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2008/07/04のBlog
[ 18:11 ]
[ 現場報告 ]
こちらの家では、外壁の板張りがだいぶ進みました。この家の板の張り方は・・・(写真では同じような色の板が並んでいるので分かりにくいかもしれませんが。)
上の写真では、1枚目の板(いわゆる外壁の板)が張られた状態です。板の幅は、5寸(15cm)あります。
一般的に、板を縦に張る場合は板の両横に溝が掘ってあったりなど、何かしらの加工(本実・合決り)がしてありますが、この板の両横は板を切っただけの状態の板をただ単に並べて張って(突き付け張り)います。
これだけでは、板と板の間にすき間がある(あいてくる)ので、この上にもう1枚(2枚目)の板を張るのです。その板は幅1.5寸(4.5cm)で、いわゆる押縁(目板ともいう)の役目をする板になります。
押縁まで張り終えた状態が下の写真です。板の幅は違いますが、作業としては2重に板張りをしているのと同じことですよね。
一般的な1枚のみの板張りよりも、押縁の材料代や大工さんの手間が余計にかかりますが、外壁だけはちょっと贅沢を・・・、とこの家のお客様のこだわりなのです。
上の写真では、1枚目の板(いわゆる外壁の板)が張られた状態です。板の幅は、5寸(15cm)あります。
一般的に、板を縦に張る場合は板の両横に溝が掘ってあったりなど、何かしらの加工(本実・合決り)がしてありますが、この板の両横は板を切っただけの状態の板をただ単に並べて張って(突き付け張り)います。
これだけでは、板と板の間にすき間がある(あいてくる)ので、この上にもう1枚(2枚目)の板を張るのです。その板は幅1.5寸(4.5cm)で、いわゆる押縁(目板ともいう)の役目をする板になります。
押縁まで張り終えた状態が下の写真です。板の幅は違いますが、作業としては2重に板張りをしているのと同じことですよね。
一般的な1枚のみの板張りよりも、押縁の材料代や大工さんの手間が余計にかかりますが、外壁だけはちょっと贅沢を・・・、とこの家のお客様のこだわりなのです。
普通なら、板に塗装を塗るのですが、この家では何も塗らないことにされました。(家の中も外も、木に塗る塗装は一切無しです。)
この板は、外壁に張っても大丈夫なように、適材適所に製材された木を使っていますので、塗装無しでも大丈夫でなのです。
ただし塗装をされる場合でも、ちゃんとこういう板を使っていますよ。大事なのは塗装ではなく、木そのものに耐久性があるかないかなのです。(それが、適材適所に製材されたということです。)
もちろん、木の色は変化していきますが、それは木自身が己を守るための膜を形成しているのです。(木の話にも書いてありますので、興味のある方はそちらもお読み下さい。)
それが理解できれば、この家のように塗装を塗らないのも、一つの選択肢であります。(材料代や大工さんの手間が増えても、塗装代が必要ないぶん逆に安上がっていると言えます。)
コンクリート打ち放しではなく、杉の赤身板張りっ放しの外壁ですね。この外壁、メンテナンスしなくても100年以上大丈夫ですよ。
この板は、外壁に張っても大丈夫なように、適材適所に製材された木を使っていますので、塗装無しでも大丈夫でなのです。
ただし塗装をされる場合でも、ちゃんとこういう板を使っていますよ。大事なのは塗装ではなく、木そのものに耐久性があるかないかなのです。(それが、適材適所に製材されたということです。)
もちろん、木の色は変化していきますが、それは木自身が己を守るための膜を形成しているのです。(木の話にも書いてありますので、興味のある方はそちらもお読み下さい。)
それが理解できれば、この家のように塗装を塗らないのも、一つの選択肢であります。(材料代や大工さんの手間が増えても、塗装代が必要ないぶん逆に安上がっていると言えます。)
コンクリート打ち放しではなく、杉の赤身板張りっ放しの外壁ですね。この外壁、メンテナンスしなくても100年以上大丈夫ですよ。
2008/07/01のBlog
[ 18:45 ]
[ 最近完成した家 ]
この家の内部を見ていただくのも、今日で最後となりました。最後にご紹介するのは、縁側です。
最近では、縁側という空間が減ってきています。しかし、間取りという部分において、この家のお客様が一番こだわられたのが、縁側でした。「縁側のある家」にされたかったのです。
この家の縁側は、1間(182cm)の幅がありますので、とても広々ゆったりしていますよ。上の写真で、縁側の右側は外部ですが、左側は部屋が並んでいます。
縁側と部屋を仕切っているのは、1部屋に大きな引戸が3枚づつ、2部屋あるので合計6枚並んでいるのが、写真でもお分かりだと思います。
この引戸は、いずれの部屋もガラガラガラッと戸を引きこむことによって、全開できるようになっているのです。
この6枚の戸が全て全開されると、2つの部屋と縁側が1つの大きな空間になるようにしてある訳です。その広さは、22帖にもなるんですよ。(部屋は、縁側と反対側も全開できるようにしてありますので、もっと広くなります。)
最近では、縁側という空間が減ってきています。しかし、間取りという部分において、この家のお客様が一番こだわられたのが、縁側でした。「縁側のある家」にされたかったのです。
この家の縁側は、1間(182cm)の幅がありますので、とても広々ゆったりしていますよ。上の写真で、縁側の右側は外部ですが、左側は部屋が並んでいます。
縁側と部屋を仕切っているのは、1部屋に大きな引戸が3枚づつ、2部屋あるので合計6枚並んでいるのが、写真でもお分かりだと思います。
この引戸は、いずれの部屋もガラガラガラッと戸を引きこむことによって、全開できるようになっているのです。
