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2008/05/08のBlog
[ 05:28 ]
[ 交響曲 ]
初夏の陽気です。気持ちよい5月、さて仕事の再開であります。
今日はチャイコフスキーの交響曲第5番 ホ短調 作品64 。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1975年10月、フィルハーモニーでの録音。DG盤。
国内盤CDが、まだまだ高かった時代のもの。廉価盤でも2,800円もしましたなぁ・・・・。
さて演奏。
録音が上々。とても美しい。
やや平面的でペタッとした感じなのだが、これはこの時期のDGの特徴であって、個々の楽器は美しく録られている。
一聴、カラヤンは巧い。かゆいところに手が届く感じ。サービス満点で、聴き手をウットリさせる。僕はミーハーなので、カラヤンの手管に簡単に引っかかってしまう。
第1楽章の中ほど、旋律を歌わせるところで、グッとテンポを落として情感を盛り上げるところなどその最たるもの。そういうところが随所に出てくる。
そして滑らか。表面がツルッとした感じなのだが(だから、チャイコフスキーのもつ土臭さ、ゴツゴツした強さはない)、それが何とも云えない快感を呼び起こす。官能的な演奏と云うべきかな。ああ、チャイコフスキーはこんなに美しい音楽を書いたのか、と再認識させてくれる名演奏と思う。
尤も、そういうところが、アンチ・カラヤンの人々から、「人工的」と非難されるのだろうが、僕は好きだなぁ。カラヤンらしい、良い演奏と思う。
(ロシア臭さ、本場物のド迫力を聴きたければ、他の演奏があるでしょ。ロジェストヴェンスキーとかフェドセーエフで聴けばよろしい)
第2楽章のホルンがまた素晴らしい。
ためらいがちに、情感豊かに響く素晴らしい音。美しく、切々と歌うホルンに、これまた美しくファゴットがからんでゆく見事さ。そして、そこにみやびなクラリネットが重なって・・・・。いや、もう絶品。ベルリン・フィルの名手たちの、まさに名技。演奏者名は分かりませんが、僕はウットリしたのでした。
そしてウットリしすぎて、居眠りを。
ああ、贅沢な居眠りでありました。
ということで、第3楽章以降は聴いておりません・・・・やれやれ(^^ゞ
でも至福の時間でありました。
今日はチャイコフスキーの交響曲第5番 ホ短調 作品64 。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルの演奏。
1975年10月、フィルハーモニーでの録音。DG盤。
国内盤CDが、まだまだ高かった時代のもの。廉価盤でも2,800円もしましたなぁ・・・・。
さて演奏。
録音が上々。とても美しい。
やや平面的でペタッとした感じなのだが、これはこの時期のDGの特徴であって、個々の楽器は美しく録られている。
一聴、カラヤンは巧い。かゆいところに手が届く感じ。サービス満点で、聴き手をウットリさせる。僕はミーハーなので、カラヤンの手管に簡単に引っかかってしまう。
第1楽章の中ほど、旋律を歌わせるところで、グッとテンポを落として情感を盛り上げるところなどその最たるもの。そういうところが随所に出てくる。
そして滑らか。表面がツルッとした感じなのだが(だから、チャイコフスキーのもつ土臭さ、ゴツゴツした強さはない)、それが何とも云えない快感を呼び起こす。官能的な演奏と云うべきかな。ああ、チャイコフスキーはこんなに美しい音楽を書いたのか、と再認識させてくれる名演奏と思う。
尤も、そういうところが、アンチ・カラヤンの人々から、「人工的」と非難されるのだろうが、僕は好きだなぁ。カラヤンらしい、良い演奏と思う。
(ロシア臭さ、本場物のド迫力を聴きたければ、他の演奏があるでしょ。ロジェストヴェンスキーとかフェドセーエフで聴けばよろしい)
第2楽章のホルンがまた素晴らしい。
