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2004/08/01のBlog
いやー、PK戦2人目を終えて0-2の状態からひっくり返るのか~。

ここ10年で、こういうPK戦をTVとはいえ目撃した事はなかったなあ。
そういう意味で、凄く盛り上がったPK戦でした。PK戦ね(笑)。

明日も仕事なんであんまり書けないんですけど、まあPK戦は面白かったですよ。
でも、なんですか今日のスタメン。中2日だかで、気温30度を越える中で
4試合連続で一人たりともスタメンが入れ替わらない。
ボランチにせよサイドバックにせよオフェンシブハーフにせよ、替えは利く状況。
なのに、ただの1人として入れ替わらないスタメン。
これにおかしいと思わないのはどう考えたっておかしい。

2年間飽きるほど言い続けて、実際飽きてしまってもう言わなくなったことですが、
改めて戦略性の欠如が浮き彫りになったと思います。

2003年コンフェデの時も中1日で3試合連続でスタメンを固定していますが、
あの時も「決勝トーナメントに行ったらあのままだったろうな」と思っていました。
果たして、このアジアカップでも同じようにジーコはコンディショニングを無視したチーム操縦をしている。
大会に突入したら「コンビネーションの熟成」や「戦術の徹底」もない。
決勝までの6試合を戦い抜くと決めたなら、6試合を乗りきるだけの戦略が必要。
韓国をどうしても避けたかったという可能性を考慮しても、
イラン戦はスタメンを入れ替えるべきだった。
引分以上で重慶にとどまれるのだから、サブメンバーを試しながら
時間帯に応じて引分も視野に入れていく試合運びをさせればよかった。
イランに勝つチームを出すことはできないにしても、引き分けることは十分可能。
も酷暑の中でフル出場を続けガス欠になったスタメン組にできて、
重慶組んだりまで来て紅白戦の相手しかさせてもらえずエネルギーが有り余るサブ組にできないはずはない。

こんな簡単なことを考えられない監督はいないと思うが、それは僕の主観。
こんな簡単なことを考えられない監督がいないと証明されたわけではない。

いずれにしても、そろそろ潮時なのかも知れません。
もう選手たちは良い意味で「ジーコのやり方」になれた。
管理されない中で、自分たちでどう解決していくかを自覚した。
数名を除き、そういう選手がスタメンに立つようになった。

「過程」としては、「ジーコのやり方」はもう十分だろう。
そういう意味では、今日の試合に勝ってしまったのは、まずかったかも知れませんね。
2004/07/24のBlog
で、まあここからが本題のようなものなのですが。久々に長文を書くのであまり文脈に整合性がないかも知れませんが、気にしないで下さい(笑)。

結局のところ、雑誌にせよ書籍にせよ新聞にせよ、「面白い」か「面白くない」かが全てだと思うんですよね。

僕に関して言えば、中身を読んで「うお、こりゃおもしれえ!後でじっくり読もう」と思ったときにレジに本を持っていきます。中学生時代までは「表紙買い」もしていましたけど、大学生になって金銭的に余裕がなくなるとどうしても立ち読みが多くなります。それでも、どうしても面白いと思うモノは買っていました。買って自分のモノにしたかったんです。線を引いたりページを折ったり風呂で読んだり(笑)という風に「所有したかった」んですね。それは、ひょっとしたらペットショップで犬猫を見て「自分のモノにしたい!」と思う心理に似ているのかもしれません。

で、まあ多少間をはしょりますが、僕が思う「面白い本」の基準で最も大きなモノはこれです。

「1年後に読んでも鮮度が保たれている」

まあ、正確には「保たれていると思われる」も入るんですが、概ねそういうものだと思います。ゲラゲラ笑えるギャグ物ではなく、じっくり読まれ、読み手を唸らせ、新しい視野を提示する、ある意味では「啓蒙する」ものです。斬新さ、意外性、ファンタジー(笑)……呼び方はなんでもいいですが、風雨に晒されようともびくともせずにそびえ立つイメージです。

中田の移籍先であるフィレンツェにちなみますと(笑)、たとえばウフィッツィ美術館にあるボッティチェッリの「春」のように、何世紀を超えても鮮烈なイメージを放ち続けるのはムリかもしれない。それでも、1年経って、ある程度状況が変わったあとで「そういえば昔ここではどんなことが書いてあったんだ?」と思って読み返されるモノ。そして読み返されても「この時点でこれだけのことを書いていたのか」と感嘆されるモノ。そういうモノが、僕にとっての「面白さ」です。

で、ここで沢木耕太郎に戻るわけですが(笑)。沢木氏の作品には、そういう面白さがあると思います。先ほど挙げた「チェーン・スモーキング」にしても、1991年に上梓されただけあって時代背景等に若干の古さは感じられます。ですが、その感性は、時間という風雨に曝されてもびくともしない。

