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クラシック音楽のひとりごと
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2005/05/05のBlog
yuhotoさんのブログ「Adversite Weblog」に触発されて、今日はモーツァルトのレクイエムを。アナログ・ディスクのケルテス/VPO盤をターンテーブルに乗せたら、カートリッジ不調で左チャンネルの音が出なくなってしまった(T.T)。

で、ムーティ盤を取り出して聴くことに。

このCDは、ヤフオクでGETした「東芝 新・世界の名曲全集100組」(通販用、訪問販売用なのかな?)の中の1枚。安い買い物でした。ジャケットがいかにもセット物、安っぽいでしょ?でも、音はレギュラー盤と同一音源。演奏もEMIのスター演奏家ばかりで、楽しめます。自分の所持するCDとかなりダブりましたが・・・・・(^^ゞ。

演奏は、まず合唱が素晴らしい。スウェーデン放送合唱団のアンサンブルがスゴイのだと思うが、透明感があって、天空に良く伸びてゆくような合唱。この合唱を聴くだけでも値打ちあり。エリック・エリクソンの合唱指揮がものをいっているのだろう。録音の明瞭さも、EMIにしては上等の部類だと思う。

ソプラノ独唱のパトリシア・パーチェ、清楚で、これも透明感のある歌唱。もう、可憐で綺麗、少女のような美しさ(「フィガロ」のスザンナを演じさせたら、エエだろうなぁ・・・・と思いつつ。ボク、スザンナ、大好きなんですな)。

ムーティの指揮は、彼の他の多数の録音同様、軽やかで、颯爽としている。見た目もハンサムなら、演奏もカッコ良い。
モーツァルトのレクイエムは、フルートやオーボエ、クラリネットなどの華やかな音が出る管楽器を省いて、バセット・ホルンやトロンボーンなどの、甘くて渋めの音色の管楽器が活躍する。ムーティは、これらの楽器を、粘らせることなく、やや速めに(でもニュアンスは十分に濃いが)演奏させている。このサラッとした感触が、ムーティの個性だなぁ。決して重々しくならないところが、ムーティの特徴だとおもう(良きにつけ、悪しきにつけ・・・・)。ドイツ風ではないよなぁ。

トラック12「ベネディクタス」から終結までは、素晴らしい盛り上がり。ジュスマイヤーの加筆云々に関係なく、ここは本当に感動する。合唱は、とにかく上手い。


このCD、最後のトラックに「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が入ってます。これも、名演。感動的。

今日の「マラ9」は、アバド/BPOの1999年LIVE盤で。
80分を超える長時間盤が1枚で聴ける。良心的(^-^)。

演奏はアバドらしさに溢れている。
細部まで緻密に描かれ、精妙そのもの。いつも通りアバドの知性的な設計を感じる。
歌わせるところではしっかり歌わせ(特にチェロの「歌」が終曲まで素晴らしい!)、この曲が持つ歌謡性を聴き手に十分に味合わせてくれる。

第1楽章冒頭は、戸惑いがちの開始だった(少しテンポがふらつくように聞こえる)、中盤からは、しっかりとした足取り。若干速めのテンポが心地よい。

第2楽章のレントラー、録音の良さもあって、管楽器のバランスが程良い。リズムも明確で、心地よさが持続する。

第3楽章。このロンド・ブルレスケが一番感心した。音の強弱、金管の響かせ方など鬼気迫る。この楽章を聴きながら、ボクはいつも「恐怖感」を覚える。背筋がゾクゾクする。「マーラーは、よくもこんなコワイ音楽を書くものだ」と思う。そのゾクゾク感が非常にアバドの演奏では大きかった。3楽章の結部の危機的・破滅的なところ、実に良かった。
終楽章は、もう感動の25分。特に、この盤では12分過ぎたあたりの、ハープと木管が絡む静謐な部分・・・・。泣けました。フルートやオーボエの音色の淋しさ。たまらない。

