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T is for Travel ~タは旅のタ~
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2005/05/23のBlog
[ 14:21 ] [ ダはダイアリのダ ]
ベイエリアもようやく雨のシーズンを脱したと思われるような晴天が続いています。
普段はオレゴン州上空にあるジェット気流がが、今年はベイエリア付近まで蛇行して南下していて、そのせいで雨が降り続いていたのだそうです。
浮きは例年3月で終わるに、5月下旬まで続いたのですから、完全に異常気象です。
地球温暖化のせいか、それともThe day after tomorrowが予言した、気候の激変の始まりなのか!?

せっかくの良い天気だから、布団を干すことにしました。
このあたりでは景観を保持するために、洗濯物等を外から見えるところには干せません。洗濯物は乾燥機か、あるいはガレージの中に干します。
布団も景観を損ねる事情は同じです。
だから、見えないように、地面に布を敷いてから、その上に並べて干します。

そういえばアメリカ人が布団を干しているところを見たことがありません。
日本風の布団はなくても、コンフォートとかマットレスの上に敷く薄いマットなんかはあるはずです。
汗を吸っても干さないのかな。それはかなり不潔に思える。
それともクリーニングに出すのだろうか?

庭を見ると、鹿が食事中でした。
かわいそうだけど、ドアを開けると、驚いて逃げていきました。
鈍重そうな巨体に見えるのだけど、軽々とフェンスを超えるものですね。
鹿の去った庭の地面に布団を並べて、そこに寝転んで空を見上げました。
もう完全に夏の真っ青な空でした。
2005/05/20のBlog
[ 15:46 ] [ ┣ ベイエリアの小さな旅 ]
サンマテオの人口は高々9万人ですから、ダウンタウンと言っても小さく、せいぜい3ブロック四方(300m×500mくらい)の大きさです。どこにでもあるアメリカの田舎町の中心街と言う感じですが、よそと比べて特徴的なのはレストランなど“食”関係の店が多いことでしょうか。
北隣のBurlingameのダウンタウンには、GapやJ.Crewなどナショナルブランドの店が並んでいます。サンマテオダウンタウンにはそういう店がありません。市の南端にそういう店の入ったHillsdale Shopping centerがあるということもありますが、ダウンタウンが地元の店の存続のために、それらの店を拒絶したと言う経緯もあるらしいです。結果として、洋服店などはどんどん姿を消し、今は“食”の店だけが残りました。

CAL TRAINの駅前にあたるB streetには、ビヤホール、パブ、クラブが何件もあり、夜中まで賑わいを見せています。一昔前までは、ちょっと怖い雰囲気のある通りでした。アーミー用品専門店だとか、ちょっとやばそうな店もあるし、夜は酔ったマッチョなニーちゃんがにらみを聞かせて歩いているような通りだったのです。線路との間にあった駐車場は夜はちょっと停めたくない雰囲気がありました。
しかし再開発事業で、その駐車場を壊し、シネマコンプレックスができ、周辺にレンガ敷きの遊歩道に整備されて、照明もずいぶん明るくなって、通りの雰囲気が変わってきました。週末は映画も遅くまでやっているので、若い女性や家族連れが夜遅くまでぞろぞろと歩いています。
3rd Avenueと4th Avenueはダウンタウンの中心です。たくさんのレストラン、それに花屋、チョコレート屋、宝石店、アンティークショップ、ベーカリーなどなど。スターバックスもあります。
それからサンマテオダウンタウンのフラッグシップ的高級スーパーDraegers。ここは日本で言えば紀伊国屋や明治屋に相当する超高級店です。20ドルも出せばおいしいカリフォルニアワインが飲める国で、100ドルを超えるフランスワインが無造作に並べられています。二階にはキッチン用品とクッキング教室とカリフォルニアフレンチのレストランもあります。昼時に訪れると、おじさんの姿はなく、奥様方が女同士で高級ランチを楽しんでいます。その様子は日本と同じなのでしょうか。
4th Avenueには日本食スーパーするきや、日本のレンタルビデオもあります。ここらあたりには、日本人駐在員とその家族たちが、ランチや買い物で多数出没しています。
2005/05/16のBlog
[ 06:16 ] [ ダはダイアリのダ ]
この間はイチローを見に行って、今度は日曜日に松井秀を見に行きました。
同じ、OaklandのMcAfeeスタジアムです。
前回のMarinersと比べてYankees戦は球場の盛り上がり方が違いました。
アレックス・ロドリゲス、リベラ、ランディ・ジョンソンなどのスーパースター軍団なので、人気もある代わりに、反発も買うというちょうど日本の巨人のようなチームなのです。特にDHのジオンビは、OaklandからFAでYankeesに行ったので、彼が打席に入ると球場中がブーイングの嵐です。
おまけに前夜Athleticsは大敗していたし、始まる前からなにやら異様な雰囲気です。
ゲーム自体はとても面白いゲームでした。Athleticsがジョンソンの立ち上がりを捉え3点を先行すると、Yankeesはマルチネスの2打席連続ホームランでひっくり返す。しかしAthleticsがすぐ追いつき、ようやく終盤7回にYankeesが突き放し、最後はリベラが快速球で締めるというシーソーゲームでした。松井も前日の4何打には及ばないものの、きちんとヒットを打ちました。誰だか忘れちゃったけど、頭に当たったデッドボールとか、珍しいダブルスチールなんかも見られました。結構お得なゲームだったとお思います。
Yankees戦のときはいつものことなのか、そのあたりは良くわかりませんが、何しろ警備員だとか、本物の警官だとかがうじゃうじゃといます。
7回くらいには、酒を飲んで大声で騒いでいたおやじが退場させられました。5回くらいには、上半身裸で下は紙おむつのようなものをつけたニーチャンが二人グランドに乱入し、しばらく走り回った後、警備員にタックルされ取り押さえられました。さすがにこいつらは警官に連行されていました。

