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2007/09/06のBlog
[ 13:31 ]
先月初めあたりから、藤沢駅地下道で野宿するのが難しいという声を野宿者から聞くようになりました。特に写真の辺り(大手家電量販店のシャッター周囲)にはカラーコーンが置かれ、水もまかれるように。
ここは常時3~5名くらいの野宿者が寝ていたところで、冬などは少し奥まっているために風が来にくく、貴重な居場所の一つになっていました。しかし、今は全く誰も寝ていません。ここが長く定位置だった高齢女性も、他の場所を探して移っていきました。
野宿可能な場所がどんどん狭まっていく状況で、2~3ヶ月後には訪れる寒い季節をどう乗り切るか、けっこう考えるとシビアです(受け皿として存在しているきずなシェルターは8月でさえ満床状態が続いていました。冬にはどうなるのか)。(あ)
ここは常時3~5名くらいの野宿者が寝ていたところで、冬などは少し奥まっているために風が来にくく、貴重な居場所の一つになっていました。しかし、今は全く誰も寝ていません。ここが長く定位置だった高齢女性も、他の場所を探して移っていきました。
野宿可能な場所がどんどん狭まっていく状況で、2~3ヶ月後には訪れる寒い季節をどう乗り切るか、けっこう考えるとシビアです(受け皿として存在しているきずなシェルターは8月でさえ満床状態が続いていました。冬にはどうなるのか)。(あ)
2007/09/05のBlog
[ 18:31 ]
2007/08/08のBlog
[ 18:16 ]
一般的に70代以上の方は、身内が近くに住んでいたり連帯保証人になったりということが可能でない限り、なかなかアパートを貸してもらえないのが現実です。また、何とか貸してもらえるアパートが見つかったとしても、フォローする側は、予測可能・不可能な緊急事態をある程度覚悟して関わっていかねばなりません。過去に、シェルターからアパートに入って10日くらいで急逝した70代の方もいました。
高齢者の相談の中には割とよくあることですが、アパートが取り壊しになり立ち退きを迫られたが、そのアパートを借りたときは健在だった身内が亡くなっていて、現在は身内に連帯保証人になってくれる人がいないため、新たにアパートが借りられず、行き場がなくなってしまうというような事例。年老いてからの環境の変化は過酷なものです。それでも、健康な方はまだこれからの生活設計を立てることもできるでしょう。
問題は健康面で問題を抱えている人や認知症の症状が出ている方。環境の変化で認知症がみるみる間にすすんでいく方もいます。今までは住み慣れた地域で何とか生活できていたが、全く違うアパートで1人暮らしはとても困難である。しかし、すぐに入れる高齢者施設は見つからない…。どこで安定した暮らしを送るのか。いかに安心して生活していくのか。
これは仕事として高齢者に関わっている方に共通した悩みだと思われます。地震などの災害がたとえ起きなくても、日々見えないところで進行している、それこそ他人事でない住宅問題です。(あ)
(写真は、大阪・釜ヶ崎の道端で。福祉アパートのオーナーさんの「名言」のようです)
高齢者の相談の中には割とよくあることですが、アパートが取り壊しになり立ち退きを迫られたが、そのアパートを借りたときは健在だった身内が亡くなっていて、現在は身内に連帯保証人になってくれる人がいないため、新たにアパートが借りられず、行き場がなくなってしまうというような事例。年老いてからの環境の変化は過酷なものです。それでも、健康な方はまだこれからの生活設計を立てることもできるでしょう。
問題は健康面で問題を抱えている人や認知症の症状が出ている方。環境の変化で認知症がみるみる間にすすんでいく方もいます。今までは住み慣れた地域で何とか生活できていたが、全く違うアパートで1人暮らしはとても困難である。しかし、すぐに入れる高齢者施設は見つからない…。どこで安定した暮らしを送るのか。いかに安心して生活していくのか。
これは仕事として高齢者に関わっている方に共通した悩みだと思われます。地震などの災害がたとえ起きなくても、日々見えないところで進行している、それこそ他人事でない住宅問題です。(あ)
(写真は、大阪・釜ヶ崎の道端で。福祉アパートのオーナーさんの「名言」のようです)
2007/08/06のBlog
[ 16:30 ]
もう1ヶ月も前のことですが、大阪は釜ヶ崎に行って来ました。
毎年いろんな都市のもちまわりで、寄せ場労働者や野宿当事者、支援メンバーなどが交流する「全国地域・寄せ場交流会」というイベントがあるのですが、今年は第23回目の交流会が7月7・8日に大阪で開催されたため、前晩から神奈川の有志(ポルトの入居者も3人参加)で出かけました。大阪に着いたのは、早朝6時前。
交流会は昼からのため、釜ヶ崎を歩くことになりました。私自身は3年くらい前に一度来ているのですが、やはり規模の大きさに圧倒されます。野宿している人も多いし、小屋や屋台、野良犬もたくさん。定番の安いジュース(大手のメーカーの自販機は120円なのに、マイナーメーカーのは80円とか100円で売ってます)。関東では見かけない「冷し飴」の缶ジュースが人気で、おみやげに買っていく人もいました。私は出店を出しているホルモン焼を見逃しません。
