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2008/04/28のBlog
[ 20:42 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
『ダイヤモンド・ザイ・オンライン』に最新記事をアップしておきました。
今回の話題は「北京五輪を前に中国の広告業界はエンジン全開」というチョッと過激なタイトルにしました。
さて、その記事の中でも言及したのですけど、オリンピックの公式スポンサー、ソーフー(SOHU)がけさ決算を発表しています。「はっ」と息を呑む大幅なアップサイド・サプライズでした。(内容は今、確認中です)
今回の話題は「北京五輪を前に中国の広告業界はエンジン全開」というチョッと過激なタイトルにしました。
さて、その記事の中でも言及したのですけど、オリンピックの公式スポンサー、ソーフー(SOHU)がけさ決算を発表しています。「はっ」と息を呑む大幅なアップサイド・サプライズでした。(内容は今、確認中です)
2008/04/26のBlog
[ 22:47 ]
以前に書いた僕の今の相場観をもう一度再掲すると:
1.ドルは中期的にブル局面に入る
2.先進国の株の中ではアメリカ株が欧州株より選好される
3.商品価格は下落する
4.BRICsには強気(順番としてはインド、中国、ロシア、最後がブラジル)
5.とりわけオリンピック恩恵銘柄は今素直に買っておけばウハウハ儲かる→SOHU、EDU、HMIN、ZNHなどなど
と言う事になります。
週末の『バロンズ』を読んでいて上のような考え方がだんだんコンセンサス的な発想になっているという気がしました。(正確にはコンセンサスが僕の上の考えの方に歩み寄っているわけですけど。)
右の表紙絵にあるようにブル(強気派)は「そろそろマーケットに飛び込んでみようかな?」とプールに足を突っ込んでいる状況です。
『バロンズ』は「Big Money Poll」という企画で機関投資家に対するアンケートを定期的に実施しているのですけど、そのアンケート結果をかいつまんで言うと:
Q:マーケットに強気か?
とても強気:7%
強気:43%
中立:38%
弱気:12%
とても弱気;0%
Q:ドルは対ユーロで今後1年の間に?
上昇する:74%
下落する:24%
Q:コモディティーの価格は今後6ヶ月の間に?
上昇する:34%
下落する:66%
などという結果になっているそうです。
僕はこの「Big Money Poll」のアンケート結果が自分の相場観と余り近い場合は気をつけるようにしています。(「Big Money Poll」のトラックレコードは自分で検証したわけではないのですけど、たぶん、可もなく不可もなくという感じだと思います。)でも今の自分のマーケット観にはカムファタブルなので考えを変える気はありません。
それとランディー・フォーサイスが「カレント・イールド」のコラムで「One and done」という表現を使っていますけど、これはとても大事なイベントです。FEDの利下げサイクルの最後になるといつもこの「One and done」という単語が出始めるからです。
これに対する僕の考えは以前に示しましたが今回のFOMCで:
1. 利下げなし = 市場はラリーする
2. 25bpの利下げ = 市場はラリーする
3. 50bpないしそれ以上の利下げ = 愚図愚図した展開に
というシナリオを持っています。
1.ドルは中期的にブル局面に入る
2.先進国の株の中ではアメリカ株が欧州株より選好される
3.商品価格は下落する
4.BRICsには強気(順番としてはインド、中国、ロシア、最後がブラジル)
5.とりわけオリンピック恩恵銘柄は今素直に買っておけばウハウハ儲かる→SOHU、EDU、HMIN、ZNHなどなど
と言う事になります。
週末の『バロンズ』を読んでいて上のような考え方がだんだんコンセンサス的な発想になっているという気がしました。(正確にはコンセンサスが僕の上の考えの方に歩み寄っているわけですけど。)
右の表紙絵にあるようにブル(強気派)は「そろそろマーケットに飛び込んでみようかな?」とプールに足を突っ込んでいる状況です。
『バロンズ』は「Big Money Poll」という企画で機関投資家に対するアンケートを定期的に実施しているのですけど、そのアンケート結果をかいつまんで言うと:
Q:マーケットに強気か?
とても強気:7%
強気:43%
中立:38%
弱気:12%
とても弱気;0%
Q:ドルは対ユーロで今後1年の間に?
上昇する:74%
下落する:24%
Q:コモディティーの価格は今後6ヶ月の間に?
上昇する:34%
下落する:66%
などという結果になっているそうです。
僕はこの「Big Money Poll」のアンケート結果が自分の相場観と余り近い場合は気をつけるようにしています。(「Big Money Poll」のトラックレコードは自分で検証したわけではないのですけど、たぶん、可もなく不可もなくという感じだと思います。)でも今の自分のマーケット観にはカムファタブルなので考えを変える気はありません。
それとランディー・フォーサイスが「カレント・イールド」のコラムで「One and done」という表現を使っていますけど、これはとても大事なイベントです。FEDの利下げサイクルの最後になるといつもこの「One and done」という単語が出始めるからです。
これに対する僕の考えは以前に示しましたが今回のFOMCで:
1. 利下げなし = 市場はラリーする
2. 25bpの利下げ = 市場はラリーする
3. 50bpないしそれ以上の利下げ = 愚図愚図した展開に
というシナリオを持っています。
2008/04/25のBlog
[ 09:43 ]
[ 中国株 ]
ヴィジョンチャイナ(ティッカー:VISN)が第1四半期(3月期)決算を発表しています。
売り上げ高:1360万ドル(コンセンサス1310万ドル)
EPS: 8セント(コンセンサス6セント)
来期のガイダンス:
売り上げ高:1920~2020万ドル(コンセンサス1895万ドル)
今年通年のガイダンス:
売り上げ高:9800万ドル~1.02億ドル(コンセンサス9210万ドル)
カンファレンス・コールでは最近提携された広州地下鉄への独占提供契約に関して言及がありました。2010年のアジア・ゲームが広州で開かれるのでこの契約はとりわけタイムリーだという説明でした。
さて、今期の顧客数は381と前期の300から増えました。新しい顧客の中で業種的に目立ったのは薬品とか教育分野だそうです。
ヴィジョンチャイナは過去3ヶ月の間に営業チームを大幅に拡充し、人員数はほぼ倍増しました。これは現在のスクリーンの広告放映時間(つまり稼働率)がまだまだ低いことを考えると理に叶った戦略です。
新規都市への参入に関しては現在の16都市から今年末までに20都市へ参入したいというのが同社の考えです。新しく進出した都市は大体、6ヶ月くらいで黒字化しています。
今期の業績に関してですが第1四半期は概して売り上げ高が伸びないという季節要因にもかかわらず売上高は好調でした。今期の総売上高成長率は+304.5%、広告売上成長率は+326%です。
トータル・アド・アワーは今年通年で103000時間を見込んでいます。
現在の液晶パネル数は4828スクリーンで、これは現在展開している広州分を含みます。
5月1日から半数の都市で広告料率の値上げを発表します。
その他のデータ・ポイントとしては:
+23%売上キャパシティー拡充
+4.1%平均広告サービス収入
時間当たり広告単価:
493ドル(1Q)(→若し新規の3契約を含まなければ543ドル)
474ドル(4Q)
184ドル(1Q07)
となっています。
バランスシートには1.33億ドルのキャッシュが載っています。
新しいガイダンスでの通年での純利益予想は4000~4200万ドル。
質疑応答のハイライト*
Q:バックエンド・ローデッドな年になる=オリンピックの影響は?