ゲーム終了後も駐車場で車の上に乗って、卑猥な言葉を叫びながら騒いでいる連中もいましいた。そもそも湾の東側は西側に比べて柄の悪い土地なので、ちょっと緊張しながら帰ってきました。デーゲームでもこれですから、ナイトゲームのときはかなり怖そうです。
夏休みとかに日本からこられる方は、その怖さも含めてYankees戦のほうが、Mariners戦よりも、アメリカで野球観戦しているという醍醐味は味わえるから、面白いかも知れません。
2005/05/15のBlog
[ 06:12 ] [ ダはダイアリのダ ]
また、娘がSleepoverだったので、土曜日は同僚とカラオケです。
今回は参加者を3人だけに絞り、集中的に歌いこむと言う気合の入れようでした。
ところが、直前になって、そのうちの一人が仕事でだめになってしまいました。私たちは週末でも電話一本で、呼び出される因果な商売なのです。

一人減っちゃったけど、せっかくだから、ということで、もう一人の同僚と出かけました。
男二人でボックスに篭るというのもなんだか気持ちが悪いですが、それよりも数少ない機会を無駄にしたくないと言う気持ちが勝ったのでした。
結局、2人で4時間。
一人当たり30曲近くを熱唱したことになります。
しかも、前回歌った曲じゃ歌わないと言う、カラオケ好きのプライドとプライドのぶつかり合い。前回とあわせると、ぞれぞれ40曲以上違う歌を歌い続けたことになります。

カリフォルニア州では、酒類の販売が厳しく制限されており、カラオケボックスのように食事を出さない店での免許の取得は困難のようです。
その上、ボックスは車でないといけない場所にあるので、前もって飲んでいくと言うこともできません。
つまり、しらふで4時間テンションを維持したわけで、これは驚異的なことだと思いませんか。

店の情報を追加: Gambaカラオケ、19990 Homestead Rd Cupertino, CA 95014
2005/05/13のBlog
[ 15:51 ] [ ┣ ベイエリアの小さな旅 ]
私の住む町サンマテオ (San Mateo)は、サンフランシスコから南に20マイル(30km)、サンノゼから北に30マイル(50km)にあるベッドタウンです。町の歴史は1776年にスペイン人の探検隊がこの土地に駐屯したと言うのが始まり。だから、キリスト教の聖人、聖マタイにちなむ町の名前は、英語風のセントマシューズではなく、スペイン式のSan Mateoです。
市の東側はサンフランシスコ湾に接していて商業地と住宅地の混在、西側はサンタクルーズ山脈につながる丘陵地帯で、住宅地になっています。その丘からは、サンフランシスコ湾がきれいに見えます。写真の手前のビル群がサンマテオダウンタウン、湾を挟んで遠くにかすんでいるのが、サンフランシスコの街です。
2005/05/09のBlog
[ 14:40 ] [ ┣ ベイエリアの小さな旅 ]
昔は全米50都市以上にジャパンタウンがあったようですが、第二次世界大戦をはさんで、どんどんなくなっていって、今はサンフランシスコ、ロサンゼルス、サンノゼの3つだけになっているそうです。
サンフランシスコのジャパンタウンも昔に比べてかなり小さくなったようですし、近年は韓国系の店が多くなっていますが、それでもいつも日系人がいっぱいいます。はやりのキャラクターグッズの店やクレープを焼く店には、若い日系人がたむろしていますし、日本風の骨董品やみやげ物の店には、アメリカ人の観光客が来ています。

