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2008/01/20のBlog
[ 04:54 ]
[ 為替 ]
為替も厳しいサンから、若しインダストリアル・コモディティーが軟化した場合、為替も厳しくなるのか?というご質問を受けました。大事なポイントだと思うので、カンタンに整理しておきます。
右のグラフは去年1年の各国通貨の対ドルでの上げ、下げを示しています。このグラフがマイナスになっている通貨(例えば右端はブラジル・レアル)は、「ドルがブラジル・レアルに対してこれだけ下落した」という風に読みます。(グラフが小さいですのでイメージをクリックして別のウインドウがポップアップした後、グラフ上にカーソルを持って行って下さい。するとグラフ拡大用の四角いアイコンが出るのでそれをクリックしていただければ拡大できます。)
このグラフを見れば例えばブラジル・レアルはドルに対して去年は+17%も上昇したことがわかります。株の世界ではこの程度の上げ下げは日常茶飯事ですけど、一国の為替がこんなに動くと輸出競争力などに甚大な影響を与えます。だから為替が動きすぎるのは実態経済の競争力の観点からは考え物なのです。
そういう意味では僕はブラジルやトルコの通貨に関しては楽観視していません。
* * *
ただ、通貨の健全性はその通貨が最近どのくらい動いたか?という考察に加えて、貿易収支がちゃんと黒字か?外貨準備は積みあがっているか?、失業率はどうなっているか(だんだん失業が増えているなら為替を減価して輸出競争力を増すプレッシャーが生ずる)、、、などいろいろな諸点を考慮する必要があります。ブラジルはこれらの点では合格点です。
言い方を変えれば、上記のような好環境があったからこそブラジル・レアルなどの新興国通貨は去年値上がりしたわけです。でも通貨が高くなるということ自体、将来、その「反動」でいろいろなことが上手くゆかなくなる芽が出始めていることを暗示するわけですから、余り無制限にイケイケどんどんだという風には想定しない方が怪我が少ないでしょう。
右のグラフは去年1年の各国通貨の対ドルでの上げ、下げを示しています。このグラフがマイナスになっている通貨(例えば右端はブラジル・レアル)は、「ドルがブラジル・レアルに対してこれだけ下落した」という風に読みます。(グラフが小さいですのでイメージをクリックして別のウインドウがポップアップした後、グラフ上にカーソルを持って行って下さい。するとグラフ拡大用の四角いアイコンが出るのでそれをクリックしていただければ拡大できます。)
このグラフを見れば例えばブラジル・レアルはドルに対して去年は+17%も上昇したことがわかります。株の世界ではこの程度の上げ下げは日常茶飯事ですけど、一国の為替がこんなに動くと輸出競争力などに甚大な影響を与えます。だから為替が動きすぎるのは実態経済の競争力の観点からは考え物なのです。
そういう意味では僕はブラジルやトルコの通貨に関しては楽観視していません。
* * *
ただ、通貨の健全性はその通貨が最近どのくらい動いたか?という考察に加えて、貿易収支がちゃんと黒字か?外貨準備は積みあがっているか?、失業率はどうなっているか(だんだん失業が増えているなら為替を減価して輸出競争力を増すプレッシャーが生ずる)、、、などいろいろな諸点を考慮する必要があります。ブラジルはこれらの点では合格点です。
言い方を変えれば、上記のような好環境があったからこそブラジル・レアルなどの新興国通貨は去年値上がりしたわけです。でも通貨が高くなるということ自体、将来、その「反動」でいろいろなことが上手くゆかなくなる芽が出始めていることを暗示するわけですから、余り無制限にイケイケどんどんだという風には想定しない方が怪我が少ないでしょう。
[ 02:53 ]
[ マクロ・ストラテジー ]
route17 さんからのご質問を読んでいて、整理する必要を感じたのでエントリーを立てます。右のグラフは最近の世界の金利の動向を示しています。(出典:バロンズ)
この中で特に一番右側のチャートを見て下さい。これは米国の金利を短期金利から長期金利までずらっと横に並べてそれぞれの金利水準をプロットしたものです。こうして表示されるグラフを金融のギョーカイではイールド・カーブと言います。
直近でのイールド・カーブはこのグラフでは2008年1月18日という表示のある細線(グレー)になります。これを見て頂くと2年物のところが約2.35%の水準まで下がっており、3ヶ月物より下に来ていることがわかります。
現在のFFレートは4.25%なのですから2%近くもの金利差を捨ててまでして投資家は2年先のレート(2.35%)をロックインしようとしているわけです。これは市場参加者がいずれ金利はそれ以下に下がると考えているからに他なりません。
同じグラフを時系列で追ってみると1年前(赤線)に比べて2年物の金利は随分下がりました。僅か一ヶ月前(青線)と比べても2年物のところは相当下がったことがわかります。こういうドラマチックな動きは珍しいです。これは投資家の考える景況感が急速に暗転していることを示しています。いま、2年物のイールド・カーブがザックリ2.5%以上も下がったのに対してFFレートはピークの5.25%から現在の4.25%まで1%しか下がっていません。(勿論、厳密なことを言えば、同時期を比較しないといけないのですけど、大勢としては同じことです。)
これは何を意味しているか?と言えば、FEDのFFレート引き下げが後手に回っているという見方をする人も居るでしょうし、所謂、「利下げを催促する」マーケットになっていると評することもできると思います。またこのような凹型のグラフはリセッションを示唆するという風に解釈するウォッチャーも居ます。いずれにせよ、FFレートはもっともっと下がってこないとおかしいわけです。
このことは景気指標から考えても整合性があります。
この中で特に一番右側のチャートを見て下さい。これは米国の金利を短期金利から長期金利までずらっと横に並べてそれぞれの金利水準をプロットしたものです。こうして表示されるグラフを金融のギョーカイではイールド・カーブと言います。
直近でのイールド・カーブはこのグラフでは2008年1月18日という表示のある細線(グレー)になります。これを見て頂くと2年物のところが約2.35%の水準まで下がっており、3ヶ月物より下に来ていることがわかります。
現在のFFレートは4.25%なのですから2%近くもの金利差を捨ててまでして投資家は2年先のレート(2.35%)をロックインしようとしているわけです。これは市場参加者がいずれ金利はそれ以下に下がると考えているからに他なりません。
同じグラフを時系列で追ってみると1年前(赤線)に比べて2年物の金利は随分下がりました。僅か一ヶ月前(青線)と比べても2年物のところは相当下がったことがわかります。こういうドラマチックな動きは珍しいです。これは投資家の考える景況感が急速に暗転していることを示しています。いま、2年物のイールド・カーブがザックリ2.5%以上も下がったのに対してFFレートはピークの5.25%から現在の4.25%まで1%しか下がっていません。(勿論、厳密なことを言えば、同時期を比較しないといけないのですけど、大勢としては同じことです。)
これは何を意味しているか?と言えば、FEDのFFレート引き下げが後手に回っているという見方をする人も居るでしょうし、所謂、「利下げを催促する」マーケットになっていると評することもできると思います。またこのような凹型のグラフはリセッションを示唆するという風に解釈するウォッチャーも居ます。いずれにせよ、FFレートはもっともっと下がってこないとおかしいわけです。
このことは景気指標から考えても整合性があります。
週末のNYタイムズの記事では失業者数の前年同期比の増加率が+13%のマジック・ナンバーを超えたということが指摘されています。(あ、この記事を書いているフロイド・ノリスはNYタイムズの経済記者の中では主に金利・金融関係の記事で確固とした見識のある記事を書くベテランです。注目。)過去に於いて失業率が+13%のマジック・ナンバーを超えた場合、米国経済は全てリセッション(*)に陥っている、、、。
いま失業率というのはどちらかと言えば遅行指標であり、指標としては先見性ではなく、ダメ押し的な確認の意味合いを持つデータ・ポイントと言えます。
つまり、イールド・カーブからも雇用統計からも米国経済が現在受けているストレスの大きさは尋常ではないことがわかるわけです。
1月30日のFOMCではほぼ100%の確実性でFEDは50bpの引き下げを発表すると市場は見ています。さらに引き下げ幅が75bpになる確率は72%程度であると考えられています。債券市場の参加者はそれを織り込んでいます。でも株式市場の参加者は前回のFOMCのときに「騙された」という気持ちが強いので、これらの数字は頑なに織り込むことを拒んでいるように見えます。
「でもアメリカが利下げするとドルが崩落するのでは?」
こういう考えをする投資家が強固なコンセンサスを形成しています。僕は相対的に見ると今のマーケットはアメリカに対して皆が極端に悲観的であると同時に英国やEUに関しては楽観的過ぎると思います。英国やEUの不動産市場は米国のそれと同じくらい、ないしはそれ以上に不健全です。EUの産業界は通貨高でまったく、からっきし、全然、競争力がありません。いや、産業界どころか、観光(=たとえばパリのファッション・ブティック)ですら深刻な競争力の減退の危機に晒されていると思います。
