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いちカイにヤリ 投資世代(ロシア株、インド株、中国株、ブラジル株、ADR、BRICs)
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2008/08/30のBlog
アメリカでAT&Tが提供している3G「アイフォーン」のサービスの不具合に関する記事を『外国株ひろば』に掲載しておきました。
[ 06:45 ] [ 大統領選挙ウォッチ ]
共和党の大統領候補、ジョン・マッケインが副大統領候補にアラスカ州知事のセーラ・ペイレンを氏名しました。

(それにしても日本のマスコミは相変わらず人名の表記がメチャクチャですね。新聞だとサラ・ペイリンというのが正式な表記のようですけど、アメリカじゃ、そう発音しても通じないでしょうね。)

この人選に関しては日本、アメリカともに結構、ネガティブな評価が多いです。(例:「大手町から見る米大統領選」加藤祐子)

確かに経験の浅いランニング・メイトを選んだのはジョン・マッケインの強さの現われというより、焦りが露呈した観は否めません。

でも僕は彼女はそれなりにインパクトのある副大統領候補になると思います。

まず彼女の副大統領候補指名演説ですけど、最初は小市民的な、どこにでも居るママという感じで始まったのです。でも中盤からだんだん熱を帯びてきて、後半は昨夜のデンバーでのバラク・オバマ候補のスピーチ(=僕はこれまでで最低だったと思う)より遥かにフレッシュで、人を感動させるトークでした。

「いやしくも政治家を目指すものは立候補の動機が不純であってはならないと思うんです。私にとって正しい立候補の理由というのは旧体制や慣習に挑戦し、ひとびとの共通の利益を代弁することです。」

セーラ・ペイレンは既得権益に敢然と挑み、オイル・メジャーにお灸を据えました。具体的にはアラスカでパイプラインのメインテナンスを怠ったBPなどの大手石油会社をパイプライン建設の指定業者から外し、カナダのパイプライン専業業者であるトランス・カナダ・パイプライン(ティッカー:TRP)を起用しました。

これは利権にまみれたアラスカの知事が取った決断としてはとても勇気の要ることです。なぜならBPは昔のARCO(アーコ)の親会社であり、アーコはアラスカで最も根を張った企業だからです。しかしBPのアラスカ・パイプラインはメンテナンスを怠り、大事件に発展しました。(ピッグに関する昔のエントリーを参照してください)

セーラ・ペイレンはアラスカ・オイル&ガス・コミッションの委員長だったのですが、腐敗と汚職にあきれて委員長を辞職し、その足で既得権益の権化であるアラスカ知事、フランク・マカウスキーに対抗すべく立候補して、現職の共和党知事を大差で破り、当選したというわけ。

アメリカの州知事というと、まず真っ先に思い浮かぶのがカリフォルニアのアーノルド・シュワルツネーガー知事ですけど、実は全米の州知事の中で支持率No.1はシュワちゃんではなくて、セーラ・ペイレンなんです。(90%以上の支持率があります。)

アメリカの大統領候補になる人は、ストーリーというものが無くてはなりません。バラク・オバマ候補はアメリカ人なら誰もが共感する「個人史」を持っているし、ベトナム戦争のパイロットでハノイ上空で撃墜され、パラシュート降下し、そのまま「ハノイ・ヒルトン」というあだ名がつけられた牢獄に収監されたジョン・マッケイン候補もストーリーがあります。

セーラー・ペイレンもにんげんとしての魅力はいい線行っていると僕は思います。

PS: チョイとダイアン・キートンを彷彿とさせますねぇ。

2008/08/29のBlog
申し込みの締め切りが迫っています。早めに申し込みを済ませてください。

オンライン勉強会のおしらせです。

つぎの『新興国(BRICs、VISTA、ネクスト11等)リアルタイム・ネット勉強会』第13回は以下の要領で開催されます:

開催日:08年9月3日
時間:夜8時から9時半
申し込み期間:8月20日~8月31日(日)
申し込み方法:リンクを参照して下さい

勉強会は無料ですが、視聴するためには楽天証券に口座が必要です。

今回の勉強会では第2四半期の各社の決算を振り返ってみたいと思います。


中国移動(チャイナ・モバイル:CHL)が08年上半期決算を発表しています:

売上高:
1965億人民元(コンセンサス1977億人民元)+17.9%

利払い・償却・税引前利益:
1044億人民元(コンセンサス1065億人民元)+16.2%

純利益:
548億人民元(コンセンサス521億人民元)+44.7%


ローミング・タリフの料率変更で今期のマージンは若干下がりました。
しかし新規加入者数は着実に伸びており、異変は感じさせません。



次にユーザー単価ですけど少し下がっています。
どのくらい季節性があるのか僕にはわからないけど、去年よりベースが少し下がったと考えてよいでしょう。或いは地方への進出が関係しているのかもしれません。

ユーザーの通話時間は着実に伸びています。



株価の方は長期トレンド・ラインをブレイク・ダウンしそうな雲行きです。

ライバルの通信会社の株はどれもサポートを割り込んだようなチャートつきをしています。

これほど投資家の認識が変わるほどの悪い要素が今回の決算に含まれていたとは僕には思えません。

去年、中国株全般、とりわけ小型株が苦しんでいるときにチャイナ・モバイルとペトロチャイナだけはズンズン急伸して指数を牽引しました。今はちょうどその逆でこれらの銘柄が指数の足を引っ張っている感じです。

去年の中国移動の株価は「出来過ぎ」だと思ったけど、今の売られ方は悲観的に過ぎるのではないでしょうか?

現在同社のPERは14倍で、これはコンサーバティブな利益成長予想とほぼ一致しています。3Gですか?ロールアウトは徐々にしか起こらないし、最初は都市部だけだろうから大勢に影響ない筈です。

2008/08/27のBlog
[ 19:03 ] [ デジタル・メディア ]
今日はいちファンの立場から僕が愛読しているネット上の巡回先を紹介します。

先ず中国株関係では:

カテキンの中国株日記

これは中国株やっている人なら知らない人は居ないと思います。とりわけ勉強になるのはカテキンさんの相場に対する姿勢です。

次に日本株関係では:

ヒゲ虎の株式談話室

これは僕の昔の上司の方が書いているサイトです。ヒゲ虎さんのお父様は虎禅さんという方で、僕はほんの何度かお見かけしただけなのですが、相場に打ち込む姿勢には鬼気迫るものがありました。ヒゲ虎さんご本人はお父様よりずっと軽いタッチで、ユーモアに溢れた、気さくな方です。もちろん、相場を見る目はお父様譲りです。

先入観に凝り固まった目で相場をみるのではなく、株価の語りかけてくるメッセージをこころを空っぽにしてじっと聞く姿勢には毎回、打たれるものがあります。

それからシリコンバレー関係では:

シリコンバレー起業マニュアル

というサイトが気に入っています。実はシリコンバレー関連のブログは結構多いです。もともとハイテクに明るい人たちがシリコンバレーに来ているから、それは当たり前なのかも知れません。でもその多くはテクノロジー評論みたいな内容で、わざわざブログというメディアで読む意義に欠けるものが多いです。そんな中で、バレーで仕事をするということはどういう事なのか?、その空気を感じるという意味では、この人がいちばん現地に溶け込んで、リアルなものを伝えている気がします。



2008/08/26のBlog
ブルームバーグによると中国株の株価のアタマを押さえている非流通株問題を解決するために中国証券監督管理委員会はエクスチェンジャブル・ボンドの活用を検討しているそうです。

エクスチェンジャブル・ボンドというのは将来、株式に転換(エクスチェンジ)することが可能な債券を指します。これを出すことで非流通株のオーナーは場で株を売らずとも、或る程度の資金を債券発行から得られるというわけです。

なお、記事を読んだ感じでは、実際にこれが採用されるかどうかはわからないし、エクスチェンジャブル・ボンドの発行条件などの詳細もわかりません。

いずれにせよ非流通株問題は中国本土株にとって引き続き大問題であることにはかわりありませんから、大量の非流通株のロックアップが切れる(ピークは2009年です)前にきちんとした方針を打ち出すという事は良いことだと思います。
『いちカイきゃすと』にティファニーの話題をUPしておきました。