それに対して、サンノゼのジャパンタウンは、なんと言うか、空っ風が吹き抜けていきそうな、寂れた町です。歩いている人もまばらです。地方の高速道路が出来て車が通らなくなった旧街道筋の商店街をイメージしてもらえば近いかもしれません。
ここは観光地ではなく、地元の日系人のための町なのです。
5th streetとJackson Streetの交差点を中心に、ゴルフショップ、化粧品屋、日系スーパー、旅行代理店などがひっそりと営業しています。なかでもサンノゼ豆腐という豆腐屋では、古風な製造方法で豆の香りがする、味のある豆腐が食べられます。これ、冷奴で食べると本当にうまいです。きっと明治のころから、そのままの作り方で豆腐を作っているのだと思います。日本ではとっくに機械化されたり、合理化されてしまった製法が、米国で孤立しているがゆえに残っているでしょう。

なんでも、このSan Jose Japan Townは100年以上の歴史があるそうです。商店街のはずれには、日系人博物館とか、お寺とかもあります。農園の出稼ぎ労働、戦争中の強制収容など日系移民の歴史が刻まれた町です。流行りものがないからといって、邪険にしてよいわけがない、と新参者の移民も思うのです。
などと偉そうななことを言いながら、実はここに来るのは数年ぶりです。
サンノゼには、ここのほかに、大規模日系マーケットのミツワ(旧ヤオハン)と本の紀伊国屋を中心にした日系モールがあり、そちらはいつも日系人であふれかえっています。私もいつもはそちらで買い物をするので、Japan Townには来ないのです。

久しぶりに見るJapan Townは、昔に比べると、しゃれたレストランが出来たように思いました。小料理屋というかカフェバー風の日本料理屋というか、そんな感じの店を幾つか見つけました。
今度はゆっくり食事でもしに来ることにします。
2005/05/06のBlog
日本から元上司が出張でやってきました。
ちょっと話があるというので、会議室へ。
「出向期間も残り1年になるよな。そろそろ次のことを考えないといけない。」
うーん、ついにこの時がやってきたかという感じです。

うちの会社では妻帯者の場合、出向期間はおおむね5年と決まっています。
そして、出向者の人事権は現在の上司と出向直前の元上司が握っています。つまりそろそろ私の帰り先の調整と交代要員の人選に入るということです。

自分の中の70%くらいは、このまま米国で生きていくつもりになっているので、「こちらに“移籍”あるいは他社に転職することを考えはじめています。」と答えました。元上司はたいして驚いた様子もなく、「まあ10年もいたんだから、そんなところだろうと思っていた。じゃあその線で後任の人事を考えるから。」とひどく簡単です。

あれ?
たとえば、“日本で君の力が必要なんだ、帰ってきてくれないと困る。考え直す余地はないのか?”みたいに、ちょっとくらい引き止めてくれないの?
会社というところは、たとえ明日誰かが突然死んでしまったとしても、ちょっとした混乱が収まれば何事もなかったように動いていくものです。つまりどんな人間でも代わりがいる、というのが会社という組織です。
そんなことは百も承知なのですが、20年も貢献してきた自分ですから、心情的には少しくらい優しいコメントがほしい、と思うのですが、甘いでしょうか?

そのうえ、元上司は追い討ちをかけるように、「“移籍”というのはありえないからな。普通に退職して、あらためてこの会社の採用基準に照らして雇ってもらえるかどうか、ということだ。」と言われました。
もちろんそのとおりですよ。えぇ、あなたが全く正しい。
でもね、長年仕えてきた上司なんですから、「そうか、そう考えているのか。口を利いてやるようなことは立場上できないけれど、応援してやるから、がんばれよ。」くらい言ってくれてもバチ当たんないんじゃないか?って思いました。甘いですか?