A:通常1Qが一番弱く、2Qに少し強くなり、3Q、4Qが強いというのが中国の広告業界の常である。弊社の広告収入のトレンドもこれをフォローすると思われる。今年はオリンピックがあるので3Qは特に強くなると思われるが4Qの落ち込みも少ないはず。
Q:規制の変更に伴う将来の設備投資負担の発生?
A:オリンピックの後くらいのタイミングで液晶のスタンダードがアップグレードされる。今はレシーバーの技術的問題が解決していないので標準のアップグレードは見合わせられている。
Q:オペレーティング・キャッシュフローの確認
A:第1四半期の営業キャッシュフローは600万ドル。投資は300万ドル。
売り上げ高:1360万ドル(コンセンサス1310万ドル)
EPS: 8セント(コンセンサス6セント)
来期のガイダンス:
売り上げ高:1920~2020万ドル(コンセンサス1895万ドル)
今年通年のガイダンス:
売り上げ高:9800万ドル~1.02億ドル(コンセンサス9210万ドル)
カンファレンス・コールでは最近提携された広州地下鉄への独占提供契約に関して言及がありました。2010年のアジア・ゲームが広州で開かれるのでこの契約はとりわけタイムリーだという説明でした。
さて、今期の顧客数は381と前期の300から増えました。新しい顧客の中で業種的に目立ったのは薬品とか教育分野だそうです。
ヴィジョンチャイナは過去3ヶ月の間に営業チームを大幅に拡充し、人員数はほぼ倍増しました。これは現在のスクリーンの広告放映時間(つまり稼働率)がまだまだ低いことを考えると理に叶った戦略です。
新規都市への参入に関しては現在の16都市から今年末までに20都市へ参入したいというのが同社の考えです。新しく進出した都市は大体、6ヶ月くらいで黒字化しています。
今期の業績に関してですが第1四半期は概して売り上げ高が伸びないという季節要因にもかかわらず売上高は好調でした。今期の総売上高成長率は+304.5%、広告売上成長率は+326%です。
トータル・アド・アワーは今年通年で103000時間を見込んでいます。
現在の液晶パネル数は4828スクリーンで、これは現在展開している広州分を含みます。
5月1日から半数の都市で広告料率の値上げを発表します。
その他のデータ・ポイントとしては:
+23%売上キャパシティー拡充
+4.1%平均広告サービス収入
時間当たり広告単価:
493ドル(1Q)(→若し新規の3契約を含まなければ543ドル)
474ドル(4Q)
184ドル(1Q07)
となっています。
バランスシートには1.33億ドルのキャッシュが載っています。
新しいガイダンスでの通年での純利益予想は4000~4200万ドル。
質疑応答のハイライト*
Q:バックエンド・ローデッドな年になる=オリンピックの影響は?
A:通常1Qが一番弱く、2Qに少し強くなり、3Q、4Qが強いというのが中国の広告業界の常である。弊社の広告収入のトレンドもこれをフォローすると思われる。今年はオリンピックがあるので3Qは特に強くなると思われるが4Qの落ち込みも少ないはず。
Q:規制の変更に伴う将来の設備投資負担の発生?
A:オリンピックの後くらいのタイミングで液晶のスタンダードがアップグレードされる。今はレシーバーの技術的問題が解決していないので標準のアップグレードは見合わせられている。
Q:オペレーティング・キャッシュフローの確認
A:第1四半期の営業キャッシュフローは600万ドル。投資は300万ドル。
[ 09:36 ]
[ 中国株 ]
バイドゥ(ティッカー:BIDU)が第1四半期(3月期)の決算を発表しています。
売り上げ高:8190万ドル(コンセンサス7540万ドル)
EPS:60セント(コンセンサス60セント)
来期のガイダンス:
売り上げ高:1.11~1.14億ドル(コンセンサス1.06億ドル)
カンファレンス・コールのサマリー
今期の顧客数:161000(前期は155000)
顧客当たり売上高:3300人民元(前期比±0%)前年比+44%
コミュニティー・プロダクツの利用は多い。
インスタント・メッセンジャーのサービスを開始した。
中国では仕事でもインスタント・メッセンジャーを利用する場合が多い。
エンターティメント分野でのサービスも引き続き拡充する。
バイドゥ・ユニオン・プログラムでは最近チャイナ・ネットコムとの提携を発表した。
4つのオンライン・ゲーム運営会社とのレヴェニュー・シェアリング契約を発表した。
ジェニファー・リーが新しいCFOに。元GMAC、GMチャイナ。(→彼女はとてもソリッドだと思います。)
新しいCOOも同時に発表され、彼は元アップル・チャイナのカントリー・マネージャーだった。
業績面ではスロー・シーズンである旧正月を無事に乗り切った。豪雪にもかかわらず売上高はガイダンスを5%上回った。
TACは7700万人民元。これは売上高の13%で1年まえの10%より増えている。
日本の営業費用は3000万人民元。
バランスシート上のキャッシュは17億人民元(2.38億ドル)。
今期の営業キャッシュフローは2.48億人民元。
【質疑応答】
Q:サーチの売上増進のためにどんなプランがあるか?
A:2006年からダイナミック・ビディング方式を導入している。レヴェニュー・パー・サーチはまだまだ改善の途上にある。マネタイゼーションの機会は一杯ある。競合他社にくらべるとレヴェニュー・パー・サーチは低いと思う。
Q:オリンピック?
A:大企業は特別にオリンピック向けの広告予算を持っている場合が普通だ。でも中小企業は持っていない。バイドゥの顧客は中小企業中心なのでそれらの顧客がオリンピックに際してどのような広告戦略に出るかは判別しにくい。ゲーム期間中、トラフィックのパターンが変わる可能性もある。これも不透明要因。因みにワールドカップのときはトラフィックのパターンはあまり変わらなかった。当時はスポーツ関連の広告主の数が少なかったので恩恵は受けなかった。
Q:TACは徐々にだが確実に上昇している。そこでバイドゥ・ユニオン・プログラムが具体的にどのくらい売上面で貢献しているのか知りたい。
A:バイドゥ・ユニオンの売上を見るときはネット・レヴェニュー、つまり売上高-コストで見る必要がある。若し:
TAC>レヴェニュー
ならディールはやらない。
サーチからのレヴェニューの方がコンテクスチュアル・アドのレヴェニューより大きい。
Q:日本、CtoCのコスト?
A:日本のコストは3000万人民元。通年では2000から2500万ドル。CtoCのコストは低い。
Q:モバイル・サーチが向こう3年でPCからのサーチより大きくなるという競合他社のコメント。グーグルはチャイナ・モバイルと組んでいる。
A:話題にはなっているけれどモバイル・サーチはテイクオフしていない。現在のところモバイルではWAPからのサーチが多い。バイドゥはWAPサーチのリーダー。
Q:人件費?
A:今期の従業員数は6700人。前期は6200人。サラリーが上がっているのではなく、人数が増えている。
Q:来期の見通し?
A:顧客当たり売上高が今期伸びなかったのは季節要因と豪雪の影響が大きい。トラフィックが地域によってはかなり落ち込んだことも影響している。第2四半期にはARPUは大幅改善する。売上ベースが巨大化することによる成長率の漸減はまだ起こっていない。
Q:バイドゥ・ユニオンの是非?
