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幽玄日記
Blog
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2005/08/22のBlog
夏休みが終わり、今日からまたサラリーマン生活の復帰である。
言い知れぬ憂鬱さが朝起きたときから襲い掛かり、何となくだるい一日であった。
せめてもう少し山を思い出し、こころをリフレッシュさせたい。
というわけで南アルプスの花をもう少し紹介したい。

コバノコゴメグサ
花の大きさはおそらく小指の爪ほどの大きさであろう。おまけに地面とほぼ同じ程度の高さなので、ただ漫然と歩いていると、見向きもしないであろう。しかし、これがいっぱい咲いていると少し近寄ってみて見たくなる。
そこでびっくりする。花の形と模様と色の微妙な調和。こんな小さい花でも個性があることに驚くのである。
イブキトラノオ
お花畑の斜面にひょろひょろと伸び上がって、風に揺られている淡いピンク色の花がびっしりと咲いていることにすぐ気づく。
これがイブキトラノオだ。
花期が長いのかもしれない。かつて梅雨明けの頃に北岳に登ったときにも咲いていたような気がする。
朝の太陽の光があたり浮き上がっている。
ミヤマバイケイソウ
緑色の花などあまりお目にかかれないのであるが、このミヤマバイケイソウは緑色の花がびっしりと付いている不思議な花である。
可憐な高山植物として小生も最初に覚えたコバイケイソウと葉っぱだけでは見分けられない。しかし、花はこんなに違うのである。
2005/08/21のBlog
[ 16:47 ] [ 光 ]
山以外で見られることがあるのかかどう小生には分からないが、山に登っているとたまにお目にかかれる現象に「ブロッケン」という現象がある。
太陽が低い位置にあり、ガスが発生していて、太陽に背を向けて立つと自身の影がガスのスクリーンに大きく映し出され、その周りに虹の光輪ができる現象だ。
先日もそんな状況ができ、歩いているときに仲間が、「あっ、ブロッケンだ」と言う。
慌ててカメラを構え撮ろうとすると、影がどんどん薄くなって消えてしまった。
それと同時に虹の光輪が二重になって現れた。
ブロッケンそのものをカメラは捉えることができなかったが、この珍しい二重の光輪はうまく捕まえた。
自然の現象はやはり面白い。
それにしても南アルプスの北岳周辺には花が多いのでデジカメのメモリーカードも大丈夫かなと不安になるほどだった。

イワギキョウ
これは北岳の山頂で健気に咲いていたものを撮影したもの。
水色と若干の紫を混ぜたような独特の色合いで美しい。
大きな株は他の場所にも結構あったが、山頂に咲いていたのでこれを載せる
チシマギキョウ
チシマギキョウはいたるところで咲いていた。
この時期青紫色の花が遠くからでも見えるとほとんどはトリカブトかチシマギキョウ、アップで撮影すると花びらに毛が生えている。
朝日に照らされて綺麗だった。
タカネグンナイフウロ
稜線にはあまり咲いていなかったが、実は上りの途中大樺沢という大きな沢沿いの見晴らしのよい場所で多く咲いていた。
小生と一緒に登った仲間の一人はこの花が大好きだ。
2005/08/20のBlog
[ 18:49 ] [ 光 ]
昨日も今日も真夏の空、ギラギラの青空であった。
しかし、その青と違う青が高山にはある。
あの青はどうしてあそこまで青なんだろうと思ってしまう。
まあ簡単に考えると地上よりも塵や水蒸気が少なく、光の吸収や散乱が下界とはまったく違うためであろう。
でもこの青はすごい青だ。
すごい青としか表現できない自分の語彙力の無さに落胆する。
そんな青。
山に登らない人で飛行機からこの青を見た人は必ず印象に残るであろう。
[ 07:18 ] [ 風景画 ]
昨日の夜は大きな満月と綺麗な星空だったので、今日は久々に海岸を散歩しようと思った。
5時ごろに海岸に行ってみると、昼間の大賑わいの海も静かで穏やかな景色であった。
日の出前のまだ暗い海に印象的だったのは、えばし岩の向こうに見えるまるできのこ雲のような昇り立つ雲が既に太陽の光と受けてオレンジ色に光っていたことだ。
その後、まもなく太陽が昇ってきた。
静かな波のない海に太陽の光が反射して美しい。
海水浴客はこんな海を見ないだろう。
しかし、小生はこの朝日に反射した水面を見るのが大好きである。
太陽の昇る方向から反対側、つまり太陽を背にすると、そこには富士山がくっきりと見えた。こんなにくっきりと海から見えるのは久々だ。ひょっとしてこの夏で一番クリアに見えたのではないだろうか。
そろそろ終わりに近づいた海水浴シーズンだが、小生のように海から昇る太陽と海越しの富士山を見るのが好きな者にとってはこれからが海の季節かもしれない。
北岳周辺というのは、高山植物の種類が豊富なことではずば抜けているそうで、北アルプスの白馬岳、北海道の大雪山とともにお花畑や花の大群落が見られる貴重な場所という。
そんなところだからこそ、8月の半ばに行っても満足できるのかもしれない。