それ以後は、もう結末に向かって、緊張感溢れる合奏が続く。

観客も息を潜めて、緊張しているのがよく分かる。名録音だ。

曲が終わって、しんと静まりかえったあとの大拍手。
・・・・。いやぁ・・・「マラ9」ってホンマにスゴイ音楽です。
2005/05/04のBlog
ドヴォルザークの「新世界」。演奏はショルティ指揮シカゴ響。
デジタル初期の録音、発売当時は、高かった・・・・(^^ゞ。

「新世界」は中学生の頃から大好きな曲。第2楽章の「遠き山に日は落ちて」は誰もが知っているメロディだったし、第4楽章は、確か大和観光が当時TVコマーシャルに使っていたので、耳に馴染んでいたのだ。
以来、レコード(CD)ラックには「新世界」が増殖しているのであります(^^ゞ。

今日は、その中でショルティを取り出した次第。

ショルティの演奏は、常に明快で分かりやすく、オケをダイナミックに鳴らして痛快この上ない。曲の構造、作曲家がどのように書いているのか、楽器をどのように用いているのか、大変聴き手に分かりやすく演奏してくれるのだ。
俗っぽい言葉で言えば、「大衆受けしやすい」演奏だと思う。

情緒的に流されることなく、指揮者個人の思いの丈を演奏に託すこともない。
楽譜に書かれた作曲家の芸術作品を、妙に色づけすることなく、そのままオーケストラを使って我々に提示してくれる。
楽譜になった時点で、その作品は、作曲家の個人的思惑から離れているとすれば、ショルティの指揮は、その楽譜を客観的に演奏する(オケに演奏させる)ものだと思う。

客観的と言っても「冷たい」ことはない。燃える部分では、雄大なスケールで、根性入っている演奏。
何しろ、オケはスーパー名技集団シカゴ響。ショルティがグイグイ引っ張ると、オケがガンガンついて行く。テンポは常に前向きで、リズムも沸き立つ。

第2楽章では十分に抒情的な音楽を奏で、響きは透明度が高い。
スゴイのはフィナーレ。壮大なクライマックスを演出して、腰を浮かして前のめりで聴いてしまう・・・・・(^^ゞ。

クヨクヨ考えることなく、壮大なオーケストラ音楽を聴きたいときは、ショルティに限ります(^-^)。
それともう一つ・・・。、ショルティの指揮したレコード・CDは聴き手に勇気を与えるように思います。
ショルティの膨大な録音を結構所持しておりますが(実はショルティ好きでありまして・・(^^ゞ・・・)、それを聴くと、元気が出ます。
ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス・・・・マーラーやチャイコフスキーだって元気が出ます(^-^)。

このブログ、ジュリーニの話題が多いんですが・・・・。

今日は、ジュリーニのマラ9。シカゴ響と1976年に録音したもの。
このころ、ジュリーニはドヴォルザークやブルックナーの9番をシカゴ響と録音していて(いずれも、至高の名演!)、相前後してマーラーもいれたのだった。

もう全編にわたって、歌・歌・歌!
マラ9は、こんなに歌謡的な曲だったかしら、と思ってしまうほど、歌に満ちた名盤。

表情付けは、では、柔らかいのかというと、そうでもない。峻厳なマーラー。
テンポは、ジュリーニらしく遅い。ゆったりと息の長いフレーズを紡いでゆく。
ただ、ピアニシモの部分など、非常に峻烈。息を殺したひそかな歌声の中に、厳しさが漂う演奏。

アーチ型のこの交響曲、第1楽章と終楽章のゆったり感は当然として、ジュリーニは第2・3楽章でも急ぎすぎない。
深々とした呼吸で、レントラーもロンド・ブルレスケも歌い込んでゆく。
静謐なところでは、息が止まりそうな緊張感が伝わってくる。
オケも必死で演奏している様子がビンビン伝わってくる。

オケが素晴らしい。強奏部で音が割れたりせず、アンサンブルも緊密。
息の長いフレーズの部分でも決して腰砕けにならない。
ソロもそれぞれ抜群の上手さ。トランペット、フルート、オーボエ・・・管楽器がめちゃくちゃ上手い。
特にホルンの上手さは、もう惚れ惚れして、いつまでもソロを聴いていたくなるほど。
(これ、クレヴェンジャーですよね?)