A:バイドゥ・ユニオンの目的は顧客のリーチをどんどん広げることにある。今はそうやって取り込んだ顧客がすぐにプロフィタブルかどうかはそれほど問題ではない。なぜならTACはスイッチ・オンしたりスイッチ・オフしたりできるから。
ユニオンのインフラを今作っておいて、ユニオンの顧客を今獲得しておいた方があとで顧客を取り込むのに苦しむより良い方法だ。
売り上げ高:8190万ドル(コンセンサス7540万ドル)
EPS:60セント(コンセンサス60セント)
来期のガイダンス:
売り上げ高:1.11~1.14億ドル(コンセンサス1.06億ドル)
カンファレンス・コールのサマリー
今期の顧客数:161000(前期は155000)
顧客当たり売上高:3300人民元(前期比±0%)前年比+44%
コミュニティー・プロダクツの利用は多い。
インスタント・メッセンジャーのサービスを開始した。
中国では仕事でもインスタント・メッセンジャーを利用する場合が多い。
エンターティメント分野でのサービスも引き続き拡充する。
バイドゥ・ユニオン・プログラムでは最近チャイナ・ネットコムとの提携を発表した。
4つのオンライン・ゲーム運営会社とのレヴェニュー・シェアリング契約を発表した。
ジェニファー・リーが新しいCFOに。元GMAC、GMチャイナ。(→彼女はとてもソリッドだと思います。)
新しいCOOも同時に発表され、彼は元アップル・チャイナのカントリー・マネージャーだった。
業績面ではスロー・シーズンである旧正月を無事に乗り切った。豪雪にもかかわらず売上高はガイダンスを5%上回った。
TACは7700万人民元。これは売上高の13%で1年まえの10%より増えている。
日本の営業費用は3000万人民元。
バランスシート上のキャッシュは17億人民元(2.38億ドル)。
今期の営業キャッシュフローは2.48億人民元。
【質疑応答】
Q:サーチの売上増進のためにどんなプランがあるか?
A:2006年からダイナミック・ビディング方式を導入している。レヴェニュー・パー・サーチはまだまだ改善の途上にある。マネタイゼーションの機会は一杯ある。競合他社にくらべるとレヴェニュー・パー・サーチは低いと思う。
Q:オリンピック?
A:大企業は特別にオリンピック向けの広告予算を持っている場合が普通だ。でも中小企業は持っていない。バイドゥの顧客は中小企業中心なのでそれらの顧客がオリンピックに際してどのような広告戦略に出るかは判別しにくい。ゲーム期間中、トラフィックのパターンが変わる可能性もある。これも不透明要因。因みにワールドカップのときはトラフィックのパターンはあまり変わらなかった。当時はスポーツ関連の広告主の数が少なかったので恩恵は受けなかった。
Q:TACは徐々にだが確実に上昇している。そこでバイドゥ・ユニオン・プログラムが具体的にどのくらい売上面で貢献しているのか知りたい。
A:バイドゥ・ユニオンの売上を見るときはネット・レヴェニュー、つまり売上高-コストで見る必要がある。若し:
TAC>レヴェニュー
ならディールはやらない。
サーチからのレヴェニューの方がコンテクスチュアル・アドのレヴェニューより大きい。
Q:日本、CtoCのコスト?
A:日本のコストは3000万人民元。通年では2000から2500万ドル。CtoCのコストは低い。
Q:モバイル・サーチが向こう3年でPCからのサーチより大きくなるという競合他社のコメント。グーグルはチャイナ・モバイルと組んでいる。
A:話題にはなっているけれどモバイル・サーチはテイクオフしていない。現在のところモバイルではWAPからのサーチが多い。バイドゥはWAPサーチのリーダー。
Q:人件費?
A:今期の従業員数は6700人。前期は6200人。サラリーが上がっているのではなく、人数が増えている。
Q:来期の見通し?
A:顧客当たり売上高が今期伸びなかったのは季節要因と豪雪の影響が大きい。トラフィックが地域によってはかなり落ち込んだことも影響している。第2四半期にはARPUは大幅改善する。売上ベースが巨大化することによる成長率の漸減はまだ起こっていない。
Q:バイドゥ・ユニオンの是非?
A:バイドゥ・ユニオンの目的は顧客のリーチをどんどん広げることにある。今はそうやって取り込んだ顧客がすぐにプロフィタブルかどうかはそれほど問題ではない。なぜならTACはスイッチ・オンしたりスイッチ・オフしたりできるから。
ユニオンのインフラを今作っておいて、ユニオンの顧客を今獲得しておいた方があとで顧客を取り込むのに苦しむより良い方法だ。
[ 09:33 ]
[ ブラジル株 ]
CVRD(ティッカー:RIO)の3月期決算が発表されています。
第1四半期(3月期)売り上げ高:145.5億レアル(コンセンサスは145億レアル)
EPS:47セント(コンセンサスは52セント)
カンファレンス・コールは未だ聞いていません。
第1四半期(3月期)売り上げ高:145.5億レアル(コンセンサスは145億レアル)
EPS:47セント(コンセンサスは52セント)
カンファレンス・コールは未だ聞いていません。
[ 00:47 ]
[ 環境 ]
スペインの住宅バブルが崩壊寸前の様相を呈しています。
この国の不動産は過去10年足らずの間に3倍になりましたが、住宅の供給の方も凄い勢いでした。
「美しいわがスペインの景観がこれほどメチャクチャに壊されたのはスペイン内戦以来だ。」
そういう嘆きの声が上がるほど新築の家が乱立しているそうです。
なにせ住宅建設セクターはGDPの20%と言われていますから、この国の宅建ブームは半端じゃないですよね。
今はその住宅の売れ行きがパッタリ止まってしまって、ちょうど去年のフロリダとかラスベガスとかサンディエゴの状況と酷似しているのだそうです。
さて、問題はソーラー・パネルの需要を考えた場合、最大の需要先は欧州であって、しかもスペインとドイツはその中でも飛び抜けて大きい市場だということです。
スペインは今年、フィード・イン・タリフの見直しがあります。
その改訂がどうなるかにかかわらず、新築住宅に伴ったソーラー・パネルの設置というのは今後激減することを覚悟しておく必要があるでしょうね。
この国の不動産は過去10年足らずの間に3倍になりましたが、住宅の供給の方も凄い勢いでした。
「美しいわがスペインの景観がこれほどメチャクチャに壊されたのはスペイン内戦以来だ。」
そういう嘆きの声が上がるほど新築の家が乱立しているそうです。
なにせ住宅建設セクターはGDPの20%と言われていますから、この国の宅建ブームは半端じゃないですよね。
今はその住宅の売れ行きがパッタリ止まってしまって、ちょうど去年のフロリダとかラスベガスとかサンディエゴの状況と酷似しているのだそうです。
さて、問題はソーラー・パネルの需要を考えた場合、最大の需要先は欧州であって、しかもスペインとドイツはその中でも飛び抜けて大きい市場だということです。
スペインは今年、フィード・イン・タリフの見直しがあります。
その改訂がどうなるかにかかわらず、新築住宅に伴ったソーラー・パネルの設置というのは今後激減することを覚悟しておく必要があるでしょうね。
2008/04/24のBlog
[ 21:31 ]
[ インド株 ]
先日インド準備銀行がキャッシュ・リザーブ・レシオを50bp引き上げ、8%としたことを受けて、「次におかしくなるのはインドだ」式の議論が出てきてます。
僕に言わせるとそういう議論は近年のインドの金融・財政政策の経過に対する観察が足りません。
僕はエコノミストではありませんけど、キャッシュ・リザーブ・レシオ(CRR)というのは銀行が融資をする際に預金を全部貸し出しに回すのではなく、そのうちの何%かはリザーブとしてとっておきなさい(→実際にはインド準備銀行に「人質」に取られる)、そういうルールだと思うんです。
したがって、これは利上げではありません。
