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2008/04/02のBlog
[ 23:47 ]
[ 明日は我が身(介護・老後) ]
ケアハウスからの連絡によると、叔父は人権擁護委員会へ相談をしたそうです。
「不当に拘束されている」と2時間かけて訴えたそうで、家へ帰る権利があると申し立てをしたのだと思います。
叔父の申し立てが通った場合(予備調査→本調査→事件処理→執行)、叔父夫婦は私たちと縁を切って自宅へ戻ることができるでしょうが、まもなく大変な事態になると思います。 誰が責任をとるんでしょうね。

叔父は尿がちゃんと出ないのでバルーンカテーテルを装着しています。 看護師のチェックが必要だし、医療機関で定期的に診てもらう必要がある。
それと叔父にも物忘れがあります。
たとえば日曜日に私たちが見舞いに行ったことを、叔父ははっきり憶えていないのです。(叔母のほうはなにひとつ憶えていません)
今日はケアハウスの玄関の内側にふたりで座り込んで、ハンガーストライキをしていました。(ドアは職員しか開けられない仕組みになっています)
わたしはそんな話しを聞くとかなり動揺してしまうのですが、Mはへっちゃら、あるいは私にはへっちゃらに見せています。
とにかく断固とした態度をとり続けなければならないからと、当分の間わたしがケアハウスに行くのは禁止になりました。
「不当に拘束されている」と2時間かけて訴えたそうで、家へ帰る権利があると申し立てをしたのだと思います。
叔父の申し立てが通った場合(予備調査→本調査→事件処理→執行)、叔父夫婦は私たちと縁を切って自宅へ戻ることができるでしょうが、まもなく大変な事態になると思います。 誰が責任をとるんでしょうね。

叔父は尿がちゃんと出ないのでバルーンカテーテルを装着しています。 看護師のチェックが必要だし、医療機関で定期的に診てもらう必要がある。
それと叔父にも物忘れがあります。
たとえば日曜日に私たちが見舞いに行ったことを、叔父ははっきり憶えていないのです。(叔母のほうはなにひとつ憶えていません)
今日はケアハウスの玄関の内側にふたりで座り込んで、ハンガーストライキをしていました。(ドアは職員しか開けられない仕組みになっています)
わたしはそんな話しを聞くとかなり動揺してしまうのですが、Mはへっちゃら、あるいは私にはへっちゃらに見せています。
とにかく断固とした態度をとり続けなければならないからと、当分の間わたしがケアハウスに行くのは禁止になりました。
~~~
~~~
動物病院の院長先生から電話。
先日話した先生は息子さんで、院長先生のほうが昔からのお付き合いなのだ。
大型犬5頭、両足を切断されて道ばたに転がっていたガチョウ、印旛沼で怪我をして倒れていた白鳥、文鳥たくさん、セキセインコたくさん、みいた嬢(猫)
すべて叔母が連れてきて、動物病院の先生に相談しながら育ててきた生き物たちだ。
叔母に万が一のときは、わたしが引き受けることになっていたので、かなりびくびくしていた。 今はみいた嬢だけになったので私も引き取ることができるのだが、去年まではガーコ(推定年齢23歳)もいましたし、数年前まではハーちゃん(白鳥)もいて、わたしにはとてもとても・・・ うち、マンション住まいだし。
もとい。
院長先生は叔父と叔母の状態を聞くと、あっさりと受け入れてくれた。
「奥さんは旦那さんが認知症だと言っていられたんだけど、そうか、奥さんも症状がでていらしたんですね」
叔父叔母のところへお見舞いに来てくださると仰ったが、わたしには判断がつかないので、Mに判断してもらいますと返事をした。
明日はMがケアハウスに行くことになっている。
叔母が泣きじゃくることはわかっているが、叔父がどう出るのか想像するとオソロシイ。
「いやぁ、明日が楽しみだなぁ」 ←Mの反応。
~~~動物病院の院長先生から電話。
先日話した先生は息子さんで、院長先生のほうが昔からのお付き合いなのだ。