この6枚の戸が全て全開されると、2つの部屋と縁側が1つの大きな空間になるようにしてある訳です。その広さは、22帖にもなるんですよ。(部屋は、縁側と反対側も全開できるようにしてありますので、もっと広くなります。)
そして、縁側のもう1つの役目は・・・、物干しスペースでもあるのです。(夏はもちろん、縁側も床暖房してあるので、冬でも良く乾くのです。)
でも、これだけ本物の木に囲まれた空間に、みっともない物干し金物はつけたくないですよね。なので、下の写真にある木製物干し掛けを、大工さんに造ってもらいました。(木の切れ端を使って。)
上の写真で、縁側中央と奥の方と2ヶ所に梁が架け渡してあり、この梁に木製物干し掛けを必要な時に掛けるのです。使わない時やお客様が来られる時など、外せるようにしてあります。
でも、こういう本物の木でできた物干し掛けなら、掛けっぱなしでもみっともなくないですし、むしろ見てもらいたい位ですよね。
では、この家の内部のご紹介を終わらせていただきます。家の中を見せていただいたこの家のお客様、誠にありがとうございました。
次回、最後の最後は、外観をチラッとご紹介しますね。
でも、これだけ本物の木に囲まれた空間に、みっともない物干し金物はつけたくないですよね。なので、下の写真にある木製物干し掛けを、大工さんに造ってもらいました。(木の切れ端を使って。)
上の写真で、縁側中央と奥の方と2ヶ所に梁が架け渡してあり、この梁に木製物干し掛けを必要な時に掛けるのです。使わない時やお客様が来られる時など、外せるようにしてあります。
でも、こういう本物の木でできた物干し掛けなら、掛けっぱなしでもみっともなくないですし、むしろ見てもらいたい位ですよね。
では、この家の内部のご紹介を終わらせていただきます。家の中を見せていただいたこの家のお客様、誠にありがとうございました。
次回、最後の最後は、外観をチラッとご紹介しますね。
2008/06/27のBlog
[ 18:51 ]
[ 現場報告 ]
妙川寺の家、残りの材料が運ばれてきました。
家の柱・梁といった構造材から床・天井などの板材に、階段や造り付け家具まで同じ山の木を使っていますが、それらの材料が一度に運ばれてくるのではありません。
一番最初は、着工時に構造材が運ばれてきて、大工さんが墨付け・刻みを始めます。その次は、建て方(上棟)前後位に、屋根に使う部材・野地板や床・外壁の下地材などが運ばれてきます。
上棟も終わり、しばらくしてから現場が進む状況を見て、仕上げの床材や階段・造り付け家具などの材料が運ばれて、1軒の家の木材が運び終わることになります。
山(製材所)では、こういうタイミングに合わせて、材料の選別や天然乾燥をきちんとやってくれているのです。
上の写真、最後に運ばれてきた材料の一部(他にも置いてある)と、2回目に運ばれてきた材料も混ざっています。
写真の左側にある細い材料は、外壁に使うものです。こんなに細くてたくさんある材料、外壁のどこに使うのでしょう?(外壁工事でご紹介しますね。)
その横に、長方形の大きめの材料2本あるのは、階段の力桁。その下辺りに、階段の踏板になる材料も置いてあります。
家の柱・梁といった構造材から床・天井などの板材に、階段や造り付け家具まで同じ山の木を使っていますが、それらの材料が一度に運ばれてくるのではありません。
一番最初は、着工時に構造材が運ばれてきて、大工さんが墨付け・刻みを始めます。その次は、建て方(上棟)前後位に、屋根に使う部材・野地板や床・外壁の下地材などが運ばれてきます。
上棟も終わり、しばらくしてから現場が進む状況を見て、仕上げの床材や階段・造り付け家具などの材料が運ばれて、1軒の家の木材が運び終わることになります。
山(製材所)では、こういうタイミングに合わせて、材料の選別や天然乾燥をきちんとやってくれているのです。
上の写真、最後に運ばれてきた材料の一部(他にも置いてある)と、2回目に運ばれてきた材料も混ざっています。
写真の左側にある細い材料は、外壁に使うものです。こんなに細くてたくさんある材料、外壁のどこに使うのでしょう?(外壁工事でご紹介しますね。)
その横に、長方形の大きめの材料2本あるのは、階段の力桁。その下辺りに、階段の踏板になる材料も置いてあります。
一番奥の上に置いてあるの板が下の写真です。幅の広い板ですね。ここの山の木の特徴は、目が細かい(年輪が細かい=強度が高い)ので、これだけの幅があるとかなりの樹齢なのですよ。
この板はどこに使うかと言いますと、玄関の式台とトイレのカウンターになる材料です。この長い板のどっち側をどう使うか、またお客様に見ていただいて決めななければいけません。
上の写真に戻って、長い板の下にあるのは、造り付け家具用の板と仕上げの床材などです。
この家では、テレビ台・キッチンカウンター・机・本棚・ポスト・その他いろいろな棚まで、こういう板を使って大工さんに造ってもらいます。
構造材から板材、造り付け家具までこれだけたくさんの本物の木を使う、住まい手の健康に優しく地球の環境にも優しい家なのです。
造り付け家具がどういう風に出来上がるか、完成写真をお楽しみに!
この板はどこに使うかと言いますと、玄関の式台とトイレのカウンターになる材料です。この長い板のどっち側をどう使うか、またお客様に見ていただいて決めななければいけません。
上の写真に戻って、長い板の下にあるのは、造り付け家具用の板と仕上げの床材などです。
この家では、テレビ台・キッチンカウンター・机・本棚・ポスト・その他いろいろな棚まで、こういう板を使って大工さんに造ってもらいます。
構造材から板材、造り付け家具までこれだけたくさんの本物の木を使う、住まい手の健康に優しく地球の環境にも優しい家なのです。
造り付け家具がどういう風に出来上がるか、完成写真をお楽しみに!
