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はじまりはブラックミュージック
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2007/05/19のBlog
[ 19:39 ] [ オールドソウル・ベテランの新作 ]
マイミクさんからご紹介頂いていたアーティストを、サンプルですが聴いてみました。今年4月にリリースされた、ライアン・ショウの『ディス・イズ・ライアン・ショウ』です。

これがビックリするほど旧臭い音。70年代通り越して60年代ソウルの世界です。直ぐにリッキー・ファンテを思い出しましたが、リッキーの場合、雰囲気は有るんですが、歌が浮いていた感じも若干ありました。ライアンの場合、音と演奏が一体化しており、前へ前へと押し進む初期ソウルの熱気を体感させています。

「ショット・ガン」を思わせる1曲目から、ガンガン飛ばします。決まりすぎの「アイ・ファウンド・ア・ラブ」も収録。選曲も中々です。

ジョージア州Decatur出身の26歳。ペンタコスタ派の家庭に生まれ、若い頃は兄弟ゴスペル・グループを結成。ジョージア州立大学在学時の98年、ゴスペル・ミュージカル『A Good Man Is Hard to Find (Part II)』に出演。その後、57丁目のモータウン・カフェでフォー・トップスやマーヴィン・ゲイ路線のデトロイト・ソウルをパフォーマンス。2004年、ドゥーワップ込みのソウル・グループ、the Fabulous Soul Shakersに参加。ここのギタリスト、ジョニー・ゲイルがセッション・プレイヤーとして実力者で、ライアンのデビューにも尽力し、当アルバム内の曲もソウル・シェイカーズ絡みのようです。歌唱との一体ぶりも頷けます。

♪サイト

♪@ソウル・トラックス
[ 18:59 ] [ Life is... ]
5月17日(木)

今週は進み方が速いような気がする。今日から仕事のシステムが一部変わった。慣れるまで時間が掛かるかも知れないと思っていたら、仕事中はそうでもなかった。しかし、帰社してからのデータ処理に手間掛かる。

今日は、少しは青空らしい青空(部分的)。そんなに暑さも厳しくなく気持ちの好い天気。

帰宅時の出来事。ヨメさんが会社まで迎えに来てくれて、運転を交替して行く道すがら。停留所に止まったバスを追い越して、前方に出ようとした瞬間、中学生ぐらいの男の子が左(バスの陰)から駈けて来た。思わず急ブレーキ!反応の良い子でとっさに後ずさり。私の後ろにも車がいたので、追突の恐れもあり。降りて怒鳴ってやろうかと思ったが、彼も二度とやらないだろうと信じる気持ちに変えておく。
[ 15:39 ] [ オールドソウル・ベテランの新作 ]
NHK BS-2で本日放映されるマーヴィン・ゲイのライブ内容分かりました。1980年7月7日、モントルー・ジャズ・フェスティヴァルのものです。


調べてみたら、DVDでも発売済みなんですね。ご覧になった方もいらっしゃると思います。

♪吉岡正晴さんのレヴュー

楽しみに待ちましょう!
[ 15:21 ] [ はじブラ流 ]
立花隆著『脳を鍛える』には、色々と興味深い事が書かれています。

フランスの作家ジョルジュ・デュアメルという人の『エラスムスまたは純粋観客』という本があるそうです。エラスムスは、既成のギリシャ語→ラテン語訳の聖書の誤りをギリシャ語のレベルに立ち戻り、丹念に誤謬を訂正し、改めてラテン語訳に仕上げた人物。当時活版印刷術が登場したばかりで、広く一般にも流布され“ベストセラー”になったそうです。「ラテン語」は当時の知識者層の間で「公用語」のように使われていたそうです。

彼は、権威をカサにする宗教界の強圧的な態度に、批判的な意見を述べていました。そのため、当時宗教改革を先導していたルターの精神的後ろ盾と思われており、ルター自身もそれを期待していました。

ところがエラスムスは敢えてどちらの立場も取らず、権威側からもルター側からも、批判を浴びる事になります。

こういう、対立する思想の間に立ち、関わってはいるんだけど、両方から距離を置き、正しい立場を模索する姿勢を「純粋観客」というそうです。

巨人×阪神戦を球場に観に来ていても、どちらのファンでもなく“純粋に”野球を楽しんでいる観客といった感じでしょうか?

