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2004/04/29のBlog
[ 00:22 ]
カンペキな勝ち試合やんけ(笑)。まさかここまでやれるとは想像外やったなあ~。
でも、まあハンガリー戦をちゃんと観てれば分かること。大きく疑問に思うことはない。チェック&カバーはあの即席メンバーにも関わらず上手く行っていた。田中誠のラインコントロールが素晴らしいんですわ。本当に危険なスペースをいち早くツブしてくれるし、ペナルティエリアの前に「これ以上下がらない」というラインを敷いてくれている。サイドに開かれた時は怖いんだけど(茶野と坪井だからさ~)、最終的に「ここに出されたらヤバい」という所には必ず田中がいる。素晴らしすぎです。
でも田中だけじゃない。チーム全体がいい。ゾーンが制限されているから、やるべきことが明確になっている。3バックなのでとりあえず中がスカスカになることは少ない、角度がつけやすいということもあるのだろう、非常にアグレッシブにいけている。「後顧の憂いなく」という表現がピッタリだ。
そのチーム状況のよさは、アタッカー陣の思い切りにも明らかに影響している。玉田、久保、三都主の思い切りの良さ、判断の速さと来たら素晴らしい。いったん2トップがサイドに開いてCBをおびき出し、その後ろからスピードにのった三都主が上がってくるパターンを何度も見せているからどうしてもチェコは右をケアしてしまう。そうすると逆サイドが空く。凄まじい先制点が決まったのも、そこをうまーく突いたような感じがする。
しかし久保…あのボールのないところでの動き、タイミングといいスピードといいその後の切り返しといいその後のニアサイドをブチ抜くシュートといい………ホンモノですわ、爆発した時のこいつは。
三都主もいいよ。今までで一番いい。特に前半途中でいったんDFラインまで下がって茶野に預けてから中に入ってリズムを作ったシーン。おいおいお前そういうこと出来るヤツだったっけ?っていう感じ。あそこから20本くらいパスが繋がって前まで、しかもワンタッチ・ツータッチでいけた。素晴らしいというほかない。一皮向け始めているのかも知れないな、意外と。
完全に一皮向けたのが玉田。言う事ない。素晴らしすぎです。おっと後半始まるのでまた。
でも、まあハンガリー戦をちゃんと観てれば分かること。大きく疑問に思うことはない。チェック&カバーはあの即席メンバーにも関わらず上手く行っていた。田中誠のラインコントロールが素晴らしいんですわ。本当に危険なスペースをいち早くツブしてくれるし、ペナルティエリアの前に「これ以上下がらない」というラインを敷いてくれている。サイドに開かれた時は怖いんだけど(茶野と坪井だからさ~)、最終的に「ここに出されたらヤバい」という所には必ず田中がいる。素晴らしすぎです。
でも田中だけじゃない。チーム全体がいい。ゾーンが制限されているから、やるべきことが明確になっている。3バックなのでとりあえず中がスカスカになることは少ない、角度がつけやすいということもあるのだろう、非常にアグレッシブにいけている。「後顧の憂いなく」という表現がピッタリだ。
そのチーム状況のよさは、アタッカー陣の思い切りにも明らかに影響している。玉田、久保、三都主の思い切りの良さ、判断の速さと来たら素晴らしい。いったん2トップがサイドに開いてCBをおびき出し、その後ろからスピードにのった三都主が上がってくるパターンを何度も見せているからどうしてもチェコは右をケアしてしまう。そうすると逆サイドが空く。凄まじい先制点が決まったのも、そこをうまーく突いたような感じがする。
しかし久保…あのボールのないところでの動き、タイミングといいスピードといいその後の切り返しといいその後のニアサイドをブチ抜くシュートといい………ホンモノですわ、爆発した時のこいつは。
三都主もいいよ。今までで一番いい。特に前半途中でいったんDFラインまで下がって茶野に預けてから中に入ってリズムを作ったシーン。おいおいお前そういうこと出来るヤツだったっけ?っていう感じ。あそこから20本くらいパスが繋がって前まで、しかもワンタッチ・ツータッチでいけた。素晴らしいというほかない。一皮向け始めているのかも知れないな、意外と。
完全に一皮向けたのが玉田。言う事ない。素晴らしすぎです。おっと後半始まるのでまた。
2004/04/27のBlog
[ 23:55 ]
[ 欧州サッカー ]
近年欧州サッカーを見てきて、チェコ代表チームの素晴らしさを知らない人はいないだろう。
確かに近年の大舞台における成績は振るわない。1998年、2002年と続けてW杯出場権を逃し、優勝候補に挙げられた2000年欧州選手権ではフランス・オランダと同居する死のグループに入り、僅差ながら敗退の憂き目にあっている。しかし予選における強さはすさまじく、2000年欧州選手権予選では10戦全勝、今回の2004年欧州選手権予選ではオランダに対し1勝1分の内容で無敗で通過を決めた。またサンドニでの親善試合ではグリゲラのゴールなどでフランスに2-0と雪辱を果たしている。
勿論結果だけではなく、その試合内容の素晴らしさも特筆もの。2003年9月10日にプラハで行われたオランダとの試合では、ポポルスキーの素晴らしい飛び出しからのループシュートなどで3-1と快勝。オランダのダビッツが退場になったとはいえ、攻守の切り替えの速さ、連動性の高さにおいて内容的にもオランダを大きく凌ぐクオリティを見せた。
チェコの様子は木村元彦によるヤン・コレル(文中ではコラーと表記)のインタビューに詳しい。
http://number.goo.ne.jp/from_number/590/special_features/spe2/index.html
>2年前からのシステム?あなたがトップに座り、分厚い2列目と4バックの間でアヤックスのトーマス・ガラセクがバランスを取る、4-1-4-1のことですね。
>こう話を受け取るとコラーは首をゆらりと振った。
>「いや、違うのです。我々の実態は4-4-1-1なのです。私の後にはまずネドベドがいる。しかし、スミチェル、ポボルスキーも攻守の切り替えが速くて攻撃的だからあなたの言うように見えるのです。そしてロシツキはむしろガラセクと一緒に中盤の底に入ることが多い。本質(4-4-1-1)が、現象(4-1-4-1)と異なって感じられるのは我々がそれだけアグレッシブな動きをしているという事です」
コレルの言葉は正確にチェコ代表チームの特徴を表現している。2003年9月10日のオランダ戦のチェコは、僕には1トップ3シャドウのように見えた。すなわちコレルを頂点にネドベド、ポボルスキー、スミチェルがガンガン飛び出してくる形。ちょっと下がり目でロシツキがパスを散らしガラセクがバランスを取る。だがロシツキも攻撃参加するので、結局は4-1-4-1に見えるということなのだろう。
だが、チェコが素晴らしいチームであることとフォーメーションには直接の関係は無い。要は、ネドヴェド、ポボルスキー、スミチェル、ロシツキ、コレル、バロシュといった才能たちを最大限ピッチに出場させ、且つ彼らの個性に最大限フィットする戦術が採用されていること。これが重要なのだ。
確かに近年の大舞台における成績は振るわない。1998年、2002年と続けてW杯出場権を逃し、優勝候補に挙げられた2000年欧州選手権ではフランス・オランダと同居する死のグループに入り、僅差ながら敗退の憂き目にあっている。しかし予選における強さはすさまじく、2000年欧州選手権予選では10戦全勝、今回の2004年欧州選手権予選ではオランダに対し1勝1分の内容で無敗で通過を決めた。またサンドニでの親善試合ではグリゲラのゴールなどでフランスに2-0と雪辱を果たしている。
勿論結果だけではなく、その試合内容の素晴らしさも特筆もの。2003年9月10日にプラハで行われたオランダとの試合では、ポポルスキーの素晴らしい飛び出しからのループシュートなどで3-1と快勝。オランダのダビッツが退場になったとはいえ、攻守の切り替えの速さ、連動性の高さにおいて内容的にもオランダを大きく凌ぐクオリティを見せた。
チェコの様子は木村元彦によるヤン・コレル(文中ではコラーと表記)のインタビューに詳しい。
http://number.goo.ne.jp/from_number/590/special_features/spe2/index.html
>2年前からのシステム?あなたがトップに座り、分厚い2列目と4バックの間でアヤックスのトーマス・ガラセクがバランスを取る、4-1-4-1のことですね。
>こう話を受け取るとコラーは首をゆらりと振った。
>「いや、違うのです。我々の実態は4-4-1-1なのです。私の後にはまずネドベドがいる。しかし、スミチェル、ポボルスキーも攻守の切り替えが速くて攻撃的だからあなたの言うように見えるのです。そしてロシツキはむしろガラセクと一緒に中盤の底に入ることが多い。本質(4-4-1-1)が、現象(4-1-4-1)と異なって感じられるのは我々がそれだけアグレッシブな動きをしているという事です」
コレルの言葉は正確にチェコ代表チームの特徴を表現している。2003年9月10日のオランダ戦のチェコは、僕には1トップ3シャドウのように見えた。すなわちコレルを頂点にネドベド、ポボルスキー、スミチェルがガンガン飛び出してくる形。ちょっと下がり目でロシツキがパスを散らしガラセクがバランスを取る。だがロシツキも攻撃参加するので、結局は4-1-4-1に見えるということなのだろう。
