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2008/07/19のBlog
[ 21:52 ]
[ 読書 ]
白石一郎「海狼伝」読了。
対馬で母と二人で暮らす青年、笛太郎は、
朝鮮王に使えていた宣略将軍が島に住み着いて、
海賊仕事を始めたとき、その配下となる。
襲った商船に奴隷として乗っていた三郎を助け、
二人は終生の友となるが、
あるとき村上水軍との舟戦で敗れ二人とも捕らえられる。
しかし、笛太郎が村上水軍の将の息子だとわかり、
小金吾という男の元で働くこととなる。
商才に長けた小金吾は、笛太郎の海風を読む才能と、
三郎の武者としての力を認め、
いずれ千石船を持ち、
三人で外国との交易に乗り出すことを約束する・・・。
-----------
この人は初めて読んだ。
戦国から江戸時代を舞台にした海洋小説が得意らしい。
この「海狼伝」は、昭和62年に直木賞を取ったそうだ。
壱岐対馬の歴史的背景、信長の野望とそれに対抗する瀬戸内の海賊たち、そして帆船同士の戦い。
素晴らしい。
本格海洋冒険小説。
「海王伝」という続編があるそうだ。
早く読みたーい!
対馬で母と二人で暮らす青年、笛太郎は、
朝鮮王に使えていた宣略将軍が島に住み着いて、
海賊仕事を始めたとき、その配下となる。
襲った商船に奴隷として乗っていた三郎を助け、
二人は終生の友となるが、
あるとき村上水軍との舟戦で敗れ二人とも捕らえられる。
しかし、笛太郎が村上水軍の将の息子だとわかり、
小金吾という男の元で働くこととなる。
商才に長けた小金吾は、笛太郎の海風を読む才能と、
三郎の武者としての力を認め、
いずれ千石船を持ち、
三人で外国との交易に乗り出すことを約束する・・・。
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この人は初めて読んだ。
戦国から江戸時代を舞台にした海洋小説が得意らしい。
この「海狼伝」は、昭和62年に直木賞を取ったそうだ。
壱岐対馬の歴史的背景、信長の野望とそれに対抗する瀬戸内の海賊たち、そして帆船同士の戦い。
素晴らしい。
本格海洋冒険小説。
「海王伝」という続編があるそうだ。
早く読みたーい!
2008/07/14のBlog
[ 22:14 ]
[ PC(Mac)・ネット関連 ]
2008/07/13のBlog
[ 20:32 ]
[ 近隣散歩 ]
[ 20:02 ]
[ 近隣散歩 ]
2008/07/10のBlog
[ 21:26 ]
[ 読書 ]
新田次郎「八甲田山死の彷徨」読了。
明治35年、日露開戦をひかえて第八師団は、冬の八甲田山系を縦断する交通路を確保できるかどうかが重要になると考えた。
その可能性を探るため、第四旅団の青森第5連隊と弘前第31連隊が、雪中行軍を試みることになった。
お互いの屯営から、それぞれの連隊が逆のコースで八甲田山を越える計画だった。
第31連隊の徳島大尉は、編成は小隊編成とし、装備、日程等すべての権限を持つことを前提に指揮を引き受ける。
しかし、第5連隊は、指揮官の神田大尉の意見を取り入れず、中隊編成とし、しかも大隊本部から山田少佐が同行することになった。
この違いが、二つの連隊の明暗を大きく分けたのだった・・・。
---一人が倒れると将棋の駒の様に
---次々と倒れて行くのが、
---この遭難の特色の一つだった。
---倒れるだけ倒れたあと、
---生き残った者は、また歩き出した・・・。
----------
冬の山を知らない人間の口出し。
指令系統の乱れ。
そのために翻弄される下士官、兵卒たち。
一人、二人と次々に雪に倒れる第5連隊。
雪の恐怖に慄然とし、
あまりの悲惨さ、理不尽さに泣けた。
明治35年、日露開戦をひかえて第八師団は、冬の八甲田山系を縦断する交通路を確保できるかどうかが重要になると考えた。
