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自然素材建築 大江忍 のブログ
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2007/12/24のBlog
[ 18:49 ] [ シックハウス ]
アトピー環境研究会で、シックハウスの事例として、調査対象としてきた患者さん宅のリフォームをしました。
厳密には、新築された家には住むことができず、以前使用して倉庫となったいた古家を再度内装してリフォームしました。
リフォームといっても、新しい建材の建具ですと接着剤が含まれているので、骨董屋さんで、古建具を購入してリメイクして使用しました。
ちょうど家の築年数も古く、建具が以前からあったようにマッチしてました
ガラスも建具から引き出して洗いました
細工の細かい格子のあとがついてました
たぶん40年以上経ったガラスです
今は、こういう模様の型ガラスが国内にはないので貴重品です
建具の高さが足らないので、木の下駄をはかせてます
無双のついた板戸を間仕切りに使用します
縁側へは、ガラス障子です欄間部分にガラスが入り洗いました
一部のガラスが割れていたので、別の骨董ガラスをガラス屋さんへ持ち込み切ってもらって、とりつけました。

床はヒノキの板を張り、断熱材は、床、壁共に、パーフェクトバリアを使用。
壁は、漆喰で仕上げました。
漆喰はプラスターボードに直接施工しようとすると
どうしても、化学物質の入ったシーラーを使用して、浸みこみ防止をしないと石膏が痛むので、今回は、ラスボードに、石膏を中塗して、その上に練り置きしてある化学物質を含まない漆喰を塗りました。
床下は湿気が多かったので、防湿コンクリートを施工しました
下地に使ったネタや大引きなどの床下下地は、ヒノキを使用しました。
2007/12/22のBlog
[ 15:05 ] [ 住宅現場紹介 ]
藤井棟梁と矢島君
矢島君は、日本の伝統技術である杮(こけら)屋根葺師でしたが、宮大工を志して、藤井棟梁に弟子入りして、日夜がんばってます

床の板は、解体前に使っていた旧家の床の間の板を再利用。
玄関の板もすべて、同じように再利用しております
廊下
高い天井です
アクセントに丸太が中央にいれてあります
玄関上の吹き抜け

居間から続く磨き丸太が見上げると見えます
2007/12/21のBlog
[ 20:44 ] [ 住宅現場紹介 ]
外壁は、アルミ亜鉛めっき鋼板にて、施工中です
黒ぽい外壁で、縦に折目があり、モダン風の外観となります
最近板金の外壁が増えてきました
耐久性の優れたものがでてきたこともありますが
台風の多い地域では雨漏りがしにくいという利点があります
床下の断熱材は、自然素材のフォレストボード40mm(秋田県産杉皮)を使用してます
ネタは、桧の90*40の芯付小径木を使用してますので、丈夫です
仕上げの床はヒノキの15mmです

この仕上げが標準です
杉よりは、若干硬いので、経年劣化の仕方が違います
2007/12/12のBlog
[ 09:57 ] [ ペレットストーブについて ]
ペレットストーブを1か月使用してみて、いろいろわかってきました
今回は燃料について
ペレットは、国産材でできたものを2種類使用してます
長野県上伊那森林組合と愛知県豊根村のものです

この2種類の違いは、燃焼にあります
同じメモリで燃焼させると違いがよくわかりました

上伊那のペレットのほうが、高温になります
お湯が「中」のメモリで沸騰します
たぶん、ホワイトペレットだからだと思います
燃料が送り込まれるタイミングは同じなのに、火の量が見て違います
大きさの違いも影響しているかもしれません
ペレットの長さが短いということもあり、詰まることもありません
そのぶん早く燃料がなくなります



ペレットの長さは、まちまちです
簡単に折れますから、長いものが多い場合は、少しかきまぜるといいかもしれません

豊根のペレットは、杉の皮も入ったいわゆるバークですが
若干燃えにくいのかもしれません
その分長持ちする(若干)

愛知県に住むものとしては、愛知の材料を使いたいです
価格が、実は若干上伊那(10kg 400円)のほうが安いことは、経営者としては助かりますが・・・

30袋が今週中になくなり
ますので、とりあえず上伊那のペレットを購入予定です

1日に1袋以上必要です
残業をやめないと・・・・・
灯油の半額以下ですからしかたないかもしれません
2007/12/10のBlog
[ 13:14 ] [ セミナー、見学会 ]
9月に引き続き2回目の国土交通省との建築基準法改正に伴うセミナーが12/7に伝統建築を守りたい5団体の主催により開催。コーディネーターとして私も参加。秋葉原の会場は、全国から伝統的な工法に取り組んでいる大工さん、設計士、工務店が60人ほど集まった。