だが、チェコが素晴らしいチームであることとフォーメーションには直接の関係は無い。要は、ネドヴェド、ポボルスキー、スミチェル、ロシツキ、コレル、バロシュといった才能たちを最大限ピッチに出場させ、且つ彼らの個性に最大限フィットする戦術が採用されていること。これが重要なのだ。
[ 23:49 ]
[ 欧州サッカー ]
今回の招集メンバーから予想スタメンを割り出してみると、こんな感じになるだろう。
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/czech.htm
----------------コレル----------------------
-スミチェル----ネドヴェド----ポボルスキ-----
----------ロシツキ-----ガラセク-------------
ヤンクロフスキ-------------------イラネク---
------------ウイファルシ--ボルフ------------
-------------------チェヒ-------------------
このチームの特徴は、とにかくプレッシャーが早い、奪った後がとんでもなく早い、前で待ち構える選手がマウンテンゴリラ並に強い、そのボールを拾う連中がカリカリと音がするまで巻いたチョロQのようにすばしっこい………普通にプレーをされれば、中盤を押し込まれまくって大変なことになるのは目に見えている。
俊輔がよっこらしょで出すサイドチェンジパスと同じ水準のパスをヒョイッと通してしまうロシツキと、藤田と互角以上に良く動き本山よりも決定的な仕事をしてしまうネドヴェド。サイドでは4バックならアレックスと遠藤あたりがポボルスキのスペースをケアし、中央では稲本あたりがネドヴェドのマークをしなくてはならない。さて中央でコレルをマークするのは恐らく坪井ということになるだろう。ある意味楽しみだが、ハンガリーの名も無き選手にスコンとやられているだけにエラいことになるのは必至。
ただ、このチーム、弱点がないわけではない。まずセンターバックのウイファルシ。スピードもあり、フィードも優れ、フィジカルコンタクトにも強い選手。だが意外とポジショニングでポカをすることが多い。ハンブルガーSVではロブボールの目測を誤ってスッ転んでしまうファンタジックなシーンが何度か見られた。スピードがある割に反射神経がそれほど鋭くないのだろう。1860ミュンヘンの中山隊長ドイツ変ことマルティン・マックスに対してはチンチンにやられているた。このあたり、藤田や本山あたりが付け入るスキはありそうだ。間違っても俊輔を入れなければ、どちらかがウイファルシに付くことになる。入れなければな。
それから右サイドバックのイラネクは俊輔のチームメイトである。すなはちレッジーナ。4バックでやるときはまだしも3バックになるとボコボコになる、上がったっきり戻ってこないなど悪評は多々聞く。本来このポジションにはアヤックスのグリゲラがいるはずなのだが、どうも負傷か何かで参加していない。ということは、アレックスが高いポジションを取れば裏を取れる可能性もありそうだ。3バックならな。
そういうことで、チェコ展望終了。見れる試合になるかどうか、かなりの部分で置物の見識に掛かってきそうだ。アレックスをポボルスキにぶつけるという発想にならなければいいが、なったらなったでそれなりに面白い見せ物になりそうだという気もしている25歳独身。
http://members.jcom.home.ne.jp/wcup/czech.htm
----------------コレル----------------------
-スミチェル----ネドヴェド----ポボルスキ-----
----------ロシツキ-----ガラセク-------------
ヤンクロフスキ-------------------イラネク---
------------ウイファルシ--ボルフ------------
-------------------チェヒ-------------------
このチームの特徴は、とにかくプレッシャーが早い、奪った後がとんでもなく早い、前で待ち構える選手がマウンテンゴリラ並に強い、そのボールを拾う連中がカリカリと音がするまで巻いたチョロQのようにすばしっこい………普通にプレーをされれば、中盤を押し込まれまくって大変なことになるのは目に見えている。
俊輔がよっこらしょで出すサイドチェンジパスと同じ水準のパスをヒョイッと通してしまうロシツキと、藤田と互角以上に良く動き本山よりも決定的な仕事をしてしまうネドヴェド。サイドでは4バックならアレックスと遠藤あたりがポボルスキのスペースをケアし、中央では稲本あたりがネドヴェドのマークをしなくてはならない。さて中央でコレルをマークするのは恐らく坪井ということになるだろう。ある意味楽しみだが、ハンガリーの名も無き選手にスコンとやられているだけにエラいことになるのは必至。
ただ、このチーム、弱点がないわけではない。まずセンターバックのウイファルシ。スピードもあり、フィードも優れ、フィジカルコンタクトにも強い選手。だが意外とポジショニングでポカをすることが多い。ハンブルガーSVではロブボールの目測を誤ってスッ転んでしまうファンタジックなシーンが何度か見られた。スピードがある割に反射神経がそれほど鋭くないのだろう。1860ミュンヘンの中山隊長ドイツ変ことマルティン・マックスに対してはチンチンにやられているた。このあたり、藤田や本山あたりが付け入るスキはありそうだ。間違っても俊輔を入れなければ、どちらかがウイファルシに付くことになる。入れなければな。
それから右サイドバックのイラネクは俊輔のチームメイトである。すなはちレッジーナ。4バックでやるときはまだしも3バックになるとボコボコになる、上がったっきり戻ってこないなど悪評は多々聞く。本来このポジションにはアヤックスのグリゲラがいるはずなのだが、どうも負傷か何かで参加していない。ということは、アレックスが高いポジションを取れば裏を取れる可能性もありそうだ。3バックならな。
そういうことで、チェコ展望終了。見れる試合になるかどうか、かなりの部分で置物の見識に掛かってきそうだ。アレックスをポボルスキにぶつけるという発想にならなければいいが、なったらなったでそれなりに面白い見せ物になりそうだという気もしている25歳独身。
[ 17:39 ]
[ 欧州サッカー ]
こちらには森本高史氏が4年前に観戦したサウジアラビア対ハンガリーのリポートがあります。最近ちょっとメシを食う機会がありましたが、相変わらずパワフルな御仁でした。同い年ですが、彼の行動力・実行力には深い敬意を表しております。これからの更なる活躍に期待。
さて、ここで述べられているのはハンガリーの当たりの強さ、組織力について。4年前のデータですが、ハンガリーはサウジアラビアを当たりの強さで圧倒していた模様。これは日本戦でも観られた光景ですが、とにかくハンガリーのディフェンスは「武骨」といった表現がぴったり。一人一人が「ここは絶対にやらせねえ」という気合を持っているのがありあり。三都主や西、後半では本山がドリブルで仕掛けていましたが、体を入れ替わられそうになると思い切り下半身をぶつけてくる。腰から「ぶちかます」という感じに見えました。
ハンガリーのDF陣は、トリッキーなことは出来ないしヨーロッパでも決してレベルは上のほうではないでしょう。ですが日本の水準で測れば決して弱いチームではない。国内リーグだけの選手で構成されていながらも、当たりの強さやマーキングの強さは持っているチームだなと思いました。
こういう泥臭さ、武骨さを持つチーム・クラブは東欧諸国には珍しくありません。例えば森山泰行(現名古屋グランパスエイト)が所属していたスロバキアのヒットゴリツァは当時国内2位ながら泥のグラウンドでシャツをドロドロにしながら練習していたそうです。森山は自身のHPでニッカンスポーツの許可を得て過去の記事を掲載していますが、練習ではリーグ戦の翌日に100メートル走を20本やらされたり、試合では審判の見ていないところでボコスコ殴られたりと、それは荒っぽいことをされたらしいですね。
また、組織力については「サッカーの文法」がしっかりあるなという感じを受けます。ローター・マテウス監督の指導がきっちりしていることもあるでしょうが、とにかく切り替えが早い。特に攻から守に切り替わる時のスピードは早く、殆ど即興でコンビをあわせねばならなかった日本が崩しきるには荷が重いように感じました。試合後に藤田が述べているように2トップとトップ下の藤田に対してマークがきつく、なかなか外せなかったと思います。(※後半本山が投入されて目覚しい活躍をしましたが、あの時間帯はハンガリーの選手もかなり足が止まり始めていましたから、ただちに本山を先発で使えば機能するとは限らないでしょう。)
また重要なのは、彼らもまた「国内組」であったということ。あの1996年アトランタ五輪でも前園らと対戦し、現在はヴェルダー・ブレーメンで主力としてプレーしているMFリシュテシュ(負傷してしまったようですが…)、ヘルタ・ベルリンのGKキラリ、MFダールダイ、MFレンドヴァイ、FWホルヴァトらの主力を欠きながら、ハンガリー代表は「一定の力」を見せた。決して高い水準ではないにせよ、例えばオマーン戦の日本代表のような「波」はない。体力がある内は個人としてもチームとしても一定の水準以上のプレーを見せることが出来ていたように思います。
