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2008/11/19のBlog
[ 10:07 ]
2008/11/14のBlog
[ 08:39 ]
懸賞論文でゆがんだ歴史認識を披露し、今なお自説の正しさを声高に主張する田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長。田母神氏はその直前の4月、自衛隊のイラク派遣を一部違憲とした名古屋高裁判決に「そんなの関係ねえ」と言い放った人でしたね。
こういう人物が自衛隊制服組のトップにいたということは恐ろしい。政治家がしっかりしないといけない。世界大戦の敗北から自衛隊が誕生した歴史を良く学んでいただきたい。
作家城山三郎氏は「自衛隊は人を助ける組織。人殺しの組織ではない。」と自衛隊にエールを送っていました。人命救助や災害復旧時の頼もしい活躍こそ、国民が自衛隊に払っている敬意なのです。
石破茂元防衛相や中谷元・元防衛相などが「まともに」見えるぐらいですので、田母神氏の「異常さ」が際立っています。
またいわゆる従来の「護憲派」と言われた人たちも考えかたを改めていただきたい。ただただ「憲法9条」を盾にして、「自衛隊は憲法違反だ!」とヒステリックに叫んでいるのはいかがなものか。
「軽軍備」で戦後日本は経済発展しました。それは米軍の駐留を恒久的に認める日米安保条約の存在があり、沖縄の巨大な米軍基地の存在を抜きに戦後日本は考えられません。そのなかでの自衛隊の存在です。
田母神氏の発言は日米安保体制を揺るがす発言でもあります。米軍当局が彼の発言を許すとは思えませんし。不十分とは言え「戦後処理」をしてきた日本の戦後史の全否定になるからです。
「自虐史観」の反対は「自慢史観」でしょうか。
懸賞論文に応募した自衛官全員に「戦後日本の歴史」の再教育。日本国憲法と自衛隊の意義の再教育が必要。それは政治の力できちんとやるべきでしょう。
こういう人物が自衛隊制服組のトップにいたということは恐ろしい。政治家がしっかりしないといけない。世界大戦の敗北から自衛隊が誕生した歴史を良く学んでいただきたい。
作家城山三郎氏は「自衛隊は人を助ける組織。人殺しの組織ではない。」と自衛隊にエールを送っていました。人命救助や災害復旧時の頼もしい活躍こそ、国民が自衛隊に払っている敬意なのです。
石破茂元防衛相や中谷元・元防衛相などが「まともに」見えるぐらいですので、田母神氏の「異常さ」が際立っています。
またいわゆる従来の「護憲派」と言われた人たちも考えかたを改めていただきたい。ただただ「憲法9条」を盾にして、「自衛隊は憲法違反だ!」とヒステリックに叫んでいるのはいかがなものか。
「軽軍備」で戦後日本は経済発展しました。それは米軍の駐留を恒久的に認める日米安保条約の存在があり、沖縄の巨大な米軍基地の存在を抜きに戦後日本は考えられません。そのなかでの自衛隊の存在です。
田母神氏の発言は日米安保体制を揺るがす発言でもあります。米軍当局が彼の発言を許すとは思えませんし。不十分とは言え「戦後処理」をしてきた日本の戦後史の全否定になるからです。
「自虐史観」の反対は「自慢史観」でしょうか。
懸賞論文に応募した自衛官全員に「戦後日本の歴史」の再教育。日本国憲法と自衛隊の意義の再教育が必要。それは政治の力できちんとやるべきでしょう。
2008/11/03のBlog
[ 08:27 ]
今日は文化の日。日本国憲法が1946年に公布された日です。国民生活を無視し、格差社会を推進しながら、憲法を改正したいだけの首相の安部晋三氏は幸いにも昨年退陣しました。しかし改憲勢力が滅びたわけではありません。
「改革」を標榜する政治家達も「憲法改正が必要だ」と主張しています。
交付された60年を経過しても古びていないし、むしろ憲法の理念が生かされた日本社会になっていません。小泉内閣の政策は明確な憲法違反として責任を追及しないといけないと思いますね。
これだけ軍事力で平和が構築できないことが明白になったので、ますます日本の存在価値が上がると思います。それを小泉内閣ー安部内閣ー福田内閣は対米従属一辺倒政策でないがしろにしました。全くもったいないことです。
肝心のアメリカのネオコン勢力や金融資本が壊滅するようですので、この際2度と復活しないように責任を追及しないといけないでしょう。
日本国憲法は時代を超える理念です。大事にしないといけないと思います。
「改革」を標榜する政治家達も「憲法改正が必要だ」と主張しています。
交付された60年を経過しても古びていないし、むしろ憲法の理念が生かされた日本社会になっていません。小泉内閣の政策は明確な憲法違反として責任を追及しないといけないと思いますね。
これだけ軍事力で平和が構築できないことが明白になったので、ますます日本の存在価値が上がると思います。それを小泉内閣ー安部内閣ー福田内閣は対米従属一辺倒政策でないがしろにしました。全くもったいないことです。
肝心のアメリカのネオコン勢力や金融資本が壊滅するようですので、この際2度と復活しないように責任を追及しないといけないでしょう。
日本国憲法は時代を超える理念です。大事にしないといけないと思います。
2008/10/23のBlog
[ 18:23 ]
いろんな政党のWEBを「見学」しました。そのなかで1番政策が「まともな」政党は意外や意外。社民党ではないかと思います。
社民党WEB
何故かといいますと「エネルギー政策」の転換を言っています。
脱原発” エネルギー政策の大転換を
海洋上の太陽光、風力発電システムはユニークで現実味があると思います。日本のエネルギー政策は2050年には原子力発電とそれをバックアップする火力発電をそれぞれ47%ずつにしようということを国策に掲げているのでおかしいと思いますね。
参考ブログ記事「やはりおかしい日本のエネルギー政策
それほどエネルギー資源を海外に依存してどうするというのでしょうか?国の安全は保てるのでしょうか?大地震への備えは大丈夫でしょうか?その点社民党の政策はええのではないでしょうか?
また有機農業で、「石油漬け農業から脱却を」ということも主張している。これなども環境問題と食の「安全・安心」と言った観点から必要な大事な政策です。
有機栽培農業は、井上いごっそう農園ブログを見るだけでも、大変な労力でされています。
ただ社民党の残念なのは「<strong>市民との連携をまじめに真剣に考えない人たちが未だに多いようです。」</strong>結局労働組合の枠から出ることができない関係者が多いのです。
「市民活動に冷たい社民党」の印象はぬぐえません。ホームぺージをみると素晴らしいとは思いますが、知りうる限りの社民党の地方組織は労組依存型で全然駄目ですね。とても残念です。
社民党WEB
何故かといいますと「エネルギー政策」の転換を言っています。
脱原発” エネルギー政策の大転換を
海洋上の太陽光、風力発電システムはユニークで現実味があると思います。日本のエネルギー政策は2050年には原子力発電とそれをバックアップする火力発電をそれぞれ47%ずつにしようということを国策に掲げているのでおかしいと思いますね。
参考ブログ記事「やはりおかしい日本のエネルギー政策
それほどエネルギー資源を海外に依存してどうするというのでしょうか?国の安全は保てるのでしょうか?大地震への備えは大丈夫でしょうか?その点社民党の政策はええのではないでしょうか?
また有機農業で、「石油漬け農業から脱却を」ということも主張している。これなども環境問題と食の「安全・安心」と言った観点から必要な大事な政策です。
有機栽培農業は、井上いごっそう農園ブログを見るだけでも、大変な労力でされています。
ただ社民党の残念なのは「<strong>市民との連携をまじめに真剣に考えない人たちが未だに多いようです。」</strong>結局労働組合の枠から出ることができない関係者が多いのです。
「市民活動に冷たい社民党」の印象はぬぐえません。ホームぺージをみると素晴らしいとは思いますが、知りうる限りの社民党の地方組織は労組依存型で全然駄目ですね。とても残念です。
2008/10/08のBlog
[ 10:39 ]
10月7日(火曜)は高知青年会議所主催の討論会「未来を語る 公開討論会」(かるぽーと 午後7時より)を見学に行きました。
激戦の高知1区の4人の立候補者予定者(橋本大二郎氏(無所属)、福井照氏(自民・現)、田村くみこ氏(民主(、春名なおあき氏(共産)がエントリーしているガチンコ選挙区であり、誰が当選してもおかしくないのですし。
9月7日の高知青年会議所主催の「まちづくりファーラム」では私も関わりがありましたし。担当委員会の森本道義委員長と中村彰宏理事長が司会・進行されると聞いたので見学にいくことにしました。
あいにくの雨でしたので自宅からは雨靴を履いて、。堀川のボートウォークを歩いてかるポートをめざしました。関心が高いようで会場は埋まっていましたね。結構なことです。
公益青年団体である青年会議所が地域代表を目指す人たちを皆呼んで意見交換会をすることはまことに良いことです。多少おたおたしようが、そのことを企画しただけでよいのですから。
ただうかつにも青年会議所側に「会場内での撮影許可」を頂いていませんでした。日曜日に自主防災会の神戸長田区鷹取町内会との交流事業や、昨日は高知シティFM「いますぐ実行まちづくり」の収録があったりしまして、手抜かりがありました。ブログ記者としては失格です。
さて討論会ですが、あらかじめ青年会議所側から質問を4人に送付してありました。以下の7つの質問から5つ程度当日質問するということでした。その質問内容です。
1)最も優先する政策は何ですか(景気対策か、財政再建か、構造改革か等)
2)消費税の増税についてどうお考えですか →財源問題についても言及
3)年金制度についてどうお考えですか
4)エネルギーや食糧を外国に頼っている現状を、将来的にどうすべきと考えているか
5)これからの高知が進むべき道について(地域間格差、地方分権と道州制にも触れながら)
6)中央集権、官僚政治について、改革ならば具体案について
7)それぞれ閣僚になるとすれば何大臣に就任したいか、何故か?