(もともとインドの銀行はコア・デポジット比率が高いところが多く、アンダー・レンディングになっています。だからキャッシュ・リザーブ・レシオをいじくるというのは「ノレンに腕押し」だし、金融政策としては最もマイルドな切り札と言えると思います。)
実はインドは中国より早いタイミングで、中国より断固としたスタンスでインフレ退治に取り組み始めました。2004年からです。
そして2007年の上半期までには一連の利上げ(インドの場合、政策金利ツールはリバース・レポ・レートなどになります)は完了して、今はずっと様子を見ている段階なんです。
だからキャッシュ・リザーブ・レシオを上げたからといってインド・ルピーで預金することの魅力が増し、インドに「駐車する」海外からの資金が飛び込んでくると考えるのはおかしいと思うのです。
またルピー為替がこのところ比較的安定しているのはインド政府がガンガン為替介入しているからであり、それはインフレを招くという議論がありますけど、これも僕の持っているイメージとは違います。
ルピー高が一段落したのは投機的な投資家が出て行ったからです。
僕に言わせるとそういう議論は近年のインドの金融・財政政策の経過に対する観察が足りません。
僕はエコノミストではありませんけど、キャッシュ・リザーブ・レシオ(CRR)というのは銀行が融資をする際に預金を全部貸し出しに回すのではなく、そのうちの何%かはリザーブとしてとっておきなさい(→実際にはインド準備銀行に「人質」に取られる)、そういうルールだと思うんです。
したがって、これは利上げではありません。
(もともとインドの銀行はコア・デポジット比率が高いところが多く、アンダー・レンディングになっています。だからキャッシュ・リザーブ・レシオをいじくるというのは「ノレンに腕押し」だし、金融政策としては最もマイルドな切り札と言えると思います。)
実はインドは中国より早いタイミングで、中国より断固としたスタンスでインフレ退治に取り組み始めました。2004年からです。
そして2007年の上半期までには一連の利上げ(インドの場合、政策金利ツールはリバース・レポ・レートなどになります)は完了して、今はずっと様子を見ている段階なんです。
だからキャッシュ・リザーブ・レシオを上げたからといってインド・ルピーで預金することの魅力が増し、インドに「駐車する」海外からの資金が飛び込んでくると考えるのはおかしいと思うのです。
またルピー為替がこのところ比較的安定しているのはインド政府がガンガン為替介入しているからであり、それはインフレを招くという議論がありますけど、これも僕の持っているイメージとは違います。
ルピー高が一段落したのは投機的な投資家が出て行ったからです。
[ 11:35 ]
[ 相場のテクニック ]
幼少の頃に読んだ絵本に『ふるやのもり』というのがあります。
多分、こんなストーリーだったと記憶しています。
貧しいあばら家に住んでいるおじいさんとおばあさんのところへ馬泥棒と狼が夜陰に紛れて押し込もうとして、聞き耳を立てると:
おじいさん:「この世の中で一番怖いのは馬泥棒じゃのう」
おばあさん:「いや、狼もこわいぞ」
おじいさん:「でも馬泥棒より狼よりこわいのは、やっぱりふるやのもりじゃな。」
おばあさん:「んだんだ。」
それを聞いた馬泥棒と狼は(なんだい、そのフルヤノモリってのは?、、、)
(でも、馬泥棒や狼より恐ろしい怪物なら、きっと怖い相手に違いない)
と思うわけです。
そこにポツポツと雨が降り出したので:
おばあさん:「あ、ふるやのもりのおでましだ。」
これを聞いて馬泥棒と狼はもつれ合いながらいのちからがら逃げて行った、、、
そういう話だったと記憶しています。
* * *
僕は去年の秋以降の新興国市場の下げと投資家の狼狽振りをみるにつけて、なんだかこの『ふるやのもり』の寓話を思い出さずには居られないんですね。
つまり投資家の心が疑心暗鬼になっているときは縫い針一本が落ちた音でも飛び上がって怖がる、、、そういうメンタリティーに皆すっかり染まってしまっているわけです。
きっと悪いニュースが出るにきまっている、、、、
そろそろ次は新興国の経済がおかしくなる番だぞ、、、
まあ、いろいろ心配の種は尽きないわけです。
* * *
『新興国リアルタイム・ネット勉強会』に定点観測のコーナーを設けて、退屈きわまりないマクロのデータを嫌がる子供に無理やりブロッコリを食べさせるように(そこまで言う事は無いか、、、)レビューする理由は、本当にBRICsの経済がそこまで悪いのか?それを皆さん自身の目で毎月フォローしてもらいたい、、、僕がそう願っているからに他なりません。
以前にも書きましたけど最近のGDPの流れ:
中国: +11.2%が+10.6%へ(第4四半期から第1四半期にかけて)
インド: +8.5%が+8.2%へ(今年の通年のGDP予想の下方修正値)
これらの数字の何処をもって「悪い」という評価になるのか?僕にはそれが理解できないのです。
臆病者の資金が慌てふためいて逃げ出した分については、その何倍にもなって投資資金が帰ってくる、、、
僕はそう信じて疑いません。
多分、こんなストーリーだったと記憶しています。
貧しいあばら家に住んでいるおじいさんとおばあさんのところへ馬泥棒と狼が夜陰に紛れて押し込もうとして、聞き耳を立てると:
おじいさん:「この世の中で一番怖いのは馬泥棒じゃのう」
おばあさん:「いや、狼もこわいぞ」
おじいさん:「でも馬泥棒より狼よりこわいのは、やっぱりふるやのもりじゃな。」
おばあさん:「んだんだ。」
それを聞いた馬泥棒と狼は(なんだい、そのフルヤノモリってのは?、、、)
(でも、馬泥棒や狼より恐ろしい怪物なら、きっと怖い相手に違いない)
と思うわけです。
そこにポツポツと雨が降り出したので:
おばあさん:「あ、ふるやのもりのおでましだ。」
これを聞いて馬泥棒と狼はもつれ合いながらいのちからがら逃げて行った、、、
そういう話だったと記憶しています。
* * *
僕は去年の秋以降の新興国市場の下げと投資家の狼狽振りをみるにつけて、なんだかこの『ふるやのもり』の寓話を思い出さずには居られないんですね。
つまり投資家の心が疑心暗鬼になっているときは縫い針一本が落ちた音でも飛び上がって怖がる、、、そういうメンタリティーに皆すっかり染まってしまっているわけです。
きっと悪いニュースが出るにきまっている、、、、
そろそろ次は新興国の経済がおかしくなる番だぞ、、、
まあ、いろいろ心配の種は尽きないわけです。
* * *
『新興国リアルタイム・ネット勉強会』に定点観測のコーナーを設けて、退屈きわまりないマクロのデータを嫌がる子供に無理やりブロッコリを食べさせるように(そこまで言う事は無いか、、、)レビューする理由は、本当にBRICsの経済がそこまで悪いのか?それを皆さん自身の目で毎月フォローしてもらいたい、、、僕がそう願っているからに他なりません。
以前にも書きましたけど最近のGDPの流れ:
中国: +11.2%が+10.6%へ(第4四半期から第1四半期にかけて)
インド: +8.5%が+8.2%へ(今年の通年のGDP予想の下方修正値)
これらの数字の何処をもって「悪い」という評価になるのか?僕にはそれが理解できないのです。
臆病者の資金が慌てふためいて逃げ出した分については、その何倍にもなって投資資金が帰ってくる、、、
僕はそう信じて疑いません。
[ 02:34 ]
[ マクロ・ストラテジー ]
ウォール・ストリート・ジャーナルによるとLIBOR(ロンドン・インターバンク・オファーリング・レート=銀行間の貸し出しレート)が高止まりしており、シティのアナリストは「NYBOR(ナイボー=つまりニューヨーク・インターバンク・オファーリング・レート)というのを作ろうじゃないか!」と調査レポートの中で提案しているのだそうです。
米国の住宅ローンなどの金融商品の少なからぬものはこのLIBORの金利を基準にして金利設定されています。だから折角、FEDがFFレートを下げてもそれらの消費者に直接関わってくる商品の金利が下がらず、救済にならないわけです。