例えば「タクシー・ドライバー東京編」という短編では、深夜拾ったタクシーの運転手に「世田谷の…」と言いかけると、運転手が終わりまで言わせずに「ああ、***まで行けばいいんですね」と答えてしまう。広い東京で、同じ運転手が乗る同じタクシーに2度乗り合わせる確率はどれほどのものなのか分かりませんが、まあまず有り得ない話だと言っていい。

またある日は、乗り合わせたタクシーでは年配の運転手から「あのな、親孝行なんて、しないだっていいということさえ、誰も知らんのだ」という話を聞かされる。その話は、その日から約1年後に出版されベストセラーになった安部譲二の「塀の中の懲りない面々」に登場する安部と同じ獄の爺さんが話したことと同じだった……やはり、これもどれくらいの確率かは分からないけど、まず有り得ない話です。

単純な話で、やっぱり「良い物は残る」ということなんでしょう。沢木氏はその状況を主体(書き手)として描写し、自分が楽しみながら読者を楽しませる。技術に裏打ちされたエンターテインメント精神は、時代を超えて読者を刺激するということなんでしょう。

なんとなく、最近はそんなことを思いながら過ごしております。
誰に言っとるんだオレわ。

いやー、ここんとこHP更新できないですわ。うお。いろいろ書きたいことあったような気がするけど忘れた。

最近は、通勤時間と昼飯時間を使って2日につき1冊のペースで本を読んでおります。むろんサッカー誌だけでなく、雑誌、小説、評論、実用書等、かなり手当たり次第です。

ここ3週間で読んだ書籍をざっと羅列すると、「蹴りたい背中/綿矢りさ」「<不良>のための文章術/永江朗」「チェーン・スモーキング/沢木耕太郎」「彼らの流儀/沢木耕太郎」「適者生存/長谷川滋利」「100万回のコンチクショー/野口健」「誰も知らない名言集/リリー・フランキー」「ポケットに名言を/寺山修司」「ナイフ/重松清」「イラクの中心でバカと叫ぶ/橋田信介」などです。

中でも、最近はたまたま手に取ったタイトルが面白かったので、今更ながら沢木耕太郎に嵌まってます(笑)。

僕の知り合いにW杯が始まるまで沢木耕太郎を知らないでいたサッカーファンがいるのですが(僕も知りませんでしたけど(笑))、その人にとって沢木氏は非常に印象が悪い。というのは、2002年W杯開催時に放送された「蒼い戦士たち、緑の海へ」だったかなんだったかのドキュメンタリーの脚本を担当したのが沢木氏でした。詳細な内容は良く覚えていないのですが、まあTV朝日が考えそうな薄っぺらいドラマ仕立てのドキュメンタリーだったような覚えがあります。私の知り合いが憤慨したのもその点で、「この人はサッカーを馬鹿にしている」と言ってました。

まあ、これは結局オファーを出したプロデューサーの感性が古い、というか「悪い」といえます。恐らく、そのプロデューサーにとって「大舞台に相応しい起用」だったんでしょうけども、そのドキュメンタリーを見た限りでは沢木氏はサッカーをあまり良くご存知でない印象がありました。要は、金子達仁がよく槍玉に挙げられるように、「ドラマをでっちあげている」ように捉えられたんですね。

ではなぜサッカーに詳しくない沢木氏が起用されたのか。勿論恐らく40代後半から50代前半と推測されるプロデューサー氏の世代にとって「沢木耕太郎」の5文字はやはり昂奮を覚えさせるものなのでしょう。「W杯を自国に迎える」、という一世紀に一度あるかないかのイベントのドキュメンタリーに沢木耕太郎を起用するということは、陳腐な言い方になりますけども「プロデューサー冥利に尽きる」のでしょうね。これは決して揶揄した意味ではなく、そういう状況は大いに考えうるということで。

僕は沢木氏の作品にはそれほど詳しくはありませんでしたが、近日購入した「彼らの流儀」「チェーン・スモーキング」などのエッセイは面白かったです。山口瞳評するところの「エッセイを小説のように書く」本領が存分に発揮された、読むものの手を引いて小部屋に誘い込むような、小さな罪悪感を伴う好奇心をそそるものでした。沢木氏に多くのファンがつくのも良く分かります。<つづく>
2004/07/14のBlog
移転を考えております・・・・。

あまりにも飛びすぎなので。
留守がちなのは、まあ書く暇がないのもそうだけど、
書こうと思ったときに落ちてる事が多いのも理由なんですよね。
たっぷり書けてしかも軽い場所を探すとします。
2004/07/10のBlog
この試合に関しては、平日の夜だったこともあり殆ど見ることが出来ませんでした。ので、チラチラと画面を見ながらの感想です。

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いつもどおり俊輔が受け手の発想が無く、三都主も「自分がやりたいプレーで突破する」しか頭にない状態で、明らかにヘディングに弱点を抱えている現DF陣はその通りセットプレーから失点して………。明らかな課題が、なぜここまで放置されているのか理解に苦しむというのが正直なところです。課題を課題として抽出して改善して行こうといないですよねこのチーム。「監督は、いるのか?」と思いました。まあ2年前からそうですけども。

