ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
はじまりはブラックミュージック
Blog
[ 総Blog数:1406件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2008/08/17のBlog
このところの熊本はやや不安定気味の天気で、猛暑が続くという感じではないですが、これから先が夏の疲れが出てきそうな様子です。実は先週日曜から昨日まで働きづめ。いつもと違うタイプの仕事の上、道中は行楽帰り・帰省帰りの車とかち合い、大渋滞の中をトロトロと動く始末でした。

疲れを癒すには音楽が一番。そういえば最近気になるDVDが2本出てましたので、これについて調べてみました。

●ライトニン・ホプキンス『Rare Performances 1960-1979』・・・ライトニンが“再発見”という形で注目を浴びたのが59年。翌年にドイツ人監督Dietrich Wawzynが撮影した地元ヒューストンでの演奏の他、67年シアトルでのライブ、70年、79年テレビ番組の映像。ストラト+ワウワウプレイもあるそうです。更にボーナスとして60年TV番組出演映像を4曲収録。動くだけでブルースを感じるライトニン親父の秘蔵映像の数々、気になるところです。こんなカミナリなら大歓迎。但し収録時間は短いようです。

♪動画①

♪動画②(このDVDの映像かも?)
●サム&デイブ『The Original Soul Men (1967 - 1980)』・・・こちらはたっぷり2時間。暑さを吹っ飛ばすソウル・ダイナマイト・デュオ、サム&デイブのパフォーマンスを集めたDVDです。第2期<スタックス>オーナーでアーティストのアル・ベルは「サム&デイブを聴く事はblack churchを体験すること」と言ったそうです。ただの勢いだけでないディープさに着目した発言かと思います。実際に若き頃の彼らはサム・クックやジャッキー・ウィルソンのように教会を背後に感じるソウルシンガーを目指していたようです。

♪動画①

♪動画②

♪動画③
2008/08/10のBlog
このところ、タワーレコード熊本店の試聴コーナー(R&B)は男性物が多いような気がします。少なくとも新顔に関しては男性陣の方が多いようです。

私は知らない人から聴きたがるので、このライフ・ジェニングスの3作目も自然と後回しになってしまいました。

加えて、前作『フェニックス』が余りピンと来なかったのも、手が伸びなかった理由の一つです。もっとも、ピンと来なかったのは私ぐらいのもので、世間一般的には高い評価を受け、オールドソウル・ファンも諸手を挙げて歓迎していたのが実情です。ネット友達の方からも「何で解んないの?」的問いかけを受けたような憶えもあります。

それはともかくとして、本アルバムはグーです。今回は素朴なライフ・ジェニングスが聴こえてくるのです。「素朴」というのはサウンド面ではなく、自分自身の魅力を、手で触われるぐらい“ピュア”に表現しているという意味合いです。飾り気がない感じです。『フェニックス』が素朴じゃなかったのかと問われると、記憶も曖昧になってますので何ともいえませんけどね。

それはともかく、どの辺りに素朴さ・ピュアさを感じかというと、特にヴォーカルワーク。アポロ劇場のアマチュア・コンテストを5度制覇したライフらしく、ヴォーカルへの拘りは、自分一人歌っている部分以外でも、センス有る「表現」に結実しています。曲に生命を吹き込むかのようなコーラスの存在感が随所に感じ取れます。

曲自体も、よく練られた完成度の高さ。5曲目はスタイリスティックス「You Make Me Feel Brand New」を換骨奪胎したような曲ですが、オールド・フレイヴァーを湛えながらも新しい風を感じます。8曲目はゴスペル調のコーラスでスタートします。何気ないのですが、全編に通低する基盤となり耳に残ります。途中レゲエ調も見え隠れ、声にビブラートが掛かりながらソックリ返る部分等ボブ・マーリーに似てるので、「ボブ・マーリーが歌うレゲエ風ゴスペル」といった未知的領域を感じさせてくれます(ワイクリフ・ジョン参加)。

11曲目は、最近のR&Bに時折見られる、ジェイムス・テイラー等白人のシンガー・ソングライター(SSW)系の感覚を持つ曲。SSWを取り入れるには結構センスが必要かと思いますが、クオリティー高く仕上がっています。保守的な耳を持つ私からすると、ブラックネスは余り感じないのですが、アルバム全体の中で浮く感じは全くなし。