2008/06/25のBlog
[ 17:11 ]
[ 現場報告 ]
苗加の家は、外部の工事がほとんど終わって、足場も取り外されました。残りの工事は内部で、前回床板張りのご報告をしましたね。
今日の上の写真は・・・、パッと見たら「これはどこ?」と思ってしまいそうですが、タイトルにあるように階段の一部を撮影した写真です。
階段も、もちろん本物の木です。(側桁・踏板・蹴込板すべて)この家の階段は、まっすぐな階段ではなく折れ曲がり階段で、その折れ曲がり部分を写しています。
写真の一番左に見える板が踊り場部分で、残り三角形の板3枚が折れ曲がり部分の板になり、1階から2階に上るほぼ半分の高さのところです。
下の写真は、大工さんが階段の側桁を、刻んでいますよ。側桁に溝を掘る作業をしていて、その溝に踏板と蹴込板がはめ込まれるのです。
今日の上の写真は・・・、パッと見たら「これはどこ?」と思ってしまいそうですが、タイトルにあるように階段の一部を撮影した写真です。
階段も、もちろん本物の木です。(側桁・踏板・蹴込板すべて)この家の階段は、まっすぐな階段ではなく折れ曲がり階段で、その折れ曲がり部分を写しています。
写真の一番左に見える板が踊り場部分で、残り三角形の板3枚が折れ曲がり部分の板になり、1階から2階に上るほぼ半分の高さのところです。
下の写真は、大工さんが階段の側桁を、刻んでいますよ。側桁に溝を掘る作業をしていて、その溝に踏板と蹴込板がはめ込まれるのです。
普通の家は建材・集成材でできた階段がほとんどであり、なおかつ工場で加工済みの部品を取り付けるだけですが、こういう階段は大工さんの腕の見せどころなのです。
階段を刻んでいるのは、まだ若い大工さんなのですが、こういう仕事にやりがいを持って、お客様に喜んでもらおうと一生懸命に造ってくれています。
それにしても、綺麗な木ですよね。他の家ももちろんですが、家の構造(柱・梁)材から板(床・天井)材、そして階段や造り付け家具まで、すべて同じ山の木を使っていますので、色が揃うので綺麗な空間になるのです。
色も綺麗ですが、階段という場所にふさわしい木取り(丸太から木を取る)がされているのです。それも、適材適所の一つです。
床板もそうですが、階段もいつも足に触れる場所ですから、本物の木の階段・・・、とても気持ち良いんですよ。
階段を刻んでいるのは、まだ若い大工さんなのですが、こういう仕事にやりがいを持って、お客様に喜んでもらおうと一生懸命に造ってくれています。
それにしても、綺麗な木ですよね。他の家ももちろんですが、家の構造(柱・梁)材から板(床・天井)材、そして階段や造り付け家具まで、すべて同じ山の木を使っていますので、色が揃うので綺麗な空間になるのです。
色も綺麗ですが、階段という場所にふさわしい木取り(丸太から木を取る)がされているのです。それも、適材適所の一つです。
床板もそうですが、階段もいつも足に触れる場所ですから、本物の木の階段・・・、とても気持ち良いんですよ。
2008/06/23のBlog
[ 17:35 ]
[ 家づくりあれこれ ]
先日の土曜から日曜日にかけて、林業家が現場や完成した家を見学に来てくれました。
家の材木を用意してくれた林業家が、わが家に訪ねて来てくれることは珍しいことだと思います。しかし、このブログでご紹介している家づくりでは、当たり前のことであり、川上から川下までつながった、顔の見える家づくりだからです。
川上から川下とは、林業家から設計者・施工者に、そして施主までということですね。言葉ではなのですが、やはりこだわりの林業家だからこそ実現できる関係であります。
木造の家として、構造材から板材に求められる重要な要素は、強度・乾燥・適材適所の3点です。それにふさわしい木材を選りすぐって出荷してくれるのはもちろんですが、その木を娘のように思っていて、現場で完成した家で正しく使われているか、いじめられていないか、元気でいるか、心配で見に来てしまうのです。
家の材木を用意してくれた林業家が、わが家に訪ねて来てくれることは珍しいことだと思います。しかし、このブログでご紹介している家づくりでは、当たり前のことであり、川上から川下までつながった、顔の見える家づくりだからです。
川上から川下とは、林業家から設計者・施工者に、そして施主までということですね。言葉ではなのですが、やはりこだわりの林業家だからこそ実現できる関係であります。
木造の家として、構造材から板材に求められる重要な要素は、強度・乾燥・適材適所の3点です。それにふさわしい木材を選りすぐって出荷してくれるのはもちろんですが、その木を娘のように思っていて、現場で完成した家で正しく使われているか、いじめられていないか、元気でいるか、心配で見に来てしまうのです。
心配は不要なのですが・・・。こういう家づくりにやりがいを持って仕事してくれる大工さんが、木を正しく使い正しく施工してくれます。また、木のことを正しく理解してくれたお客様たちが、本物の木の家を大事にしてくださるからです。
林業家はそれだけではなく、こうして現場や完成した家に来ることによって、大工さんの意見やお客様の声を直に聞くことによって、材料はどうあるべきかを勉強することも兼ねています。
これほどのこだわりぶりに、私たちも負けていられません。川上(山・林業家)が、川下の現場を勉強し、川下(設計者・施工者・施主)は、山や木のことをもっと知らなくてはいけないのです。
その結果、みんなが幸せに暮らせる家・環境につながっていくのです。こういう本物の木の家が、日本の気候風土に合った家の造り方であり、住まい手も家そのものも健康で暮らせて、日本の山も健全に戻る。そして地球環境のためにてとても大きく貢献できるのです。
林業家はそれだけではなく、こうして現場や完成した家に来ることによって、大工さんの意見やお客様の声を直に聞くことによって、材料はどうあるべきかを勉強することも兼ねています。
これほどのこだわりぶりに、私たちも負けていられません。川上(山・林業家)が、川下の現場を勉強し、川下(設計者・施工者・施主)は、山や木のことをもっと知らなくてはいけないのです。
その結果、みんなが幸せに暮らせる家・環境につながっていくのです。こういう本物の木の家が、日本の気候風土に合った家の造り方であり、住まい手も家そのものも健康で暮らせて、日本の山も健全に戻る。そして地球環境のためにてとても大きく貢献できるのです。
2008/06/20のBlog
[ 23:59 ]
[ お知らせ ]
現場報告でご紹介している妙川寺の家の建て方が、5月29日~31日の3日間にわたって行われます。
1日目に1階の柱が立て始められ、2日目じゅうに牛梁が架かって棟木まで上がるかどうか。3日目に屋根の野地板が張られていく予定です。
上棟の様子、上棟直後からしばらくの間、希望者の方に構造見学をしていただくことができます。
ただし、見学希望のお申し込みをされた方のみといたしますのでご了承下さい。