終楽章のラスト・・・・弦楽合奏が消えゆく数分は、名残惜しくてね。
人生の儚さを、これほど聴き手に自覚させる曲は、他にない。


フランス・グラモフォン発売の輸入盤2枚組。15年前に廉価盤(2000円ちょっとだったかな?)として購入したもの。

ご参考までに・・・・・。
よしなしごと」、stbhさんの、マーラー9番のエントリーが素晴らしいです。
楽譜の読みが深い!なるほどと納得します。
ああ、これを拝見すると、またジュリーニ/シカゴの演奏が聴きたくなってしまいます。
2005/05/03のBlog
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これ、ジャケット買いの1枚です。
20年以上前、石丸電気のバーゲンで買ったアナログ・ディスク。

アルゲリッチが笑っているジャケット写真は珍しく、つい手にしてしまったんです(^^ゞ。
ね?とても素敵なマルタの微笑み・・・・・。

演奏は、もう見事の一言。情熱的で奔放で、ピアノの音色も本当に綺麗。
BWV911のトッカータ、行き詰まるようなピアニシモがスゴイ。
中盤から後半では、ため息が出るようなパッセージが連続する。
いかにも、アルゲリッチらしい浪漫的な演奏。

でも、本当にスゴイのは、バッハかもしれない。
アルゲリッチが演奏しても、結局、バッハはバッハ。

彼女が、彼女の解釈で、自由に演奏しているのだが、聴き手に迫ってくるのは、真摯なバッハの姿だ。


爾来、LPを何度も聴き、現在はCDに買い直しています。
今夜は、ジャケット見たさに、久しぶりにアナログ・ディスクで聴いてみました(^-^)。
素晴らしい録音。
特に、ピアニシモが綺麗。
CD時代突入直前、アナログ時代最末期のDGの名録音だと思います。
田舎住まいです。ヒバリの声がうららかに響く休日であります。
こんな日は、いつも通り「田園」を。今日はヨッフムです。


ヨッフム指揮ロンドン響の「田園」。1977年10月録音のだから、このときヨッフム75歳。晩年のヨッフムの録音ラッシュは凄かった。EMIにブラームス・ベートーヴェン・ブルックナーの交響曲全集を立て続けに録音していったのだから。オケはロンドンPO、ロンドン響、ドレスデン・シュターツカペレ。それらすべてがスケール雄大、仰ぎ見るような威容を誇る演奏となった。

今日は、久しぶりに「田園」のLPを取り出してターンテーブルに乗せた。

この演奏、スケール雄大、とにかく遅い。
(最近の演奏家の録音と比べると、特に遅く感じます・・・・・)
第1楽章が11分、第2楽章12分半、終楽章が9分半・・・合計45分かかるスローテンポの演奏なのだ。
レコードのタスキのコピーが微笑ましい。

「こんなにもゆったりとした響きをもつ「田園」がフルトヴェングラー以来あっただろうか!!」

そう、フルトヴェングラーが遅い。あの演奏、モノラル録音だし、第1楽章など、幽霊が出るんじゃないかと思うくらい遅い。
アバド/VPOも同じようにゆったりと遅い。第1楽章など、歌いすぎるぐらいに歌ってゆく。