あと、胸を掻きむしるような正統R&Bも有り。スヌープ・ドッグ参加曲も面白い味です。正に思う存分やるべき事をやった感の有る一枚です。

オリジナル盤は15曲ですが、日本盤はプラス3曲。全体のバランスを考えたら15曲目で終わるのが好い感じもします。しかし、ボートラの最後の曲は珍しいのでチェックしておきたい所。アマチュア・ナイトでの盟友、清水翔太さんとのデュオ。本アルバム内の「ミッドナイト・トレイン」を日本語歌詞で丹念に歌い上げる清水さんのヴォーカルも一聴の価値有りです。

2008年を代表するR&Bアルバムなのはもちろん、黒人音楽史上にも残り得る一枚でしょう。

♪マイスペース

♪サイト

♪サンプル

♪特別ゲスト
♪前回まで

亜美と別れた後、ダンは、彼女が教えてくれた事を思い出しながら、毎日ウロウロしていた。「毎日」とはいっても、景色に昼夜の区別がなく眠気も覚えないので、ここに来てから何日経っているのか正確には分からない。しかし、こんな異常な状態にいるのに、精神的には落ち着いているのだ。それは亜美が説明してくれた。彼女によれば、我々の行動から精神状態まで、大きな力でコントロールされているらしい。ただ、それがどういう力なのか、何の為になされているのかまでは判らない・・・。

周囲に目を引くような建物もなく、音や匂いも感じられないこの世界では、考えごとに集中する事が出来る。というよりは考えを巡らしていなければ自分という存在が風景に溶け込み埋没する気がするのだ。周囲を移動している人々もきっと同じ気持ちに違いない。ダンは近くにいる人たちに何度か“念”を送ってみた。こちらを向いてはくれるが、返答は無かった。

精神状態をコントロールされている為、積極的に他人とコンタクトが取れない面も有るだろう。そのせいか、ほとんどの人間が関わりを持たない事に慣れてしまっているらしい。この世界の雰囲気が、人から感情を奪い取ってしまっているかのようだ。普通なら、今まで暮らしてきた世界とのギャップに戸惑い、ギャップを埋めようと話し相手を探そうとしたり、ギャップを強く感じ気分が落ち込んだりしそうなものだ。しかし、なぜか自然にこの世界に“馴染んで”しまい、変化のない行進を続けてしまう。

空中から監視の目を光らせている、猛禽を思わせるソルジャーの存在も有るかも知れないが、それ以前に、この世界の“一部”になろうという気持ちが自主的に芽生えているようなのだ。コントロールする側からすればこんな楽なことはない。現にダン自身も時間が過ぎるうちに、周囲を観察したり他人に話し掛けようとしたりする姿勢が無くなっていった。

そんなある日、亜美に再会した。又彼女の方から声を掛けルームに入った。

「久しぶりですね」ダンの言葉に、亜美は唇の両端を動かし、少し微笑んだ。
「実際はそうでもないのよ。まだ来たばっかりだからね」この間より元気がないような気がした。

「ひとつ、大事なことを言い忘れていたの」
彼女は時々眉根に皺を寄せて喋るが、何気ない癖がこの時は深刻な印象をもたらした。

「私たちの精神状態が大きな力でコントロールされてるって言ったわよね。それでこんな無味乾燥な世の中と人間になってるんだけど、たまに大きく精神のバランスを崩す人が出てくるのよ」

ダンは黙って聞いていた。亜美が話そうとしている事が、この上なく重大な事だと感じ取っていたのだ。
1曲目から徐々に階段を上っていき、最後まで行ったら随分風景が変わったなあという印象のアルバム。しかしながら、統一感がない訳ではなく、一貫したフィーリングは感じ取れます。

良くも悪くも、現代R&Bの基本的範疇は超えていません。オールド・ソウル寄りでもなく、新感覚とも違い、アーヴァン系やネオ・ソウルとも違います。抑制の聴いた歌い口の為、ネットリ系とも違います。ヒップホップ感覚は有りますが、強烈ではないです。冒頭触れたように、微妙に音世界を変えているので、ある程度の聴き応えは有ります。