ここんところ、どうやったら円満に退社できるか、なんてことも考えていました。
他社の面接受けて、いきなり「来月辞めます」じゃ仁義も何もないよね、周囲にできるだけ迷惑をかけないように、きちんと配慮して辞めないとね、などと考えていたのでした。
でもね、もー、なんかこんな会社に、最後までちゃんと尽くそうと、ちょっとでも考えてしまった自分が情けなくなりました。

というわけで、思考が今かなりネガティブモードに入っています。
2005/05/05のBlog
[ 09:30 ] [ ┣ 湾岸ライフ ]
先日、径が5mm以上もあるネジが、タイヤのトレッドに深く突き刺さっているのを見つけました。タイヤを交換して、まだ3000kmしか走っていないので、かなりがっかりです。
幸いなことに、$20なりの修理ですみましたが、刺さりどころが悪いと、タイヤ交換で$100以上の出費になってしまいます。アメリカに来てネジが刺さったのは、これで2度目です。

日本に比べて、この国は道路にいろいろなものが落ちています。
まず、ガーデナー(庭師)が落としていく刈りとった枝。荷台にカバーなんかしないで走り回るので、結構大きな枝だってばら撒いていきます。
季節ものでは、ハロウィンのかぼちゃの残骸と、クリスマスツリー。2m近くもあるツリーは、さすがにそのまま突っ込むと危ないです。
家の建て替えの廃材を運ぶトラックは、五寸釘が剣山のように突き出た板を落としていきます。
トラックからスイカが落ちて高速道路が閉鎖になったこともありました。この国では運びのプロでさえも平気で物を落とします。

「落ちている」と言うにはかなり語弊がありますが、動物の死骸も毎日のように見かけます。多いのはリス、タヌキ。
スカンクの死骸は何100mも前から匂います。
大物では鹿が横たわっていることもあります。さすがにこれに衝突するとこちらも無傷ではすみません。

衣類の入った袋、ふとん、荷物の入ったダンボール、庭に置くプラスチックのガーデンチェアなどもかなり良く見かけるアイテムです。多分引越しの車が落としていくのだと思うのですが、なぜこんなに頻繁に見るのかはわかりません。
高速道路の隣のレーンを先行していたSUVに取り付けてあった自転車が落ちてきたことがありました。高速走行中のため、落ちた後自転車が大きく弾んで、後続の車がちょうどその下を通過して事なきを得ました。もし衝突していたら、落とし主は業務上過失致傷に問われかねないと思います。

ネジというのは、被害を与えると言う意味ではおそらくもっともポピュラーなアイテムでしょう。落ちているネジの頭の部分を踏むと、ネジが起き上がって、タイヤのゴムをぶすり、と言うのがネジが深々とタイヤに刺さるメカニズムなのだそうです。
オフィスの前の道は、BFIと言うごみ処理の会社に続く道です。ゴミ収集車や産業廃棄物を満載にしたトラックが頻繁に通ります。したがって、ネジの名所です。みんな通勤には裏手の道を使うなど工夫をするのですが、ネジの被害は後を絶ちません。
2005/05/04のBlog
[ 10:59 ] [ ダはダイアリのダ ]
5月に入って俄然暖かくなってきたと油断したのか、日曜日の野球観戦の疲れか、体調が悪い。体がだるく、鼻水が止まりません。
免疫強化・感染症対策のハーブ、エキナセア(Echinacea)~ハンゴン草~を買ってきて飲んでいたのですが直りません。

とにかく鼻水だけで求めないと仕事にならぬと思い、オフィスの机の中にあった先月日本で買った鼻炎用カプセルを飲んだらなんだか気持ちが悪くなってきました。体の中で、自然療法と化学療法が戦っている感じです。

同僚も結構休んでいます。うちのセクションでも1人お休みです。
隣の部署に行ったら、韓国人の女性が部屋の中でコートをはおって、コンピュータの画面に向かって、両手を組んでその上に頭を乗せて目をつぶっていました。
「祈ってるの?」と聞いたら、弱々しい声で微笑んで、「No...」と一言。
どうやら彼女も風邪にやられた一人のようです。いつも遅くまで仕事をしているのに、さっき4時半ごろ通りかかったら、もう帰宅していました。

さすがにGWのど真ん中で、日本からの仕事のメールが全く来ないし、僕もブログなんかやってないで帰ろうかな。
2005/05/03のBlog
[ 10:54 ] [ ダはダイアリのダ ]
日曜日にメジャーリーグの観戦に行ってきました。
対岸のオークランドのMcAfee Coliseumです。ここは野球のオークランドアスレチックス(通称A's)とフットボールのレイダースの本拠地です。