ヨッフムのは全曲を通じてゆったりと、深々とした響きが素晴らしい。
安心して身を任せられるテンポ。ゆっくりと呼吸が出来る気持ちよさと言うべきか。

ベートーヴェンは散歩の好きな作曲家だったという。散歩を日課としながら、五線紙を持ち歩いてスケッチを続けたという。
ヨッフムの選んだテンポは、散歩ではなかろうか。
第1・2楽章と終曲のテンポは、散歩にふさわしい。
ゆっくりと小川のほとりを逍遙するベートーヴェンが目に浮かんでくるようだ。

楽器の扱い方では、木管の歌わせ方が、心憎いばかり。ヴァイオリンの厚みに埋没しがちな木管だが、ソロの場面になると、ヨッフムは弦の響きを薄くさせて、木管を思う存分歌わせる。
終楽章の入りの部分、ホルンのソロなど、ふるいつきたくなるようだ。

「嵐」の場面で、縦の線が揃わずに、若干アンサンブルが怪しくなるのはご愛敬。
少々の傷など気にならないくらい、この演奏には、自然への感謝と神への信頼とが溢れている。
ボクのDoblogの「HottoLink」、何も表示されません(T.T)。

Windowsの方 >> Java(TM) 2 Standard Edition 1.4.1_05(Windows版、各国語、米国語を含む)以上が必要です。

に従ってダウンロードして、インストールしたんですが・・・(^^ゞ。
どなたか表示法、ご存じありませんか?
今日からGW中盤の3連休。
ジョギングと音楽三昧で暮らそうかと思います。
仕事もひと区切りついたので、家内と買い物にも出かけなくちゃ・・・。
子供たちは、彼らの世界で、部活や遊びに忙しそう・・・。

さて、今日の1曲目。のんびりとマーラーから入ります。


で、クーベリック指揮のマーラー交響曲第4番。
オケは手兵のバイエルン放送響。1968年の録音、クーベリックのマーラー全集では最初期の録音だ。

格調高く、変に媚びを売らず、ドロドロもしていないマーラー。
グロテスクさもない。
4番自体がもともと「マーラーの阿鼻叫喚」の部分がない交響曲なのだが、それにしても、品良く端正なマーラーだ。

バイエルン放送響、上手い。
一生懸命にアンサンブルを合わせているのがよく分かる。
特に録音のせいか、木管が浮き上がって、たいそう綺麗。

ソロ・ヴァイオリンはコンマスのルドルフ・ケッケルト。
このヴァイオリンの音色も、濡れたような感じで気品が漂う。
第2楽章のソロも、悪魔的・妖気漂う、というよりは「夜露に濡れそぼった」という感じで雰囲気がよい。様々なニュアンスが聴き取れて楽しい。

オケの最強奏の部分では、音が少々つぶれる感じで少し残念。
音場の奥行きもイマイチ。
この時期の録音だから、仕方ないかな。

アルト独唱のモリソンは、上品に歌う。発音も綺麗で、歌詞が明瞭だ。
(だからといって、ボクはドイツ語は全然ダメだし、原詩が分かっているわけではないんだが・・・(^^ゞ・・・)

これはクーベリックのマーラーへの愛着が、素直に表現されている1枚だなぁ。
2005/05/02のBlog
テンシュテットの「マラ9」、ロンドン・フィルとのスタジオ録音盤は素晴らしい。テンシュテットらしく、情緒たっぷりの演奏。しかも整ってます。LIVEほどの思い入れ、うねりはないものの、それがかえって曲の本質をえぐり出していると思います。

テンシュテットについては、「メニューはクラシックCDア・ラ・カルト」(蔵吉さんのブログ)に詳しく記されています。

さて、今日は久しぶりにエリアフ・インバルの「マラ9」を取り出してみました。
インバルのマーラー・シリーズはわがDENONの録音が絶好調であった時代の所産です。「B&Kマイク使用」とか「真のワン・ポイント録音(マラ4で実際に発売された)」とか、音の素晴らしさでも大評判になったもの。世はバブルの真っ盛り。当時、ワタシは薄給の身、新譜にはなかなか手が出ませんでした(T.T)。このCDは、中古盤で全集をコツコツ集めていったものの1枚であります。