サウンドで印象に残ったのが、強烈なドラム音とハンド・クラッピング様の音。ズシンパシンと要所要所で響きます。私は、最近の太い音硬い音は好まないのですが、ここでの使い方は間(ま)が好くて、ナイス・アクセントになっていると思います。

中盤から存在感を見せ始めるギターも、まあまあ面白いです。後半になるとファズを効かせ、10曲目とかはロック・バラードと言ってもおかしくない感じ。但しその他はR&Bとして成り立っています。ロッキッシュなR&Bといえば、R・ケリーの『ダブル・アップ』中の曲を思い出しましたが、あちらは両方混ぜ合わせて料理しているのに対し、こちらはあくまで添え物として使っているので、アルバム全体の統一感は失われていません。ちょっと気になる人ですね。

裏ジャケに高層ビル群の夜景があしらわれているんですが、「TSUTAYA」の文字が反転して写っています。帯が無かったので気付きにくかったですが、クレジットをよく見ると日本発。調べてみたら2007年スタートの<VECCA RECORDS>さんでした。L・ヤングとかもやってましたね。要注目です。

♪マイスペース

♪サンプル

♪レーベルのマイスペース

♪ユーチューブ
歌物R&B、特に美メロ好きの人にお薦め。と、序盤は思ったのですが、聴き進むにつれてギクシャクした感じがしてきました。トータル的には今ひとつかなという結論。声はハスキー度が強めですが、丁寧に歌っているのでガサツにはならず。ファルセットへの転換も十分雰囲気有ります。しかし、雰囲気作りに止まっている感じ。もうちょっとディープさが欲しいし、この人は出せる人だと思います。

余り多くを期待しなければ、ある程度のブラックネスは感じられるし、そんなに悪いアルバムではないです。ただ、もっとやれそうという意味で次回作に大きく期待。

後で知りましたが、私が好きなケイジーが音創りに絡んでました。私はケイジー物は大抵気に入るんですが・・・ちょっと後半端折って聴いたので何とも言えない感じもします。

♪サンプル

♪サイト

♪動画
2008/08/09のBlog
舞台は16世紀半ばのオランダ、アムステルダム。当時のヨーロッパでも商業が発達した都市の一つです。主人公はポルトガル系ユダヤ人のミゲル・リエンゾ。彼はアムステルダムの商品取引所で相場師として働いています。

ユダヤ人は、ポルトガルでは“隠れ教徒”として暮らさねばならなかったのですが、文化的にも開放的なアムステルダムでは自由に行動できていました。しかし取引所では、マアマドという団体が“ユダヤ人保護”を名目に、オランダ人との取引を禁止するなど厳しい規制を掛け、悪質とマアマドが“判断”した場合は“破門”の処置も下されるような絶対的権力を保持していました。

自由人のミゲルは、相場師として名を上げる為にはオランダ人との取引も辞さないし、数々のマアマド・ルールを敢えて無視していたのですが、マアマドに睨まれるのは避けたいという意識は有りました。

そんな彼の元に、友人の、裕福な未亡人・ヘールトロイドが儲け話を持ち掛けます。オランダでは無名だった「コーヒー」を取引材料にしようというものです。今まで味わった事のない魅惑的な飲み物に可能性を感じ、彼は綿密な計画を立て、不遇な現状から抜け出そうとします。

当然のごとく邪魔が入ります。マアマドの役員の一人で、ミゲルに深い恨みを持つソロモン・パリドが最大の敵なのですが、話が佳境に入ると誰が味方で誰が敵か判らなくなります。

登場人物も個性的。ミゲルを居候させているものの、幼い頃から彼に反感を抱いていた弟ダニエル。その妻ハナは、自分を一人前に扱ってくれるミゲルに好意を持っています。これに小悪魔的メイド、アナヒャが絡みます。

ホームレス同様に落ちぶれ、ミゲルに付きまとう元友人のヨアヒム。ヘールトロイドのボディーガード、ヘンドリック等も重要な役どころです。

マアマドから破門され、悪党相手の高利貸しに身をやつすアルフォンゾ・アルフェロンダなる人物。彼の回想録が、話の本筋とは別に挿入されています。最初は裏事情の説明に終始していましたが、追々存在感を発揮していきます。
取引の成否はもちろんの事、敵味方の入り交じりよう、意外な伏線等々最後の最後まで先が読めないような展開です。