なるほど、目先的にはドルがいちばん下落プレッシャーを感じるのかも知れません。でも中期的にはOKだと僕は考えています。
「でも利下げはインフレを助長する、、、」
そういう声もあります。僕はこの考えには反対です。2008年という年はインダストリアル(工業)コモディティーの価格が陥没する年になります。銅、ステンレス・スチール、石油などの価格はかなり急落するでしょう。すると今羽振りの良いSWFなども一瞬のうちに国際収支悪化、国内財政悪化などのショックの洗礼を受けることが予想されます。そうなればドバイのブームも終わるでしょう。
BRICsに関しては先月の勉強会でも指摘した通り、政策金利の方向性としてはこれまでずっと基調としては利上げモードでした。チョッと緩気味の中国でさえ、過去数ヶ月は遅ればせできつめに誘導しています。これは何を意味するか?。
世界の経済が鈍化した場合、BRICsの中央銀行はいままでキュウキュウに締め付けていた金融を少し緩和するボタンを押すことで先進国からの需要減退に対応してゆけると思います。僕がBRICs経済の踏ん張り力に対して楽観的な理由のひとつはこれです。
ですから1月30日に利下げを発表すると世界のお金がBRICsに避難すると思います。
(*)但しこれはビューロー・オブ・レーバー・スタティスティクス(労働統計局)における定義であることに注意。
PS:次回の『リアルタイム・ネット勉強会』は素材、資源、市況関連セクターの総点検を予定しています。2月6日です。
いま失業率というのはどちらかと言えば遅行指標であり、指標としては先見性ではなく、ダメ押し的な確認の意味合いを持つデータ・ポイントと言えます。
つまり、イールド・カーブからも雇用統計からも米国経済が現在受けているストレスの大きさは尋常ではないことがわかるわけです。
1月30日のFOMCではほぼ100%の確実性でFEDは50bpの引き下げを発表すると市場は見ています。さらに引き下げ幅が75bpになる確率は72%程度であると考えられています。債券市場の参加者はそれを織り込んでいます。でも株式市場の参加者は前回のFOMCのときに「騙された」という気持ちが強いので、これらの数字は頑なに織り込むことを拒んでいるように見えます。
「でもアメリカが利下げするとドルが崩落するのでは?」
こういう考えをする投資家が強固なコンセンサスを形成しています。僕は相対的に見ると今のマーケットはアメリカに対して皆が極端に悲観的であると同時に英国やEUに関しては楽観的過ぎると思います。英国やEUの不動産市場は米国のそれと同じくらい、ないしはそれ以上に不健全です。EUの産業界は通貨高でまったく、からっきし、全然、競争力がありません。いや、産業界どころか、観光(=たとえばパリのファッション・ブティック)ですら深刻な競争力の減退の危機に晒されていると思います。
なるほど、目先的にはドルがいちばん下落プレッシャーを感じるのかも知れません。でも中期的にはOKだと僕は考えています。
「でも利下げはインフレを助長する、、、」
そういう声もあります。僕はこの考えには反対です。2008年という年はインダストリアル(工業)コモディティーの価格が陥没する年になります。銅、ステンレス・スチール、石油などの価格はかなり急落するでしょう。すると今羽振りの良いSWFなども一瞬のうちに国際収支悪化、国内財政悪化などのショックの洗礼を受けることが予想されます。そうなればドバイのブームも終わるでしょう。
BRICsに関しては先月の勉強会でも指摘した通り、政策金利の方向性としてはこれまでずっと基調としては利上げモードでした。チョッと緩気味の中国でさえ、過去数ヶ月は遅ればせできつめに誘導しています。これは何を意味するか?。
世界の経済が鈍化した場合、BRICsの中央銀行はいままでキュウキュウに締め付けていた金融を少し緩和するボタンを押すことで先進国からの需要減退に対応してゆけると思います。僕がBRICs経済の踏ん張り力に対して楽観的な理由のひとつはこれです。
ですから1月30日に利下げを発表すると世界のお金がBRICsに避難すると思います。
(*)但しこれはビューロー・オブ・レーバー・スタティスティクス(労働統計局)における定義であることに注意。
PS:次回の『リアルタイム・ネット勉強会』は素材、資源、市況関連セクターの総点検を予定しています。2月6日です。
2008/01/18のBlog
[ 14:27 ]
[ 相場のテクニック ]
メリエル:「でも私とカレって、これからどうなっちゃうのかしら?。私は仕事が無くても明日にでも日本に飛んで来たい気持ちなんだけど、カレはロッキードに就職したばかりだから早まった真似はしない方がいいって言うの。」
僕:「それに関しては何が正しいかは僕にはわからない。だけどね、メリエル、世の中には不確実性が満ち満ちているんだ。にんげんは弱い生き物だから確実な方、確実な方へとなびく生き方をするもんなのさ。でもキミ自身をみてごらん。キミのおとうさんが米国へ移民してきたのがキミが10代の頃だ。そして空軍のキャリアを選んだということは、こう言っちゃ何だけど、キミは苦学していると思う。でも自分の直感を頼ってリスキーな途を歩んだからこそ、キミは同世代の女性より遥かにキャリアや経験の上で勝っているし、世界中を旅行した。思えば遠くに来たものでしょ?。」
メリエル:「それはそうだけど、、、、」
僕:「物事には常に2つのレベルがあるんだ。それはホンモノ(サブスタンス)とノイズ(雑音)だ。カレとのキスがしっかりしていたということはホンモノ。カレの部屋が荒れているとか、ときどきは想っているなんて言い方をするとか、どちらの方が電話の回数が多いとか、、、そういうことはみんなノイズだ。」
メリエル:「わかった。わたし、カレとやっていけるか試してみる方に賭けるわ。」
* * *
これでメリエルの話はおしまい。
ある種の御伽噺というか、寓話だと思っていただければ結構です。
今、マーケットでおこっていることは僕を含めた多くの投資家にとって混乱させる、どう考えたらいいのかわからない様相を呈しています。でもそのうちの大半は僕に言わせればメリエルの寓話で言う「ノイズ」の部類に入るような事なのです。
ノイズばかりを気にしている人は遠くへ行くことはできません。
僕:「それに関しては何が正しいかは僕にはわからない。だけどね、メリエル、世の中には不確実性が満ち満ちているんだ。にんげんは弱い生き物だから確実な方、確実な方へとなびく生き方をするもんなのさ。でもキミ自身をみてごらん。キミのおとうさんが米国へ移民してきたのがキミが10代の頃だ。そして空軍のキャリアを選んだということは、こう言っちゃ何だけど、キミは苦学していると思う。でも自分の直感を頼ってリスキーな途を歩んだからこそ、キミは同世代の女性より遥かにキャリアや経験の上で勝っているし、世界中を旅行した。思えば遠くに来たものでしょ?。」
メリエル:「それはそうだけど、、、、」
僕:「物事には常に2つのレベルがあるんだ。それはホンモノ(サブスタンス)とノイズ(雑音)だ。カレとのキスがしっかりしていたということはホンモノ。カレの部屋が荒れているとか、ときどきは想っているなんて言い方をするとか、どちらの方が電話の回数が多いとか、、、そういうことはみんなノイズだ。」
メリエル:「わかった。わたし、カレとやっていけるか試してみる方に賭けるわ。」
* * *
これでメリエルの話はおしまい。
ある種の御伽噺というか、寓話だと思っていただければ結構です。
今、マーケットでおこっていることは僕を含めた多くの投資家にとって混乱させる、どう考えたらいいのかわからない様相を呈しています。でもそのうちの大半は僕に言わせればメリエルの寓話で言う「ノイズ」の部類に入るような事なのです。
ノイズばかりを気にしている人は遠くへ行くことはできません。
[ 13:42 ]
[ 相場のテクニック ]
メリエル:「ごめんなさい、起こしたかしら?。私どうしても電話せずにはいられなかったの。」
僕:「それで、、、どうだったの?」
メリエル:「わたしもう混乱してしまって、、、」
僕:「順番に話を訊こうか?」
* * *
彼女はその夜2人がファミレスに行って食事をした後でシリアスな会話になったいきさつを語り始めました。カレは「愛してるよ」とは言うけれど、メリエルが「それじゃなぜ私の方が沢山電話しているのにあなたは電話してくれないの?」と訊いたそうです。するとカレは「電話はしないけど、ときどききみのことを想っているよ」との返事。メリエルは「わたしはあなたのことをいつも考えています。だからときどきということばの意味はわたしにはよくわからない」と言ったそうです。するとカレは「四六時中ではないけれど、ちゃんとたまには想っている」と言ったのだそうです。またカレの方から「もしかしたら僕達、サンディエゴで何時か一緒に暮らすかもしれないし、将来はわからないからね。」と気を持たせる事も言うのだそうです。最後にキスして手を振って別れてきたけど、ホテルに帰ったら涙が出てきた。カレにはきっとカワイイ日本人女性のガールフレンドが沢山いるに違いないわ!というわけです。
僕:「あのさ、チョッと立ち入った事、訊いて構わないかな?癪にさわったら答えなくていいよ。」
メリエル:「うん。」
僕:「キミが最後にカレにキスしたと言ったけど、そのときの感じは冷たかった?、それとも、(これでいいんだ)と言えるような、夢中になれるキスだった?」