1日目に1階の柱が立て始められ、2日目じゅうに牛梁が架かって棟木まで上がるかどうか。3日目に屋根の野地板が張られていく予定です。
上棟の様子、上棟直後からしばらくの間、希望者の方に構造見学をしていただくことができます。
ただし、見学希望のお申し込みをされた方のみといたしますのでご了承下さい。
「妙川寺の家」上棟~構造見学のお知らせ
日 時 2008年5月29日~6月末日(これ以降も可)
場 所 富山市八尾町妙川寺
詳しい場所は、お申込み後にご案内します。
お申込みは、草野鉄男建築工房までメールまたはお電話でどうぞ。
見学は、平日・土日を問わず可能です。ご希望の日時をお問合せ下さい。(なるべく、見学希望日の5日前迄にお申し込みをお願いします。)
日 時 2008年5月29日~6月末日(これ以降も可)
場 所 富山市八尾町妙川寺
詳しい場所は、お申込み後にご案内します。
お申込みは、草野鉄男建築工房までメールまたはお電話でどうぞ。
見学は、平日・土日を問わず可能です。ご希望の日時をお問合せ下さい。(なるべく、見学希望日の5日前迄にお申し込みをお願いします。)
上の写真、天然乾燥を終えた構造材が、山から大工さんの作業所に運ばれてきました。1本だけとても長い材料がありますが、長さ11mもあるこの家の牛梁になる材料です。
この他にも、大黒柱・通し柱・長い梁など、丈夫で長持ちする家の骨組みになる材料が、たくさんトラックに積んであります。
下の写真は、この家に使われるタイコ梁です。リビング上の吹抜けに架け渡される梁になるのです。
こういう木材をふんだんに使い、大工さんの手刻みならではの伝統的な工法の家です。上棟の様子や、組みあがった骨太な構造体を、ぜひ現場でご覧下さい。
尚、5月31日午後5:30頃~、現場にて上棟祝いの餅まきが行われます。
この家のお客様のご好意により、このブログをご覧の方・木の家に興味のある方に、上棟の見学もかねて多くの方に来ていただきたい、とのことです。おめでたいお餅を拾いに・・・、ぜひどうぞ。
こちらの方も・・・お手数ですが、現地の詳しい場所をご案内させていただくため、草野鉄男建築工房までお申込み下さい。
この他にも、大黒柱・通し柱・長い梁など、丈夫で長持ちする家の骨組みになる材料が、たくさんトラックに積んであります。
下の写真は、この家に使われるタイコ梁です。リビング上の吹抜けに架け渡される梁になるのです。
こういう木材をふんだんに使い、大工さんの手刻みならではの伝統的な工法の家です。上棟の様子や、組みあがった骨太な構造体を、ぜひ現場でご覧下さい。
尚、5月31日午後5:30頃~、現場にて上棟祝いの餅まきが行われます。
この家のお客様のご好意により、このブログをご覧の方・木の家に興味のある方に、上棟の見学もかねて多くの方に来ていただきたい、とのことです。おめでたいお餅を拾いに・・・、ぜひどうぞ。
こちらの方も・・・お手数ですが、現地の詳しい場所をご案内させていただくため、草野鉄男建築工房までお申込み下さい。
2008/06/17のBlog
[ 17:15 ]
[ 現場報告 ]
こちらの家、前回は建て方~上棟式・餅まきが行われた様子をご紹介しました。その後、屋根(この家は瓦)が葺き終って、外壁下地もほぼ完了し、外壁の板張りが始まっています。
外壁をご紹介するのは後回しにして、内部の作業を先に見ていただきましょう。外壁下地が完了していて、内部に雨が入る心配がなくなりましたので、厚さ30mmの床板兼天井板を張る作業をしています。
床板兼天井板とは?・・・2階の床板がそのまま1階の天井板になるという意味です。ただし最終的には床板にならず、実際に足で踏む2階の床板は、まだこの後に張られることになります。
写真の板を張り終えると、その上にタルキと呼ばれる下地材で少しすき間をつくり、その上に2階の厚さ15mmの床板がもう一度張られるのです。
外壁をご紹介するのは後回しにして、内部の作業を先に見ていただきましょう。外壁下地が完了していて、内部に雨が入る心配がなくなりましたので、厚さ30mmの床板兼天井板を張る作業をしています。
床板兼天井板とは?・・・2階の床板がそのまま1階の天井板になるという意味です。ただし最終的には床板にならず、実際に足で踏む2階の床板は、まだこの後に張られることになります。
写真の板を張り終えると、その上にタルキと呼ばれる下地材で少しすき間をつくり、その上に2階の厚さ15mmの床板がもう一度張られるのです。
上の写真は、2階梁・桁の上に、これから張ろうとする板が並べられています。他の記事でも書いていますように、板には赤身のみという板と、赤白混ざった源平と2種類あり、上の写真は赤身のみの板になります。
赤い板と赤白混ざった板が並ぶと色的におかしいので、あらかじめ板を分けておきます。それは、既に大工さんの作業所で行われていて、どこにどの板を張るか1枚1枚色をみながら決め、そこにあわせた長さに切ってあるのです。
下の写真が、1階から見たものです。2階の梁桁の上に分厚い板を張り終えると、1階の天井が完成しましたよ。
下の写真では、カメラのフラッシュで板の艶が光っています。天然乾燥された板ならではの、とても綺麗な色艶をしていますね。
赤い板と赤白混ざった板が並ぶと色的におかしいので、あらかじめ板を分けておきます。それは、既に大工さんの作業所で行われていて、どこにどの板を張るか1枚1枚色をみながら決め、そこにあわせた長さに切ってあるのです。
下の写真が、1階から見たものです。2階の梁桁の上に分厚い板を張り終えると、1階の天井が完成しましたよ。
下の写真では、カメラのフラッシュで板の艶が光っています。天然乾燥された板ならではの、とても綺麗な色艶をしていますね。
2008/06/13のBlog
[ 17:18 ]
[ 最近完成した家 ]
前々回から、2階のホール(兼勉強スペース)と子供室と、順に子供スペースをご紹介してきました。今日は、寝室を見たいただきましょう。
上下どちらの写真でも分かりますが、子供室と同じように屋根なりの勾配天井になっていて、天井の高いところを利用した小屋裏スペースがつくられていますね。
名称はどちらもロフトですが、子供室のロフトはタタミ2枚分で、2室ありますのでそれぞれにロフトがついていました。この寝室のロフトは、子供室のように2室に区切ってないので、タタミ4枚分のスペースです。
それだけではありません。上の写真のロフトの奥に、またまた小屋裏物置があるのです。そこも同じくタタミ4枚分あって、寝室から使える小屋裏スペースは合計8帖分もあるのですよ。
子供室のロフトは、お子様が小さい時は上ったり降りたりと遊び場的なスペースだったり、ベットスペースとして使われるケースが多いです。
上下どちらの写真でも分かりますが、子供室と同じように屋根なりの勾配天井になっていて、天井の高いところを利用した小屋裏スペースがつくられていますね。