建築基準法が6月に改正され、いろいろな問題が出てきている。
多くは、消費者にとってみれば、建築確認申請が厳格化され、安心したものを買えるという利点もあるのだが、現場での混乱は、著しい事態である。

今回のセミナーにおいても、住み手にとって不利になる問題点の陳情をお上にすることであり、営業的に建築関係者が不利益になるから陳情することでは決してない。

もはや、日本の住宅文化は、継承してはいけないというのが、今回の改正であり、国土交通省が、耐震化を進めるがあまり、耐震設計がされていない100年の実績ある建物は、現在の基準法にそぐわないので、ほぼ増築することはできなくなってしまった。

日本の古い町並みは、もはやこの基準法の元では、消え去るしかないであろう。
構造計算と実績とどちらが正しいのか?

職人が培ってきた技を受け継ぐことを拒否した日本人の選択は、正しいのであろうか?
というより、国土交通省としては、こんな事態になるとは、決して予想していなかったのであろう。結果としてこういう問題がでてきて、審査基準が厳しくなることで、安心安全の住まいができると信じていたはずだ。

これから家を建てる人が、以前とは違い、建てる住宅によっては大きな影響を受ける。
沖縄のようにコンクリートの住宅だと影響は大であろう。
車庫を地下にRCで作って、上に在来工法の木造で建てる混構造の建物も構造計算の厳格化により影響を受けている。

冬柴大臣は、沈静化を待てというが・・・
喉元すぎれば、大丈夫というわけにはいかない今回の改正

姉歯元設計士の起こした耐震偽装問題の思わぬ余波を受けた伝統工法住宅です

(セミナーの詳しい内容は今回は書くことができませんが、日本の文化を守ることは、山の木と直結していることだけは、間違いなく、伝統工法が、合法でない日本は、やはりどこか歪んでいるのかもしれません。個人の財産は、国が保障してくれるわけではないのだから、個人の承諾を得れば建築士にまかして欲しいです。)

どこかの漫画家が赤白の家を個人の自由だからといって閑静な住宅地に建てるようだが、そんなに赤白の家が元気になるからといって個人の自由だと主張して家を建てたいなら、広大な敷地に木を植えて、周りから見えないところで建てるか、歌舞伎町の真ん中に建ててはどうであろうか。節度のない大人が、この日本の文化をだめにしている。節度のない大手ハウスメカーが建築しているのもうなずける。常識ある設計士は、あんな仕事請け負えない。町並みは、個人の自由などではない。公共の場である。
2007/12/04のBlog
[ 19:34 ] [ 会社紹介 ]
鉄の仕事は、中学の同級生であり、今も近所に住んでいる
「村瀬製作所」(ホームページにリンクしてます。他の作品も見れます)の村瀬重幸さんに頼みました。


引戸の引手
鍛鉄の上、蜜蠟が塗ってあります
鉄を熱く窯で熱して叩いて鍛え上げた鉄です

テーブルの脚

天板を製作後、寸法をとり、微妙に板より鉄が見えるように大きく脚が作ってあります
テーブルの脚拡大

これも引手と同じ鍛鉄のうえ蜜蠟しあげです
切り文字看板
鍛鉄の上に、アルミを溶射して外部でも腐食しないようにしてあります
見た目は白く見えますが、アルミ色です

2007/12/01のBlog
[ 12:25 ] [ 会社紹介 ]
事務所の中に、仲間のガラス屋さんの作品があります
(可児ガラス工房)
まずは、ステンドグラス
今回は、特に色のない透明のステンドガラスばかりで作っていただきました
玄関と、打ち合わせ室を仕切る壁と建具です
建具につけたガラスには、サンドブラストで掘った
ナチュラルパートナーズのシンボルマークである
鳳凰を掘っていただきました
打ち合わせ室と事務室の天井からぶら下がる
吹きガラスの照明
5つ製作してもらいましたが
すべて、表情や形が微妙に異なります
手造りの味わいのよさです
トイレの手洗いコーナーに
吹きガラスのボールを採用しました
大工さんが、ガラスのカーブにあわせて
栃の木の天板をくりぬいてくれました
2007/11/30のBlog
[ 18:47 ] [ ペレットストーブについて ]
ペレットストーブを使い始めて2週間が過ぎました
ここのところ、少しトラブッテます
というのは、こちらの調整が悪いのか、燃料が詰まってしまいます