こういうところなんですよね、僕が日本に足りないと思うのは。例えば1点目の福西のマークミス、2点目の坪井のマークミス、いずれも「ボールを見ていて人を見ていなかった」という個人的なミスです。サッカーというのは流れの中で行われるスポーツなのでタラレバでは語れませんが、この失点がなければ0-0の引分けや1-0、2-0で勝利という可能性もあったわけですよね。
個人能力という一言で片付けられない、何か「継続性」というか、プレーの波というか…。日本人選手には欧州の国々のチームに比べてそういったものをなんとなく感じてしまうわけです。そしてそれは「サッカーの文法が染み付いていないからではないのか」、という疑問をずっと感じています。
「組織で攻めて組織で守る」言葉は、日本の場合は「1対1では相手にかなわないから」というマイナスな要素が先に来ています。ゆえに、ジーコ監督の資質は最悪といえるでしょうが、「ジーコ監督である状態」は決して悪いとばかりはいえないと思うんですよね。
そういうことで今日のところはこれまで。
さて、ここで述べられているのはハンガリーの当たりの強さ、組織力について。4年前のデータですが、ハンガリーはサウジアラビアを当たりの強さで圧倒していた模様。これは日本戦でも観られた光景ですが、とにかくハンガリーのディフェンスは「武骨」といった表現がぴったり。一人一人が「ここは絶対にやらせねえ」という気合を持っているのがありあり。三都主や西、後半では本山がドリブルで仕掛けていましたが、体を入れ替わられそうになると思い切り下半身をぶつけてくる。腰から「ぶちかます」という感じに見えました。
ハンガリーのDF陣は、トリッキーなことは出来ないしヨーロッパでも決してレベルは上のほうではないでしょう。ですが日本の水準で測れば決して弱いチームではない。国内リーグだけの選手で構成されていながらも、当たりの強さやマーキングの強さは持っているチームだなと思いました。
こういう泥臭さ、武骨さを持つチーム・クラブは東欧諸国には珍しくありません。例えば森山泰行(現名古屋グランパスエイト)が所属していたスロバキアのヒットゴリツァは当時国内2位ながら泥のグラウンドでシャツをドロドロにしながら練習していたそうです。森山は自身のHPでニッカンスポーツの許可を得て過去の記事を掲載していますが、練習ではリーグ戦の翌日に100メートル走を20本やらされたり、試合では審判の見ていないところでボコスコ殴られたりと、それは荒っぽいことをされたらしいですね。
また、組織力については「サッカーの文法」がしっかりあるなという感じを受けます。ローター・マテウス監督の指導がきっちりしていることもあるでしょうが、とにかく切り替えが早い。特に攻から守に切り替わる時のスピードは早く、殆ど即興でコンビをあわせねばならなかった日本が崩しきるには荷が重いように感じました。試合後に藤田が述べているように2トップとトップ下の藤田に対してマークがきつく、なかなか外せなかったと思います。(※後半本山が投入されて目覚しい活躍をしましたが、あの時間帯はハンガリーの選手もかなり足が止まり始めていましたから、ただちに本山を先発で使えば機能するとは限らないでしょう。)
また重要なのは、彼らもまた「国内組」であったということ。あの1996年アトランタ五輪でも前園らと対戦し、現在はヴェルダー・ブレーメンで主力としてプレーしているMFリシュテシュ(負傷してしまったようですが…)、ヘルタ・ベルリンのGKキラリ、MFダールダイ、MFレンドヴァイ、FWホルヴァトらの主力を欠きながら、ハンガリー代表は「一定の力」を見せた。決して高い水準ではないにせよ、例えばオマーン戦の日本代表のような「波」はない。体力がある内は個人としてもチームとしても一定の水準以上のプレーを見せることが出来ていたように思います。
こういうところなんですよね、僕が日本に足りないと思うのは。例えば1点目の福西のマークミス、2点目の坪井のマークミス、いずれも「ボールを見ていて人を見ていなかった」という個人的なミスです。サッカーというのは流れの中で行われるスポーツなのでタラレバでは語れませんが、この失点がなければ0-0の引分けや1-0、2-0で勝利という可能性もあったわけですよね。
個人能力という一言で片付けられない、何か「継続性」というか、プレーの波というか…。日本人選手には欧州の国々のチームに比べてそういったものをなんとなく感じてしまうわけです。そしてそれは「サッカーの文法が染み付いていないからではないのか」、という疑問をずっと感じています。
「組織で攻めて組織で守る」言葉は、日本の場合は「1対1では相手にかなわないから」というマイナスな要素が先に来ています。ゆえに、ジーコ監督の資質は最悪といえるでしょうが、「ジーコ監督である状態」は決して悪いとばかりはいえないと思うんですよね。
そういうことで今日のところはこれまで。
[ 01:38 ]
[ サッカー日本代表 ]
[関連したBlog]
仕事大杉
-----------------------------
イラついてるんでヒドいこと書こうかなっと。
昨日の試合ってすごいサッカーを観る目を試される試合だったなあと。評価が難しいですわ。
すげ局面局面でいいプレーもあったし、ディフェンスは個々の連携面での課題はあったし茶野のファンタジーもあったけど、相手の力量の問題もあって総じて破綻はきたしていない。やられたのは全部セットプレーだしね。それが良いか悪いかはおいといて、オンプレーで崩されたのはPKのシーン以外ではない(それも決定的な形ではないし)。
いっぽうで攻撃面においては日本の長年の課題である少人数グループでのアタックが見えた。1点目はサイドの久保をフォローした本山、その後ろから駆け上がってきた玉田という3人のグループだし、同点ゴールは本山の微妙なパスを中央で久保がプルアウェイしながらうまくラインを潜り抜けて決めた。
シンガポール戦終了後に書いたことだけども、ちょっとずつだけど何かが変わりつつある気がする。一つだけいえるのは、なんだかんだいって選手もプロだから、ジーコのやり方を理解しつつあるという感じ。むろんアタマだけでね。アタマで理解すればスグ実践できるたぐいのものではないから。そりゃ前提か。
でも前提論多いもん。飽きてこないですか、そろそろ?ジーコが監督としてダメだなんていう前提論。オレはもう秋田。試合を観てなくてもいえるような論をいつまでも吐き出し続けて安全圏から批判するだけにはなりたくねぇ。ジーコは嫌いだが。吐き続ければジーコが辞めるかって、絶対やめないと思ってるから。6000人デモが動員されても。その代わりアジアカップで負ければ確実に解任になるだろうからもうオレはジーコ批判しないかも。
そういうことで、今後ともジーコ置物論を前提にした選手ヲチを続ける予定。そろそろ藤田あたりがジーコにキレるヨカン。
---------------------------------
湯浅さん的には押上が足りないのが不満だったようだけど、そりゃDFとしてはあれだけキープしてくれないんだったら押し上げるタイミングもないわけで。あれをDFのせいにするのはチョイと採点が辛すぎるんじゃないかなと思ったり。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200404/at00000376.html
>■田中誠(ジュビロ磐田)
>(内側から見た代表は)やはり守備の面でバランスが悪いと思いました。相手が大きいことは分かっていましたが、ペナルティーエリアの近くでのファウルが多かった。今回はジャッジ的にも不利だった。中盤でゲームが作れなかったので、ラインを上げるタイミングを作ることができませんでした。
西、茶野、田中が初代表でおまけに磐田勢は昨日の合流で疲労蓄積連携皆無、玉田も2試合目ってこりゃ先方から観たら「2軍」以外の何者にも見えないメンツ。相手が疲れてくるまでは攻撃においては連携面でのミス(つーか呼吸なんて合うわけねえ)が目立ったが、チェックアンドカバーはかなりの局面で出来ていたし(あくまでも条件を考慮しての評価)、オンプレーでは破綻していない。このメンツであんだけやれりゃ6点くらいでいいんじゃないの、採点。海外組呼び寄せてシンガポールあたりにヒーコラ行ってる試合より2000倍はマシだったね。ただ程度問題。前半ずっと芝を気にしていた感じ。あれなあ・・・・・いや仕方ないけどさ。
つーかさあ、ラスカル氏も書いてるけど、これって先方に失礼でしょ?「ハンガリーにナメられた」とか言ってるけど、お互い様でしょう?カンペキに練習試合じゃん、このメンツ。次の試合でも同じメンツで行くなら意味があるけど。つか何気に観たいけど、3バック。
やっぱり3バックがいいって。サイドある程度破られても中央に人数足りてりゃ落ち着くってのもあるけど、何よりも「三都主が最終ライン付近でウロウロしていない」ってのが大事だと思うので。チームとしても個人としても、三都主は前目のサイドかベンチで。つか公太使え。
仕事大杉
-----------------------------
イラついてるんでヒドいこと書こうかなっと。
昨日の試合ってすごいサッカーを観る目を試される試合だったなあと。評価が難しいですわ。
すげ局面局面でいいプレーもあったし、ディフェンスは個々の連携面での課題はあったし茶野のファンタジーもあったけど、相手の力量の問題もあって総じて破綻はきたしていない。やられたのは全部セットプレーだしね。それが良いか悪いかはおいといて、オンプレーで崩されたのはPKのシーン以外ではない(それも決定的な形ではないし)。