LIBORを決めるにあたり英国銀行協会は16行から参考レートの提供を受け、その平均を取ってレートを決めると思うのですが、その16行の大半は欧州などの金融機関で米銀は3行しか含まれていません。ですから米銀がより低い金利で貸付する意思があっても(右のグラフを参照して下さい)、消費者向け金融商品の金利が下がってこないわけです。
欧州の銀行間金利の方が高いということは単純な見方をすればサブプライム問題の膿み出し作業が米国より遅れており、それだけ銀行同士がお互いに相手を信用していないことの現れであるという風にも取れると思うんです。
さて、LIBORが高止まりすると確かに米国の消費者にとっては悪いわけですけど、どうせムチャクチャな与信審査で乱発したローンのことですから、その金利が数ベーシス下がろが下がるまいが焼け石に水で大勢には影響ありません。
一方、米国の銀行の経営者の立場で考えるとレートが高止まりするということは利幅が大きいという事を意味すると思います。だから利益がどんどん出るし、その利益を留保することでバランスシートの修復が早まるという利点があります。
だから、案外、今のこの現象は米銀にとってラッキーかなと思うわけです。
米国の住宅ローンなどの金融商品の少なからぬものはこのLIBORの金利を基準にして金利設定されています。だから折角、FEDがFFレートを下げてもそれらの消費者に直接関わってくる商品の金利が下がらず、救済にならないわけです。
LIBORを決めるにあたり英国銀行協会は16行から参考レートの提供を受け、その平均を取ってレートを決めると思うのですが、その16行の大半は欧州などの金融機関で米銀は3行しか含まれていません。ですから米銀がより低い金利で貸付する意思があっても(右のグラフを参照して下さい)、消費者向け金融商品の金利が下がってこないわけです。
欧州の銀行間金利の方が高いということは単純な見方をすればサブプライム問題の膿み出し作業が米国より遅れており、それだけ銀行同士がお互いに相手を信用していないことの現れであるという風にも取れると思うんです。
さて、LIBORが高止まりすると確かに米国の消費者にとっては悪いわけですけど、どうせムチャクチャな与信審査で乱発したローンのことですから、その金利が数ベーシス下がろが下がるまいが焼け石に水で大勢には影響ありません。
一方、米国の銀行の経営者の立場で考えるとレートが高止まりするということは利幅が大きいという事を意味すると思います。だから利益がどんどん出るし、その利益を留保することでバランスシートの修復が早まるという利点があります。
だから、案外、今のこの現象は米銀にとってラッキーかなと思うわけです。
2008/04/23のBlog
[ 23:05 ]
[ 中国株 ]
今度こそ証券取引税が現行の0.3%から0.1%に引き下げられるようです。4月27日から施行されるそうです。
これ自体は投資家の懐に与える影響は微々たるものですけど、大事なのは政府が株式市場のテコ入れに「本気ダヨっ」とシグナルしている点だと思うんです。
(僕が聞いて回った感触ではアメリカの投資家はこのニュースを素直に好感しています。)
これ自体は投資家の懐に与える影響は微々たるものですけど、大事なのは政府が株式市場のテコ入れに「本気ダヨっ」とシグナルしている点だと思うんです。
(僕が聞いて回った感触ではアメリカの投資家はこのニュースを素直に好感しています。)
[ 09:08 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
2008/04/22のBlog
[ 23:02 ]
[ マカオ ]
ザラ場マカオのカジノに関連する銘柄が急騰しています。
メルコPBL(ティッカー:MPEL)+9.5%
ラスベガス・サンズ(LVS)+12.15%
ウイン(WYNN)+9.7%
などです。
これはどうしてかというとマカオ政府が「今後新しいカジノ・ライセンスはもう交付しない」と発表したからです。
「今は既に始まった開発がちゃんと軌道に乗るかを見極めるべき時期で、サブ・コンセッションを含めた追加のライセンスをイシューして競争を激化させるのは得策ではない」
という意味の発言をしています。
さらに既存の業者の28のカジノ(実際運営されているもの、事業計画が既に提出されているもの)についても、これまでに承認されたギャンブリング・テーブルやスロット・マシーンの台数を今後増やさない方針であることを表明しました。
当然、これは需給関係からすると好ニュースであり、いまある業者のライセンスの希少価値は高まります。
* * *
これは今の時点での僕の「直感」ですけど、新しいキャパシティーをもう承認しないということになれば、事業計画面で一番アグレッシブに申請を出している業者が最も恩恵を蒙ると思います。すると当然、ラスベガス・サンズとメルコPBLが得をすることになるわけです。
メルコPBL(ティッカー:MPEL)+9.5%
ラスベガス・サンズ(LVS)+12.15%
ウイン(WYNN)+9.7%
などです。
これはどうしてかというとマカオ政府が「今後新しいカジノ・ライセンスはもう交付しない」と発表したからです。
「今は既に始まった開発がちゃんと軌道に乗るかを見極めるべき時期で、サブ・コンセッションを含めた追加のライセンスをイシューして競争を激化させるのは得策ではない」
という意味の発言をしています。
さらに既存の業者の28のカジノ(実際運営されているもの、事業計画が既に提出されているもの)についても、これまでに承認されたギャンブリング・テーブルやスロット・マシーンの台数を今後増やさない方針であることを表明しました。
当然、これは需給関係からすると好ニュースであり、いまある業者のライセンスの希少価値は高まります。
* * *
これは今の時点での僕の「直感」ですけど、新しいキャパシティーをもう承認しないということになれば、事業計画面で一番アグレッシブに申請を出している業者が最も恩恵を蒙ると思います。すると当然、ラスベガス・サンズとメルコPBLが得をすることになるわけです。
[ 22:40 ]
[ 中国株 ]
右のチャートはペトロブラス(PBR)とペトロチャイナ(PTR)の過去1年のパフォーマンスを比較したものです。
この両方の銘柄とも最近のリザーブ・リプレースメントの実績は素晴らしい!。
その理由はペトロチャイナの場合はジ東油田、ペトロブラスの場合はトゥピ油田ならびにカリオカ油田の発見があったからです。
そういうわけで両社の探索部門の仕事ぶりにはA+をあげていいと思っています。
(エクソンとかロイヤル・ダッチなどの世界的に有名な会社のリザーブ・リプレースメントの数字より遥かに良いです。)
* * *
ところが、こと株価ということになるとご覧のようにすごく差が出てしまっているんですね。これはどうしてかというと中国の場合石油製品の価格がインフレに対する配慮などから統制されていることによります。
中国の政府は「価格統制のおかげで苦労かけて、ごめんね」という事でペトロチャイナ(PTR)やシノペック(SNP)に実質的な補償金を払うと発表しています。
勿論、そんなのチョッとくらい補償されたって焼け石に水ですけど、その「キモチ」は嬉しいですよね?。最近、ペトロチャイナやシノペックの株が底入れしているのはそういうワケ。
* * *
一方、やることなすこと全部パーペキな筈のペトロブラスですけど、直近の業績の数字は下方修正が入ると思います。その理由はP-51という櫓が運行面でモタモタしているからです。
オフショアのオイル生産というのは極めて難しいオペレーションで日々の生産の上でのリスクはとても大きいです。(数年前にメキシコ湾で『サンダーホース』という呼称の櫓がズッコケたエピソードは皆さんも覚えてらっしゃいますよね?)