スッキリ大団円とならないところは、丁度コーヒーの苦味や酸味に共通するような独特の風味を感じました。
[ 21:18 ] [ Life is... ]
あー、ひさしぶり。どうにか再びネット生活に戻ることができました。結局新しいPCを買いまして、色々設定も終わりました。

2003年6月にインターネットを始め、半年後にブログを開始。その後これだけ(20日以上)ネットを開かなかったことはありませんでした。なんだか家に帰ってきたみたいで、思わず「ただいま」という言葉が浮かびます。

人間の幸せの一つに「待っている人がいる家に帰る」というのが有るそうです。私も、この社会に帰ってきてまた色んな方々と交流できるかと思うと嬉しい気持ちです。

中断する前と、今後が大きく変わるわけではないですが、その「変わりゆく変わらぬ感じ」が私の好物です。今まで通り宜しくお願いします。
2008/07/31のBlog
[ 23:59 ] [ 掲示板 ]
♪「はじブラ」とは・・・「ブラックミュージック」を軸に音楽についてあーだこーだと考えているブログです。決してマニアックでは有りませんので気軽に遊んでやって下さい。どうぞご遠慮なく、ご意見等有りましたらこちらにコメントして下さい。

♪「はじブラ」のデザインはbooさんから頂いてます。

♪タイトル部分のデザインはOkadaさんに創って頂きました。

♪文中、色が変わっている部分はクリックできます。

♪今年も半分過ぎました。地震、洪水。慄然とする事件。消費者無視の偽装。バランスの崩れた物質的需要と供給。厭な事ばかり目立つ2008年です。せめて7月は「7」にあやかり「ラッキーセブン」とはいかないでしょうか・・・。

♪今月のリリースは既に記事にしました『エッセンス・ミュージック・フェスティヴァル』のCD。黒人音楽の最大的特長「温故知新」が味わえそうな一枚です。現代社会全般にも学びたいところです。

♪こんな所にもいます。mixiHIKATAMAおとなのコラムMyspaceedita読書メーター

♪tessさん主催の「ホテル・ニューハンプシャー・じゃぱん」にお店を出しています。
リンク先から入り、ジャンルの「音楽レストラン・ブラック&ブルー」へお越しください。

♪表記基準・・・アーティスト名・曲名は基本的にカタカナ表記です。データ中心の場合は英語表記を使ってますけど。もし、検索される場合はカタカナが良いかも知れません。文中でアルバムは『』、曲名は「」、レーベル等は<>で囲みます。基本的に採り上げるのはCDで、LP等の場合は特記しますが、何しろ旧い音楽が多いので、気配りが及ばない場合があるかも知れません。あらかじめご了承下さい。

♪「はじブラ」を読み解くキーワード・・・●セルフ・プロデュース能力 ●コール&レスポンスもしくはインタープレイ ●変わりゆく変わらぬもの ●人を聴く ●オールドスクール ●シンコペーション ●エンターテイナー ●大衆の目線 ●せつない気持ち ●モノサシ
2008/07/15のBlog
今ネットカフェから書いてます。実は我が家のPCがほぼ壊滅状態でもしかしたら使えなくなるかも知れません。次の連休に色々手を打ってみますが、感じとしてあまり芳しく有りません。

笑って復活となれば好いですが、ダメな場合はしばらくお別れとなります。ネットカフェも以前ほど通えない状況です。いずれにしても余り登場できないでしょう。どうぞ皆さん暑さに負けずに頑張って下さい。また、ひょっこりと現れます。
2008/07/12のBlog
私MySpaceもやってるんですが、そこで教えてもらいました。ウルフの写真が99枚+α収められているサイトです。

落語家さんとかの風体で、顔や容姿そのものに可笑し味が有る人を“フラが有る”というらしいですが(故・枝雀師匠みたいな感じですね)、ウルフも正に“フラが有る”人だと思います。ディープな薫りも漂うものの、観ていてホノボノした気分になるのも事実です。

写真の各々にキャプションも付いています。75番の奥さんとの2ショットは珍しくカラーですね。84番は娘さんですが"stepdaughter"となってます。連れ子さん?ですかね。最後の写真はえらく老けてるなあと思ったら別人でした。ははははは。吠えてごまかせ!わお~~!