ただ、個人としてダメな選手が居たのと同様、注目すべきプレーをしている選手も居ました。特に僕は、鈴木隆行の体の使い方、コース取り、動き出しのタイミング、そしてシュートの落ち着きが素晴らしいと思いました。

体の使い方。単純な競り合いのシーンでも、「ボールと相手の間に体を入れてブロックする」というスクリーンが当たり前にこなせている。体が元々強いというのもあるけど、相手への体の預け方、腕の使い方、そういったものが自分のモノとして身についている。決して上手くないかも知れないけども、「ポストプレー」というプレーを要求されれば一定の水準を割ることは無い。当たられてポロポロこぼしたり、トラップが大きく流れたり、簡単に潰されて審判にファウル要求する目くばせをしてみたり(まあファウルの貰い方も心得てきてる感じはする)、そういう不安定なプレーが無い。一言でいえば、「計算が立つ」プレーヤーになっている。

コース取りと動き出しのタイミングに関しては、2点目のゴールシーンに端的に現れていますね。あれは「計算が立つプレーヤー」ならではですよね。あの前の動き出しでは、中村が前を向く直前にススッとDFラインに近寄り、前を向いた瞬間にはもうスタートをきっている。だから、スルーパスとほぼ同時、オフサイドぎりぎりでDFラインを突破することが出来る。こういうの、日本では「動き出しの上手い選手」だけしか出来ないことになっているかも知れないけど、向こうの「プロのアベレージ」の一つではないかと思うんですよね。

というのは、この動き出しのタイミングを掴むのは、国際レベルにおいては決して「難しい事」ではないと思うから。まず、前を向いてある程度フリーになると確実にラストパスを出してくる中村俊輔がチームメイトにいる。で、そいつが前を向けそうだ、と判断した。DFも一瞬俊輔に目を奪われた。もうここで、マーカーが近くにいようが鈴木は事実上フリーになっていたわけです。そこまでの条件が揃えば、プロのFWならDFラインを上手く突破するタイミングで「動けて当然」だと思います。

そしてシュート時の落ち着き。これは見落としていたんで確固たる事はいえませんが、シュートの前に彼はGKをいつ見ていたんでしょうか。ギリギリまで引き付けておいて、ちょっと浮かして流し込む。非常に落ち着き払ったプレーでした。おそらく、俊輔が前を向いた時点で彼はここまでのビジョンが明確にあったんでしょう。だからこそ、シュートのときにオタオタしない。走りながらもシュートモーションに移る体勢が出来ていたということなんですよね。

ただ、勿論これは日本のFW全員に出来ることではない。DFラインの前でボールを貰いながらも常に裏を狙っていないと、ああいった一瞬のチャンスの時に体は動かない。そういった意味で、鈴木はワールド・スタンダードの入り口にたった、のではないかと思います。2002年10月20日のアルゼンチン代表戦のときにも思いましたが、計算が立つ選手になりましたね。
重くて更新できなかったり、いろいろあって更新できなかったり。

「いろいろあるけど無粋はいうまい、ギリシャ優勝おめでとう!」

この一言だけ入れておこうと思っていたのに、出来ませんでした。
申し訳ねえ。
2004/07/03のBlog
といってもビデオをササっと見ただけなので。

ギリシャ対チェコ。ギリシャの粘り勝ちという感じ。

あれだけ攻め込まれながらもバイタルエリアは決して空けない、2トップは易々とフリーにはさせないというギリシャ。攻め込まれるのは慣れてるよと言わんばかりに、耐える時間帯をしっかり耐え抜いた。マンマークという責任の所在を明確にするスタイルは、元々能力は高いが奔放だったという選手たちに責任を植え付けることに成功しているのだろう。

それでも、試合を通じてチェコに攻め込まれた。開始3分のロシツキのミドルシュートを始め、ロシツキとコラーとのワン・ツーからのコラーのシュートなど決定的なピンチは幾度もあった。それでも延長まで集中力を絶やすことなくセットプレーに賭け続け、見事そのチャンスをモノにした。オットー・レーハーゲルの仕事に拍手といったところだ。

ただ個人的には、チェコがここで消えてしまうのは残念でならない。31分のネドヴェドの負傷交代が響いた部分もあるだろうが、ギリシャと比べてチェコのチーム力はやはりワンランク上。スタープレーヤーたちが、我を捨ててチームの為に忠実に走る。それでいて、最終局面ではエスプリの効いた変化を見せる。ネドヴェドの積極的なフリーランニングは勿論、右サイドを駆け上がるポボルスキ、最終的な勝負の局面で果敢に仕掛けていくバロシュ、そしてギリシャ戦で初めてその輝きを見せたロシツキなど、チェコは目を楽しませてくれるプレーヤーの宝庫だった。

