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八ヶ岳家造りの会「木の香」 松田俊介
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2005/05/29のBlog
さあいよいよ、松の皮むきです。
先日2日間、この冬伐った松の皮むきを
してきました。
皮をむくには多少時期が遅くなって
しまったのですが、寒冷地の強み!
虫さんたちも、ようやく目を覚ました程度で
した。

いざ出陣、ユンボで積んだ松を運びます。
エンジン式のハツリ機と電気式の
ハツリ機二台で作業します。
音と粉塵(松の皮の粉)を考えて
マスクに耳栓・ゴーグルと完全武装です。
鬼皮(うろこ状の松の皮)が硬いのです・・・
この松は樹齢70~年の松ですが、機械だけでは
落としきれなかった皮を手で剥きます。
豆ができそうです!

2日で14本(約3間半・6.5m)剥きました。
腕がバンバンになります。筋トレしたい方、
やってみませんか!?
皮むきを終えた松をしばらく乾かし、
刻む前に更に化粧にするため削り、
形を整え、墨付しやすくします。

そして、このように曲がり梁の梁として
また、柱や大きな材は指し鴨居に使います。

今回全部で70本ほど松があり、
総松ふしんの家ができます!
3年以上先ですが・・・
2005/05/26のBlog
[ 20:54 ] [ j邸 ]
完成しましたJ邸です。
10間と長い屋根が特徴です。

春うらら、気持ちの良い日でした。
建具も納まり、お施主さんがココに住まうのを
待つばかり、お施主さんは早速、舐めても大丈夫
の塗料を塗っております。
居間から玄関の建具を見た様子です。
伐採から皮むき上棟、など思い出されます。
写真家の中島さんです。
普段は人物を撮影している方なので
「う~ん・・建物はまだつかめない・・」と
悩みながらの撮影、何をおっしゃいますやら
やっぱりその道のプロはどんな世界でも
大したもの、出来上がりが楽しみです。
しかも、写真家は被写体は撮っても、
撮られることが少ないので「撮らないでよ~・・」
と言われましたが、撮りました。
写真家の中島氏に負けぬよう!?
床に自分のデジカメを置いて撮影!
なんとその撮影法を中島氏が「頂き!」
とまねしていました!!
指導料高いっすよ。
2005/05/25のBlog
[ 20:54 ] [ 私し・・・ ]
来年の新築予定の方の
土地を見に行きました。
今年の冬見に行ったのですが、
その際は雪景色、今回は春の新緑!

その時に寄り道した(標高1500~)
場所にあった草花です。

詳しい方、名前をお教えください!
お願いします。(木ばかりでなく山野草も覚えたいです。)
三枚の葉の中に
真ん中にカワイイ花があります。
風車のような葉が特徴の植物
あちこちに群生していました。
ぬぬ・・
この植物の名が知りたいのです!!
これは、スミレ・・ですよね???

あ~恥ずかしい・・
先日、東京大学を会場に「木の力を探る」と
題した。様々な研究や活動をしている大学
研究機関の方々の会合がありました。

その会場に、滋賀県の宮大工親方の西澤さん
のお弟子さん(と言っても、すでに棟梁です・・・)
が手掛けた5分の1模型の上棟が
行われました。
近づくと本物!!
いえいえ、小さい分だけ本物より
繊細で気を使います。
でも何も特別なことをしているのではなく
木の家のルールーをキチット守っている!
と言うのが一番の印象でした。

無理をせづ、木をいじめず、無駄なく組み上げる。
基本です!!
四方差しの中身です。
柱が無いと良く判らない、かな??

これらが超絶技巧としてではなく、
いかに丈夫にシンプルに、そして綺麗に
を考えているか、その象徴ではないでは
ないでしょうか?

木を活かす技には当たり前の事を当たり前に
行うことができて、はじめて活かされるのでしょう。
ちょっと(かなり・・)難しい報告も、
この様子はNHKスペシャルでも取り上げられた
塔の災害に対する備え、なぜ地震で倒れないの
か?などを研究している方の発表です。

心棒か・・民家にあったら!?
民家にも、もちろん木の特性を
最大限に活かす技・知恵が凝縮です。

宮大工さんが神仏の住まいをつくる事、
民家の大工さんが人の住まいをつくる事
共に想いは一緒だと思います。
(実は両方の大工さんの境は良い意味でアイマイですし)
共に良い家を造りたい!!

が原点では。
2005/05/22のBlog
[ 20:13 ] [ 私し・・・ ]
先日、小淵沢をゴールにした
ジャパン・ヒストリックカー・ツアー
がありました。

歴代ポルシェの面々、40年前の
名者たちです。車も40年以上使うのに
日本の家が建て替え平均年数が
24~26年なんて・・・
この車はベントレー
65~以上前の名車です。

排気ガスは全くエコではありません・・・
でもカチョイイ!!
ひるがえって、こちらは最新のポルシェ
カレラGT、カーボンや様々な最新技術の
素材で作られ、エンジンパワーも600馬力
以上・・・最高時速330キロオーバー!!
ってドコで出す!?
私が一番気に入った車です!
ベンツのスパイダー、レース仕様だったので
非常にやかましかったです・・・
ドライバーとコ・ドライバーがヘッドホンしています・・・

一生手が出ませんが・・・
木の家ネットのブログではめったに出ない
内容の写真だったのでは!?

