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クラシック音楽のひとりごと
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2005/04/30のBlog
[ 10:07 ] [ クラシック音楽その他 ]
[関連したBlog]
セルの全集の話、これ、購入しなくちゃね。
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セルの全集、音が良くなっているらしいです。
http://blog.goo.ne.jp/tbinterface.php/ba2c79c09fc5dde7a2cc59e0abd9eb0e/1a
を参照。
小沢/ボストンSOの「春の祭典」。LPでは持っているのだが、この間、近所の古本屋でゲットした。280円。バカ安である。

LPの時代から、時々取り出しては聴いていたのだが、CDで聴き直してみてそのエレガントさに再感動した。
小沢の指揮は、ピリピリしていない。
各楽器が見事に溶け合って、ホールトーンも含めて大変美しいのが特徴だと思う。

「春の祭典」と言えば、鮮やかな色彩感、音色は原色の激しさ、強烈なリズム感・・・・が特徴だと思うのだが(しかも、それを聴きたくて、しばしば「ハルサイ」を取り出すわけだが)、小沢の演奏は、「中庸的」だ。
リズム感もあるし、音色の色彩感も素晴らしいし、時折ハッとするほど鮮烈なソロが聴けるし、もう、それだけで十分なのだが、トータルのバランスが良いというか、乱れがないというか、とにかく安定感抜群なのだ。

ボストン響も大健闘。
藤田由之のライナーノートによれば、この録音は1979年12月10日。僅か1日で録音が完了したという。
もちろん、その前後に演奏会があって、指揮者とオケの意思の疎通が十分に出来ているわけだが、それにしても1日のテイクはスゴイ。
だから、安定感・中庸なすばらしさもある中で、鮮やかな演奏が出来たのだろう。

フィリップスの見事なアナログ録音のCD化。
奥行きが深々として、大変気持ちよい録音だ。
大好きなフィリップスの、中でも見事な録音(^-^)。

これで280円とは(^^ゞ
2005/04/29のBlog
この幻想交響曲はブーレーズの再録音盤。
オケはクリーヴランド管だ。

まず、音が鮮烈。録音が抜群なのだ。
ブーレーズの演奏はクールで精妙なのが特徴。
この演奏も、精妙・繊細でニュアンスが豊富なのだが、決してクールではない。
いや、逆に「熱く燃えている」・・・・。

録音は1996年だったかな。
第1楽章から、「熱い音」がわがリスニングルームを満たしてゆく。
2楽章のワルツなど、腰を浮かして踊りたくなってくる。

第3楽章は、少々退屈。昼下がりのまどろみを楽しんだ(^^ゞ。

圧巻は第4と5楽章。
圧倒的な音の洪水。クリーヴランド管って、こんなに燃えるオケだったかしら?
ライヴでもないのに、グイグイと迫ってくる。
鐘の音も決まっているし、コル・レーニョの部分も妖しさ一杯。
もう、最高の断頭台への行進でした。

良い音です。とにかく。
冷たくありません。決して。
2005/04/28のBlog
[ 09:01 ] [ ジョギング ]
今朝も5時40分から、いつも通りのジョグ。
今月の目標は合計180㎞だったが、どうも150㎞止まりになりそう。
上旬が忙しかったので、仕方ないかな。

昨日はバリウムを飲む日だったのでお休み。
休んだ翌日は実に好調。
過去最速の41分30秒で走れた。
距離は7.5㎞。
1㎞を5分30秒程度のジョグ。
自分にとってはかなり速いペースだった。

5時過ぎには、四国伊予路も、もう十分明るい。
西の方に下弦の月がうっすらと見える中、街は、新緑がまぶしくなった。
良い季節だ。
三菱や今造の周辺道路のツツジがだいぶ咲き始めて、きれい。
ひうち公園でもツツジが盛りになってきた。
桜は緑を濃くしてきたし、風景を眺めているだけで、気持ちよく走れる。

この季節が続くなら、どこまでも走れそう(^.^)。

明日から連休。
距離を伸ばしたいものだ。

2005/04/27のBlog
新緑の季節。どこも緑の香りで一杯だ。今日のような気候・天気で1年間過ごせればどれほど快適だろうか。何とも贅沢な、今日はそんな日和だった。