いっぽうで攻撃面においては日本の長年の課題である少人数グループでのアタックが見えた。1点目はサイドの久保をフォローした本山、その後ろから駆け上がってきた玉田という3人のグループだし、同点ゴールは本山の微妙なパスを中央で久保がプルアウェイしながらうまくラインを潜り抜けて決めた。
シンガポール戦終了後に書いたことだけども、ちょっとずつだけど何かが変わりつつある気がする。一つだけいえるのは、なんだかんだいって選手もプロだから、ジーコのやり方を理解しつつあるという感じ。むろんアタマだけでね。アタマで理解すればスグ実践できるたぐいのものではないから。そりゃ前提か。
でも前提論多いもん。飽きてこないですか、そろそろ?ジーコが監督としてダメだなんていう前提論。オレはもう秋田。試合を観てなくてもいえるような論をいつまでも吐き出し続けて安全圏から批判するだけにはなりたくねぇ。ジーコは嫌いだが。吐き続ければジーコが辞めるかって、絶対やめないと思ってるから。6000人デモが動員されても。その代わりアジアカップで負ければ確実に解任になるだろうからもうオレはジーコ批判しないかも。
そういうことで、今後ともジーコ置物論を前提にした選手ヲチを続ける予定。そろそろ藤田あたりがジーコにキレるヨカン。
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湯浅さん的には押上が足りないのが不満だったようだけど、そりゃDFとしてはあれだけキープしてくれないんだったら押し上げるタイミングもないわけで。あれをDFのせいにするのはチョイと採点が辛すぎるんじゃないかなと思ったり。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200404/at00000376.html
>■田中誠(ジュビロ磐田)
>(内側から見た代表は)やはり守備の面でバランスが悪いと思いました。相手が大きいことは分かっていましたが、ペナルティーエリアの近くでのファウルが多かった。今回はジャッジ的にも不利だった。中盤でゲームが作れなかったので、ラインを上げるタイミングを作ることができませんでした。
西、茶野、田中が初代表でおまけに磐田勢は昨日の合流で疲労蓄積連携皆無、玉田も2試合目ってこりゃ先方から観たら「2軍」以外の何者にも見えないメンツ。相手が疲れてくるまでは攻撃においては連携面でのミス(つーか呼吸なんて合うわけねえ)が目立ったが、チェックアンドカバーはかなりの局面で出来ていたし(あくまでも条件を考慮しての評価)、オンプレーでは破綻していない。このメンツであんだけやれりゃ6点くらいでいいんじゃないの、採点。海外組呼び寄せてシンガポールあたりにヒーコラ行ってる試合より2000倍はマシだったね。ただ程度問題。前半ずっと芝を気にしていた感じ。あれなあ・・・・・いや仕方ないけどさ。
つーかさあ、ラスカル氏も書いてるけど、これって先方に失礼でしょ?「ハンガリーにナメられた」とか言ってるけど、お互い様でしょう?カンペキに練習試合じゃん、このメンツ。次の試合でも同じメンツで行くなら意味があるけど。つか何気に観たいけど、3バック。
やっぱり3バックがいいって。サイドある程度破られても中央に人数足りてりゃ落ち着くってのもあるけど、何よりも「三都主が最終ライン付近でウロウロしていない」ってのが大事だと思うので。チームとしても個人としても、三都主は前目のサイドかベンチで。つか公太使え。
2004/04/24のBlog
[ 16:00 ]
金曜の夜に届いて土曜に作業するはずだった元データが
現時点でまだ届いておりません。
しかもそれ月曜日締め切りです。
つーことは何か、日曜の昼にでも届いたらすぐ作業です。
ヌッコロス
そういうことで自宅待機中、、
[ 01:56 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
こんなデータ集作ってみちゃいました。
広島出身選手&過去にサンフレッチェ広島に所属した選手リスト。
何かの役に立つかもしれませんが、大概の人には役に立ちません。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053?YEAR=2003&MONTH=1&DAY=24
これがJ1編。まあ知った顔ばかりですね。
ライトファンには森島が広島の大河FC出身だったこと、
大森が1年でクビを切られて鳥栖でリベンジの機会を着々とうかがって
ついには名古屋方面に栄転したこと。
そのあたりが意外な情報、かな?
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053?YEAR=2003&MONTH=1&DAY=25
こっちはJ2編。かなりのアツさです。
知らない人からはアツ苦しがられます。
これは眠くない時に何か考えます。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053?YEAR=2003&MONTH=1&DAY=26
こちらはJFL編。もう10年来のファンには堪らん。色んな意味で。
なんつーても今は最強を誇る広島ユースの初期メンバーたちが頑張ってるのです。
今でこそ国見とガチでやっても勝てるチームに成長しましたが、昔は大変だったのだよ・・・・。
まあコイツラがユースの頃に鳥栖ユースと9-1なんていうゲームしたりはしてたけども。
まずわ石川祐司。期待持たせて持たせて3年目解雇の黄金パターン。ばかやろ。
行友亮二。兄貴か弟もユース出身で行友兄弟として売り出す予定だった。俺の中で。
で、アツすぎる吉田幸生。ああ、サチオ・・・・
俺の中では久保とサチオの2トップが2003年くらいにJ1優勝の立役者になるというストーリー完成。
ジュニアユース当時は鬼の身体能力を誇り「ナイジェリア人みたい」とゆわれたが
どーも指導者とソリが合わなかったかなんかで伸び悩み。
頑張ってるみたいで何より。オッサンはうれしいぞ。
そういや、秋元とか荒木とか高田純とかは何をしてるんだろうなあ・・・・皆元気でやってるのかなあ。
他、1995年ファースト第1節市原戦で高卒ルーキーデビューした影山がいたり、
高木とファンルーンの駄目なところを足して2を掛けたような松永がいたり。
こうしてみると、JFLっていいなあ・・・本人たちは大変だろうけどさ。
そういや高校選手権得点王の石黒がYKKAPに入団してたね。
確かジュビロの西野の1年先輩に当たるはず。
当時は石黒のほうが有名だったんだけど・・・まあ色々あるわなあ。
広島出身選手&過去にサンフレッチェ広島に所属した選手リスト。
何かの役に立つかもしれませんが、大概の人には役に立ちません。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053?YEAR=2003&MONTH=1&DAY=24
これがJ1編。まあ知った顔ばかりですね。
ライトファンには森島が広島の大河FC出身だったこと、
大森が1年でクビを切られて鳥栖でリベンジの機会を着々とうかがって
ついには名古屋方面に栄転したこと。
そのあたりが意外な情報、かな?
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053?YEAR=2003&MONTH=1&DAY=25
こっちはJ2編。かなりのアツさです。
知らない人からはアツ苦しがられます。
これは眠くない時に何か考えます。
http://www.doblog.com/weblog/myblog/4053?YEAR=2003&MONTH=1&DAY=26
こちらはJFL編。もう10年来のファンには堪らん。色んな意味で。
なんつーても今は最強を誇る広島ユースの初期メンバーたちが頑張ってるのです。
今でこそ国見とガチでやっても勝てるチームに成長しましたが、昔は大変だったのだよ・・・・。
まあコイツラがユースの頃に鳥栖ユースと9-1なんていうゲームしたりはしてたけども。
まずわ石川祐司。期待持たせて持たせて3年目解雇の黄金パターン。ばかやろ。
行友亮二。兄貴か弟もユース出身で行友兄弟として売り出す予定だった。俺の中で。
で、アツすぎる吉田幸生。ああ、サチオ・・・・
俺の中では久保とサチオの2トップが2003年くらいにJ1優勝の立役者になるというストーリー完成。
ジュニアユース当時は鬼の身体能力を誇り「ナイジェリア人みたい」とゆわれたが
どーも指導者とソリが合わなかったかなんかで伸び悩み。
頑張ってるみたいで何より。オッサンはうれしいぞ。
そういや、秋元とか荒木とか高田純とかは何をしてるんだろうなあ・・・・皆元気でやってるのかなあ。
他、1995年ファースト第1節市原戦で高卒ルーキーデビューした影山がいたり、
高木とファンルーンの駄目なところを足して2を掛けたような松永がいたり。
こうしてみると、JFLっていいなあ・・・本人たちは大変だろうけどさ。
そういや高校選手権得点王の石黒がYKKAPに入団してたね。
確かジュビロの西野の1年先輩に当たるはず。
当時は石黒のほうが有名だったんだけど・・・まあ色々あるわなあ。
[ 00:42 ]
<ビデオ観戦>
・ナビスコFマリ戦
・4節市原戦
・五輪代表対ギリシア戦
・ナビスコFマリ戦
・4節市原戦
・五輪代表対ギリシア戦
2004/04/23のBlog
[ 01:28 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
http://www.chugoku-np.co.jp/Sanfre/Sw04042201.html
駒野駒野駒野駒野おおおお!!!