大型犬5頭、両足を切断されて道ばたに転がっていたガチョウ、印旛沼で怪我をして倒れていた白鳥、文鳥たくさん、セキセインコたくさん、みいた嬢(猫)
すべて叔母が連れてきて、動物病院の先生に相談しながら育ててきた生き物たちだ。
叔母に万が一のときは、わたしが引き受けることになっていたので、かなりびくびくしていた。 今はみいた嬢だけになったので私も引き取ることができるのだが、去年まではガーコ(推定年齢23歳)もいましたし、数年前まではハーちゃん(白鳥)もいて、わたしにはとてもとても・・・ うち、マンション住まいだし。
もとい。
院長先生は叔父と叔母の状態を聞くと、あっさりと受け入れてくれた。
「奥さんは旦那さんが認知症だと言っていられたんだけど、そうか、奥さんも症状がでていらしたんですね」
叔父叔母のところへお見舞いに来てくださると仰ったが、わたしには判断がつかないので、Mに判断してもらいますと返事をした。
明日はMがケアハウスに行くことになっている。
叔母が泣きじゃくることはわかっているが、叔父がどう出るのか想像するとオソロシイ。
「いやぁ、明日が楽しみだなぁ」 ←Mの反応。
2008/04/01のBlog
[ 23:45 ]
2008/03/31のBlog
[ 23:17 ]
[ 明日は我が身(介護・老後) ]
午後になって、叔母が滞在しているケアハウスから電話がかかった。
「Tさんに代わります」
叔母が電話口に出てきた。 身も世もないという風情でわぁわぁ泣いている。
仕事場のまん中で認知症の叔母と話すのは難しいので、大急ぎで部屋から出た。
みいと会いたい、みいに会わせてちょうだい。
わたしはどこも悪くないのに、なんでこんなところに閉じこめられなくちゃならないの?
今までやってきたように、みいと二人っきりで静かに暮らしたいの。
わたしは我が儘なんて言ってないと思う。
あんたもMさんも、わたしはT(叔父)の付き添いだから我慢しろって言うけれど、Tはすごく元気よ、ここで楽しく暮らしている。
Tはずっとここに居ればいいのよ、わたしもそのほうがいい。
わたしが泣くと馬鹿にして笑うような人だから、ずっとここに居ればいいのよ。
私を家に帰してちょうだい、みいと一緒に誰にも迷惑をかけずに暮らすから、約束するから、お願いだから・・・・
「Tさんに代わります」
叔母が電話口に出てきた。 身も世もないという風情でわぁわぁ泣いている。
仕事場のまん中で認知症の叔母と話すのは難しいので、大急ぎで部屋から出た。
みいと会いたい、みいに会わせてちょうだい。
わたしはどこも悪くないのに、なんでこんなところに閉じこめられなくちゃならないの?
今までやってきたように、みいと二人っきりで静かに暮らしたいの。
わたしは我が儘なんて言ってないと思う。
あんたもMさんも、わたしはT(叔父)の付き添いだから我慢しろって言うけれど、Tはすごく元気よ、ここで楽しく暮らしている。
Tはずっとここに居ればいいのよ、わたしもそのほうがいい。
わたしが泣くと馬鹿にして笑うような人だから、ずっとここに居ればいいのよ。
私を家に帰してちょうだい、みいと一緒に誰にも迷惑をかけずに暮らすから、約束するから、お願いだから・・・・
ものすごく泣かれた。 泣きやむことはなかった。
叔母の言っていることはその通りで、まったく正しい。
言っていることはその通りなんだけれど、でも、叔母はわたしたちが昨日行ったことも、イトーヨーカドーのレストランでソフトクリームを食べたことも、叔母の衣類を一緒に選んで買ったことも、Mと一緒に涙を流しながら叔父と一緒に東京へ行くと約束したことも憶えていない。
憶えているのは「テレビを買ったからじき届く」(実際は、ウチのテレビを持っていくとわたしが約束した)、これだけだ。
明後日Mがテレビを持っていくから、その時に動物病院へ一緒に行って、みいに会おうね。 叔母にそう申し出てみたが承知しなかった。
