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クラシック音楽のひとりごと
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2005/12/16のBlog
今日はイングリッシュホルンの響きであります。


イングリッシュ・ホルンは、旋律を歌わせたら最高の楽器だろう。長丁場の美しい旋律を朗々と響かせるその音色は、時にもの悲しく、時にエロティック。ほのぼのとする時もあれば、オシャレでイナセな時もある。

中学生の頃聴いた「新世界」の第2楽章は、「遠き山に日は落ちて」というキャンプの時の歌だと思っていたボクにとって、本当に美しかった。
ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」のあの第2楽章も、イングリッシュ・ホルンでなければ、あれほどの哀愁は伝わらないだろう。

そして、この「トゥオネラの白鳥」!
この曲を初めて聴いたのは、カラヤンのEMI盤だった。シベリウス管弦楽曲と交響曲第4番と5番が入った2枚組のLP廉価盤。もう25年前になるだろうか。

その頃、ボクは福永武彦が好きで、新潮文庫と講談社文庫の福永作品を愛読していた。
その福永の最高傑作(とボクは思うのだが)『死の島』では、この「トゥオネラの白鳥」が重要なモチーフとなって、小説の底の方を流れてゆく。
シベリウスのこの寂しい音楽と、ベックリンの絵画「死の島」と。
絵画のことは当時も今も全然分からないのだが、のちに知ったシベリウスの「トゥオネラの白鳥」はホンマに素晴らしい音楽だった。

福永は学習院の仏文の先生で、ボクは目白まで行ってサインをもらおうと思っている矢先、残念なことに1979年に死んでしまった。61歳の若さだった。

さて、今日の演奏はロリン・マゼール指揮ピッツバーグ交響楽団で。1992年の録音、CBソニー原盤。マゼールのシベリウス交響曲全集からの1枚。
録音は非常によい。クールでシャープな音場。

大変遅いテンポでゆったりとした演奏。ふつうは9分程度のこの曲に12分かけている。冒頭のピアニシモで奏でる弦楽器の奥で、ティンパニが不気味な低音を奏でる。
初めからマゼールの面目躍如。
やはり、この人はただ者ではない。面白い演奏。

ピッツバーグ交響楽団の演奏はいたってクール。あまり熱くならず(トゥオネラの白鳥だから当たり前か・・・(^^ゞ)、マゼールの棒にひたすら機能的についてゆくといった感じの演奏。

イングリッシュ・ホルンの音色が、哀愁を帯びて本当に美しい。マゼールのとるテンポが遅いので、深々とした息づかいでイングリッシュ・ホルンが響いてゆく。
あぁ、これぞシベリウス。
ジャケットがまたイイ。雨粒のついた窓からの風景写真。
ボーッと霞んだ荒涼たる湖の風景。ん~~寒そう。

2005/12/15のBlog
今週の寒さは格別。伊予路の瀬戸内海地方でも、毎日のように風花が舞っております。11月が暖かかっただけに、余計にこの寒さがこたえますな。1月下旬、大寒の時期
の寒さに近いように思えます・・・・。

こんな時は、豪華でギャラントで暖かい音楽を・・・・・・・(^-^)。
で、今日はモーツァルトのピアノ協奏曲第25番ハ長調K.503。

フリードリッヒ・グルダのピアノ、クラウディオ・アバド指揮ウィーン・フィルの演奏。1975年5月、ムジークフェラインザールでの録音。
このCDはグルダがDGに録音したモーツァルトのピアノ協奏曲4作をまとめた2CDシリーズ。長いことLPで聴いてきたのだが、ノイズが多くなってきたのでCDで買い直した。最高水準のモーツァルトが聴けるお買い得品。


第1楽章はアレグロ・マエストーソ。
堂々とした開始。音量を大きくして聴くと、まさに重量級のオーケストラ。ウィーン・フィルらしく弦楽器群は輝かしいのだが、トゥッティになると、ずっしりと響き渡る。アバドの指揮も急ぎすぎず、落ち着き払っている。古楽器演奏が当たり前になる以前、1970年代の懐かしい伴奏といった感じがする。今だと、こうはいかないんじゃないかな?

グルダのピアノは相変わらず珠玉の美しさ。ベーゼンドルファーの優美で柔らかい響きを十二分に発揮させながら、エッジを丸くした音色で魅了する。オケと同じく、ずっしりと響く。
演奏そのものは鋭敏で鋭いのだが、音色はあくまでも柔和で繊細。このあたり、芸達者なグルダらしい。テンポは中庸。速すぎず遅すぎず。「グルダなら、何かやってくるんじゃないか?」と想像すると、これ見事な空振り。伝統的で正統派のこれはモーツァルトだ。グルダ自作のカデンツァもしかり。襟を正した、気品溢れるカデンツァ。
(もっともグルダなら、もっと即興的なフレーズがあっても良さそうなのだが・・・。)