メリエル:「きもち良かったわ。」
僕:「じゃ、カンタンだ。」
メリエル:「え?」
僕:「つまり男性の方に気が無いキスはたいてい女の子はその冷たさ、違和感、落差みたいなものを感じるものなのさ。だからキミが夢心地になるようなしっかりしたキスだったんなら、カレの気持ちはしっかりキミの方を向いているよ。」
メリエル:「それじゃなんでたまには想っているなんて冷たい言い方するの?」
僕:「それは男と女の差かもしれない。女の子というのは毎日毎日カレが愛してくれているということを確かめたいものなんだ。それに比べて男の方は自分の頭で自分達の関係は強固だと思い込んだら、毎日電話がなくても平気なのさ。」
メリエル:「カレのアパートったら引っ越して3ヶ月も経つのに未だダンボール箱を卓袱台に使っているし、家具が何もないの。フライパンやおなべも勿論、無いわ。冷蔵庫の中には古くなったバナナが転がっているだけだし、、、。きっと毎晩、遊び歩いているから家は空けたままなのよ。私を一週間置いてくれなかったのは、女が来るからにきまっているわ。」
僕:「そうかもしれない。でも若しそうだとしてもカレの遊び相手はあくまで単なるアソビであって、貴女のライバルになるような良い女性ではないことだけは確かだ。」
メリエル:「どうしてそんなに確信が持てるわけ?」
僕:「例えば貴女が日本に来てカレと同棲したとしよう。貴女ならカレのアパートをそんな状態で放置しておくかい?たぶん、すぐに部屋をフィックス・アップしてあげるでしょ?。僕も家内と知り合った頃、お互いのアパートを行き来したけど、フライパンとか一緒に買い集めるのは楽しかったよ。」
メリエル:「ふ~ん、そう言われてみればそうね。良い女性なら、ほっとくわけないもんね。」
僕:「ね、わかったでしょ?、だから元気だせよ。」
僕:「それで、、、どうだったの?」
メリエル:「わたしもう混乱してしまって、、、」
僕:「順番に話を訊こうか?」
* * *
彼女はその夜2人がファミレスに行って食事をした後でシリアスな会話になったいきさつを語り始めました。カレは「愛してるよ」とは言うけれど、メリエルが「それじゃなぜ私の方が沢山電話しているのにあなたは電話してくれないの?」と訊いたそうです。するとカレは「電話はしないけど、ときどききみのことを想っているよ」との返事。メリエルは「わたしはあなたのことをいつも考えています。だからときどきということばの意味はわたしにはよくわからない」と言ったそうです。するとカレは「四六時中ではないけれど、ちゃんとたまには想っている」と言ったのだそうです。またカレの方から「もしかしたら僕達、サンディエゴで何時か一緒に暮らすかもしれないし、将来はわからないからね。」と気を持たせる事も言うのだそうです。最後にキスして手を振って別れてきたけど、ホテルに帰ったら涙が出てきた。カレにはきっとカワイイ日本人女性のガールフレンドが沢山いるに違いないわ!というわけです。
僕:「あのさ、チョッと立ち入った事、訊いて構わないかな?癪にさわったら答えなくていいよ。」
メリエル:「うん。」
僕:「キミが最後にカレにキスしたと言ったけど、そのときの感じは冷たかった?、それとも、(これでいいんだ)と言えるような、夢中になれるキスだった?」
メリエル:「きもち良かったわ。」
僕:「じゃ、カンタンだ。」
メリエル:「え?」
僕:「つまり男性の方に気が無いキスはたいてい女の子はその冷たさ、違和感、落差みたいなものを感じるものなのさ。だからキミが夢心地になるようなしっかりしたキスだったんなら、カレの気持ちはしっかりキミの方を向いているよ。」
メリエル:「それじゃなんでたまには想っているなんて冷たい言い方するの?」
僕:「それは男と女の差かもしれない。女の子というのは毎日毎日カレが愛してくれているということを確かめたいものなんだ。それに比べて男の方は自分の頭で自分達の関係は強固だと思い込んだら、毎日電話がなくても平気なのさ。」
メリエル:「カレのアパートったら引っ越して3ヶ月も経つのに未だダンボール箱を卓袱台に使っているし、家具が何もないの。フライパンやおなべも勿論、無いわ。冷蔵庫の中には古くなったバナナが転がっているだけだし、、、。きっと毎晩、遊び歩いているから家は空けたままなのよ。私を一週間置いてくれなかったのは、女が来るからにきまっているわ。」
僕:「そうかもしれない。でも若しそうだとしてもカレの遊び相手はあくまで単なるアソビであって、貴女のライバルになるような良い女性ではないことだけは確かだ。」
メリエル:「どうしてそんなに確信が持てるわけ?」
僕:「例えば貴女が日本に来てカレと同棲したとしよう。貴女ならカレのアパートをそんな状態で放置しておくかい?たぶん、すぐに部屋をフィックス・アップしてあげるでしょ?。僕も家内と知り合った頃、お互いのアパートを行き来したけど、フライパンとか一緒に買い集めるのは楽しかったよ。」
メリエル:「ふ~ん、そう言われてみればそうね。良い女性なら、ほっとくわけないもんね。」
僕:「ね、わかったでしょ?、だから元気だせよ。」
[ 12:00 ]
[ 相場のテクニック ]
そして問題の水曜日です。
僕はメリエルを丸の内や日比谷に案内した後、銀座のデパートに連れて行きました。彼女はまるで殺人のプロが銃砲店で弾薬やスコープを買い込むような敏捷かつ無駄のない動きで次々にファウンデーションやマスカラを買ってゆきます。そして有楽町のレストランで昼ごはんをたべることにしました。
僕:「あのさ、チョッと聞いていい?。君には心に決めた良い人が居るの?」
メリエル:「、、、ええ、、、、それは、、、、」
僕:「これは僕の勘なんだけど、貴女は彼氏に逢うために東京に来たんでしょ?」
メリエル:「そうです。」
僕:「でも何か上手く行ってないよね?」
メリエル:「実はそうなの。」
そうやって彼女は実は現在のカレとは所謂、ロング・ディスタンス(遠くに離ればなれ)の恋人関係にあること、わざわざ日本まで逢いに来たのに土日だけしか逢ってくれなくて、昨日はメリエルは仕方なく終日「はとバス」ツアーで時間を潰したこと、カレのアパートへは土日だけ泊めてもらえて、後は南麻布の軍関係者のホテルに不本意ながら泊まっていること、今夜もう一度カレに逢って本心を確かめたいと思っていることなどを小鹿のようなまるまるした目から幾条もの涙をしたたらせながら一気に喋って呉れました。
僕:「やっぱりそうか。僕の思った通りだ。貴女の様子はどこか切迫感があったからね。」
メリエル:「ええ、そうなんです。」
僕:「ロング・ディスタンスの辛さは僕にもよくわかるよ。ウチも国際結婚だし、最初の頃は離ればなれだったからね。」
メリエル:「そうなんですか。」
僕:「ウチの場合は東京で知り合って結婚したんだけど、その後で彼女がニューヨークへ行きたいと言ったから、僕が東京の仕事辞めてニューヨークで新しい仕事をさがしたんだ。」
メリエル:「じゃあカレも東京での仕事辞めてサンディエゴに来てくれるかしら?」
僕:「さあ、それはわからない。」
僕:「そろそろカレに逢う時間でしょ?。兎に角、まずその顔をなんとかしなきゃ。化粧室で戦闘準備を整えて来れば?」
メリエル:「そうするわ。」
* * *
メリエルを送り出してから、僕は早々にホテルに帰り、ぐっすり寝込んでしまいました。夜中に電話が鳴ったので時計を見ると11時です。メリエルに違いありません。
(なんだ、こんな早い時間じゃ話は上手く行かなかったな。)
僕はメリエルを丸の内や日比谷に案内した後、銀座のデパートに連れて行きました。彼女はまるで殺人のプロが銃砲店で弾薬やスコープを買い込むような敏捷かつ無駄のない動きで次々にファウンデーションやマスカラを買ってゆきます。そして有楽町のレストランで昼ごはんをたべることにしました。
僕:「あのさ、チョッと聞いていい?。君には心に決めた良い人が居るの?」
メリエル:「、、、ええ、、、、それは、、、、」
僕:「これは僕の勘なんだけど、貴女は彼氏に逢うために東京に来たんでしょ?」
メリエル:「そうです。」
僕:「でも何か上手く行ってないよね?」
メリエル:「実はそうなの。」
そうやって彼女は実は現在のカレとは所謂、ロング・ディスタンス(遠くに離ればなれ)の恋人関係にあること、わざわざ日本まで逢いに来たのに土日だけしか逢ってくれなくて、昨日はメリエルは仕方なく終日「はとバス」ツアーで時間を潰したこと、カレのアパートへは土日だけ泊めてもらえて、後は南麻布の軍関係者のホテルに不本意ながら泊まっていること、今夜もう一度カレに逢って本心を確かめたいと思っていることなどを小鹿のようなまるまるした目から幾条もの涙をしたたらせながら一気に喋って呉れました。
僕:「やっぱりそうか。僕の思った通りだ。貴女の様子はどこか切迫感があったからね。」
メリエル:「ええ、そうなんです。」
僕:「ロング・ディスタンスの辛さは僕にもよくわかるよ。ウチも国際結婚だし、最初の頃は離ればなれだったからね。」
メリエル:「そうなんですか。」
僕:「ウチの場合は東京で知り合って結婚したんだけど、その後で彼女がニューヨークへ行きたいと言ったから、僕が東京の仕事辞めてニューヨークで新しい仕事をさがしたんだ。」
メリエル:「じゃあカレも東京での仕事辞めてサンディエゴに来てくれるかしら?」
僕:「さあ、それはわからない。」
僕:「そろそろカレに逢う時間でしょ?。兎に角、まずその顔をなんとかしなきゃ。化粧室で戦闘準備を整えて来れば?」