あんただけはわかってくれると思ったのに、ひどい、もういい。
あとは電話口で泣くばかり。
~~~ちょきちょき~~~
今日になって初めて動物病院へ電話をした。
天使のようにやさしい声をした男の獣医さんに事情を話し、落ち着いたら猫を引き取りに行きますのでしばらく預かってくださいとお願いをした。
天使の声をした獣医さんはわかったと言いながらも不信感を漂わせている。
「今日は奥さんからお電話がありました。 まったく普通でいらっしゃったんですがねぇ」
「それが、かなり認知症が進んで自立できない状態なんです」
「はぁ・・・」

みいた嬢はどうしているかと聞いたら、すっかり馴染んでよくご飯も食べて、撫でるとゴロゴロ喜んでいると言う。
わたしのことを忘れたんじゃないかと心配する叔母の気持ちが、よくわかった。
叔母の言っていることはその通りで、まったく正しい。
言っていることはその通りなんだけれど、でも、叔母はわたしたちが昨日行ったことも、イトーヨーカドーのレストランでソフトクリームを食べたことも、叔母の衣類を一緒に選んで買ったことも、Mと一緒に涙を流しながら叔父と一緒に東京へ行くと約束したことも憶えていない。
憶えているのは「テレビを買ったからじき届く」(実際は、ウチのテレビを持っていくとわたしが約束した)、これだけだ。
明後日Mがテレビを持っていくから、その時に動物病院へ一緒に行って、みいに会おうね。 叔母にそう申し出てみたが承知しなかった。
あんただけはわかってくれると思ったのに、ひどい、もういい。
あとは電話口で泣くばかり。
~~~ちょきちょき~~~
今日になって初めて動物病院へ電話をした。
天使のようにやさしい声をした男の獣医さんに事情を話し、落ち着いたら猫を引き取りに行きますのでしばらく預かってくださいとお願いをした。
天使の声をした獣医さんはわかったと言いながらも不信感を漂わせている。
「今日は奥さんからお電話がありました。 まったく普通でいらっしゃったんですがねぇ」
「それが、かなり認知症が進んで自立できない状態なんです」
「はぁ・・・」


みいた嬢はどうしているかと聞いたら、すっかり馴染んでよくご飯も食べて、撫でるとゴロゴロ喜んでいると言う。
わたしのことを忘れたんじゃないかと心配する叔母の気持ちが、よくわかった。
2008/03/30のBlog
[ 22:14 ]
[ 明日は我が身(介護・老後) ]
霞ヶ浦湖畔に立つ、瀟洒な老人ケアハウスに行った。
叔父叔母のステイ先である。
Mは2時間かかって、叔父を説得した。
もちろん、今日のところは、、、であるが。(笑)
わたしは少し離れたところで泣きじゃくる叔母の相手をしていた。
「みいに会いたい、みいと一緒に暮らしたい」
「みいとは4年も会っていないのでわたしのことを忘れちゃったと思うの」
「可愛い猫だったわ・・・ どんな顔だったか憶えていないけれど」
「あたしはね、T(叔父のこと)と暮らすよりも、みいと二人っきりで暮らしたい」
叔母の繰り言を聞いていると、笑っていいのか泣いていいのかわからなくなった。
みいと別れたのは、たった4日前のことじゃないの・・・
叔父とより、みいと暮らすほうがいいのね、それはわかるような気がする。(苦笑)
突然、意地悪気分になった私は、叔母に質問をしてみた。
「みいは何色の猫だっけ」
「え? えーとね、茶色よ。 茶色の縞だったかな」
うーん、色は合っているからいいか。 (正解は、茶白のぶち猫)
叔父叔母のステイ先である。
Mは2時間かかって、叔父を説得した。
もちろん、今日のところは、、、であるが。(笑)
わたしは少し離れたところで泣きじゃくる叔母の相手をしていた。
「みいに会いたい、みいと一緒に暮らしたい」
「みいとは4年も会っていないのでわたしのことを忘れちゃったと思うの」
「可愛い猫だったわ・・・ どんな顔だったか憶えていないけれど」
「あたしはね、T(叔父のこと)と暮らすよりも、みいと二人っきりで暮らしたい」
