が開かれ、大通りには神輿が繰り出した。●繁華街では提灯が飾られ、お囃子が流れていた。街には浴衣、うちわ姿の若者も。とはいえ、見ている方の気分はいまいち盛り上がらない。神輿をかついだお兄さんたちも、なんだか寒げに見えてしまう。夜になると気温は10度を切って、吐く息も白かった。●こっちへきて、カッと暑い日がないことで、いろんな出来事がずい分違って見える。やっぱり夏祭りは、ムッとする蒸し暑さの中、汗ばみながらという気もするが、東京の暑さを聞くと、どっちがいいのかなとは思う。