第1楽章はゆったりしたテンポ。リズムは正確で、淡々と進行してゆく。思い入れもなく、といって冷たいというほどでもない。青白い炎が燃えている感じ。弦の響きに柔らかさが欠けるのが残念。録音は良いのだから、このシャープな音色が、フランクフルト放送響の持つ弦の音なのかも。
木管・金管は溌剌として元気一杯。音も突き抜けるように美しい。この楽団の管楽器は強い。もう5年前になるが、文部科学省後援の国民文化祭(だったかな?(^^ゞ・・・)で、インバル/フランクフルト放送響が伊予路に来演。マラ5を演奏したのだが、トランペットがノーミスで吹ききったこと、ホルンのソロの上手さ・力強さに圧倒されたことを思い出す。

第2楽章レントラーはじっくりと進められて味わい深い。ロンド・ブルレスケは颯爽としてインバル快調。
終楽章は、やや速めのテンポで、あっさりした感じ。でも感動は十分。インバルの指揮は、楽曲の複雑な構造を解きほぐして、聴き手に「こんな感じでこの織物は織ってあるんですよ」と説明してくれているように思える。そして、ここでも、青白い炎が燃えている。

テンシュテットやバーンスタインの、大河小説風・情緒纏綿・感情の起伏が大きい・・・そういう演奏の対極。それがインバルの演奏だと思う。
さっぱりした演奏というわけではなく、いろいろ味が隠されているんだけれど、表面上はあっさりと仕上げた、手の込んだ料理と言うべきかな(^-^)。
ブラームスは、決して大声を出さない。
わめいていい場面でも、絶叫したりしない。
大泣きするところで、涙をグッとこらえる。
いつも節度をわきまえて、感情を爆発させるところで、かえって、一歩引いてしまう。

ブラームスを聴きながら、いつもそんなことを思う。
「さぁ、ここはもっと美しいメロディで歌って欲しい」というところで、ブラームスは転調してしまう。あるいは変奏してしまう。
本当は、もっとメロディアスに歌えるはずなのに。
聴き手の情緒を揺さぶる旋律など、いとも簡単に書けたはずなのに。

ブラームスは、だから、オトナの音楽だ。
もっと言えば、「オトコ」の音楽だ。

今日は、そんなブラームスのピアノ協奏曲を2つ。
演奏はピアノがスティーヴン・コヴァセヴィッチ。
このひと、以前はフィリップス専属で、スティーヴン・ビショップ・コヴァセヴィッチといっていた。
とっても音色の綺麗なピアニスト。
フィリップス時代のモーツァルトのピアノ協奏曲なんか、上品で良かったし、ベートーヴェンのバガテル集なども、スッと背筋が伸びた端正な演奏だった。

このブラームスも同様。抒情的で、わめかない、上品な演奏。
「ブラームスは大声を上げない」のだから、ガンガン弾いてもらっちゃ困る。
コヴァセヴィッチは節度があって、お涙頂戴の浪花節にならないのがイイ。

ブラームスでは、どんな悲しい旋律のところでも、愁嘆場になっちゃイケナイ。

伴奏はサヴァリッシュ指揮のロンドン・フィル。
知的で端正。筋の通った伴奏でしっかりソリストを支えてます。
さすが、サヴァリッシュ。

録音が悪いので有名なEMIにしては(我が家のシステムではあまり良くないんだよなぁ・・・EMIは)、まずまず聴ける。
ピアノはスタインウェイだと思うんだが、よく録れている。

この2枚組CD、EMIの「ダブル・フォルテ」シリーズで、HMVのインターネット通販で1040円だった。
つい10年前の録音、1990年代のこんな名演奏が、こんな価格!