叔母の繰り言を聞いていると、笑っていいのか泣いていいのかわからなくなった。
みいと別れたのは、たった4日前のことじゃないの・・・
叔父とより、みいと暮らすほうがいいのね、それはわかるような気がする。(苦笑)
突然、意地悪気分になった私は、叔母に質問をしてみた。
「みいは何色の猫だっけ」
「え? えーとね、茶色よ。 茶色の縞だったかな」
うーん、色は合っているからいいか。 (正解は、茶白のぶち猫)
[ 22:11 ]
[ 読書 ]
■千日紅の恋人 帚木蓬生 新潮文庫 ¥590(税別)
金曜日の夜から土曜日の朝にかけて12時間連続眠ったデュエットです。
いやぁ先週は、すごく疲れました。
金曜日の夜から土曜日の朝にかけて12時間連続眠ったデュエットです。
いやぁ先週は、すごく疲れました。
疲れを癒やすにもってこいは読書。
軽めの肩の凝らない奴、、、あ、これは良さそうだわ。
平積みになっていた「千日紅の恋人」を取りあげた。
~~~~~~
時子は38歳。 老人介護施設でヘルパーとして働きながら、母親が所有している古びたアパート「扇荘」の管理人をしている。
結婚は2回したが、死別と生別で今はひとり身。
扇荘は家賃が3万円ちょっとのボロアパートだから、今どきの人は見向きもしない物件だけれど、どういうわけかいつも空き室なしの盛況だった。
~~~~~~
軽めの肩の凝らない奴、、、あ、これは良さそうだわ。
平積みになっていた「千日紅の恋人」を取りあげた。
~~~~~~
時子は38歳。 老人介護施設でヘルパーとして働きながら、母親が所有している古びたアパート「扇荘」の管理人をしている。
結婚は2回したが、死別と生別で今はひとり身。
扇荘は家賃が3万円ちょっとのボロアパートだから、今どきの人は見向きもしない物件だけれど、どういうわけかいつも空き室なしの盛況だった。
~~~~~~
「暖かでどこか懐かしい恋愛長編」
裏書きにはそう書かれているのに、読んでも読んでも恋人が登場しない。
扇荘の住人の紹介、老人介護施設での毎日、母親と一緒に通っているカラオケ教室。
こればかりがひたすらくり返される。
ようやっと、将来の恋人か?と思われる有馬生馬が扇荘の新住人として登場するが、恋愛らしいシーンはないのである。
のんびりした口調で語られるのは、扇荘の空き地に花壇を作ったこと、老人介護施設の運動会、カラオケ教室の発表会。
最後の10頁だけが恋愛小説かもしれない。
読み終わってみると、肩の凝りがほぐれていた。
なにがどうしたというわけではないが、ぬるめの温泉に時間をかけて入ったあとのような、けだるい充実感がある。
ほら、手指の腹がすっかりふやけているじゃないの・・・
(なぜベトナムの画像なの?ですか。 ええ、ええ、これには深いわけがありましてね)
裏書きにはそう書かれているのに、読んでも読んでも恋人が登場しない。
扇荘の住人の紹介、老人介護施設での毎日、母親と一緒に通っているカラオケ教室。
こればかりがひたすらくり返される。
ようやっと、将来の恋人か?と思われる有馬生馬が扇荘の新住人として登場するが、恋愛らしいシーンはないのである。
のんびりした口調で語られるのは、扇荘の空き地に花壇を作ったこと、老人介護施設の運動会、カラオケ教室の発表会。
最後の10頁だけが恋愛小説かもしれない。
読み終わってみると、肩の凝りがほぐれていた。
なにがどうしたというわけではないが、ぬるめの温泉に時間をかけて入ったあとのような、けだるい充実感がある。
ほら、手指の腹がすっかりふやけているじゃないの・・・
(なぜベトナムの画像なの?ですか。 ええ、ええ、これには深いわけがありましてね)
2008/03/29のBlog
[ 23:48 ]
[ 読書 ]
■アメリカ素描 司馬遼太郎 解説:亀井俊介 新潮文庫 ¥629
昭和60年頃に読売新聞に連載された司馬遼太郎のエッセイである。
新聞社の依頼で初めて米国へ行った旅行記であるが、「司馬遼太郎のアメリカ論」になっているところが、きわだっていた。