その可能性を探るため、第四旅団の青森第5連隊と弘前第31連隊が、雪中行軍を試みることになった。
お互いの屯営から、それぞれの連隊が逆のコースで八甲田山を越える計画だった。
第31連隊の徳島大尉は、編成は小隊編成とし、装備、日程等すべての権限を持つことを前提に指揮を引き受ける。
しかし、第5連隊は、指揮官の神田大尉の意見を取り入れず、中隊編成とし、しかも大隊本部から山田少佐が同行することになった。
この違いが、二つの連隊の明暗を大きく分けたのだった・・・。
---一人が倒れると将棋の駒の様に
---次々と倒れて行くのが、
---この遭難の特色の一つだった。
---倒れるだけ倒れたあと、
---生き残った者は、また歩き出した・・・。
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冬の山を知らない人間の口出し。
指令系統の乱れ。
そのために翻弄される下士官、兵卒たち。
一人、二人と次々に雪に倒れる第5連隊。
雪の恐怖に慄然とし、
あまりの悲惨さ、理不尽さに泣けた。
2008/07/08のBlog
[ 18:38 ]
[ 映画 ]
「パピヨン」 (1973)
原作 アンリ・シャリエール
脚本 ダルトン・トランボ
監督 フランクリン・J・シャフナー
主演 スティーブ・マックィーン、ダスティン・ホフマン
殺人で終身刑を宣告されたパピヨンは、仏領ギアナの刑務所へ送られたのだが、彼は脱走のことだけを考えていた。
最初の脱走で失敗し、2年間の独房入り。
その上、友をかばったことから、飯は半分に。
パピヨンは、独房を這う虫を食って生き延びる。
2度目は5年間の独房。
出てきた時は、髪は真っ白、歯はボロボロになっていた。
そして送られたのは、絶対に脱走不可能と言われる、絶壁断崖に囲まれた孤島だった・・・。
-----------------
こいつを再び見たくなったのは、「トランボ」の予告編を見たから。
戦後、すでにトップ脚本家となっていたダルトン・トランボは、レッド・パージでつかまり、聴聞会で「共産党員だったことがあるか」という問いに、憲法(言論と集会の自由)をたてに答えを拒否したため、禁固刑を受ける。
出所後、映画界からは実質的な追放となり、メキシコで極貧生活を送る。
その間、友人たちの援助で、偽名で映画の原案・脚本を書いたり、B級映画の脚本を書いたりして糊口を凌いだ。
その偽名で書いた仕事の中のいくつかはアカデミー賞をとっている。
「ローマの休日」も原案はトランボだったのだ。
復帰第一作は1960年の「スパルタカス」。
その後も「栄光への脱出」「脱獄」、「いそしぎ」、そして「パピヨン」などの大作を手がけ、「ダラスの熱い日」が最後の作品。
(公開は「パピヨン」が最後)
「ジョニーは戦場へ行った」は自身が書いた小説を、映画化したもので、彼自身がメガフォンをとったただ一つの作品。
---------------
この「トランボ」というドキュメンタリー映画、日本では公開されるかな?いや、しないんだろうなぁー。
この人のこと、もっと知りたいなぁー。
原作 アンリ・シャリエール
脚本 ダルトン・トランボ
監督 フランクリン・J・シャフナー
主演 スティーブ・マックィーン、ダスティン・ホフマン
殺人で終身刑を宣告されたパピヨンは、仏領ギアナの刑務所へ送られたのだが、彼は脱走のことだけを考えていた。
最初の脱走で失敗し、2年間の独房入り。
その上、友をかばったことから、飯は半分に。
パピヨンは、独房を這う虫を食って生き延びる。
2度目は5年間の独房。
出てきた時は、髪は真っ白、歯はボロボロになっていた。
そして送られたのは、絶対に脱走不可能と言われる、絶壁断崖に囲まれた孤島だった・・・。