ためらいがちに、情感豊かに響く素晴らしい音。美しく、切々と歌うホルンに、これまた美しくファゴットがからんでゆく見事さ。そして、そこにみやびなクラリネットが重なって・・・・。いや、もう絶品。ベルリン・フィルの名手たちの、まさに名技。演奏者名は分かりませんが、僕はウットリしたのでした。
そしてウットリしすぎて、居眠りを。
ああ、贅沢な居眠りでありました。
ということで、第3楽章以降は聴いておりません・・・・やれやれ(^^ゞ
でも至福の時間でありました。
2008/05/07のBlog
[ 06:00 ]
[ 交響曲 ]
今日も上天気のようです。
気持ちの良い季節の中で仕事がはかどります。
で、今日はマーラーの交響曲第9番 ニ長調。
ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルの演奏。
1964年の録音。
顔で笑って心で泣く・・・・。男は背中で泣くのだ・・・・。
バルビローリのマーラーを聴く時に、特に、この9番を聴く時にそう思う。
男のやさしさは口では言えない。つべこべ言わず、多くは語らず、でも、目を見ていれば云わんとするところは分かるだろう。
そんなことを思いながら、僕はバルビローリのマーラーを聴く。
マーラーは慟哭するし、身を捩って切々と訴える。バルビローリは、その心をすくい取っていくのだが、しかしこの演奏ではドロドロと溶け込むことはない。適度な甘さと抒情がイイ。
この録音については様々なエピソードがあって、今さら僕が何も云うことはない。よくぞ、バルビローリがベルリン・フィルと録音を遺してくれたと思う。
1960年代前半の、ベルリン・フィルの音がとにかく素晴らしい。強く、しなやかで、輝く音。聴き手に迫ってくる低音の力強さ、綿糸を太く編んで、それをピンと引っ張ったような強さを持つ高音(特に弦楽)が、全く素晴らしい。
そして、一聴、淡泊なようでいて、実に味わい深い、心の奥底から慈しみの情愛が滲み出てくるようなバルビローリの指揮が最高。自身は多くを語らず、オーケストラの能力を最大限に引き出し、マーラーの心をさりげなく伝えようとする指揮は、感動的と思う。
いやぁ、やっぱりこの演奏はエエなぁ・・・・・・。
録音は少し古ぼけてきましたが、イヤ、そんなことはどうでもエエんです。
僕がクラシックを聴き始めた1980年頃、マーラーの9番と云えば、バーンスタインにワルター、クーベリックにショルティ、クレンペラー、そしてこのバルビローリ盤くらいでした。マーラー・ブームの直前のころ。日本のオケだって、今のように、頻繁に9番を取り上げることはなかったと思います。大変な名曲なんでしょうが、演奏するのは難曲だったんじゃないかと思います。特に終楽章の熾烈な弦楽合奏!
そして、このバルビローリ盤は思い出の演奏であります。
高くてなかなか買えなかった・・・・というビンボー学生時代の思い出であります。
行きつけの高田馬場のムトウ楽器、クラシック売り場の担当は、当時年齢は40代半ばだったろうか、神成さんとおっしゃる方で、時々初心者の僕に優しく説明してくれたもんでした。
「マーラーの9番ですか?それならバルビローリがなかなかいいですよ」
神成さんのお薦めは、バルビローリ盤。しかし、2枚組LPで5,000円は当時の僕には高価だった。なかなか買えなかったんです。
就職して、円高が進行したバブル期に輸入盤CDが結構安くなりました。1980年代後半、ようやく入手しました。
イイ演奏でした。
この演奏を聴くと、懐かしい高田馬場界隈、ビッグボックスにムトウ楽器、近くのローリエという喫茶店で、買ったばかりのLPを開けて、ライナーノートを読んだことなど・・・・つらつら思い出すのです。
気持ちの良い季節の中で仕事がはかどります。
で、今日はマーラーの交響曲第9番 ニ長調。
ジョン・バルビローリ指揮ベルリン・フィルの演奏。
1964年の録音。
顔で笑って心で泣く・・・・。男は背中で泣くのだ・・・・。
バルビローリのマーラーを聴く時に、特に、この9番を聴く時にそう思う。