長かったぞおお8ヶ月!!!
マツがよろめき、井川が裏を取られ、浩司がやりにくそーに左足に持ち替え、佐藤のクロスがどっかに飛んでいくたびに脳裏をよぎるのはチーム最年長(顔が)の22歳の真のサイドバック、お前のことだったのだぞううう!!!
今までウチは服部公太という素晴らしい左翼によって「片肺飛行」を続けてきましたが(考えてみたら、J2の大半とJ1都合7試合を片肺飛行。よくやれたもんだ)、ついに欠かせない主力である駒野が復活しそうです。いやあ、本当に楽しみだ。
こいつも楽しみにしてるのか・・・?イヤだなあ。石川でいいじゃん石川で。連れて行ってまた怪我させたら殺りに行きます。
-----------------------------------
広島在住サッカージャーナリスト・サンフレッチェのスペシャリスト中野和也氏の力作。ナカノン・カズ専用カメラによるトレーシングです。
こりゃビデオ観る必要もないかな。ちまたのカズ論はほとんどがチェックのかけ方とかペースメイクとかに視点が置かれてなくて、物足りないものばかりだし。ナカノン・ア・ゴーゴー
駒野駒野駒野駒野おおおお!!!
長かったぞおお8ヶ月!!!
マツがよろめき、井川が裏を取られ、浩司がやりにくそーに左足に持ち替え、佐藤のクロスがどっかに飛んでいくたびに脳裏をよぎるのはチーム最年長(顔が)の22歳の真のサイドバック、お前のことだったのだぞううう!!!
今までウチは服部公太という素晴らしい左翼によって「片肺飛行」を続けてきましたが(考えてみたら、J2の大半とJ1都合7試合を片肺飛行。よくやれたもんだ)、ついに欠かせない主力である駒野が復活しそうです。いやあ、本当に楽しみだ。
こいつも楽しみにしてるのか・・・?イヤだなあ。石川でいいじゃん石川で。連れて行ってまた怪我させたら殺りに行きます。
-----------------------------------
広島在住サッカージャーナリスト・サンフレッチェのスペシャリスト中野和也氏の力作。ナカノン・カズ専用カメラによるトレーシングです。
こりゃビデオ観る必要もないかな。ちまたのカズ論はほとんどがチェックのかけ方とかペースメイクとかに視点が置かれてなくて、物足りないものばかりだし。ナカノン・ア・ゴーゴー
[ 01:10 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
[関連したBlog]
下の続き。
ボールを拾った服部、正面のハンジェにパスした後タッチラインの外をフリーランニングで駆け上がる。この動きが素晴らしい。
ハンジェはサンパイオにワンタッチで落とす。ここでヴェルディの切り替えが遅いためサンパイオがフリーになっていた。それゆえ、ヴェルディの選手たちの視線はサンパイオに釘付けになる。右サイドバックの位置に入った山田卓を含め、ヴェルディの右サイド(サンフレの左サイド)のDF3枚がボールウォッチャーになってしまったのだ。ということは、どういうことかお分かりだろう。
少しだけボールにさわってサンパイオは、滑らかなスルーパスを左サイド裏のスペースへ通す。それを
受けるのは、タッチラインの外から鋭角に、全速力で回りこんで来た服部公太。バックステップを踏みながら戻っていた山田卓とトップスピードに乗った服部が並んでしまえば、当然勝負にならない。泡を食った山卓はなんとかして体をぶつけようとするも時すでに遅く、トップスピードに乗った服部はあっという間に山卓の体を引き離し、自慢の左足に銃弾を込めた。こうして服部は、まんまと左サイドを突破することに成功したのである。
残念ながらこのクロスボールはやや前につんのめってしまったために精度を欠きCKに逃れられてしまう。だが、この服部の動きは巧みだったといえるだろう。
そして、ここまでの流れを観ると、「守→攻→守→攻」とカチカチとスイッチが切り替わるようにプレーが切り替わっていることがお分かり頂けると思う。サンフレの攻撃は守備と一体。守備は攻撃の第一歩。まさにそれを実践するような、スムーズな切り替えが行われているといえよう。
ただこのスムーズな切り替えは選手に膨大な集中力と体力を要求する。それゆえ、70分以降に足が止まってしまうという体力面でのマイナスポイントを生んでしまうのである。
下の続き。
ボールを拾った服部、正面のハンジェにパスした後タッチラインの外をフリーランニングで駆け上がる。この動きが素晴らしい。
ハンジェはサンパイオにワンタッチで落とす。ここでヴェルディの切り替えが遅いためサンパイオがフリーになっていた。それゆえ、ヴェルディの選手たちの視線はサンパイオに釘付けになる。右サイドバックの位置に入った山田卓を含め、ヴェルディの右サイド(サンフレの左サイド)のDF3枚がボールウォッチャーになってしまったのだ。ということは、どういうことかお分かりだろう。
少しだけボールにさわってサンパイオは、滑らかなスルーパスを左サイド裏のスペースへ通す。それを
受けるのは、タッチラインの外から鋭角に、全速力で回りこんで来た服部公太。バックステップを踏みながら戻っていた山田卓とトップスピードに乗った服部が並んでしまえば、当然勝負にならない。泡を食った山卓はなんとかして体をぶつけようとするも時すでに遅く、トップスピードに乗った服部はあっという間に山卓の体を引き離し、自慢の左足に銃弾を込めた。こうして服部は、まんまと左サイドを突破することに成功したのである。
残念ながらこのクロスボールはやや前につんのめってしまったために精度を欠きCKに逃れられてしまう。だが、この服部の動きは巧みだったといえるだろう。
そして、ここまでの流れを観ると、「守→攻→守→攻」とカチカチとスイッチが切り替わるようにプレーが切り替わっていることがお分かり頂けると思う。サンフレの攻撃は守備と一体。守備は攻撃の第一歩。まさにそれを実践するような、スムーズな切り替えが行われているといえよう。
ただこのスムーズな切り替えは選手に膨大な集中力と体力を要求する。それゆえ、70分以降に足が止まってしまうという体力面でのマイナスポイントを生んでしまうのである。
[ 00:31 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
ギリシア遠征?なにそれ。
言い忘れてましたが、わたくし
サンフレッチェ広島>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>五輪代表>日本代表
な人間なもので、五輪代表の試合があろうとサンフレの試合優先で行かせてもらいます。
文句あっか。すいません調子乗りました。
つーか、浩司とカズが二人で中盤に出る試合にならないと、燃えないだろうなあと。一回あのパスワーク観ちゃうと、やっぱり五輪代表の試合はタテボンサッカーと大差なく見えちゃうわけですわ。強い弱いは別にして、「華麗じゃない」とは思います。これは好みだから仕方がない。
--------------------------------------
というわけでしつこくヴェルディ戦。
サンフレファンOR戦術オタ以外には
大して興味も沸かないだろう話は延々と続きます(笑)。
------------------------------------
しかし、ビデオで観れば観るほど、サンフレの守備の連動性の高さが見えてくるなあ・・・。相手が「第三の動き」の少なさではJトップクラスのヴェルディだったとはいえ、後半からサンフレのアグレッシブな守備はより激しさを増していた。
後半16分、チアゴの投入直前、服部のクロスボールからコーナーキックに繋がる前のシーン。ここは「守から攻の連動した攻撃」、「ボールをカットされた直後のフォアプレス」、そして「高い位置でのボール再奪取」という、戦術練習のような流れだった。
まずは「守から攻の連動した攻撃」について。サンパイオの寄せと吉田のプレスでボールを奪った後、ハンジェから浩司に短めのサイドチェンジパス。これを右足で受けた浩司。トラップがやや右タッチライン方向に流れたため相手のプレスを受けるも、上手くスクリーンしながら右にターン、左足でカズに預けゴール前へ。
カズ、浩司の裏に上がってきた井川へダイレクトパス。井川はルックアップしながらボールに寄ると、これまたダイレクトでタテにライナー性のボールを高木に入れる。
中央はこの時点では2枚。2トップの右の位置に入っていた高木がゴールに背を向けながら左足でダイレクトで中に落とす。これを中央の田村がスルーすると、一連のパス回しの間にサイドから中央のスペースにスルスルと上がっていた浩司が思い切り振りかぶって左足シュート。惜しくも林にブロックされる。
##・・・ちょっと息が詰まりそうなので一呼吸(笑)。でも、これだけ文章が連続するのは、プレーに「切れ目」がない、すなわち連動していたということです。こういうプレーはJ2時代にも良く観ていたので驚きはありませんが、J1でもそう多くのチームが出来るものではない、レベルの高い繋ぎだと思います。逆に、ジョギングで抜け出していた浩司を誰も見ていないヴェルディの中盤守備の甘さが浮き彫りになったシーンともいえます。では、続き。