まずそれぞれの自己紹介と言いたい事の5分間スピーチがありました。
田村くみこさん。「わたしは介護の仕事をしていました。今の介護保険制度はおかしい。介護で働く人も、介護を受ける人も幸福ではありません。また高知県では2人に1人しか仕事がありません。格差をなくすためには政権交代をして政治を変えないといけません。
橋本大二郎さん。「国民は溜め込み型の生活防衛をしています。少々政府が公共事業や減税をしてばら撒いても昔のように景気は良くなりません。お金を国民が安心して使えるしくみをつくらないといけない。それには国と地方のあり方を変えることです。国は世界経済に対応する施策を行い地方に口を出さない。それには国に仕組みを変えないといけません。」
春名なおあきさん。「大学生2人と高校生1人の親で大変です。子育てだけでなく若者に職がありません。あっても派遣、臨時、パートの低賃金。私は国の政治のゆがみを直します。政権を投げ出す政党に国民生活は任せられないからです。」
福井照さん。「小泉ー竹中路線で地方は虐待されてきました。麻生総理は3年で景気を回復させると言っています。公共事業で地方に投資します。お金が地方で回ります。国と県と市のパイプ役で働きます。これからは環境と水と文化の時代です。日本は高知はこれからチャンスなのです。」
質問についての解答などは、新聞・テレビのマスコミを参考にしてください。質問で面白いなと思ったのは、最後の質問。7)ですね。「もし当選し、閣僚をやるとすればどういう大臣になりたいですか?」です。これはそれぞれ個性が出ました。
田村くみこさん。「わたしはまだ議員になってもいないし、経験もありません。介護の仕事をしてきました。厚生労働省の仕事と国民をつなげるセクションの仕事をします。大臣にはこだわりはありません。」
橋本大二郎さん。「国の形を変える。国と地方のありかたを変えないと私の構想は実現しません。やる以上は日本のトップリーダーである総理大臣です。中央主権から地方主権の国づくりをいたします。
春名なおあきさん。「後期高齢者医療制度や年金問題。雇用問題などに関心があります。わたしは厚生労働大臣になります。枡添さんには引退していただきます。」
福井照さん。「失言しない国土交通大臣といいたいですが、外務大臣を希望します。日本は戦後国境問題を全然解決していません。中国とロシアもかつて戦争した国境線を長い交渉の末に確定しました。日本の外交を充実させたい。」
参加者は約900人でした。雨の中大盛況でした。高知のマスコミ各社は全社来ていました。あるマスコミの人と隣になり聞いていました。「よい企画。JCは頑張っている」と褒めていました。
今日は司会を俺たちの高知創造委員会の森本道義委員長がおこない、進行役を中村彰宏理事長がされていました。懸命に話していた姿勢に好感を持ちました。学者やマスコミ人に司会・進行を頼まないでよかったです。
ただ1つ注文があります。マスコミだけでなくこの種のフォーラムは写真撮影もビデオも録音もすべて解禁にしていただきたいです。ブログで皆が紹介しあうことも大事ですので。
激戦の高知1区の4人の立候補者予定者(橋本大二郎氏(無所属)、福井照氏(自民・現)、田村くみこ氏(民主(、春名なおあき氏(共産)がエントリーしているガチンコ選挙区であり、誰が当選してもおかしくないのですし。
9月7日の高知青年会議所主催の「まちづくりファーラム」では私も関わりがありましたし。担当委員会の森本道義委員長と中村彰宏理事長が司会・進行されると聞いたので見学にいくことにしました。
あいにくの雨でしたので自宅からは雨靴を履いて、。堀川のボートウォークを歩いてかるポートをめざしました。関心が高いようで会場は埋まっていましたね。結構なことです。
公益青年団体である青年会議所が地域代表を目指す人たちを皆呼んで意見交換会をすることはまことに良いことです。多少おたおたしようが、そのことを企画しただけでよいのですから。
ただうかつにも青年会議所側に「会場内での撮影許可」を頂いていませんでした。日曜日に自主防災会の神戸長田区鷹取町内会との交流事業や、昨日は高知シティFM「いますぐ実行まちづくり」の収録があったりしまして、手抜かりがありました。ブログ記者としては失格です。
さて討論会ですが、あらかじめ青年会議所側から質問を4人に送付してありました。以下の7つの質問から5つ程度当日質問するということでした。その質問内容です。
1)最も優先する政策は何ですか(景気対策か、財政再建か、構造改革か等)
2)消費税の増税についてどうお考えですか →財源問題についても言及
3)年金制度についてどうお考えですか
4)エネルギーや食糧を外国に頼っている現状を、将来的にどうすべきと考えているか
5)これからの高知が進むべき道について(地域間格差、地方分権と道州制にも触れながら)
6)中央集権、官僚政治について、改革ならば具体案について
7)それぞれ閣僚になるとすれば何大臣に就任したいか、何故か?
まずそれぞれの自己紹介と言いたい事の5分間スピーチがありました。
田村くみこさん。「わたしは介護の仕事をしていました。今の介護保険制度はおかしい。介護で働く人も、介護を受ける人も幸福ではありません。また高知県では2人に1人しか仕事がありません。格差をなくすためには政権交代をして政治を変えないといけません。
橋本大二郎さん。「国民は溜め込み型の生活防衛をしています。少々政府が公共事業や減税をしてばら撒いても昔のように景気は良くなりません。お金を国民が安心して使えるしくみをつくらないといけない。それには国と地方のあり方を変えることです。国は世界経済に対応する施策を行い地方に口を出さない。それには国に仕組みを変えないといけません。」
春名なおあきさん。「大学生2人と高校生1人の親で大変です。子育てだけでなく若者に職がありません。あっても派遣、臨時、パートの低賃金。私は国の政治のゆがみを直します。政権を投げ出す政党に国民生活は任せられないからです。」
福井照さん。「小泉ー竹中路線で地方は虐待されてきました。麻生総理は3年で景気を回復させると言っています。公共事業で地方に投資します。お金が地方で回ります。国と県と市のパイプ役で働きます。これからは環境と水と文化の時代です。日本は高知はこれからチャンスなのです。」
質問についての解答などは、新聞・テレビのマスコミを参考にしてください。質問で面白いなと思ったのは、最後の質問。7)ですね。「もし当選し、閣僚をやるとすればどういう大臣になりたいですか?」です。これはそれぞれ個性が出ました。
田村くみこさん。「わたしはまだ議員になってもいないし、経験もありません。介護の仕事をしてきました。厚生労働省の仕事と国民をつなげるセクションの仕事をします。大臣にはこだわりはありません。」
橋本大二郎さん。「国の形を変える。国と地方のありかたを変えないと私の構想は実現しません。やる以上は日本のトップリーダーである総理大臣です。中央主権から地方主権の国づくりをいたします。
春名なおあきさん。「後期高齢者医療制度や年金問題。雇用問題などに関心があります。わたしは厚生労働大臣になります。枡添さんには引退していただきます。」
福井照さん。「失言しない国土交通大臣といいたいですが、外務大臣を希望します。日本は戦後国境問題を全然解決していません。中国とロシアもかつて戦争した国境線を長い交渉の末に確定しました。日本の外交を充実させたい。」
参加者は約900人でした。雨の中大盛況でした。高知のマスコミ各社は全社来ていました。あるマスコミの人と隣になり聞いていました。「よい企画。JCは頑張っている」と褒めていました。
今日は司会を俺たちの高知創造委員会の森本道義委員長がおこない、進行役を中村彰宏理事長がされていました。懸命に話していた姿勢に好感を持ちました。学者やマスコミ人に司会・進行を頼まないでよかったです。
ただ1つ注文があります。マスコミだけでなくこの種のフォーラムは写真撮影もビデオも録音もすべて解禁にしていただきたいです。ブログで皆が紹介しあうことも大事ですので。
2008/09/29のBlog
[ 12:42 ]
今年の高知青年会議所はなかなか頑張っていますね。9月7日の「俺達の高知創造委員会」のまちづくりシンポジウムに続いて、今回は激戦の高知1区衆議院選挙立候補者の有力4人が勢ぞろい。討論会をやるとか。
来年1月開催するように聞いていましたが、選挙の関係で前倒しになったようですね。
2時間程度の討論会ですので、なかなか運営が難しいとは思いますが、まず開催したことを賞賛したいと思います。公益青年団体であればこそできる事ですので。
中山前国土大臣の「放言」もあり、「解散・総選挙」が早まる(10月3日解散説)も出てきました。
注目すべき事態に。ここは市民の皆様はかるぽーとに駆けつけ4人の候補者を観察いたしましょう。
<strong>「未来の高知を語る」公開討論会</strong>
<strong>(とき)</strong> 10月7日(火曜) 午後6時開場 午後7時開会
<strong>(場所) </strong> 高知市文化プラザ かるぽーと大ホール
(入場料) 無料
(主催) 高知青年会議所 電話088-875-7109
来年1月開催するように聞いていましたが、選挙の関係で前倒しになったようですね。
2時間程度の討論会ですので、なかなか運営が難しいとは思いますが、まず開催したことを賞賛したいと思います。公益青年団体であればこそできる事ですので。
中山前国土大臣の「放言」もあり、「解散・総選挙」が早まる(10月3日解散説)も出てきました。
注目すべき事態に。ここは市民の皆様はかるぽーとに駆けつけ4人の候補者を観察いたしましょう。
<strong>「未来の高知を語る」公開討論会</strong>
<strong>(とき)</strong> 10月7日(火曜) 午後6時開場 午後7時開会
<strong>(場所) </strong> 高知市文化プラザ かるぽーと大ホール
(入場料) 無料
(主催) 高知青年会議所 電話088-875-7109
2008/09/28のBlog
[ 15:53 ]
地球時代のリーダーとは
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月2日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
今回のテーマは「地球時代のリーダーとは」でお話をお聞きします。
橋本さんは「産業政策でも中央集権型で各省庁が、縦割りの事業を全国に一律に進めていたのでは高知県のように地理的に不利な条件を抱えた県は、いつまでも相対的な不利を解決できません。」と言われています。
産業政策の分野でも中央主導の産業振興を転換させるということなのでしょうか?
<img alt="H3_r" border="0" title="H3_r" height="150" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/h3_r.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 そりゃそうですね。産業政策でも補助金政策で、産業政策を進めようとすれば、中央の関係の省庁がつくった補助金を全国に配分する。そうすればそれぞれの県に全然違うような形でということにはなりません。
やはり一律的な補助金を配分していく。ということになります。特に高知県のように産業面で遅れた県にとってみれば、税金やなんかをドラスチックに変えていく、その仕組みを変えていくということができれば、それはそれで「誘導策」として企業を呼び込むとか育てるとかということができます。
そういうことができなくて、一律的な補助金を受けるということであれば、後進性、後発性というものを乗り越えるということは出来なくなってしまう。ということになります。
ですからこういうような中央集権のなかでの産業振興というのは、今の時代に殆ど意味をなさないのではないか。国はもっと技術開発だとか、違うことにお金をつぎ込んでいくべきです。
西村 食料生産について。日本はカロリーベースで食料自給率が50%ありません。
橋本 40%を割っていると思います。
<img alt="Baraken4" border="0" title="Baraken4" height="278" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/baraken4.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
西村 遠い外国から食料を輸入しています。そのことが物凄くCO2を排出していることにもなります。
農業政策で自給率を上げて、国際公約にもなることは可能なのでしょうか?
7月30日には世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)が決裂しました。解決策はあると思いますか?
橋本 いくつかの問題が絡んでいます。というか複雑に入っていますね。
そうした問題とまとめて言われましても答えようがありません。
私は農業ということはこれからの国の基本に据えて取り組んでいかないといけない。と大二郎の旗で言っています。
そのためにもこれも同じ話の繰り返しになりますが、農林水産省が補助金という形で全国に配分していく。また公共事業中心の農業政策を進めていく。そういうようなやり方は辞めるべきだと思います。
一方で食糧危機だ。お米をもっと増産をしないといけない。自給率も上げないといけないと言いながら、減反政策を進めるなんて、全くナンセンスなことを平気でしています。それを自民党の農水族と一緒になってやるなんていうことは、言語道断だとわたしは思います。
こういうような農業政策は基本的に改めなければいけない。ということを思います。そのための手法はいろいろありますけれども、短い時間でなかなかお話をしにくいのですが、企業の参入もあります。そのことにいろんな問題点を指摘される方もおられます。わからないのではありません。
どこか一箇所だけに企業の参入をしてやろうとしても、農業は天候に左右され、収益性の見通しのつかないので、なかなか企業経営という考え方と、合わない。
それぞれの地域で農業者、お百姓さんを給料でお雇いをする。しかもそれぞれの地域で年によって、出来高のいいもの悪いものがあります。
全国で考えればリスク分散になってポートフォリオと言いますけれども、それによって収益をあげることができる。というような。年間100億円ぐらいの収益をあげる企業が出てきています。
こういうようなやりかたの農業というものをもう少し真剣にわたしは考えていくべきだ。と思います。そういうものが次々と企業体として出てきたときに、今日本には1500兆円の個人資産があります。それを投資する場がない。お金が死んでしまっています。お金がまわらない状況になっています。
申し上げた新しい形の農業をきちんとした産業にして育て、それをみんながもっている個人資産の投資先としてつかっていく。農業だけでありませんけれども、教育であるとか、エコ・エネルギーの新しい事業だとか、言うものをいくつか立ち上げていってそこに個人資産を投資をしていくと言う形で日本人の持っている資産をもっと日本の国内でまわしていく。
このことが私は日本全体、地域も含めた経済の活性化に間違いなくつながっていけるのではないのかなと思います。そのビジネスモデルをもう少し細かく書き上げて、お示しをしていきたいと思っています。
西村 エネルギー政策についてお聞きします。ドイツなどでは国策で太陽光や風力発電など自然エネルギーの活用を提唱し実行しています。石炭や原子力の利用を極力抑えようとしています。
そのあたり日本のエネルギー政策はどうあるべきですようか?
また橋本さんは原子力発電についてはどう考えられていますか?
