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[ 震災10年目の記憶 ]
1995年1月17日以後今まで自分が関わった震災に関する報告などを書く気にならず伸び伸びに成っていましたが、昨日松永さんのコメント「中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する [中国]」に私自身が震災後の活動でメディアのあり方など共感を持つような事がありましたのでコメントを書かせて頂きまして、そのコメントに私事をズラズラと書き込むのもなんだと思い本日改めてこちらに阪神淡路大震災と言うカテゴリーを作り書く事に致しました。
この話以外にも震災直後から最近に至るまでに私の人生を変えてしまうような事柄が色々と有るのだが、追々このカテゴリーで書き綴りたいと思っている。
資料に関しては公開できるものは公開いたしますし、それ以外は私の記憶を辿りながらと成るので曖昧な点もあるかと思いますが、ネット上に存在する資料などを交えながら書いて行きたいと思っている。
一番公開したかったのは避難所で発行していた活版印刷の新聞を子供達や住人で毎日手作りで作られていたのですが、本当の子供の感じたままが書かれていたのでこれなどは公開したいものなのだが資料をある団体に貸したら返ってこなくなりこの資料をはじめ資料はあまり手元に無いので何とも残念である。
で、松永さんの「中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する [中国]」でのメディアの記事の書き方に付いての事ですが、阪神淡路大震災後の仮設での出来事で私が自治会長をしていたポートアイランド第6仮設での事です。当時仮設の安否確認は警察と市役所の担当者が同行していない場合何が在ろうと出来ない状態で、ある棟の付近で異様な匂いがすると住民より自治会へ知らせが入り行ってみました所どう考えてもゴミの匂いとは違う異臭がしていますので早速警察と役所に連絡を居れ担当者が来は良いのですが、結局その時点では「猫でも天井裏で死んでいるか何かであろう・・・」と言う事でその様な場合はその原因の場所が限定できない。留守宅であれば調べられないような事を言われ梅雨から秋口までその異臭に住民は絶えていた訳です。
# まだこの時点では新聞の記事にはなっていません。
# 周りの仮設では孤独死が問題に成り掛けていた時期にも関わらすです。
そして次の年の春にまた異臭騒ぎとなりやっと警察、役所、仮設自治会役員三者立ち会いの元に窓を壊して入って見ると男性らしきミイラ化した死体が発見されました。その死体からは色々な死体に群がる虫が蠢いて、何とも異臭とその光景はホラー映画の比ではありませんでした。私も周りの住民も吐き気をもようすほどの酷い姿でこれが1年前ならこんな姿での発見と言う事にはならなかった事でしょう。ここでやっとこの事が新聞の記事になりましたが、責められるべきは警察や市役所で、自治会役員では無い筈であるにも関わらず記事の内容は自治会に対する監視の不徹底のように書かれた。
自治会からの知らせを1年前に警察や役所が聞き入れて特別措置を取り、調べていれば良いものを警察や役所曰くは「もし留守に成っていただけなら不法侵入をする事になり法律で出来ないと・・・」確かに行っている事はごもっともですが、1年の放置は酷すぎる。とは言え話の始まった時点から自治会でも度々もし留守で出掛けた間の事であればと思い巡回の時には声を掛け手紙をポストに投函するものの受け取った形跡も無く、警察も巡回では尋ねていてくれたようで記録も見せてもらたが、役所は何もしていず警察からの報告を聞くだけであり自治会への打診は無かった。この時点では仮設の安否確認の特例措置条例は出来ておらずその後も確認をしなくては成らない事が他の仮設でも起こり市議会、県議会などで決議され特別措置条例が出来たのは半年ほどあとの事と記憶しているが、申し訳ないが曖昧である。
後先になるがこの事で新聞だけにとどまらずテレビの取材も頻繁で何とも閉口した。しかし、警察や役所の対応についての報道は我々自治会に対するものとは一線を引いたような内容であった。何十人もの取材人、マイク、テレビカメラで攻め立てるような質問であったが、私からその記者達に質問をして答えられた者は居なかった。
「もし貴方が住んでいるのがマンションやアパートとして、貴方の隣人との付き合いがあまり無い住人の部屋から異臭がしたとして、チャイムを鳴らそうがメモを入れようが返答が無い場合にそこで人が亡くなっていると判断して警察が直ぐに対応してくれると貴方は考えれますか!?」との質問をしたのである。
これと同じ質問を貴方は今私にしているのですよっ!それに答える事が出来れば何処までも取材にお答えしますが、それが出来ない人と私は話したくないと言ってその場から私は去りました。
でも、書かれていたりニュースで流れたものは自治会の責任論が大方で警察や役所に対する責任論は法律を立てに逃れられてしまった。どう考えても記事にならないから何とか自治会からのコメントを突付いて読者や視聴者に向けてのコメントとしようとしていたようにしか私には思えなかった。この事が有って以来私はメディアが書く事を以前に増して信用しなくなった。
関西系の新聞社で言えば毎日新聞、テレビも毎日それと地場テレビのサンテレビは割と公平な立場から書いてくれたし、記者も私が応えたくなるような質問をしてくれたと記憶している。
この亡くなられた方は身寄りも何とか見つかりましたが、かなり長い間家族の方と音信不通で、仮設に移った事も知らず親族の方は震災で亡くなったものと思われて二重の驚きでの再開となったようです。
葬儀は第6自治会で仕切らせて頂いて「ふれあいセンター」でさせて頂き、その葬儀には避難所からボランティアに来てくれていた浄土宗のお坊さん達にご奉仕願いました。全く有り難い事です。
