山国支所のすぐ近くにある、三郷小学校の体育館を見学させて頂きました。こちらの体育館は、「『木の良さ』をPR.するため県の助成を受け、大量の『大分県産材』を使用して建築された施設」の一つで、この体育館を作った木材は、下毛郡森林組合によって周辺の森から用意されたそうです。とても素敵なデザインで、いたるところに木が使われおり、木の香り、そして温かみを感じました。この小学校に通っている子供達とお話をしましたが、みんな元気で、この施設が気に入っているようです。
過疎化、少子化の影響もあり、山国町の小学校がいくつか廃校になり、今は三郷小学校のみとのこと。遠くに住む子はバスで通っているそうです。案内をしてくださった森林組合の方が通っていた小学校は、廃校になってしまったそうで、「寂しい」とおっしゃっておりました。そして、こんな話を聞かせてくださいました。
「僕の家の隣を流れる山国川の水量が、年々減っているような気がする。子供の頃は、1m以上あったのに、今では50cmくらいではないだろうか。子供の頃には簡単に見ることができたアユやヤマメも数が少なくなってしまい、見る機会が少なくなってしまった。水質の問題なのかもしれないけれど、僕は水の量も関係しているように思う」。
ゆっくりゆっくりと流れるときの中で、何代にも渡って山を守り、川に触れ合い、そしてこの土地を愛してきた、この土地の皆さん。皆さんの暖かい心に触れる中で、普段は口には出さないのかもしれないけれど、少なからず「環境の変化」を感じていらっしゃること、そして愛すべきこの環境を保ちつつ、その素晴らしさを全国の皆さんに、そして後世に伝えていきたいという気持ちを、強く感じた2日間でした。(3)
【写真:三郷小学校の体育館】
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2005年6月27日(月) 下毛郡森林組合訪問