<img alt="Ikata" border="0" title="Ikata" height="170" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/ikata.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
橋本 まず原子力発電については、今の発電の30%を担っています。そのことを無視してはいけないと思います。
わが県の東洋町でも高レベル放射性廃棄物最終処分場の問題がありました。これは私は高レベル放射性廃棄物を日本の国内で処理することにまっこうから反対していることではなく、ああいうやりかたでは絶対にどの地域にもできない。やはり地域の住民の理解を得られる手法を考えないといけない。という趣旨でわたしは反対の立場を貫きました。
原子力発電というものも冒頭からバランスということを言っていますが、いくつかのエネルギーのリスク分散のなかで、バランスとしては日本では当然考えなければいけない。1つの手法だと思います。
太陽光だとか風力とかエネルギーの政策に関しては、わたしは国として1つの方向を出していくことは大切です。これも地域自立型の国家構造ができていけば、高知県はエコ・エネルギーでいきましょうと。もっと明確に打ち出していけます。
国から補助金をもらって太陽光や風力なんかをやっていくのではなく、高知県の政策として、四国州の政策としてそういうものを打ち出していく。まさに高知県なんかはそういうことにふさわしい。県であると思います。
自然エネルギーなどを「県づくり」。地域自立型の国家構造になっていけば、明確に打ち出して県の特長にしていく。そういうことを、そういう国づくり、県づくりにつなげていきたい。とわたしは思います。
西村 原子力発電に関しては、橋本さんは否定的ではないのでしょうか?
橋本 否定的ではありません。
西村 使えるものは使おうと言うことですか?
橋本 使うべきだと思います。
西村 しかし原子力は廃棄物の問題とかあります。また日本は世界の地震大国でもあります。狭い日本の国土ですが、全世界の地震の10%は日本で起こっています。震度5以上であれば25%が日本で起きています。
橋本 それだったらそれで原子力発電を全部やめてどうするんでしょうか?
西村 すぐにはできないとは思いますが・・
橋本 すぐにはできないということでは、いけないわけですね。エネルギーというものは。1年止まったらそれは心臓にペースメーカーをつけたりしている人達が生きていけないとか。寒い中で生きていけない。そんな問題が出てきます。
ですから現実のなかでのバランスでウエイトを上げるか下げるかを今後考えていかなければならないといけません。全否定してすむ問題ではないとわたしは思います。
西村 原子力発電は全否定はしないと言うことですか?
橋本 そうです。冒頭からそう申し上げています。
西村 青少年育成についてお聞きします。
最近、無関係の人を殺害する通り魔事件が多発しています。
橋本さんは知事時代に成人式で騒がしい新成人を一喝したことがありました。
青少年育成のためのアイデアなどありますか?
橋本 青少年育成のためのアイデアということですが、私は小学校の教育体系を抜本的に改めるべきだと思います。
よく「知・情、意」ということを言います。知性と感情と意志ということです。そのなかでも日本は知性よりも知識だけを重んじた教育をずっと続けて来ました。
小学校に入った段階からそういう教育をしています。それを根本からあらためて,感性、感情と意志ということを重要な1つの教育材料として教えて行く。スポーツだとか芸術だとか言うことを中心に私は小学校教育というものを組み立てていく。
知識やなんかのことを後から、中学へ入ってからでも間に合うと思います。そのためには東京大学を頂点にしている大学の受験体制、ピラミット体制と言うものを変えていく。受験のありかたも一緒に変えていく。そして小学校の段階から教育の仕組みを変えていくことが私は1番大切なことであると思います。
西村 地球環境を守るために「大二郎マニフェスト」はありますか?
あたためているアイデアや政策などがありましたら、おかまいない範囲でご披露下さい。
橋本 突然で全く違った話しになったもんで・・どういう意味ですか・
西村 さきほどの教育の話から飛んでしまいましたが、環境を守るために日本が果たす役割はあろうかと思います。日本の得意分野もいくつかあると思います。
地域でやれる部分。国全体でやらなければならない部分。さきほど原子力発電の話にもあったんですが、たちまち止めたら困るというお立場であるということが初めて知りました。
それ以外の方法。原子力以外の方法とか。あるいは共存型社会をつくる。。・
橋本 何と何をつくる?
西村 環境保全型ですね。そういう意味においてです。たとえば廃棄物を出さない。処理に困るようなものをつくらないとか。そういう意味においてです。循環型社会というのであれば、捨てる場所に困るようなものをこしらえない。すべきではないのかと私は個人的には思っています。それは原子力も含めてです。
生産物。製品。農業でもそうでしょう。それをしていく循環型社会に転換していく役割を果たすべきであると思います。そのあたりを橋本さんがお考えになっていること。
橋本 お考えになっているという意味が余にも具体性を欠くので・・。わからないんですが・・・
わたしは地球環境というのであれば高知県は80数パーセントが森林で全国1の森林の比率の高い県です。森林の整備の大切さを地球環境の1つとして訴えてきました。
森林環境税もそうですし、企業との協働の森の動きもそうです。このなかでCO2の吸収証書を出したり、削減証書を出したりと言うことをきちっとしたPCCのガイドラインの計算式でしてきました。
<img alt="Cut_5001" border="0" title="Cut_5001" height="242" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/cut_5001.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
わたしは日本全体の今後の排出量取引なんかで具体化をしてくる時の大きなテーマになってくる。またそのモデルとして活用していただけるだろう。と思います。
やはり日本というのは緑・森林というものを大切な資源とする国です。こういうことを高知県からせっかく発信したものを全国に広げ、全国的な運動の取り組みとして行くということをやっていかなければいけない。と思います。
世界ということでしたら公害の問題。水の問題。今申し上げた地球環境の問題などは日本はひじょうに多くのノウハウをもつ国です。これを世界貢献の1つの材料として使っていく。そういうことが日本の国家戦略として大切ですし、そういうプロジェクトをやはり日本はアジアの国ですから1つ中心にして、いくつかのプロジェクトを国として明確に立ち上げてそこに若い人、または私たちのような団塊の世代を含めていろんな人たちに参加をしてもらう。
それを若い人達が日本を誇りにし、日本という国をベースに世界貢献していくベースにする。ようなことも国の力を強めることになります。
西村 防災対策なども日本は進んでいると思います。そのノウハウを伝授するということにもなると思います。
橋本 突然防災対策になりましたが・・そういうことでいえば防災もそうです。それから食糧危機に関して農業技術もひじょうに進んでいる県ですし。
水不足の問題も世界中で起こっています。水供給の問題でも日本は技術が進んでいます。
様々な分野で世界に貢献できます。世界1の長寿国でもあります。保健医療の問題でもそうです。教育を受けられない子供達に教育のチャンスを与える。様々な分野で国際貢献のプロジェクトをつくっていける。
そこに若い人達が、どんどん参加をして日本という国、国力というものに強い意識を持ってもらう。そんな国にしてもらえばと思います。
西村 日本は衰えるばかりという印象をもっていましたらが・・
橋本 今のままならそうなります。
西村 国の形、ありかたを変えなければいけないということですね。
橋本 国の形を変えれば日本は間違いなく元気になります。それから1500兆円の眠っている個人資産をみんなが使っていける。投資をしていけるような形に変えていく。そういうことが出来れば、日本は底力は強いものがありますので、元気な国になるのか間違いないと思います。そういう国に是非していきたいと思います。
西村 今なら未だ間に合うのだと。
橋本 まだ間に合います。
(写真は収録後に隣のスタジオで収録していたミス高知の人たちと記念撮影)
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月2日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
今回のテーマは「地球時代のリーダーとは」でお話をお聞きします。
橋本さんは「産業政策でも中央集権型で各省庁が、縦割りの事業を全国に一律に進めていたのでは高知県のように地理的に不利な条件を抱えた県は、いつまでも相対的な不利を解決できません。」と言われています。
産業政策の分野でも中央主導の産業振興を転換させるということなのでしょうか?
<img alt="H3_r" border="0" title="H3_r" height="150" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/h3_r.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 そりゃそうですね。産業政策でも補助金政策で、産業政策を進めようとすれば、中央の関係の省庁がつくった補助金を全国に配分する。そうすればそれぞれの県に全然違うような形でということにはなりません。
やはり一律的な補助金を配分していく。ということになります。特に高知県のように産業面で遅れた県にとってみれば、税金やなんかをドラスチックに変えていく、その仕組みを変えていくということができれば、それはそれで「誘導策」として企業を呼び込むとか育てるとかということができます。
そういうことができなくて、一律的な補助金を受けるということであれば、後進性、後発性というものを乗り越えるということは出来なくなってしまう。ということになります。
ですからこういうような中央集権のなかでの産業振興というのは、今の時代に殆ど意味をなさないのではないか。国はもっと技術開発だとか、違うことにお金をつぎ込んでいくべきです。
西村 食料生産について。日本はカロリーベースで食料自給率が50%ありません。
橋本 40%を割っていると思います。
<img alt="Baraken4" border="0" title="Baraken4" height="278" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/baraken4.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
西村 遠い外国から食料を輸入しています。そのことが物凄くCO2を排出していることにもなります。
農業政策で自給率を上げて、国際公約にもなることは可能なのでしょうか?
7月30日には世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)が決裂しました。解決策はあると思いますか?
橋本 いくつかの問題が絡んでいます。というか複雑に入っていますね。
そうした問題とまとめて言われましても答えようがありません。
私は農業ということはこれからの国の基本に据えて取り組んでいかないといけない。と大二郎の旗で言っています。
そのためにもこれも同じ話の繰り返しになりますが、農林水産省が補助金という形で全国に配分していく。また公共事業中心の農業政策を進めていく。そういうようなやり方は辞めるべきだと思います。
一方で食糧危機だ。お米をもっと増産をしないといけない。自給率も上げないといけないと言いながら、減反政策を進めるなんて、全くナンセンスなことを平気でしています。それを自民党の農水族と一緒になってやるなんていうことは、言語道断だとわたしは思います。
こういうような農業政策は基本的に改めなければいけない。ということを思います。そのための手法はいろいろありますけれども、短い時間でなかなかお話をしにくいのですが、企業の参入もあります。そのことにいろんな問題点を指摘される方もおられます。わからないのではありません。
どこか一箇所だけに企業の参入をしてやろうとしても、農業は天候に左右され、収益性の見通しのつかないので、なかなか企業経営という考え方と、合わない。
それぞれの地域で農業者、お百姓さんを給料でお雇いをする。しかもそれぞれの地域で年によって、出来高のいいもの悪いものがあります。
全国で考えればリスク分散になってポートフォリオと言いますけれども、それによって収益をあげることができる。というような。年間100億円ぐらいの収益をあげる企業が出てきています。
こういうようなやりかたの農業というものをもう少し真剣にわたしは考えていくべきだ。と思います。そういうものが次々と企業体として出てきたときに、今日本には1500兆円の個人資産があります。それを投資する場がない。お金が死んでしまっています。お金がまわらない状況になっています。
申し上げた新しい形の農業をきちんとした産業にして育て、それをみんながもっている個人資産の投資先としてつかっていく。農業だけでありませんけれども、教育であるとか、エコ・エネルギーの新しい事業だとか、言うものをいくつか立ち上げていってそこに個人資産を投資をしていくと言う形で日本人の持っている資産をもっと日本の国内でまわしていく。
このことが私は日本全体、地域も含めた経済の活性化に間違いなくつながっていけるのではないのかなと思います。そのビジネスモデルをもう少し細かく書き上げて、お示しをしていきたいと思っています。
西村 エネルギー政策についてお聞きします。ドイツなどでは国策で太陽光や風力発電など自然エネルギーの活用を提唱し実行しています。石炭や原子力の利用を極力抑えようとしています。
そのあたり日本のエネルギー政策はどうあるべきですようか?
また橋本さんは原子力発電についてはどう考えられていますか?
<img alt="Ikata" border="0" title="Ikata" height="170" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/ikata.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
橋本 まず原子力発電については、今の発電の30%を担っています。そのことを無視してはいけないと思います。
わが県の東洋町でも高レベル放射性廃棄物最終処分場の問題がありました。これは私は高レベル放射性廃棄物を日本の国内で処理することにまっこうから反対していることではなく、ああいうやりかたでは絶対にどの地域にもできない。やはり地域の住民の理解を得られる手法を考えないといけない。という趣旨でわたしは反対の立場を貫きました。
原子力発電というものも冒頭からバランスということを言っていますが、いくつかのエネルギーのリスク分散のなかで、バランスとしては日本では当然考えなければいけない。1つの手法だと思います。
太陽光だとか風力とかエネルギーの政策に関しては、わたしは国として1つの方向を出していくことは大切です。これも地域自立型の国家構造ができていけば、高知県はエコ・エネルギーでいきましょうと。もっと明確に打ち出していけます。
国から補助金をもらって太陽光や風力なんかをやっていくのではなく、高知県の政策として、四国州の政策としてそういうものを打ち出していく。まさに高知県なんかはそういうことにふさわしい。県であると思います。
自然エネルギーなどを「県づくり」。地域自立型の国家構造になっていけば、明確に打ち出して県の特長にしていく。そういうことを、そういう国づくり、県づくりにつなげていきたい。とわたしは思います。
西村 原子力発電に関しては、橋本さんは否定的ではないのでしょうか?