第2楽章ではピアノの動きがなお一層繊細に。ウィーン・フィルの木管群が、これまたデリケートな音作り。柔らかく、かすかに揺らめくような響きをつくり出してゆく。実に新鮮でニュアンスゆたか。第1楽章で肩に力が入った感じのアバドだったが、緩徐楽章に入って調子が出てきたように聞こえる。優美なモーツァルトの典型だと思う。ホンマに美しい。ウットリする。

終楽章はアレグレット。グルダのピアノが、キラキラした響きを伴って降ってくるような感じ。綺麗で快活、伴奏も颯爽としている。テンポはそんなに速くないのだが、爽快な演奏になっているのは、グルダの輝かしいピアニズムの賜物。


アバド/ウィーン・フィルの伴奏は全編に渡ってシンフォニックで堂々としている。

音もイイ。
1970年代の半ば、アナログ録音としては素晴らしい出来だろうと思います。

ウィーン・フィルが伴奏したモーツァルトのピアノ協奏曲、我が家にあるのは、このグルダ/アバド盤と、ポリーニ/ベーム盤(19と23番)、プレヴィンの弾き振り盤(17・24番)・・・・あれ?他に見あたらない・・・・もっとありそうなものだが。
探してみなくちゃ・・・・・(^-^)。
2005/12/14のBlog
わがDoblogにトラックバック拒否機能がつきました。
これでアダルト系のTBを駆除する面倒臭さがなくなります。
Doblogえらい!無料のブログサービスなのに偉いぞ!
最近軽くなってきたようだし(夜は重いけれど)、これからも頑張ってくださいね(^-^)。

さあ、ミーハーなボクの年末は「第九」です。
ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱つき」。

今日の第九は、サイモン・ラトル指揮ウィーン・フィルの演奏。
ソプラノはバーバラ・ボニー、アルトがビルギット・レンメルト。テノールはカート・ストレイト、バリトンがトーマス・ハンプソン。合唱はかつての手兵・バーミンガム市交響楽団合唱団。

2002年4月~5月、ウィーンのムジークフェラインザールでの連続演奏会のライヴ収録。おそらく、現在最も先鋭的な(現代楽器を使用しているのに!)ベートーヴェン全集からの1枚。

新ベーレンライター版の楽譜を使用した演奏。ジンマンの全集でぶっ飛んだのだが、このラトルの全集はそんなレベルでは済まない。もの凄い全集。
面白いことこの上ない。初めて聴いてビックリ、2度聴いて面白い、3度目以降は「これ、もの凄い演奏なんじゃないか」と思った。
ベートーヴェンの演奏史を完全に塗り替えてしまった、と云うのは大げさか。

しかも、オケは天下の名門ウィーン・フィル。そのオケをここまでドライブするのだから、、ラトルの凄さは半端じゃないが、それについていくウィーン・フィルの前衛性も素晴らしい。(完全に共感してラトルと一体化しているかどうかはやや疑問なのだが)
音は、ウィーン・フィルらしくない音色。鮮やかで突き抜けるようなヴァイオリン群の音色はそこかしこに聴けるのだが、演奏が古楽器風なので、ふだんより軽い感じ。


ただ、演奏は決して軽くない。重量感ある聴きごたえ。
第1楽章から、新鮮で爽快、にもかかわらず重量級で緊迫した響き。響きが透明で研ぎ澄まされていて、突き抜けるような軽みを持った音なのだが、軽薄にならない。いや、かえってせっぱ詰まった迫力がある。この迫力は第九そのものが持っている緊張感であり、悲痛な迫力でもある。

第2楽章の音も迫力十分。ティンパニの音など、素晴らしい響き。腹にズシンと来る。このくらいブッ叩いてくれないと、スッキリしない。演奏ぶりは、第1楽章同様で歯切れ良く軽快。リズムもシャープでキレがある。しかもこちらに向かってくる攻撃性もあり。フォルティシモの部分など、優美なウィーン・スタイルなどどこへやら、粗暴な感じさえする攻撃的な演奏。

第3楽章のアダージョは、やや速めのテンポ。歌うことは歌うのだが、各楽器の響きに耳をそばだててている方が楽しい。流麗ではあるのだが、だらしないレガート奏法ではない。といってぶつ切りの演奏でもない。優美さよりも、やはり緊張感の方が強い演奏。じっくり聴いていると、ベートーヴェンの意志の強靱ささえ伝わってきそう。


第4楽章の冒頭も圧倒的な迫力。古楽器の演奏ではこの迫力は出ないなぁ。モダン楽器の強さはここでも明白。10年前に盛んに聴いたガーディナーやブリュッヘンが遠くに感じる。
声楽が入ってくると、なお一層面白い。初めのハンプソンのソロなど、伸び上がるような感じ。4人とも上手。声質も良い。
合唱の面白さは格別。
これ、ホンマに「合唱」かいな?お祭りのかけ声に近い。毎秋の西条祭での「だんじり差し上げ」のかけ声と変わらん(^^ゞ
粗暴なほどの迫力。沢山の人が声を揃えると、こんなに迫力があるんだなぁ。優美な合唱など不要、ベートーヴェンの魂の叫びはこんな音だったのか・・・。