名称はどちらもロフトですが、子供室のロフトはタタミ2枚分で、2室ありますのでそれぞれにロフトがついていました。この寝室のロフトは、子供室のように2室に区切ってないので、タタミ4枚分のスペースです。
それだけではありません。上の写真のロフトの奥に、またまた小屋裏物置があるのです。そこも同じくタタミ4枚分あって、寝室から使える小屋裏スペースは合計8帖分もあるのですよ。
子供室のロフトは、お子様が小さい時は上ったり降りたりと遊び場的なスペースだったり、ベットスペースとして使われるケースが多いです。
写真に見えている寝室のロフトは、お客様次第ですが・・・。4帖もあれば、ちょっとした部屋として書斎として使われる方もいらっしゃいます。
こちらの家は・・・、書斎はちゃんと別にあるのです。上の写真で、左に見える引戸の向こうが、クローゼットになっていて、その奥に書斎があるのです。
ハシゴの向こうに、障子戸がありますね。(正確には障子戸ではなく、障子紙に見える樹脂板がはめ込まれています。)その障子戸の向こうが吹抜けになっていて、戸を開けて下を見ると1階リビングが見えるのです。
下の写真は、その戸を開けた状態です。向こうに、吹抜けにぶら下がっているペンダント(照明器具)が見えています。30代になったばかりの若いお客様ですが、特に吹抜けまわりのこういうデザインにこだわられた家なのですよ。
寝室の向こうの部屋・吹抜けなども、このあと順にご紹介していきますね。
こちらの家は・・・、書斎はちゃんと別にあるのです。上の写真で、左に見える引戸の向こうが、クローゼットになっていて、その奥に書斎があるのです。
ハシゴの向こうに、障子戸がありますね。(正確には障子戸ではなく、障子紙に見える樹脂板がはめ込まれています。)その障子戸の向こうが吹抜けになっていて、戸を開けて下を見ると1階リビングが見えるのです。
下の写真は、その戸を開けた状態です。向こうに、吹抜けにぶら下がっているペンダント(照明器具)が見えています。30代になったばかりの若いお客様ですが、特に吹抜けまわりのこういうデザインにこだわられた家なのですよ。
寝室の向こうの部屋・吹抜けなども、このあと順にご紹介していきますね。
2008/06/10のBlog
[ 18:05 ]
[ 現場報告 ]
前回は、外壁を張っているところをご紹介しました苗加の家です。外壁の板はほぼ張り終わり、家の中では床板を張る作業が行われています。
この家は(も)、1階から2階まで和室のタタミ敷き部分や浴室・玄関の床以外、すべて杉板張りの床です。ただし、同じ杉の床板でも色の違いがあります。
違いとは赤と白のことであり、杉の赤身部分と白太部分のことです。上の写真に張ってある板は、色が赤色のみですよね。つまり、杉の赤身だけの板なのです。(写真の上半分が赤身のみの床板で、下半分に見えるのは、床下地の杉荒板です。)
それに対して下の写真の板は、赤だけの部分もありますが、赤と白が混ざっている板であるというのが分かると思います。板の真ん中が赤身部分であり、その両横が白太部分になるわけです。
一枚の板は長さ4mありますから、木の根っこ側の方が赤身部分が多くて、木の先にいくにしたがって白太部分が多くなるので、赤身だけのところと赤白混ざるところができてきます。
(上の写真と下の写真で木の赤身の色が違うのは、カメラのフラッシュありとなしだからです。)
この家は(も)、1階から2階まで和室のタタミ敷き部分や浴室・玄関の床以外、すべて杉板張りの床です。ただし、同じ杉の床板でも色の違いがあります。
違いとは赤と白のことであり、杉の赤身部分と白太部分のことです。上の写真に張ってある板は、色が赤色のみですよね。つまり、杉の赤身だけの板なのです。(写真の上半分が赤身のみの床板で、下半分に見えるのは、床下地の杉荒板です。)
それに対して下の写真の板は、赤だけの部分もありますが、赤と白が混ざっている板であるというのが分かると思います。板の真ん中が赤身部分であり、その両横が白太部分になるわけです。
一枚の板は長さ4mありますから、木の根っこ側の方が赤身部分が多くて、木の先にいくにしたがって白太部分が多くなるので、赤身だけのところと赤白混ざるところができてきます。
(上の写真と下の写真で木の赤身の色が違うのは、カメラのフラッシュありとなしだからです。)
床板を製材する場合、赤身だけの板にしようと思うと、それだけ太い丸太がいるのです。なので、板の値段も赤身だけの方が、少しだけ高いです。板は、この2種類に分けて注文します。
赤身だけの板は、赤。赤白混ざる板を源平と呼びます。どういう風に張り分けるかと言いますと、やはり玄関やリビングなど1階の主要なスペースの床を赤にして、脱衣室や物置などや2階の寝室子供室などを源平にすることが多いです。
せっかくなら、1階から2階すべて赤にしたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、赤身だけで製材するのは大変(丸太の無駄遣いでもある)なので、この木(構造材から板材まで)を用意してくれている山(林業家)が、「それは、贅沢だ!」と怒ります。
誰かだけが木の良い所ばかりを使いすぎては、たくさんのお客様のための木が無くなるからです。そんなことまで考えながら、木を用意してくれている山(林業家)なのですよ。
また、赤白の色違いが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配なく。少し年月がたつと落ち着いた色になり、色の違いが目立たなくなります。(どういう風に落ち着いていくか、年月が経った家の床板をまたご紹介しますね。)
家じゅう木に囲まれている家ですが、床板はいつも足に触れています。梅雨時期でもべたつかず、夏はヒンヤリ・冬温かい、そして呼吸してくれる床板です。
一年中、気持ちの良い生活のできる家ですね。
赤身だけの板は、赤。赤白混ざる板を源平と呼びます。どういう風に張り分けるかと言いますと、やはり玄関やリビングなど1階の主要なスペースの床を赤にして、脱衣室や物置などや2階の寝室子供室などを源平にすることが多いです。
せっかくなら、1階から2階すべて赤にしたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、赤身だけで製材するのは大変(丸太の無駄遣いでもある)なので、この木(構造材から板材まで)を用意してくれている山(林業家)が、「それは、贅沢だ!」と怒ります。
誰かだけが木の良い所ばかりを使いすぎては、たくさんのお客様のための木が無くなるからです。そんなことまで考えながら、木を用意してくれている山(林業家)なのですよ。
また、赤白の色違いが気になる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご心配なく。少し年月がたつと落ち着いた色になり、色の違いが目立たなくなります。(どういう風に落ち着いていくか、年月が経った家の床板をまたご紹介しますね。)