最初の故障は、燃料が途中で詰まって落ちつずに
消火してしまったこと
燃料のペレットの長さが長いとつまりやすいみたいです

次は、なんらかの原因で消火して、その上に燃料が供給され続けて
燃えない燃料でいっぱいになってしまったこと

まきストーブとくらべると、燃料の供給は簡単だけど
燃焼部分のカマを毎日掃除しなければならないことがちょっと面倒かも

(写真1は、詰まった燃料、供給過多になってしまった)
特にさわったわけでもないが・・・・

次に燃焼のスイッチまで15分待つ・・・・・
排気ファンがとまるまで
掃除をした状態
この部分をとりはずすと
次の写真
真ん中の棒が電熱線です
ここで発火します
(掃除前の状態)

前回のトラブルには、まいったです
ストーブの中が煙で真っ白に
するとすきまからも煙が漏れ出して・・・・
あわててファンを止めてしまった私の失敗です・・・
部屋の中まで煙が充満・・・・
マニュアルをちゃんと読まないといけませんね・・・・
しくみをよく学んで使えば安全な道具です

いろいろ勉強させられますが・・・
火があるのは、楽しいです
順に慣れていくといいのですが・・・・・
普段は順調で温かい
2007/11/26のBlog
[ 12:41 ] [ 住宅現場紹介 ]
銅板の床暖房工事
リビング、台所や寝室、トイレ、洗面に床暖房を施工してます。
銅板の利点は、低温の温水でも温度が保てるので効率がよいです。
石油が高騰するなかで、ガスも上がることが予想されますが、少しでもランニングコストが下がることを期待してます。
銅板も、以前と比べて、値上がりしてます・・・・
断熱材は、パーフェクトバリアを採用しました。
有害なガスを発生しないことと、ネタにフィットして隙間ができないことが採用理由です。
床板は、ナラの無垢板のフローリングを張ります。
2007/11/23のBlog
[ 22:50 ] [ ペレットストーブについて ]
ペレットストーブを使用し始めて約10日たちました
最初の3日くらいは、塗料の焼けるにおいで、たいへんでしたが、もう全く気になりません。

(NAGANO KONDOU TEKKOU製)

中くらいで燃やすとやかんが沸かないくらいの80度くらいにしか天板がなりません
後ろの燃料boxは、30度くらいです


燃料は、愛知県産の杉のペレットで、豊根村製。役場から請求書がきます。運賃込でも10KGが600円を切ります。毎日10KG使いますので、1か月で約18000円くらいの燃料費かと思ってます。約40畳くらいの部屋を暖めてますので、灯油でも同じくらいかかるかと思います。灯油のように危なくないし、燃料の保管も安心です。
火をつけるのも、スイッチひとつです。
灯油のファンヒーターとかわりません。
揺らぐ火を見れるのもまんざらではない気分です。
気になるとすれば、ファンの音です。
マキストーブには、こんな音しませんからね。
でも、マキをくべる必要がない点では、便利です。

次回は、燃料について説明します

2007/11/20のBlog
昨日、やっと事務所機能が復帰しました
新しい事務所への引っ越しもほぼ終わり
11/16には、関係者へのレセプション
17、18には、お世話になったお客様への披露となりました
百名以上の来社を賜り、厚く御礼申し上げます

たくさんのお祝のお花やお祝の品々をいただき感謝いたします
お花に埋まった事務所は、お花やさんのようです
打ち合わせ室は、ステンドグラスもはまり、モダンな部屋になりました
北側には、骨董の建具で内玄関のような部屋もできあがり
楽しませていただいております
ペレットストーブ一台で、全体の部屋を暖めてます
灯油があがったので、ペレットが割安に感じます
一日燃やして、約500円程度です
灯油のような保管の心配もないペレットはお勧めです
2007/11/13のBlog
11/10~11の日程で徳島にて総会と見学会があり社員全員で参加してきました目的は、職人同士の交流です「職人がつくる」という意味では、私は「設計職人」「施工監理職人」みたいな感じですが、日本の大工や左官が培ってきた技術を伝承して、山の木を守っていくには、長く住むことのできる自然素材の建築でなければなりません。環境を汚染しない素材を使うことです。 建築基準法の改正で厚い論議のされた今回の総会と分科会です。全国の職人が、無謀な法律によって、網をかけられ、身動きができなくなる前に、ムーブメントを興さざるを得ない状況に追い込まれました。 官による建築統制は、耐震という大看板の元にすべてを封じ込めようとしてます。大量発生した害虫と共に消毒して、殺されてしまう益虫のようなものです。 写真は、10年前に建てられたTSウッドのモデルハウスです 風あたりの強いところで建てられているので、色の変色は進んでますが、木の痛みはあまり感じられませんでした