最後のこの車は、ランボルギーニーの
最新版!

自然環境と車、対比関係ではない付き合いが
できれば最高ですが・・・(私は車も好きです)
2005/05/16のBlog
[ 22:39 ] [ 新築に! ]
ハツリの季節です!ハツリとは
樹皮の付いた丸太や木を削ることを言います。
昨年の11月に切った赤松の丸太をはつります。
曲がり梁や柱・鴨居に変身します。
気候は最高!!
手前の機会はエンジン付きハツリ機、
奥は電動のハツリ機です。
松の鬼皮は硬く、手で剥くには大変なので、
昔はチョウナ(現在も使いますが)・現代は
機会!でもこの機械、重い重い・・・
はねて怪我をしない様にかもしれませんが、
もう少し軽くなりませんか?メーカーさん!
親方の奥さんも手伝いです。
この日は日曜日、ホントは休みの日・・
でもはつります!
これで7本目。
本日は13本はつりました!
帰りには手が疲れ、フルフルと震えます・・
耳も機械の音でなんだか声が大きくなっ
ているし、確かに作業は早いのですが、
体の負担も大です。

お疲れ様でした。この赤松は梁に生まれ
代わります。50年~100年と使われてください!!
筋肉痛だあ~!!
2005/05/14のBlog
田んぼにも水が入り、いよいよ
田植えのシーズンがやってきました。
武川米と言う美味しいお米をご存知でしょうか?
竹林から見えるお蔵の改修です。
左に見えるのが、二階建ての結構
大きなお蔵です。
サイディングが貼ってあったので、それを
はがし、松の厚い(1寸5分~)落とし板
を見せた状態で改修します。
サイディングを剥がしてビックリ!
ベンガラ塗り!!と思いきや・・・
前に使っていた方がペンキ!?のような
物を塗っていたようです・・・
板が厚いので、なんとかなるでしょうが、
う~んもったいない・・・
格子の入った窓の下、板と板を結ぶ
ダボが二本見えます。
落とし板では手間がかかりますが、
これが肝心!!
でも金(直角)が出ていない材で、しかも
小さなダボ穴を刻むのは一苦労だったでしょう。
ダボはナラ材のようです。真っ黒で良く判りません・・・
全ての材を既存の建物から外した
古材を使いますが、これがナカナカ・・・
古材には釘や昔住んでいた人が刺した
画鋲・・・その他様々な物が隠されて?
います。のこを入れようものなら「ガリッ!」
新品買った時ほど、やってしまうのです・・・

古材に墨をつけているのは、しげなみ親分
「時間は掛かるけど、こうゆう仕事は楽しいね」
この古材ももちろん金が出ていませんので
ただ、墨をつければいいというのではなく、
ちょいとコツがございます!!
2005/05/13のBlog
サスリ・・サスリ・・
無垢の素材はなんだか不思議ですが、
さすりたくなる物、大黒柱を思わずサスル
J邸お施主J氏、100歳以上の桧です。
孫子の代まで付き合ってくださいね!!

毎日さすれば、20年後には黒光り
がんばれ!!
丸太梁を眺め、大工さんの手製の
丸太を模した照明を見上げ
鈴木棟梁の冗談が花咲き、皆で
笑顔!!

お施主さんと話しこんでいると、
鈴木棟梁の友人(剣道の先生)が
J邸を見に来ました。
剣道場の道場主なのですが、
山田洋次監督の映画の殺陣を指導した
知る人ぞ知る方です。
縁側!ではないですが、軒が大きく出
ているので、自然とくつろぎのスペースに
なっています。

まるで、ココのお宅の主のような3人ですが、
違うんです・・・
こちらが家の主でございます。
新緑の時期、緑をバックに一枚!

引越し手伝いますけらね~!!
2005/05/12のBlog
[ 15:35 ] [ 私し・・・ ]
先日。名古屋から大島夫妻が遊びに来ました。
遊びに来た2日間とも、大変良い天気で、あちこち
散策しました。

写真は小淵沢 松向に有る、枝垂桜(大糸桜)です。
樹齢が700年以上とか!?
近所の草原に散歩がてら出かけ、
すがすがしく、この芝生に寝転びたーい!!
と思って腰を下ろせば鹿のフン・・・
ではなく、牛さんのフンが・・・
肥料に撒いているので、仕方ありません。
乾燥してくさくはないのですが。
アケビの花が満開でした!
見も秋にはできるのですが、あまり美味しくは
なかったです。
間引きして置けばいいのかな??
帰りの道、大島夫妻はなんだか
少年のころを思い出す。楽しげな夫婦で
ススキの枯れ枝を振り回して長さを競っ
ています。
おまけにタンポポを枝先につけて・・・
この山が人を解放的にするのでしょう。
背中が悪ガキ2人です!!
逃げる大島氏!!
大島さんの嫁さんは剣道3段!
チャンバラをしていましたが、
背を向けにげだす、藁な大島氏
2005/04/30のBlog
[ 21:41 ] [ 私し・・・ ]
前回の友人が来た時の続きですが、
夕食後、友人(まさし)から鑿を磨ぎた
いので、教えてください、との申し出が
そこで我が家の浴室で鑿研ぎ教室!?