「批評家」よりも現場に肉迫している点からいうと、「ジャーナリスト」的感覚の持ち主かも知れません。立花隆氏も若い頃から「純粋観客」的部分が有ったそうです。

教会とルターの対立に話を戻すと、非常に敵愾心に溢れた対立で、殺戮も孕んでおり、この状態でどちら側の立場に立っても、「自分達の主張を通す為に」或いは「相手が弾圧するからこちらも」・・・という風に人殺しや不正を正当化する事になります。思想や体制に盲目的になる事の危険性こそが、エラスムスが訴えたかった事だと思います。

野球ファンや音楽ファンのように、趣味嗜好に関して立場を鮮明にするのならともかく、「物の考え方」について「これしかない」と盲信してしまうのは、人間的幅も狭くなるし、危険性も伴ってきます。

スピード重視の現代では、熟考する事自体が難しいですが、一つの意見を聞いたら反対意見も聞いてみる、という意識を持っていれば、少しは違うかも知れません。
※最近の世情を見ると、他人の意見に盲信的というより、自分の考え・欲望のみに盲信的な感じがしますね。「純粋観客」どころじゃない・・・。


[ 12:52 ] [ Life is... ]
5月14日(月)

やはり朝方は喉が痛い。空気が乾燥しているらしいが、そのせいか。

出勤時間が変わって30分ぐらい余分に寝られるようになり、以前よりは眠気が取れた状態で仕事が出来ている。

春の全国交通安全運動中。今回は特に力が入っている様子。連日捕まっている人を見かける。これで交通社会が改善されれば良いのだが、たぶん喉元過ぎれば・・・。

5月15日(火)

五・一五事件の日なんだけど、どんな事件だっけ?

最近黄砂も降っているらしい。確かに天気は好いけど、スカッとした青空ではない。

仕事は難なく終わったが、帰るまでには若干時間が掛かった。明日は福岡から「監査」に来る。

5月16日(水)

朝から曇り気味。昼すぎから降り出す。

仕事は余裕有り。やっぱり今日も捕まっていた。気を付けよう。帰りは少々遅くなる。
2007/05/13のBlog
[ 20:29 ] [ Life is... ]
5月13日(日)

今日はよくパソコンできた。朝からヨメさん地域清掃で娘は試験勉強だったので11時頃まで。その後買い物に行き、昼過ぎは二人は実家へ行ったので、またパソコン。ブログ/ミクシ用の記事かだいぶ進んだ。

旧い音を聴きたかったので、ヒューストンブルースのコンピレーションを聴く。五臓六腑にしみわたる・・・。

はいはい、また仕事ね。
もっと神に近づきましょうか・・・ゴスペル・カルテットの二大グループ、ファイブ・ブラインド・ボーイズのアラバマとミシシッピ。高血圧の人は観ない方が良いかも・・・。

♪アラバマ

♪ライブ。ステージから落ちないように後ろから引っ張ってるのが何とも・・・

[ 15:43 ] [ はじブラ流 ]
世の中そんなに変わってないなあ。

強い者は弱みを見せまいと押さえつける。

弱い者は怒りと不満に身を焦がす。

手は繋がれることなく、拳は握りしめられる。

神の歌声は心に届かないのか・・・。

♪転機は訪れる?
黒人音楽にまつわる人物や事柄をアイウエオ順にご紹介しています。実は「アート・ネヴィル」まで来てましたが、一人思い出しましてちょっと戻ります。

アーサー・プライソック(Arthur Prysock)。1929年生まれ、97年没。ビリー・エクスタイン系のジャズ・シンガーです。大体この手のシンガーは旧い物ならまだしも近作はどうしてもスタンダード・ジャズ・シンガーのイメージが有るし、実際にサンプルを聴いてもそういう感じです。私の「耳範囲外」ですが、ジャズ・ヴォーカル好きの方にはこの安定感、満足いくのではないでしょうか・・・。生まれたのは南カロライナの「Spartanburg」という町。後にコネチカット州ハートフォードに移り戦争を迎えます。音楽歴の初めはバディー・ジョンソン楽団。一人立ちしてからもバディー・ジョンソンの曲は取り上げたそうです。52年に<デッカ>とソロ契約。ロイ・ブラウン「グッド・ロッキン・トゥナイト」調の「I Didn’t Sleep a Wink Last Night」という曲がヒット。60年<オールドタウン>、68年<ヴァーヴ>と渡り歩きヒットを重ねます。
77年にはディスコソングにも挑戦(「When Love Is New」)。85年には<マイルストーン>からアルバムを発表。ビールのローベンブロイのコマーシャルソングも歌っているそうです。テナー・サックス奏者のレッド・プライソックは兄弟。あまり詳しくは触れられず申し訳ないです。