TSウッドモデルハウスの内部にて林業家の和田善行氏から木材の割れが構造には影響がないことを実験で証明して、使用されていることをお客様に説明していることなど、具体的な説明がなされました。
TSウッドの管理された材木
山から2時間以上もかけて運ぶ
かつては、川を流してきたので、その間に水中乾燥もされてきたであろう
運ばれた材木の説明を聞く
丁寧に木材の性質を見て、製材される
地元の木材を使ったデイケアセンター
すべて徳島の杉でできている
2007/11/07のBlog
[ 06:04 ] [ 住宅現場紹介 ]
中塗
あら壁の外側に、耐震、防音、調湿、耐火、断熱の一石五丁の中塗をします
基準法の改正で、今まで構造計算に用いる数字が0.5だったところが、近年の実験の結果、3倍の評価を受けるようになり、土壁は強いことが「証明」されました。

あら壁の土に砂とわらスサを練込ます
スサは、あら壁より細かいスサを用います
あら壁のようなひびがはいりません
あら壁のひび割れを埋めるように中塗はされます
あら壁の上に、中塗を塗っている途中です
写真の色が違うのでよくわかります
2007/11/06のBlog
[ 19:06 ] [ 住宅現場紹介 ]
竹小舞い組の後、外側から土壁をつけていきます
ベテランの足助の左官さん(林さん)が、つけてくれます
練り置きされた土を現場へ「泥コン屋」さんから運んでいただき、ポンプで2階へ送ります。
塗りこめられた土壁です

乾くのを待って、返し壁をつけていきます
2007/11/04のBlog
[ 23:07 ] [ 山歩き ]
明神
険しい岩肌を見せている
こちらからは、登山ができない
梓川の鴨

明神橋の河原に数匹の鴨が清らかな水面をおよいでいる
ハイカーに餌をねだる
飼いならせていいものか・・・・餌付けはよくないと思う
明神二の池

晴天であることで池面に鏡のように景色が映る
紅葉

黄色の葉が多い上高地
もうすぐ雪が降る
梓川

穂高連峰から流れ込む水は清らかで透明である
2007/11/03のBlog
[ 22:06 ] [ セミナー、見学会 ]
本日13:30~15:30 ポートメッセ名古屋にて
木工機械展のシンポジウムとして、講演会とパネルディスカッションが開催されました

テーマは、木造都市は可能か?という大きなテーマですが
現在、建築基準法改悪による木造建築界をとりまく状況についての説明や、木材の利用の仕方についての意見を述べた

無垢の材料と集成材の用途の住み分けについて

山で先祖が大切に育ててきた木材を無駄なく使う方法として、根に近い方の一番玉、二番玉は、柱や梁などの材料に使用し、いままで、商品価値がないといわれていた、それより上の木については、LVL材としてカツラむきにして利用する方法がいいのではないかという意見がでた。
私としては、使用目的の建物によって、無垢材と集成材の使用住み分けが必要と感じている。太い木はなくなりつつあるなかで、大きな断面を必要とする建物には、多いに集成材を利用することはかまわないが、住宅のレベルの建物には、そのままの木材を使用すべきと考える。
LVL材は、薄いかつらむきした木材を接着剤で固めていく材料で、合板が積み重なったような形状をしている。
接着剤の使用量も多く、住宅などに使うには、化学物質過敏症などの症状のある施主には、絶対に使用できないと感じている。
鉄骨にかわる大型の建築物への利用は、集成材でもいいと思う。
CO2の固定や製造時のCO2排出を考えるとはるかに、集成材のほうが鉄にくらべて優位であることを、林野庁の課長補佐である河野氏は講演のなか