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幽玄日記
Blog
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2008/08/24のBlog
三俣蓮華岳から黒部五郎小舎への下り。
緩急様々な斜面を降りていくのであるが、緩やかな斜面では比較的花を見ながら歩くことができ、写真も撮りやすい。

【ヨツバシオガマ】
この花も山に登ればまず間違いなくお目にかかれる花だ。生息域も広そうで、7月の半ばからお盆の季節までほぼ一ヶ月の間はどこかで花盛りを迎えているようだ。
ありふれているので、小生もあまりカメラを向けることもないのであるが、このときはしばらく花らしい花がなく、緑の草が生えるだけのところを歩いていたら突然今が盛りの状態で咲いていたので立ち止まってしまった。

【トウヤクリンドウ】
青や紫色の花が普通の高山で咲くリンドウの中で白いリンドウの花はこのトウヤクリンドウくらいだと思う。
このトウヤクリンドウという花は、7月の山ではほとんどお目にかかったことはないが、お盆近辺になると見ることができる。
つまり夏もそろそろ終わりになりますよと言っているような花だ。
先のヨツバシオガマが咲いていた場所からさらに数分下った場所でいくつかの株が点在して咲いていた。
2008/08/23のBlog
今朝は曇り空でひんやりとしている。
外に出て散歩する気にもなれず、テレビを見て、今はパソコンに向かっている。
実に不健康な土曜の生活だ。
しかし、不良中年さんのブログを見ていて小生も先日の山歩きで見た花をもう少しアップする気になった。
不良中年さんは多くの高山植物を載せておられる。さすがは白馬岳だ。花の種類は圧倒的に多そうだ。
しかし、小生も多くの花を見たのでもう少しご紹介。

【シナノキンバイ】
双六小屋から三俣小屋に向かう道で発見。この花は大きな群落を作るが、ここでは規模が小さかった。それでも黄色く大きな花はよく目だった。この花を見ると北岳の八本歯の上部の斜面に驚くほどの規模で咲いていたのを思い出す。小生の好きな花だ。

【イワオトギリ】
山に登っていると樹林帯、森林限界近くの草原、稜線と花の種類が変わっていく。
このイワオトギリという花は、稜線であまりお目にかからない。しかし、樹林帯では咲いていない。三俣蓮華岳から黒部五郎小舎まで標高差およそ500m。半分降りた辺りに咲いていた。花びらが星型のように5枚あり、多く咲いているとそれなりにかわいらしい。

【モミジカラマツ】
黒部五郎小舎に着いて荷物を降ろし、ビールで乾杯し、一服したところで少し小屋の周りを散策。
小屋の裏側にいっぱい咲いていた白い花。モミジカラマツだ。
小さい花だが線香花火のようで、近づいてみるときれいだ。
デジカメでさらに近寄って撮影するとモニターにはもっと美しい姿が見える。
デジカメを通して見たほうが見栄えする不思議な花だ。
この花は樹林帯でごく普通に見ることができる。
2008/08/22のBlog
[ 21:53 ] [ 光 ]
今朝はずいぶんと涼しかった。
日の出直前は一日で最も気温が低い場合が多いが、今朝はこの時間の気温が22℃ほどだった。毎日のように熱帯夜だった8月も終わりごろともなれば涼しくなるようだ。

日の出の時刻というのにまだかなり暗い。
曇りか雨が降っているのかと外を見ると東の空の低いところは雲が抜けて赤く見えていた。
思わず外に出て日の出を待った。
太陽が昇ってきて東の空に光線ができる。
しかしすぐ上は暗く重い雲が垂れ込めている。
太陽が昇ってきて雲が赤くなって来た。
今朝は意外に感動的な、いい日の出であった。
2008/08/18のBlog
[ 21:48 ] [ 花・草・木 ]
北ノ俣岳から太郎平小屋に向かう途中のなだらかな下り。
前方には薬師岳が巨大な姿を見せている。
その気持ちよい下りで一面白く見える場所がある。
花の大群落である。
これはすごい。
何の花であろうか。

ハクサンイチゲであった。
八ヶ岳ではピークも過ぎていたハクサンイチゲがここでは満開をむかえていた。
驚くのはその群落のすごさだ。
北岳でもこんなに咲いていなかったと思う。
しばらく立ち止まって花と山の中に包まれている幸福を味わった。
2008/08/17のBlog
[ 08:39 ] [ 花・草・木 ]
北アルプスの黒部五郎岳に行ってもう一週間経つ。
時間の経つのは早いが、山の上からの絶景や競うように咲いている高山植物はまだ鮮明に記憶にある。
今回撮影した北アルプスの花々のうちいくつかのご紹介。