いやはや、ホンマに面白い演奏。何回聴いても面白い。
刺激的。

クラシック音楽って本当に面白いです。
2005/12/13のBlog
今日は前振りなしです。
オケが素晴らしいピアノ協奏曲です。「皇帝」です。

ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」。
アルフレート・ブレンデルのピアノ、ジェームズ・レヴァイン指揮シカゴ交響楽団の演奏。1983年6月、シカゴのオーケストラ・ホールでのライヴ録音盤。曲が終わるとブラボーの歓呼と拍手の盛大な嵐(その音もデカイ)。

今から21年前、1984年に全集としてレコード発売されるや絶賛を受けて、音楽之友社のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤。(別に、受賞したから名盤という訳ではないのだが・・・。)
新ベートーヴェン全集の初の録音としての話題だけでなく、ピアノの演奏も伴奏も、ライブなのに素晴らしい録音も、トータルに考えても素晴らしい演奏。
懐かしいLPであります。

1970年代の後半から1980年代の半ばまで、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集は有名どころのピアニストによって次から次へと録音されたものだった。レコード・アカデミー賞の協奏曲(全集もか)部門など、ベートーヴェンばかり。ルービンシュタイン/バレンボイム、ブレンデル/ハイティンク、アシュケナージ/メータ、そしてこのブレンデル/レヴァイン盤。さらに、その頃、ポリーニも完成したし、ゼルキン/小沢やペライア/ハイティンクの名演奏もあった。アラウ/デイヴィスの録音も素晴らしかった。

ん~~~、まさに百花繚乱。あの当時のレコード(CD)録音・発売の勢い、今、ありますか?

さて、この演奏。素晴らしさの半分以上はレヴァインの功績ではないかとボクは考えている。
それは、オケの音が何より素晴らしいから。今聴いても、「これ、ホンマにシカゴSOの音かいな?」・・・・との感慨あり。
シカゴSOの鮮やかな響き、金管の猛烈な音、そしてオケ全体の音のデカさは、レコードで聴いてもナマで聴いても同じだった。特にナマはすごかった。凄まじかった。
DECCA録音のショルティ/シカゴ盤、DGのアバドやジュリーニが指揮したCDでも同様のものを感じた。

しかしこのブレンデル/レヴァインのベートーヴェンの協奏曲は、全くシカゴSOらしくない音。というより、ヨーロッパのオケのような音がする。
ライヴ録音のせいかな?
フィリップスというレーベルの録音が、そういう音作りをするからかな?

第2楽章のフルートのしっとりと濡れたような渋い音色は、とてもアメリカのオケの(と云うより、慣れ親しんだシカゴの)響きではないよなぁ。概して、木管が渋く、落ち着いた響き。ほの暗く、柔らかい音色。

この楽章に限らず、実は、全編に渡って金管楽器も慎み深く上品に鳴っている。あのシカゴの世界最高の輝かしく(そして世界一「音」のデカイ)金管群が、まるで中欧のオケのように、雰囲気が良く、ニュアンス豊かに鳴っている。

もちろん弦楽器群も、芯のある渋い音色で豊かに鳴る。エエ音やなぁ。

これ、まことにレヴァインの功績なのか、録音のマジックなのか、よく分からないのだが、・・・・・。
(でもやはりレヴァインの指揮の賜物だとは思う。レヴァイン恐るべし。端倪すべからす。)


あれまぁ、シカゴSOの響きの話になってしまいましたが、肝心のブレンデルのピアノ、これはまた見事なもんです。
テクニックは完璧(ライヴなのに。編集してるのかな?一発録りに聞こえるんだが)。
音色も、いつものブレンデル。優しく落ち着いていて、とても綺麗。
純白ではない、肌のぬくもりを感じさせる白さ。
ピアニスティックな場面では感興に富んでいるし、フォルティシモでも音が汚れない。
弱音部でのデリカシーなど、しっとりとして、少し水分を含んだような柔らかさ。

録音もライヴなのに素晴らしく、これは今も現役で通用する名盤でありましょう。


ブレンデルはラトルと再録音しているんでしたか?
聴いたことがありませんが、今のところこのレヴァイン盤で大満足でありますな。
2005/12/12のBlog
冬の薄日が差し込むものの、寒い休日でありました。
どんよりと曇った空ではないんですがね。寒かったなぁ。

くすんだ色の空を見ていると、爽やかな音楽を聴きたくなってきました。
そやそや、モーツァルトのディベルティメントを聴こう(^-^)。

ディベルティメントはその昔「嬉遊曲」とも書いていた。最近はこの文字をあまり見かけなくなったが、明るく軽妙で楽しい曲風からついたものだろう。
本来は、貴族の食卓・娯楽・社交・祝賀などの場で演奏され、楽器編成は特に指定はなく、三重奏、四重奏、弦楽合奏、管楽合奏、小規模のオーケストラなど様々。形式・楽章数も自由な曲。