男のやさしさは口では言えない。つべこべ言わず、多くは語らず、でも、目を見ていれば云わんとするところは分かるだろう。
そんなことを思いながら、僕はバルビローリのマーラーを聴く。
マーラーは慟哭するし、身を捩って切々と訴える。バルビローリは、その心をすくい取っていくのだが、しかしこの演奏ではドロドロと溶け込むことはない。適度な甘さと抒情がイイ。
この録音については様々なエピソードがあって、今さら僕が何も云うことはない。よくぞ、バルビローリがベルリン・フィルと録音を遺してくれたと思う。
1960年代前半の、ベルリン・フィルの音がとにかく素晴らしい。強く、しなやかで、輝く音。聴き手に迫ってくる低音の力強さ、綿糸を太く編んで、それをピンと引っ張ったような強さを持つ高音(特に弦楽)が、全く素晴らしい。
そして、一聴、淡泊なようでいて、実に味わい深い、心の奥底から慈しみの情愛が滲み出てくるようなバルビローリの指揮が最高。自身は多くを語らず、オーケストラの能力を最大限に引き出し、マーラーの心をさりげなく伝えようとする指揮は、感動的と思う。
いやぁ、やっぱりこの演奏はエエなぁ・・・・・・。
録音は少し古ぼけてきましたが、イヤ、そんなことはどうでもエエんです。
僕がクラシックを聴き始めた1980年頃、マーラーの9番と云えば、バーンスタインにワルター、クーベリックにショルティ、クレンペラー、そしてこのバルビローリ盤くらいでした。マーラー・ブームの直前のころ。日本のオケだって、今のように、頻繁に9番を取り上げることはなかったと思います。大変な名曲なんでしょうが、演奏するのは難曲だったんじゃないかと思います。特に終楽章の熾烈な弦楽合奏!
そして、このバルビローリ盤は思い出の演奏であります。
高くてなかなか買えなかった・・・・というビンボー学生時代の思い出であります。
行きつけの高田馬場のムトウ楽器、クラシック売り場の担当は、当時年齢は40代半ばだったろうか、神成さんとおっしゃる方で、時々初心者の僕に優しく説明してくれたもんでした。
「マーラーの9番ですか?それならバルビローリがなかなかいいですよ」
神成さんのお薦めは、バルビローリ盤。しかし、2枚組LPで5,000円は当時の僕には高価だった。なかなか買えなかったんです。
就職して、円高が進行したバブル期に輸入盤CDが結構安くなりました。1980年代後半、ようやく入手しました。
イイ演奏でした。
この演奏を聴くと、懐かしい高田馬場界隈、ビッグボックスにムトウ楽器、近くのローリエという喫茶店で、買ったばかりのLPを開けて、ライナーノートを読んだことなど・・・・つらつら思い出すのです。
2008/05/06のBlog
[ 14:54 ]
[ 管弦楽曲 ]
緑の風が爽やかであります。
空は五月晴れ、風は涼やか。連休最終日は、いやはや上天気であります。
さて久しぶりに取り出したのはデュトワのCDであります。
ビゼーの「カルメン」組曲第1番・2番。
シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏。
1986年10月、モントリオールでのデジタル録音。DECCA盤。
デュトワ/OSMのCDは、もうすべてが名品。
1980年代以降のDECCAの看板コンビであって、アンセルメ/スイス・ロマンド管のレパートリーをほぼ上書きして、最新のデジタル録音で僕らに聴かせてくれた。
演奏も極上なら、録音状態も今もってベストと云えると思う。
DECCAの録音には、人によっては好き嫌いもあるのだろうが、我が家ではとても素晴らしい音で再現される。鮮やかで肉厚、時に実際のコンサートホール以上ではないかと思わせる瞬間もある。ホールトーン、遠近感や楽器の定位、個々の楽器の音色の鮮烈なこと、そして弦の柔らかくも涼やかな響き・・・・ああ、云うことないなぁ・・・・。
さて、演奏はどの曲も全く素晴らしく、ウットリと聴き惚れてしまう。
特に「第3幕への前奏曲」がイイ。
ビゼーの天才を味わえる曲であって、メロディの美しさ、音楽全体から漂ってくる一種の気品が素晴らしい。