ティファニーの決算はポジティブ・サプライズでした。
『外国株ひろば』の方に追記を載せておきました。
2008/08/25のBlog
楽天証券の『新興国投資情報レポート』に最近、急落しているロシア株について記事を書いておきました。
『ダイヤモンドZAiオンライン』に中国の赤ちゃん向け粉ミルクのメーカー、シニュートラ(SYUT)に関する記事をUPしておきました。
右は同社の過去3ヶ月の株価チャートです。
2008/08/24のBlog
あと「対談」が実際に行われたのは7月のアタマだったんですね。

だからその時点では原油価格は未だガッチリとした上昇トレンドを維持していました。
(添付したのは原油のETF(OIL)のチャートです。)

だから、「若し、このまま原油がどんどん騰がるようなら、、、世界の株式市場のバリュエーションは底抜けする」と発言したのです。

(因みに僕は原油弱気派ですから「7割の確率で原油は下がり世界の株式市場は窮地を脱する。でも原油がこのままイケイケ・ドンドンになり、世界の株式市場のバリュエーションが底抜けする確率も3割くらいある。」と発言しました。)

翻って現在の状況を見ると原油価格はかなりザックリとした調整になりました。
でも世間には「いや、これから原油は自律反発する!」という考えが根強いです。
先週中盤はそういう期待から原油が買われました。でもそういう風に「すわ、ラリーだ!」と飛びついた連中は金曜日の下げてぶっ殺されているんですね。

この金曜日のリバーサル(相場反落)はすごくベアリッシュ、つまり悪い展開だったと思います。この水準であたらしい「しこり」を作ってしまったので原油はもう一段安すると思います。

すると株式市場との絡みで考えると対談で語ったような「バリュエーションの底抜け」シナリオはどんどん遠ざかっていると言わざるを得ないんです。
小太郎さんから『ダイヤモンドZAi』の対談に対する感想を頂きました。(ニュー・オリエンタルのエントリーのコメント欄を参照して下さい。)

ありがとうございます。


アメリカについてのご質問を頂いたわけですけど、考えれば考えるほど「相場って、むずかしいな」と思いました。

7月に日本に帰ったときはとても日本のセンチメントが悪かったので、「そろそろ日本株も良いかな?」と素直にそう思ったんです。もうすこし本心を丸出しの表現にすれば(羨ましい!)、そう思いました。

なぜなら日本株は日柄という面では世界の株式市場のなかで最も「休養十分」な市場だからです。

また、日頃、中国やベトナムなどの出鱈目なブック・バリューと格闘している身としては、日本株のブックバリューは、所謂、「Real book」とアメリカ人が俗に言う、ヘンな混じり物の無い、信頼に足る簿価だと思うんです。

だから、バリュー投資とかやりやすい環境かな?と思った次第。

 ■ ■ ■

でも調べてみるとTOPIX指数は米国のS&P500に過去1年でも、6ヶ月でも、3ヶ月でも、1ヶ月でも負けちゃっている、、、。「なぜ~っ!?」

 ■ ■ ■

あとこれはヒゲ虎さんもしょっちゅう指摘しているけど、日本もアメリカも小型株の方が大型株よりパフォーマンスが良い。

アメリカの場合、例えば代表的小型株指数であるラッセル2000とかナスダック指数とかがS&P500をアウトパフォームしている、、、。これなんかも今の景気の局面(=つまり景気後退局面)の相場の定石(=小型株はヤラれやすい)と相容れない不可思議な動き、、、。

ロシアのグルシアからの撤兵にまつわるニューヨーク・タイムズの記事を読んでいてちょっと「情けないな」と思いました。

プーチン首相の指令でロシア軍は速やかに兵を引いているはずなんですが、実は取り残された戦車が点々としているそうです。その理由は、、、、故障。

家路を急ぐロシアの兵隊さんにとって最大の敵は国際政治やクレムリンの心変わりではなく、1960年代から使用されている主力戦車、T-62が「言う事を聞いてくれない」事なのだそうです。

癇癪をおこして「もうこの戦車、爆破して、歩いて帰ろうぜ!」と言い出す兵隊さんも居るとか。

今回のグルシア侵攻は世界の軍事アドバイザーにとってはロシア軍の装備や訓練の度合いを観察するのに絶好の機会でした。NYタイムズによるとロシア軍の装備は「旧式で、空爆ははずしまくりだし、戦術は愚鈍で、命令系統は分散されておらず中央集権的だ」ということで、ロシア軍の展開を観察した専門家たちの失笑をかっていました。

