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八ヶ岳家造りの会「木の香」 松田俊介
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2005/05/16のBlog
[ 22:39 ] [ 新築に! ]
ハツリの季節です!ハツリとは
樹皮の付いた丸太や木を削ることを言います。
昨年の11月に切った赤松の丸太をはつります。
曲がり梁や柱・鴨居に変身します。
気候は最高!!
手前の機会はエンジン付きハツリ機、
奥は電動のハツリ機です。
松の鬼皮は硬く、手で剥くには大変なので、
昔はチョウナ(現在も使いますが)・現代は
機会!でもこの機械、重い重い・・・
はねて怪我をしない様にかもしれませんが、
もう少し軽くなりませんか?メーカーさん!
親方の奥さんも手伝いです。
この日は日曜日、ホントは休みの日・・
でもはつります!
これで7本目。
本日は13本はつりました!
帰りには手が疲れ、フルフルと震えます・・
耳も機械の音でなんだか声が大きくなっ
ているし、確かに作業は早いのですが、
体の負担も大です。

お疲れ様でした。この赤松は梁に生まれ
代わります。50年~100年と使われてください!!
筋肉痛だあ~!!
2005/05/14のBlog
田んぼにも水が入り、いよいよ
田植えのシーズンがやってきました。
武川米と言う美味しいお米をご存知でしょうか?
竹林から見えるお蔵の改修です。
左に見えるのが、二階建ての結構
大きなお蔵です。
サイディングが貼ってあったので、それを
はがし、松の厚い(1寸5分~)落とし板
を見せた状態で改修します。
サイディングを剥がしてビックリ!
ベンガラ塗り!!と思いきや・・・
前に使っていた方がペンキ!?のような
物を塗っていたようです・・・
板が厚いので、なんとかなるでしょうが、
う~んもったいない・・・
格子の入った窓の下、板と板を結ぶ
ダボが二本見えます。
落とし板では手間がかかりますが、
これが肝心!!
でも金(直角)が出ていない材で、しかも
小さなダボ穴を刻むのは一苦労だったでしょう。
ダボはナラ材のようです。真っ黒で良く判りません・・・
全ての材を既存の建物から外した
古材を使いますが、これがナカナカ・・・
古材には釘や昔住んでいた人が刺した
画鋲・・・その他様々な物が隠されて?
います。のこを入れようものなら「ガリッ!」
新品買った時ほど、やってしまうのです・・・

古材に墨をつけているのは、しげなみ親分
「時間は掛かるけど、こうゆう仕事は楽しいね」
この古材ももちろん金が出ていませんので
ただ、墨をつければいいというのではなく、
ちょいとコツがございます!!
2005/05/13のBlog
サスリ・・サスリ・・
無垢の素材はなんだか不思議ですが、
さすりたくなる物、大黒柱を思わずサスル
J邸お施主J氏、100歳以上の桧です。
孫子の代まで付き合ってくださいね!!

毎日さすれば、20年後には黒光り
がんばれ!!
丸太梁を眺め、大工さんの手製の
丸太を模した照明を見上げ
鈴木棟梁の冗談が花咲き、皆で
笑顔!!

お施主さんと話しこんでいると、
鈴木棟梁の友人(剣道の先生)が
J邸を見に来ました。
剣道場の道場主なのですが、
山田洋次監督の映画の殺陣を指導した
知る人ぞ知る方です。
縁側!ではないですが、軒が大きく出
ているので、自然とくつろぎのスペースに
なっています。

まるで、ココのお宅の主のような3人ですが、
違うんです・・・
こちらが家の主でございます。
新緑の時期、緑をバックに一枚!

引越し手伝いますけらね~!!
2005/05/12のBlog
[ 15:35 ] [ 私し・・・ ]
先日。名古屋から大島夫妻が遊びに来ました。
遊びに来た2日間とも、大変良い天気で、あちこち
散策しました。

写真は小淵沢 松向に有る、枝垂桜(大糸桜)です。
樹齢が700年以上とか!?
近所の草原に散歩がてら出かけ、
すがすがしく、この芝生に寝転びたーい!!
と思って腰を下ろせば鹿のフン・・・
ではなく、牛さんのフンが・・・
肥料に撒いているので、仕方ありません。
乾燥してくさくはないのですが。
アケビの花が満開でした!
見も秋にはできるのですが、あまり美味しくは
なかったです。
間引きして置けばいいのかな??
帰りの道、大島夫妻はなんだか
少年のころを思い出す。楽しげな夫婦で
ススキの枯れ枝を振り回して長さを競っ
ています。
おまけにタンポポを枝先につけて・・・
この山が人を解放的にするのでしょう。
背中が悪ガキ2人です!!
逃げる大島氏!!
大島さんの嫁さんは剣道3段!
チャンバラをしていましたが、
背を向けにげだす、藁な大島氏
2005/04/30のBlog
[ 21:41 ] [ 私し・・・ ]
前回の友人が来た時の続きですが、
夕食後、友人(まさし)から鑿を磨ぎた
いので、教えてください、との申し出が
そこで我が家の浴室で鑿研ぎ教室!?