もう夜10時を廻っていましたが、必死に
研ぐ
まさし「上手くいかないな~・・・」
私「そんなにすぐに、ぴたっと刃を出されちゃ
あたしゃ立場がございません・・」
まさし「あっ、刃が斜めに・・・」
私「がんばれ~!」無責任です・・・
美味しい食卓です。
嫁さんの実家で蒸した(赤飯)、
夕方近所の山で取ってきた(タラの芽・ヨモギ
の天ぷら)(近所で取れたフキの煮物)
(庭で育った長ネギ入りマーボウ豆腐)
等など、多くを自分達で取ってきた物が
中心です。
なんと贅沢な食事か、春って・土って
素晴らしい!!
そして、さっそく研いだ鑿で
工作するまさし、結構切れています!
(実は研ぎは最終的に私目が仕上げて
しまいました・・大きくダメにされると大変
なので・・)
私「手を切るなよ~」
まさし「ど努力します・・」
それにしても、サクラが美しかったです!
GWはおとなしくしています。
2005/04/28のBlog
[ 20:37 ] [ 私し・・・ ]
自分が小淵沢に住むようになってから
ず~っと付き合っている三つ下の友人が
東京から久しぶりに遊びに来ました。
綺麗な彼女を連れ、近々ゴールイン!!

ご覧の通り、昨日から山梨県は
非常に良い天気、気持ちの良い2日間
でした。

サクラが満開です!!
田舎そばを食べたければココ!
と言えるのが、お隣・長野県富士見町・
にある「マル甚」(マルジン)
駅から徒歩3分程度です。ちょっと?
かなり、判りづらい場所にありますが、
盛りそばをたのむと、2枚で800円!!
しかもお通しが旬の野菜の煮付けや
おひたし、漬物が3品並びます。(小鉢にドンと!)
そばは本当に田舎風・黒く噛み応えがあります。
お上品なそばでのど越しが良いそばを
お好きな方は・・・ですが、味・量とも
大満足!!てんぷらもお勧め、
場所さえわかれば、どうぞ!?
おそばで満足した後は「持留邸」に
お邪魔しに行きました。
写真はモチさんによる、「ペチカ講座」
さすがにもう稼動することは今の時期には
ありませんが、上の鉄板で料理をする
際には薪をくべるとか。
熱い鉄板で焼いた、お好み焼きや
焼肉はなぜ旨いのでしょう?
煙突を支えるハシゴに上る
まさし、空の青さが眩しい!!
「結構、高いですね・・・」
「お~富士山が見える!怖いけど
綺麗だ~。」
とのこと、綺麗な風景は昨年の
ブログで、どうぞ。
持留邸を後にしまして、
次によりましたのが、J邸です。
内部の塗りも終わり、いよいよ完成
間近の現場を見に行きました。
2005/04/25のBlog
皆さんもうご存知かもしれませんが、
多くの方が亡くなる事故がおきました・・
尼崎市で起きた50名以上亡くなる事故
昭和40年からでは過去最悪だそうです。
自分にも確かに日本においては、ここまでの
事故は記憶にありません。

今回、事故がおきる直前にこの電車が
駅をオーバーランして1分強遅れが出ていた
そうです。

もし、今回の事故の一因がこの遅れた1分強
を取り戻すために起きたのだとしたら、なんと不幸な
事故でしょうか、単に運転をミスした運転手だけが
根本的な原因なのでしょうか、なんだか自分には
1分すら遅れを許さない、許せない社会・人の気持ち
があるのではないでしょうか?(暗黙のうちに・・・)

先日行った「食と住まいが気になる一日」という
イベントを開いた際、食の講演者である岡田氏が
「自然には自然の逆らえない時間が有る」と
おっしゃっていました。この言葉がなんだか今回の
事故を見てパッと思い出されました。
最も具体的には、人間以外の動物や植物は移動の
際、自分の能力以上の移動速度、つまり自分がこ
なせる時間を越えることは無いでしょう。
しかし我々は遙かに自分の能力を超えた速度・時間
の中で生活しています。
今一度、効率化を求めるあまりの余裕の無さ、時間短縮
を考え直すことが、本当の意味での事故の再発防止
では無いでしょうか?
もちろんいかなる原因であれ、JR西日本・運転士・車掌等
の責任は逃れられない物です。

しかし、人はどんなに完全を目指しても不完全なもの、
ミスをする生き物・・・多少のミスや思い違いがあっても
取り戻せる時間の流れ、心の余裕、社会の余裕が
欲しいのですが、いかがでしょうか?

あと10キロスピードを落としていたら・・・
その1分は永久に取り戻せません。
自分は、どうなんだろう・・・?

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。