昭和60年頃に読売新聞に連載された司馬遼太郎のエッセイである。
新聞社の依頼で初めて米国へ行った旅行記であるが、「司馬遼太郎のアメリカ論」になっているところが、きわだっていた。
25年前の旅行記だったので、時代遅れでつまらないのではないかとおそるおそるという感じで読みはじめたが、そんなことはなくてたいへん面白かった。
司馬遼太郎の筆力はたいしたもので、少し前の時代の映画を観ているような臨場感がある。 アメリカの風景を映した映画を観ながら(観るようにして)、司馬遼太郎のアメリカ文明論を聞くのは楽しい。
日本や、アジアについては詳しいし、もちろん旅行も何度もしている司馬遼太郎であるが、ことアメリカに関してはまっさらの状態だった。
と、彼自身が書いているとおり、1回目の旅行記はおずおずとした雰囲気から始まった。
司馬遼太郎は、楽しげに軽やかに旅を重ねながらもアメリカというモノをしっかりと観察をし、旅行が終わる頃には「アメリカ文明」についてしっかりした枠組みをこしらえて、読者に見せている。
司馬遼太郎の筆力はたいしたもので、少し前の時代の映画を観ているような臨場感がある。 アメリカの風景を映した映画を観ながら(観るようにして)、司馬遼太郎のアメリカ文明論を聞くのは楽しい。
日本や、アジアについては詳しいし、もちろん旅行も何度もしている司馬遼太郎であるが、ことアメリカに関してはまっさらの状態だった。
と、彼自身が書いているとおり、1回目の旅行記はおずおずとした雰囲気から始まった。
司馬遼太郎は、楽しげに軽やかに旅を重ねながらもアメリカというモノをしっかりと観察をし、旅行が終わる頃には「アメリカ文明」についてしっかりした枠組みをこしらえて、読者に見せている。
「アメリカ素描」には2回の旅行記が収録されているが、2回目の旅は司馬の仮説「アメリカ文明」を検証するスタンスで書かれているように思った。
「アメリカ文明」と打って出たところが面白い。
ええ?アメリカ文明かよ、でしょう? たかだか300年の歴史しかない国について、これを文明と定義している。
私は若い頃に森有正に夢中になっていた時代があったが、彼が欧州文明に押しつぶされそうになりながら書きあげた悲痛な欧州文明論とは対照的である。
~~~~~~
司馬遼太郎、森有正で共通していたのは「日本には文明がない、文化がある」ということ。
うちのMさんに、文明と文化のちがいはなんだろうと聞いてみた。
「ワタシは、文明と文化は基本は同じだと思ってる。 文明と文化のちがいは規模と歴史(時間)でしょう。 アメリカは規模はクリアしてるけれど、歴史はまだ浅くてもう数百年経たないと文明とは定義できないだろうね」
「そうすると日本は文明にはならないの?」
「日本はね、文明と呼ばれるものから良いところを掠め取って独自の文化に仕立て上げるのが上手いんだよね。 森有正みたいに、文化しか持たない日本を悲しがることはないさ。 ワタシは電気科出身だからこれくらしかわかんないよ」
亭主自慢をするつもりはないが、わたしよりは数段アタマが良さそうだわ。。。
「アメリカ文明」と打って出たところが面白い。
ええ?アメリカ文明かよ、でしょう? たかだか300年の歴史しかない国について、これを文明と定義している。
私は若い頃に森有正に夢中になっていた時代があったが、彼が欧州文明に押しつぶされそうになりながら書きあげた悲痛な欧州文明論とは対照的である。
~~~~~~
司馬遼太郎、森有正で共通していたのは「日本には文明がない、文化がある」ということ。
うちのMさんに、文明と文化のちがいはなんだろうと聞いてみた。
「ワタシは、文明と文化は基本は同じだと思ってる。 文明と文化のちがいは規模と歴史(時間)でしょう。 アメリカは規模はクリアしてるけれど、歴史はまだ浅くてもう数百年経たないと文明とは定義できないだろうね」
「そうすると日本は文明にはならないの?」