比べると、どうしてもギリシャは地味である。無論ここまで勝ち上がったことへの賞賛を惜しむつもりはない。だが、決勝戦を飾るチームとしてはどうも、という感覚がぬぐいがたい。良くトレーニングされた好チームであることは事実だけども、堅い守備と基本に忠実なカウンター以外の「華」がないことも事実である。そういったチームが決勝まで上がってくることには、どうしても違和感を覚えずにはいられないのだ。もっといえば、「優勝してもらっては困る」、という感覚すらある。ギリシャのサッカーは認めるが、最後は恐れずにアグレッシブに行くチームが勝つ大会であって欲しいのだ。

ギリシャファンの方には申し訳ないのだが、そういった理由で決勝はポルトガルを応援することをここに宣言いたします。まあ僕ごときが宣言してもどうなるわけではないんだけども(笑)。
2004/07/02のBlog
いっぽう、こちらのケースに関しては100%ジーコ監督、協会側に非がある。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040702-00000061-kyodo_sp-spo.html

>日本サッカー協会の田嶋幸三技術委員長は2日、日本代表のジーコ監督が右ひざ故障のFW久保(横浜M)をキリンカップの代表に招集した問題について「症状を見て、できないのであれば途中で帰すこともできる。監督として普通のこと」と話し、けがの状態を自分で確かめたいという監督の立場を擁護した。
>横浜Mは6週間の治療が必要だとして、久保の招集を取りやめるよう求めている。田嶋委員長は、あらためてクラブ側に説明する意向も示した。


これだけ見ると、フーンと思ってしまう。だが、久保が怪我をしたのは最近の事ではなく、東欧遠征の前のことである。さらに、東欧遠征および英国遠征、W杯一次予選インド戦と、久保は怪我を押して出場していた。優勝を目指していた横浜Mは当然怒り狂っていただろうが、遠征およびインド戦のプライオリティの高さを考え「協力」した。Jリーグに関しては、ACLをにらみ厚くしておいた選手層と岡田監督の手綱さばきによって、久保をフル稼働させずにやりくりすることが出来た。協会とジーコは、横浜Mに感謝すべきなのである。もし久保を貸し出せなければ、いくつかの試合の結果は違っていた公算が高いのだから。

しかし、ジーコは感謝状を送る代わりに、キリンカップ、アジアカップにも来いという。これらの大会に呼ぶという事は、当然本番であるW杯1次予選にも呼ぶつもりだろう。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040702-00000005-spnavi_ot-spo.html

>ジーコ監督は「私はこれまで選手に決して無理はさせていないつもりだ」と断言。久保の招集理由には「どういう痛みを感じているのか話し合って把握したい」と話したが、この発言で横浜Mの怒りがさらに増幅した。中村取締役は「今さら話し合う?ウチの医療スタッフの判断のどこに異議があるのか」と不信感をあらわにした。

横浜Mの中村取締役の怒りは極めて至当である。少なくともジーコの発言は、プロ同士の協議の場に持ち込むべきレベルではない。不見識であり、「脇が甘い」といわれても仕方あるまい。プロにしてみれば、「ウチの医療スタッフの判断のどこに異議があるのか」という反応は極めて自然である。

さらに、私見ではジーコはこれまで度重なる無理を選手に強いてきたと思う。特に、30度を超す気候の中、中1日という殺人的日程で組まれたコンフェデで殆どメンバー交代をしないまま3試合を戦わせたのは暴挙としか言いようが無い。ジーコは都合の悪いことはすぐ忘れてしまうようだが、きちんと覚えている人間はいるという事も知っておいたほうがいいだろう。

この件に関し、完全に横浜Mの対応を支持する。もう横浜の選手になったけど、「ウチの久保」を壊されてたまるかバカヤロウ。
今日は割と早めに仕事から帰ってきました。

EUROについて書きたいことは色々あるんだけど、まずはこの話題から。「強行代表召集」について、柳沢と久保の話。

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/headlines/20040702-00000004-spnavi_ot-spo.html

>メッシーナ移籍が決まったFW柳沢敦(27)は日本代表選出に困惑顔で「本当ですか。キリンだけでしょ」と絶句。今月18日からのメッシーナの合宿に向けて、1日は鹿島クラブハウスで黙々と走り込んだ。前日会見ではセリエAで結果を出すためメッシーナの合宿参加を望み、アジア杯への不参加を示唆したばかり。「ジーコ監督?まだ話していない。聞いてみます」と、直談判する決意をにじませた。

まず言いたいのは、柳沢のケースに関してジーコを責めるのはお門違いということだ。
この件に関する落ち度は100%柳沢にあると思う。


「絶句」とか、「示唆」とか「直談判する決意」とか……。偉そうなことを言わせて貰えば、「アホちゃうか」と思う。だって、この文章を読む限りではジーコにまだ何も話をしてないってことですよね。「ジーコ監督?まだ話していない。聞いてみます」って。

自分のキャリアの話でしょ?まだ話をしてなかったの?すでにバカンスにも入っていて時間はたっぷりあっただろうし、ジーコとの接点もくさるほど持っているはずなのに、何も話をしていない。どういうこっちゃねん。