メリエル:「そうするわ。」
* * *
メリエルを送り出してから、僕は早々にホテルに帰り、ぐっすり寝込んでしまいました。夜中に電話が鳴ったので時計を見ると11時です。メリエルに違いありません。
(なんだ、こんな早い時間じゃ話は上手く行かなかったな。)
[ 10:17 ]
[ 相場のテクニック ]
僕:「すると東京へは、、、仕事の打ち合わせとか?」
メリエル:「それは、、、、観光よ。実は本当なら昨日東京についている筈なのだけど、サンディエゴからサンフランシスコ空港へ乗り継ぐ便が霧で降りられなくて接続便に間に合わなかったの。貴重な一日をフイにしてしまったわ。」
僕:「なるほど、、、」
メリエル:「えっ?それがどうかして?」
僕:「いや、その、さっきゲートのポディウムのところで貴女を見たとき、チョッと何かにイラついているような気がしたので、、、」
メリエル:「そうね。昨日の便では通路側の席をちゃんと予約しておいたので、今日、この便で通路側に座れないのはフェアじゃないと思ったの。わたし、おトイレ近いの。」
* * *
彼女の説明で何故彼女が席を替わりたがったのかはわかりました。でも彼女の醸し出すどこか神経質な様子には未だ合点がゆきません。
メリエル:「私、東京は初めてなんだけど、どうやったら品川駅へ行けますか?」
僕:「成田エクスプレスだろうね。」
メリエル:「わたし、迎えに来てくれる人にゼッタイあわないといけないんです。」
僕:「あ、それなら心配ないよ。僕はその電車で東京まで行くから貴女がどこで降りれば良いか教えてあげましょう。」
メリエル:「実は、、、火曜日までは予定があるのだけれど水曜日は何もないのです。どうすればいいかしら?」
僕:「一体、どんなものが見たいの?」
メリエル:「ハイテクの企業の工場とか、カイシャとかが見れるところがあれば、、、」
僕:「ふうん、妙齢の女性の興味対象としてはチョッと変わっているね。」
メリエル:「ええ、実は東京で仕事を見つけるのが私の夢なのです。」
僕: (ははあん、、、、)
僕:「よし、わかった、それじゃ水曜日はチョッと昼間時間があるから僕がフツーの会社員がどんな暮らしをしているか案内してあげるよ。」
メリエル:「それは、、、、観光よ。実は本当なら昨日東京についている筈なのだけど、サンディエゴからサンフランシスコ空港へ乗り継ぐ便が霧で降りられなくて接続便に間に合わなかったの。貴重な一日をフイにしてしまったわ。」
僕:「なるほど、、、」
メリエル:「えっ?それがどうかして?」
僕:「いや、その、さっきゲートのポディウムのところで貴女を見たとき、チョッと何かにイラついているような気がしたので、、、」
メリエル:「そうね。昨日の便では通路側の席をちゃんと予約しておいたので、今日、この便で通路側に座れないのはフェアじゃないと思ったの。わたし、おトイレ近いの。」
* * *
彼女の説明で何故彼女が席を替わりたがったのかはわかりました。でも彼女の醸し出すどこか神経質な様子には未だ合点がゆきません。
メリエル:「私、東京は初めてなんだけど、どうやったら品川駅へ行けますか?」
僕:「成田エクスプレスだろうね。」
メリエル:「わたし、迎えに来てくれる人にゼッタイあわないといけないんです。」
僕:「あ、それなら心配ないよ。僕はその電車で東京まで行くから貴女がどこで降りれば良いか教えてあげましょう。」
メリエル:「実は、、、火曜日までは予定があるのだけれど水曜日は何もないのです。どうすればいいかしら?」
僕:「一体、どんなものが見たいの?」
メリエル:「ハイテクの企業の工場とか、カイシャとかが見れるところがあれば、、、」
僕:「ふうん、妙齢の女性の興味対象としてはチョッと変わっているね。」
メリエル:「ええ、実は東京で仕事を見つけるのが私の夢なのです。」
僕: (ははあん、、、、)
僕:「よし、わかった、それじゃ水曜日はチョッと昼間時間があるから僕がフツーの会社員がどんな暮らしをしているか案内してあげるよ。」
[ 09:39 ]
[ 相場のテクニック ]
メリエル:「軍隊ってところは何をするにもせかされるの。食事も大急ぎ、集合も大急ぎ、、、ところが散々急がせておいて、こんどは延々と待たせるわけ。カタールの基地でも何日も待機させられたわ。でもカタールはバクダッドに比べれば天国よ。格納庫みたいな大きな場所に仮設カフェテリアが設けられていて色んな料理が食べ放題。」
メリエル:「でもバクダッドへの移動は最悪だった。私の中隊は82名なんだけど、その中で女性は私を含めて2人だけ。C130という輸送機で行くのだけどこれは案外内部が小さくて、天井からぶら下がっているパイプ椅子に体を縛り付けて詰め込まれるの。隣の人と膝と膝が接するくらいすし詰め。フル装備で乗り込むと暑くて死にそうになるの。おまけに私は情報スペシャリストだから、大きなワイヤレスの機器も運ばないといけない。それを膝の上に乗せて必死でこうやって抑えているわけ。」
メリエル:「いよいよバクダッドに降下する段になるとスティンガー・ミサイルの攻撃をかわすためにぐるぐる旋回しながらうずまき状に降りてゆくわけ。私、そのときに揺れと恐怖で気分が悪くなってしまって隣の兵隊さんのズボンに吐いちゃった。」
* * *
彼女の話を聞きながら僕は彼女がどんな人間なのかを全く読めていなかった自分にウンザリしたわけです。
(ヤレヤレ、、、オレは株の見込み違いだけじゃなくて女性を見る目もからっきし駄目だな。)
メリエル:「でもバクダッドへの移動は最悪だった。私の中隊は82名なんだけど、その中で女性は私を含めて2人だけ。C130という輸送機で行くのだけどこれは案外内部が小さくて、天井からぶら下がっているパイプ椅子に体を縛り付けて詰め込まれるの。隣の人と膝と膝が接するくらいすし詰め。フル装備で乗り込むと暑くて死にそうになるの。おまけに私は情報スペシャリストだから、大きなワイヤレスの機器も運ばないといけない。それを膝の上に乗せて必死でこうやって抑えているわけ。」
メリエル:「いよいよバクダッドに降下する段になるとスティンガー・ミサイルの攻撃をかわすためにぐるぐる旋回しながらうずまき状に降りてゆくわけ。私、そのときに揺れと恐怖で気分が悪くなってしまって隣の兵隊さんのズボンに吐いちゃった。」
* * *
彼女の話を聞きながら僕は彼女がどんな人間なのかを全く読めていなかった自分にウンザリしたわけです。
(ヤレヤレ、、、オレは株の見込み違いだけじゃなくて女性を見る目もからっきし駄目だな。)
2008/01/17のBlog
[ 09:04 ]
[ 相場のテクニック ]
苦しい相場が続いています。
こういう展開になるとマーケットに接する際の技術や知識などの問題より、そもそも投資家自身の心構えの問題というものがたいせつになると思うんです。そこで今日は最近の僕の経験で、ちょっといろいろ考えさせられることがあったので、それについて書いてみますね。
* * *
新春講演会で日本に行くために僕はサンフランシスコ空港のボーディング・ゲート辺りで搭乗開始を待っていました。メリエルに気がついたのはそのときです。
本当は彼女の名前はメリエルではありません。ちゃんとしたチャイニーズの名前があります。でも本人のプライバシーを守るために仮名にします。僕がFTを読み耽っていると僕の眼前を通ってポディウムとソファの間をなんども往復する東洋系の女性が居ました。艶々したポニー・テールが僕の前を通るたびに揺れたのが僕の気を引きました。すらっと伸びたタイト・ジーンズの脚、ふかふかした黒いブーツ、黒いナイロンの防寒ジャケットの襟はこれまたふかふかした黒い毛皮に覆われています。彼女の顔はというと、所謂、アメリカで言うハイ・チーク・ボーン、つまり頬骨の高い美人顔で、瞳は小鹿みたいにくるくるしていて睫はとってもとっても長く、唇はハート型のクッションみたいにぷっくらしています。つまり彼女は絵に描いたような美しい女性なわけです。
でも、、、、彼女の仕草のなにかがイラついたような、意地の悪そうな、そわそわ落ち着きの無い、性急なものを感じさせました。そして搭乗前の混雑したポディウムのユナイテッド航空の職員になんだか喰ってかかっている、、、
従って僕の彼女に対する第一印象は:
(ヤレヤレ、良くあるタイプの、いけすかない女だな。)
というものでした。
* * *
ところが搭乗してみると彼女の席は僕の隣の所謂、ミドルシートでした。
(僕は窓側が好きなのでいつも窓側の席を予約するのです。)
彼女は席に着くとすぐ隣の通路側の男性に席を替わって下さいと頼んでいる様子。
(ま、当然だよな。誰も俺みたいなオジサンの横には座りたくないよな。)
結局、その男性もずっと前から通路側の席を予約していたので、席を替わりたくないと言って、彼女はミドルシートに座ることになったのです。
それでも彼女はなんだか落ち着かず、とても神経質な様子、、、
彼女はバッグから旅行案内書、「ロンリープラネット ポケット版日本語会話」を取り出すと1ページ目から順番に読み始めました。
(きっと東京に仕事に行くモデルかなんかだろう、、、こういうヤツにはかかわらないのがいちばん。)
僕は顔を窓の方にそむけて、なるべくこのお嬢様の邪魔にならないように成田まで寝てゆくことに決めました。もう出来ることならその場から消えてしまいたいくらいの心境なわけです。
ところがチョッとしたきっかけから彼女が僕に話しかけてきて「お仕事はなんですか?」とか訊くわけです。それで僕も「貴女の仕事は何ですか?」と聞き返しました。
