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自然素材建築 大江忍 のブログ
Blog
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2008/05/12のBlog
懸魚(げぎょ)
これは、破風の一番上の拝みの部分につけるので、拝懸魚といいます。
装飾的彫刻です
中心に飾るのが六葉です
真ん中の心棒が貫通してくさびでとめてあります
金属のものもありますが、ここでは、木彫刻です
降懸魚(くだりげぎょ)
桁隠しの部分にとりつけます
とりつけてるのは、藤井棟梁です
大分へ来て26日経ちました
あと少しです
脇障子を組み立て中の足立さん
丁寧に何度も材料をあてて、かんなで調整しながら組み立ててます
床板をはめている矢島さん
すきまのないように取り付けます
何度も当ててカンナですり合わせをします
最後に床下に潜って、浮き沈みのメカス調整をくさびでします
昨日床張りは、完了しました
赤ちゃんと奥さんから離れて遠征ごくろうさまです
2008/05/08のBlog
[ 14:10 ] [ 伝統工法 ]
鬼板
屋根の妻につく鬼板です
これに銅板を巻きます
今日、寸法とりに、博多から小山社寺工業所さんの屋根職人さんがみえます
西側から現在の状態です
階段と浜縁の床ができました

節の無い木ばかりですと、神々しい感じです

今夜の大分発で、応援していただいていた成田さんと花木さんが
フェリーで愛知に帰ってきます

お疲れ様でした
私は入れ替わりで、週末から大分へ伺います
2008/05/06のBlog
[ 10:47 ] [ 伝統工法 ]
鬼の部分の下地を取り付けます
この下地に銅が葺かれます
西の妻から見たところです
下の白い紙は、汚れ防止の養生紙です
正面の階段を取り付けてます
2008/05/03のBlog
5/2 の進捗状況の全体です
屋根の形もできあがり
野地板を張れば、屋根は銅板葺きへと職種の交替です
浜縁 縁板張り
あらかじめ加工してきた板を現場で合わせて張ります
釘は使わずに板の下から伝統的な金物(メカス)で引っ掛けて留めます

メカスは、愛媛県の白鷹さんに特注で制作してもらいました
白鷹さんは、薬師寺や各地の文化財の和釘を打っている職人さんです

縁板
縁板張り
2008/05/02のBlog
[ 09:10 ] [ 伝統工法 ]
浜縁
床組部分となります
向拝の下です
束を立てて、その間にけ込み部分の板を落とし込みます
隅木の大引きが斜めに向拝柱よりのびます
土間部分はタタキ仕上げです
隅扠首
内陣の丸柱に刺さり、縁束で受けているななめの材が隅扠首です
この上に縁板を敷いて高欄がまわります



2008/05/01のBlog
[ 08:58 ] [ 伝統工法 ]
骨板
屋根の袖部分を丸くするための下地です
背骨のように丸い板が並びます
破風板
破風板の上に茅負、裏甲が取り付けられ
屋根に葺く銅板の下地が組まれます
2008/04/30のBlog
[ 09:44 ] [ 伝統工法 ]
向拝部分の階段
段板は、板ではなく角材の形で使います
構造的にも強いです
釘は使わずに組むだけです

仕上がると階段の下は、ふさいでしまい、入ることはできません

亀腹
仕上げた亀腹の型を取って、それに合わせてRの加工をしてひかりつけます
2008/04/28のBlog
屋根下の木組です

化粧たる木が納まりました
茅負の上に
裏甲(手前に不ぞろいになっている板)
を取り付け中です

隅ハネ木は、母屋の下に斜めに入っている部分です
隅の部分の垂れ防止のために入れます
破風板がとりつきました
この破風板は、一枚板です
曲がっているので、3尺の幅の板から取ってます

垂木のピッチは、細かく入ってます
内陣の扉が取り付けられました

鈴木建具さんが、緊張して組んだ一品です
柱を立てながら、同時に建てこみます
2008/04/26のBlog
[ 08:47 ] [ 伝統工法 ]
この建物は、流れ造と呼ばれ、屋根が正面に向かって、向拝部分に流れてきており、妻が側面になります。

この写真は、向拝部分が手前です

下から、向拝部分の虹梁(こうりょう)
その上に変える蟇股(かえるまた)、斗(ます)
丸桁です

奥の部分は、内陣部分となります

毛布の掛かっている部分は、海老虹梁(えびこうりょう)
2008/04/25のBlog
木鼻(きばな)

伝統的な彫刻が施されてます
蛙股と斗(かえるまた、ます)
蛙股と妻板の納まり
木鼻と斗栱(ときょう)


斗(ます)・・・・四角いマスのような形をしたもの
栱(ひじき)・・・・(肘木、肱木)とも書く。斗や桁等を載せる断面長方形の角材。

斗栱とは、この両者が交互にくみあわされたもの。

下から、木鼻、その上に大斗(だいと)、枠肘木、外側に巻斗、中心に方斗、
その上に、軒桁を受ける実肘木(さねひじき)
2008/04/21のBlog
[ 11:03 ] [ 伝統工法 ]
高台に建てているせいもありますが、強風が吹くなかでの、組み上げとなっております。今日の現場からの連絡によると風もおさまったようです。
今回の遠征での仕事は、藤井棟梁、成田棟梁、足立さん、矢島さん、花木さんの5名の大工さんで建築中です。