家じゅう木に囲まれている家ですが、床板はいつも足に触れています。梅雨時期でもべたつかず、夏はヒンヤリ・冬温かい、そして呼吸してくれる床板です。
一年中、気持ちの良い生活のできる家ですね。
2008/06/02のBlog
[ 17:27 ]
[ 現場報告 ]
建て方が始まった妙川寺の家、前回は2日目までのクライマックスをご紹介しましたが、その続きです。
2日目いっぱいで、棟木も上がって屋根タルキの一部まで作業が進みましたので、本来の上棟(棟木が上がること)が終えたことになります。
3日目は、残りの屋根タルキを取り付けてから、屋根の野地板張りが始まりました。ですから、骨組みの建て方は終了し、ここからは屋根をつくっていく作業が始まったと言えます。
1枚目の写真は、屋根のタルキを取り付けているところです。
2日目いっぱいで、棟木も上がって屋根タルキの一部まで作業が進みましたので、本来の上棟(棟木が上がること)が終えたことになります。
3日目は、残りの屋根タルキを取り付けてから、屋根の野地板張りが始まりました。ですから、骨組みの建て方は終了し、ここからは屋根をつくっていく作業が始まったと言えます。
1枚目の写真は、屋根のタルキを取り付けているところです。
2枚目の写真は、屋根の野地板を張り終えた部分を下から見た状態です。写真の左上から右下方向にかかっている材料が、タイコ梁です。
これらの構造材(柱・梁すべて)も野地板も、完成しても全部見えてきます。とても綺麗な色をした木ですね。
天然乾燥された材料ならではの、良い色艶をしている木なのです。
野地板の次には、防水紙や断熱材・・・と何重もの屋根下地の肯定があり、3日目いっぱいでなんとかその作業を終えました。
この家は瓦葺きですので、あとは瓦を葺くだけとなり、瓦の下のルーフィングまで張ってありますので、もう雨が降っても大丈夫です。
これらの構造材(柱・梁すべて)も野地板も、完成しても全部見えてきます。とても綺麗な色をした木ですね。
天然乾燥された材料ならではの、良い色艶をしている木なのです。
野地板の次には、防水紙や断熱材・・・と何重もの屋根下地の肯定があり、3日目いっぱいでなんとかその作業を終えました。
この家は瓦葺きですので、あとは瓦を葺くだけとなり、瓦の下のルーフィングまで張ってありますので、もう雨が降っても大丈夫です。
3日目のクライマックスは、こういった作業ではなく、夕方から行われた上棟式と餅まきです。
夕方になると、どこからともなく近所の方やお客様のお知り合いの方?など、たくさんの方が家の前に集まってこられました。
棟梁による上棟式を終えたあと、餅まきが始まりました。お客様と、棟梁・若棟梁・大工さんの計5人で、お餅・お菓子・おひねりまで、こんなにたくさんまくの?と思うほど。
わが家も、参加させていただきました。餅まきといっても分からない息子が、いざ始まると一生懸命拾って楽しそうでした。
参加してくれた子供たちには、おもちゃのお土産までありましたので、うちの息子も他の子供たちも大喜び。
こういう家づくりもそうですが、昔ならではのこういう儀式もやっぱり良いものですね。子供たちにとって、とても良い思い出となったことでしょう。
この家のお客様、大工さんたち、3日間お疲れ様でした。
夕方になると、どこからともなく近所の方やお客様のお知り合いの方?など、たくさんの方が家の前に集まってこられました。
棟梁による上棟式を終えたあと、餅まきが始まりました。お客様と、棟梁・若棟梁・大工さんの計5人で、お餅・お菓子・おひねりまで、こんなにたくさんまくの?と思うほど。
わが家も、参加させていただきました。餅まきといっても分からない息子が、いざ始まると一生懸命拾って楽しそうでした。
参加してくれた子供たちには、おもちゃのお土産までありましたので、うちの息子も他の子供たちも大喜び。
こういう家づくりもそうですが、昔ならではのこういう儀式もやっぱり良いものですね。子供たちにとって、とても良い思い出となったことでしょう。
この家のお客様、大工さんたち、3日間お疲れ様でした。
2008/05/30のBlog
[ 19:51 ]
[ 現場報告 ]
妙川寺の家、建て方が始まって今日で2日間の作業を終えました。
細かいところまで写真をご紹介したいのですが、それは後回しにして、昨日と今日のクライマックスを見ていただきましょう。
建て方1日目の前日に、土台敷きを行い、1階を歩けるように仮の床がつくられました。土台は桧の赤身、土台土台の間に入る大引という部材は杉の赤身を使っていますよ。
細かいところまで写真をご紹介したいのですが、それは後回しにして、昨日と今日のクライマックスを見ていただきましょう。
建て方1日目の前日に、土台敷きを行い、1階を歩けるように仮の床がつくられました。土台は桧の赤身、土台土台の間に入る大引という部材は杉の赤身を使っていますよ。
1枚目の写真・・・建て方1日目は1階の柱から立てていきます。まず、家の中心になる8寸(24cm)角の大黒柱とそれをつなぐ、大きな梁を下で組んでから、レッカーで持ち上げて建て込まれていくのです。
こんな大きな大黒柱が持ち上げられると、とても興奮しますよ。私は何度も見ていますが、何度見ても凄いと思ってしまいます。
2枚目の写真・・・1日目はここまで、作業が行われて終了となりました。中央の大黒柱以外に、写真の手前と奥の方に長い柱が見えていますが、2階建て部分になる四隅の通し柱です。この通し柱で、6寸(18cm)角の太さがあります。
こんな大きな大黒柱が持ち上げられると、とても興奮しますよ。私は何度も見ていますが、何度見ても凄いと思ってしまいます。
2枚目の写真・・・1日目はここまで、作業が行われて終了となりました。中央の大黒柱以外に、写真の手前と奥の方に長い柱が見えていますが、2階建て部分になる四隅の通し柱です。この通し柱で、6寸(18cm)角の太さがあります。
3枚目の写真・・・いよいよ、この家ならではの牛梁の登場です。
この家の構造材が大工さんの作業所に運ばれてきた時や、墨付け・刻みなどの作業をご報告した時に、何度かご紹介してきた牛梁です。
長さは11mあり、写真の手前から奥まで1本物です。大きさは、幅が8寸(24cm)・高さ1尺2寸(36cm)もありますよ。
普通なら、もっと短い材料何本かで継いであって当たり前なのですが、こんな木を用意してくれる山(林業家)が凄い!
この家の構造材が大工さんの作業所に運ばれてきた時や、墨付け・刻みなどの作業をご報告した時に、何度かご紹介してきた牛梁です。
長さは11mあり、写真の手前から奥まで1本物です。大きさは、幅が8寸(24cm)・高さ1尺2寸(36cm)もありますよ。
普通なら、もっと短い材料何本かで継いであって当たり前なのですが、こんな木を用意してくれる山(林業家)が凄い!