柳沢が不真面目だとは全然思わない。けど、サンプドリアへの移籍までの過程、移籍してからのここまでの過程を見ていると、どうも「胆のないやっちゃなあ」という感想を禁じえない。

ジーコが選手を呼ぶこと自体に良いも悪いもない(久保のケースはまた別)。代表監督に選手のキャリアを考慮する「義務」は必ずしも無いのだから(もっとも、配慮の無い監督だという批判は当然なされるべきだろう)。ゆえに、選手は自分のキャリアは自分で守らなければならない。実際、高原はしっかりと自分の意思をジーコに伝え、了承されている。怪我があったり血栓症が再発したりするまでは彼はコンスタントに代表に選ばれている。直談判してきた選手の気持ちを無下にするほど、ジーコという監督はアホではないということなのだ。なぜ元磐田の高原に出来て、元鹿島(もっとも、所属は今でも鹿島なのだが……)の柳沢に出来ないのだろう。


僕は、柳沢がメッシーナに移籍すると聞いたとき、「腹をくくったんだな」と思っていた。不退転の決意を持ってメッシーナ移籍を決めたんだろうと思っていた。半年間でレンタル契約見直しのオプションつきという屈辱的な条件を飲んだのも、汚名返上にかける意気込みの現われだと思っていたのだ。ならば、当然ジーコにも何らかの手段で連絡を取っていただろうと思っていた。なんせ既に去年痛い目を見ていて、マロッタGMに「度重なる代表召集が響いた」とかなんとか言われたばかりなのだから。

トホホという感じである。
2004/06/27のBlog
言語は経験のすべてを表現するにはつねに「不足」であること。
そして第二に、それと同じくらい言語は経験に対してつねに「過剰」であること。

たしか上野千鶴子の言葉だったでしょうか。ユーロの準々決勝が3試合終わりましたが、いずれの試合に関してもそういう言葉しか思い浮かびません。胸が一杯になるような試合が多すぎるんですよね。

言葉が陳腐に思えてくる。ポルトガル対イングランド、オランダ対スウェーデンの試合は特にそう思えてきます。いくら言葉を尽くしたところで、たとえテレビを通じたものとはいえ、あの圧倒的な試合に胸を揺さぶられた「経験」をいかほど表現できようか。どれほど言葉を尽くしても、湖の水をひしゃくで掬うが如く、不足である。言葉は過剰にあれども、常に不足である。そう思えてならないんですね。

むろん、試合評というものは「記録」に近いものですから、どれほど圧倒的な経験であろうとも、「事実の描写」に務めなくてはならない。しかし、言葉で表現できる「事実」なんてものは、あれらの試合に関して言えばごくわずかの領域でしかない。いったい、あのスウェーデンの敗北をどう説明すればいいのか。「説明しなくてもいいから事実の描写に務める」のが勿論正論なんですが、少なくともいまはそういう気分になれないんですね。簡単に試合評を纏めることは出来ますけど、少なくとも今日はやりたくない。自分の中である程度消化して、納得してから書こうかなと思います。

やっぱ経験しないとモノゴトは分からないってことですね。うん。ネットばっかやってたらアホになる。
2004/06/26のBlog
やっと休みです。今日一日は何もしないことに決めています。

まあ、ゲームは見るんですけどね(笑)。J1は今日で第1ステージ最終節ですし、ユーロの準々決勝は待ったなしで行われていますから。ただ家から出歩くのはちょっと止めときます。

いやー、ユーロもいよいよ佳境ですね。今大会はある意味では予想通り強豪国が次々と姿を消す展開になっていますね。グループAこそ順当でしたがグループBではスペインが振り落とされ、グループCではイタリアが姿を消し、グループDではドイツが涙を飲んだ。ただ、試合内容を見ると、勝ち抜いてきたチームは残るべくして残っている印象も強いです。

ユーロは準々決勝を2試合終え、ベスト4進出国が2チーム決まりました。1チームはポルトガルですが、もう1チーム、すなわちギリシャとフランスの勝者について書くのは晩まで控えます。ひょっとしたら、今からビデオを見ようとか思っている人も居るかもしれませんからね。ヒントを書くのも控えておきます。

その代わりといってはなんですが、冒頭にも触れたように今日はJ1第1ステージ最終節です。前節の敗戦で首位の座を明け渡したジュビロは、鹿島が横浜Mを破ってくれることを祈りながら最終節をホームで戦います。本気になった磐田を相手にするかわいそうなチームは、サンフレッチェ広島というチームです。チアゴと森崎和を負傷で欠き、さらには森崎浩が体調不良でベンチスタート濃厚という状況でやらねばなりません。涙も出ないような試合になりそうで、恐ろしいです、ハイ。

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磐田対広島。

プロ意識の深さの違い、経験の違い、要するに実力の違い。「サッカー」というスポーツに対する取り組み方の違い。小手先の技術ではない、そういう部分でまだまだ広島は磐田には敵わないなと感じた一戦でしたね~。