もちろんニューヨーク・タイムズはアメリカの新聞ですからとりわけロシアに対して批判的な記事になっている可能性は否めません。

僕が心配なのはロシア軍の装備の老朽化ではなく、ロシアの油田や天然ガス田のメンテナンスの方です。折からロシアの油田の生産量は再びピークを打ち、油井のパフォーマンスには低下が見られ始めています。今後、生産を維持するためには設備投資を増強しないといけません。

ロシアは1980年代終盤に油田の管理保全の怠慢から虎の子の主力油田の健全性を損ない、生産激減、油田価値の大きな毀損をした「実績」があります。

いま、この大事なときにロシアの政府は株式市場に対してフレンドリーじゃない態度を取っています。その好例はメチェル(MTL)に対するプーチン首相のコメントです。株高を演出するどころか、株主価値の「ぶち壊し」を政府が率先してやっている、、、。

BRICsの中でロシアの政治だけが資本市場に対する接し方に関して「復古調」的になっているのはとても残念ですね。

2008/08/23のBlog
英語学校+学習塾のニュー・オリエンタル(ティッカー:EDU)が新値を狙う動きになっています。

同社は四川省の地震+五輪期間中、北京の学校が交通規制の影響を受けた、という理由で目先の業績は苦しいです。

でもこれまでの語学学校中心のカリキュラムに加えて、大学入試共通試験に向けての準備コース、「U-can」というプログラムをいま積極的にプロモーションしています。

大学受験準備コースは学生当たり授業料単価は英会話より低いですけど、すそ野の広いビジネスなので、同社の中期での成長余地はかなり拡大したと見てよいでしょう。
2008/08/22のBlog
マインドレイ(MR)が再度、高値に挑戦中です。

僕が夏休みしている間に、一回、急騰、あたかもブレイク・アウトしたかのように見えたのですが、翌日、急落し、一旦、全部吐き出しました。

だから、、、今回は2回目のチャレンジ。

こんどこそ新値を取れるか見守りたいと思います。
テレビ・ドキュメンタリー「I.O.U.S.A.」でウォーレン・バフェット、ブラックストーンの創業者のピーター・ピーターセン、デビッド・ウォーカーの3人がインタビューされました。

「なるほどね」と思わせる、ためになる考え方のヒントが散りばめられていた気がします。

以下はロイターが拾った、同番組の抄訳:

バフェット:「実は或る中国の企業の株に5億ドルのビットを提示したけど、相手から断られた。どの会社かは、、、言えない。」

バフェット:「タール・サンドの業界には投資する予定はない。」

バフェット:「アメリカ人に生まれることのラッキーさというのは別に今も変わっていないと思うよ。米国が独立を果たした1776年にアメリカという国をショートしたとすると、そのトレードは大損だったわけだけど、こんにち、2008年にアメリカがショート候補になったかと言えば、、、僕はそういう風には思わない。」

バフェット:「もちろん、アメリカの国の抱える負債額が増えているけど、アメリカの返済能力も増してきている。パイそのものが大きくなっているというわけだ。」

 ■ ■ ■

これとは別にけさバフェットはCNBCのインタビューに応えており:

バフェット:「ファニー・メイとフレディ・マックからは、救済してくれという電話は受けていない。でも彼らが誰かから救済される必要があるのは自明のことだ。そのスケールの大きさから考えると、政府が面倒みないと駄目だろうね。わりとすぐに何かが動き出すだろうね。米国経済の不調は今後半年程度で回復するような軽いものじゃない。皆が考えているより、不況は深いと思う。でもデレバレッジングが終わればいずれ不況も終わる。5年後は米国経済はいまよりずっと良くなっていると思う。」

バフェット:「インフレの問題にはFEDは手をやいているね。まだまだ終わったわけじゃないと思う。」

バフェット:「アメリカの金融機関で既にバフェットのポートフォリオに入っている銘柄は買い増しした。(アメリカン・エクスプレスとウエルス・ファーゴのどちらかはコメントなし。)」