そろそろペトロチャイナも評価してあげて良いのではないでしょうか?。
この両方の銘柄とも最近のリザーブ・リプレースメントの実績は素晴らしい!。
その理由はペトロチャイナの場合はジ東油田、ペトロブラスの場合はトゥピ油田ならびにカリオカ油田の発見があったからです。
そういうわけで両社の探索部門の仕事ぶりにはA+をあげていいと思っています。
(エクソンとかロイヤル・ダッチなどの世界的に有名な会社のリザーブ・リプレースメントの数字より遥かに良いです。)
* * *
ところが、こと株価ということになるとご覧のようにすごく差が出てしまっているんですね。これはどうしてかというと中国の場合石油製品の価格がインフレに対する配慮などから統制されていることによります。
中国の政府は「価格統制のおかげで苦労かけて、ごめんね」という事でペトロチャイナ(PTR)やシノペック(SNP)に実質的な補償金を払うと発表しています。
勿論、そんなのチョッとくらい補償されたって焼け石に水ですけど、その「キモチ」は嬉しいですよね?。最近、ペトロチャイナやシノペックの株が底入れしているのはそういうワケ。
* * *
一方、やることなすこと全部パーペキな筈のペトロブラスですけど、直近の業績の数字は下方修正が入ると思います。その理由はP-51という櫓が運行面でモタモタしているからです。
オフショアのオイル生産というのは極めて難しいオペレーションで日々の生産の上でのリスクはとても大きいです。(数年前にメキシコ湾で『サンダーホース』という呼称の櫓がズッコケたエピソードは皆さんも覚えてらっしゃいますよね?)
そろそろペトロチャイナも評価してあげて良いのではないでしょうか?。
[ 10:08 ]
[ 中国株 ]
低迷するA株市場をテコ入れするため、CSRCはブロック・トレード・ルールというのを発表しました。
このニュースを受けてきのうA株市場は一旦は高かったのですけど、ラリーはすぐに剥げました。
先ず(僕が理解する限りの)A株のブロック・トレード・ルールとは何か?ですけど:
所謂、全流通改革の後で:
①「時期が来れば売れるようにしてあげる」と約束された政府の持ち株
②それに加えて2006年以降にIPOのロックアップが切れることによって市場で自由に売れるようになる株式
の2種類が今回のルールの対象だと思います。
次にルールの内容ですけど、「一度に発行済み株式数の1%以上を売るのなら、それは場にオファーを晒すのではなく、ブロック・トレードで買い手をアッセンブル(組成)してからクロスすること」という理解です。
なるほど予め買い手を勢揃いさせれば大きな売り物が出てきたときの株価下落圧力は吸収しやすいかも知れません。
ただこのルールの盲点は一日に発行済み株式数の1%以内を売るのであればブロック・トレードしなくて良くなるわけで、「チョロチョロした間断ない売り物を毎日浴びせる結果になるだけだ」という意見もあります。
またブロック・トレードでクロスした後、その買い手(これは一般の投資家や機関投資家も当然含まれてくるでしょうけど)にはロックアップは適用されるのか?という問題もあります。勿論、この特別なクロスにだけロックをかけることは可能でしょうが、その場合、流動性を犠牲にするわけですから買い手は大幅なディスカウントを要求すると思います。
そういう事をいろいろ考えると「どうもこのルールはあまり効果は無さそうだ」という結論に達したのが、昨日、早々とA株のラリーが値を消した理由です。
たしかに昨日の発表は「失敗」だったかも知れませんけど、大事なことは中国政府が株式市場の低迷を好ましくないと思っていることが市場にシグナルされたということではないでしょうか?。
これまでも中国政府はマーケットを冷やすためにああでもない、こうでもないといろいろ方策を出してきました。それらの「冷やし策」は最初は興奮に包まれた投資家に無視されたわけですけど、いろいろ繰り出しているうちに最後には効いてきてとうとうマーケットを押さえ込むのに成功しました。
だから今回も昨日の発表が効き目が無かったからので「これでオシマイ」というのではなく、今後もいろいろ試行錯誤すると思うんです。
このニュースを受けてきのうA株市場は一旦は高かったのですけど、ラリーはすぐに剥げました。
先ず(僕が理解する限りの)A株のブロック・トレード・ルールとは何か?ですけど:
所謂、全流通改革の後で:
①「時期が来れば売れるようにしてあげる」と約束された政府の持ち株
②それに加えて2006年以降にIPOのロックアップが切れることによって市場で自由に売れるようになる株式
の2種類が今回のルールの対象だと思います。
次にルールの内容ですけど、「一度に発行済み株式数の1%以上を売るのなら、それは場にオファーを晒すのではなく、ブロック・トレードで買い手をアッセンブル(組成)してからクロスすること」という理解です。
なるほど予め買い手を勢揃いさせれば大きな売り物が出てきたときの株価下落圧力は吸収しやすいかも知れません。
ただこのルールの盲点は一日に発行済み株式数の1%以内を売るのであればブロック・トレードしなくて良くなるわけで、「チョロチョロした間断ない売り物を毎日浴びせる結果になるだけだ」という意見もあります。
またブロック・トレードでクロスした後、その買い手(これは一般の投資家や機関投資家も当然含まれてくるでしょうけど)にはロックアップは適用されるのか?という問題もあります。勿論、この特別なクロスにだけロックをかけることは可能でしょうが、その場合、流動性を犠牲にするわけですから買い手は大幅なディスカウントを要求すると思います。
そういう事をいろいろ考えると「どうもこのルールはあまり効果は無さそうだ」という結論に達したのが、昨日、早々とA株のラリーが値を消した理由です。
たしかに昨日の発表は「失敗」だったかも知れませんけど、大事なことは中国政府が株式市場の低迷を好ましくないと思っていることが市場にシグナルされたということではないでしょうか?。
これまでも中国政府はマーケットを冷やすためにああでもない、こうでもないといろいろ方策を出してきました。それらの「冷やし策」は最初は興奮に包まれた投資家に無視されたわけですけど、いろいろ繰り出しているうちに最後には効いてきてとうとうマーケットを押さえ込むのに成功しました。
だから今回も昨日の発表が効き目が無かったからので「これでオシマイ」というのではなく、今後もいろいろ試行錯誤すると思うんです。
2008/04/21のBlog
[ 22:38 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
ダイヤモンド・ザイ・オンラインに新しい記事がUPされています。
2008/04/20のBlog
[ 20:47 ]
[ 相場のテクニック ]
皆さん、コメントありがとうございます。
前にもコメント欄などでは何回も書いたことですけど、いま良く考えてみたらちゃんと独立したエントリーとして断っておくべき大事なことなのでエントリーを立てます。
僕は投資に際して心がけていることのひとつとして:
「きれいな女の娘にはいちおう片っ端から全部キスする」
主義です。
そうやってポートフォリオに組み込んでおいてから、観察が始まるわけです。
なぜそんな尻軽な事をやるか?。
それは僕にはきれいな女が登場した瞬間にはそれが「第二のシスコ」や「第二のソニー」になるかどうかを看破するだけの力が無いからです。それと
前にもコメント欄などでは何回も書いたことですけど、いま良く考えてみたらちゃんと独立したエントリーとして断っておくべき大事なことなのでエントリーを立てます。
僕は投資に際して心がけていることのひとつとして:
「きれいな女の娘にはいちおう片っ端から全部キスする」
主義です。
そうやってポートフォリオに組み込んでおいてから、観察が始まるわけです。
なぜそんな尻軽な事をやるか?。
それは僕にはきれいな女が登場した瞬間にはそれが「第二のシスコ」や「第二のソニー」になるかどうかを看破するだけの力が無いからです。それと
毎期、毎期の決算をきちんと出せるかどうか?