ご承知のように、アスレチックスには今年から前阪神の藪投手が在籍しています。球場のショップで早速、藪投手の背番号13のTシャツを買い込んでスタンドに行きました。
写真でわかるように、3階席は人もまばらなのですが、それでも3万人入っているのだそうです。

娘が学校の遠足でGiantsを見に行ったときは、3階席かなんかで、蟻のようにしか見えなかった、と言うものだから、かなり気張って、$35のMVP席です。前から16列目の席なので、かなり良く見え、娘も満足です。
この週末の相手は、シアトルマリナースです。
もちろん目当てはイチローです。

相手がマリナーズと言うこともあって、周りには日本人がいっぱいです。
われわれの前の席も日本人の家族でした。
このスタジアムはちょっと変わっていて、3塁側がホームチームです。
だからライトの守備位置のイチローを1塁側から心置きなく応援できると思い1塁側の席を確保したのですが、アメリカのメジャーリーグの地域密着はたいしたもので、1塁側もほとんどがA'sファンなのでした。

まあ日本のように応援団がいるわけではないので、好きなように「イチロー!」などと叫びながら見ていたのですが、後ろにいたおばさんに、「カリフォルニアに住んでいるのに、なんでシアトルのファンなの?」と聴かれてしまいました。「もちろん、イチローがいるからだよ。」と答えたのですが、地域密着度が高いと言うことは、一選手が在籍するからと言って、あるチームのファンになるなんてのは想像できないのかもしれません。
そのうえ、中心選手が簡単に移籍してしまう国ですからね。余計選手とチームは別なのかもしれません。
昔出張でアメリカに来たときに、ボストンでレッドソックスの試合を見たことはあるのですが、カリフォルニアに住んでからは、野球観戦は初めてでした。なぜかこの10年、野球とは縁がなかったです。

プレーに一喜一憂して、点が入るたびにみんなと一緒にウォーと立ち上がり拍手、7回裏にはみんなで"Take me out the ball game(私を野球に連れてって)"の大合唱。楽しかったです。
今度は、ヤンキースが来たら行こうかな。今度は「何でカリフォルニアに住んでいるのにヤンキースのファンなの?」と聴かれたら、「だって松井がいるからね。」と答えましょう。
2005/04/29のBlog
[ 06:06 ] [ ダはダイアリのダ ]
ずいぶん長いこと更新をサボってしまいました。
日本がゴールデンウィーク直前で、駆け込み仕事が多く忙しかったのもあるのですが、それよりも新しいおもちゃを買ったのでそれに夢中になっていて、ついついサボってしまったと言うのが真相です。
苦節1年!ようやく新しいPCを買いました。
これまでのPCはPIII 800MHzと言う骨董品でした。今度はPIV 3GHzだし、メモリも1GB積んでいるし、サクサクと快適です。

ところが、ウィルスチェック用のソフトをインストールしていて、行き詰ってしまいました。
突然エラーメッセージが頻発し、リアルタイムウィルス検出ソフトが勝手に止まってしまいます。
どうも外部接続のHDをアクセスした瞬間に止まるらしい。しかしWEBでサーチしても外部HDでウィルスチェックに不具合が出るなんて記述はありません。
外部HDだけに特徴的なもの・・・と考えていて、ハタと気がつきました。外部HDには日本語のファイルネームを持つファイルが入っています。
新しいコンピュータは英語OSです。XPは英語OSでも標準でアジア言語をサポートしているので、そのまま日本語のソフトも走ります。日本語のファイルネームだって当然扱えるわけで、OS的には何の問題もありません。
ところがどうやら、私がInstallしたウィルスチェックソフトは日本語の2バイトコードに対応していないらしいのです。
名前は書きませんが、これある大手の製品です。その日本語版は日本でも売っていますからちゃんと日本語環境下で動くのです。ところがお粗末なことに、米国で売っているオリジナル版はいまだに1バイトコードのみの対応になっているようなのです。
そのメーカーのホームページに行ってみたら、私がはまっているエラーの件で、アジア系ユーザから非難ごうごうです。曰く、「XXXは数百万のアジア系米国人ユーザを無視するのか!」「ウィルスチェックソフトは、XXXだけではない、みんな△△△や○○○を買おう!」
このメーカーはエラー発覚から1年近く経っているのに、何も対応できないでいました。この対応の悪さでは、アジア系アメリカ人を軽視していると取られても仕方ないですね。それよりも、Windows3.1の昔ならともかく、いまどき2バイトコードに対応していないソフトが堂々と売られてしかもベストセラーだと言うことが私には驚きです。いまさらながら、ソフトの世界では2バイトコードの住人はマイナーな存在なんだと認識しました。
早速、別のメーカーのソフトを買ってインストールしました。競合からの乗り換えキャンペーンを利用できるので損失は$5ほどでした。