西成労働福祉センター(巨大!)の前の通りの電柱で、写真の貼り紙を手に入れました。消してあるのは携帯電話の番号です。あからさまに犯罪の臭いがしますが、今飢えていたら少しは葛藤しても電話してしまうだろうなあ、と眠い頭でぼんやり考えました。(あ)
毎年いろんな都市のもちまわりで、寄せ場労働者や野宿当事者、支援メンバーなどが交流する「全国地域・寄せ場交流会」というイベントがあるのですが、今年は第23回目の交流会が7月7・8日に大阪で開催されたため、前晩から神奈川の有志(ポルトの入居者も3人参加)で出かけました。大阪に着いたのは、早朝6時前。
交流会は昼からのため、釜ヶ崎を歩くことになりました。私自身は3年くらい前に一度来ているのですが、やはり規模の大きさに圧倒されます。野宿している人も多いし、小屋や屋台、野良犬もたくさん。定番の安いジュース(大手のメーカーの自販機は120円なのに、マイナーメーカーのは80円とか100円で売ってます)。関東では見かけない「冷し飴」の缶ジュースが人気で、おみやげに買っていく人もいました。私は出店を出しているホルモン焼を見逃しません。
西成労働福祉センター(巨大!)の前の通りの電柱で、写真の貼り紙を手に入れました。消してあるのは携帯電話の番号です。あからさまに犯罪の臭いがしますが、今飢えていたら少しは葛藤しても電話してしまうだろうなあ、と眠い頭でぼんやり考えました。(あ)
2007/06/15のBlog
[ 21:27 ]
藤沢駅前を歩いていると、前方に遠目にも人だかりがしているのがわかりました。
中心にいるのは…、あのウサギを肩に乗せていたおじさんです。
近づいてみると、大・中・小のウサギが!大といっても、ミニサイズですから小なんて生まれたばかりの風情です。かわいいのなんの。小さい子供たちが興奮して触ったり、携帯メールで写真を撮ったり。
急いでいたのでおじさんと話すことが今回もできませんでした(写真はしっかり撮ったけど)が、こうしてウサギをたくさんの人に見てもらうことが好きなようなので、また会えることでしょう。(あ)
中心にいるのは…、あのウサギを肩に乗せていたおじさんです。
近づいてみると、大・中・小のウサギが!大といっても、ミニサイズですから小なんて生まれたばかりの風情です。かわいいのなんの。小さい子供たちが興奮して触ったり、携帯メールで写真を撮ったり。
急いでいたのでおじさんと話すことが今回もできませんでした(写真はしっかり撮ったけど)が、こうしてウサギをたくさんの人に見てもらうことが好きなようなので、また会えることでしょう。(あ)
[ 20:28 ]
生活「支援」を行う際に立ちはだかってくるのが金銭管理の問題です。
あまり他人様のことを言えた立場でもないのですが、世の中には金銭管理が困難・苦手な人がけっこう存在していることを肌身で感じます。
「収入以上のお金を使えば破綻する」というのは単純な事実ですが、今までの生活スタイルを容易に変えることができないというのも人間の性。アディクションの問題にリンクする人もありますが、以前はばんばんお金を稼いでいたのに、病気や障がいのために生活が困窮して生活保護に、というのはわかりやすいパターンです。「稼げば何とかなる」というのは通用しないのに、受給するお金の範囲で生活できず、しわ寄せが家賃や公共料金に行ってしまったり借金を重ねてしまったり。その辺、やはり家計をやりくりしていた経験のある人は何とかなることが多い。寮などの生活が長い人の方が金銭管理能力が発達していない傾向があるという感触です。
誤解をまねきかねない記事ですが、言うまでもなく管理ができる・できない度合いというのは個人差がありますし、あくまでもごく一部の事例であることを申し添えます。(あ)
あまり他人様のことを言えた立場でもないのですが、世の中には金銭管理が困難・苦手な人がけっこう存在していることを肌身で感じます。
「収入以上のお金を使えば破綻する」というのは単純な事実ですが、今までの生活スタイルを容易に変えることができないというのも人間の性。アディクションの問題にリンクする人もありますが、以前はばんばんお金を稼いでいたのに、病気や障がいのために生活が困窮して生活保護に、というのはわかりやすいパターンです。「稼げば何とかなる」というのは通用しないのに、受給するお金の範囲で生活できず、しわ寄せが家賃や公共料金に行ってしまったり借金を重ねてしまったり。その辺、やはり家計をやりくりしていた経験のある人は何とかなることが多い。寮などの生活が長い人の方が金銭管理能力が発達していない傾向があるという感触です。
誤解をまねきかねない記事ですが、言うまでもなく管理ができる・できない度合いというのは個人差がありますし、あくまでもごく一部の事例であることを申し添えます。(あ)
2007/05/17のBlog
[ 10:55 ]
2007/05/08のBlog
[ 23:26 ]
先日藤沢駅近くの道を歩いている際、ありえない光景を目にしました。
自転車で後ろから私を追い抜いていったおじさんの肩に何か茶色いものが…動物?…動物!…ウサギ!?