これの方が経営者の大言壮語より大事です。だから決算が会社側の事前ガイダンスと合っていたか、いなかったかを丁寧に追っているわけです。
これは昔の講演会のときに示した絵(クリスマス島の蟹)ですけど、新しい技術、新しいビジネス・モデル、新しい産業(=例えば太陽光発電なんてのはその典型です)が出てきたときは、最初はエキサイティングですからジャンジャン新しい企業がIPOされます。でもその大半は数年後には消えて無くなっているわけです。
沢山生んで、沢山死なせる
そういう下等動物のような市場の在り方なわけです。
だから僕が取り上げた(=それはキスした女にほかならないわけですが)銘柄の中でズッコケる奴がどんどん出てくるのは所期の出来事であり、偶然でも不運でもありません。
だんだんルーザー(負け犬銘柄)を間引いていく作業をやっているわけです。
2008/04/19のBlog
[ 22:52 ]
[ コミュニティー連絡事項 ]
僕のうちの近くに「SRハイ」という公立高校があります。
ここの売り物は本格的な自動車修理工場が学校の中にあって、興味のある生徒に自動車をどうやってバラバラに分解し、それをまたイチから組み上げるかを教えている点にあります。
思うに僕が勉強会とかこのブログとかでやっている事というのは手を油まみれにして相場を分解し、それを再構成してみせる、その繰り返しだという気がするのです。そうなるのは当然のことで、そもそもこのブログを始めたときには自分が普段、大学ノートに書き留めておいた自分の勉強のための書き込みをそのままブログに移しただけだからです。つまり僕の作業場がそのまま晒されているわけです。
(なお、この手法は僕が発明したのではありません。「こういう使い方があるんだよ」というのはwha_man3さんから教えてもらいました。目から鱗でした。)
確かに一度やってみると「ブログ内検索」機能などのおかげで自分が昔書き留めた事を探す時間が大幅に短縮されました。こうなると馬鹿馬鹿しくて大学ノートなんか使わなくなるわけです。(僕の大学ノート消費量は大幅に減りました。以前は2ヶ月に一冊くらいのペースで使っていました。)
* * *
こういう風に分解することを投資銀行業界ではUnbandling(アンバンドリング=バラバラにすること)と言います。投資銀行の人は自分たちのサービスがそういう風に分解され、「良いとこ取り」で顧客の知りたいノウハウ部分だけを盗まれることをたいへん嫌います。
そういう僕自身も投資銀行に勤めていた頃は毎年元旦3日くらいに召集がかかってホテルの会議室に閉じ込められて所謂、オフサイトという経営戦略会議に出ることを強いられるわけです。そこで毎年飽きもせず繰り返される議論は「投資銀行サービスのアンバンドリングのトレンドをいかに食い止めるか?」というナンセンスな水掛け論です。
でも機関投資家の立場からすれば「おたくのアナリストのインテルのファイナンシャル・モデルがどうなっているか知りたい」という風にレポートの結論ではなく、プロセス(過程)の方法論こそが知りたいことなのです。
僕は日頃から「こういう風に時代の流れに抗しようとするのは、、、ナンセンスだよなぁ」と感じていたので今、嬉々としてgiving it away(ただでタレ流し)しているわけです。
* * *
そういうわけできちんと筋道を立てて説明しなければいけない分解手順に関しては最近は主に勉強会の方で言及することにしています。あとデータ類もなるべく勉強会の方に集約することを心がけています。ここのブログはその「残り」が多いです。
* * *
さて、僕のやっていることがある程度説明できたと思うので、それを踏まえた上でコメント欄への書き込みについてお願いします。
1.コメント欄への書き込みは大歓迎です
先ず強調したいのはコメント欄への書き込みは大歓迎だということです。僕が皆さんの書き込みの全てに返答できないのは時間的制約からそうなっているのであって、無視しているとか怒っているとかいろいろ気を揉んでもらう必要はありません。
2.僕の間違いの指摘、僕に対する批判も是非下さい
僕はアメリカ暮らしが長いのでTalk back culture(=反論、ないしはくちごたえ文化)の中で育っています。ですから皆さんから寄せられるご批判というのは歓迎ですし、至らないところは直してゆこうと思っています。なによりも自分との反対意見や批判の声を消し去ることでこのブログが大政翼賛会みたいになっちゃうことを一番恐れています。
3.読者同士の中傷はナンセンスなのでやめてください
いま、自動車修理工場での実習でエンジンの分解の仕方をしている最中に生徒同士が「おまえ、こんなことも知らないのか、アホ!」なんて貶し合っているのは目クソが鼻クソを笑っているようなものでレベルが低いと思います。どうせやっつけるのならインストラクターをやっつけるべきです。スポーツでも趣味でも仕事でもビギナーというのはどの世界にも居るわけで年長者はビギナーを批判して気分を良くしたりしてもそんな満足感は空虚だと思うんです。そういう心配をする暇があれば自分のスキルを向上し、インストラクターを超えることに専心して下さい。もちろん、教えあうこと、励ましあうこと、などは大歓迎です。
4.なるべく同じニックネームでコメントしてください
これは勉強会にログインされる際にもお願いしていることですけど、なるべく同じニックネームでコメントして下さい。その理由は昔からずっと参加してくれている人を優遇したいと思うからです。(だから勉強会皆勤賞の人とかはいずれ何かお返しをしたいなと思っています。)ブログ・コミュニティーを長くやっているとそのブログは書き手だけのものではなくなり、読者、或いは日頃の質問者などの参加者の共有物になってゆく気がするわけです。そしてその毎日の積み重ねがそのブログらしさをだんだん形成してゆく気がします。僕はそのインテグリティー(=真正性)を壊したくないのです。長く参加してくれているということはそれだけこのブログにvested interest、つまり費やした時間分だけの「先行投資」が入っているわけで、それをいちげんさんの参加者に壊されたくないと思う方も多いと思うのです。
ここの売り物は本格的な自動車修理工場が学校の中にあって、興味のある生徒に自動車をどうやってバラバラに分解し、それをまたイチから組み上げるかを教えている点にあります。
思うに僕が勉強会とかこのブログとかでやっている事というのは手を油まみれにして相場を分解し、それを再構成してみせる、その繰り返しだという気がするのです。そうなるのは当然のことで、そもそもこのブログを始めたときには自分が普段、大学ノートに書き留めておいた自分の勉強のための書き込みをそのままブログに移しただけだからです。つまり僕の作業場がそのまま晒されているわけです。
(なお、この手法は僕が発明したのではありません。「こういう使い方があるんだよ」というのはwha_man3さんから教えてもらいました。目から鱗でした。)
確かに一度やってみると「ブログ内検索」機能などのおかげで自分が昔書き留めた事を探す時間が大幅に短縮されました。こうなると馬鹿馬鹿しくて大学ノートなんか使わなくなるわけです。(僕の大学ノート消費量は大幅に減りました。以前は2ヶ月に一冊くらいのペースで使っていました。)
* * *
こういう風に分解することを投資銀行業界ではUnbandling(アンバンドリング=バラバラにすること)と言います。投資銀行の人は自分たちのサービスがそういう風に分解され、「良いとこ取り」で顧客の知りたいノウハウ部分だけを盗まれることをたいへん嫌います。