橋本 否定的ではありません。
西村 使えるものは使おうと言うことですか?
橋本 使うべきだと思います。
西村 しかし原子力は廃棄物の問題とかあります。また日本は世界の地震大国でもあります。狭い日本の国土ですが、全世界の地震の10%は日本で起こっています。震度5以上であれば25%が日本で起きています。
橋本 それだったらそれで原子力発電を全部やめてどうするんでしょうか?
西村 すぐにはできないとは思いますが・・
橋本 すぐにはできないということでは、いけないわけですね。エネルギーというものは。1年止まったらそれは心臓にペースメーカーをつけたりしている人達が生きていけないとか。寒い中で生きていけない。そんな問題が出てきます。
ですから現実のなかでのバランスでウエイトを上げるか下げるかを今後考えていかなければならないといけません。全否定してすむ問題ではないとわたしは思います。
西村 原子力発電は全否定はしないと言うことですか?
橋本 そうです。冒頭からそう申し上げています。
西村 青少年育成についてお聞きします。
最近、無関係の人を殺害する通り魔事件が多発しています。
橋本さんは知事時代に成人式で騒がしい新成人を一喝したことがありました。
青少年育成のためのアイデアなどありますか?
橋本 青少年育成のためのアイデアということですが、私は小学校の教育体系を抜本的に改めるべきだと思います。
よく「知・情、意」ということを言います。知性と感情と意志ということです。そのなかでも日本は知性よりも知識だけを重んじた教育をずっと続けて来ました。
小学校に入った段階からそういう教育をしています。それを根本からあらためて,感性、感情と意志ということを重要な1つの教育材料として教えて行く。スポーツだとか芸術だとか言うことを中心に私は小学校教育というものを組み立てていく。
知識やなんかのことを後から、中学へ入ってからでも間に合うと思います。そのためには東京大学を頂点にしている大学の受験体制、ピラミット体制と言うものを変えていく。受験のありかたも一緒に変えていく。そして小学校の段階から教育の仕組みを変えていくことが私は1番大切なことであると思います。
西村 地球環境を守るために「大二郎マニフェスト」はありますか?
あたためているアイデアや政策などがありましたら、おかまいない範囲でご披露下さい。
橋本 突然で全く違った話しになったもんで・・どういう意味ですか・
西村 さきほどの教育の話から飛んでしまいましたが、環境を守るために日本が果たす役割はあろうかと思います。日本の得意分野もいくつかあると思います。
地域でやれる部分。国全体でやらなければならない部分。さきほど原子力発電の話にもあったんですが、たちまち止めたら困るというお立場であるということが初めて知りました。
それ以外の方法。原子力以外の方法とか。あるいは共存型社会をつくる。。・
橋本 何と何をつくる?
西村 環境保全型ですね。そういう意味においてです。たとえば廃棄物を出さない。処理に困るようなものをつくらないとか。そういう意味においてです。循環型社会というのであれば、捨てる場所に困るようなものをこしらえない。すべきではないのかと私は個人的には思っています。それは原子力も含めてです。
生産物。製品。農業でもそうでしょう。それをしていく循環型社会に転換していく役割を果たすべきであると思います。そのあたりを橋本さんがお考えになっていること。
橋本 お考えになっているという意味が余にも具体性を欠くので・・。わからないんですが・・・
わたしは地球環境というのであれば高知県は80数パーセントが森林で全国1の森林の比率の高い県です。森林の整備の大切さを地球環境の1つとして訴えてきました。
森林環境税もそうですし、企業との協働の森の動きもそうです。このなかでCO2の吸収証書を出したり、削減証書を出したりと言うことをきちっとしたPCCのガイドラインの計算式でしてきました。
<img alt="Cut_5001" border="0" title="Cut_5001" height="242" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/cut_5001.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
わたしは日本全体の今後の排出量取引なんかで具体化をしてくる時の大きなテーマになってくる。またそのモデルとして活用していただけるだろう。と思います。
やはり日本というのは緑・森林というものを大切な資源とする国です。こういうことを高知県からせっかく発信したものを全国に広げ、全国的な運動の取り組みとして行くということをやっていかなければいけない。と思います。
世界ということでしたら公害の問題。水の問題。今申し上げた地球環境の問題などは日本はひじょうに多くのノウハウをもつ国です。これを世界貢献の1つの材料として使っていく。そういうことが日本の国家戦略として大切ですし、そういうプロジェクトをやはり日本はアジアの国ですから1つ中心にして、いくつかのプロジェクトを国として明確に立ち上げてそこに若い人、または私たちのような団塊の世代を含めていろんな人たちに参加をしてもらう。
それを若い人達が日本を誇りにし、日本という国をベースに世界貢献していくベースにする。ようなことも国の力を強めることになります。
西村 防災対策なども日本は進んでいると思います。そのノウハウを伝授するということにもなると思います。
橋本 突然防災対策になりましたが・・そういうことでいえば防災もそうです。それから食糧危機に関して農業技術もひじょうに進んでいる県ですし。
水不足の問題も世界中で起こっています。水供給の問題でも日本は技術が進んでいます。
様々な分野で世界に貢献できます。世界1の長寿国でもあります。保健医療の問題でもそうです。教育を受けられない子供達に教育のチャンスを与える。様々な分野で国際貢献のプロジェクトをつくっていける。
そこに若い人達が、どんどん参加をして日本という国、国力というものに強い意識を持ってもらう。そんな国にしてもらえばと思います。
西村 日本は衰えるばかりという印象をもっていましたらが・・
橋本 今のままならそうなります。
西村 国の形、ありかたを変えなければいけないということですね。
橋本 国の形を変えれば日本は間違いなく元気になります。それから1500兆円の眠っている個人資産をみんなが使っていける。投資をしていけるような形に変えていく。そういうことが出来れば、日本は底力は強いものがありますので、元気な国になるのか間違いないと思います。そういう国に是非していきたいと思います。
西村 今なら未だ間に合うのだと。
橋本 まだ間に合います。
(写真は収録後に隣のスタジオで収録していたミス高知の人たちと記念撮影)
[ 15:51 ]
あるべき国のかたちとは? その2
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月1日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
今回のテーマは「あるべき国のかたちとは?その2」でお話しをお聞きします。
今回は外交や憲法のありかたについてお話をお聞きします。
外交姿勢についてお聞きします。小泉純一郎内閣以降、日本の外交政策は対米一辺倒と思えるところがあり、見ていて「対米従属」にしか見れません。おかげで日本の存在は埋没し、日本の良さや独自性はなくなったうようです。次期米国大統領候補も日本には無関心なようです。このあたりはどう考えますか?
<img alt="Koizumijunichirou1" border="0" title="Koizumijunichirou1" height="192" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/koizumijunichirou1.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 アメリカという国は日本にとって非常に大切な国です。のちほどご質問が出るかもしれませんが、日米安全保障条約そのものも、私は日本の国の安全を守る上に必要な条約だと思います。
また日本の位置というものを考えれば、やはり中国にも近い。中国とアメリカという大国に挟まれた国ですから、それぞれとの国との付き合いかた。これは経済的なマーケットということもありますし、政治的、軍事的、防衛的な意味もありますけれども、付き合いかたというのはひじょうに重要でバランスを崩してはいけない。ということを思います。
その点、やはり小泉さんの考え方と言うのは、明らかにバランスが崩れていました。アメリカ追随型と言われてもも致し方なかった。その背景には外務省というものが、ひじょうに腰が引けていて、アメリカになんか言われるとそこに付いて行ってしまう。という外務省の体質があって、そこに小泉政権も引きずられたのではないか。と言うことを自分は思います。
西村 日本国憲法についてお聞きします。安倍晋三前首相は憲法9条の改正を提案し、自衛隊を海外派兵できるようにし、積極的な国際貢献をしないと日本は孤立するからと言われていました。
このあたりはどのように考えられますか?
<img alt="Kenpou9zixyou" border="0" title="Kenpou9zixyou" height="182" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/kenpou9zixyou.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 このあたりと言われてもどのあたりかわからないので、憲法改正のことでしょうか?
憲法改正のことで言えば、9条に限らずですが、憲法はやはり改正をして新しい国の形をつくること。何度も繰り返して言っていますが、地域が自立できる。国は国で国家戦略をもって戦う。そういう新しい国家構造というものを憲法できちっと位置づけなければいけない。
これから100年の計という国づくりのために、わたしは憲法をみんなで議論して、新たにつくっていく。大切なことだと思います。
そのなかで9条に関しても、日本という国民と国土というものを守るのは、主権国家としては当然のことですので、そのことは明確に規定をしていくべきです。自衛の為の軍を持つということも明確に既定すべきです。
ただそこから先の例えば自衛隊が海外に派遣される。戦いのある場所で自衛隊が活動する。などどいうことは私は絶対にすべきではない。この日本という国が、戦争という大きな犠牲を払って、ある意味血であがなって、獲得した平和憲法というものは、平和主義というものは私は大切にしていくべきものだと思います。
東南アジアやアジア諸国のなかでは、日本の軍というものに対してひじょうに敏感な想いというものが未だ数多く残っています。自衛隊を出していく問題を考えた時、そういう協力のしかたではない、日本の協力、国際貢献というものが当然あると思います。
そういうことが日本という国がこれから目指していくところだと思います。
西村 橋本さんは高知県知事に時代に、非核3原則にもとづき、「非核港湾条例」を提案されたことがありました。条例は県議会で継続審議になり廃案になりました。
最近高知県宿毛市への米軍核廃棄搭載可能なイージス艦が寄港しました。また宿毛市長は岩国基地の後方支援基地として米軍施設の誘致を言われています。このあたりはどうか考えたら良いのでしょうか?
橋本 それはちょっと。もうわたしの権限を離れている。どういう風にという。ですので何をどう答えればいいのでしょうか?
西村 県知事時代に「非核港湾条例」をつくろうとしたのでは・・・
橋本 私は条例をつくろうということを申し上げた。それぞれ条例がない時点で政治的な判断、行政としての判断をどうしていくか。現在の法律にしばられるところがあります。条例にしばられることもありますので、条例をつくろうということと、現状の法や、条例の体系の中でどういう判断をしていくか。それは別のことであると思います。
西村 さきほど日米安保のお話もされました。
米軍基地の存在はどう考えられますか?世界2位の経済力がある国が今でも米軍に駐留している理由はわかりません。このまま米軍がいたほうが良いのでしょうか?また撤退いただいたほうが良いのでしょうか?
<img alt="H1_r_3" border="0" title="H1_r_3" height="150" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/h1_r_3.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 それはバランスの問題で、今日本にいる米軍すべてが必要かどうか?わたしはそこまで全部調べてはいません。その辺をお答えすることはできませんけれども、さきほど言いましたように日米安保条約というものは日本の国というものを守っている。ひじょうに大きな意味合いを持っているという風に思います。
またいざというときは、手助けをしていただく存在だ。と思います。そうした意味で日本のなかに米軍の基地をおいていくということは、私はとても意味のあることだと思います。
西村 さきほども話しに出ました。自衛隊の役目についてはどう思われますか?作家城山三郎さんは「軍隊は人を殺す組織。自衛隊は人を救う組織。みかけは軍隊に似ているが異なる組織」と言われています。
国論が分裂したままイラクやインド洋に自衛隊は派遣されました。そのあたりはどう思われますか?アフガニスタンへの自衛隊の派遣の話もありました。このあたりはどのように考えられますか?
橋本 イラクとインド洋とアフガニスタンに関してはいずれも派遣には反対です。
西村 その理由はどういうところでしょうか?