そんなにゆっくりでもない速度で走る自転車なのに、ウサギがしっかりおじさんの肩にのっています。ついに目がおかしくなったかと思いきや、何度見ても確かにウサギ。すごくいいものを見た気になりました。
以前寿町でリス・猫・カラスを肩に乗せて歩いているおじさんは見たことがあったけれども、ウサギは初めてです。随分バランス感覚に優れたウサギですね!
今日も駅前でそのおじさんを見かけました。2人組の外国人青年(きっとウサギを見て話しかけたに違いない)と話をしているおじさんの脇には自転車があり、箱がくくりつけられています。その上にウサギが2羽。ミニウサギでしょう。かわいいです。
おじさんの風体は野宿しているような感じです。でも駅で寝ているのは見たことがないし、ウサギを飼っているならきっと砂防林で小屋住まいをしている人だろうなと勝手に想像しました。今度あったときはぜひともウサギの写真を撮らせてもらえないか聞いてみようと思います。肩に乗るウサギなんて、なかなかかっこいいですよ。(あ)
自転車で後ろから私を追い抜いていったおじさんの肩に何か茶色いものが…動物?…動物!…ウサギ!?
そんなにゆっくりでもない速度で走る自転車なのに、ウサギがしっかりおじさんの肩にのっています。ついに目がおかしくなったかと思いきや、何度見ても確かにウサギ。すごくいいものを見た気になりました。
以前寿町でリス・猫・カラスを肩に乗せて歩いているおじさんは見たことがあったけれども、ウサギは初めてです。随分バランス感覚に優れたウサギですね!
今日も駅前でそのおじさんを見かけました。2人組の外国人青年(きっとウサギを見て話しかけたに違いない)と話をしているおじさんの脇には自転車があり、箱がくくりつけられています。その上にウサギが2羽。ミニウサギでしょう。かわいいです。
おじさんの風体は野宿しているような感じです。でも駅で寝ているのは見たことがないし、ウサギを飼っているならきっと砂防林で小屋住まいをしている人だろうなと勝手に想像しました。今度あったときはぜひともウサギの写真を撮らせてもらえないか聞いてみようと思います。肩に乗るウサギなんて、なかなかかっこいいですよ。(あ)
2007/05/06のBlog
[ 01:25 ]
相談者の中でも強迫的ギャンブル者はアルコール依存症者と並んで数が多く、それが野宿状態に至った要因であるとともに、今後の「自律/自立」生活を築く上での問題ともなっている(単に衣食住を与えれば済むわけではない)という、避けては通れない病気です。身体的に現れるアルコール依存症とは異なり、強迫的ギャンブルは見た目ではわかりません。生活保護などの社会保障制度を使うようになり、今後の生活プランを建てる段になって何かおかしいぞと気付くことが多いのです。もちろん生活歴などをきちんと聞けばある程度のことは把握できますが、正直に語る人は少ないわけで、また当事者本人が自分の問題はギャンブルにあると気付く段階にきていれば、すでに問題の半分は片付いているといってもいいでしょう。
さて、前置きが非常に長くなりました。藤沢カトリック教会で行われる福祉勉強会「ギャンブル依存症からの回復」のお知らせです。昨年8月には同じ勉強会でアルコール依存症を取り上げて下さり、多くの方が聞きに来ていました。今回は精神科医の伊波真理雄氏、日本で唯一の強迫的ギャンブラーのための施設「ワンデーポート」に参加している仲間たちが来てお話しをして下さいます。
★日時:2007年5月13日(日)午前11時~
★場所:藤沢カトリック教会 藤沢教会聖堂 (簡単な略図は左)
参加費無料・事前の予約もいりませんので、ぜひお気軽に足をお運び下さい。
さて、前置きが非常に長くなりました。藤沢カトリック教会で行われる福祉勉強会「ギャンブル依存症からの回復」のお知らせです。昨年8月には同じ勉強会でアルコール依存症を取り上げて下さり、多くの方が聞きに来ていました。今回は精神科医の伊波真理雄氏、日本で唯一の強迫的ギャンブラーのための施設「ワンデーポート」に参加している仲間たちが来てお話しをして下さいます。
★日時:2007年5月13日(日)午前11時~
★場所:藤沢カトリック教会 藤沢教会聖堂 (簡単な略図は左)