ジャニス・ジョプリンの『チープ・スリル』のジャケット・アートワークで有名なロバート・クラム氏の<ヤズー>作品を紹介する第2弾です。

今回見つけた資料で「ロバート・クラム全仕事」みたいなサイトが有りましたので先ず貼り付けておきます。

私の方は、この2月日本盤で復刻された物に限りご紹介しています。

ウクレレ・アイク『アイム・ア・ベアー・イン・ア・レディース・ボードアーI'm A Bear In A Ladies Boudoir』・・・“ウクレレ・アイク”ことクリフ・エドワーズは20年代のヴォードビルをその出発点とし、音楽家としてだけではなく、映画、ラジオ、テレビへと活動の幅を広げています。ディズニーソングの一つ、「星に願いを」もこの人が歌っているそうです。ここに上げたサンプルはオールドジャズの薫りも高く、いかにもヴォードビル叩き上げという感じです。戦前ブルースにはバンジョーがたまに登場しますが、ウクレレもバンジョー的に聴こえるなあと感じました。
ケイシー・ビル・ウェルドン&ココモ・アーノルド『ボトルネック・ギター・トレンドセッターズ・オブ・ザ・30'S』・・・スライドギターの初期の重要人物2名のカップリング。ケイシー・ビル・「ウォルデン」となってましたが、綴りは“WELDON”なのでウェルドンと表記します。彼は女傑ブルースウーマン、メンフィス・ミニーの旦那。サンプルを聴く限り、ジャグ・バンドを従えての演奏もあります。スライドも緊張感溢れるものから長閑なハワイアン系のものまで多彩です。レコーディング・キャリアは27年の<ビクター>が最初だそうです。ココモ・アーノルド・・・「ココモ」というのはコーヒーのブランド(品種?)だそうで、本名ジェイムス・アーノルドは「オールド・オリジナル・ココモ・ブルース」という曲を発表し、そのまま名前をココモ・アーノルドに変えたそうです。ジョージア生まれですが、バッファローやニューヨークといった土地で20年代から活動(ブートレッガーと書いて有るので音楽家ともちょっと違う感じ)。レコーディングは30年メンフィスで<ビクター>。「Gitfiddle Jim」という名前を使っています。34年から<デッカ>@シカゴで、ピーティー・ウィートストローやバンビル・ビー・スリム辺りと組んでレコーディング。シカゴで有名になり、全国的にも後進に影響を与えています。「オールド・オリジナル・ココモ・ブルース」もロバート・ジョンソン起源の「スウィート・ホーム・シカゴ」として今も歌い継がれている名曲となっています。彼の演奏はギターの入るタイミングとスライドの長短が抜群で、人気が出るのも頷けます。スライドというと、私もそうですが、エルモア・ジェイムスから入る事が多いので、どうしても「豪胆」なイメージに縛られますが、ココモやロバート・リー・マッコイ辺りの艶っぽさが分かってくると、耳の幅が広がり、逆にエルモアが迫力一本のギタリストではないという事に気付いたりもします。

当時のスライドは膝にギターを寝かせて弾く「ラップトップスタイル」。もう少し旧いとナイフを弦に走らせます。かのW.C.ハンディーがブルースを初めて聴いた時も、田舎の駅で老ブルースマンが膝にギターを寝かせてナイフを走らせていたと書いてあったのを覚えています。ここでも違うサンプルを。
ホウカム・ボーイズ『ユー・キャント・ゲット・イナフ・オブ・ザット・スタッフ』・・・「ホウカム」という言葉自体、ユーモアとボーディー感覚が混ぜ合わさって楽しい感じという意味合いがあるようです。後にトーマス・A・ドーシーとしてゴスペル界に転進し、「プレシャス・ロード」を創った当時の名前でジョージア・トムがピアノ。モダンな感覚を持ち、後のギタリストに多大な影響を与えたタンパ・レッドとのコンビです。サンプルを聴けばお判りの通り、スウィング感が抜群です。昔はタンパ・レッドに気を取られてましたが、ジョージア・トムの“ブルース感覚”も凄いですね。とても神に仕える身になろうとは・・・あるいは、だからこそか。これも違うサンプル。