橋本 さきほど申し上げたとうりです。戦闘地域に私は自衛隊が出て行くべきではない。日本の平和主義というのは貫いていくべきだ。そういう風に思います。
ただ日本という国は、主権国家、独立国家です。国土、国民を自らの手で守ることは当然必要です。そういう手段も持たない。自分の国、自分の国民を守ろうともしない国を他国が助けてくれる。決してそんなことはない。
自分の国は自分で守る。という姿勢と、それだけの軍を持つ。そのことによって初めて安全保障条約というものも活きて来ると思います。つまり難しい言葉で言えば、「個別的自衛権」というものは、当然主権国家にはあるべきもので、自衛隊もその個別的自衛権の中で、範囲で動くべきものだ。というふうに思います。
西村 中国人監督が製作した映画「靖国」。靖国神社のありかたが話題になりました。毎年政府閣僚や国会議員の靖国参拝問題が話題になります。
橋本さんの考えはどうなのでしょうか?靖国神社についてです。
<img alt="Yasukunieiga" border="0" title="Yasukunieiga" height="297" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/yasukunieiga.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 靖国神社というのは、戦争で亡くなられた人を奉った神社です。そのことを日本人の1人としてそこに奉られた方々の想いをはせるという。その英霊の慰めをするということはそれは認められてしかるべきであると思います。
ただ政治的意味合いということでいえば、私は中国がどうのこうの言うからではないですが、国内にそのことに賛成する方々、反対する方々がいる。国内の論議が2分されている。2分されているということは、誰かしかるべき政治家が靖国神社に公式に参拝した。必ず中国なり韓国なりが反対の声を上げられる。そのことに対して中国や韓国のいうことはもっともだ、という方々と、そんなことはないという方々が国内で分裂をする。
ということになりますので、そうやって中国や韓国に日本の国論を分裂させることに利用させることを政治活動としてする必要はない。と思います。
西村 日本の国論が分裂したら・・
橋本 利用されるだけだから。
西村 日本は国連の常任理事国になるべきなのでしょうか?またなるとしたら自衛隊の海外派遣は必要なのでしょうか?
橋本 わたしはなる必要は全くないと思います。これは大二郎の旗の中でも言っていますが、国連の決議があっても自衛隊は戦闘地域へ自衛隊は行くべきではない。戦闘地域に派兵をすべきではない。と明言しています。
西村 韓国との竹島問題。中国との東シナ海の海底油田問題。ロシアとの北方領土問題。隣国との国境問題と友好関係の維持はどうあるべきなのでしょうか?
橋本 これはそれぞれ歴史的経過も違うし、経済的な価値も違います。政治状況も違います。いちがいに丸めてできません。
竹島問題。韓国から言えば独島(ドクト)。これはわたしは日本の領土であると思います。ただ韓国の主張というものもあるわけですし。あそこはきちんと議論をしていけばいいし。本来は国際的な裁判所に問題を持っていって、きちんと決めてもらう。というのが筋であると思います。
中国との海底油田の問題ですが、経済的な意味合いがあります。今回日本側から共同開発という形が進んでいて、その方向で良いと思います。
それからロシアとの北方領土問題。4島についてはわたしは個人的な意見を申し上げれば、4島変換にこだわらないと思います。やはりロシアは大きな資源を持った国であり、そこに日本が共同開発して関わることができれば、ひじょうに大きくひらけているマーケットを考えた時に、4島返還にこだわって、平和条約さえ締結していない。そういう状況をいつまでも続けていくべきのではないのではないか。
とりあえず2島を返してもらって、後の2島はペンティングという形で、条約を結びロシアとの経済的交わりを太くしていく。そういう風な戦略を私は練るべきではないか。
西村 北朝鮮との関係です。進展しない日本人拉致問題があります。これはどのような解決策があると思われますか?
橋本 わたしは今の金正日(キム・ヨンジョル)政権が倒れるまで待つ以外にはない。と思います。その間のいろいろ相手の出方によって外交的なことをきちっと決めていくことは必要です。
やや中長期的に言えば、北朝鮮の体制が崩れるのを待つしかない。
ここでもさきほどから外務省の弱腰を言っていますけれども、とにかく国が地方のことに口出ししてごちゃごちゃするよりも、こういう問題にきちんと対応しなければならない。そういう国になっていかないといけない。
そのために私は地域は自立しないと。国は国の戦略を持って世界との交渉をすべきであると言っています。
西村 「歴史問題」についてはどう考えられますか?一方で中国や韓国でもしょっちょう歴史教科書問題でクレームをつけられています。
それで右往左往しています。国論がこの問題でも分裂気味になります。これはどのように考えられますか?
橋本 私はこれまで日本の総理大臣が何度か発言をされています。もっと明確に、ここまで戦後60年以上経って敢えて言う必要があるか。やや外交交渉を経た上のことですが。
やはり日本という国が朝鮮及び中国に侵略をした。そのことの過ちということを明確に認め、反省をしていく。私は日本の戦後のスタートとして絶対必要なことであった。と思います。
西村 素朴な質問です。現在の日本は小選挙区制度ですね。政党がひじょうに有利な選挙制度になっています。ポスターも政党関係者でないと候補者の顔写真入ポスターも貼れない。
無所属でトライする人はひじょうに大変な状況になっています。先ほどの壮大な話で国を変える。はやく変えてくれ。地方のことは地方でやらしてくれ。そういう声はあると思います。それは政党の垣根を越えてあると思います。
いつどの時点で橋本さんが明確にして集団をこしらえて、なさるのか。選挙の前にバンとやるのか。後でやるのか関心はみなあると思います、そのあたりはどうなのでしょうか?
橋本 それは今の段階ではまだどうできるのか。そこまでの見通しがついているわけではありません。と言うのは、やはり選挙の時期がいつになるのかにもよりますね。
もし新しい政党でやるということになりますと、そこへ行き着くのであれば、選挙の前にそういうものをお示しをし、お示しをするというのは考え方は大二郎の旗の中にきちっと盛り込んでいますが、その党の名前も含めてです。
そういう政党としての活動を示して審判を仰いでその後の活動につなげる。それが必要であろうと思います。
たとえそうでなくても、単に無所属の議員として議席をとっても、それはどんな大言壮語してもそれが実現するわけではありません。やはり政党政治というその国会の中で多数をもって掲げている政策理念を実現していくというわけです。
そのためには無所属のままであれ、新党であれ、議席をうる事が出来たのなら多数派の工作と言うものを当然考えなければならない。
また事前であっても今の自民党、民主党の現職の議員が出てきて、党から離れて新しいグループをつくる。それは現実にはひじょうに可能性が少ない。難しいと思います。
けれども、さきほどから言っていますように、両方の大政党に政策的なねじれがありますから、わたしが掲げている大二郎の旗の考え方に自民党の中にも、民主党の中にも賛成であるという方がいて、その方々がそれぞれのグループとして選挙前に考え方をお示しになり、これはわたしの大二郎の旗と同じだねとなるとそれぞれ連携をして、国民イお示しをする。つまり選挙を通じてそれぞれのクループが議席を得たら、これは選挙後にいっしょにやろう。ということを国民にお示しをします。
それで選挙にのぞむ。ということは可能性としてはあります。それは当然多数派をつくっていく。それを目指さなければならないと言うことになります。
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月1日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
今回のテーマは「あるべき国のかたちとは?その2」でお話しをお聞きします。
今回は外交や憲法のありかたについてお話をお聞きします。
外交姿勢についてお聞きします。小泉純一郎内閣以降、日本の外交政策は対米一辺倒と思えるところがあり、見ていて「対米従属」にしか見れません。おかげで日本の存在は埋没し、日本の良さや独自性はなくなったうようです。次期米国大統領候補も日本には無関心なようです。このあたりはどう考えますか?
<img alt="Koizumijunichirou1" border="0" title="Koizumijunichirou1" height="192" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/koizumijunichirou1.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 アメリカという国は日本にとって非常に大切な国です。のちほどご質問が出るかもしれませんが、日米安全保障条約そのものも、私は日本の国の安全を守る上に必要な条約だと思います。
また日本の位置というものを考えれば、やはり中国にも近い。中国とアメリカという大国に挟まれた国ですから、それぞれとの国との付き合いかた。これは経済的なマーケットということもありますし、政治的、軍事的、防衛的な意味もありますけれども、付き合いかたというのはひじょうに重要でバランスを崩してはいけない。ということを思います。
その点、やはり小泉さんの考え方と言うのは、明らかにバランスが崩れていました。アメリカ追随型と言われてもも致し方なかった。その背景には外務省というものが、ひじょうに腰が引けていて、アメリカになんか言われるとそこに付いて行ってしまう。という外務省の体質があって、そこに小泉政権も引きずられたのではないか。と言うことを自分は思います。
西村 日本国憲法についてお聞きします。安倍晋三前首相は憲法9条の改正を提案し、自衛隊を海外派兵できるようにし、積極的な国際貢献をしないと日本は孤立するからと言われていました。
このあたりはどのように考えられますか?
<img alt="Kenpou9zixyou" border="0" title="Kenpou9zixyou" height="182" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/kenpou9zixyou.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 このあたりと言われてもどのあたりかわからないので、憲法改正のことでしょうか?
憲法改正のことで言えば、9条に限らずですが、憲法はやはり改正をして新しい国の形をつくること。何度も繰り返して言っていますが、地域が自立できる。国は国で国家戦略をもって戦う。そういう新しい国家構造というものを憲法できちっと位置づけなければいけない。
これから100年の計という国づくりのために、わたしは憲法をみんなで議論して、新たにつくっていく。大切なことだと思います。
そのなかで9条に関しても、日本という国民と国土というものを守るのは、主権国家としては当然のことですので、そのことは明確に規定をしていくべきです。自衛の為の軍を持つということも明確に既定すべきです。
ただそこから先の例えば自衛隊が海外に派遣される。戦いのある場所で自衛隊が活動する。などどいうことは私は絶対にすべきではない。この日本という国が、戦争という大きな犠牲を払って、ある意味血であがなって、獲得した平和憲法というものは、平和主義というものは私は大切にしていくべきものだと思います。
東南アジアやアジア諸国のなかでは、日本の軍というものに対してひじょうに敏感な想いというものが未だ数多く残っています。自衛隊を出していく問題を考えた時、そういう協力のしかたではない、日本の協力、国際貢献というものが当然あると思います。
そういうことが日本という国がこれから目指していくところだと思います。
西村 橋本さんは高知県知事に時代に、非核3原則にもとづき、「非核港湾条例」を提案されたことがありました。条例は県議会で継続審議になり廃案になりました。
最近高知県宿毛市への米軍核廃棄搭載可能なイージス艦が寄港しました。また宿毛市長は岩国基地の後方支援基地として米軍施設の誘致を言われています。このあたりはどうか考えたら良いのでしょうか?
橋本 それはちょっと。もうわたしの権限を離れている。どういう風にという。ですので何をどう答えればいいのでしょうか?
西村 県知事時代に「非核港湾条例」をつくろうとしたのでは・・・
橋本 私は条例をつくろうということを申し上げた。それぞれ条例がない時点で政治的な判断、行政としての判断をどうしていくか。現在の法律にしばられるところがあります。条例にしばられることもありますので、条例をつくろうということと、現状の法や、条例の体系の中でどういう判断をしていくか。それは別のことであると思います。
西村 さきほど日米安保のお話もされました。
米軍基地の存在はどう考えられますか?世界2位の経済力がある国が今でも米軍に駐留している理由はわかりません。このまま米軍がいたほうが良いのでしょうか?また撤退いただいたほうが良いのでしょうか?
<img alt="H1_r_3" border="0" title="H1_r_3" height="150" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/h1_r_3.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 それはバランスの問題で、今日本にいる米軍すべてが必要かどうか?わたしはそこまで全部調べてはいません。その辺をお答えすることはできませんけれども、さきほど言いましたように日米安保条約というものは日本の国というものを守っている。ひじょうに大きな意味合いを持っているという風に思います。
またいざというときは、手助けをしていただく存在だ。と思います。そうした意味で日本のなかに米軍の基地をおいていくということは、私はとても意味のあることだと思います。
西村 さきほども話しに出ました。自衛隊の役目についてはどう思われますか?作家城山三郎さんは「軍隊は人を殺す組織。自衛隊は人を救う組織。みかけは軍隊に似ているが異なる組織」と言われています。
国論が分裂したままイラクやインド洋に自衛隊は派遣されました。そのあたりはどう思われますか?アフガニスタンへの自衛隊の派遣の話もありました。このあたりはどのように考えられますか?