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こいつを再び見たくなったのは、「トランボ」の予告編を見たから。
戦後、すでにトップ脚本家となっていたダルトン・トランボは、レッド・パージでつかまり、聴聞会で「共産党員だったことがあるか」という問いに、憲法(言論と集会の自由)をたてに答えを拒否したため、禁固刑を受ける。
出所後、映画界からは実質的な追放となり、メキシコで極貧生活を送る。
その間、友人たちの援助で、偽名で映画の原案・脚本を書いたり、B級映画の脚本を書いたりして糊口を凌いだ。
その偽名で書いた仕事の中のいくつかはアカデミー賞をとっている。
「ローマの休日」も原案はトランボだったのだ。
復帰第一作は1960年の「スパルタカス」。
その後も「栄光への脱出」「脱獄」、「いそしぎ」、そして「パピヨン」などの大作を手がけ、「ダラスの熱い日」が最後の作品。
(公開は「パピヨン」が最後)
「ジョニーは戦場へ行った」は自身が書いた小説を、映画化したもので、彼自身がメガフォンをとったただ一つの作品。
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この「トランボ」というドキュメンタリー映画、日本では公開されるかな?いや、しないんだろうなぁー。
この人のこと、もっと知りたいなぁー。
2008/07/07のBlog
[ 21:08 ]
[ 読書 ]
ギャビン・ライアル「もっとも危険なゲーム」読了。
フィンランド。
水陸両用機ビーバーで、鉱物資源調査を請け負っていたビル・ケアリは、熊を撃ちに来たというアメリカ人資産家を、ソビエト国境の近くの湖まで運ぶ。
その湖で見つけたメッサーシュミットの残骸。
ケアリは中にいた白骨死体が誰なのかを知っていた。
そして、一緒に乗っていたはずだが死体が無かったある男のことも・・・。
その後巻き込まれた謀略。
友人を殺され、ケアリの胸にくすぶる怒りの炎。
戦いに身を投じたケアリを待っていた意外な人物・・・。
---あれほど懸命に私を殺そうとした相手なのに、
---私は彼が好きだった。
---私を殺そうとしたことのない人間の中にも
---いやなのがたくさんいる。
---そんなヤツらよりはるかに好きだった。
----------
ギャビン・ライアルの作品の中でも、
何度も読み直す数冊の一つ。
「深夜プラス1」、「ちがった空」などと並ぶ、
ハードボイルド冒険小説の傑作。
この作品では、後半、ソビエトのレーダーをかいくぐって飛ぶシーン、そして深い霧の中で湖に着水するシーン、まさに手に汗握る。
フィンランド。
水陸両用機ビーバーで、鉱物資源調査を請け負っていたビル・ケアリは、熊を撃ちに来たというアメリカ人資産家を、ソビエト国境の近くの湖まで運ぶ。
その湖で見つけたメッサーシュミットの残骸。
ケアリは中にいた白骨死体が誰なのかを知っていた。
そして、一緒に乗っていたはずだが死体が無かったある男のことも・・・。
その後巻き込まれた謀略。
友人を殺され、ケアリの胸にくすぶる怒りの炎。
戦いに身を投じたケアリを待っていた意外な人物・・・。
---あれほど懸命に私を殺そうとした相手なのに、
---私は彼が好きだった。
---私を殺そうとしたことのない人間の中にも
---いやなのがたくさんいる。
---そんなヤツらよりはるかに好きだった。
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ギャビン・ライアルの作品の中でも、
何度も読み直す数冊の一つ。
「深夜プラス1」、「ちがった空」などと並ぶ、
ハードボイルド冒険小説の傑作。
この作品では、後半、ソビエトのレーダーをかいくぐって飛ぶシーン、そして深い霧の中で湖に着水するシーン、まさに手に汗握る。