[ 00:34 ] [ コミュニティー連絡事項 ]
【オンライン・セミナー関係】

『新興国リアルタイム・ネット勉強会』→BRICs、VISTA、ネクスト11等のエマージング・マーケットに焦点を当てた勉強会です。上級者向けです。

『これからはじめるグローバル投資』べんきょう会
→9月16日に第一回目を開催予定です。未だ外国株へ投資したことの無い初心者の方を対象とします。米国株、欧州株、ETF、新興国株など、幅広いマーケットを対象とします。また、チャートやトレーディング・アイデア、ポートフォリオ構築などにも言及します。

【ブログ】

『いちカイにヤリ』→今後は新興国の話題に特化します。

『ETFひろば』→ETFの投資アイデアを集めてみます。

『外国株ひろば』→米国株、欧州株など、先進国の話題に特化します。

『いちカイきゃすと』→ポッドキャストです。

【寄稿】

『新興国(BRICs、VISTA、ネクスト11等)投資情報レポート』→エマージング・マーケットの話題について書きます。

『ダイヤモンドZAiオンライン』 「世界投資へのパスポート」→外国株投資について書きます。

?=未発表プロジェクト
→9月から新しい連載を開始します。
2008/08/21のBlog
中国移動(ティッカー:CHL)の7月の新規加入者数は711万人で前年同期比+27%でした。

7月の携帯各社の新規加入者シェアで見ると中国移動が90%を奪取した模様です。

前回の勉強会で中国の携帯電話の加入者シェアのチャートを紹介しました(右図)。
これは去年のシェアを示したものです。(なお、このグラフは最近発表された業界再編による企業の移動を織り込んだ数字になっています。)

中国移動のシェアが69%なのに注目して下さい。勉強会では「最近の新規加入者の数字がどう推移しているかを見ると新規加入者の87.4%が中国移動を選んでいます」と申し上げました。

でも今回、それがついに90%に達したわけです。

これは何を意味するかと言えば業界再編成でより公平な競争を促進する政策が採られた後も、中国移動の一人勝ちの構図は続いているだけでなく、寡占は逆に強まっていることを示しています。

今後は中国の通信会社各社が3Gをロールアウトすると思うので、中国移動のシェアは今がピークなのかも知れません。でもスケールが大きいことは、直接、利幅に結びついてきます。だから中国移動の業績は引き続き他社を圧倒すると思います。

3Gのロールアウトではむしろ米国株のクアルコム(ティッカー:QCOM)を買いたいと僕は考えています。

チャイナ・ユニコムは先日、146億ドルにのぼる3Gの設備投資計画を発表しました。(むこう2年間で費消する計画です。)クアルコムは:

TD-SCDMA 中国移動
EV-DO/cdmaOne 中国電信
WCDMA 中国網通

の3種類のCDMAのそれぞれからロイヤリティー収入を得られます。

[ 00:22 ] [ コミュニティー連絡事項 ]
既存の『新興国リアルタイム・ネット勉強会』に加えて、あたらしいべんきょう会をはじめます。
2008/08/20のBlog
昨日の上海市場は政府が景気テコ入れ策を発表するという噂が流れ、7%程度ラリーしました。


市場筋の観測では次のような事が発表されるのでは?と噂されています:

290~580億ドル相当の景気テコ入れ政策
印紙税のカット
非流通株の再ロックアップ
相場が安いときに株式を市場で買い上げる「緩衝ファンド」の設立
利下げ


「無い袖は振れない」アメリカや日本と違って、中国の場合、政策的な裁量余地は予算や金利水準から見て明らかに大きいです。とりわけ最後の利下げについては、CPIは着実に沈静化の傾向を示しているわけですから「IF」ではなく「 WHEN」の問題だと思っています。

(参考)

消費者物価指数:
7月+6.3%。
6月+7.1%
5月+7.7%
4月+8.5%

生産者物価指数:
7月+10.0%
6月+8.8%
5月+8.2%


グーシャンが先日決算を発表しています。

売上高:5830万ドル(コンセンサス5715万ドル)
EPS:21セント(コンセンサス22セント)

以下はカンファレンス・コールのハイライト:

8月1日から9月20日まで北京の工場を五輪のため停止する。
公募売り出しも株価が下がったので中止。
今期売上高は+53%、ボリュームは+22%。
四川省の工場は地震のため2週間停止。
第2四半期末の時点でのキャパシティーは29万トン(=8700万ガロン)。
去年の第2四半期は17万トン(=5100万ガロン)。
平均販売価格は+33.5%。
07年11月と08年6月の政府による石油製品価格引き上げがプラスに働いた。
ディーゼルの供給は依然不足している。
化学工場への供給開始も売上に貢献している。
廃油の仕入れ値の上昇+31%。
グロスマージン41.3%1Qは41.8%。
バランスシート上のキャッシュは1.68億ドル。
上海新工場は6月28日から稼動。5万トン。1800万ガロン。
4Qに北京の工場のキャパシティーを倍増し、10万トンとする。
重慶工場の新設。
年末までには全部で40万トン、1.2億ガロンを目指す。
09年には新規で20万トン、1600万ガロンの工場を建設、トータルで60万トン、1.8億ガロンにしたい。
前回のカンファレンス・コールでは2008年の通算生産量を27万トン、8100万ガロンとガイダンスした。
しかし北京工場を五輪の関係で止めたため、25万トン、7500万ガロンに下方修正したい。
ディーゼルの価格は下がってはいない。
でも石油価格が下がれば、価格上昇は鈍化する。
09年の拡張のうち9万トンは既存工場の拡張。残りは新規のロケーション。


 ■ ■ ■

現在のコンセンサス

売上高07年1.38億ドル、08年2.51億ドル、09年4.42億ドル、EPS07年50セント、08年91セント、09年1.42 

PER今年11.2倍、来年7.27倍。PEGレシオ0.13。
2008/08/18のBlog
『ダイヤモンドZAiオンライン』に新しい記事が掲載されました。
少し古くなりますが8月7日にCVRDが第2四半期の決算を発表しています。

売上高:109億ドル(コンセンサス121億ドル)
EPS:$1.02(コンセンサス95セント)

 ■ ■ ■

今期のEPSが良かったのは為替差益とデリバティブの特別益が含まれているため。
税引き前、利払い前利益は62億ドルで、コンセンサスより4%低かったです。
会社側は鉄鉱石価格の見通しに関して強気姿勢を崩していません。
その根拠はスポット価格と契約価格の乖離が依然大きく、来年の契約ではアグレッシブに値上げを追及する心算だからです。またニッケルの在庫水準が低いので今後ニッケル価格は強含むと同社では見ています。


 ■ ■ ■

これとは別に8月14日にCVRDはブラジルのパラ州に新しく建設される製鉄所に投資家として投資すると発表しています。パラ・ステート・スティールという会社で、CVRDの投資負担分は50億ドル。年産250万トンのキャパシティーで操業開始は2013年。
アグリア(GRO)が第2四半期の決算を発表しています。

売上高:2090万ドル(コンセンサス1690万ドル)
EPS:6セント(赤字4セント)

以下はカンファレンス・コールの概略:

第2四半期は当初ガイダンスを上回った。

羊の冷凍精子のビジネスは新しい冷凍装置の稼動で急改善した。
現在3000のブリーダー羊を擁しているが、更に3000のブリーダー羊を購入する。
その一方で古いブリーダー羊の2000頭を売却する。ブリーダー羊の有効年数は約5年。

トウモロコシの種の部門の売上高は5300万人民元。(去年4100万人民元)
ジェネリック種子のビジネスは価格プレッシャーが存在する。
従って独自のブランドを開発することに注力。
中国北東部や中東部、南西部など、新しい地域への進出を目指す。

1000万ドル相当の自社株買戻しを計画。

売上構成比
とうもろこし 44%
羊 33%
その他のタネ 23%

グロスマージン
トウモロコシ 40%
羊 60%
その他のタネ 51%

ノン・キャッシュ・アイテムを除く純利益は2550万人民元。
EPSは0.4人民元

3Q売上ガイダンス7600~8000万人民元(去年7300万人民元)
通年売上ガイダンス7.38~7.71億人民元(去年比+10~15%)

Q&A

種子のビジネスの競争は激しくなっている。
価格下落プレッシャーは大きくなっている。
従って差別化された独自の種子の開発を急ぐ必要がある。
いま8割は独自の種子になっている。