2008/05/28のBlog
[ 18:11 ]
[ 最近完成した家 ]
蓮町の家、前回から2階に上がって、まずホール(兼勉強スペース)をご紹介しましたね。今日は、そのホールの横にある子供室をご覧いただきましょう。
この家のお子様はまだ小さいので、子供室を使うのはだいぶ先の話ですが、子供室は2室あります。
上の写真に見えている引戸を境に、こちら側と向こう側とで2室です。(全く同じ大きさ・同じものがついた2室が対称に並んでいます。)
この部屋は屋根なりの勾配(斜め)天井になっていて、子供室の天井の高いところにロフトがありますね。
このロフトは、タタミ2枚分の広さで、ハシゴで昇り降りします。もちろん子供室2室ともに、それぞれのロフトがついていますよ。だから、ハシゴが2つあります。
この家のお子様はまだ小さいので、子供室を使うのはだいぶ先の話ですが、子供室は2室あります。
上の写真に見えている引戸を境に、こちら側と向こう側とで2室です。(全く同じ大きさ・同じものがついた2室が対称に並んでいます。)
この部屋は屋根なりの勾配(斜め)天井になっていて、子供室の天井の高いところにロフトがありますね。
このロフトは、タタミ2枚分の広さで、ハシゴで昇り降りします。もちろん子供室2室ともに、それぞれのロフトがついていますよ。だから、ハシゴが2つあります。
上の写真で見えている向こう側の子供室に行って、前回のホール側を見たのが下の写真です。ホールと子供室は、こんな感じでつながるのです。
ドア・壁で部屋と廊下に区切られているのではなく、下の写真に見えている大きな引戸(幅170cmの1枚戸)をガラガラガラッと開けて、ホールが部屋の延長としてつながりますので、その分広々と使うことが出来るようにしてあるのです。
子供室1室は、6帖+収納+ロフトですが、こういう風に6帖より大きく開放的に使うことが出来ます。収納はどこに?・・・、大きな引戸の裏にあるのです。写真では引戸を開放して写していますが、閉めると収納が現れてくるという訳です。
勉強はホールの机で、遊ぶ時は引戸を開放して広々と、着替えや寝る時だけ戸を閉めるような感じでしょうか。子供室からホールまで含めて、子供スペースになっている家なのでした。
ドア・壁で部屋と廊下に区切られているのではなく、下の写真に見えている大きな引戸(幅170cmの1枚戸)をガラガラガラッと開けて、ホールが部屋の延長としてつながりますので、その分広々と使うことが出来るようにしてあるのです。
子供室1室は、6帖+収納+ロフトですが、こういう風に6帖より大きく開放的に使うことが出来ます。収納はどこに?・・・、大きな引戸の裏にあるのです。写真では引戸を開放して写していますが、閉めると収納が現れてくるという訳です。
勉強はホールの机で、遊ぶ時は引戸を開放して広々と、着替えや寝る時だけ戸を閉めるような感じでしょうか。子供室からホールまで含めて、子供スペースになっている家なのでした。
2008/05/23のBlog
[ 18:11 ]
[ 現場報告 ]
こちらの家、外壁の板が張り始められましたよ。
上の写真でお分かりのように、黒い板が張られていますね。実際に張っている板は、下の写真にある黒い板を横張りしています。
外壁は、たくさんの種類がありますね。サイディングなどの建材・鋼板(金属板)・塗り壁・木・その他いろいろ。この家のお客様は最初から、外壁には本物の木を張る、と決めて(こだわって)いらっしゃいました。
本物の木を外壁に張るといっても、種類があります。樹種だけでなく、木のどの部分を製材した板なのか、木の加工方法などです。そして、その木を使ってどういう風に張るか、いわゆる張り方にもいろいろな方法があります。縦に張るのか、横に張るのか。
また、板の継ぎ目をどうするか。それには、本実板を使う場合と合決り板を使う場合もあり、本実も合決りもしていない板を重ねて張るやり方、重ねずに押縁・目板を使う張り方などと、たくさんの張り方があるのです。
結局この家は、焼杉板を使ってその端っこを少し重ねながら、横に張っていく外壁にされました。(下見張りという張り方。)板を焼くというのは、塗装に頼らず木に耐久性がでるようにした昔ながらのやり方です。
上の写真でお分かりのように、黒い板が張られていますね。実際に張っている板は、下の写真にある黒い板を横張りしています。
外壁は、たくさんの種類がありますね。サイディングなどの建材・鋼板(金属板)・塗り壁・木・その他いろいろ。この家のお客様は最初から、外壁には本物の木を張る、と決めて(こだわって)いらっしゃいました。
本物の木を外壁に張るといっても、種類があります。樹種だけでなく、木のどの部分を製材した板なのか、木の加工方法などです。そして、その木を使ってどういう風に張るか、いわゆる張り方にもいろいろな方法があります。縦に張るのか、横に張るのか。
また、板の継ぎ目をどうするか。それには、本実板を使う場合と合決り板を使う場合もあり、本実も合決りもしていない板を重ねて張るやり方、重ねずに押縁・目板を使う張り方などと、たくさんの張り方があるのです。
結局この家は、焼杉板を使ってその端っこを少し重ねながら、横に張っていく外壁にされました。(下見張りという張り方。)板を焼くというのは、塗装に頼らず木に耐久性がでるようにした昔ながらのやり方です。
ですから、写真のこの板も焼いてありますので、煤(すす)がいっぱい付いています。しかし、この煤は風雨によって落ちてしまいますから、月日が経つと黒い板というより茶色の板になっていきます。
この家が完成する頃には、この黒色はだいぶ薄くなっているでしょう。今の状態でも木目が見えていますが、煤が落ちるとより木目が浮きだち、もっと綺麗な板に変化していくのですよ。
前回、この家の屋根の裏(軒裏)は塗装など何も塗らないで、写真の状態で仕上がっていると紹介しましたが、この外壁も何も塗りません。(焼板の場合は塗る必要がない。)
普通の家では、外部内部とも木の部分には何かしらの塗装を塗りますが、この家ではこういう外壁にしたこともあり、外部内部とも木部の塗装が全くありません。木部の塗装工事費が、不要になりますね。コスト面だけでなく、健康面で塗装を気にしていらっしゃる方にも、おススメです。
ただし、これが可能なのは本物の木を適材適所に使うこと、そしてもう1つは天然乾燥された木であるということが重要なのですよ。