さて、演奏はどれにしようかと思ったが、イ・ムジチ合奏団の突き抜けた明るい演奏では今日の空の色に合わんなぁ・・・・、バウムガルトナー盤を取り出してみよう。

ということで、今日はモーツァルトの嬉遊曲K.136~K.138を。
演奏はルドルフ・バウムガルトナー指揮ルツェルン弦楽合奏団。1976年3月、スイスのヴァインフェルト会議堂での録音。DENON(原盤はオイロディスク)の廉価盤をさらに中古盤でGETしたもの。

K.136ニ長調、その第1楽章はおそらく3曲の中で最も有名な曲。爽やかで明るい弦楽合奏が部屋に響き出すと、こちらも穏やかな気分になってくる。優雅で瑞々しい表情、ヴァイオリンの音色にはクールな艶があって、たまらない。少しくすんだ感じの艶。
(この音色が聴きたくて取り出した。)
イ・ムジチほど滑らか・流麗な演奏にはならず、といってゴツゴツした響きではなく、しなやかな中に適度な柔らかさを持った響き。品の良いレガートがまた実にエエなぁ。

K.137は変ロ長調。ふつうとは逆で、緩-急-緩の曲。この緩の部分がとても優美。ほのかな甘さを漂わせる響き。録音のせいか、フワッと消えてゆく残響が、何とも言えず気持ちよい。癒される響きというのは、こういう録音を云うんじゃないかな。1976年の録音だから、アナログ末期(ということはアナログ全盛期)の素晴らしさだろう。

K.138ヘ長調。曲そのものがもう優美で流麗に書かれているし、ルツェルン弦楽合奏団のアンサンブルが美しく溌剌としている。自発性に富んだ演奏。バッハのブランデンブルク協奏曲でも、この合奏団の演奏はとても溌剌として楽しそうだった。その感じがそのまま出ている。
第3楽章のピチカートはとても新鮮。ああ、こんな演奏も面白いな。

クラシックを聴き始めたころ、バウムガルトナーのレコードには随分世話になりました。バロック音楽の楽しみや、モーツァルトの優美さは、バウムガルトナー盤(DENON発売のオイロディスク盤やDGの1300円盤)で教わりました。
今も時々取り出しては、懐かしさに浸りつつ楽しんでます。
2005/12/11のBlog
大曲の日々を送っております。
そして夜には忘年会の日々であります・・・(^^ゞ。

さて、昨日「復活」を聴いたので・・・・・。
今日はマーラーの完成した最後の交響曲。第9番ニ長調。
レナード・バーンスタイン指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。
1985年5~6月のライヴ録音。バーンスタイン2度目のマーラー全集(DG盤)からの1枚。

バーンスタインのマーラーを聴くには心の準備が要る。そして聴き終わってグッタリする。大変感動するが、感動の量と同じだけ疲れてしまう(^^ゞ。
聴き手がこれだけ消耗するのだから、演奏しているオケのメンバーは壮絶な力演だったのではないかと思う。
指揮するバーンスタインの入魂!彼も演奏し終わった後はクタクタだったろう。

第1楽章のアンダンテ・コモド。冒頭のゆったりとした低弦の響きに、バーンスタインの熱い吐息を感じる。情熱的に、あからさまに感情を訴える演奏。
テンポは非常に遅い。作曲者によって遅く指定されているところが、特に遅い。気持ちを込めて歌い抜くために、切々と心情を訴えるために、遅くなってしまう感じ。
一つひとつのフレーズを、丁寧に拾い上げて、気持ちを込めて演奏してゆく。他の指揮者からは聞こえなかったフレーズがあちらこちらで聴き取れるのも面白い。このあたり、バーンスタインの楽譜の読みが深いのか。ボクはスコアを見ながら音楽を聴く習慣がないので、詳細は分からないが、「あれ?」と思う部分が結構ある(他の指揮者では聞こえない)ので、これはバーンスタインの解釈の深さなのだろう。

第2楽章のレントラー。ホルンの音がドキッとするほど大きい。何かに追われているような感覚を呼び起こす。木管は柔らかめの音色で心地よい。フィリップスではなくDGでの録音、コンセルトヘボウ管の音はややシャープに捉えられているように感じる。
バーンスタインのテンポはここでもゆったりとしていて、中間の2楽章をアッサリやらないのはさすが。

第3楽章ロンド・ブルレスケ。奇怪な響き、時々怖くなるような旋律や和音が飛び出してくる演奏。いわゆる対旋律がよく見える(というより、主旋律よりも対旋律を強調するようなところもある)ので、面白い。終結部は迫力満点。畳みかけるような激しい演奏になっている。

終楽章アダージョ。遅い、非常に遅いアダージョ。バーンスタイン独特の「粘り」が発揮されている演奏。このくらい、ネットリとやってくれなくちゃバーンスタインではないだろう(やり過ぎの面もあるが)。
何度か出てくるヴァイオリンのソロが、か細く、非常に美しく、そして息も絶え絶えになっているところなど、バーンスタインならでは。
最後の10分間は手に汗握る熾烈な合奏。そして究極のピアニシモ(ピアニシモシモ?・・・とにかくものすごく小さく小さく・・・・)。
マーラーの全交響曲の結論めいたものが、この第4楽章にあって、「ああ、マーラーの交響曲のすべては、ここを目指して流れ込んでくるのか・・・」と納得させられてしまうような壮絶な演奏。イヤ、疲れますなぁ。