(写真1)は、西妻部分の蛙股(かえるまた)を納めているところです

右奥に見えるのが、日本猿の群れで有名な高崎山です
真ん中が、藤井棟梁、左側が成田棟梁、右側が花木さんです

妻梁を納めています

藤井棟梁と成田棟梁は兄弟弟子です

ベルトでしめて、建てお越しの調整中です
組物が多いので微妙な調整が必要です
これから、屋根部分の仕事へと移っていきます

私は、この時点で、名古屋へ戻ってきましたので、
今度報告できるのは、来月の中旬ころになります

大工さんたちは、このまま銅板葺きの板金屋さんの仕事ができるところまで組み立てて、ひとまず帰ってくる予定です。
2008/04/19のBlog
[ 07:11 ] [ 伝統工法 ]
一昨日、現場に大工さん5人と到着しました
雨がふっていたので、仮屋根をかける作業をして
昨日、柱建てがはじまりました
内陣部分の壁と向背の柱が建ちました
2008/04/15のBlog
[ 08:40 ] [ 住宅現場紹介 ]
味鋺の家

基礎工事に着工です
基礎工事の前に庭になる部分に植栽用の客土をします
基礎ができてからでは、運搬が困難になるために、先行して工事をします
元の地盤の土を捨てて、新しい土と入れ替えます
丁張り
建物の位置と高さを木の貫板に記しておく工事です
根切り
あらかじめ柱状地盤改良した杭頭の部分まで掘り下げます
根切りとは、土を掘って基礎のベース底を出す工事です

GW明けには上棟の予定です

2008/04/14のBlog
[ 16:15 ] [ 住宅現場紹介 ]
古出来の家
ガーデニングは、加藤さんの担当です、旦那さんの鉄人羽生くんもお手伝いです。
もともとあった、石も利用してます
草花を中心に庭が造られます
まだ、作業途中です

完成しましたら、またアップします
エステックウッド
木塀は、腐りにく安全な加工がしてある材料で無塗装で作りました
車庫の床は枕木と砕石です
この枕木もエステックウッドです

レンガで足洗い場をつくりました
2008/04/13のBlog
先日、京都で製作をお願いしていた錺金物(かざりかなもの)が金箔を張られて完成してきました。
藤井棟梁が持っているのは、破風尻につける金物です
完成した舟錠です
銅製で金メッキ仕上げです
豊田市の鈴木建具さんが担当してくれた扉です
一枚板でできており、軸の部分も一枚板から削りだしてます
失敗が許されない緊張感で、大変だったと話してくれました

原寸図の上に載せて、寸法の確認をしてます
扉の錺金物を当てて完成状態の確認をしてます
金物は、建てこみが終わってから取り付けます

これでほぼ準備完了です

いよいよ明日から現場への積み込みの準備です
2008/04/12のBlog
[ 13:52 ] [ 伝統工法 ]
彫刻師 駒田さん
彫刻師の駒田さんは、190センチの大柄な優しい眼差しの男性です。
どっしりと座布団に座って繊細な彫刻を丁寧にしていただいてます
非常に根気のいる仕事です
彫る材料や形によって、様々な彫刻刀やカンナを使います
ほとんど手作りで作られた道具です
座っている傍らには、常に刃物を研ぐ砥石がおいてあります

彫る丸みや深さによって、カンナの歯を削り、台の木も削り
その丸みに合わせて道具を製作します
その場所を彫るためだけに一度しか使えない道具もあります
こんなに小さなカンナをつくります
今回の蛙股の隅をさらえるために作られたカンナです
ひとつの箇所を掘るのに何度も道具をかえます
この場所だけで、ほんの少しの間に3~4本の道具がかわりました
仕上がった天秤です
いよいよ来週組み立てられます
2008/04/11のBlog
[ 08:58 ] [ 住宅現場紹介 ]
ベテランの鈴木大工さん2名が担当してます
同じ苗字の鈴木さんペアです

現在、1階と2階の床組中です
土壁も乾いてきました

(写真ー杉の踏み天井の板 厚40 を切ってます)
無垢の板は、隙間が開かないように、片手で締め込みながら、釘を打っていきます
この板は、下から見ると天井板になります
梁に直接打ちつけますので水平方向の剛性を高める役目をします
普通の家は火打ちをいれますが、こうやって板を張ることで
より強度が増します
1階の床も、40mmの板を下地に張り込みます
この上にフォレストボード40mmの断熱材を床板との間にはさみこみます
1階の床板40の上にヒノキの40*90の芯付のネタを取り付けます
この間に断熱がはいり、床板のヒノキが張られます

これだけ、床の仕上げを厚くすると
構造的にも堅牢で断熱効果も高く快適になります

自然素材でも断熱はできます
高気密ではありませんが
高調湿でありますから、湿気をうまくコントロールしてくれます

2008/04/09のBlog
[ 17:38 ] [ 住宅現場紹介 ]
4/5 味鋺の家の刻みが始まり、お施主さんと見学に大工さんの加工場へ見学に行きました。
棟梁は、宮古島へも遠征してくれた柳瀬大工さんです。
柳瀬さんは、若手大工ですが、20年以上のベテランです。

昨今では、なかなか後継者のいない中、親父さんの仕事を継いでいる
数少ない大工さんのひとりです

大工さんの描いた絵図をみています
最近では、プレカットが進み、大工さんといっても
組み立てるだけで、構造材を刻むことが少なくなってきて
造作しかできない人たちも多くなってきてます

構造材から、木の癖を見て加工できる職人さんが、絶滅しないように
こういう家の造り方を継承していきたいものです