参加費無料・事前の予約もいりませんので、ぜひお気軽に足をお運び下さい。
2007/05/01のBlog
[ 13:09 ]
2つ前の記事で、鎌倉市でアパートを探すことの困難さを書きましたが、4月に入って別の方が鎌倉でアパートを探すこととなりました。
時期が良かったのでしょうか、今回は5軒目の不動産屋で当り。風呂なしアパートでもしょうがないと思っていたところが、風呂付きで鎌倉駅にも割と近い(かなり坂を上がったところですが)物件にめぐりあうことができました。しかも大家さんも生活保護に理解があるという、願ってもない展開です。
この方は若いときから数十年も野宿生活を送っており、風光明媚な場所でペットを飼って生活していることなどから、悠々自適なイメージがありました。周囲の大方はこの方が「しばられたくないから」「気ままに」野宿しているというような見方をしていたように思います。私も当初は半ばそう思っていたので、一緒にアパートを探しつつも「本当にアパート生活を送れるのだろうか?」「アパートで暮らすことがどういうことか分かっているのか?」と不安になることもありました。
しかし、いろいろと会話を交わすうちに、この方には野宿以外の選択肢が本当になかったのだということを理解し、自分の浅い考えを恥じました。幼いころから家族と別れて施設で育ち、教育も満足に受けられず、若くして仕事を失い、帰るところはどこにもない。生活を立て直す基盤もなかった。どうにか生き延びるためには日銭を稼いで野宿するしかなかったのだと。アパートで暮らすなど、夢のまた夢だったのでしょう。長年、自分には関係ないことと諦めて生活してきたことが伝わってきました。よくぞここまで生き延びてくれたと思いました。
数十年の野宿生活からアパート生活に移るためのハードルも決して低くはありません。アパートは比較的楽に見つかりましたが、それまでの基盤を整える作業は本人にとっても大変なことだったと思います。それでも乗り越えることができたのは、野宿しつつも仕事やペットのことで多くの方と関わる生活を送ってきた社会性が土台にあり、さらに本人が今後の生活について自分なりのイメージや希望を持つことができたからだと思います。この先どういう生活を築いていくのか、楽しみです。(あ)
時期が良かったのでしょうか、今回は5軒目の不動産屋で当り。風呂なしアパートでもしょうがないと思っていたところが、風呂付きで鎌倉駅にも割と近い(かなり坂を上がったところですが)物件にめぐりあうことができました。しかも大家さんも生活保護に理解があるという、願ってもない展開です。
この方は若いときから数十年も野宿生活を送っており、風光明媚な場所でペットを飼って生活していることなどから、悠々自適なイメージがありました。周囲の大方はこの方が「しばられたくないから」「気ままに」野宿しているというような見方をしていたように思います。私も当初は半ばそう思っていたので、一緒にアパートを探しつつも「本当にアパート生活を送れるのだろうか?」「アパートで暮らすことがどういうことか分かっているのか?」と不安になることもありました。
しかし、いろいろと会話を交わすうちに、この方には野宿以外の選択肢が本当になかったのだということを理解し、自分の浅い考えを恥じました。幼いころから家族と別れて施設で育ち、教育も満足に受けられず、若くして仕事を失い、帰るところはどこにもない。生活を立て直す基盤もなかった。どうにか生き延びるためには日銭を稼いで野宿するしかなかったのだと。アパートで暮らすなど、夢のまた夢だったのでしょう。長年、自分には関係ないことと諦めて生活してきたことが伝わってきました。よくぞここまで生き延びてくれたと思いました。
数十年の野宿生活からアパート生活に移るためのハードルも決して低くはありません。アパートは比較的楽に見つかりましたが、それまでの基盤を整える作業は本人にとっても大変なことだったと思います。それでも乗り越えることができたのは、野宿しつつも仕事やペットのことで多くの方と関わる生活を送ってきた社会性が土台にあり、さらに本人が今後の生活について自分なりのイメージや希望を持つことができたからだと思います。この先どういう生活を築いていくのか、楽しみです。(あ)