ボクはホンマにエエ時代に生きてます(^-^)
2005/05/01のBlog
3連休の3日目。四国伊予路は五月雨であります。
初夏の休日、雨も良いもんだわいと思いつつ、昼過ぎまで末っ子の部活動の世話を。
弁当やら、お茶やら・・・・こんなお世話ももうすぐ終わりやなぁと考えながら、夫婦揃って今治まで。

帰宅後は音楽三昧。マズア(2番)やブロムシュテット(1番)のベートーヴェンを聴いた。

夕暮れ時はブルックナーの「ロマンティック」を。
ブロムシュテット指揮のドレスデン・シュターツカペレ。
DENONのLPをCDで買い直した盤で。

LPはその昔、高田馬場の中古屋「タイム」で見つけ、そのジャケットの美しさに惚れ惚れして購入。いわゆる「ジャケット買い」の1枚(^-^)。
CDは、5年前、東京出張の折にお茶の水のディスクユニオンで買った。600円也。

まずは冒頭のホルン。ペーター・ダムの深々とした音色がスゴイ。
「ロマンティック」冒頭のソロ、あらゆる楽曲の中でも、ホルン奏者が最も緊張するところ(だから、上手くいったら最も痛快な部分らしいが)だという。
ダムの素晴らしいソロを聴けるだけでも、「このCDは買い」だと思う。
それに、バックの弦のトレモロも同じく味わい深い音色なのだ。

ブロムシュテットは全曲にわたって、大変ゆったりと運んでゆく。先を急がず、無理せずにゆっくり呼吸する音楽をつくってゆく。足取り確かな指揮ぶりだし、オケを全面的に信頼して、伸び伸びと演奏させているような指揮。「ロマンティック」はヨーロッパ中央部、ドイツ・オーストリアの「森の音楽」だと思う。ブロムシュテットは、その緑濃い森の中を逍遙する楽しさを味合わせてくれる。

金管が、スケール大きな音楽を奏でてくれる。ダムだけではない、ドレスデン・シュターツカペレの金管群が、強烈な合奏を聴かせてくれる。最強奏部でも、決して崩れないアンサンブル。すべての楽器が溶け合うフォルティシモは、まさに「威容」である・・・。

弦の音も素晴らしい。シルクのような艶やかさではない、綿毛の暖かさ・綿布の柔らかい質感を思わせる弦。
安心して、深々と腰掛け、スピーカーの前でゆったりと感傷に浸れる、そんな弦の音。
録音もDENONらしく、音場の奥行きが深く、スピーカーの外にまで音が広がる雄大さ。
素晴らしい録音だ。

終楽章まで一気に聴ける。
「一気」というより、曲が終わってしまうのが惜しいと思われるくらい。時間が経過するのを忘れてしまう。
名曲の名演奏とは、つまるところ、こんな演奏を言うのだろうなぁ。

[ 14:25 ] [ 初めておいで下さった方に♪ ]
「クラシック音楽のひとりごと」です。
ようこそ、おいでくださいました。
コメント、トラックバック、リンク等、何でもアリです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


今まで聴いてきたレコードやCDについて綴っていきます。
最近、聴き方がぞんざいになってきました。トシを取って、少し余裕ができたからかもしれません。CDを沢山買い込む割には、まじめに聴かなくなってきた自分を反省したのが、このブログのきっかけです。ホンマ、ひどい時には、テレビのプロ野球を消音モードで観ながら、音楽を聴いたり・・・。
「こりゃ、いかんなぁ」と思い立ったわけです。
せっかくのCD、マジメに聴かにゃぁ・・・。

ボキャブラリーは貧困ですし、所持しているレコード・CDはその辺にあるものばかりです。マニアックなものはありません。廉価盤が多いです。中古で入手したものも多いです。


ただ、クラシック音楽が好きです。
若い頃から、ずっと好きでした。
多分、これからも聴き続けると思います。

どうか、いろいろ教えてください。