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京島まちづくりワークショップ
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2005/03/21のBlog
[ 18:42 ] [ 第2回ワークショップ ]
<モデルプランA>
京島において典型的な間口2間×奥行き5間の住宅。
子供のある家庭を想定したモデルプラン。
1階土間、2階リビングタイプ。
<モデルプランB>
間口2間×奥行き5間の住宅。
子供のある家庭を想定したモデルプラン。
1階リビングタイプ。
モデルプランA・Bの外観イメージ

右:3階建て、格子ファサード、傾斜屋根
左:2階建て(子供室なしの場合)、緑化ウォール、傾斜屋根
<モデルプランC>
間口4間×奥行き5間の2世帯住宅のモデルプラン
モデルプランCの外観イメージ

右:3階建て、格子ファサード屋上庭園
左:3階建て、格子ファサード、傾斜屋根
[ 18:40 ] [ 第2回ワークショップ ]
第1回目のワークショップにおいて、京島らしさのひとつに木造住宅が多いことや、準防火地域に使える木について、あるいは木調に見える素材の使用などについて話題となりました。防火剤処理(木材に炭化層を形成)を施した天然木のサイデイングや、難燃処理(木材に難燃材を加圧注入)をした木パネルにプラスターボードを裏打ちする工法であれば使用可能です。また、木調の新建材や、木とアルミや鋼製の建具が一体となっている製品などもあります。
木調に見える新建材の例です。
第1回目のワークショップで取り上げた京島の住宅+作業所。
タイルの格子です。
京島地区は地盤が悪く、支持地盤(安定した地盤)まで30m程度あるため、建物は軽くないと杭が必要になります。木造でも3階建てだとベタ基礎は難しいかと思われます。軽量鉄骨造だと2階建てから、重量鉄骨造や鉄筋コンクリート造であれば必然的に杭は必要となります。よって、建物の構造によって基礎の種類が異なり、建設コストにも関わってくることを考慮しておかねばなりません。




※ベタ基礎とは建物の1階床の全範囲に面的に設けるものです。
※杭には2種類あります。
 摩擦杭:杭と地盤との間の摩擦力を利用して建物を支持させます。
 (杭の長さ6m程度)
 PC杭:支持地盤まで杭を打ち込みその上に建物を乗せます。
 (杭の長さ30m程度)

[ 18:19 ] [ 第2回ワークショップ ]
耐震改修とは、水平外力(地震や強風などによって建物外部から水平方向にかかる力)に対抗する壁や床の強度性能を高めることです。
耐震改修のポイントは、1つ目は「壁剛性」を確保することであり、充分な強度を持った壁(筋交い(すじかい)や合板張り、面格子(めんごうし)など)をバランスよく配置することです。2つ目は、「床剛性」を確保することであり、床面や屋根の、面としての強度(火打梁(ひうちばり)や合板張り)を確保することです。
左が改築前、右が改築後の図面です。
全体的に壁量が足らず、バランスに欠いていたため、建物が振られてしまいます。
壁量を増やしてバランスよく配置させました。
築40年くらいの建物です。写真は改築前です。
古い構造体は露出させ、新しい壁や筋交も空間デザインに生かしました。
木の古い梁が出てきました。
[ 18:07 ] [ 第2回ワークショップ ]
<細街路(路地)について>
●道路幅員については、ハードウエアとソフトウエアの両面から検討すべきである。
●歴史が積みかさなって道ができていること、住民のコミュニケーションのとり方などを 考えることが重要。
●今回の提案は京島が従来培ってきた近隣コミュニティの状況を踏まえた上でのハードの提案である。
●10坪の住宅では、セットバック(壁面後退)したら住める面積でなくなってしまう。車庫をつくるのも厳しい。
●2.7mの幅員で建て替えられるルールを設け、さらに車を入れない(ガレージを設けない)ことを前提条件とした。
●道が住んでいる人を刺激していくと思う。道がよくなることによって環境を考えるようになる。
●建て替えルールを締結した地区(沿道)に、路面整備をするという「あめ」を用意することにより、建て替えと道路整備促進を促してはどうか。
●京島は曲がりくねった道が魅力。
●京島にはほっとする魅力がある。新しい提案は、直線が目立ち、きれいすぎるように 感じる。
●京島まちづくり協議会では骨格となる道路づくりを進めてきた。あんこの部分は協議会でなく、外部で検討を進めてもいいのではないか。
●京島には江戸や明治時代など様々な時代の道がある。それぞれの雰囲気を生かしたデザインにしてはどうか。
●路地はインテリアに近い空間。部屋の内装を考えるようにデザインするべきである。