「日本はね、文明と呼ばれるものから良いところを掠め取って独自の文化に仕立て上げるのが上手いんだよね。 森有正みたいに、文化しか持たない日本を悲しがることはないさ。 ワタシは電気科出身だからこれくらしかわかんないよ」
亭主自慢をするつもりはないが、わたしよりは数段アタマが良さそうだわ。。。
[ 22:33 ]
[ 日記帖 ]
月曜日 休暇を取り、東京の有料老人ホーム見学
火曜日 AM:レディス・クリニックで検査結果を聞く。 PM:仕事
水曜日 仕事
木曜日 AM:人間ドック。 PM:仕事
金曜日 仕事
土曜日 叔父宅の近所三軒に電話をして、事情を説明し協力をお願いする。 美容室
~~~~~~
叔父が今朝早く、ご近所のOさん宅に電話を入れて、介護施設からカギをもらってほしいと頼んだ。 叔父夫妻は、今度の火曜日に自宅へ帰ろうとしているのである。
介護施設から連絡があったので、Oさんには渡さずにそのまま預かって欲しいと頼み、ご近所に事情を説明する電話をした。
3軒、それぞれに1時間ずつの説明だが、なかなか理解をいただけず大変だった。
叔父にパーキンソン病と軽度の認知症があって、叔母には中度の認知症があることを理解していただけないのである。
「奥さんはまったく正常ですよ、認知症だなんてとんでもない。 だいたい息子さんはどうしたんです? 息子さんに来てもらわなくちゃ話しにならないじゃないですか。 こんなことになって、Tさんご夫妻がお気の毒です」
電話は私がしたのだが、怪しい奴だと思っているのがありありとわかる。 正月から今までの経緯を順々に説明をして、叔母の認知症が具体的にどういう状態なのかを説明した。 「信じられない」というのがご近所の皆さんの感想で、ただお二人からはそういえば思い当たるふしが・・・と、少しだけ理解をいただくことができた。
息子がいるのに姪のわたしが叔父叔母の介護をやっていることについては、みなさんが不審に感じていて、実は近くに住んでいるらしいことを叔母が話していることもあって、息子さんに言えばいいじゃないの、なんで呼ばないのと詰問された。
「どうやら宗教が絡んでいるようなのです」
実は、わたしたちはそう考えている。
3軒のお隣さんの意見はほぼ一致していた。
■Tさんご夫婦が、あなたの言うような状態だとは思えない、信じられません。
■あなたが言っているのが本当だとしたら、こちらでTさん夫妻が暮らすのは火事などが起きたら恐いので困りますね。
■でも、長い間のお付き合いでできた人間関係があるから、Tさんから何か頼まれたら断ることはできませんのであしからず。
■息子さんについては、あなたの考えが正しいような気がします。
■あなたは奥さんの姪ですよね。 ご主人が最後に残った場合もちゃんと看るつもりがあるんですか、そこが心配です。
■あなたはTさんを老人施設に入れようとしているようだけれど、可哀想じゃないですか。 他の方法もよく検討してください。
~~~ちょきちょき~~~
わたしは仕事をしている人間なので、顧客から頭ごなしに怒鳴られることは慣れていますが、こんなふうにみっちり絞られるのもなかなかしんどいですねぇ。
火曜日 AM:レディス・クリニックで検査結果を聞く。 PM:仕事
水曜日 仕事
木曜日 AM:人間ドック。 PM:仕事
金曜日 仕事
土曜日 叔父宅の近所三軒に電話をして、事情を説明し協力をお願いする。 美容室
~~~~~~
叔父が今朝早く、ご近所のOさん宅に電話を入れて、介護施設からカギをもらってほしいと頼んだ。 叔父夫妻は、今度の火曜日に自宅へ帰ろうとしているのである。
介護施設から連絡があったので、Oさんには渡さずにそのまま預かって欲しいと頼み、ご近所に事情を説明する電話をした。
3軒、それぞれに1時間ずつの説明だが、なかなか理解をいただけず大変だった。
叔父にパーキンソン病と軽度の認知症があって、叔母には中度の認知症があることを理解していただけないのである。