さて、今夜の1枚はオルフェウス室内管のモーツァルト協奏曲集。
フルートハープのための協奏曲とクラリネット協奏曲。
どちらも、モーツァルトの「奇跡」のようなコンチェルト。

フルートとハープの、陳腐な言い方で赤面ものだが、まさに「妙なる調べ」。
掛け合いがたまらない。

cl協奏曲は、イ長調。あのピアノ協奏曲23番K488と同じ調性。
「微笑みながら涙するモーツァルト」だ。
憧れ、儚さ、不安、希望・・・・もろもろの感情が盛り込まれた一品。
何度聴いてもスゴイ曲だなと思う。

オルフェウス室内管の演奏は推進力があって、弾むように心地よい。
ソロ楽器の装飾も適度になされて、若々しく清新だ。
今、まさに名曲が誕生している・・・・・・そんな気持ちで聴けた1枚。

こういう一日は、幸せである(^-^)
2005/04/24のBlog
久しぶりの休日で、前々から考えていた、書斎の掃除を。
パソコン関係の書籍・雑誌を処分した(というか、「BOOK OFF」に持ち込めば買い入れてくれるだろうか?DOS時代のアプリ本や昨年度の日経パソコンなど・・・・さてさて(^^ゞ・・・・・)

綺麗になったところで、休日らしく、ブラームスの「田園」たる交響曲第2番を聴く。
今日もまたスウィトナーだ。
オケは、ベルリン・シュターツカペレ。1984年だったかな、ベルリンのキリスト教会での録音。

ドイツ・シャルプラッテンの廉価盤で、13年前発売当時でも1000円。
このあたりから、廉価盤が1000円程度に価格が落ちてきたのだった。
思えば、デフレ・スパイラルは1992年頃から始まっていたのね(^^ゞ

演奏は、ロマン馥郁たるこの曲にふさわしく、暖かくまろやかな演奏ぶり。
堅実で、無理なく最後まで聴かせてくれる。
あざとさや派手さとは、無縁。
(そもそも、ブラームスの曲って、「華麗」だの「派手」だの「鮮烈」だのという言葉とは無縁だものね。そこがイイとこなんだなあ・・・)

木管も金管も渋い。弦は暖かい。
それぞれが、自分勝手に主張することなく、素晴らしいアンサンブルを聴かせる。
オーケストラが、まさに有機体だ。
細部まで気を配って、お互いの音を聴きながら演奏している感じ。

終楽章は、結構盛り上がり、テンポも速め。
スウィトナーが、最後にはオケを開放して、「好きにイクぞぉ!」と言っているような感じでした。

2005/04/23のBlog
DENONのクレスト1000で復活したスウィトナーの名盤。
オケはベルリン・シュターツカペレ(現在の首席はバレンボイムだったかな・・・・)。
確か、1980年のレコード・アカデミー賞(交響曲部門)を受賞したはず。
『レコード芸術』は、この年から新譜月評が2名制となり、大木正興と小石忠男の2人が交響曲の担当になった。
(小石忠男はあれから25年も担当しているのか・・・・すげぇなあ・・・)。
特に大木が絶賛していたことを覚えている。
大木正興はカラヤン嫌いで有名だった評論家だった。

閑話休題。
それにしても、爽やかな「田園」だ。
プレーン・ヨーグルトのような味わい。
さっぱりして、でも、妙な味付けがないぶん、舌触りがいろいろ楽しめる。
何回聴いても飽きないのだ。

特に良いのは弦の音。
抜けるような音。
高原をわたる涼風のような音が、部屋一杯に響く。
もう、この音を聴いているだけで至福の境地になる。

わがオーディオと相性抜群。

演奏はさすがにモーツァルト指揮者のスウィトナー、大変古典的に振ってくれる。
でも、曲が曲だもんね。第3楽章から、前期ロマン派の雰囲気が漂いはじめ、終楽章に至ってはもはやロマン派寸前の感触。
「ベートーヴェンの神への感謝」が上品に表出されている。