メリエル;「私、今は防衛関連のロッキード社に勤めています。でも去年の夏までは空軍に居ました。軍のネットワークの保全のスペシャリストです。」
僕がその意外な返答にびっくりした事は当然です。なんだかこの女性に俄然、興味津々になってしまいました。
僕:「ふぇ~っ!、、、、だけどアナタ、空軍ってタイプじゃないよねぇ?」
メリエル(キッとして):「いいえ、私はちゃんと前線の経験もあります。志願してバクダッドにも行きました。」
(つづく)
こういう展開になるとマーケットに接する際の技術や知識などの問題より、そもそも投資家自身の心構えの問題というものがたいせつになると思うんです。そこで今日は最近の僕の経験で、ちょっといろいろ考えさせられることがあったので、それについて書いてみますね。
* * *
新春講演会で日本に行くために僕はサンフランシスコ空港のボーディング・ゲート辺りで搭乗開始を待っていました。メリエルに気がついたのはそのときです。
本当は彼女の名前はメリエルではありません。ちゃんとしたチャイニーズの名前があります。でも本人のプライバシーを守るために仮名にします。僕がFTを読み耽っていると僕の眼前を通ってポディウムとソファの間をなんども往復する東洋系の女性が居ました。艶々したポニー・テールが僕の前を通るたびに揺れたのが僕の気を引きました。すらっと伸びたタイト・ジーンズの脚、ふかふかした黒いブーツ、黒いナイロンの防寒ジャケットの襟はこれまたふかふかした黒い毛皮に覆われています。彼女の顔はというと、所謂、アメリカで言うハイ・チーク・ボーン、つまり頬骨の高い美人顔で、瞳は小鹿みたいにくるくるしていて睫はとってもとっても長く、唇はハート型のクッションみたいにぷっくらしています。つまり彼女は絵に描いたような美しい女性なわけです。
でも、、、、彼女の仕草のなにかがイラついたような、意地の悪そうな、そわそわ落ち着きの無い、性急なものを感じさせました。そして搭乗前の混雑したポディウムのユナイテッド航空の職員になんだか喰ってかかっている、、、
従って僕の彼女に対する第一印象は:
(ヤレヤレ、良くあるタイプの、いけすかない女だな。)
というものでした。
* * *
ところが搭乗してみると彼女の席は僕の隣の所謂、ミドルシートでした。
(僕は窓側が好きなのでいつも窓側の席を予約するのです。)
彼女は席に着くとすぐ隣の通路側の男性に席を替わって下さいと頼んでいる様子。
(ま、当然だよな。誰も俺みたいなオジサンの横には座りたくないよな。)
結局、その男性もずっと前から通路側の席を予約していたので、席を替わりたくないと言って、彼女はミドルシートに座ることになったのです。
それでも彼女はなんだか落ち着かず、とても神経質な様子、、、
彼女はバッグから旅行案内書、「ロンリープラネット ポケット版日本語会話」を取り出すと1ページ目から順番に読み始めました。
(きっと東京に仕事に行くモデルかなんかだろう、、、こういうヤツにはかかわらないのがいちばん。)
僕は顔を窓の方にそむけて、なるべくこのお嬢様の邪魔にならないように成田まで寝てゆくことに決めました。もう出来ることならその場から消えてしまいたいくらいの心境なわけです。
ところがチョッとしたきっかけから彼女が僕に話しかけてきて「お仕事はなんですか?」とか訊くわけです。それで僕も「貴女の仕事は何ですか?」と聞き返しました。
メリエル;「私、今は防衛関連のロッキード社に勤めています。でも去年の夏までは空軍に居ました。軍のネットワークの保全のスペシャリストです。」
僕がその意外な返答にびっくりした事は当然です。なんだかこの女性に俄然、興味津々になってしまいました。
僕:「ふぇ~っ!、、、、だけどアナタ、空軍ってタイプじゃないよねぇ?」
メリエル(キッとして):「いいえ、私はちゃんと前線の経験もあります。志願してバクダッドにも行きました。」
(つづく)
2008/01/16のBlog
[ 08:09 ]
[ マクロ・ストラテジー ]
あの、誰一人として指摘する人が居ないので、あえて指摘しておきます。
それはいかにSWF(ソヴリン・ウエルス・ファンド)と言えども資金は無尽蔵ではないということ。
たとえば先日のUBSに続いて今回シティにも支援を発表したGIC(シンガポール政府)ですけど、僕は今回の出資で打ち止めだと思う。(彼らだってファンドなんですから、ポートフォリオ全体のリスクのバランスとか、そういう基本的な運用上の制約、考慮点に縛られるんです。)
あと中国のCICももう余り米国の金融機関には金出さないと思う。
今日、アメリカの金融株が売られた本当の理由はそういう「シュガー・ダディ打ち止め感」が出たからです。
念のため。
それはいかにSWF(ソヴリン・ウエルス・ファンド)と言えども資金は無尽蔵ではないということ。
たとえば先日のUBSに続いて今回シティにも支援を発表したGIC(シンガポール政府)ですけど、僕は今回の出資で打ち止めだと思う。(彼らだってファンドなんですから、ポートフォリオ全体のリスクのバランスとか、そういう基本的な運用上の制約、考慮点に縛られるんです。)
あと中国のCICももう余り米国の金融機関には金出さないと思う。
今日、アメリカの金融株が売られた本当の理由はそういう「シュガー・ダディ打ち止め感」が出たからです。
念のため。
[ 05:33 ]
[ 中国株 ]
ニュー・オリエンタルが第2四半期(11月期)決算を発表しています。
売上高;3260万ドル(コンセンサス3070万ドル)+42.4%
EPS;10セント(コンセンサス8セント)
ガイダンス
第3四半期(2月)決算 売上高:4210~4420万ドル(コンセンサス4422万ドル)
カンファレンス・コール・サマリー
純利益成長+77%
2008年度上半期の半年間に34の新しい学校、ラーニング・センターを開校。(因みに去年は一年で19校=先行投資は加速)
同時期、900人の新しい教師、スタッフを採用。→人件費は拡大。
販売促進費用は+50%。
間接費+52.6%。
営業マージン;-0.5%(→ストック・オプション費用を除いた営業マージンは5.8%)
キャッシュフロー:860万ドル
B/S上のキャシュ;2.471億ドル
生徒加入増:+25.8%。
次の四半期のガイダンスが売上成長率で22~28%と低い一因は去年の同期が+51.3%ととりわけ急成長だったので比較が苦しいため。また、去年の数字が強かった一因はチャイニーズ・ニューイヤーがどれだけ期中にかかるかの日数の影響もある。(中国の生徒は長い休みを利用して語学プログラムなどで勉強にいそしんだため)
さらに中国の学校の多くはチャイニーズ・ニューイヤーのお休みを短縮し、その分、夏休みを増やしている。なので売上が夏に持ち越されると予想される。
中国の教育熱は一層高まっており、塾へ通わせる時期は早まり始めている。
中国の親は子供の教育においてもブランド志向が強く、塾もブランドで選ぶ傾向が強い。さらに細かく親の選択基準を述べると:
1.ブランドが知られているか
2.安全で衛生的な教室か
3.授業内容の質→特に英語プログラムの良さ
4.通塾の利便性、価格
Q&Aセッション
Q:今期何故売上高が跳ねたか?
A:生徒当たり売上単価が上昇したため→これは平均クラス・サイズが小さくなったため。(英会話などのクラスではクラス・サイズが小さいほど授業料を値上げできる。)従って、今期は売上単価が+15%程度上昇した。
* * *
僕の印象
次の四半期の売上ガイダンスがコンセンサス予想より若干低目だったのが嫌気されていると思うんですけど、これについてはきちんとした理由があるので、今日の立会いのように▼30%近くも売られる必要は無いと思います。買い場。
売上高;3260万ドル(コンセンサス3070万ドル)+42.4%
EPS;10セント(コンセンサス8セント)
ガイダンス
第3四半期(2月)決算 売上高:4210~4420万ドル(コンセンサス4422万ドル)
カンファレンス・コール・サマリー
純利益成長+77%
2008年度上半期の半年間に34の新しい学校、ラーニング・センターを開校。(因みに去年は一年で19校=先行投資は加速)
同時期、900人の新しい教師、スタッフを採用。→人件費は拡大。
販売促進費用は+50%。
間接費+52.6%。
営業マージン;-0.5%(→ストック・オプション費用を除いた営業マージンは5.8%)
キャッシュフロー:860万ドル
B/S上のキャシュ;2.471億ドル
生徒加入増:+25.8%。
次の四半期のガイダンスが売上成長率で22~28%と低い一因は去年の同期が+51.3%ととりわけ急成長だったので比較が苦しいため。また、去年の数字が強かった一因はチャイニーズ・ニューイヤーがどれだけ期中にかかるかの日数の影響もある。(中国の生徒は長い休みを利用して語学プログラムなどで勉強にいそしんだため)
さらに中国の学校の多くはチャイニーズ・ニューイヤーのお休みを短縮し、その分、夏休みを増やしている。なので売上が夏に持ち越されると予想される。
中国の教育熱は一層高まっており、塾へ通わせる時期は早まり始めている。
中国の親は子供の教育においてもブランド志向が強く、塾もブランドで選ぶ傾向が強い。さらに細かく親の選択基準を述べると:
1.ブランドが知られているか
2.安全で衛生的な教室か
3.授業内容の質→特に英語プログラムの良さ
4.通塾の利便性、価格
Q&Aセッション
Q:今期何故売上高が跳ねたか?