【ミヤマリンドウ】
山に咲くリンドウの仲間でも小さい。けれども色は鮮やかな青で、太陽の光を浴びると花を開き、花びらに白い斑点などがあってきれいだ。
巨大な群落など作らないからあまり目立たないが、歩いていると時々見つける。
あまり目を留める登山者も少ない感じがしたが、かわいらしく清楚な感じの花だ。

【ウサギギク】
なんでも葉っぱが兎の耳に似ているからこんな名前がついたらしい。
この花の葉っぱを見て兎の耳を思うのは相当想像力豊かな人だと思ってしまう。
花はどこにでもあるようなありふれた感じの花で、幼稚園の子どもたちに「よくできました」なんて書かれた判子の花丸印みたいな花だ。
北アルプスの稜線に咲いていなかったら見向きもされない花のようにも思える。
確かに、北アルプスでも南アルプスでも八ヶ岳でもどこでも見ることができる。
しかし、この花2500m辺りまで登らないと見ることができないのではないだろうか。
そういう意味ではありふれているというよりも誰でもがお目にかかれる花ではないのである。

【イワイチョウ】
今回の山歩きの中でもっとも気に入った場所、黒部五郎のカールには雪解け水が流れ、湿地帯になっているとろが所々あったが、この湿地帯に咲き誇っていたのがイワイチョウだ。
白い花は群落になると目立つ。
沢の水の流れる音と、この白い花がマッチしていて、あたりは楽園となっていた。
2008/08/16のBlog
[ 06:43 ] [ 日常での出来事 ]
東の空が分厚い雲で覆われていたのに対して、西の空は快晴という不思議な空だ。
昨日よく見えていた富士山が今朝もよく見えている。
東の空が真っ赤になり、少し色あせた頃、西の空は雲がないというのに驚くほど暗い。
カメラの感度を上げて、絞りを開いて目いっぱい光を取り入れてシャッターを押す。
三脚でもない限り、これが限界。
でも意外にはっきりと富士山が撮れた。
それから30分経過。
日の出の時刻はもうとっくに過ぎているが、太陽は雲に覆われて出てこない。
西の空は見る見る明るくなってきた。
富士山は赤みを持ってきた。
ここまで明るくなると、カメラの感度を戻してもOK。
きれいな夏の富士山だ。
さらに30分経過。
つまり日の出の15分ほど前から1時間後にはもう薄暗さも何もない。
明るい明るい朝の世界だ。
気温も上がってきたようでうっすらと霞んでいるようにも思える。
すでに30℃以上になったことだろう。
今日も暑くなる。眠れない夜になるだろう。
[ 06:32 ] [ 光 ]
暑くて暑くて眠れない。
起きて空を見ると雲に覆われているが、東の空がなんとなく不気味な赤味を持っている。
カメラを持って外に出る。
なんと不気味な・・・、でもきれいだ。
アニメか映画で出てくるような作られた空のようだ。
刻々と赤さが増してくる。
5分ほど見とれていたが、赤色がもっともきれいになった。
そしてわずかな時間で少し色あせたように感じた。
慌てて、もう一枚撮った。
この日の出直前の光と色の変化は分単位ではない。
秒の世界だ。
2008/08/15のBlog
[ 22:02 ] [ 叙情 ]
今朝の富士山は美しかったが、夕方にも姿を出してくれた。
夕方に富士山を見るとなると、もう何ヶ月もなかったような気がする。
日没直後、空が赤く染まって、富士山をシルエットにする。
明日から天気はよくなさそうだ。
そのためか久々にサービスしてくれたのかもしれない。
[ 08:16 ] [ 叙情 ]
実は昨日も夜明けからわずかな時間だけ富士山は見えていた。
やはりその美しい姿が見えるとそれだけで嬉しくなってしまうのが富士山である。
今朝は昨日よりもまわりに雲が少なかったから見られる時間は長い。
日の出から1時間以上経っても安定しているようだ。
ならば、とカメラを持ち出して外にでる。
今朝の清々しい一枚だ。
[ 07:57 ] [ 光 ]
寝苦しい朝、目が覚めたので東の空を見ると赤い。
これはすばらしい世界があるかも。
早速外に出たら、日の出前の雲が赤く染まっている。
むせるような磯の香りが気持ち悪く、海岸に行く気がしない。
海面も赤く染まってきれいだろうとは思いながらもその場で写真を撮った。
さらに赤く染まっている場所にズーム。
ファインダーから覗く雲は美しく面白い。
今日も暑くなる予感。
太陽が出る20分も前なのに既に29℃だ。
この美しく静かな世界も太陽とともに消される。