まあ、出直しです。
2004/06/21のBlog
最近は忙しくて担当試合以外は殆ど観られていないのですが、えらいことになってますね。スペイン敗退ですか。

サッカーの内容でいったらデンマーク、チェコに次ぐ素晴らしいチームだと思っていただけに実に残念です。試合評や分析を書く間も無く敗退が決まってしまいました。まあ、今後も時間は取れそうに無いですし、すぐに準々決勝が始まりますから元々じっくり各チームを分析していくのは無理な話だったのかも知れませんが……。

EURO公式サイト0-0empateなどのサイトを見る限りでは、決定力不足が敗因だったようですね。宇都宮徹壱さんのデイリーリポートでも「ストライカー不在」という文言が踊っています。今大会のキーワードは、2002年W杯と同様に「ハーフカウンター」と「決定力あるストライカー」あたりになってくるでしょうか。まだベスト8が出揃っていない段階では確固たることは言えませんが、チェコ、デンマーク、ギリシャ、そして強豪国を苦しめているラトビアあたりを観ながら思うことです。

#そういえば、なんかラトビア応援キャンペーンなんて立ち上がってるんですね。
#わー、乗り遅れたよ、大会前にあんだけ色々書いてたのに(苦笑)。

さて、グループリーグ3試合プラストーナメント方式で行うビッグトーナメントでは、やはり守備的なチームが優位に立てるのは間違いないしょう。というのも、以前ここでも少し触れたように勝ち点6よりも勝ち点5のほうが勝ち抜きの可能性は大きいから。

詳細はやはり以前ご紹介したDragon_Vertさんの作品を読んでいただければと思いますが、要は3試合における総勝ち点数が3.3.0の場合と1.1.3の場合では相手に与える勝ち点は前者が3で後者が2であるということです。グループ全体の勝ち点の和は前者のほうが多いわけですから、4チームのグループのうち頼りない1チームが紛れていた場合は勝ち点6で得失点差で落ちる可能性があるわけです。

これは、アトランタ五輪の日本代表などが顕著な例ですよね。ブラジルに勝ったのにグループリーグ敗退、という事実は「良くやった」と言えば良いのか「勿体無い」と言えば良いのか分からない(笑)ですが、仮にナイジェリア戦に引き分けていればハンガリー戦は引分以上で予選通過が濃厚だった。ゆえに、「グループリーグを突破する」という目標に則って考えると、西野監督の守備的な采配は極めて理性的・論理的であったわけです。まあ「28年目のハーフタイム」あたりではそういう扱いはされていないようですが、好悪の感情を排して考えると物事はまた違った風に見えてくるということです。

ともあれ、「勝ち点6を獲得しても決して安心できない」ということだけはお分かり戴けると思います。

いっぽう勝点5を獲得した場合。この場合は、要は「全勝しているチームが居ない」わけですから、自分達より上位に行くチームの最大勝ち点は7(2勝1分)に留まります。ということは、残りの2チームは勝点4(1勝1分1敗)以下でしかあり得ないので、必ず2位で通過できる、ということです。勝点6(2勝1敗)のチームが存在する場合も同じです。

まあ、これは受け売りなので、詳しく知りたい方はは上記のURLを再度チェックして頂く事をオススメします。こういう知識を知っておくと、グループリーグの戦い方を評価する視点が随分変わってくると思いますよ。<了>
2004/06/19のBlog
各試合を見ながら感じたことを不定期に書いていきたいと思います。

まずはデンマーク。well-organizedなチームですね。攻守にわたる統一感という面では大会随一のチームだと思います。

彼らのストロングポイントは攻守の切り替えの早さ、それから両サイドを広く使える人材が揃っていること。ボールを奪った時の動き出す人数が、グループの他のチームと比べて明らかに多い。スウェーデンやイタリアはデンマークに比べて「守から攻の切り替え」という点で明らかに落ちました。

そして、この「守から攻への切り替え」こそがこのチームの生命線です。個々の能力だけ見ればデンマークはスウェーデンやブルガリアと大差は無く、イタリアが頭1つ抜けて高いといえるでしょう。ですが、この高い切り替え意識によって、彼らは自分たちの大きなアドバンテージである「両サイドを広く使った攻撃」の威力を最大限に引き出しています。

つまり、切り替えが早いということは、攻撃に参加する人数が多いということ。攻撃参加の人数が多いということは、パスコースが多くあるということ。ゆえに、相手DFは的を絞り切れない。サイド攻撃を気にしなければいけないのはサッカーの基本ですが、だからといってサイドに人数を割きすぎれば中央が薄くなる。結果、デンマークの攻撃は「分かっていても止められなくなる」わけです。

デンマークにはロンメダール、グロンキアというスピードと力強さを兼ね備えるサイドハーフが存在しますが、彼らに気を取られていると中央ではトマソン、ヨルゲンセンがラインの裏を取る上手い動きを間断なく続ける。また、今大会ではまだ調子は出ないもののサンドもパワフルなストライカーです。