A:生徒当たり売上単価が上昇したため→これは平均クラス・サイズが小さくなったため。(英会話などのクラスではクラス・サイズが小さいほど授業料を値上げできる。)従って、今期は売上単価が+15%程度上昇した。
* * *
僕の印象
次の四半期の売上ガイダンスがコンセンサス予想より若干低目だったのが嫌気されていると思うんですけど、これについてはきちんとした理由があるので、今日の立会いのように▼30%近くも売られる必要は無いと思います。買い場。
2008/01/11のBlog
[ 22:55 ]
[ アメリカ株 ]
昨日アメリカン・エクスプレス(AXP)が第4四半期の消費者信用関連指標が急な悪化を見たという発表をしました。
30日以上支払いが延滞しているローンは米国のクレジット・カード・ローン・ポートフォリオのうち3.2%になりました。これは第3四半期の2.9%よりかなり増えています。また第4四半期のローン・ライトオフ(焦げ付きローンとして損金計上したもの)は4.3%と第3四半期の3.7%より増えています。
「見通しの悪化はあらゆるマーチャント顧客のカテゴリーに波及しており、しかも急激だ。」(アメリカン・エクスプレス)
* * *
前回、アメリカのクレジット・カード業界が「瀕死の」試練に遭遇したのは1990年台初頭の景気減速の時でした。あのときは不動産も悪かったけど、クレジット・カードのビジネスの暗転の方が遥かに急激だったし、怖かった。今回はサブプライム問題で不動産の方が先行しています。消費者ローンの部門は意外なほどしっかりでした。でもこれでカードのビジネスまでもおかしくなるということはチョッと深刻です。なぜならシティやJPモルガンなどの大手銀行は未だ大きなクレジット・カードのビジネスを展開していて、ここでの焦げ付き率が上がり始めると銀行全体として住宅ローンの焦げ付きなどからくる損を負担する抵抗力がぐっと弱まると思うからです。
FEDはいよいよ時間との競争になってきました。
30日以上支払いが延滞しているローンは米国のクレジット・カード・ローン・ポートフォリオのうち3.2%になりました。これは第3四半期の2.9%よりかなり増えています。また第4四半期のローン・ライトオフ(焦げ付きローンとして損金計上したもの)は4.3%と第3四半期の3.7%より増えています。
「見通しの悪化はあらゆるマーチャント顧客のカテゴリーに波及しており、しかも急激だ。」(アメリカン・エクスプレス)
* * *
前回、アメリカのクレジット・カード業界が「瀕死の」試練に遭遇したのは1990年台初頭の景気減速の時でした。あのときは不動産も悪かったけど、クレジット・カードのビジネスの暗転の方が遥かに急激だったし、怖かった。今回はサブプライム問題で不動産の方が先行しています。消費者ローンの部門は意外なほどしっかりでした。でもこれでカードのビジネスまでもおかしくなるということはチョッと深刻です。なぜならシティやJPモルガンなどの大手銀行は未だ大きなクレジット・カードのビジネスを展開していて、ここでの焦げ付き率が上がり始めると銀行全体として住宅ローンの焦げ付きなどからくる損を負担する抵抗力がぐっと弱まると思うからです。
FEDはいよいよ時間との競争になってきました。
[ 21:50 ]
[ インド株 ]
インフォシスが第3四半期(12月期)の決算を発表しています。
EPS:52セント(コンセンサスは51セント)
売上高:10.8億ドル+32%(コンセンサスは10.9億ドル)
ガイダンス
第4四半期EPS:54セント(コンセンサス54セント)
第4四半期売上高:11.36~11.42億ドル(コンセンサス11.5億ドル)
2008年通年EPS:$1.98(コンセンサス$1.98)
2008年通年売上高:41.7~41.8億ドル(コンセンサス42億ドル)
* * *
売上面で市場予想より若干少ない気がしますが、役務単価はしっかりだと思います。
EPS:52セント(コンセンサスは51セント)
売上高:10.8億ドル+32%(コンセンサスは10.9億ドル)
ガイダンス
第4四半期EPS:54セント(コンセンサス54セント)
第4四半期売上高:11.36~11.42億ドル(コンセンサス11.5億ドル)
2008年通年EPS:$1.98(コンセンサス$1.98)
2008年通年売上高:41.7~41.8億ドル(コンセンサス42億ドル)
* * *
売上面で市場予想より若干少ない気がしますが、役務単価はしっかりだと思います。
[ 21:25 ]
[ 中国株 ]
12月の貿易黒字はアナリストの予想を大幅に下回る226.9億ドルでした。輸出は+21.7%の1144.2億ドル、輸入は+25.7%の917.3億ドルです。因みにアナリストのコンセンサスは輸出が+23.7%、輸入が+25.5%です。
11月の貿易黒字は270.5億ドルだったので12月の黒字額は大幅に減少となりました。11月の輸出の伸びは+22.8%、輸入の伸びは+25.3%。即ち今回の黒字幅大幅減少は輸出の伸びの鈍化に因るところが大きいわけです。地域別では北米向け輸出の伸びは通年で+14.4%、1月~11月までの伸び率である+15.1%から大幅に鈍化しました。欧州向け輸出の伸びは通年で+29.2%と1月~11月までの伸び率である+29.8%から鈍化しました。
* * *
さて、この数字の持つ意味合いですけど、米国向け輸出はくっきりとスローダウンしています。これはいかに中国と言えども、お客さん(つまり米国)の羽振りが悪くなると商売が苦しくなることの表れだと思うんです。
一方、輸入のパフォーマンスの方は相変わらず確りです。これは中国の景気の良さ、オリンピックを控えて先行投資が高水準であったこと、内需の強さ、、、そういったものを反映していると思います。
結果として貿易黒字はガクンと減りました。言うまでも無いことですが、輸出超過が人民銀行のドル買い介入→マネー・サプライの増加という連鎖反応を招くわけです。人民元を切り上げしろ!という議論が出るのはこのためです。今日のデータからすると人民元切り上げに対するプレッシャーは(ごく僅かですが)減ったと言えます。
11月の貿易黒字は270.5億ドルだったので12月の黒字額は大幅に減少となりました。11月の輸出の伸びは+22.8%、輸入の伸びは+25.3%。即ち今回の黒字幅大幅減少は輸出の伸びの鈍化に因るところが大きいわけです。地域別では北米向け輸出の伸びは通年で+14.4%、1月~11月までの伸び率である+15.1%から大幅に鈍化しました。欧州向け輸出の伸びは通年で+29.2%と1月~11月までの伸び率である+29.8%から鈍化しました。
* * *
さて、この数字の持つ意味合いですけど、米国向け輸出はくっきりとスローダウンしています。これはいかに中国と言えども、お客さん(つまり米国)の羽振りが悪くなると商売が苦しくなることの表れだと思うんです。
一方、輸入のパフォーマンスの方は相変わらず確りです。これは中国の景気の良さ、オリンピックを控えて先行投資が高水準であったこと、内需の強さ、、、そういったものを反映していると思います。
結果として貿易黒字はガクンと減りました。言うまでも無いことですが、輸出超過が人民銀行のドル買い介入→マネー・サプライの増加という連鎖反応を招くわけです。人民元を切り上げしろ!という議論が出るのはこのためです。今日のデータからすると人民元切り上げに対するプレッシャーは(ごく僅かですが)減ったと言えます。
[ 12:35 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
novice > IVN、モンゴル政府との利益分配率でごういできずにかいはつがとまるきけんせいはないのでしょうか。
→ご質問ありがとうございます。仰るとおり、これはリスクです。ただ皆さんにご理解頂きたいことはこのような権益の配分の問題はなにもモンゴルに限らず、およそ鉱業や石油産業の場合、あらゆるプロジェクトで起こりうるリスクだということです。例えばカザフスタンのカシュガン油田というのは過去20年に発見された最大級の油田のひとつですけど、いまだにその比率で揉めています。またロシア政府は外国企業の権益をロールバックする腕前にかけては超一流です。オユ・トルゴイ鉱山の帰趨に関してはアイヴァンホーがどうのこうのと言うより、モンゴル政府が「自分達はモンゴルという国を一体、どういう国にしたいのか?」というビジョンの問題であると言えると思うのです。なぜなら当初100%アイヴァンホーが所有していたオユ・トルゴイの権益を未だ生産も始まっていないうちからモンゴル政府が半分召し上げたのでは世界の産金会社はバカバカしくてモンゴルなんかでビジネスやりたくないと思うでしょう。さて、オユ・トルゴイは「本格的に稼動すればモンゴルのGDPの3割を稼ぐだろう」と言われているほど経済波及効果の大きいプロジェクトなのです。するとモンゴルが国として工業化、近代化を目指すのであればあんまりアイヴァンホーを虐めたって意味ないと思うんですね。(なお、アイヴァンホーはもともとアメリカのマグマ・コッパーからこの採掘権を取得しました。その当時はマグマはモンゴルで銅や金を見つけることが出来ず、この採掘権は限りなく無価値に近いと考えられていました。)
勿論、何も開発し、工業化するだけが国の在り方ではないと思うんです。銅や金を採取すれば自然も壊れるでしょう。ですからモンゴルが牧歌的な国であり続けるほうが幸せという選択だって当然あって良いと僕は思います。
何が、誰にとってフェアか?というのはとても難しい問題ですね。
tara > ロシア企業は政府が利益を吸収していると聞きますが、投資家への透明性はどうなんでしょう?