アメリカで住んでいると、こういうちょっとしたところで、不便を感じることがあります。
たとえば、洋服を買いに行きます。こちらではズボンのすそはすでに加工されていて、ウェストと長さの組み合わせで売られています。たとえば、36-30と書いてあれば、ウェスト36インチで長さ30インチと言うことです。
ところがこのズボンの長さがアジア人には優しくありません。普通の店の品揃えは、30/32/34/36程度です。そして標準はどうやら32/34あたりです。
この32/34と言う数字はかなり脚長です。私は身長179cm、足は長いわけではありませんが、日本人としては標準的な胴と足の割合だと思っています。その私のズボンの長さがぎりぎり30インチです。
と言うことは、私より背が低い日本人では、30インチのズボンは松の廊下(表現が古いか?)状態になってしまうということです。最近の若者はともかく、40歳過ぎの日本人の集合では179cmは身長の高い部類に入ると思います。つまり大半の日本人、日本人に限らずアジア人が、ズボンのすそは直さないとはけないと言うことになります。
この国ではすそ直しはクリーニング屋がやってくれますが、セールで買ったズボンと同じくらいの直し料をとられますから、せっかく安く良いズボンを買ってもどうにも残念なことになってしまうのです。

女性の場合は、スカートだったり、サブリナパンツと言うのですか?長さの短いパンツなど多様なので、うらやましい限りです。もっとも日本人女性に限って言えば、彼女たちはこちらの基準では、やせていて、骨格も華奢ですから、日本で標準サイズでもウェストがぶかぶかと言うことになるそうです。

かくして、日本人は日本出張時に洋服を大量に仕入れてくることになります。
でもカリフォルニアは太陽の国ですから、日本の洋服の色使いではどうにも地味でおっさん臭く見えてしまいます。日本じゃ40過ぎのおっさんが着ていたら奇怪な目で見られそうなGAPやベネトンの原色系のシャツもこちらでは、おっさんたちが普通に着ているのですから。

私がこちらに来た10年前に比べれば、だいぶアジア人の体系にやさしい品揃えをする店が増えてきました。女性ものだと、アメリカ人ならどんなに痩せていても4号くらいなのですが、その下に、2号、1号、店によっては0号までそろえています。完全にアジア人女性対策ですね。男物の品揃えは女性ものに比べると遅れていますが、最近29インチの長さのGパンをそろえている店を見つけました。いや私は30インチなのですが。

しかし、そんなに身長の変わらないアメリカ人は34インチのズボンを買っているのです。こっちが30インチってことは、身長は同じでも足の長さが10cm違うってことです。結構プライド傷つきますよね。
2005/04/18のBlog
昨夜、娘は地区のリクレーションセンターでダンスパーティーでした。(ところでダンパって死語なんですか?)その後、友人の家に”お泊り”だと言うので、これはチャンスとばかり、パパは夜遊びです。
まあ夜遊びといっても、そこはもう分別のある大人。そんなに無茶はできません。ちょうど3人の同僚が単身赴任状態だったので、独身の部下一人も誘ってカラオケに繰り出すことにしました。
私たち駐在員には、駐在員特有の事情があります。日本から赴任した直後は右も左もわからないので、いきなり家族を呼ぶことはできません。うちの会社の規則では、赴任から3ヶ月、単身で家族を迎える準備をします。一方、帰任時は子供の学校の関係があるので、一般的には学期の切れ目に奥さんと子供を日本へ先に返し、短期間単身赴任することがあります。私たちは、彼らのことをカリフォルニアシングルと呼んで、つかの間の自由を謳歌している彼らをうらやましく思っているのです。

夕方6時に彼らと会社が借りているアパートで待ち合わせて、まずは韓国焼肉で腹ごしらえ。その後、南のほうのサニーベールのカラオケボックスへ向かいました。いつもは北のミルブレーという空港の側の町かサンフランシスコのボックスへ行くのですが、今夜はどうやらサニーベールの店は「通信」らしいと言う噂を嗅ぎつけての遠征です。

日本では当たり前の通信カラオケですが、このあたりではまだまだレーザディスクが主流です。曲数も全然少なく、当然新曲なんかもありません。もっとも長く日本を離れている身ですから、新曲があっても歌えないので、まあ満足していたのです。