ここからが、「ボールをカットされた直後のフォアプレス」。ブロックされたボールは田村の前にこぼれるも処理しきれずバックラインへ。ここでヴェルディのバックラインが横にパスを回すと、先ほどシュートを打った浩司がすぐにプレス。慌てたのか、林は中の選手に浮き球を送る。
が、ここにはハンジェがフェイクをかけながらプレス。右SBの位置に入った山田卓也に戻されたボールにも、犬のように追い掛け回すハンジェ。寄せられながら山田卓也はハンジェの裏に短めのタテパスを出すが、ハンジェの裏にはさらに吉田とサンパイオが網を掛けていた。パスは寸断され、再び山田卓の前にこぼれる。たまらず山田卓也はフワリとしたボールを上げるも精度がなく、最終的にハーフラインから少し前目の左タッチライン際で服部が処理する。
一連の流れは、全て「ボールを奪った後の1タッチ2タッチのカウンター」、そして「ボールを奪われた直後の早い切り替え」からのフォアプレスが利いていることがお分かり頂けるだろう。日本最高峰の戦術家小野剛の面目躍如といったところではないだろうか。
<もうちょっと続きます。ま、ナビスコまでの繋ぎってことで。>
言い忘れてましたが、わたくし
サンフレッチェ広島>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>五輪代表>日本代表
な人間なもので、五輪代表の試合があろうとサンフレの試合優先で行かせてもらいます。
文句あっか。すいません調子乗りました。
つーか、浩司とカズが二人で中盤に出る試合にならないと、燃えないだろうなあと。一回あのパスワーク観ちゃうと、やっぱり五輪代表の試合はタテボンサッカーと大差なく見えちゃうわけですわ。強い弱いは別にして、「華麗じゃない」とは思います。これは好みだから仕方がない。
--------------------------------------
というわけでしつこくヴェルディ戦。
サンフレファンOR戦術オタ以外には
大して興味も沸かないだろう話は延々と続きます(笑)。
------------------------------------
しかし、ビデオで観れば観るほど、サンフレの守備の連動性の高さが見えてくるなあ・・・。相手が「第三の動き」の少なさではJトップクラスのヴェルディだったとはいえ、後半からサンフレのアグレッシブな守備はより激しさを増していた。
後半16分、チアゴの投入直前、服部のクロスボールからコーナーキックに繋がる前のシーン。ここは「守から攻の連動した攻撃」、「ボールをカットされた直後のフォアプレス」、そして「高い位置でのボール再奪取」という、戦術練習のような流れだった。
まずは「守から攻の連動した攻撃」について。サンパイオの寄せと吉田のプレスでボールを奪った後、ハンジェから浩司に短めのサイドチェンジパス。これを右足で受けた浩司。トラップがやや右タッチライン方向に流れたため相手のプレスを受けるも、上手くスクリーンしながら右にターン、左足でカズに預けゴール前へ。
カズ、浩司の裏に上がってきた井川へダイレクトパス。井川はルックアップしながらボールに寄ると、これまたダイレクトでタテにライナー性のボールを高木に入れる。
中央はこの時点では2枚。2トップの右の位置に入っていた高木がゴールに背を向けながら左足でダイレクトで中に落とす。これを中央の田村がスルーすると、一連のパス回しの間にサイドから中央のスペースにスルスルと上がっていた浩司が思い切り振りかぶって左足シュート。惜しくも林にブロックされる。
##・・・ちょっと息が詰まりそうなので一呼吸(笑)。でも、これだけ文章が連続するのは、プレーに「切れ目」がない、すなわち連動していたということです。こういうプレーはJ2時代にも良く観ていたので驚きはありませんが、J1でもそう多くのチームが出来るものではない、レベルの高い繋ぎだと思います。逆に、ジョギングで抜け出していた浩司を誰も見ていないヴェルディの中盤守備の甘さが浮き彫りになったシーンともいえます。では、続き。
ここからが、「ボールをカットされた直後のフォアプレス」。ブロックされたボールは田村の前にこぼれるも処理しきれずバックラインへ。ここでヴェルディのバックラインが横にパスを回すと、先ほどシュートを打った浩司がすぐにプレス。慌てたのか、林は中の選手に浮き球を送る。
が、ここにはハンジェがフェイクをかけながらプレス。右SBの位置に入った山田卓也に戻されたボールにも、犬のように追い掛け回すハンジェ。寄せられながら山田卓也はハンジェの裏に短めのタテパスを出すが、ハンジェの裏にはさらに吉田とサンパイオが網を掛けていた。パスは寸断され、再び山田卓の前にこぼれる。たまらず山田卓也はフワリとしたボールを上げるも精度がなく、最終的にハーフラインから少し前目の左タッチライン際で服部が処理する。
一連の流れは、全て「ボールを奪った後の1タッチ2タッチのカウンター」、そして「ボールを奪われた直後の早い切り替え」からのフォアプレスが利いていることがお分かり頂けるだろう。日本最高峰の戦術家小野剛の面目躍如といったところではないだろうか。
<もうちょっと続きます。ま、ナビスコまでの繋ぎってことで。>
2004/04/22のBlog
[ 16:07 ]
五輪代表観ちゃおりません(涙)。
この2日間はいまわの際で仕事をしておりました。
つーても、湯浅さんとこ とか瀬戸さんとこ
観ればだいたいの状況は分かるな。
昨日の試合は、「アウェーでの真剣勝負(に近い)」と捉えるか否かで
評価が分かれそうな試合だったんですね。
更紗さんに広島戦のビデオを送っていただいたので(感謝!)、
それと一緒に土曜日くらいに纏めて見ようかな。
ということで土曜日のJ2観戦は断念。
チェもケガしちゃったことだし・・・。
------------------------------------
久々に出場したカズについて、「ワンシーン」評価(笑)。
そのワンシーンぐらいしか観てないので。
ハーフライン付近で弾んだボールを相手がトラップしたところに、
すごくいいアプローチを掛けてボールを奪っていたと思います。
最近ちょっと中田英寿のプレーを研究することがあったのですが、
中田がなぜ攻守においてトップレベルで通用するかといえば、
それはとにかく「早いアプローチを仕掛けられる」からだと思います。
今月号のサッカーズにもネルヴォかシニョーリのコメントとして載っていましたが。
カズが何が良くなったかというと、そこら辺のアプローチの早さと前に向かう積極性だと思うので、
その辺りを評価してやって欲しいなと。まあ代表ではカズが生きるポジションはなさそうだけどね。
この2日間はいまわの際で仕事をしておりました。
つーても、湯浅さんとこ とか瀬戸さんとこ
観ればだいたいの状況は分かるな。
昨日の試合は、「アウェーでの真剣勝負(に近い)」と捉えるか否かで
評価が分かれそうな試合だったんですね。
更紗さんに広島戦のビデオを送っていただいたので(感謝!)、
それと一緒に土曜日くらいに纏めて見ようかな。
ということで土曜日のJ2観戦は断念。
チェもケガしちゃったことだし・・・。
------------------------------------
久々に出場したカズについて、「ワンシーン」評価(笑)。
そのワンシーンぐらいしか観てないので。
ハーフライン付近で弾んだボールを相手がトラップしたところに、
すごくいいアプローチを掛けてボールを奪っていたと思います。
最近ちょっと中田英寿のプレーを研究することがあったのですが、
中田がなぜ攻守においてトップレベルで通用するかといえば、
それはとにかく「早いアプローチを仕掛けられる」からだと思います。
今月号のサッカーズにもネルヴォかシニョーリのコメントとして載っていましたが。
カズが何が良くなったかというと、そこら辺のアプローチの早さと前に向かう積極性だと思うので、
その辺りを評価してやって欲しいなと。まあ代表ではカズが生きるポジションはなさそうだけどね。
2004/04/20のBlog
[ 17:12 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
しかし、ヴェルディのあのゆったりとしたパスワークは「狙い」ではなかったのか…そりゃ余計に深刻ですな。僕はあのパスワークは「じらす」のが目的なのかなと思ってましたが、試合後のインタビューを見るとどうも違った模様。
http://www.jsgoal.jp/club/2004-04/00007168.html
>試合後に東京Vの林が「前が空いているけど、ミスを怖がってしまって、取られるよりは横に出しておこうという感じだった。」と話したように、前半から横パスやバックパスが多用された。
(中略)
>「今チームが抱えている問題は自信喪失によるものです。勝利まで時間がかかっていることが選手に自信を失わせている」。
-----------------------------------------------------
31分、浩司から眞中へのスルーパス。素晴らしい。つーか眞中ちゃんとトラップしろ!