→ご質問ありがとうございます。よく研究されてますね。
これは複雑な問題なので上手く解説できるか自信がありませんが、トライしてみます。
先ずロシア政府が石油にまつわる税制を変更したのは2001年頃(うろ覚えです。間違っていたら誰か指摘してください。)でした。この税は原油価格とスライド・スケールになっています。当時はリフティング(汲み上げ)コスト、トランスポーテーション(運搬)コスト、設備投資にかかる費用などが今よりずっと安かったのでこのタックス・レジームの変更は余り西側の石油会社やロシア国内の石油会社にとって大きなマイナスだとは認識されていませんでした。
ところがその後原油価格が上昇し、石油業界が潤ってくると石油生産にまつわるいろいろな付帯サービスや素材のコストもどんどん上昇したのです。
すると片やコストの方は上昇しているにもかかわらず、税金の方は原油価格が高くなればなるほどロシア政府の取り分が多くなる、、、ということで企業にとっては面白くない状況になったわけです。多くの西側オイル・メジャーは「もうロシアにうま味は無い」ということでそれまで持っていた権益を売却したりして撤退するところが続出しました。
さて、ロシア政府は原油価格が上昇するとそのアップサイドを全部ガッポリとイタダキに出来るので凄く国庫は潤いました。その税収をガソリンなど付加価値を高めた最終製品に対する輸出税を減免することで企業に還元することにしたわけです。
別の言い方をすれば原油のままでロシアから持ち出そうとするとガッポリ税金をかけられるけど、精油所で精製して、最終製品で持ち出すと税金が殆どかからない、、、そういう仕組みにしたわけです。これが何を意味するか?というとロシア国内でリファイナリー(精油所)を持っている企業が勝ちだ!ということです。従ってロシアでは今精油所の建設ブームになっています。川下部門はウハウハ儲かっています。
これは極めて穿った見方をすれば外国企業を締め出し、ロシア国内の石油会社には川下部門にたいする「保護」を通じてミルク補給している、、、という風に解説できるわけです。
チョッと説明が長くなりましたけどtaraさんのご質問に対する回答、結論としては若しロシア国内の石油会社を買うのであればロシア政府の「横暴」は比較的我慢できる、、、ということではないでしょうか?。
→ご質問ありがとうございます。仰るとおり、これはリスクです。ただ皆さんにご理解頂きたいことはこのような権益の配分の問題はなにもモンゴルに限らず、およそ鉱業や石油産業の場合、あらゆるプロジェクトで起こりうるリスクだということです。例えばカザフスタンのカシュガン油田というのは過去20年に発見された最大級の油田のひとつですけど、いまだにその比率で揉めています。またロシア政府は外国企業の権益をロールバックする腕前にかけては超一流です。オユ・トルゴイ鉱山の帰趨に関してはアイヴァンホーがどうのこうのと言うより、モンゴル政府が「自分達はモンゴルという国を一体、どういう国にしたいのか?」というビジョンの問題であると言えると思うのです。なぜなら当初100%アイヴァンホーが所有していたオユ・トルゴイの権益を未だ生産も始まっていないうちからモンゴル政府が半分召し上げたのでは世界の産金会社はバカバカしくてモンゴルなんかでビジネスやりたくないと思うでしょう。さて、オユ・トルゴイは「本格的に稼動すればモンゴルのGDPの3割を稼ぐだろう」と言われているほど経済波及効果の大きいプロジェクトなのです。するとモンゴルが国として工業化、近代化を目指すのであればあんまりアイヴァンホーを虐めたって意味ないと思うんですね。(なお、アイヴァンホーはもともとアメリカのマグマ・コッパーからこの採掘権を取得しました。その当時はマグマはモンゴルで銅や金を見つけることが出来ず、この採掘権は限りなく無価値に近いと考えられていました。)
勿論、何も開発し、工業化するだけが国の在り方ではないと思うんです。銅や金を採取すれば自然も壊れるでしょう。ですからモンゴルが牧歌的な国であり続けるほうが幸せという選択だって当然あって良いと僕は思います。
何が、誰にとってフェアか?というのはとても難しい問題ですね。
tara > ロシア企業は政府が利益を吸収していると聞きますが、投資家への透明性はどうなんでしょう?
→ご質問ありがとうございます。よく研究されてますね。
これは複雑な問題なので上手く解説できるか自信がありませんが、トライしてみます。
先ずロシア政府が石油にまつわる税制を変更したのは2001年頃(うろ覚えです。間違っていたら誰か指摘してください。)でした。この税は原油価格とスライド・スケールになっています。当時はリフティング(汲み上げ)コスト、トランスポーテーション(運搬)コスト、設備投資にかかる費用などが今よりずっと安かったのでこのタックス・レジームの変更は余り西側の石油会社やロシア国内の石油会社にとって大きなマイナスだとは認識されていませんでした。
ところがその後原油価格が上昇し、石油業界が潤ってくると石油生産にまつわるいろいろな付帯サービスや素材のコストもどんどん上昇したのです。
すると片やコストの方は上昇しているにもかかわらず、税金の方は原油価格が高くなればなるほどロシア政府の取り分が多くなる、、、ということで企業にとっては面白くない状況になったわけです。多くの西側オイル・メジャーは「もうロシアにうま味は無い」ということでそれまで持っていた権益を売却したりして撤退するところが続出しました。
さて、ロシア政府は原油価格が上昇するとそのアップサイドを全部ガッポリとイタダキに出来るので凄く国庫は潤いました。その税収をガソリンなど付加価値を高めた最終製品に対する輸出税を減免することで企業に還元することにしたわけです。
別の言い方をすれば原油のままでロシアから持ち出そうとするとガッポリ税金をかけられるけど、精油所で精製して、最終製品で持ち出すと税金が殆どかからない、、、そういう仕組みにしたわけです。これが何を意味するか?というとロシア国内でリファイナリー(精油所)を持っている企業が勝ちだ!ということです。従ってロシアでは今精油所の建設ブームになっています。川下部門はウハウハ儲かっています。
これは極めて穿った見方をすれば外国企業を締め出し、ロシア国内の石油会社には川下部門にたいする「保護」を通じてミルク補給している、、、という風に解説できるわけです。
チョッと説明が長くなりましたけどtaraさんのご質問に対する回答、結論としては若しロシア国内の石油会社を買うのであればロシア政府の「横暴」は比較的我慢できる、、、ということではないでしょうか?。
[ 11:57 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
rule777 > アメリカが三尊天井、中国が週足ライン割れになりそうな状況では割ってもひたすらホールドですか?
→チャートのことはたぶんrule777さんの方がお詳しいのではないでしょうか?。僕にはよくわかりません。
kotobuki > MPEL等のカジノ関連は今後どうですか?安値更新してますけど
→また安くなってきていますね、カジノの株。前回ラスベガス・サンズ(LVS)を買い損ねたので、今回こそはしっかり仕込もうと指値を這わせていたところです。MPELは引き続き持っていて大丈夫だと思います。
hgf > 代表的な「砂糖株」と「金鉱株」は何ですか?
→砂糖株ではコーザン(CZZ)、金鉱株ではバリック・ゴールド(ABX)が一番大きいです。
yamane > NCTY冴えませんが見通しを。
→若しNCTY株で迷惑がかかったのならごめんなさい。僕が相場を読み間違えました。
さて、NCTYですけど最も最近のニュースとしては同社のヒット・タイトル『WoW』の製作元であるブリザード社がフランスのヴィヴェンディに買収されることになりました。ヴィヴェンディは傘下にアクティヴジョンというTVゲームの会社を所有しています。そこでこの両社を合体させて、「アクティヴジョン・ブリザード」という新会社にする予定です。アクティヴィジョンはエレクトロニック・アーツ(EA)のライバルです。従って、アクティヴジョン・ブリザード結成後はブリザードの戦略が変更されるのではないか?という懸念が出ています。つまり「敵に塩を送ることは無い」という発想からブリザードが次世代の『WoW』の配給をEAと業務提携関係にあるNCTYではなく、他の運営会社に持ってゆくのではないか?というわけです。
僕の考えではこれは少し滑稽な議論だと思います。なぜならネトゲというのは運営がしっかりしていないとゲームのインテグリティー(真正性)が損なわれ、人気が剥げるからです。NCTYのソツの無い運営にはブリザートはたいへん満足しています。ですから逆に別の運営を指名するとビジネス・リスクを負うのはブリザードの方なんです。そんなバカなこと、僕はしないと思います。
さて、足下の業績については『WoW』の拡張パック、『バーニング・クルセード』がちゃんとユーザーを伸ばしているか?が注目されます。僕の聞いているところでは問題は無いとのことです。いずれにせよ、今の株価水準は投資家の極端な悲観論を反映した水準であり、安すぎると思います。
chibiyosi > 個別株のPEGレシオはどうやって調べますか?
→これは僕の場合、手作業で出しています。(なにかカンタンに調べられるサイトがあれば教えてください。)
JJFJ > チャイナ・モバイルは?
→いまの中国の企業の中で最も安定感のある銘柄のひとつ(だった)といえます。但し、同社が圧倒的に素晴らしかったのは、通信事業という業種の持つ特性に拠るところが大きいと思うんです。つまりスケールというファクターがサービス(例えば携帯の電波が届くかどうかのカバレッジの問題)の質やコスト・ストラクチャーに大きく影響してくるからです。別の言い方をすれば、事業規模が大きければ大きいほど有利だし、2位との差(この場合チャイナ・ユニコムになりますけど)が拡大すればするほどその優位性に拍車がかかるというわけです。
さて、中国政府は昨日、通信事業改革を発表しています。具体的にはチャイナ・ユニコムのGSMの事業はチャイナ・ネットコムと統合されます。次にチャイナ・ユニコムのCDMAのビジネスはチャイナ・テレコムへと売却されます。これによって競争はこれまでの2社から3社になるわけです。またこれまではチャイナ・ユニコムがGSM事業とCDMA事業という2つの親和性の低いテクノロジーの両方を運営していたことから資金政策などで制約がありましたが、今回GSMとCDMAが切り離され、それぞれより大きなバランスシートの企業傘下に入ることで軍拡競争は新しいステージに入ります。
これらのことはチャイナ・モバイルがこれまでのようなダントツ一位を維持するのがチョッと難しくなることを示唆していると思うのです。
→チャートのことはたぶんrule777さんの方がお詳しいのではないでしょうか?。僕にはよくわかりません。
kotobuki > MPEL等のカジノ関連は今後どうですか?安値更新してますけど
→また安くなってきていますね、カジノの株。前回ラスベガス・サンズ(LVS)を買い損ねたので、今回こそはしっかり仕込もうと指値を這わせていたところです。MPELは引き続き持っていて大丈夫だと思います。
hgf > 代表的な「砂糖株」と「金鉱株」は何ですか?