橋本 イラクとインド洋とアフガニスタンに関してはいずれも派遣には反対です。
西村 その理由はどういうところでしょうか?
橋本 さきほど申し上げたとうりです。戦闘地域に私は自衛隊が出て行くべきではない。日本の平和主義というのは貫いていくべきだ。そういう風に思います。
ただ日本という国は、主権国家、独立国家です。国土、国民を自らの手で守ることは当然必要です。そういう手段も持たない。自分の国、自分の国民を守ろうともしない国を他国が助けてくれる。決してそんなことはない。
自分の国は自分で守る。という姿勢と、それだけの軍を持つ。そのことによって初めて安全保障条約というものも活きて来ると思います。つまり難しい言葉で言えば、「個別的自衛権」というものは、当然主権国家にはあるべきもので、自衛隊もその個別的自衛権の中で、範囲で動くべきものだ。というふうに思います。
西村 中国人監督が製作した映画「靖国」。靖国神社のありかたが話題になりました。毎年政府閣僚や国会議員の靖国参拝問題が話題になります。
橋本さんの考えはどうなのでしょうか?靖国神社についてです。
<img alt="Yasukunieiga" border="0" title="Yasukunieiga" height="297" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/yasukunieiga.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 靖国神社というのは、戦争で亡くなられた人を奉った神社です。そのことを日本人の1人としてそこに奉られた方々の想いをはせるという。その英霊の慰めをするということはそれは認められてしかるべきであると思います。
ただ政治的意味合いということでいえば、私は中国がどうのこうの言うからではないですが、国内にそのことに賛成する方々、反対する方々がいる。国内の論議が2分されている。2分されているということは、誰かしかるべき政治家が靖国神社に公式に参拝した。必ず中国なり韓国なりが反対の声を上げられる。そのことに対して中国や韓国のいうことはもっともだ、という方々と、そんなことはないという方々が国内で分裂をする。
ということになりますので、そうやって中国や韓国に日本の国論を分裂させることに利用させることを政治活動としてする必要はない。と思います。
西村 日本の国論が分裂したら・・
橋本 利用されるだけだから。
西村 日本は国連の常任理事国になるべきなのでしょうか?またなるとしたら自衛隊の海外派遣は必要なのでしょうか?
橋本 わたしはなる必要は全くないと思います。これは大二郎の旗の中でも言っていますが、国連の決議があっても自衛隊は戦闘地域へ自衛隊は行くべきではない。戦闘地域に派兵をすべきではない。と明言しています。
西村 韓国との竹島問題。中国との東シナ海の海底油田問題。ロシアとの北方領土問題。隣国との国境問題と友好関係の維持はどうあるべきなのでしょうか?
橋本 これはそれぞれ歴史的経過も違うし、経済的な価値も違います。政治状況も違います。いちがいに丸めてできません。
竹島問題。韓国から言えば独島(ドクト)。これはわたしは日本の領土であると思います。ただ韓国の主張というものもあるわけですし。あそこはきちんと議論をしていけばいいし。本来は国際的な裁判所に問題を持っていって、きちんと決めてもらう。というのが筋であると思います。
中国との海底油田の問題ですが、経済的な意味合いがあります。今回日本側から共同開発という形が進んでいて、その方向で良いと思います。
それからロシアとの北方領土問題。4島についてはわたしは個人的な意見を申し上げれば、4島変換にこだわらないと思います。やはりロシアは大きな資源を持った国であり、そこに日本が共同開発して関わることができれば、ひじょうに大きくひらけているマーケットを考えた時に、4島返還にこだわって、平和条約さえ締結していない。そういう状況をいつまでも続けていくべきのではないのではないか。
とりあえず2島を返してもらって、後の2島はペンティングという形で、条約を結びロシアとの経済的交わりを太くしていく。そういう風な戦略を私は練るべきではないか。
西村 北朝鮮との関係です。進展しない日本人拉致問題があります。これはどのような解決策があると思われますか?
橋本 わたしは今の金正日(キム・ヨンジョル)政権が倒れるまで待つ以外にはない。と思います。その間のいろいろ相手の出方によって外交的なことをきちっと決めていくことは必要です。
やや中長期的に言えば、北朝鮮の体制が崩れるのを待つしかない。
ここでもさきほどから外務省の弱腰を言っていますけれども、とにかく国が地方のことに口出ししてごちゃごちゃするよりも、こういう問題にきちんと対応しなければならない。そういう国になっていかないといけない。
そのために私は地域は自立しないと。国は国の戦略を持って世界との交渉をすべきであると言っています。
西村 「歴史問題」についてはどう考えられますか?一方で中国や韓国でもしょっちょう歴史教科書問題でクレームをつけられています。
それで右往左往しています。国論がこの問題でも分裂気味になります。これはどのように考えられますか?
橋本 私はこれまで日本の総理大臣が何度か発言をされています。もっと明確に、ここまで戦後60年以上経って敢えて言う必要があるか。やや外交交渉を経た上のことですが。
やはり日本という国が朝鮮及び中国に侵略をした。そのことの過ちということを明確に認め、反省をしていく。私は日本の戦後のスタートとして絶対必要なことであった。と思います。
西村 素朴な質問です。現在の日本は小選挙区制度ですね。政党がひじょうに有利な選挙制度になっています。ポスターも政党関係者でないと候補者の顔写真入ポスターも貼れない。
無所属でトライする人はひじょうに大変な状況になっています。先ほどの壮大な話で国を変える。はやく変えてくれ。地方のことは地方でやらしてくれ。そういう声はあると思います。それは政党の垣根を越えてあると思います。
いつどの時点で橋本さんが明確にして集団をこしらえて、なさるのか。選挙の前にバンとやるのか。後でやるのか関心はみなあると思います、そのあたりはどうなのでしょうか?
橋本 それは今の段階ではまだどうできるのか。そこまでの見通しがついているわけではありません。と言うのは、やはり選挙の時期がいつになるのかにもよりますね。
もし新しい政党でやるということになりますと、そこへ行き着くのであれば、選挙の前にそういうものをお示しをし、お示しをするというのは考え方は大二郎の旗の中にきちっと盛り込んでいますが、その党の名前も含めてです。
そういう政党としての活動を示して審判を仰いでその後の活動につなげる。それが必要であろうと思います。
たとえそうでなくても、単に無所属の議員として議席をとっても、それはどんな大言壮語してもそれが実現するわけではありません。やはり政党政治というその国会の中で多数をもって掲げている政策理念を実現していくというわけです。
そのためには無所属のままであれ、新党であれ、議席をうる事が出来たのなら多数派の工作と言うものを当然考えなければならない。
また事前であっても今の自民党、民主党の現職の議員が出てきて、党から離れて新しいグループをつくる。それは現実にはひじょうに可能性が少ない。難しいと思います。
けれども、さきほどから言っていますように、両方の大政党に政策的なねじれがありますから、わたしが掲げている大二郎の旗の考え方に自民党の中にも、民主党の中にも賛成であるという方がいて、その方々がそれぞれのグループとして選挙前に考え方をお示しになり、これはわたしの大二郎の旗と同じだねとなるとそれぞれ連携をして、国民イお示しをする。つまり選挙を通じてそれぞれのクループが議席を得たら、これは選挙後にいっしょにやろう。ということを国民にお示しをします。
それで選挙にのぞむ。ということは可能性としてはあります。それは当然多数派をつくっていく。それを目指さなければならないと言うことになります。
[ 15:50 ]
あるべき国のかたちとは その1
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月1日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
今回のテーマは「あるべき国のかたちとは?その1」でお話しをお聞きします。国と地方のありかた。国のありかや役目についてお聞きします。
橋本さんは著作「融通無碍」のP135でこういわれています。
「改革と言いながら。地方分権を実りのあるために欠かせない国から地方への権利移譲はないがしろにし、中央集権を強化しました。」とあります。
<strong>三位一体改革は</strong>
<strong>(1)国の、持っている補助金。負担金の廃止、削減。</strong>
<strong>(2)税財源の地方への移譲</strong>
<strong>(3)地方交付税の仕組みの見直し</strong> の3点セットだったはずです。
実態は高知県においても国の財政運営のつけを地方に押し付けるだけの改革とは名ばかりであった。と言われています。2004年度で260億円の財源不足と言われていました。そうだったのでしょうか?
<img alt="H1_r_2" border="0" title="H1_r_2" height="150" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/h1_r_2.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="200" />
橋本 そうですよ。全国で5兆円削減されました。先ほど説明にありました三位一体の改革と言うのは、国の、持っている補助金。負担金の廃止、削減をする。国が地方のことに細かいことで口を出しをする。そういう仕組みをやめましょうというのが1つです。
交付金や補助金を廃止すれば、そのぶんの財源が浮きますからその分を地方に移して、国の紐のつかない財源として地方が使えるようにしましょう。それが2つめでした。
そうすると財政の事情も変わってきますから、それに合わせて地方交付税も見直しをする。それが3つめでした。それを一緒にやろうというのが三位一体の改革でした。
ところが、蓋を開けてみると、補助金と交付金は3兆円廃止をされました。地方に財源が移されたのはほんの僅かです。殆ど国の中で使い回しをされていました。
にもかかわらず地方交付税だけが「先取り」をして一気に5兆円削減されました。このため高知県の場合では、2002年度にはほぼ収支が見合う予算を組んでいました。 僅か2年後の2004年度は263億円の財源不足が生じるということになりました。
高知県だけではなくて地方全体のことです。約束違反だおかしいと言う声が、強くあがった訳です。だけど今の国と地方の力関係では、それ以上国のしてくることをはねつける力が地方にはなかった。
そのために5兆円の削減は、そのままのみこんで、それがずっと今もボディ・ブローのように高知県だけではなく各都道府県に効いて来ています。
西村 橋本さんはご自身の公式ホームページのなかで「財源と権限を地方に全面的に移した、地域自立型の国家構造を実現することで、国の役割と地方の役割をより明確に分けていきます。」と言われています。
一方最近「道州制」ということも政府筋から言われています。意味合いが異なると思います。橋本さんの言われる「国の役割、地方の役割」のモデルとなる国はありますか?
<img alt="H6_r" border="0" title="H6_r" height="300" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/h6_r.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
橋本 アメリカなんかがそうですね。州と国は全く違った役割をしています。税金も各州で独自に決めています。
西村 ということは国が提唱している「道州制」ではなく、「連邦制国家」がモデルなのでしょうか?
橋本 それは道州制でもいいわけです。道州制と言う言葉が「同床異夢」で使われています。地方が言っている道州制と、国の言う道州制は違います。
地方は国の権限・財源を地方へ移す。地方へ移して地域が自立できる。そういう社会体制をつくる。その時に高知県という単位が運営のときの単位でいいのか。それとも四国が一緒になった単位が良いのか。それとも更に中国・四国が一緒になった単位がいいのか。言うことを議論するのが、道州制です。
ところが、国の言っている道州制は、今の中央主権、今の中央の官僚や政治家が地方の細かいことまで口を出し、地方を縛り付ける。こういう体制をそのままにして。47の都道府県は数が多すぎて財政的にも大変だから、9つか10にしようと。
つまり国の言っているのは本来の道州制ではなく、都道府県合併なんですね。このことをきちんとわけていかないといけないですね。つまり権限財源が地方へ移っている。そういう国家体制なのかどうか。そうであるのかないのかを見極めないといけないのです。
単に道州制という言葉を言っているだけですと、国と地方はまったく違う意味で双方が道州制と言う言葉を使うことになります。
西村 橋本さんはホームページのなかで「官僚が指導する現在の中央集権の体制を地域自立型の国家構造に変えることで、地方はこの国の伝統と文化が息づく個性のある地域造りを担い、国は平和主義と各種の国際貢献を通じて、地球時代のリーダーとしての役割を担うために国の形を変えていかなくてはなりません。」と言われています。
橋本さんが国政の場に立つとすればまずなにから始め、実行されますか?