LPの頃からの愛聴盤。
ジャケットも何とも素敵。LPのジャケットは特に良かった。
高級感があったものだ。
サイズは小さいものの、「クレスト1000」シリーズは、LP時代のまま。
いつ眺めても、綺麗なジャケットだ。
2005/04/21のBlog
ヤフオクで「DENON マイ・クラシック・ギャラリー」66枚組を安価でゲットできた。
DENONの「クレスト1000」シリーズと多くがダブルのだが(だから、結局ダブリ買いになってしまう・・・(^^ゞ・・・・)、サヴァリッシュのモーツァルトやコシュラー指揮の何点かは見かけなくなってきたので貴重かな。

で、今夜の1枚はブラームスの交響曲第1番。
ザンデルリンク指揮のドレスデン・シュターツカペレ。
オイロディスク原盤の、1970年代の往年の名盤だ。

全編ドイツ風、盤石の堅牢さ。
艶やかさも愛想の良さもないが、その分、無骨なまでに理詰めで、背筋の伸びた演奏。
ヴァイオリンは両翼配置か。左右のスピーカーから渋めの音色が広がる。
シルキーというより、木綿の暖かさ。
現代的なオケではなく、熟成した古き良きオケの音色という感じ。

ええなぁ。
ザンデルリンクの指揮は、聴き手にこびることなく、順々にレンガを積み上げていって、完成したら立派な手作りの家になっている・・・・そんな感じの演奏になっている。

このザンデルリンクの旧盤ブラームス全集は、学生時代に1300円盤で4枚すべて持っていた。
ただ、LPの音は悪かった。
悲しいくらい悪かった。
干からびたようなオケの音だった。ドレスデン・シュターツカペレの音って、こんなに乾いているのかと思ったものだ。
高校時代の親友に、全部やってしまって、今、手元にない。

でもこのCD、良い音してる。
オーディオ装置の向上のせいなのか、CD復刻がすぐれているのか、こちらの耳が変化したのか・・・・。
とにかくドイツ的な良い音してます。
クレスト1000シリーズで全集が揃うはず。
音の良さでも、お勧めですな(^-^)
2005/04/20のBlog
アムステルダム・コンセルトヘボウ管の響きは落ち着きがあって、しっとりと美しい。
特に、ホールトーンが素晴らしい。
弱音が、徐々に空間に溶けて、抜けてゆくように消えてゆくのが、特に美しい。
フィリップスの録音が、何と言っても最高だ。

デッカの録音ではこうはいかない。
コンセルトヘボウが、原色で鮮烈で輝くような音になる。
(だからといって、デッカの録音が嫌いなわけではない。シャイーとのマーラーなど、堪らなく美し録音だと思う。)

ヘボウのフィリップス録音、素晴らしいものが多いのだが、中でも成功しているのはマリナーが振った「惑星」だと思う。
我が家の、タンノイ(ターンベリーHE)とラックス(L509s)の組み合わせでは、最高の録音に聞こえる。

「火星」の重低音が、ただ騒々しいだけに終わらず、空間的な広がりを持って響いてくる。
「木星」はマリナーのテンポが実によい。中間部の歌謡、あの素晴らしいテーマの何と品の良いことか。身なりも端正な英国紳士の音楽だ。スマートで、しかし懐かしさを込めた歌が部屋一杯に広がる。ホルンが余韻が天空に伸びてゆく・・・。
「海王星」の合唱部では、わざわざ英国から呼ばれたアンブロジアン・シンガーズのきめ細やかな合唱が、実に美しく響く。

実はこの「惑星」、LP当時からの愛聴盤なのだ。
エニグマ変奏曲(これもオケはヘボウ管)などとの2枚組で、大学生協2割引2400円で購入した懐かしい廉価盤。
CDはベラートというユニバーサルの廉価盤レーベル。
購入したのはもう10年前かな。1000円程度だったはず。

エレガントな「惑星」ならデュトワ/モントリオールで。
正統的な安定感を求めるなら、ボールト最後の録音で(オケはロンドン・フィル)。
ひたすらゴージャスなブラスの響きを聴くなら、レヴァイン/シカゴSO。
変幻自在なオーケストラのうまさを味わうなら、デイヴィス/BPO。
若々しいガッツを求めるなら、メータ/ロスPO。
他にも、冨田勲、ショルティ、オーマンディ、小澤征爾、マゼール、プレヴィン、カラヤン・・・・。「惑星」の名盤は数多い。