ご冥福をお祈り致しおります。
*-------------------------------------------------------*
<関連リンク>
◆ポートアイランド第6仮設住宅で住民が孤独死
◆ポートアイランド第6・第7仮設住宅生活実態調査
◆神戸大学NEWS NETホームページ「震災特集ページ」
この話以外にも震災直後から最近に至るまでに私の人生を変えてしまうような事柄が色々と有るのだが、追々このカテゴリーで書き綴りたいと思っている。
資料に関しては公開できるものは公開いたしますし、それ以外は私の記憶を辿りながらと成るので曖昧な点もあるかと思いますが、ネット上に存在する資料などを交えながら書いて行きたいと思っている。
一番公開したかったのは避難所で発行していた活版印刷の新聞を子供達や住人で毎日手作りで作られていたのですが、本当の子供の感じたままが書かれていたのでこれなどは公開したいものなのだが資料をある団体に貸したら返ってこなくなりこの資料をはじめ資料はあまり手元に無いので何とも残念である。
で、松永さんの「中国の反日機運は高くない!「煽り」記事を事実から検証する [中国]」でのメディアの記事の書き方に付いての事ですが、阪神淡路大震災後の仮設での出来事で私が自治会長をしていたポートアイランド第6仮設での事です。当時仮設の安否確認は警察と市役所の担当者が同行していない場合何が在ろうと出来ない状態で、ある棟の付近で異様な匂いがすると住民より自治会へ知らせが入り行ってみました所どう考えてもゴミの匂いとは違う異臭がしていますので早速警察と役所に連絡を居れ担当者が来は良いのですが、結局その時点では「猫でも天井裏で死んでいるか何かであろう・・・」と言う事でその様な場合はその原因の場所が限定できない。留守宅であれば調べられないような事を言われ梅雨から秋口までその異臭に住民は絶えていた訳です。
# まだこの時点では新聞の記事にはなっていません。
# 周りの仮設では孤独死が問題に成り掛けていた時期にも関わらすです。
そして次の年の春にまた異臭騒ぎとなりやっと警察、役所、仮設自治会役員三者立ち会いの元に窓を壊して入って見ると男性らしきミイラ化した死体が発見されました。その死体からは色々な死体に群がる虫が蠢いて、何とも異臭とその光景はホラー映画の比ではありませんでした。私も周りの住民も吐き気をもようすほどの酷い姿でこれが1年前ならこんな姿での発見と言う事にはならなかった事でしょう。ここでやっとこの事が新聞の記事になりましたが、責められるべきは警察や市役所で、自治会役員では無い筈であるにも関わらず記事の内容は自治会に対する監視の不徹底のように書かれた。
自治会からの知らせを1年前に警察や役所が聞き入れて特別措置を取り、調べていれば良いものを警察や役所曰くは「もし留守に成っていただけなら不法侵入をする事になり法律で出来ないと・・・」確かに行っている事はごもっともですが、1年の放置は酷すぎる。とは言え話の始まった時点から自治会でも度々もし留守で出掛けた間の事であればと思い巡回の時には声を掛け手紙をポストに投函するものの受け取った形跡も無く、警察も巡回では尋ねていてくれたようで記録も見せてもらたが、役所は何もしていず警察からの報告を聞くだけであり自治会への打診は無かった。この時点では仮設の安否確認の特例措置条例は出来ておらずその後も確認をしなくては成らない事が他の仮設でも起こり市議会、県議会などで決議され特別措置条例が出来たのは半年ほどあとの事と記憶しているが、申し訳ないが曖昧である。
後先になるがこの事で新聞だけにとどまらずテレビの取材も頻繁で何とも閉口した。しかし、警察や役所の対応についての報道は我々自治会に対するものとは一線を引いたような内容であった。何十人もの取材人、マイク、テレビカメラで攻め立てるような質問であったが、私からその記者達に質問をして答えられた者は居なかった。
「もし貴方が住んでいるのがマンションやアパートとして、貴方の隣人との付き合いがあまり無い住人の部屋から異臭がしたとして、チャイムを鳴らそうがメモを入れようが返答が無い場合にそこで人が亡くなっていると判断して警察が直ぐに対応してくれると貴方は考えれますか!?」との質問をしたのである。
これと同じ質問を貴方は今私にしているのですよっ!それに答える事が出来れば何処までも取材にお答えしますが、それが出来ない人と私は話したくないと言ってその場から私は去りました。
でも、書かれていたりニュースで流れたものは自治会の責任論が大方で警察や役所に対する責任論は法律を立てに逃れられてしまった。どう考えても記事にならないから何とか自治会からのコメントを突付いて読者や視聴者に向けてのコメントとしようとしていたようにしか私には思えなかった。この事が有って以来私はメディアが書く事を以前に増して信用しなくなった。
関西系の新聞社で言えば毎日新聞、テレビも毎日それと地場テレビのサンテレビは割と公平な立場から書いてくれたし、記者も私が応えたくなるような質問をしてくれたと記憶している。
この亡くなられた方は身寄りも何とか見つかりましたが、かなり長い間家族の方と音信不通で、仮設に移った事も知らず親族の方は震災で亡くなったものと思われて二重の驚きでの再開となったようです。
葬儀は第6自治会で仕切らせて頂いて「ふれあいセンター」でさせて頂き、その葬儀には避難所からボランティアに来てくれていた浄土宗のお坊さん達にご奉仕願いました。全く有り難い事です。
ご冥福をお祈り致しおります。
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<関連リンク>
◆ポートアイランド第6仮設住宅で住民が孤独死
◆ポートアイランド第6・第7仮設住宅生活実態調査
◆神戸大学NEWS NETホームページ「震災特集ページ」