→砂糖株ではコーザン(CZZ)、金鉱株ではバリック・ゴールド(ABX)が一番大きいです。
yamane > NCTY冴えませんが見通しを。
→若しNCTY株で迷惑がかかったのならごめんなさい。僕が相場を読み間違えました。
さて、NCTYですけど最も最近のニュースとしては同社のヒット・タイトル『WoW』の製作元であるブリザード社がフランスのヴィヴェンディに買収されることになりました。ヴィヴェンディは傘下にアクティヴジョンというTVゲームの会社を所有しています。そこでこの両社を合体させて、「アクティヴジョン・ブリザード」という新会社にする予定です。アクティヴィジョンはエレクトロニック・アーツ(EA)のライバルです。従って、アクティヴジョン・ブリザード結成後はブリザードの戦略が変更されるのではないか?という懸念が出ています。つまり「敵に塩を送ることは無い」という発想からブリザードが次世代の『WoW』の配給をEAと業務提携関係にあるNCTYではなく、他の運営会社に持ってゆくのではないか?というわけです。
僕の考えではこれは少し滑稽な議論だと思います。なぜならネトゲというのは運営がしっかりしていないとゲームのインテグリティー(真正性)が損なわれ、人気が剥げるからです。NCTYのソツの無い運営にはブリザートはたいへん満足しています。ですから逆に別の運営を指名するとビジネス・リスクを負うのはブリザードの方なんです。そんなバカなこと、僕はしないと思います。
さて、足下の業績については『WoW』の拡張パック、『バーニング・クルセード』がちゃんとユーザーを伸ばしているか?が注目されます。僕の聞いているところでは問題は無いとのことです。いずれにせよ、今の株価水準は投資家の極端な悲観論を反映した水準であり、安すぎると思います。
chibiyosi > 個別株のPEGレシオはどうやって調べますか?
→これは僕の場合、手作業で出しています。(なにかカンタンに調べられるサイトがあれば教えてください。)
JJFJ > チャイナ・モバイルは?
→いまの中国の企業の中で最も安定感のある銘柄のひとつ(だった)といえます。但し、同社が圧倒的に素晴らしかったのは、通信事業という業種の持つ特性に拠るところが大きいと思うんです。つまりスケールというファクターがサービス(例えば携帯の電波が届くかどうかのカバレッジの問題)の質やコスト・ストラクチャーに大きく影響してくるからです。別の言い方をすれば、事業規模が大きければ大きいほど有利だし、2位との差(この場合チャイナ・ユニコムになりますけど)が拡大すればするほどその優位性に拍車がかかるというわけです。
さて、中国政府は昨日、通信事業改革を発表しています。具体的にはチャイナ・ユニコムのGSMの事業はチャイナ・ネットコムと統合されます。次にチャイナ・ユニコムのCDMAのビジネスはチャイナ・テレコムへと売却されます。これによって競争はこれまでの2社から3社になるわけです。またこれまではチャイナ・ユニコムがGSM事業とCDMA事業という2つの親和性の低いテクノロジーの両方を運営していたことから資金政策などで制約がありましたが、今回GSMとCDMAが切り離され、それぞれより大きなバランスシートの企業傘下に入ることで軍拡競争は新しいステージに入ります。
これらのことはチャイナ・モバイルがこれまでのようなダントツ一位を維持するのがチョッと難しくなることを示唆していると思うのです。
[ 11:26 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
san > PBRは油田発見からまだそんなに株価が上昇していませんが、米国景気減速の影響を受けますか?
→油田が発見されたと発表された日に10%くらい跳ねた筈です。新しく発見されたトゥピィ油田の生産開始は2011年になると思います。ですから新油田が業績にプラスに反映されるのは当分、先の話です。ただ、株価的には「含み」で買われるべきだと思うんです。その点、トゥピィに続いて隣接するブロックでの探索が続々成功する可能性も実は高いと思います。ですから今後の株価刺激材料としては先ず追加の油田発見に注目すべきでしょうね。なお、これは僕だけの意見ではなくてアナリストの中にも同様の考え方をする人は多いです。ペトロブラスが追加発見をすることに自信をもっていると思われるひとつのヒントとして、トゥピィ油田発見が発表された日に、周辺油田の入札(海外の石油会社に権益の一部を売却し、リスク分散するのが目的です)が全部キャンセルされたんですね。ということは海外企業とリスク・シェアリングしなくても自分のところで全部探索費用を負担しても大丈夫と考えているフシがあるわけです。
Lina > ATVは
→今の株価ならリスクは少ないと思います。そう思う理由はATVはバランスシート上に約US$200Mil.のキャッシュが乗っており、これは一株当たりに換算すると$6.66になります。今、場でついている株価が$8.66ですから投資家はこの会社の価値として一株当たり$2しか払っていない計算になるのです。赤字会社なら兎も角、ちゃんと黒字を出しているし、キャッシュフローにも問題はありません。勿論、携帯電話のプロモーションの戦略を誤ったとか、いろいろケチはつけることは出来ます。でもショッピング・チャンネルのビジネスは売れなきゃプッシュする商品を変えれば済むことですから、在庫の評価損など一時の痛みはあっても長期に渡って長引く病ではないと思うんですね。勿論、今の中国のADRにはATVよりもっとセクシーなグロース・ストーリーは掃いて捨てるほどあります。でも同社株の現在の水準のヴァリュー(お買い得感)というのは僕には無視できないものがあります。
→油田が発見されたと発表された日に10%くらい跳ねた筈です。新しく発見されたトゥピィ油田の生産開始は2011年になると思います。ですから新油田が業績にプラスに反映されるのは当分、先の話です。ただ、株価的には「含み」で買われるべきだと思うんです。その点、トゥピィに続いて隣接するブロックでの探索が続々成功する可能性も実は高いと思います。ですから今後の株価刺激材料としては先ず追加の油田発見に注目すべきでしょうね。なお、これは僕だけの意見ではなくてアナリストの中にも同様の考え方をする人は多いです。ペトロブラスが追加発見をすることに自信をもっていると思われるひとつのヒントとして、トゥピィ油田発見が発表された日に、周辺油田の入札(海外の石油会社に権益の一部を売却し、リスク分散するのが目的です)が全部キャンセルされたんですね。ということは海外企業とリスク・シェアリングしなくても自分のところで全部探索費用を負担しても大丈夫と考えているフシがあるわけです。
Lina > ATVは
→今の株価ならリスクは少ないと思います。そう思う理由はATVはバランスシート上に約US$200Mil.のキャッシュが乗っており、これは一株当たりに換算すると$6.66になります。今、場でついている株価が$8.66ですから投資家はこの会社の価値として一株当たり$2しか払っていない計算になるのです。赤字会社なら兎も角、ちゃんと黒字を出しているし、キャッシュフローにも問題はありません。勿論、携帯電話のプロモーションの戦略を誤ったとか、いろいろケチはつけることは出来ます。でもショッピング・チャンネルのビジネスは売れなきゃプッシュする商品を変えれば済むことですから、在庫の評価損など一時の痛みはあっても長期に渡って長引く病ではないと思うんですね。勿論、今の中国のADRにはATVよりもっとセクシーなグロース・ストーリーは掃いて捨てるほどあります。でも同社株の現在の水準のヴァリュー(お買い得感)というのは僕には無視できないものがあります。
[ 10:54 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
fumin > 大豆、砂糖はどうやって買えばいいですか?
→最も手軽なのはDBAというETFです。これはトウモロコシ、大豆、小麦、砂糖が4分の1づつ仲良く入っています。
wadakin > STVはどうなりますか?
→中国政府は2010年までに中国におけるテレビ放送を全部デジタル化することを計画しています。勿論、今年はオリンピックですからデジタル化に拍車がかかると思います。オリンピック以降も景気の良し悪しに関係なく成長すると考えます。なぜなら同社の顧客の大半は市、町、村の運営するケーブルTV会社だから=さらにこれらのケーブルTV会社の視聴料は水道やガスのように比較的料金が固定的です。従って、中国の景気に関係なくケーブルTV会社の業績は順調に推移するし、STVのCAシステムの導入も粛々と行われるはずだからです。
まろちゃん > ドル暴落が言われていますが、1ドル=80円まであるのですか
→僕の考えでは今、一番リスクがあるのは1.ポンド、2.ユーロ、3.ドル、、、の順ではないでしょうか?。それから米国株が反発すればすぐに円は売られると思います。
TAIGAKYO > ロシア、インドの投信はかいですか?
→持っていて大丈夫だと思います。
chibiyosi > 国美電器は有望ですか?
→チョッと見ただけなので自信はありませんけど、まずまず良いと思います。
dokidoki > SLTはインドのインフラ関連ですけど、そんなにバリエーションが高いようにはおもえないのですが??
→インドのインフラ関連株の中においてはSLTは僕が最も好きな株です。ヴァリュエーションはあくまでも素材株ですので安いのが当たり前だと思います。(→安心の根拠にはならないと思います。)
tumu > ncty、stv
→最も手軽なのはDBAというETFです。これはトウモロコシ、大豆、小麦、砂糖が4分の1づつ仲良く入っています。
wadakin > STVはどうなりますか?
→中国政府は2010年までに中国におけるテレビ放送を全部デジタル化することを計画しています。勿論、今年はオリンピックですからデジタル化に拍車がかかると思います。オリンピック以降も景気の良し悪しに関係なく成長すると考えます。なぜなら同社の顧客の大半は市、町、村の運営するケーブルTV会社だから=さらにこれらのケーブルTV会社の視聴料は水道やガスのように比較的料金が固定的です。従って、中国の景気に関係なくケーブルTV会社の業績は順調に推移するし、STVのCAシステムの導入も粛々と行われるはずだからです。
まろちゃん > ドル暴落が言われていますが、1ドル=80円まであるのですか
→僕の考えでは今、一番リスクがあるのは1.ポンド、2.ユーロ、3.ドル、、、の順ではないでしょうか?。それから米国株が反発すればすぐに円は売られると思います。
TAIGAKYO > ロシア、インドの投信はかいですか?
→持っていて大丈夫だと思います。
chibiyosi > 国美電器は有望ですか?
→チョッと見ただけなので自信はありませんけど、まずまず良いと思います。
dokidoki > SLTはインドのインフラ関連ですけど、そんなにバリエーションが高いようにはおもえないのですが??
→インドのインフラ関連株の中においてはSLTは僕が最も好きな株です。ヴァリュエーションはあくまでも素材株ですので安いのが当たり前だと思います。(→安心の根拠にはならないと思います。)
tumu > ncty、stv