マーラーの9番交響曲、気楽に聴ける演奏などないんですがね。
このバーンスタイン盤は特に緊張を強いられます。
感動も深いが疲労も大きい。
ある意味で、やはりスゴイ名盤なんでしょう。
ベルリン・フィルとのライヴ盤もすごいんですが、こちらアムステルダム・コンセルトヘボウ管との演奏の方が、特徴的(悪く云えば異形)であって、バーンスタインの個性が十分に発揮された演奏だと思います。
2005/12/10のBlog
本格的に寒くなって、部屋にこもる季節になりました。
大曲を聴くのも苦になりません。
のんびりと暖を採りながら、ステレオに向かう日々であります。

そこで、今日はマーラーの交響曲第2番ハ短調「復活」。

スウィトナーのSKBボックスの中の「復活」に感心してから、最近よく聴くようになった。今のところマイ・ブームですな。

今日の演奏は、ベルナルド・ハイティンク指揮アムステルダム・コンセルトヘボウ管の演奏。録音は1984年12月25日。ソプラノはアレクサンダーのソプラノ(この人は4番の再録音でもソプラノを歌っていた)、アルトはヤルド・ヴァン・ネス。

このCDは、毎年12月25日の昼間にコンセルトヘボウで行われたマーラーシリーズの実況録音を集めたクリスマスマチネシリーズ。製作はユーロヴィジョンだと読んだことがある。「大地の歌」と「悲劇的」、「千人」は収められていないのが残念なのだが、なかなかの好録音で、十分に楽しめる。
ハイティンクには1960年代からの録音を集めた全集があるのだが、それは持っていない。このクリスマス選集とデジタルで再録音した4番と7番、そしてベルリン・フィルとの最新録音が廉価盤DUOシリーズで出始めたので、今のところこれで満足している。DUOシリーズでは旧録音の9番と「大地の歌」もあった。

ライブのハイティンクといっても、人が変わったような指揮ぶりではない。ただ、スタジオ録音より、テンポが揺れる(ルバートをかけている?)部分があるくらい。演出臭はいつも通り殆どないし、マーラだからといって大げさに喚くようなこともない。

録音が良い。個々の楽器がクローズアップされるのではなく、ホール全体の響きを重視した録音。マルチマイクではなく、ワンポイントに近いマイクのセッティングではなかろうか?奥行きが非常に深く、音源も遠くに聞こえる。だから、楽器の溶け合いが良く、響きも大変柔らかい。もっと鮮烈な音でマーラーを聴きたい気分の時もあるが、ゆったりと、大河小説のようなこの曲に身を浸そうとするなら、素晴らしい録音だと思う。
スピーカーに正対していると、コンセルトヘボウに居るのではないかと思えるような、ホールトーンが全く美しい。その音だけで酔ってしまいそう。

演奏はというと、いつものハイティンクで、正統的・正確なマーラー。
ただ、クリスマス・マチネということで、ヘボウの楽団員が、リラックスして演奏しているのが分かる。アンサンブルはメチャクチャ緊密というわけではないのだが、とても楽しそう。肩の力を抜いてやっている感じ。こちらも寛いで聴ける。

「復活」だから、もっと激情的な演奏にすることも出来るだろうが、この演奏は良い意味で微温的。優しく、微笑んだ、ほのぼのとしたマーラーになっている。

だから、ゆっくりした楽章の雰囲気がよい。第2楽章などとても美しいし、他の楽章でもテンポが遅くなるところの響きがことのほか美しい。
ソプラノもアルトも綺麗な歌唱。合唱はもう少しファイト!というところもあるが、クリスマス・マチネだもの、楽しく雰囲気良くやるのもイイんじゃないかな。


優しく穏やかな「復活」であります。幸福な「復活」でもあります。
厳しさや迫力に不足しているかなとも思うんですがね・・・・、オケだってもう少し緊密なアンサンブルで・・・と云う部分もありますしね。
でも、そういう「復活」だったら、バーンスタインやショルティ、インバルを聴けばいいわけでして。


しかしまぁ、相変わらず、アダルト系のTB多し。何とかならないものか・・・・。
毎日7~8個の不要TBを駆除している。う~む・・・。

2005/12/09のBlog
年末です。第九の季節です。
年の瀬、押し迫ってくると第九を聴きたくなります。
これ、今や日本人の季節感じゃないですかね。
我ながら、素人でありますなぁ・・・・でも、聴きたくなる気持ちを抑えるわけには参りません。

