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[ 07:58 ]
[ 時事想乱 ]
4月9日(水)
木の芽もふくらみかけ、新緑の季節も間近ですが、このところの雨は新しい息吹を生み出そうという木々にとっては、うれしい至福の恵みのようです。
さて、どこも新入生、新入社員の時期です。ニュースによると新人用のノウハウ本が売れているようですが、人気があるのは文字ではなくイラストの多いものだそうです。今年の新人の世代は、生まれたときから携帯電話があり、コミュニケーションをメールに頼るところが大きく、生身の対人関係に慣れていないのだそうです。
また、新人研修は企業内ではなく、外部委託するところもあるようです。人事担当者のコメントが「外部だと、ちゃんと叱ってもらえるから」とのこと。
研修は技術の取得であり、本で学んだり外部委託するのが悪い訳ではないのですが、どうもしっくり来ない。人を育てるのは、企業の生命線であるのに、そのノウハウが内部にないことの危機感が乏しい。なにより、育てることの誇り、気概が失われている気がする。
人が足りなかったり、正社員がやめたりしても、外部からの派遣でその場しのぎができる便利な世の中です。しかし、便利になることにより、人間が思考停止し、本来の能力を失うこともある。
「菊と刀」によると、西洋文化は内的な良心を絶対とする罪の文化であり、日本文化は外部の評価を意識する恥の文化であると言われます。現代の日本人の世相は、外部の意見を意識して自らを改めるのでなく、外部の意見を絶対化し自分は思考停止する「自己喪失の文化」におちいっているように感じます。
ある本曰く
「便利さを求めることは、自らの美徳を捨てることでもある」
肝に銘じる言葉です。

木の芽もふくらみかけ、新緑の季節も間近ですが、このところの雨は新しい息吹を生み出そうという木々にとっては、うれしい至福の恵みのようです。
さて、どこも新入生、新入社員の時期です。ニュースによると新人用のノウハウ本が売れているようですが、人気があるのは文字ではなくイラストの多いものだそうです。今年の新人の世代は、生まれたときから携帯電話があり、コミュニケーションをメールに頼るところが大きく、生身の対人関係に慣れていないのだそうです。
また、新人研修は企業内ではなく、外部委託するところもあるようです。人事担当者のコメントが「外部だと、ちゃんと叱ってもらえるから」とのこと。
研修は技術の取得であり、本で学んだり外部委託するのが悪い訳ではないのですが、どうもしっくり来ない。人を育てるのは、企業の生命線であるのに、そのノウハウが内部にないことの危機感が乏しい。なにより、育てることの誇り、気概が失われている気がする。
人が足りなかったり、正社員がやめたりしても、外部からの派遣でその場しのぎができる便利な世の中です。しかし、便利になることにより、人間が思考停止し、本来の能力を失うこともある。
「菊と刀」によると、西洋文化は内的な良心を絶対とする罪の文化であり、日本文化は外部の評価を意識する恥の文化であると言われます。現代の日本人の世相は、外部の意見を意識して自らを改めるのでなく、外部の意見を絶対化し自分は思考停止する「自己喪失の文化」におちいっているように感じます。
ある本曰く
「便利さを求めることは、自らの美徳を捨てることでもある」
肝に銘じる言葉です。
2008/04/05のBlog
[ 17:59 ]
[ 家づくり ]
4月5日(土)
久々のBLOG復帰。年度末の嵐のイベントラッシュと村webのリニューアルもあって、ご無沙汰でした。今年度はまじめにやろう。
さて、今日はF市出張です。産直住宅M邸の完成見学会。M氏は某建築雑誌の年間計画で開催している勉強会で家づくりのご縁があったそうで、今回はその勉強会の参加者を中心に、他の人の家づくりに役立てて欲しいというM氏の好意による開催でした。
午後からの見学でしたが、その場で2時間ほど勉強会もありました。参加されていた建築家のお一人が、
「国産材は高いのでコストがかかります」
と言われるので
「スギは世界で一番安いんです」
と言う話をしました。
「それは知らなかった。山にスギは余っているのではないか」
とも言われました。
「スギの製品品質をあげないと建築材としてはそのままでは使えないのです。
製品相場はスギを伐採して製品になるまでの経費以下しか出ないため、山から充分な木材が出てこない。
そのために諸塚村は、産直住宅という手法で高品質の木材を適正な価格で皆さんにお届けできるように努力をしている。
良いものが手に入るシステムをつくれば国産材は決して高くない」
と答えました。
今でこそ、山や林業と積極的に関わろういう建築家や工務店が多くなりました。
でも専門家といわれる建築家でも、まだまだ木材の情報が入ってこないことが多いのです。これからも、こういう家づくりの場に山が積極的に関わっていく努力をし、家づくりにとって山を守ることが不可欠で、森林にとっても木の家づくりと連携することが必要なのだということを理解していただくことが大事だなと実感しました。

久々のBLOG復帰。年度末の嵐のイベントラッシュと村webのリニューアルもあって、ご無沙汰でした。今年度はまじめにやろう。
さて、今日はF市出張です。産直住宅M邸の完成見学会。M氏は某建築雑誌の年間計画で開催している勉強会で家づくりのご縁があったそうで、今回はその勉強会の参加者を中心に、他の人の家づくりに役立てて欲しいというM氏の好意による開催でした。
午後からの見学でしたが、その場で2時間ほど勉強会もありました。参加されていた建築家のお一人が、
「国産材は高いのでコストがかかります」
と言われるので
「スギは世界で一番安いんです」
と言う話をしました。
「それは知らなかった。山にスギは余っているのではないか」
とも言われました。
「スギの製品品質をあげないと建築材としてはそのままでは使えないのです。
製品相場はスギを伐採して製品になるまでの経費以下しか出ないため、山から充分な木材が出てこない。
そのために諸塚村は、産直住宅という手法で高品質の木材を適正な価格で皆さんにお届けできるように努力をしている。
良いものが手に入るシステムをつくれば国産材は決して高くない」
と答えました。
今でこそ、山や林業と積極的に関わろういう建築家や工務店が多くなりました。
でも専門家といわれる建築家でも、まだまだ木材の情報が入ってこないことが多いのです。これからも、こういう家づくりの場に山が積極的に関わっていく努力をし、家づくりにとって山を守ることが不可欠で、森林にとっても木の家づくりと連携することが必要なのだということを理解していただくことが大事だなと実感しました。
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