しかし、昨日歌ってみてやっぱりカラオケは通信じゃなきゃ駄目だ、と確信しました。レーザじゃありえないような、マニアックな古い歌だってきちんと揃っているのだから。
「愛おぼえてますか?」「ハピネス」「涙を越えて」「ナオミの夢」「おもかげ色の空」「恋人中心世界」そして「ハチのムサシは死んだのさ」。誰の歌だかわかりますか?
一番若い26歳の同僚は、まだ生まれてなかったのだそうで、おじさんたちがこれらを連発すると、おとなしくなってしまいました。
2005/04/16のBlog
大学時代の恩師が言われたことがあります。
若い人は、良いものを食べなければいけない。身も心も満たされないと、豊かな発想は生まれない。そのために周りの大人は若いやつにうまいものを食べさせる義務があるのだ。思い切り反論されそうな意見ですが、そもそも生きるために、直接関係のなさそうな高等数学や量子物理が、満たされた階級のものだったことを考えると”豊かな食事は豊かな発想を生む理論”も一理あるかもしれないな、と思ったりもします。

そんなわけで、妻の入院中、ともすれば空腹を満たすだけの食事を娘にさせていたことを反省し、せめて週に一度くらいはうまいものを食べさせて、豊かな発想を育もうなんて考えたのです。
サンマテオとその近郊は田舎ですが、イタリア料理にはうまい店が揃っています。そこで、San CarlosのA Tavolaに出かけました。この店は。雰囲気もあるし、店員のサービスも行き届いているし、料理もサンフランシスコあたりの店に比べても遜色のないものを出します。
あのパンにつけるオリーブオイルのこと何ていうんでしょう?
ここのオイルには、ふんだんに香辛料やバルサミコなんかも入っています。これかなりいけます。ついパンを食べ過ぎてしまいます。
私が注文したえびとコーンのリゾットも娘の注文したパスタボロネーズソースも結構なお味でした。
一番驚いたのは、レタスのウェッジサラダです。「ウェッジって何だろうね?」と娘と話をしていたところ、ウェイターが最初に良く切れそうな包丁のようなナイフを持ってきました。「なぜサラダにナイフ?」と思っていたら、持ってきたサラダは、なんとレタスをただ1/4に切ったものでした。つまり、レタスがウェッジ(くさび)の形をしているから、ウェッジサラダなんですね。写真はナイフを使ってしまった後なので、盛り付けが崩れていますが、レタスの豪快さはわかっていただけますでしょうか?

A Tavola, San Carlos, CA
US101をHolly st.でおりてEast。Laurel Stを左折して,3ブロック目の右。
2005/04/15のBlog
男性である自分が、ハラスメント(嫌がらせ)でいやな思いをすることなどないと思っていました。しかし、性別やその他の身体的特徴に対して嫌がらせをするというのは、何も女性に対してばかりではないのです。

私は、アメリカに来て体重が増えてしまいました。日本人の多いうちの部署では、ランチに行くときに、みんなで1台の車に同乗していきます。
うちの上司(日本人)は、車が加速しないなあとか、君と君は対角線の位置に乗らないとウェイトバランスが悪い、とか体重に関するコメントを毎日のように言います。本人は上司と部下が打ち解けるための軽いジョークのつもりです。
ハラスメントの定義に、相手が不快に感じること、嫌がることを“繰り返し”乃至は“継続的に”行うこと、と言うのがあります。彼の体重発言は、私が不快に思い、それを毎日繰り返し言っているわけなので、当然立派なハラスメントになります。

これは”太っている”と言う身体的特徴に対するハラスメントであるのですが、同時にレース(人種)に対するハラスメントになる可能性もあります。
この上司はたとえ私よりも太っているアメリカ人が彼の車に乗ったとしても、同じことは絶対に言わないでしょう。英語でジョークを言えるほどの英語力はないですし、アメリカ人にそんなことを言って訴訟になるかもしれないと考える程度には物事を見る目があるからです。
でもそれは、彼はレイシスト(人種差別主義者)であると、捉えられても仕方のないことです。前に書いた、米国人の管理職一人だけ排除した日本人だけの管理職ミーティングも、同じ上司の発案で行われているものですが、思い切りレースハラスメントであると思います。