これから大晦日まで、何回か第九を聴くことになるでしょう。

というわけで、今日はベートーヴェン作曲交響曲第9番ニ短調「合唱つき」。
演奏はヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮、ベルリン・フィル。
独唱はジャネット・ペリー(ソプラノ)、アグネス・バツツァ(アルト)、ヴィンソン・コール(テノール)、ジョゼ・ヴァン・ダム(バリトン)。合唱はウィーン楽友協会合唱団。
1983年9月のデジタル録音。通算4回目、カラヤン最後のベートーヴェン交響曲全集からの1枚。トータル66分。

これぞ、CDの規格を決めたと云うべき演奏。CDは登場当時、74分収録可能とされていた(今は80分を超えるものもあるのだが)。CBSソニーとフィリップスの間で規格を決めたはずだが、その収録時間は「カラヤンの第九が収まる」という謳い文句だった。

懐かしい話。そして、ボクはワクワクしながらCDプレーヤーを買い、この全集をのちに購った。

第1楽章の冒頭。聞こえるか聞こえないか、小さな弦のさざ波、いわば混沌の状態から新しい何物かが生まれ出るような音楽。カラヤンらしく、ダイナミック・レンジが非常に大きい。弱音部では繊細きわまりない音楽を作り出し、強奏部分では怒濤の迫力で押してくる。その較差、落差と云ってもいいのかな、他の指揮者ではなかなか見られないカラヤン流の演出。
ベルリン・フィルの迫力はスゴイ。個々の楽器が当然のように巧いし、全体がよく揃っているし、しかもその揃い方が磨かれてピカピカ光っている。スゲェなぁとため息をつくばかり。

第2楽章も重戦車の行進。カラヤン流の颯爽としたテンポ。グイグイ前に進もうとする。ただ、スピーカーから出てくる音楽は爽快と云うより、豪快で重量級。ティンパニなど迫力満点で、ベルリン・フィルらしい剛毅な音が聴ける。
この時期のカラヤンのCD共通の特徴なのだが、録音がペタッとして平面的なのが、残念。奥行きとホール・トーンとがもう少し欲しいな。録音はギュンター・ヘルマンスとミッシェル・グロッツのいつものコンビなのだが、この音がカラヤン好みの音だったらしい。
カラヤンが指揮台から聴くと、BPOの音はこういう音だった・・・と何かの本で読んだことがあるのだがホンマかいな。

第3楽章は、もう何を言っても仕方ないくらい、ベートーヴェンの書いた最高のアダージョ。そして、ベートーヴェンが最も得意とした変奏曲の形式。旋律が美しいと云うより、その音楽のたたずまいが何とも清楚で、遙か高みにある美の極致を指向しているかのよう。カラヤンのテンポは、ここでも颯爽としている。くどくならない、サラッとした演奏。弦楽器中心の音楽なので、前の2つの楽章ほど、「重く」ない。木管もフレーズが特に美しい。そう、この楽章からは美しい音しか聞こえないが、この辺がカラヤンの巧いところかな。

終楽章の壮麗さは、カラヤン/BPOの貫禄。確信に満ちた音楽の運び、巨匠の名人芸が聴ける。圧倒的な終曲。まさに、歓喜の音楽。
バリトンのジョゼ・ヴァン・ダムは、落ち着いた歌声。あまり通る声質ではないが、まずまずの出来だと思う。コールのテノール、ペリーのソプラノも美しいが、バルツァのアルトが他の3人に冠絶して素晴らしい。このころ、まさに彼女は絶頂期にあったのではなかろうか。細くやや金属的な声色なのだが、存在感抜群。
合唱は、あまり上手ではないかな。ウィーン楽友協会合唱団は、本調子ではないような気がする。少し残念。

CDプレーヤーを購入して20年。
素晴らしい音楽を沢山聴けました。有り難いことであります。
音質については、アナログ・ディスクと比較すれば色々あるんでしょう。
でも、これだけの感動をもらえるのであれば、満足です。
幸福なもんです。

さて、今度は誰の第九を聴こうかな・・・・・(^-^)
2005/12/08のBlog
11月に風邪を引いてから、朝のジョギングを控えております。
・・・・・なんて言っているうちに、この寒気。
そろそろ再開しておかないと、本格的に寒くなってしまいそう。
継続は力なり。頑張らなくっちゃ・・・・。

さて、今日は「小ト短調」。
モーツァルトの交響曲第25番ト短調K.183。
ヤープ・テル・リンデン指揮アムステルダム・モーツァルト・アカデミーの演奏。2002年、オランダのユトレヒト、マリア・ミノール(11世紀に出来た教会らしい)での録音。オランダの激安レーベルBrilliant Classics。6枚組で3000円もしなかった。
(K.550の、クラリネット有り無し両ヴァージョンを収録していてお買い得)

25番のト短調は、その冒頭部分が映画「アマデウス」で盛んに用いられたし、チョコレート(明治だったかな)のTVコマーシャルでも使われて、一躍有名になってしまった。

リンデン/アムステルダム・モーツァルト・アカデミーの演奏は、古楽器のひなびた音色に加えて、教会録音のために残響が豊かで、大変心地よいものになっている。テンポも全体的にそう速くないので、聴きやすい。
ボクは速すぎるモーツァルトは苦手。特にピリオト楽器でサッサと演奏されるモーツァルトは、あまり得意ではないので、このリンデン盤は有り難い。価格もだが(^-^)。

