2005/07/04の記事
WeatherMapオフィシャルブログ 『マップな日々。』より、「真夏日続々」をピックアップさせていただきます♪

今日の東京は雨ですが、先週・先々週は「うわ~っ」と思うほどの暑い日が続きましたね。24日に今年初の真夏日になり、28日には6月の最高気温を観測し、36.2度。午後7時になっても30.3度あったそうです。これでは、平年に比べて1ヶ月も早く、アブラゼミが鳴き始めてしまってもおかしくないですよね。

【関連記事】
・ 『気象人』the map of kisyojin 2005年6月24日(金)『気象人』
・ 『気象人』the map of kisyojin 2005年6月28日(火)『気象人』
・ イヌじゃらし? (WeatherMapオフィシャルブログ 『マップな日々。』

そのような中、特派記者の元井さん(気象予報士)は、「真夏日がどれくらいあるのか」を調べ、伝えてくれています。
ちなみに、「真夏日」とは最高気温が30℃以上の日を言います(また、夜間の最低気温が25℃以上の日を「熱帯夜」と言います)。
元井さんの調査によると、東京は平年で45.6日とのこと。そういえば、昨年の東京の真夏日日数は、最大値を更新し、70日もありました。元井さんは3ヶ月予報を元に、「今年も夏らしい夏になりそうです。」とおっしゃっていますが、すると今年の真夏日日数はどのくらいになるでしょうか…(不安)。

世界最大規模のスーパーコンピューターである「地球シュミレータ」を用いて、2100年までの気候を予測すると、2100年には真夏日の日数は約70日も増加するという結果が出たそうです。地球温暖化が進むと…、1年の3分の1くらいが真夏日に!?
【グラフ:日本の真夏日日数の変化(1900~2100年)―(引用)パンフレット「STOP THE 温暖化 2005」/環境省】

元井さんは、最後に「熱中症には気を付けましょう!」と注意を促していらっしゃいますが、熱中症と真夏日・熱帯夜には有意な相関が認められています。熱中症の発症数は、若年層の10代と高齢者層の70代が多いとのことです。まもなく夏が訪れます(もう訪れているかも!?)。皆さん、十分にご注意ください。

WeatherMapオフィシャルブログ 『マップな日々。』には、天気・天候などにちなんだ、親しみやすい記事がたくさんあります。ぜひ他の記事も合わせてご覧ください♪(3)

【参考文献】
・ パンフレット「STOP THE 温暖化 2005」 (環境省
・ 平成12年度 ヒートアイランド現象の実態解析と対策のあり方について (環境省


 『「LIVE 8」に思う』 (『カナダです。』alberniさん) をピックアップ!

皆さん、LIVE8,ご覧になりましたでしょうか??

alberniさんによると、『カナダの会場はペットボトル、ビニール袋、紙クズだらけで、まるでゴミ捨て場のようになっている状態をニュース知りました。』とのこと。

LIVE 8 JAPANに足を運んだ皆さん、いかがでしたでしょうか・・・

#下記「ホワイトバンド」のような取組も・・・
『各国のオフィシャル・キャンペーン・サイトでは、それぞれの国を代表する著名人によるメッセージ映像と、地球規模の問題を考えるきっかけ作りとなる各国それぞれのメッセージの入った「ホワイトバンド」を製作し、7月6日に開催されるG8首脳会議に向けてメッセージを発信しています。』 (http://www.hottokenai.jp/HPより)

音楽性、ファッション性といった観点と温暖化をはじめ地球規模の問題との関連性。こういった新しい観点と新たな“きっかけ”づくりが、私たちの“地球を守る”行動に移す選択肢を増やしてくれているのではないだろうか。


2005/07/03の記事
先週、大分県下毛郡森林組合にお邪魔しました。本所は、大分県JR中津駅より車で30分の、中津市耶馬溪町にあります(今年3月に中津市、下毛郡三光村・本耶馬渓町・耶馬溪町・山国町が合併をし、中津市になりました)。

前泊した宿では、耶馬溪の名物であるというスッポン料理を頂きました。スッポンは、6~8月の期間に卵を産むそうです。産地ならではということで、うずらの卵より一回り小さなスッポンの卵を生で食べさせて頂きました。白身の部分がゼラチン質のようになっており、面白い食感です。また、スッポンのお刺身も絶品でした。