でも、マリナーが良いんだよなぁ・・・・。
あまり褒める人がいないので、「マリナーの惑星、最高!」と叫んでおきましょうわい(^-^)
2005/04/18のBlog
ここ数年、DENONの廉価盤攻勢が激しい。
クレスト1000シリーズなんか、名盤が非常に安く買えるようになった。
喜ばしい限りだが、DENONは大丈夫なのか?
早いとこクラシックに見切りをつけて、今ある音源を売り切ってしまおうとでも考えているのではないか?(^^ゞ
インバルのマーラー全集が6000円程度でブリリアントの輸入盤で買えちゃう。
エレーヌ・グリモーのDENON録音も、ブリリアントでバカ安だ。

DENONといえば、1970年代からデジタル録音を開始して、その音の良さ(音の鮮度・音場の深さ)で有名だった。
DENONは、それを「PCM録音」と称していたが・・・・・。
当時はレコード全盛期。LPの廉価盤も全盛期。
1300円~1500円の廉価盤は、学生である自分にとって、全く有り難い物だった。
昼飯を3日我慢すると、LPが1枚買えた。
レギュラー盤のLPは2500円~2800円もしたから、ひたすらクラシック音楽を聴きたい貧乏な学生には、廉価盤がせいぜいであったのだ。

しかし、DENONは廉価盤をあまり出さなかった。
「PCM録音」は、あくまでレギュラー価格だった。
もちろん、アナログ音源の廉価盤はDENONにもあったのだが、PCM録音は高嶺の花だったのだ・・・・・・。

当時、スウィトナーは絶好調。
ベートーヴェンやシューベルト、シューマンの交響曲全集をDENONにPCM録音していた。
オケはベルリン・シュターツカペレ。
渋いながらも透き通った、見通しの良いDENONPCM録音の精華だった。

中古盤で、何枚か買えた。
数寄屋橋のハンター、銀座のモール名盤堂、お茶の水のディスク・ユニオン。
高田馬場にも何軒か中古屋があった(今もあるらしい・・・・)。
「運命」1曲で2800円のスウィトナー盤、中古でも1500円もしたはずだ・・・。

クレスト1000シリーズで再発されたので、何枚かCDでそろえたが、そこへ今回の全集再発売。
しかも廉価盤。

う~ん・・・・・これは「買わざるべからず」だろうなぁ・・・・・(^^ゞ
ベートーヴェンとシューベルトで9000円。
安いのは間違いないのだが・・・・・

ノスタルジーのために購入するかな・・・・(^^ゞ
2005/04/17のBlog
先日わずか140円でゲットした「展覧会の絵」。
DENONの廉価盤で、アンチェル/チェコ・フィルの演奏。
発売は10年以上前。録音は1960年代。
カップリングはセルジュ・ボドの指揮でボレロや亡き王女のためのパヴァーヌ。

録音の出来はこの時期としては標準レベルかな。
チェコ・フィルの、あまり派手でないが独特のシルキーな弦楽の響きや、管楽器のひなびた感じがよく出ている。
演奏も、受け狙いな感じは全くなく、地味ではあるが誠実で謹厳そのもの。
大変真面目に、真摯に演奏しているのがよく分かる。
「キエフの大門」でギラギラとド派手に、スペクタクル映画のように演奏するのも悪くはないが、最近は寄る年波のせいか、いささか食傷気味。
アンチェルのようにじっくり、渋く演奏してくれると、思わず襟を正して、でも少し微笑みながら聴けた。

そもそも、「展覧会の絵」はトランペットが目立つ曲なのだが、この演奏は、そんなに前面に出てこない。奥ゆかしさを感じる演奏でした。

ボド指揮のラヴェルも好調そのもの。ボレロのゆっくりテンポは、ボクの好み。
速いボレロはダメ。
ゆったりと味わい深い演奏が、ラヴェルにはよろしいようで。

おしまいの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は学生の頃から大好きな曲。懐かしさ一杯になりました(^-^)。