「奥さんはまったく正常ですよ、認知症だなんてとんでもない。 だいたい息子さんはどうしたんです? 息子さんに来てもらわなくちゃ話しにならないじゃないですか。 こんなことになって、Tさんご夫妻がお気の毒です」
電話は私がしたのだが、怪しい奴だと思っているのがありありとわかる。 正月から今までの経緯を順々に説明をして、叔母の認知症が具体的にどういう状態なのかを説明した。 「信じられない」というのがご近所の皆さんの感想で、ただお二人からはそういえば思い当たるふしが・・・と、少しだけ理解をいただくことができた。
息子がいるのに姪のわたしが叔父叔母の介護をやっていることについては、みなさんが不審に感じていて、実は近くに住んでいるらしいことを叔母が話していることもあって、息子さんに言えばいいじゃないの、なんで呼ばないのと詰問された。
「どうやら宗教が絡んでいるようなのです」
実は、わたしたちはそう考えている。
3軒のお隣さんの意見はほぼ一致していた。
■Tさんご夫婦が、あなたの言うような状態だとは思えない、信じられません。
■あなたが言っているのが本当だとしたら、こちらでTさん夫妻が暮らすのは火事などが起きたら恐いので困りますね。
■でも、長い間のお付き合いでできた人間関係があるから、Tさんから何か頼まれたら断ることはできませんのであしからず。
■息子さんについては、あなたの考えが正しいような気がします。
■あなたは奥さんの姪ですよね。 ご主人が最後に残った場合もちゃんと看るつもりがあるんですか、そこが心配です。
■あなたはTさんを老人施設に入れようとしているようだけれど、可哀想じゃないですか。 他の方法もよく検討してください。
~~~ちょきちょき~~~
わたしは仕事をしている人間なので、顧客から頭ごなしに怒鳴られることは慣れていますが、こんなふうにみっちり絞られるのもなかなかしんどいですねぇ。
2008/03/27のBlog
[ 23:59 ]
[ 明日は我が身(介護・老後) ]
昨夜から叔母と叔父が暴れています。(茨城県の某老人施設に短期入居中)
やっぱり家に帰ることに決めた。 隣近所の力を借りればまだまだやっていける。

これが、今時点の叔父の結論です。
Mに通帳を預けるのは非常に不安だから、直ぐに持ってきてくれ、とも。
Mが人非人だと見抜いた叔父の眼力はたいしたものですが、肺炎から生還できたのは誰のおかげだと思ってるんだい。(笑)
日曜日にお見舞いに行くことになっているので、それまでもう一度よく考えてくださいと話をしましたが、この調子だと明日は施設から脱走しそうですね。。。
自宅へ帰ったらどうする?とMに聞いてみました。
「隣近所に、情をかけて叔父夫妻を助けないようにお願いする。
最後まで面倒を見ることができないと思うなら、心を鬼にして手を出さないでくださいと言う。 すぐに行き詰まるさ」
~~~ちょきちょき~~~
面倒になってきたから、明日わたしが通帳を渡して、それではお元気で・・・にしちゃおうかと思ったのですが、Mが日曜日まで待ってあげなさいと言うので堪えることにしました。
どうもねぇ、Mの学校歴が良くないせいか足軽程度に見ているんです。
帝大卒の名誉教授は取り扱いが面倒で。。。 ったくもう。
やっぱり家に帰ることに決めた。 隣近所の力を借りればまだまだやっていける。


これが、今時点の叔父の結論です。
Mに通帳を預けるのは非常に不安だから、直ぐに持ってきてくれ、とも。
Mが人非人だと見抜いた叔父の眼力はたいしたものですが、肺炎から生還できたのは誰のおかげだと思ってるんだい。(笑)
日曜日にお見舞いに行くことになっているので、それまでもう一度よく考えてくださいと話をしましたが、この調子だと明日は施設から脱走しそうですね。。。
自宅へ帰ったらどうする?とMに聞いてみました。
「隣近所に、情をかけて叔父夫妻を助けないようにお願いする。
最後まで面倒を見ることができないと思うなら、心を鬼にして手を出さないでくださいと言う。 すぐに行き詰まるさ」