ですが、このチームの真の主役は、多彩な攻撃を演出するダブルボランチではないかと思っています。第1戦ではポウルセン、ダニエレ・イェンセン、第2戦のグラヴェセンとダニエレ・イェンセンというボランチコンビが出場しましたが、どちらのコンビもそれぞれの持ち味を十分に発揮し、チームのリズムを作っていました。

ポウルセンはどちらかといえば指令塔タイプ。高いキープ力を誇り、中盤の深い位置から硬軟取り混ぜたパスを供給してリズムを作るのが非常に上手い選手だという印象を受けました。ダニエレ・イェンセンも柔らかいパスを持っていますが、いざとなれば自分でも展開しフィニッシュまで絡む選手です。そしてグラヴェセンは、プレミアの選手らしく縦への意識が非常に強い。取ったら両サイドへのスペースをまず意識し、ボールスピードの速いパスを次々と蹴っていきます。また見た目のいかつさ通り激しいプレーも持ち味。ブルガリア戦が「荒れた」のは、開始直後に相手選手に見舞ったグラヴェセンの手荒いタックルが伏線になっているのかも知れません。

三者三様の持ち味を持ったデンマークのボランチ。なかなか見応えがあります。個人的にはポウルセンとダニエレ・イェンセンのコンビが好みです。グラヴェセンはまだフィットしていないのか、ややボールを持ちすぎたり、タイミングの合わない縦パスが多いように思いますしね。

ともあれデンマークは注目のチームです。サッカーの内容で言えば大会1、2位を争う素晴らしいもの。見ていて楽しい、アトラクティブなサッカーをするチームであることは間違いありません。

ただ、唯一の懸案材料は活動量の多さ。夏場の大会であることを考えれば、このコンディションを保ったまま戦い続けるのは容易ではないでしょう。いかに選手を入れ替えながら質を保っていくかが今後のカギになると思います。<了>
第1戦に続き多彩な攻撃を見せたデンマークが、順当な勝利を収めた。ブルガリアは予選敗退が決定した。

グラヴェセンが復帰したデンマークは前半から激しいプレスをかける。そしてボールを奪うと、両サイドを広く使った攻撃でブルガリア守備陣に揺さぶりを掛ける。5分にはロンメダールのクロスボールを逆サイドに走りこんだヨルゲンセンがシュート、こぼれ球にサンドが詰める。22分には不調とも思えなかったロンメダールに代えてグロンキアを投入するが、この交代でよりサイドの攻撃に厚みが増す。27分にはグロンキアのサイドチェンジを逆サイドのヨルゲンセンが受けてクロス、ファーにこぼれた所を再びグロンキアがシュートするなど、デンマークが攻守においてブルガリアを圧倒する。

いっぽう、組織ではデンマークに圧倒されたブルガリアだが、M.ペトロフらの個人の力でなんとか反撃に転じる。42分、左サイドをドリブルで上がったM.ペトロフが斜めに強いクサビを入れてそのまま中央に走り切れ込む。このボールを受けたベルバトフはDFを引き付け、中央に走りこんだM.ペトロフへワンタッチでヒールパスを戻す。ポッカリと空いた中央のスペースに走りこみ、GKと1対1になることに成功したM.ペトロフだったが、右足シュートを空振りしてしまう。ブルガリアにとってこの試合最大のチャンスだったが、惜しくもゴールはならなかった。

肝を冷やしたデンマークだったが、直後に先制点を挙げる。44分、ゴール前でヨルゲンセンのパスを受けたサンドがグラヴェセンに落とす。受けたグラヴェセンは、縦に走りこむヨルゲンセンの動きをみてワンタッチでスルーパスを出す。裏に抜け出しGKと完全に1対1になったヨルゲンセンはGKをひきつけ、中央でフリーになったトマソンにラストパスを送る。トマソンは壊れ物を扱うように慎重に流し込んだ。前半はデンマークの1点リードで終了する。


後半に入ると、デンマークの動きが鈍る。中3日であるとはいえ、シーズン終了後の大会はやはり厳しいのだろう、前半にみせた攻守にわたる連動性が影を潜める。それにより、全体としてやや膠着した。動きの落ちたデンマーク相手にブルガリアも少し持ち直し、54分にはM.ペトロフの突破をベルバトフが落とし、最後はヤンコビッチが左ポストを掠める惜しいシュートを放つも得点には至らない。

だが試合は徐々に荒れ始めた。S.ペトロフがレフェリーへの異議で2枚目のイエローカードを受け退場になると、M.ペトロフ、フリストフが続けざまに警告を受ける。1点ビハインドの状況で退場者を出し、勝ちぬけがほぼ絶望になったブルガリアは徐々に集中力が落ち、ボールへのアタックよりも人へのアタックが目立つようになった。

そんな荒れ模様の試合を締めたのは、グロンキアだった。後半ロスタイム、左サイドからドリブルで切れ込むと、トマソンのワンツーで抜け出し右足シュート。大会直前に母親を亡くし、15日にチームに合流したばかりのウイングハーフが、天国の母に捧げるゴールで試合を決めた。