もう夜10時を廻っていましたが、必死に
研ぐ
まさし「上手くいかないな~・・・」
私「そんなにすぐに、ぴたっと刃を出されちゃ
あたしゃ立場がございません・・」
まさし「あっ、刃が斜めに・・・」
私「がんばれ~!」無責任です・・・
美味しい食卓です。
嫁さんの実家で蒸した(赤飯)、
夕方近所の山で取ってきた(タラの芽・ヨモギ
の天ぷら)(近所で取れたフキの煮物)
(庭で育った長ネギ入りマーボウ豆腐)
等など、多くを自分達で取ってきた物が
中心です。
なんと贅沢な食事か、春って・土って
素晴らしい!!
そして、さっそく研いだ鑿で
工作するまさし、結構切れています!
(実は研ぎは最終的に私目が仕上げて
しまいました・・大きくダメにされると大変
なので・・)
私「手を切るなよ~」
まさし「ど努力します・・」
それにしても、サクラが美しかったです!
GWはおとなしくしています。
2005/04/28のBlog
[ 20:37 ] [ 私し・・・ ]
自分が小淵沢に住むようになってから
ず~っと付き合っている三つ下の友人が
東京から久しぶりに遊びに来ました。
綺麗な彼女を連れ、近々ゴールイン!!

ご覧の通り、昨日から山梨県は
非常に良い天気、気持ちの良い2日間
でした。

サクラが満開です!!
田舎そばを食べたければココ!
と言えるのが、お隣・長野県富士見町・
にある「マル甚」(マルジン)
駅から徒歩3分程度です。ちょっと?
かなり、判りづらい場所にありますが、
盛りそばをたのむと、2枚で800円!!
しかもお通しが旬の野菜の煮付けや
おひたし、漬物が3品並びます。(小鉢にドンと!)
そばは本当に田舎風・黒く噛み応えがあります。
お上品なそばでのど越しが良いそばを
お好きな方は・・・ですが、味・量とも
大満足!!てんぷらもお勧め、
場所さえわかれば、どうぞ!?
おそばで満足した後は「持留邸」に
お邪魔しに行きました。
写真はモチさんによる、「ペチカ講座」
さすがにもう稼動することは今の時期には
ありませんが、上の鉄板で料理をする
際には薪をくべるとか。
熱い鉄板で焼いた、お好み焼きや
焼肉はなぜ旨いのでしょう?
煙突を支えるハシゴに上る
まさし、空の青さが眩しい!!
「結構、高いですね・・・」
「お~富士山が見える!怖いけど
綺麗だ~。」
とのこと、綺麗な風景は昨年の
ブログで、どうぞ。
持留邸を後にしまして、
次によりましたのが、J邸です。
内部の塗りも終わり、いよいよ完成
間近の現場を見に行きました。
2005/04/25のBlog
皆さんもうご存知かもしれませんが、
多くの方が亡くなる事故がおきました・・
尼崎市で起きた50名以上亡くなる事故
昭和40年からでは過去最悪だそうです。
自分にも確かに日本においては、ここまでの
事故は記憶にありません。

今回、事故がおきる直前にこの電車が
駅をオーバーランして1分強遅れが出ていた
そうです。

もし、今回の事故の一因がこの遅れた1分強
を取り戻すために起きたのだとしたら、なんと不幸な
事故でしょうか、単に運転をミスした運転手だけが
根本的な原因なのでしょうか、なんだか自分には
1分すら遅れを許さない、許せない社会・人の気持ち
があるのではないでしょうか?(暗黙のうちに・・・)

先日行った「食と住まいが気になる一日」という
イベントを開いた際、食の講演者である岡田氏が
「自然には自然の逆らえない時間が有る」と
おっしゃっていました。この言葉がなんだか今回の
事故を見てパッと思い出されました。
最も具体的には、人間以外の動物や植物は移動の
際、自分の能力以上の移動速度、つまり自分がこ
なせる時間を越えることは無いでしょう。
しかし我々は遙かに自分の能力を超えた速度・時間
の中で生活しています。
今一度、効率化を求めるあまりの余裕の無さ、時間短縮
を考え直すことが、本当の意味での事故の再発防止
では無いでしょうか?
もちろんいかなる原因であれ、JR西日本・運転士・車掌等
の責任は逃れられない物です。

しかし、人はどんなに完全を目指しても不完全なもの、
ミスをする生き物・・・多少のミスや思い違いがあっても
取り戻せる時間の流れ、心の余裕、社会の余裕が
欲しいのですが、いかがでしょうか?

あと10キロスピードを落としていたら・・・
その1分は永久に取り戻せません。
自分は、どうなんだろう・・・?