~~~ちょきちょき~~~
面倒になってきたから、明日わたしが通帳を渡して、それではお元気で・・・にしちゃおうかと思ったのですが、Mが日曜日まで待ってあげなさいと言うので堪えることにしました。
どうもねぇ、Mの学校歴が良くないせいか足軽程度に見ているんです。
帝大卒の名誉教授は取り扱いが面倒で。。。 ったくもう。
[ 00:05 ]
[ 日記帖 ]
みいた嬢(猫)が、うちに来るのがほぼ確実になりました。
叔父がうちの近くの老人ホームに入居してもいいと、Mに言ったそうです。
わたしが作った、老人ホームの資料が役に立ちそうで良かった。。。
なるべく早く、2週間くらいで仮入居できるようにしたいのですが、段取りは未だ未定。
ホームもどこにするか未だ決まっていませんし・・・
みいた嬢は動物病院に1ヶ月ほど預かってもらい、家のことを少しでも忘れさせてから、引き取ろうと思います。
慣れるまで早くても1ヶ月、ひょっとしたら半年くらいかかるかもしれませんね。
Mには永遠に懐かないだろうな・・・
外出時は、キャットシッターを頼めるようにしておかないと。
叔父がうちの近くの老人ホームに入居してもいいと、Mに言ったそうです。
わたしが作った、老人ホームの資料が役に立ちそうで良かった。。。
なるべく早く、2週間くらいで仮入居できるようにしたいのですが、段取りは未だ未定。
ホームもどこにするか未だ決まっていませんし・・・
みいた嬢は動物病院に1ヶ月ほど預かってもらい、家のことを少しでも忘れさせてから、引き取ろうと思います。
慣れるまで早くても1ヶ月、ひょっとしたら半年くらいかかるかもしれませんね。
Mには永遠に懐かないだろうな・・・
外出時は、キャットシッターを頼めるようにしておかないと。
[ 00:02 ]
[ むかしばなし ]
そういえば、叔母と私は同窓生である。
戦前の女子高等部・・・高等女学校と、今の高等学校のちがいはあるけれど。
戦前の女子高等部・・・高等女学校と、今の高等学校のちがいはあるけれど。
去年の暮れから高等部の校舎を建て替えています。 70年振りですって・・・
わたしが通っていた頃でもかなり古くて、雰囲気はいいとしてもオンボロだと思っていました。
そうか、叔母もあの校舎でキャーキャー言ってたんだわ。
叔母が14歳の時に父親が亡くなったため、6歳年上の兄が父親代わりをしていました。
父兄(ふけい)という言葉がありますね、今だったら「父母会」というところを戦前は「父兄会」と呼び、文字通り「父」と「兄」しか出席できなかったそうです。
叔母は授業時間に窓の外を眺めてぼうっと過ごし、休憩時間になるとおしゃべりをしまくり、礼拝堂でくすくす笑う問題児だったため、兄はしょっちゅう呼び出されていました。
兄もまだ大学生だったんですけれどね。
高等女学部長のミス・スプロールズから、大きな声で笑わないように、廊下は走らない、ご家庭でもっときちんと躾けるように、英語と、ものすごく下手な日本語で注意を受けたと言っていました。
兄というのは、わたしの父です。
わたしが通っていた頃でもかなり古くて、雰囲気はいいとしてもオンボロだと思っていました。
そうか、叔母もあの校舎でキャーキャー言ってたんだわ。
叔母が14歳の時に父親が亡くなったため、6歳年上の兄が父親代わりをしていました。
父兄(ふけい)という言葉がありますね、今だったら「父母会」というところを戦前は「父兄会」と呼び、文字通り「父」と「兄」しか出席できなかったそうです。
叔母は授業時間に窓の外を眺めてぼうっと過ごし、休憩時間になるとおしゃべりをしまくり、礼拝堂でくすくす笑う問題児だったため、兄はしょっちゅう呼び出されていました。
兄もまだ大学生だったんですけれどね。
高等女学部長のミス・スプロールズから、大きな声で笑わないように、廊下は走らない、ご家庭でもっときちんと躾けるように、英語と、ものすごく下手な日本語で注意を受けたと言っていました。
兄というのは、わたしの父です。