サンパイオの寄せから服部が拾って展開、左サイドに開いた眞中が中に入ってボールを受け、サイドチェンジで浩司へ。これがやや弱くエムボマと浩司の間で微妙なバウンドをする。が、浩司が一瞬早くボールに触り、ワンタッチ目でグイッと前のスペースに押し出してエムボマを抜き去り前を向く。
この時、右FWの位置にポジションを取っていた和が浩司に一瞬寄ろうとするが、浩司がドリブルを始めるのを見ると即座に反転し、右サイドのスペースにウェーブの動きをした。(この動きに左SB三浦(?)は釣られていないのだが(笑)、こういった動きを続けていくことが大事!)
そして浩司は一瞬中に切れ込むフェイクを入れると、3タッチ目で眞中への素晴らしいスルーパスを送る。
右SB柳沢に寄せられていた眞中には「ファーストタッチで流し込む」以外の選択肢は無かった。とはいえ、またしてもタッチをミスした。浩司のパスのあと上手く「消える」動きでここまで入り込んでいるのだが、ストライカーらしいフィニッシュを見せることは出来なかった。こういうシーンがここ数試合続いているため、やはりフラストレーションが溜まる。
とはいえ、フィニッシュの場面で手痛いミスをしている眞中がなぜ使われ続けているのか。「眞中が外した」「小野が眞中を重用した」という表象をただ批判するよりも、これを考えることには意味があるだろう。
眞中が使われ続けている理由は明白。パス&ゴーの動きが徹底されているからだ。ボールをスタンディングで待ったり、パスを出した後チンタラしていたり、そういった怠慢プレーが眞中はいっさいない。眞中本人が認めるように、彼はボールを持ってから何かを変えることの出来る選手ではない。彼の素晴らしさの殆どはボールのない所での相手を振り切る動きにある。
ボールコントロールについての批判はしたけども、10分のシーンでも眞中はしっかり決定的な働きの出来るスペースまで、誰よりも早く動いている。この31分のシーンでも、浩司にサイドチェンジを出した後はペナルティエリアまで急行している。もしここで眞中がチンタラしていれば、浩司はトップに張ってマンマークに合っていた田村には当然パスを出せなかっただろうし、決定的なチャンスには繋がらなかったに違いない。
しかしだからこそ、眞中は「勿体無い」と思うのだ。「あれほどまでに良い動きをしてくれるのに、どうして」という事だ。ここまで点が入らない現状を悔しく思っているのは間違いないだろうが、それにしても…である。
小野監督は基本的に選手を公平に見る。この3連戦の疲れもある中で、遠征に茂木を帯同させなかった理由は分かっている。明確に眞中が茂木を上回っていただろうからだ。それはこの動きの質の高さを見れば分かる。
ただ…来シーズンでの優勝争いをするためには、茂木は、今シーズン中に眞中を追い抜かなければならないだろう。
http://www.jsgoal.jp/club/2004-04/00007168.html
>試合後に東京Vの林が「前が空いているけど、ミスを怖がってしまって、取られるよりは横に出しておこうという感じだった。」と話したように、前半から横パスやバックパスが多用された。
(中略)
>「今チームが抱えている問題は自信喪失によるものです。勝利まで時間がかかっていることが選手に自信を失わせている」。
-----------------------------------------------------
31分、浩司から眞中へのスルーパス。素晴らしい。つーか眞中ちゃんとトラップしろ!
サンパイオの寄せから服部が拾って展開、左サイドに開いた眞中が中に入ってボールを受け、サイドチェンジで浩司へ。これがやや弱くエムボマと浩司の間で微妙なバウンドをする。が、浩司が一瞬早くボールに触り、ワンタッチ目でグイッと前のスペースに押し出してエムボマを抜き去り前を向く。
この時、右FWの位置にポジションを取っていた和が浩司に一瞬寄ろうとするが、浩司がドリブルを始めるのを見ると即座に反転し、右サイドのスペースにウェーブの動きをした。(この動きに左SB三浦(?)は釣られていないのだが(笑)、こういった動きを続けていくことが大事!)
そして浩司は一瞬中に切れ込むフェイクを入れると、3タッチ目で眞中への素晴らしいスルーパスを送る。
右SB柳沢に寄せられていた眞中には「ファーストタッチで流し込む」以外の選択肢は無かった。とはいえ、またしてもタッチをミスした。浩司のパスのあと上手く「消える」動きでここまで入り込んでいるのだが、ストライカーらしいフィニッシュを見せることは出来なかった。こういうシーンがここ数試合続いているため、やはりフラストレーションが溜まる。
とはいえ、フィニッシュの場面で手痛いミスをしている眞中がなぜ使われ続けているのか。「眞中が外した」「小野が眞中を重用した」という表象をただ批判するよりも、これを考えることには意味があるだろう。
眞中が使われ続けている理由は明白。パス&ゴーの動きが徹底されているからだ。ボールをスタンディングで待ったり、パスを出した後チンタラしていたり、そういった怠慢プレーが眞中はいっさいない。眞中本人が認めるように、彼はボールを持ってから何かを変えることの出来る選手ではない。彼の素晴らしさの殆どはボールのない所での相手を振り切る動きにある。
ボールコントロールについての批判はしたけども、10分のシーンでも眞中はしっかり決定的な働きの出来るスペースまで、誰よりも早く動いている。この31分のシーンでも、浩司にサイドチェンジを出した後はペナルティエリアまで急行している。もしここで眞中がチンタラしていれば、浩司はトップに張ってマンマークに合っていた田村には当然パスを出せなかっただろうし、決定的なチャンスには繋がらなかったに違いない。
しかしだからこそ、眞中は「勿体無い」と思うのだ。「あれほどまでに良い動きをしてくれるのに、どうして」という事だ。ここまで点が入らない現状を悔しく思っているのは間違いないだろうが、それにしても…である。
小野監督は基本的に選手を公平に見る。この3連戦の疲れもある中で、遠征に茂木を帯同させなかった理由は分かっている。明確に眞中が茂木を上回っていただろうからだ。それはこの動きの質の高さを見れば分かる。
ただ…来シーズンでの優勝争いをするためには、茂木は、今シーズン中に眞中を追い抜かなければならないだろう。
2004/04/18のBlog
[ 18:39 ]
ちょっとジェフの試合を観たり買い物に行ったりしてたので
中断していました。仕事しつつ観つつという感じで
もう少しだけ書くと思います。んじゃよろしく。
-----------------------------------
ううっ、申し訳ねえ。仕事が予想外に時間が掛かったため
PCの使用時間を過ぎ(妹の部屋から書いているんで…)てしまい。
なので、五輪代表のアテネ遠征の隙間を縫うように、
一週間のうちに何回かに分けて分析していきたいと思います。
今のままじゃ「どこが問題なのか」ってとこすら触れられてねえし(爆)。
とりあえず、外池が交代で入った後のDFラインと
ボランチとのコミュニケーションとかかなあと思ってます。
中断していました。仕事しつつ観つつという感じで
もう少しだけ書くと思います。んじゃよろしく。
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ううっ、申し訳ねえ。仕事が予想外に時間が掛かったため
PCの使用時間を過ぎ(妹の部屋から書いているんで…)てしまい。
なので、五輪代表のアテネ遠征の隙間を縫うように、
一週間のうちに何回かに分けて分析していきたいと思います。
今のままじゃ「どこが問題なのか」ってとこすら触れられてねえし(爆)。
とりあえず、外池が交代で入った後のDFラインと
ボランチとのコミュニケーションとかかなあと思ってます。
[ 14:13 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
引き続き、17分のシーン。田村の決定的なヘッドまで繋がった流れを見ていきましょう。
まずこのシーンは、サンフレ左サイドで囲い込んで奪ったボールをサンパイオが前に蹴りだし、相手右SB柳沢が眞中と競りながらヘッドでカットしたボールをハンジェが拾った所から始まっています。ハンジェは浮き球を頭で田村に戻して前に走る。受けた田村はドリブルを開始、少し柳沢に突っかけながら併走するハンジェを見て、横パスを戻します。
ここがポイント【1】。DFはハンジェから前線の和に出るパスを警戒したのでしょう、全員が左タッチラインに背を向けてハンジェと田村の動きを注視してしまったのです。「全員が左タッチラインに背を向ける」…その意味は当然お分かりでしょう。東京Vの選手たちは、パスワークに気を取られ、サイドの服部へのマークを忘れてしまっていた、ということです。