<img alt="Kenchou" border="0" title="Kenchou" height="294" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/kenchou.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
(高知県庁本庁者。地方自治体の役割が変化していくでしょう。)
橋本 今のことに関して言えば、国の権限と財源を全部地方へ移すことです。ただこれは何月何日から突然やることはできません。やはり3年なり5年なりが道のりの道程表をつくって、それに、もとづいてやっていくことです。
たとえば国の官庁の出先がそれぞれあります。四国には局があります。こういうものを1つにまとめ地域の役所に変えていく。そういう風な段取りであるとか。
いろんな手法があります。国民にお示しをして、何年後かには国の権限も財源も地方へ移して行きます。地方が税金を使っていく。それにより税金を納めた者が、税金の使い道を決めていく。将来は地域の人たちが決めていく。そういう国の構造にしていく。そうなろうと思います。
西村 現在の国会は自民党と民主党が多数を占めています。その2大政党の政策は橋本さんの「国から地方への権限の大幅移譲の政策」への反応はいかがでしょうか?
賛同していますか、それとも否定的なのでしょうか?
橋本 自民党、民主党の話と、さきほどの「国から地方への権限の移譲への賛同の話とどうつながるのでしょうか?
西村 自民党のなかにも、あるいは民主党のなかにも国の権限を地方に移すことに賛同されている議員もおられると思います。あるいは連邦制国家のような、アメリカのような国と地方の役割を明確にわけて言う考え方に賛同される方は、自民党側にも民主党側にもおられると思いますが・・。
橋本 自民党の中にも、民主党のなかにもおります。自民党は今与党です。政府側として進めている道州制の考えは、さきほど言いましたように地域が自立した連邦制的なものを想定していません。単なる都道府県合併型を想定しているにすぎません。
言うことから考えれば自民党のなかではわたしの言うような道州制の考えは少数であると思います。民主党の中にはむしろ自民党よりは私に近い考え方の人が多いように思われます。
明確に全体がそうかといえばそうなっていません。それが前回言いました自民党も民主党も党の中にいろんな大きなねじれを抱えている。ねじれを抱えたままこれだけきびしい状況下でスピードのある政策決定ができるか。判断ができるかというか。
今それぞれの政党がかかえている大きな問題点があると思います。
西村 天皇の位置づけについてお聞きします。現在の皇室は政治的な発言は控えられていますし、また皇室を政治的に利用することがあってはならないと思います。
しかし天皇皇后両陛下や皇太子ご夫妻が海外訪問をされる場合は、相手国に政治的な意味合いをもったことは確かです。
皇室のありかたはいまのままで良いと思われますか?それとも別の意味を持たせるべきであると思われるのでしょうか?
橋本 まず「結果として」と言われましたが、結果ではなく政府の狙いとしてそういう利用のしかたをしています。
今の天皇陛下が皇太子時代に、アメリカを2度訪問されています。それぞれにいろんな政治的な問題があったとき行かれています。安保の後。日米繊維の問題があったとき。こういうときに行かれています。
私も繊維交渉の後の訪米の時にはNHKの記者として同行しました。アメリカ駐在の日本の大使が、こういう時期に皇太子ご夫妻をお迎えをすることはたいへん日米関係のためにはありがたいことです。言うようなことを明確に言っておられます。
ですので」政治的に「結果として」ではなくて、政府としては象徴天皇制は両国間の対立を和らげる為に使わせていただいたことが現実にはあります。
私は日本という国の強みであると思います。他のやりかたでそういうことが他の国にできるのか。できませんので。わたしはそれを口に出すということは別にして行き過ぎた形でなければ、そういう存在として天皇制は日本の1つの形として続けていくことは決しておかしなことではないと思います。
最後に他のありかたといわれていますが、どういうことなのでしょうか?
西村 例えば天皇の権限をもっと強くする。戦前のような存在に戻そうということですが・・
橋本 そんな人は多数いるとは思えません。
西村 また天皇制を廃止して共和制にすると言う人も少数派でしょうし。
個人的な見解ですが、皇太子ご夫妻が外交をされたら、今の政府がやるよりもっと円滑にうまく行きそうなきがするのですが・・。それはなかなかできることではないのでしょう?
橋本 外交と言う意味をどうとらえるかです。さきほど申し上げた時に日米安保の時にハガチーと言う人が羽田空港まで来て「ハガチー帰れ!」というデモ隊に追い返されたと言うことがありました。
そのすぐ後に皇太子ご夫妻が訪米をしています。外交的な大きな衝突があったときにうまく和らげていく。そういう意味での外交的な活動をしていただくことは私は意味があると思います。
本来の外交と言うのはいろんな問題を柔らかくうまくやっていくというよりも、さきほどの国の役割と地方の役割を分けると言う国家構造にするということを言いましたときに、食糧危機の問題や、地球環境の問題や原油高、エネルギーの問題や様々なことを上げました。
そういう厳しい社会現実の中で日本という国の利益をどう訴えていくか。言うことが本来の外交の役割です。日本の外務省は全くそういうことのできない役所なんです。
英語がしゃべれ、外国語がしゃべれてお付き合いをというふうなことだけでやってきた役所です。本当の意味の国家戦略をつくって戦って行く形になっていません。
わたしはこれからは外交と言うのはその国の役人が地方のことに細かく口を出すのではなくて、外交交渉と言うのを力を注いでいかないといけないと思います。
そういう場合は皇室の役割と全くそれは違うものだ。
西村 石原慎太郎東京都知事が東京五輪誘致に際して皇室のお出ましをお願いしたいと言いましたら、宮内庁がそれはできません。と言いましたら石原さんが逆切れされていました。あの問題はどう思われますか?
橋本 オリンピック誘致のためにと言えば、宮内庁としてそれはのめないとなります。表立ってそういえばです。さきほど申し上げた皇太子ご夫妻を日米の繊維交渉のトラブルを和らげる為に利用したいと言えば宮内庁は「NO!」と言います。
あうんの呼吸と言うものを考えないと政治家もいけないと思います。
西村 「格差社会」の是正に対しては、どのような政策が有効であると思われますか?
橋本さんは構造改革を推進するというお立場のように見えます。
労働市場の規制緩和しすぎた結果、経営者側の都合の良い労働条件の改悪がまかりとうり、派遣やパート、臨時雇用が急造し、結婚も子供もつくれない、子供の進学もままならない格差社会ができました。このあたりどのように考えられますか?
橋本 経営者側に都合の良いということを言われましたが、一方的な見方であると思います。例えば、トヨタやキャノンと言う企業は世界で競争しています。
全くコストを考えなくてものづくりをしていけば、それらの日本を代表する企業が全部海外へ出て行ってしまいます。
そうなれば日本のなかの雇用ももっと少なくなるかもしれません。良い悪いは別にしてグローバル化が進む中で日本の産業はどうあるべきか。どう考えていくか。一方的に経営者のためにと決め付けてしまうのは、わたしは日本経済のためにはならないと思います。また雇用ということを考えた場合には危険な考え方です。
しかし経済のグローバル化というものが、すべての格差の背景にあることは間違いありません。ですからそれに対してどういうルールをこしらえるのか。行き過ぎた資本主義にどうやって歯止めをかけるのか。いうことは国内でもルール化しないといけませんし、サミットなどの時に地球温暖化だけの問題ではなく、こういう行き過ぎた資本主義にどうやって歯止めをかけていくかと。そうしたことを各国首脳が議論する時期に来たのではないかと思います。
そういうことを国家戦略として議論していくうえにも中央主権と言うしくみはやめ、地方のことは地域独立、地域自立でやっていく。国は今まさに格差の背景にあるグローバル化へ対応していくのか。このことを戦略としてまとめて先進8カ国と話をし、そして世界と議論していく。そういう日本国にならない限り、グローバル化のなかの格差の問題には小手先では対応できないと思います。
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月1日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
今回のテーマは「あるべき国のかたちとは?その1」でお話しをお聞きします。国と地方のありかた。国のありかや役目についてお聞きします。
橋本さんは著作「融通無碍」のP135でこういわれています。
「改革と言いながら。地方分権を実りのあるために欠かせない国から地方への権利移譲はないがしろにし、中央集権を強化しました。」とあります。
<strong>三位一体改革は</strong>
<strong>(1)国の、持っている補助金。負担金の廃止、削減。</strong>
<strong>(2)税財源の地方への移譲</strong>
<strong>(3)地方交付税の仕組みの見直し</strong> の3点セットだったはずです。
実態は高知県においても国の財政運営のつけを地方に押し付けるだけの改革とは名ばかりであった。と言われています。2004年度で260億円の財源不足と言われていました。そうだったのでしょうか?
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橋本 そうですよ。全国で5兆円削減されました。先ほど説明にありました三位一体の改革と言うのは、国の、持っている補助金。負担金の廃止、削減をする。国が地方のことに細かいことで口を出しをする。そういう仕組みをやめましょうというのが1つです。
交付金や補助金を廃止すれば、そのぶんの財源が浮きますからその分を地方に移して、国の紐のつかない財源として地方が使えるようにしましょう。それが2つめでした。
そうすると財政の事情も変わってきますから、それに合わせて地方交付税も見直しをする。それが3つめでした。それを一緒にやろうというのが三位一体の改革でした。
ところが、蓋を開けてみると、補助金と交付金は3兆円廃止をされました。地方に財源が移されたのはほんの僅かです。殆ど国の中で使い回しをされていました。
にもかかわらず地方交付税だけが「先取り」をして一気に5兆円削減されました。このため高知県の場合では、2002年度にはほぼ収支が見合う予算を組んでいました。 僅か2年後の2004年度は263億円の財源不足が生じるということになりました。
高知県だけではなくて地方全体のことです。約束違反だおかしいと言う声が、強くあがった訳です。だけど今の国と地方の力関係では、それ以上国のしてくることをはねつける力が地方にはなかった。
そのために5兆円の削減は、そのままのみこんで、それがずっと今もボディ・ブローのように高知県だけではなく各都道府県に効いて来ています。
西村 橋本さんはご自身の公式ホームページのなかで「財源と権限を地方に全面的に移した、地域自立型の国家構造を実現することで、国の役割と地方の役割をより明確に分けていきます。」と言われています。
一方最近「道州制」ということも政府筋から言われています。意味合いが異なると思います。橋本さんの言われる「国の役割、地方の役割」のモデルとなる国はありますか?
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橋本 アメリカなんかがそうですね。州と国は全く違った役割をしています。税金も各州で独自に決めています。
西村 ということは国が提唱している「道州制」ではなく、「連邦制国家」がモデルなのでしょうか?
橋本 それは道州制でもいいわけです。道州制と言う言葉が「同床異夢」で使われています。地方が言っている道州制と、国の言う道州制は違います。
地方は国の権限・財源を地方へ移す。地方へ移して地域が自立できる。そういう社会体制をつくる。その時に高知県という単位が運営のときの単位でいいのか。それとも四国が一緒になった単位が良いのか。それとも更に中国・四国が一緒になった単位がいいのか。言うことを議論するのが、道州制です。
ところが、国の言っている道州制は、今の中央主権、今の中央の官僚や政治家が地方の細かいことまで口を出し、地方を縛り付ける。こういう体制をそのままにして。47の都道府県は数が多すぎて財政的にも大変だから、9つか10にしようと。
つまり国の言っているのは本来の道州制ではなく、都道府県合併なんですね。このことをきちんとわけていかないといけないですね。つまり権限財源が地方へ移っている。そういう国家体制なのかどうか。そうであるのかないのかを見極めないといけないのです。
単に道州制という言葉を言っているだけですと、国と地方はまったく違う意味で双方が道州制と言う言葉を使うことになります。
西村 橋本さんはホームページのなかで「官僚が指導する現在の中央集権の体制を地域自立型の国家構造に変えることで、地方はこの国の伝統と文化が息づく個性のある地域造りを担い、国は平和主義と各種の国際貢献を通じて、地球時代のリーダーとしての役割を担うために国の形を変えていかなくてはなりません。」と言われています。
橋本さんが国政の場に立つとすればまずなにから始め、実行されますか?