試合を終え、デンマークの成績は1勝1分けで勝ち点4、得失点差2。最終戦のスウェーデン戦に勝てば文句無く通過。引き分けでも、イタリアがブルガリアに引分け以下ならば勝ち抜けが決まる。<了>
<試合評>
攻めの交代策を貫いたスウェーデンが、土壇場で追いつき引き分けた。イタリアは、最終戦で勝たなければグループリーグ敗退が決定する。

前半は圧倒的にイタリアペース。トッティの出場停止を受けてスタメン起用されたカッサーノ、体調の戻ってきたデルピエロを中心にスウェーデンゴールを何度も脅かした。19分にはザンブロッタが左サイドをドリブル突破しプルバックしたボールをデルピエロが至近距離からシュート。27分にはゴール前でボールを受けたデルピエロが1回転ターンして左足シュートするなど、キレのある動きを見せる。一方のスウェーデンは押上げが遅く、攻撃に切り替わった時の人数が少ない。イタリアの猛攻を耐えるだけの時間帯が続く。

そして37分、試合が動く。ピルロからの縦パスにゴールラインぎりぎりで追いついたパヌッチが2人を交わし左足クロス。これを、オフサイドラインぎりぎりに飛び出したカッサーノが頭でコースを変えてゴールに流し込んだ。パヌッチの粘りと精度の高いクロス、カッサーノの巧みなポジショニングが光ったゴールだった。その後もペースはイタリアのものだったが、追加点は生まれず前半終了。

後半に入ってもイタリアのペースは変わらない。48分、パヌッチの強いクサビのパスを上手くトラップしたカッサーノがデルピエロとのワン・ツーで抜け出そうとするもDFに寄せられる。59分にはビエリの縦パスを受けたデルピエロが、ゴールに背を向けた状態からクルリと反転しループシュートを放つが惜しくも枠を外れる。主砲ビエリの不調もあって最後の局面で決められないものの、イタリアは攻め続けた。

だが、両チームの選手交代が微妙なアヤを生んでいく。「ウノ・ゼロ」の文化を持つイタリアは、70分にカッサーノに代えフィオーレを投入すると、76分にはガットゥーゾに代えファヴァッリ、82分にはデルピエロを下げてカモラネージを投入してきた。点差を広げるというよりは、この点差を守りきろうという交代策である。

いっぽう、リードされているスウェーデンは67分にMFスヴェンソンに代えてFWヨンソン、77分にDFエドマンに代えてFWアルベックを投入するなど、同点に追いつくための手段を打っていった。このまま試合が終了すると、最終戦に勝たなければ予選敗退が濃厚となってしまうスウェーデン。この積極策は当然といえよう。

結果的に、スウェーデンの積極策が実る。75分過ぎから守備に入ったイタリアは自陣に釘付けになり、徐々にスウェーデンのボール支配率が高まり始めたのだ。77分、ラーションがドリブルでイタリア守備陣を中央突破しラストパス、最後はヨンソンがシュートを放つもブッフォンが好セーブ。直後の79分にもラーションのクロスにヨンソンが反応するも決めきれない。だが、スウェーデンに高い攻めの意識が植え付けられたのは明らかだった。

そして運命の84分、ついにスウェーデンが同点に追いつく。CKから混戦になったボールを、最後はイブラヒモビッチが右足アウトサイドで浮かせてイタリアゴールに流し込んだのだ。GKブッフォンと競り合い、ゴールに背を向けた状態で決めたシュート。技術的に非常に高いシュートだったが、狙って決めたというよりは『ゴールへの執念が体を動かした』といえるものだろう。最後まで積極性を捨てなかったスウェーデンに与えられた正当な報酬だった。

この同点劇で、一気にリーグ敗退の危機に追い込まれたイタリア。残り少ない時間で懸命の攻撃を見せるも、ヴィエリのヘディングが悉く枠を外しタイムアップ。スウェーデンの執念が、イタリアを土俵際まで追い詰めた。<了>
2004/06/18のBlog
アップ忘れていたのでしときます(汗)。

昨日は、ここらへんでイングランド人と飲んで騒いでました。スポーツバー「LEGENDS」ってところです。日本人が殆ど居なくて、いい雰囲気でした。

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EURO96準優勝国チェコが、初出場国ラトビアの粘りに苦しみながらも逆転勝ちを収めた。

前半はほぼ一方的なチェコペース。今大会一の長身FWコラーに早めにボールを当て、こぼれ球を拾って両サイドを広く使う。2003年度欧州最優秀選手ネドベドが左右に幅広く動き回って組み立てに絡み、テクニシャンのポボルスキ、ロシツキが変化をつけ多彩な攻撃を演出する。だがフィニッシュに精度を欠き、得点を挙げる事が出来ない。一方のラトビアは殆どチェコ陣内に入れず、チェコの攻撃を防ぐのが精一杯の状態が続く。

だが前半ロスタイム、ラトビアが予想外のリードを奪う。バロシ