うちの会社にように文化・習慣の違う人種が混在しているような企業では、人種間でハラスメントの捉え方に差があり、この問題を複雑にしています。
たとえば、この日本人管理職ミーティングは、参加している日本人管理職の大半は、これが問題だとは思っていないのです。アメリカ人は、ジャップが毎週集まって何をこそこそ話をしているんだ、と苦々しく思っていることは間違いありません。
もっと卑近な例を挙げれば、うちの会社では日本人駐在員のために、労働組合が日本の雑誌を定期的に送ってくれていて、それを駐在員の間で回覧しています。
いかがわしい雑誌と言うわけではなく、日本ならば女性が見ても特に問題と思わないような、一般雑誌です。しかしそれでも、水着の女性やセクシーな表情をしているモデルが表紙に写っていれば、それを会社の机の上に放置しておくことは危険です。

ハラスメントの問題は、同じ行為をしても、相手との関係、そこが何をする場所なのか?で結果が異なることにもうひとつの難しさがあります。
たとえば、これも卑近な例を挙げれば、パブでミニスカートの女性に「きれいな足だね。」と言っても、「あら、ありがとう。」で終わりです。でももし同じことを職場で同僚の女性に言った場合は、もちろんアウトです。なぜなら彼女の仕事上の能力と足のきれいさは関係ないからです。

セクシャルハラスメントを回避するための基準というのを明確にするのは難しいのですが、よくわかるガイドラインとして、「自分の妻や恋人や娘が、ほかの男にやられたら自分が不愉快になるだろう行為をしない」というのがあります。通常の常識を持った人間なら、これで問題は避けられます。

結局セクシャルハラスメントの話になってしまいましたが、最初に書いたようにハラスメントは何もセクシャルだけに限りません。上司の嫌がらせで、立場上それに反発できないような場合、それはパワーハラスメントです。
アメリカの場合、女性の管理職はぜんぜん珍しくないですから、場合によってはパワーハラスメントは女性から男性へのハラスメントと言うことになります。

セクシャルハラスメントの場合を例にとれば、抱きついたり触ったりするのは論外としても、「今日もかわいいね。」のような何気ない一言でも、相手が「私はプロ。かわいちゃんではない。容姿は私の能力に関係ない。」と不快に感じてしまうかもしれません。
性的問題でなくても、体の特徴に関するコメント、人種に関する不用意な発言などは、言った本人がそういう意図ではない、と主張しても、相手は非常に不快に思うことがあります。
ここは訴訟天国アメリカ。出張または出向の予定がある皆様十分にお気をつけください。
2005/04/13のBlog
[ 11:20 ] [ ダはダイアリのダ ]
4月、成績をつける季節になりました。
今年も部下の成績をつけなければなりません。当社では部単位で、成績の調整をします。海外子会社であるうちの会社では、日本からの出向者全員の成績のすり合わせをします。先週末その会議がありました。今週はその結果を元に、各課の責任者であるわれわれは、部下の成績をつけるわけです。

出向者は、言葉のままならない世界で、助け合って生きているいわば戦友です。成績会議は、その戦友たちに序列をつけなければならないいやな作業です。
うちの会社の評価システムは、相対評価というやつです。つまり部内である「分布」に従って、メンバーの序列を決めなければなりません。たとえば、本社からの、5段階評価で、10%,20%,40%,20%,10%の分布で成績をつけなさいと指示されたとします。もし10人の部下がいたならば、それぞれA 1人、B 2人、C 4人、D 2人、E 1人を割り振らなければなりません。みんな、慣れない言語で、慣れない生活環境で、アメリカ人の顧客に囲まれて、最前線で一生懸命仕事をしている連中です。心情的には全員にAをやりたい。序列をつけるというのは本当に難しい作業です。

その上、この相対評価と言うのはなkなか曲者なのです。今年うちの会社では3人の出向者が日本に帰国しました。彼らはたまたま昨年の成績が最下位の3人でした。つまりさきほどの分布でDとEの3人が抜けた7人で再度分布にしたがって成績の割り振らなければならないと言うことです。当然前回Cのランクの人から最低でも2人、DとEの成績に落ちると言うことです。これって、ある人が昨年と同じ働きをしたとしても、その人よりも成績が悪い人間が帰ったので、自動的に成績が落ちた、と言うことなのです。すごく理不尽なことだと思いませんか?

人件費にかける原資が決まっている以上、相対評価は仕方のないことなのですが、成績をつけられる本人にとっては、自分以外の人が帰った来たで、自分の給与や賞与が左右されるのですから、たまったもんではないわけです。
どうにもこうにもやりきれない、思いを評価者に与えながら、今年も成績評価の作業が終わりました。