<img alt="Kenchou" border="0" title="Kenchou" height="294" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/kenchou.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
(高知県庁本庁者。地方自治体の役割が変化していくでしょう。)
橋本 今のことに関して言えば、国の権限と財源を全部地方へ移すことです。ただこれは何月何日から突然やることはできません。やはり3年なり5年なりが道のりの道程表をつくって、それに、もとづいてやっていくことです。
たとえば国の官庁の出先がそれぞれあります。四国には局があります。こういうものを1つにまとめ地域の役所に変えていく。そういう風な段取りであるとか。
いろんな手法があります。国民にお示しをして、何年後かには国の権限も財源も地方へ移して行きます。地方が税金を使っていく。それにより税金を納めた者が、税金の使い道を決めていく。将来は地域の人たちが決めていく。そういう国の構造にしていく。そうなろうと思います。
西村 現在の国会は自民党と民主党が多数を占めています。その2大政党の政策は橋本さんの「国から地方への権限の大幅移譲の政策」への反応はいかがでしょうか?
賛同していますか、それとも否定的なのでしょうか?
橋本 自民党、民主党の話と、さきほどの「国から地方への権限の移譲への賛同の話とどうつながるのでしょうか?
西村 自民党のなかにも、あるいは民主党のなかにも国の権限を地方に移すことに賛同されている議員もおられると思います。あるいは連邦制国家のような、アメリカのような国と地方の役割を明確にわけて言う考え方に賛同される方は、自民党側にも民主党側にもおられると思いますが・・。
橋本 自民党の中にも、民主党のなかにもおります。自民党は今与党です。政府側として進めている道州制の考えは、さきほど言いましたように地域が自立した連邦制的なものを想定していません。単なる都道府県合併型を想定しているにすぎません。
言うことから考えれば自民党のなかではわたしの言うような道州制の考えは少数であると思います。民主党の中にはむしろ自民党よりは私に近い考え方の人が多いように思われます。
明確に全体がそうかといえばそうなっていません。それが前回言いました自民党も民主党も党の中にいろんな大きなねじれを抱えている。ねじれを抱えたままこれだけきびしい状況下でスピードのある政策決定ができるか。判断ができるかというか。
今それぞれの政党がかかえている大きな問題点があると思います。
西村 天皇の位置づけについてお聞きします。現在の皇室は政治的な発言は控えられていますし、また皇室を政治的に利用することがあってはならないと思います。
しかし天皇皇后両陛下や皇太子ご夫妻が海外訪問をされる場合は、相手国に政治的な意味合いをもったことは確かです。
皇室のありかたはいまのままで良いと思われますか?それとも別の意味を持たせるべきであると思われるのでしょうか?
橋本 まず「結果として」と言われましたが、結果ではなく政府の狙いとしてそういう利用のしかたをしています。
今の天皇陛下が皇太子時代に、アメリカを2度訪問されています。それぞれにいろんな政治的な問題があったとき行かれています。安保の後。日米繊維の問題があったとき。こういうときに行かれています。
私も繊維交渉の後の訪米の時にはNHKの記者として同行しました。アメリカ駐在の日本の大使が、こういう時期に皇太子ご夫妻をお迎えをすることはたいへん日米関係のためにはありがたいことです。言うようなことを明確に言っておられます。
ですので」政治的に「結果として」ではなくて、政府としては象徴天皇制は両国間の対立を和らげる為に使わせていただいたことが現実にはあります。
私は日本という国の強みであると思います。他のやりかたでそういうことが他の国にできるのか。できませんので。わたしはそれを口に出すということは別にして行き過ぎた形でなければ、そういう存在として天皇制は日本の1つの形として続けていくことは決しておかしなことではないと思います。
最後に他のありかたといわれていますが、どういうことなのでしょうか?
西村 例えば天皇の権限をもっと強くする。戦前のような存在に戻そうということですが・・
橋本 そんな人は多数いるとは思えません。
西村 また天皇制を廃止して共和制にすると言う人も少数派でしょうし。
個人的な見解ですが、皇太子ご夫妻が外交をされたら、今の政府がやるよりもっと円滑にうまく行きそうなきがするのですが・・。それはなかなかできることではないのでしょう?
橋本 外交と言う意味をどうとらえるかです。さきほど申し上げた時に日米安保の時にハガチーと言う人が羽田空港まで来て「ハガチー帰れ!」というデモ隊に追い返されたと言うことがありました。
そのすぐ後に皇太子ご夫妻が訪米をしています。外交的な大きな衝突があったときにうまく和らげていく。そういう意味での外交的な活動をしていただくことは私は意味があると思います。
本来の外交と言うのはいろんな問題を柔らかくうまくやっていくというよりも、さきほどの国の役割と地方の役割を分けると言う国家構造にするということを言いましたときに、食糧危機の問題や、地球環境の問題や原油高、エネルギーの問題や様々なことを上げました。
そういう厳しい社会現実の中で日本という国の利益をどう訴えていくか。言うことが本来の外交の役割です。日本の外務省は全くそういうことのできない役所なんです。
英語がしゃべれ、外国語がしゃべれてお付き合いをというふうなことだけでやってきた役所です。本当の意味の国家戦略をつくって戦って行く形になっていません。
わたしはこれからは外交と言うのはその国の役人が地方のことに細かく口を出すのではなくて、外交交渉と言うのを力を注いでいかないといけないと思います。
そういう場合は皇室の役割と全くそれは違うものだ。
西村 石原慎太郎東京都知事が東京五輪誘致に際して皇室のお出ましをお願いしたいと言いましたら、宮内庁がそれはできません。と言いましたら石原さんが逆切れされていました。あの問題はどう思われますか?
橋本 オリンピック誘致のためにと言えば、宮内庁としてそれはのめないとなります。表立ってそういえばです。さきほど申し上げた皇太子ご夫妻を日米の繊維交渉のトラブルを和らげる為に利用したいと言えば宮内庁は「NO!」と言います。
あうんの呼吸と言うものを考えないと政治家もいけないと思います。
西村 「格差社会」の是正に対しては、どのような政策が有効であると思われますか?
橋本さんは構造改革を推進するというお立場のように見えます。
労働市場の規制緩和しすぎた結果、経営者側の都合の良い労働条件の改悪がまかりとうり、派遣やパート、臨時雇用が急造し、結婚も子供もつくれない、子供の進学もままならない格差社会ができました。このあたりどのように考えられますか?
橋本 経営者側に都合の良いということを言われましたが、一方的な見方であると思います。例えば、トヨタやキャノンと言う企業は世界で競争しています。
全くコストを考えなくてものづくりをしていけば、それらの日本を代表する企業が全部海外へ出て行ってしまいます。
そうなれば日本のなかの雇用ももっと少なくなるかもしれません。良い悪いは別にしてグローバル化が進む中で日本の産業はどうあるべきか。どう考えていくか。一方的に経営者のためにと決め付けてしまうのは、わたしは日本経済のためにはならないと思います。また雇用ということを考えた場合には危険な考え方です。
しかし経済のグローバル化というものが、すべての格差の背景にあることは間違いありません。ですからそれに対してどういうルールをこしらえるのか。行き過ぎた資本主義にどうやって歯止めをかけるのか。いうことは国内でもルール化しないといけませんし、サミットなどの時に地球温暖化だけの問題ではなく、こういう行き過ぎた資本主義にどうやって歯止めをかけていくかと。そうしたことを各国首脳が議論する時期に来たのではないかと思います。
そういうことを国家戦略として議論していくうえにも中央主権と言うしくみはやめ、地方のことは地域独立、地域自立でやっていく。国は今まさに格差の背景にあるグローバル化へ対応していくのか。このことを戦略としてまとめて先進8カ国と話をし、そして世界と議論していく。そういう日本国にならない限り、グローバル化のなかの格差の問題には小手先では対応できないと思います。
[ 15:47 ]
8月29日に高知シティFMにて収録しました。橋本大二郎さんは高知県知事時代にも出演されたことがありました。番組収録は手馴れたものです。今回は国政へ挑戦する立場であり以前とは異なっています。
10月放送の予定でしたが、9月1日に福田康夫首相が突然任表明し、自民党総裁選挙になりました。10月の臨時国会会期中に衆議院の解散・総選挙が予想されます。そうしますと10月放送予定分の橋本大二郎さんの番組の放送ができなくなります。
急遽予定を変更し、9月22日の週に4回分を高知シティFMにて放送することにいたしました。
大二郎の旗について 9月22日(月)
あるべき国のかたちとは? その1 9月23日(火)
あるべき国のかたちとは? その2 9月24日(水)
地球時代のリーダーとは 9月25日(木)
また今週は9月番組ゲスト福井照さんの最終回が放送されます。
*9月26日(金)は福井照さんの放送です。
心の自由民権ー人生主義とは? 9月26日(金)です。
高知市の1市民のけんちゃんが徹底的に質問しています。緊迫のやりとりを読んでみてください。
<img alt="H7_r" border="0" title="H7_r" height="300" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/20/h7_r.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
大二郎の旗について
本来は10月に放送予定でした。福田首相の突然の辞職に伴う自民党総裁選挙ー解散・総選挙の関係で急遽9月22日から25日の日程で高知シティFM(76・2Mhz)にて放送します。時間は午前8時45分からです。
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月2日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
何度も聞かれていると思います。知事になられるときには「政治家は高知県知事が最後です。」と言われていたことを記憶しています。
今またなぜ国政への挑戦なのでしょうか?
<img alt="Tizisaigo" border="0" title="Tizisaigo" height="300" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/tizisaigo.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
(2007年12月6日の知事退任式の様子です。)
橋本 16年の間の変化ですね。16年前、正確には17年前です。当時の国政は完全な年功序列でした。(議員)を十年、20年積み重ねてようやくなんとか委員会の委員長とか、大臣になるとか。そういうことですから、あの当時44歳で高知へ来たのですが、44歳で(議員を)始めれば、もう60歳過ぎて、70歳になって大臣を1回やると。
そんなことであれば、地方の政治に身を投じるほうが、遥かに自分の力を試せるのではないか。ま
10月放送の予定でしたが、9月1日に福田康夫首相が突然任表明し、自民党総裁選挙になりました。10月の臨時国会会期中に衆議院の解散・総選挙が予想されます。そうしますと10月放送予定分の橋本大二郎さんの番組の放送ができなくなります。
急遽予定を変更し、9月22日の週に4回分を高知シティFMにて放送することにいたしました。
大二郎の旗について 9月22日(月)
あるべき国のかたちとは? その1 9月23日(火)
あるべき国のかたちとは? その2 9月24日(水)
地球時代のリーダーとは 9月25日(木)
また今週は9月番組ゲスト福井照さんの最終回が放送されます。
*9月26日(金)は福井照さんの放送です。
心の自由民権ー人生主義とは? 9月26日(金)です。
高知市の1市民のけんちゃんが徹底的に質問しています。緊迫のやりとりを読んでみてください。
<img alt="H7_r" border="0" title="H7_r" height="300" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/20/h7_r.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
大二郎の旗について
本来は10月に放送予定でした。福田首相の突然の辞職に伴う自民党総裁選挙ー解散・総選挙の関係で急遽9月22日から25日の日程で高知シティFM(76・2Mhz)にて放送します。時間は午前8時45分からです。
西村 今月のゲストは前高知県知事の橋本大二郎さんです。橋本さんは4期16年勤められた高知県知事を昨年12月6日に退任されました。そして今年4月2日に国政へ挑戦されると表明されました。
知事時代と同様に政党関係の支持を獲得せず無所属で挑戦されます。
何度も聞かれていると思います。知事になられるときには「政治家は高知県知事が最後です。」と言われていたことを記憶しています。
今またなぜ国政への挑戦なのでしょうか?
<img alt="Tizisaigo" border="0" title="Tizisaigo" height="300" src="http://dokodemo.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/09/17/tizisaigo.jpg" style="float: left; margin: 0px 5px 5px 0px;" width="400" />
(2007年12月6日の知事退任式の様子です。)
橋本 16年の間の変化ですね。16年前、正確には17年前です。当時の国政は完全な年功序列でした。(議員)を十年、20年積み重ねてようやくなんとか委員会の委員長とか、大臣になるとか。そういうことですから、あの当時44歳で高知へ来たのですが、44歳で(議員を)始めれば、もう60歳過ぎて、70歳になって大臣を1回やると。
そんなことであれば、地方の政治に身を投じるほうが、遥かに自分の力を試せるのではないか。ま