夜、その宿の前の川で、私は生まれて始めてホタルを見ました。こんなに美しいものだとは思いませんでした。小さな点滅する光が、暗闇にふわりふわりと浮かび上がり、川のせせらぎの音とともに幻想的な風景を醸し出しています。ホタルを見るのが初めてだと伝えると、地元の皆さんは大変驚いていらっしゃいました。そして、「この時期のホタルは、“はぐれ蛍”とか“隠れ蛍”と呼んでいるんだよ」と教えてくださいました。残念ながら、私は数匹のホタルしか見ることができませんでしたが、6月上旬には、ホタルがまるで光の絨毯のように山から下りてきて、そして夜更けにまた光の絨毯が山に戻っていくそうなのです。その想像を絶する世界のお話に、胸がときめきました。いつか、見て見たいものです。
【写真:ホタルを見た川】

翌日、下毛郡森林組合が管理されている森をいくつか見せていただきました。樹齢70年、80年という杉の木が並ぶ森。

私は木というものは、すごく高価で取引をされているものだとばかり思っていました。しかし現実は、そうではないのですね。製材されて、加工されて、それが商品になって…私が見ている値段になるわけで、切り出した木の段階では(木の種類や部位などにもよりますが)、1万円に満たないようです。2代、3代に渡ってたいせつに育ててきた木、樹齢うん十年という木がそのような値段にしかならないことを知り、衝撃を受けずにはいられませんでした。
【写真:山国町の森】

【関連記事】
林業の現状は厳しい! (『自称建築家のつぶやき』/大分建築さん

いろいろな説明をしていただく中で、「目の細かさ」という言葉を何度も聞きました。これは、年輪と年輪の間の幅のことを言うのですが、陽の光がよくあたる場所の木はその幅が広くなり、そうではない場所の木は狭くなります。木としては、目が細かいものの方が価値があるそうです。

間伐の必要性と木としての価値。なかなか一言では、「どちらが良い」とは言えないものであると感じました。
【写真:目の細かい木(外側にいくほど細かくなっています)】

加工所を見学させていただきました。こちらは第二加工所で、主に柱を作っているそうです。自動化された機械によって、次々に木が柱になっていく様子は、見ているだけで面白かったです。

加工所に勤める方に、このようなエピソードを伺いました。この地方では、冬には20cmほどの雪が積もるそうです。私が九州でも雪がそれほどまでに積もることに驚いていると、「昔は40cmは積もったんだ。雪が降ると根雪になって、そしてまた翌日、根雪の上に積もる。今は根雪になることがない。アスファルトが暖かいせいかもしれないけれど、雪が降る日数やその時間が少なくなっているような気がする」と。そしてお話は続きます。「夏もこんなに暑くなかったよ。僕が子供の頃と考えると、感覚でしかないけれど、どう考えても暑い。田舎の山の中で、こんなに暑くなることはなかったと思う」

都市部の温度が年々上昇しているのは周知の事実ですが、このような自然に囲まれた地域でも「昔と比べて暑くなっている」と感じるという状況。そこには、少なからず温暖化の影響があるのではないでしょうか。
【写真:第二加工所にて】

山国支所のすぐ近くにある、三郷小学校の体育館を見学させて頂きました。こちらの体育館は、「『木の良さ』をPR.するため県の助成を受け、大量の『大分県産材』を使用して建築された施設」の一つで、この体育館を作った木材は、下毛郡森林組合によって周辺の森から用意されたそうです。とても素敵なデザインで、いたるところに木が使われおり、木の香り、そして温かみを感じました。この小学校に通っている子供達とお話をしましたが、みんな元気で、この施設が気に入っているようです。

過疎化、少子化の影響もあり、山国町の小学校がいくつか廃校になり、今は三郷小学校のみとのこと。遠くに住む子はバスで通っているそうです。案内をしてくださった森林組合の方が通っていた小学校は、廃校になってしまったそうで、「寂しい」とおっしゃっておりました。そして、こんな話を聞かせてくださいました。「僕の家の隣を流れる山国川の水量が、年々減っているような気がする。子供の頃は、1m以上あったのに、今では50cmくらいではないだろうか。子供の頃には簡単に見ることができたアユやヤマメも数が少なくなってしまい、見る機会が少なくなってしまった。水質の問題なのかもしれないけれど、僕は水の量も関係しているように思う」

ゆっくりゆっくりと流れるときの中で、何代にも渡って山を守り、川に触れ合い、そしてこの土地を愛してきた、この土地の皆さん。皆さんの暖かい心に触れる中で、普段は口には出さないのかもしれないけれど、少なからず「環境の変化」を感じていらっしゃること、そして愛すべきこの環境を保ちつつ、その素晴らしさを全国の皆さんに、そして後世に伝えていきたいという気持ちを、強く感じた2日間でした。(3)
【写真:三郷小学校の体育館】

【関連記事】
・ 2005年6月27日(月) 下毛郡森林組合訪問





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