抜け目のない服部は、田村にボールが渡った瞬間から左サイドの裏に向かってスルスルッとフリーランニングを開始。そしてハンジェが前を向いてボールに触った瞬間、全速力でスペースに駆け上がります。ハンジェはそれを見て、2タッチ目で精度の高いグラウンダーパスを服部に通す。走り込んで受けた服部はルックアップしてこれまた精度の高いクロスボールを供給します。ここで、ニアサイドに飛び込んだ選手がうまくDFを引き付けたことにより、DFは戻りながら服部のクロスに対応し、中途ハンパなクリア。これがファーサイドで完全にフリーになった田村の前にこぼれます。残念ながら慌ててしまった田村はいわゆる「脳天ヘッド」で思い切りバーの上に外してしまいます。
ここがポイント【2】。ルックアップした服部から出たクロスボールに対して、ニアに思い切り走りこんだ選手はなんと和です。本来ボランチがポジションの和ですが、今シーズンの定位置はトップ下。このポジションは当然FW的なスペースを突く動きも要求されるポジションですが、違和感があるどころか非常にイキイキとやっている。大分戦のヘディングシュートなどによって自信もついてきたのでしょう、このシーンではまさにFW的な動きで田村をフリーにしています。こういった動きの質を身に着けたことで、和のプレーエリアは格段に広がってきたと思います。
今後五輪代表ではボランチでのポジション争いが待っているでしょうが、ボールコントロール面ですでにトップクラスの和にこういった高い質の動きが備われば、再びポジションを奪取する可能性は決して低くないと思います。
まずこのシーンは、サンフレ左サイドで囲い込んで奪ったボールをサンパイオが前に蹴りだし、相手右SB柳沢が眞中と競りながらヘッドでカットしたボールをハンジェが拾った所から始まっています。ハンジェは浮き球を頭で田村に戻して前に走る。受けた田村はドリブルを開始、少し柳沢に突っかけながら併走するハンジェを見て、横パスを戻します。
ここがポイント【1】。DFはハンジェから前線の和に出るパスを警戒したのでしょう、全員が左タッチラインに背を向けてハンジェと田村の動きを注視してしまったのです。「全員が左タッチラインに背を向ける」…その意味は当然お分かりでしょう。東京Vの選手たちは、パスワークに気を取られ、サイドの服部へのマークを忘れてしまっていた、ということです。
抜け目のない服部は、田村にボールが渡った瞬間から左サイドの裏に向かってスルスルッとフリーランニングを開始。そしてハンジェが前を向いてボールに触った瞬間、全速力でスペースに駆け上がります。ハンジェはそれを見て、2タッチ目で精度の高いグラウンダーパスを服部に通す。走り込んで受けた服部はルックアップしてこれまた精度の高いクロスボールを供給します。ここで、ニアサイドに飛び込んだ選手がうまくDFを引き付けたことにより、DFは戻りながら服部のクロスに対応し、中途ハンパなクリア。これがファーサイドで完全にフリーになった田村の前にこぼれます。残念ながら慌ててしまった田村はいわゆる「脳天ヘッド」で思い切りバーの上に外してしまいます。
ここがポイント【2】。ルックアップした服部から出たクロスボールに対して、ニアに思い切り走りこんだ選手はなんと和です。本来ボランチがポジションの和ですが、今シーズンの定位置はトップ下。このポジションは当然FW的なスペースを突く動きも要求されるポジションですが、違和感があるどころか非常にイキイキとやっている。大分戦のヘディングシュートなどによって自信もついてきたのでしょう、このシーンではまさにFW的な動きで田村をフリーにしています。こういった動きの質を身に着けたことで、和のプレーエリアは格段に広がってきたと思います。
今後五輪代表ではボランチでのポジション争いが待っているでしょうが、ボールコントロール面ですでにトップクラスの和にこういった高い質の動きが備われば、再びポジションを奪取する可能性は決して低くないと思います。
[ 13:39 ]
[ ローマは一日にして成らず・・広島 ]
守備に関してはいいシーンが幾つもありました。
10分前後の「守から攻」がスムーズに連動したプレー。それは恐らく吉田(井川かも?以下同)の、DFラインを飛び出してボランチのラインまで上がってボールにアタックしたシーンから始まります。このシーンでは、スローインからボールを受けようとしたウーゴの背後から吉田が飛び出し、左足でボールをカットした。ウーゴにしてみれば、視野の外側からいきなりDFが出てきたため、あっさりカットされてしまった訳です。
ただ、ここでは弾んだボールが相手選手に渡ってしまいます。が、吉田はさらにプレッシャーを掛けてボールをCB林に戻させる。林はワンタッチで中の選手に浮き球を出す。そこで、今度は吉田の上がった位置をカバーをしていたリ・ハンジェ(この日のMVP候補!)が前へのアプローチを掛け、今度はボールを奪うことに成功します。
さらに、そこからの展開。ハンジェがアプローチを掛ける直前、前へのアプローチを掛けたために前線に残っていた吉田は素早くハンジェと同じラインまで戻っていきます。この戻りで、ハンジェ、ハンジェの前にいるFW田村、そして吉田というトライアングルの関係性が出来た。ハンジェには「横に出す」「前の田村に当てる」という2つのパスコースが出来、田村には後ろに当てる選択肢が出来たわけですね。
ハンジェと田村の置かれた状況を簡単に図解するとこんな感じです。
---------------------DF-----田村----------DF
-------------------------------------------
-------------------------------------------
-----------↓吉田------------↑ハンジェ----
--------------------------↑ウーゴ---------
またしてもウーゴがおいていかれてるのがポイントです(笑)。
ここでハンジェが選んだのはFW田村へのショートパス。受けた田村はワンタッチで吉田に戻し、吉田はまたしてもワンタッチで、左のスペースに飛び出した眞中への素晴らしいパスを出す。吉田のアタックに連動したプレッシャーとカバーリングが見事にボール奪取につながったこと、ハンジェ→田村→吉田→眞中という繋ぎが全てワンタッチだったこと、吉田に渡った瞬間の眞中のボールを呼び込む動きが非常にいいタイミングだったこと…まさに、「全員でボールを奪
10分前後の「守から攻」がスムーズに連動したプレー。それは恐らく吉田(井川かも?以下同)の、DFラインを飛び出してボランチのラインまで上がってボールにアタックしたシーンから始まります。このシーンでは、スローインからボールを受けようとしたウーゴの背後から吉田が飛び出し、左足でボールをカットした。ウーゴにしてみれば、視野の外側からいきなりDFが出てきたため、あっさりカットされてしまった訳です。
ただ、ここでは弾んだボールが相手選手に渡ってしまいます。が、吉田はさらにプレッシャーを掛けてボールをCB林に戻させる。林はワンタッチで中の選手に浮き球を出す。そこで、今度は吉田の上がった位置をカバーをしていたリ・ハンジェ(この日のMVP候補!)が前へのアプローチを掛け、今度はボールを奪うことに成功します。
さらに、そこからの展開。ハンジェがアプローチを掛ける直前、前へのアプローチを掛けたために前線に残っていた吉田は素早くハンジェと同じラインまで戻っていきます。この戻りで、ハンジェ、ハンジェの前にいるFW田村、そして吉田というトライアングルの関係性が出来た。ハンジェには「横に出す」「前の田村に当てる」という2つのパスコースが出来、田村には後ろに当てる選択肢が出来たわけですね。
ハンジェと田村の置かれた状況を簡単に図解するとこんな感じです。
---------------------DF-----田村----------DF
-------------------------------------------
-------------------------------------------
-----------↓吉田------------↑ハンジェ----
--------------------------↑ウーゴ---------
またしてもウーゴがおいていかれてるのがポイントです(笑)。
ここでハンジェが選んだのはFW田村へのショートパス。受けた田村はワンタッチで吉田に戻し、吉田はまたしてもワンタッチで、左のスペースに飛び出した眞中への素晴らしいパスを出す。吉田のアタックに連動したプレッシャーとカバーリングが見事にボール奪取につながったこと、ハンジェ→田村→吉田→眞中という繋ぎが全てワンタッチだったこと、吉田に渡った瞬間の眞中のボールを呼び込む動きが非常にいいタイミングだったこと…まさに、「全員でボールを奪