それを、デュトワ/OSMのコンビで聴くと、これがまた、実にエエんやなぁ・・・・。
何という上品な演奏。フルートは名手ティモシー・ハッチンズ。透きとおるような響きと、麗しい音色、そして少女のような清楚なスタイルで、魅入られてしまう。
デュトワのテンポは淡々としているのだが、そこから香ってくる無限のニュアンスがたまらない。
演奏時間はわずかに2分34秒。ほんの短い音楽なのだが、この曲だけでも、このCDを聴く値打ちがある・・・・・・と僕は密かに思っております。
四国伊予路の田園地帯、5月の田舎の風景が今年も広がっております。
四国山地の緑が徐々に濃くなって、空は青が眩しく、清々しい緑の風が窓から部屋に入ってきます。
庭の木々の葉擦れの音も爽やかであります。
その風景に、この音楽は実に合うのでした。
空は五月晴れ、風は涼やか。連休最終日は、いやはや上天気であります。
さて久しぶりに取り出したのはデュトワのCDであります。
ビゼーの「カルメン」組曲第1番・2番。
シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団の演奏。
1986年10月、モントリオールでのデジタル録音。DECCA盤。
デュトワ/OSMのCDは、もうすべてが名品。
1980年代以降のDECCAの看板コンビであって、アンセルメ/スイス・ロマンド管のレパートリーをほぼ上書きして、最新のデジタル録音で僕らに聴かせてくれた。
演奏も極上なら、録音状態も今もってベストと云えると思う。
DECCAの録音には、人によっては好き嫌いもあるのだろうが、我が家ではとても素晴らしい音で再現される。鮮やかで肉厚、時に実際のコンサートホール以上ではないかと思わせる瞬間もある。ホールトーン、遠近感や楽器の定位、個々の楽器の音色の鮮烈なこと、そして弦の柔らかくも涼やかな響き・・・・ああ、云うことないなぁ・・・・。
さて、演奏はどの曲も全く素晴らしく、ウットリと聴き惚れてしまう。
特に「第3幕への前奏曲」がイイ。
ビゼーの天才を味わえる曲であって、メロディの美しさ、音楽全体から漂ってくる一種の気品が素晴らしい。
それを、デュトワ/OSMのコンビで聴くと、これがまた、実にエエんやなぁ・・・・。
何という上品な演奏。フルートは名手ティモシー・ハッチンズ。透きとおるような響きと、麗しい音色、そして少女のような清楚なスタイルで、魅入られてしまう。
デュトワのテンポは淡々としているのだが、そこから香ってくる無限のニュアンスがたまらない。
演奏時間はわずかに2分34秒。ほんの短い音楽なのだが、この曲だけでも、このCDを聴く値打ちがある・・・・・・と僕は密かに思っております。
四国伊予路の田園地帯、5月の田舎の風景が今年も広がっております。
四国山地の緑が徐々に濃くなって、空は青が眩しく、清々しい緑の風が窓から部屋に入ってきます。
庭の木々の葉擦れの音も爽やかであります。
その風景に、この音楽は実に合うのでした。
2008/04/06のBlog
[ 21:02 ]
[ 近況など ]
沢山のコメントを恐縮です。有り難うございました。
心から御礼申し上げます。
久しぶりに休みが取れました。これを機会に、大変申し訳ないと思いつつ、まとめてご返信させていただきます。本当は、お一人おひとりに返信を書かなくちゃアカンのですが、どうぞお許し下さい。ゴメンナサイ。
(narkejpさん、転勤でお忙しい中のアドバイス、有り難うございました)
さて、更新を休んでいるのですが・・・・
■ホンマに仕事が忙しくなりました。
支店長のような立場になってしまい、休日もままなりません。CDやLPを聴く時間が全く取れなくなりました。今後も厳しそうです。全くツライです。
思えば、この10年間は、ワタクシはヒマだったんやなぁ・・・・と思います(^^ゞ
■長男の引っ越し等でバタバタしておりました。
これは、無事済みました。