<住まいのつくり方について>
●家の外部と内部、敷地の内部と外部などのインターフェイス(中間領域)部分をあいまいにつくることで、路地はおもしろくなると思う。自分の家が変わり、斜向かいの家が変わり、近所が徐々に変わることで、街区環境が魅力的になっていくのではないか。共通認識を持つといい。
●家から見た路地空間の魅力という捉え方は重要。
●インターフェイス部分に植栽を植えていくと洒落た路地になる。
●これまで京島で当たり前にやってきたことでもある。

<建て替えについて>
●モデルプランをアピールしていくためには、他よりかなり安いなどの魅力がなくては迫力に欠ける。
●お金をあまり持っていない庶民にも開かれたうまい仕組みがあるといい。
●建て替えた後のことも考えることが重要。

<素材について>
●防火処理された木材の使用を検討したが、高くて仕えなかった。結局新建材を使った。

<既存建物の補強について>
●燃えにくい街につくり変えていくことも重要だが、既存の建物が倒壊しないように対処していくことも重要。
●家の補強については、安ければ数万円の筋交いの設置で済む場合もある。そのために天井をはがす費用を含めても数十万円で可能。住宅によっていろいろな対応をすべきであろう。まちづくり公社に支援体制もある。

<京島のまちづくりについて>
●ルール化して提案のまちづくりを進めていくのは難しいのではないか。地域をよくウィッチして重層的な意見を反映してまちづくりを進めていくことが大事ではないか。がある。
●京島全体を考えながら総合的、多面的にまちづくりを考えていく必要がある。
●専門的に細分化していくのではなく、総合的に検討していくことが大切。
●コーポラティブハウスの進め方は、祭りなど普段の活動を通して家族のようなつきあいを始めてからハードの計画を進めていく。そういう手法が有効ではないか。
●マップづくりを通して改めて京島のおもしろさを見直した。地域の人が立ち上がってコンセンサスをつくっていく必要がある。
2005/02/27のBlog
第1回京島まちづくりワークショップ「平屋や長屋住宅の建て替えイメージについて」を実施しました。

戦後の木造建物を改修したまちづくり会所「Rice+」の会場一杯に参加者が集まりました。
京島のまちづくりはこれまで防災や安全を主なテーマとしてきましたが、最近では、古い木造家屋の活用も徐々に増えてきました。防災にも配慮しながら、古い街並みも残していきたいという声が強くなってきている今日、個々に建て替わりながら町の姿を変えていく住宅のあり方は、京島らしい街の将来を考える上で重要な要素となってきます。 今回は、京島の平屋や長屋の建て替えイメージをテーマの中心としながらも、京島らしさをいかに残し、また生み出していくかという課題について、幅広い論点を視野に置きながら、参加者全員でフリーディスカッションを行いました。具体的な映像を映し出しながら、参加者の各々の立場で自由な意見のやりとりが行われました。

日 時:平成17年2月6日(日) 午後2時~5時
会 場:Rice+(ライスプラス)(墨田区京島1-18-8)
参加者:22名(京島まちづくり協議会5名、京島住民4名、東向島住民2名、学生2名、
 コンサルタント3名、 Rice+2名、SONOTA4名、)
主 催:向島のまちづくりを支援する専門家集団SONOTA(そのた)
協 力:向島学会

[ 20:34 ] [ 第1回ワークショップ ]
[ 19:42 ] [ 第1回ワークショップ ]
京島に長年住み続けていらっしゃる住民の方から、最近越してきた若者やアーティスト、また京島に関わってきた建築や都市計画の専門家や行政の職員、学生など、多様な顔ぶれが集まりました。
京島らしいとの声が高かった建物や、具体的な京島の街並みや家々の写真、また他地区の事例や、建築家のアイデアなどをプロジェクターで映し出しながら、フリーディスカッションを行いました。
建具屋さんの新築建物(京島) 
※外壁の素材や色合いなどに京島らしさを感じる、緑やお稲荷さんがあってとてもいい、との意見がありました。
青トタン地区(京島) 
※車が通れない路地を住民が居間のように使っている。人の身の丈にあった住まい。人間的なサイズが魅力、との意見がありました。
スパイスカフェ(文花) 
※廃材をうまく活かしたしつらえに下町らしさを感じる、などの意見がありました。
スパイスカフェ内部
[ 17:27 ] [ 第1回ワークショップ ]
2階建てや3階~4階建てなどが混在する街並み(京島) 
新旧の混在する街並み(京島) 
新しい建て売り住宅の街並み(東向島) 

[ 16:30 ] [ 第1回ワークショップ ]
古い長屋が並ぶ区画に建った新しい集合住宅(京島) 
コミュニティ住宅第1号(京島) 
南欧風デザインの集合住宅(京島) 

[ 15:19 ] [ 第1回ワークショップ ]
緑の多い路地(東向島)
緑の多い路地(墨田)
街のいたるところに見られる蜜柑の木(京島)
周囲に塀をめぐらせず植栽を植えている住宅(京島)