イブキジャコウソウ
北岳と間ノ岳の中間に中白根というピークがあり、その近辺に遠くから見てもピンク色に染まっている場所があり、期待しながら近づくとイブキジャコウソウが咲き乱れていた。地面を這うようにして咲いているので、カメラを上から向けてもおもしろくないので腹ばいになって写した。
実は腹ばいになるのもザックを降ろし、ごつごつの岩や石に腹をつけなければならないので山では大変だ。
タカネナデシコ
可憐なピンク色の花で、カワラナデシコ風の花だ。
岩場で風に揺られて咲いているのが実にかわいらしい。
ミネウスユキソウ
北岳周辺の最大のお花畑であるトラバース道に大きな株があちこち見られ、今が盛りと咲いていた。
ウスユキソウは高山植物の中でも人気のある花だ。
エーデルワイスの親戚ということもあって、山の花のシンボルのようだが地味な花だ。
2005/08/19のBlog
[ 17:11 ] [ 風景画 ]
17日の朝は日のでは見られたものの、富士山は頂上が雲に隠れ全体を見ることができなかった。
いずれ見えるだろうと思いながら間ノ岳へ行く。
その途中で予想通り雲が抜けて富士山が見える。雲海の中の富士山はやはりすばらしい。湘南海岸からの富士山とは一味違うのである。
反対側を見ると、仙」丈岳が大きなカールをいただきながら雲の中から抜き出ている。
こういう景色を見ながら歩く雲上の散歩を味わうとなかなか山はやめられなくなるのである。
そんな幸せの散歩で間ノ岳まで行くと、さらに南の山々が連なる。
しばらく見ていると、流れの速いガスが沸き立ち、たちまち山の景色がなくなる。
あらら、とがっかりしていると再びガスが逃げて行き、瞬間的に塩見岳がピークを見せてくれた。慌ててシャッターを切った。
こんなことしているのが楽しいのである。
山を歩いて楽しみなのが高山植物を見ることだが、8月も半ばになるとずいぶんと種類が減ってしまう。
やはり梅雨明けの直前か直後が最高なのであるが、仕事を持つサラリーマンとしてはその時期に三日も行くのは難しい。
しかし、種類は少なくなっていたが、さすがは北岳の周辺だ。この季節でもすばらしい。
そんな中で、今ピークだった花をまずはご紹介。

トウヤクリンドウ
この花は今稜線を歩いているとあちこちで見かける。特に間ノ岳と中白根の間はトウヤクリンドウの間を歩くようなところもあり、そんなところで撮影した。
キタダケトリカブト
北岳の八本歯からのトラバース道に今いっぱい咲いている。
北岳の固有種で、色が濃くて、背が低い。
それが目立つ。
背が低くても猛毒だそうだ。
タカネヒゴタイ
これも稜線のあちこちに咲いている。
地味な感じだが、ところかまわず咲いているので、思わず写真を撮りたくなる。
2005/08/18のBlog
[ 20:43 ] [ 日常での出来事 ]
二泊三日で南アルプスを歩いてきた。当初は北アルプスの薬師岳に行く予定が、仲間の都合や北アルプス方面の天候の不順などで急遽取り止め、南アルプスに変更、日程も短縮した。比較的近くて、いつ行っても花に関しては裏切られることの無い北岳と間ノ岳あたりをうろうろした。テントを担いでの急斜面はかなり厳しかったが、どういうわけか山に行くと根性が出る。楽しい山旅であった。午前中は絶景、午後は濃いガスに覆われた北岳周辺、この季節でも多くの花が咲き乱れていた。
明日からしばらく南アルプスの高山植物や絶景の写真をご覧ください。
この写真は、17日の朝、北岳山荘(標高2800mほど)のテント場からの日の出である。もう避暑を通り越して寒かった。日の出の時刻の気温は8℃、長袖のシャツにフリースとヤッケ。猛暑の下界がうらやましかった。
2005/08/15のBlog
[ 21:08 ] [ 日常での出来事 ]
数日前に発見したバラの花、今朝見るとすっかりと咲いている。
いったいいつこんなに花が開いたのであろうか。昨日はまだもう少しかかるかなと思っていた。
咲き出すと一気にパワーを使うのであろう。
生命の不思議を感じる。
明日からは久々に南アルプスを歩いてくる予定である。
天気が良いことを祈る。