■ブログを書くことが「目的」になってしまっているんではないかと、この数か月考えておりました。ブログを書くことは、もともと「手段」でありました。左欄ジャンルのところ、「初めておいでくださった方に♪」でも僕は書いておりますが、ブログを始めたのは、クラシック音楽をまじめに聴かなアカンなぁ・・・・という気持ちからでありました。クラシック音楽をより良く聴きたい・・・というのが「目的」でありました。
ブログを書き始めて3年、確かに、じっくりと音楽を聴けるようになりました。テレビを見ながらクラシック音楽を聴くようなことはなくなりました。頂いたコメントやトラックバックで、大変勉強にもなりました。大変、有り難いことでした。
しかし、この数か月、ブログを書くために、CDやLPを聴いているような気がしてきたのです。
「手段」が「目的」になってしまうと、古来、ロクなことはありません。こりゃ、イカンと思ったのです。そのために、少し休もうと思いました。
本筋は、クラシック音楽を「聴く」ことにあります。素直な気持ちでまじめに聴こう、という原点に戻りたいと思ったのです。
■というわけで、コメント欄では、いろいろありましたし、その対応もさせていただきましたし、また多くのお気遣いを頂戴いたしましたが、更新休みの理由ではありませんので、どうぞ、ご心配なさらぬようお願い申し上げます。
天ぬきさんも、ひろはやさんも、どうぞお気兼ねなくお願いします。
ただし、尻馬に乗ったようなコメントは削除させていただきました。
ふだん、全くコメントを頂戴していないのに、ここぞとばかりにコメントを書き込む方がいらっしゃったのは残念でした。そういうのは、他の場所でやって下さい。
もう一つ。物理学方面の話題は勘弁して下さい(笑)。苦手です。許して下さい。返信できませんので、ワタクシをいじめんといてください。ガハハ。
鞍馬天狗さん。
僕は、若い25歳の秋田美人の雇われ店長さんより、遙かにレパートリーは狭いですし、今後とも広がらないんじゃないかと思います。また、すでにかなり以前から、人生、守りに入っております。息子三人を大学に入れようと思ったら、馬鹿なことは出来ません。もう20年以上、守っております(笑)。ですから、そのことは実に正しいです。否定しようもありません。
ただ、「毎日毎日、深夜だか早朝だかに知ってる曲ばっかりのブログ書くのもいいけどさ、そんな生活続けてたら、・・・・・・」は、アカンです。それを云っちゃ、お仕舞いです。このブログの根幹に関わることですので、それを否定されるのなら、他のブログ等でご発言下さい。
謝罪のコメントも書かれているようですが、その前に、「最後に、もうひと暴れしてみたかったもので・・・。ああ、気持ちよかった。」と書かれておりますので、それこそ本音なのだろうと思いますから・・・・。
やはり、ブログ・Webページを開設されるのが最もよろしいかと思います。
■四国伊予路は桜満開です。今日は、桜の下で家人と昼飯を食いました。クラシック音楽を聴きたいと思いつつ、こういう時間も大切にしたいと思います。
■これをお読みいただいている皆様のところにも、エエ春が来ていることを祈りつつ。
心から御礼申し上げます。
久しぶりに休みが取れました。これを機会に、大変申し訳ないと思いつつ、まとめてご返信させていただきます。本当は、お一人おひとりに返信を書かなくちゃアカンのですが、どうぞお許し下さい。ゴメンナサイ。
(narkejpさん、転勤でお忙しい中のアドバイス、有り難うございました)
さて、更新を休んでいるのですが・・・・
■ホンマに仕事が忙しくなりました。
支店長のような立場になってしまい、休日もままなりません。CDやLPを聴く時間が全く取れなくなりました。今後も厳しそうです。全くツライです。
思えば、この10年間は、ワタクシはヒマだったんやなぁ・・・・と思います(^^ゞ
■長男の引っ越し等でバタバタしておりました。
これは、無事済みました。