その聴きどころ、第1楽章アレグロ・コン・ブリオ。
往年の演奏では、ここを激烈に、ロマンティックに、どす黒い感情を込めるように・・・・やるものが多かった。
リンデン盤は、もちろん短調のコン・ブリオなのだが、あまり暗くならない。テンポが速すぎないことと、古楽器の響きのせいか、暗い・悲しみを帯びた感情が抑えられているように聞こえる。響きがやや軽く、かえって明るささえ感じさせる演奏になっている。
いくらと短調といっても、悲嘆に暮れるばかりでもあるまいと思うので、こういう演奏は好ましい。ホルンの響きがバロック的で、粗野な感じ。音を割って吹かせるところなど、なかなか面白い。

第2楽章のアンダンテ。古楽器の響きが素晴らしい。残響が豊かなので、ややくすんだ感じの音が部屋に広がってゆく。現代楽器の鮮やかさはないものの、木質の自然な肌触りのような音色が気持ちいい。長調と短調が微妙に揺れ動くこの楽章、モーツァルトの微笑みが感じられる演奏になっている。

第3楽章はメヌエット。3分少々の短い音楽だが、強弱のコントラストがクッキリ、決然とした演奏になっている。管楽器の響きが奥ゆかしいし、その音色と弦楽器の音色がよく融け合って素晴らしい音空間を作り出す。教会録音ってホンマにエエなぁ。

フィナーレはアレグロ。先を急ぎすぎない、やや遅めのテンポ設定なので、各楽器がどんな風に弾いて(吹いて)いるのか、分かりやすい。暗くならない演奏。少し明るさを帯びた演奏であることは第1楽章同様だ。


軽くてやや明るい小ト短調。
こういうのもエエもんです・・・・・
って、もともと、こっちの方が本筋だったのかもしれません。
モーツァルトは、こっちの演奏のつもりで書いたのかもしれません。
2005/12/07のBlog
氷雨の一日。
この数日の気温の低下で、風邪引きが周囲で激増中。
気をつけなくちゃね。

さて、今日はハイドンの交響曲第104番ニ長調「ロンドン」。
オイゲン・ヨッフム指揮ロンドン・フィルの演奏。1971年10月のDG録音。ヨッフムのロンドン交響曲集(4枚組)からの1枚。

ヨッフムはこの録音の後、1970年代半ばからEMIにベートーヴェン・ブラームス・ブルックナーというドイツ3大Bの交響曲全集を一気に録音、巨匠晩年の全盛期を迎えてゆく。
このハイドンもその全盛期にさしかかる頃で、大変おおらかで健康的。
巨匠的な恰幅の良さに加えて、自由でのびのびとした演奏になっている。オケの音色も爽やかでとてもイイ。
録音も、この時期のものしては、柔らかく穏やかな音色に仕上がっている。
とても聴きやすい。

「ロンドン」のニックネームは別に大した意味はなく、この一連の交響曲がロンドンで作曲されたという理由だけ。ただ、「ロンドン」という名によって、ハイドン最後の交響曲はさらに著名になった。

第1楽章はアダージョ~アレグロ。序奏部がスケールが大きく堂々とした開始になっている。まさにシンフォニックな演奏。
主部に入っても、その歩みは変わらない。格調も高いが、何より自信に満ちた演奏ぶりがいい。ヴァイオリンの清涼感のある響きがとてもきれい。

第2楽章はアンダンテ。変奏曲風の楽章で、ハイドンとしては旋律も豊か。木管のひなびた響きがとても愛らしく、それを支える弦楽器群が爽やかな響きで心地よい。アンサンブルはあまり緊密ではないのだが、かえってそれがおおらかな雰囲気になって、いかにも「パパ・ハイドン」という感じ。楽章の終わりで、テンポがグッと落ちて、抒情的に歌わせるところなどは、巨匠風だなぁ。

第3楽章はアレグロ。快活なメヌエット。リズムがよく弾んで、奥手で鳴るティンパニもなかなか良い響き。弦楽合奏は、しなやかでのびやか。ヨッフムがオケを解放して楽しませている感じが伝わってくる。トリオでの、落ち着いた柔らかな演奏は、懐かしい気持ちさえ呼び起こす。

終楽章はスピリトーソ。主題がどんどん広がっていき、大きく展開してゆく見事な楽章。もう「ベートーヴェン」がそこまで来ていることを感じさせる音楽。
オケのトゥッティが壮麗で重厚、素晴らしい響き。ハイドン最後の交響曲、その掉尾を飾るにふさわしく、大きな息づかいでグイグイと進んでゆく。堂々たる終曲だと思う。


朝の出勤前に。休日の午前中に。
ハイドンは朝に聴く音楽であります。

朝はバロック音楽も爽快でイイんですが、元気が出てくるのはハイドンがエエですな。
活気が出て、「さぁ一日頑張ろうかいなぁ」という気分になってきます。
2005/12/06のBlog
寒さになれていないので、今日の風がまあ冷たかったこと。
銀杏の落ち葉、掃き掃除が大変でした。