そういう僕自身も投資銀行に勤めていた頃は毎年元旦3日くらいに召集がかかってホテルの会議室に閉じ込められて所謂、オフサイトという経営戦略会議に出ることを強いられるわけです。そこで毎年飽きもせず繰り返される議論は「投資銀行サービスのアンバンドリングのトレンドをいかに食い止めるか?」というナンセンスな水掛け論です。
でも機関投資家の立場からすれば「おたくのアナリストのインテルのファイナンシャル・モデルがどうなっているか知りたい」という風にレポートの結論ではなく、プロセス(過程)の方法論こそが知りたいことなのです。
僕は日頃から「こういう風に時代の流れに抗しようとするのは、、、ナンセンスだよなぁ」と感じていたので今、嬉々としてgiving it away(ただでタレ流し)しているわけです。
* * *
そういうわけできちんと筋道を立てて説明しなければいけない分解手順に関しては最近は主に勉強会の方で言及することにしています。あとデータ類もなるべく勉強会の方に集約することを心がけています。ここのブログはその「残り」が多いです。
* * *
さて、僕のやっていることがある程度説明できたと思うので、それを踏まえた上でコメント欄への書き込みについてお願いします。
1.コメント欄への書き込みは大歓迎です
先ず強調したいのはコメント欄への書き込みは大歓迎だということです。僕が皆さんの書き込みの全てに返答できないのは時間的制約からそうなっているのであって、無視しているとか怒っているとかいろいろ気を揉んでもらう必要はありません。
2.僕の間違いの指摘、僕に対する批判も是非下さい
僕はアメリカ暮らしが長いのでTalk back culture(=反論、ないしはくちごたえ文化)の中で育っています。ですから皆さんから寄せられるご批判というのは歓迎ですし、至らないところは直してゆこうと思っています。なによりも自分との反対意見や批判の声を消し去ることでこのブログが大政翼賛会みたいになっちゃうことを一番恐れています。
3.読者同士の中傷はナンセンスなのでやめてください
いま、自動車修理工場での実習でエンジンの分解の仕方をしている最中に生徒同士が「おまえ、こんなことも知らないのか、アホ!」なんて貶し合っているのは目クソが鼻クソを笑っているようなものでレベルが低いと思います。どうせやっつけるのならインストラクターをやっつけるべきです。スポーツでも趣味でも仕事でもビギナーというのはどの世界にも居るわけで年長者はビギナーを批判して気分を良くしたりしてもそんな満足感は空虚だと思うんです。そういう心配をする暇があれば自分のスキルを向上し、インストラクターを超えることに専心して下さい。もちろん、教えあうこと、励ましあうこと、などは大歓迎です。
4.なるべく同じニックネームでコメントしてください
これは勉強会にログインされる際にもお願いしていることですけど、なるべく同じニックネームでコメントして下さい。その理由は昔からずっと参加してくれている人を優遇したいと思うからです。(だから勉強会皆勤賞の人とかはいずれ何かお返しをしたいなと思っています。)ブログ・コミュニティーを長くやっているとそのブログは書き手だけのものではなくなり、読者、或いは日頃の質問者などの参加者の共有物になってゆく気がするわけです。そしてその毎日の積み重ねがそのブログらしさをだんだん形成してゆく気がします。僕はそのインテグリティー(=真正性)を壊したくないのです。長く参加してくれているということはそれだけこのブログにvested interest、つまり費やした時間分だけの「先行投資」が入っているわけで、それをいちげんさんの参加者に壊されたくないと思う方も多いと思うのです。
[ 11:16 ]
[ ウォール街の歴史 ]
決算シーズンです。
決算シーズンというのは僕の好きな季節なんです。
証券会社勤めの頃はアメリカ国内を駆け回って事業会社を訪問しているか、さもなければモントリオールとかシンガポールとか東京などの顧客回りで旅行している場合が多かったのですけど、決算シーズンだけは落ち着いてオフィスに居れるというのが自然にこのシーズンが好きになってしまった理由なのかも知れません。
決算シーズンに際して海外の投資家を相手にする国際営業部の直面する問題は決算発表後、すぐにアナリストのレポートが出てこないという点です。実際、アナリストがレポートを書き終えるまでの12時間くらいの間に既にアジアや欧州の顧客は次の営業日が来てしまいます。だからアナリスト・レポートを待っていたのでは営業になりません。
そこで国際営業部は午後1時に場が引けた後(西海岸時間だからです)も全員トレーディング・ルームに居残り、決算のカンファレンス・コールのサマリーを作成し、それを速報として顧客に配布するわけです。
僕:「今日は決算だから居残りだね。」
へザー(僕のアシスタント嬢):「う~っ!、駄目だ、また我慢できなくなった!」
僕:「わかってるよ。相撲バーガーでしょ?。」
へザー:「なんだか居残りと聞くと相撲バーガーが食べたくなっちゃうのよねぇ。」
僕:「それじゃ、いっちょ注文すっか?」
僕:「おうい皆、今日は相撲バーガーだよっ!。欲しい人は手を挙げて。」
そうやってみんなのリクエストを取ってオフィスの真向かいにある日本食レストラン『おいしい』にピックアップに行くわけです。この日本食レストラン、どういうわけかハンバーガーが得意のメニューで「相撲バーガー」という呼称からもわかるようにドデカイのです。おまけにフレンチ・フライも揚げたてのホカホカ。だいたい日本
決算シーズンというのは僕の好きな季節なんです。
証券会社勤めの頃はアメリカ国内を駆け回って事業会社を訪問しているか、さもなければモントリオールとかシンガポールとか東京などの顧客回りで旅行している場合が多かったのですけど、決算シーズンだけは落ち着いてオフィスに居れるというのが自然にこのシーズンが好きになってしまった理由なのかも知れません。
決算シーズンに際して海外の投資家を相手にする国際営業部の直面する問題は決算発表後、すぐにアナリストのレポートが出てこないという点です。実際、アナリストがレポートを書き終えるまでの12時間くらいの間に既にアジアや欧州の顧客は次の営業日が来てしまいます。だからアナリスト・レポートを待っていたのでは営業になりません。
そこで国際営業部は午後1時に場が引けた後(西海岸時間だからです)も全員トレーディング・ルームに居残り、決算のカンファレンス・コールのサマリーを作成し、それを速報として顧客に配布するわけです。
僕:「今日は決算だから居残りだね。」
へザー(僕のアシスタント嬢):「う~っ!、駄目だ、また我慢できなくなった!」
僕:「わかってるよ。相撲バーガーでしょ?。」
へザー:「なんだか居残りと聞くと相撲バーガーが食べたくなっちゃうのよねぇ。」
僕:「それじゃ、いっちょ注文すっか?」
僕:「おうい皆、今日は相撲バーガーだよっ!。欲しい人は手を挙げて。」
そうやってみんなのリクエストを取ってオフィスの真向かいにある日本食レストラン『おいしい』にピックアップに行くわけです。この日本食レストラン、どういうわけかハンバーガーが得意のメニューで「相撲バーガー」という呼称からもわかるようにドデカイのです。おまけにフレンチ・フライも揚げたてのホカホカ。だいたい日本