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

2005/04/22のBlog
[ 12:20 ] [ 「藁舎」 ]
下地の土塗りもいよいよ架橋に入りました!!
ストローベイルならではの分厚い
壁と独特の曲線が出ています。
この辺の自由度もベイルの壁の魅力!
もちろん、耐久性や施工性、耐雨性など
課題はありますが・・・
乾燥地帯では、耐久性も期待できますので
地域にあっていれば、Goodな壁です。
玄関の様子です。
土の塗り厚は50ミリ~だったので
本来、一回で塗ってしまう厚さではない
のですが、下地で割れたところは補修・・
と言うこと、塗っている皆さんはボランティア
さんばかりだったので、これがベストな選択
だったのでしょう。
しかし、やっぱり割れる割れる・・・
もちろんバッチリ直しましたけどね!!
中では、大工の横山さんが
断熱材に使った「モミの薫炭」を小屋の妻側に
積めていました。
この部分には、下地にベニヤを使用しました・・・
う~ん、本当は薫炭が漏れないよう本実の
無垢板が良かったかな??
中にあるシートは透湿防湿シートです。

鼻も耳も真っ黒だよ・・化粧の材に炭つけちゃ
まずいし、薫炭は良いけど、施工性は検討だね?
by横山・・ごもっとも・・・

でも「藁・モミ薫炭」は可能性を秘めた奴らです!!
2005/04/21のBlog
ずいぶんと間が開いてしまいましたが、
去年完成した「藁舎」の続きです。
外壁も学生さんやボランティアの方々と
一緒に塗り進み、内装もかなり進んできました。

「藁」ベイルを丸竹で押さえ、
その上に土をを塗ります。
土は普通に竹小舞に塗る物と同じです。
内装の塗りに入る前の様子です。
正直スゴイ状態・・・藁だらけ・・・
これは、壁面を真っ直ぐにするため、
でぱった藁を切りそろえたためです。
この後の掃除が大変でした・・・

真ん中にあるのは、丸太の大黒さん
座っているのは、「藁」親方の五十嵐さん!
外にある土置き場、藁と土を混ぜ合わせた物
です。藁は地元の物・土はお隣長野の伊那の
物です。

醗酵が進みなかなか良い?匂いがしています・・
先ほどの、スゴイ状態を皆で片付け
いよいよ内装の木工事に取り掛かります。
大黒に手を付いているのは、親方ですが
別に悩んでいるのではありません・・・
そういえば、木工事の作業中
電気ドリルが故障・・・電気屋さんに
修理してもらっている一こま、
これぞ職人の連係プレー!?

電気屋さんにとっては、チョチョイノチョイ!!
2005/04/19のBlog
[ 21:37 ] [ 「藁っ木」プロジェクト! ]
名古屋の「藁の棲」にて、大島氏と
岡田氏(食の提案・仲人人)と「食と住まいが
気になる一日」と言う内容で、講演の様な
座談会のようなイベントを行いました。
講演たけなわ、岡田氏が持参しました
有機栽培の玄米を圧力鍋で炊きおむすびにして
いただきました。
その他、オーガニックなお菓子、お漬物、
白樺水・・・他にも色々・・あっ清美オレンジも
レモンも!!
それを皆でほおばっています。
喧々諤々、結構皆さん熱心に
かつ前向きに「食・住」のことを考えておられ、
特に食などは自分もまだまだ知らないことが
多く、生産から流通、そしてお腹の中に至るまで
の流れの中での多くの問題は、まさに「住」と
共通することばかりで、問題の根源は同じところ
にある、と改めて実感しました・・・。
名工大の藤岡さん(教授ですよ!)と
愛地球博の「サツキとメイの家」で一躍
有名人の!?中村棟梁(中央の方)も来て頂きました。
左下の木組みサンプル(松田作)を
中村棟梁とばらしたり、しながら参加者の方々
交え、お昼ご飯後、しばし大工講座になりました。
 実は自分で作った木組みが外れなくなり、
中村棟梁に外してもらいました・・・あ~ハズカシ~・・・
今回ご参加いただいた方々は
神戸・大阪・等含め結構広範囲で地元
名古屋の方だけでなく、地域によっての
住宅事情なども伺え、なるほど!と思う事も
しばしば。

木組みを前にして、実際に手にしてみると
参加者の方々の目つきが変わります。
やはり実際に触れて、ばらして組んで
論より証拠・百聞は一見にしかず!!
です。

2005/04/15のBlog
J邸ですが、内部も仕上がってきました。
ロフトにあがり、梁組・貫構造を写真に収め
たのですが、貫の構造は自然に構造美を
持っていますね?
貫で組まれた小屋組みです。

上がり框(かまち)を削る棟梁です。
材はこの土地で伐採した赤松です。
踏むところなのでヤニがチョット心配ですが、
ヤニっ気の無い松なので、大丈夫かな??

厚さ3寸チョいです・・重い・・
2005/04/12のBlog
山梨県の北杜市高根町にあるJ邸
ですが、外壁も塗り終わり、いよいよ
完成が近づきました。

辺りは、春の風でタラの芽やヨモギが
顔を出してきました。
玄関通路と納戸の間にある
地松の曲がり梁を鼻栓で止めています。
栓はケヤキです。
通路上には、丸太のコグチ
が出ています。昨年、地面付近に
置かれ、上棟して上に乗っかった
梁たちですが、やはり下と上では
乾燥の度合いが違います。
上棟後、冬の乾燥もありましたが
割れが出てきます。でもこれは当たり前!
木は生きていますから!!
先ほどの写真の逆から
見た感じです。
緑色の養生シート(右手)の
場所が玄関です。