さて先日、協奏交響曲のK.297うを聴いたので、K.364を・・・。

モーツァルトの協奏交響曲変ホ長調K.364。
ギドン・クレーメルのヴァイオリン、キム・カシュカシアンのヴィオラ。ニコラウス・アーノンクール指揮ウィーン・フィルの演奏。
1983年10月、ムジークフェラインザールでのDG録音。クレーメルのモーツァルト・ヴァイオリン協奏曲集に所収。

第1楽章アレグロ・マエストーソ。
序奏部から比較的ゆったりしたテンポで進んでゆく。オケの音色はいつものウィーン・フィル。輝かしく張りがあって、ふくよかな響き。トゥッティの時に、奥の方で管楽器が(特にホルン)が野卑な響きをつくり出すのが面白い。
やがてヴァイオリンがスーッと降ってくる。天から降ってくるように響く。これぞモーツァルトの天才性と云いたいほどの見事な登場。いつ聴いてもカッコエエ。
クレーメルのヴァイオリンが、クールで清々しい。よく冷えた自然の水の旨さ、実に瑞々しい。技巧はいつも通り完璧で申し分なし。そして、クレーメルにしてはよく歌う。メロディを存分に歌わせているのが、クレーメルが弾く他の協奏曲ではあまり感じられなかったことだ。
加えてカシュカシアんのヴィオラが、何ともイイ音で鳴る。ふくよかなのだが、ダブつかないスマートな音色。深々としているし、抒情的な味わいも十分。
時にクレーメルのヴァイオリンが明るく流線的に響くのに対して、カシュカシアンのヴィオラは渋く落ち着いて、魅惑的な音色。ヴァイオリンがやんちゃなお転婆娘に対して、ヴィオラは成人の音色。

第2楽章のアンダンテはハ短調。
すすり泣くような音楽。初めて聴いたときはビックリした。突然、痛切な響きが耳に飛び込んできて、(当時はレコードだったから)違う音楽に針が飛んだのではないかと驚いたものだ。
モーツァルトにしては珍しい、悲しみにくれる音楽。クレーメルとカシュカシアンはじっくりと歌い上げてゆく。クレーメルの歌は第1楽章と同様、カシュカシアんの下支えが素晴らしい。
この演奏の成功は、カシュカシアンのヴィオラの素晴らしさではないかとボクは思う。、長調に転調するあたりの安らぎは、モーツァルトならでは。この揺らめくような変化、ニュアンスがたまらない。


終楽章プレストでは一転、愉悦の響きが戻ってくる。
弦の響きが生き物のように部屋に満ちてゆく。音色が輝かしく、新鮮。ああ、幸福な音楽やなぁ。第2楽章が悲嘆の音楽だったので、この楽章の楽しさが素直に喜ばしい。

アーノンクール/ウィーン・フィルの演奏も見事。切れ味鋭く、溌剌としたフレージングが心地よい。時に野卑なホルンはアーノンクール独特のバロック奏法かな。面白い。

この2枚組。ヴァイオリン協奏曲も大変面白く、新鮮でありますが、それについては別の機会に。
2005/12/05のBlog
[ 19:07 ] [ 近況など ]
stonezさんよりバトンを頂きました。
今の自分の欲望について答えていくようです。さてさて。

Q1.今やりたい事

部屋の片付けです。CDと書籍、何とか片付けないと書斎の機能が低下中です。

Q2.今欲しい物

まとまった休日。出来れば5日くらいまとめて頂戴(^-^)。

Q3.現実的に考えて今買っても良い物

自動車。10年以上乗りましたので、そろそろ替え時かと。妻の許可も出てますしね^^。

Q4.現実的に考えて欲しいし買えるけど買って無い物

ベルティーニのマーラー全集。EMIフランスが発売した5番までの選集を持ってますのでね。ダブリ買いになってしまうし・・・・でも買ってしまいそう(^^ゞ。

Q5.今欲しい物で高くて買えそうに無い物

B&Wのスピーカー、ノーチラス801D。これを駆動するセパレート・アンプと、それに見合うCDプレーヤー。ああ、いくらかかるのか・・・・。

Q6.タダで手に入れたい物

フルマラソンを完走出来る体力。

Q7.恋人から貰いたい物

「恋人」・・・なんて懐かしい言葉ですね。。照れますな。
恋人から貰えるなら何でもエエです。「手編みのセーター」なんて、青春時代を思い出しますなぁ。

Q8.恋人にあげるとしたら

柔らかい優しい音楽が詰まったCD(レコード)をあげます。アルビノーニのオーボエ協奏曲集とか、プッチーニのアリアの管弦楽版・・・・とかどうでしょうね。

Q9.このバトンを5人に回す

ええと・・・・考えてみます。

Q10.このバトンを無視したら?

誰か受け取ってくださいマセマセ(^-^)。