決して、これがベストですよ、と言っているのではありません。この家のお客様は、こういう家づくりをされました。外壁の板張りは、板の種類・張り方がいろいろありますので、デザイン面だけで決めるのではなく、種類と張り方の長所短所・コストなどを良く理解したうえで決めましょう。
この家が完成する頃には、この黒色はだいぶ薄くなっているでしょう。今の状態でも木目が見えていますが、煤が落ちるとより木目が浮きだち、もっと綺麗な板に変化していくのですよ。
前回、この家の屋根の裏(軒裏)は塗装など何も塗らないで、写真の状態で仕上がっていると紹介しましたが、この外壁も何も塗りません。(焼板の場合は塗る必要がない。)
普通の家では、外部内部とも木の部分には何かしらの塗装を塗りますが、この家ではこういう外壁にしたこともあり、外部内部とも木部の塗装が全くありません。木部の塗装工事費が、不要になりますね。コスト面だけでなく、健康面で塗装を気にしていらっしゃる方にも、おススメです。
ただし、これが可能なのは本物の木を適材適所に使うこと、そしてもう1つは天然乾燥された木であるということが重要なのですよ。
決して、これがベストですよ、と言っているのではありません。この家のお客様は、こういう家づくりをされました。外壁の板張りは、板の種類・張り方がいろいろありますので、デザイン面だけで決めるのではなく、種類と張り方の長所短所・コストなどを良く理解したうえで決めましょう。
2008/05/20のBlog
[ 23:59 ]
[ お知らせ ]
現場報告でご紹介している苗加の家の上棟式が、4月23日に行われます。
上棟の様子、上棟直後からしばらくの間、希望者の方に構造見学をしていただくことができます。
ただし、見学希望のお申し込みをされた方のみといたしますのでご了承下さい。
「苗加の家」上棟~構造見学のお知らせ
日 時 2008年4月23日~5月末日(これ以降も可)
場 所 砺波市苗加
詳しい場所は、お申込み後にご案内します。
お申込みは、草野鉄男建築工房までメールまたはお電話でどうぞ。
見学は、平日・土日を問わず可能です。ご希望の日時をお問合せ下さい。(なるべく、見学希望日の5日前迄にお申し込みをお願いします。)
日 時 2008年4月23日~5月末日(これ以降も可)
場 所 砺波市苗加
詳しい場所は、お申込み後にご案内します。
お申込みは、草野鉄男建築工房までメールまたはお電話でどうぞ。
見学は、平日・土日を問わず可能です。ご希望の日時をお問合せ下さい。(なるべく、見学希望日の5日前迄にお申し込みをお願いします。)
上の写真は、この家の大黒柱を刻んでいるところ。下の写真は、伝統的な手刻みならではの複雑な形状をした継手。
天然乾燥した本物の木を使い、伝統工法の良さを生かした、真の丈夫で長持ちする構造体(骨組み)の家です。
※ 次の上棟~構造見学は、5月下旬頃に八尾町妙川寺で行う予定です。
天然乾燥した本物の木を使い、伝統工法の良さを生かした、真の丈夫で長持ちする構造体(骨組み)の家です。
※ 次の上棟~構造見学は、5月下旬頃に八尾町妙川寺で行う予定です。
2008/05/19のBlog
[ 17:43 ]
[ 現場報告 ]
妙川寺の家は、今月末に建て方(上棟)を行うことになりました。
作業所では、それにめがけて大工さんたちが一生懸命に、構造材の刻みが進められています。
この日も4人の大工さんが、たくさんあるいろいろな材料(柱・梁・屋根タルキ・その他)を分担して、作業をしておられました。
上の写真では、刻み終えた梁が一番左側に積まれているのです。写真では見えにくいですが、梁の両端が複雑な形状(伝統的な継手)に刻まれています。
そのすぐ右に、刻んでいる途中の梁が置いてありますよ。そのまた右に、これから刻もうとする梁があり、右から左へと梁が移動されていきます。
これらの梁(特に、これから刻もうとする梁)、とても長いですね。普通の家に使われている梁よりも長い、というのも特徴です。
写真の右側に置いてある正方形の太い材料が、この家の大黒柱です。いよいよ大黒柱も、刻みが始まったのです。
作業所では、それにめがけて大工さんたちが一生懸命に、構造材の刻みが進められています。
この日も4人の大工さんが、たくさんあるいろいろな材料(柱・梁・屋根タルキ・その他)を分担して、作業をしておられました。
上の写真では、刻み終えた梁が一番左側に積まれているのです。写真では見えにくいですが、梁の両端が複雑な形状(伝統的な継手)に刻まれています。
そのすぐ右に、刻んでいる途中の梁が置いてありますよ。そのまた右に、これから刻もうとする梁があり、右から左へと梁が移動されていきます。
これらの梁(特に、これから刻もうとする梁)、とても長いですね。普通の家に使われている梁よりも長い、というのも特徴です。
写真の右側に置いてある正方形の太い材料が、この家の大黒柱です。いよいよ大黒柱も、刻みが始まったのです。
この日、この家のお客様もお子様と一緒に、作業の様子を見に来られました。
下の写真で、大工さん(ここの若棟梁です)とお客様の前に積まれている材料が、大黒柱(8寸角)・通し柱(6寸角)以外の4寸角の柱です。この柱の数は、この家で約90本もあるんですよ。
当たり前ですが、本物の木なので1本1本すべて違います。ちょうど若棟梁が、どこにどの柱を使おうかと、柱の番付けをしているところでした。
お客様に、どういう風に柱を見ているかの説明や、どの部屋を優先して柱を決めていくかなど、相談しているところです。
いよいよ、建て方(上棟)が近づいてきたという感じになってまいりました。もうすぐ、この家の上棟~構造見学のご案内をしますので、お楽しみに。
下の写真で、大工さん(ここの若棟梁です)とお客様の前に積まれている材料が、大黒柱(8寸角)・通し柱(6寸角)以外の4寸角の柱です。この柱の数は、この家で約90本もあるんですよ。
当たり前ですが、本物の木なので1本1本すべて違います。ちょうど若棟梁が、どこにどの柱を使おうかと、柱の番付けをしているところでした。
お客様に、どういう風に柱を見ているかの説明や、どの部屋を優先して柱を決めていくかなど、相談しているところです。
いよいよ、建て方(上棟)が近づいてきたという感じになってまいりました。もうすぐ、この家の上棟~構造見学のご案内をしますので、お楽しみに。
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