■ブログを書くことが「目的」になってしまっているんではないかと、この数か月考えておりました。ブログを書くことは、もともと「手段」でありました。左欄ジャンルのところ、「初めておいでくださった方に♪」でも僕は書いておりますが、ブログを始めたのは、クラシック音楽をまじめに聴かなアカンなぁ・・・・という気持ちからでありました。クラシック音楽をより良く聴きたい・・・というのが「目的」でありました。
ブログを書き始めて3年、確かに、じっくりと音楽を聴けるようになりました。テレビを見ながらクラシック音楽を聴くようなことはなくなりました。頂いたコメントやトラックバックで、大変勉強にもなりました。大変、有り難いことでした。
しかし、この数か月、ブログを書くために、CDやLPを聴いているような気がしてきたのです。
「手段」が「目的」になってしまうと、古来、ロクなことはありません。こりゃ、イカンと思ったのです。そのために、少し休もうと思いました。
本筋は、クラシック音楽を「聴く」ことにあります。素直な気持ちでまじめに聴こう、という原点に戻りたいと思ったのです。
■というわけで、コメント欄では、いろいろありましたし、その対応もさせていただきましたし、また多くのお気遣いを頂戴いたしましたが、更新休みの理由ではありませんので、どうぞ、ご心配なさらぬようお願い申し上げます。
天ぬきさんも、ひろはやさんも、どうぞお気兼ねなくお願いします。
ただし、尻馬に乗ったようなコメントは削除させていただきました。
ふだん、全くコメントを頂戴していないのに、ここぞとばかりにコメントを書き込む方がいらっしゃったのは残念でした。そういうのは、他の場所でやって下さい。
もう一つ。物理学方面の話題は勘弁して下さい(笑)。苦手です。許して下さい。返信できませんので、ワタクシをいじめんといてください。ガハハ。
鞍馬天狗さん。
僕は、若い25歳の秋田美人の雇われ店長さんより、遙かにレパートリーは狭いですし、今後とも広がらないんじゃないかと思います。また、すでにかなり以前から、人生、守りに入っております。息子三人を大学に入れようと思ったら、馬鹿なことは出来ません。もう20年以上、守っております(笑)。ですから、そのことは実に正しいです。否定しようもありません。
ただ、「毎日毎日、深夜だか早朝だかに知ってる曲ばっかりのブログ書くのもいいけどさ、そんな生活続けてたら、・・・・・・」は、アカンです。それを云っちゃ、お仕舞いです。このブログの根幹に関わることですので、それを否定されるのなら、他のブログ等でご発言下さい。
謝罪のコメントも書かれているようですが、その前に、「最後に、もうひと暴れしてみたかったもので・・・。ああ、気持ちよかった。」と書かれておりますので、それこそ本音なのだろうと思いますから・・・・。
やはり、ブログ・Webページを開設されるのが最もよろしいかと思います。
■四国伊予路は桜満開です。今日は、桜の下で家人と昼飯を食いました。クラシック音楽を聴きたいと思いつつ、こういう時間も大切にしたいと思います。
■これをお読みいただいている皆様のところにも、エエ春が来ていることを祈りつつ。
2008/03/30のBlog
[ 22:26 ]
[ 近況など ]
アクセスして頂き、恐縮です。
「クラシック音楽のひとりごと」、しばらく休みます。
諸般の事情でありますが、ひとりごとをボソボソつぶやくのもなかなか難しいもんです。
「クラシック音楽のひとりごと」、しばらく休みます。
諸般の事情でありますが、ひとりごとをボソボソつぶやくのもなかなか難しいもんです。
2008/03/25のBlog
[ 04:51 ]
[ 管弦楽曲 ]
多くの方々がそうなんでしょうが、ワタクシも年度末の引継業務に追われています。
支店のトップが異動し、その補佐をせなイカンので、ワタクシの仕事も増えます。
例年のこととはいえ、慌ただしいですな。
さて、今日はラヴェルの「スペイン狂詩曲。
エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の演奏。
1963年、ジュネーヴでの録音。DECCA原盤の国内では1,000円の廉価盤。
デュトワ/OSMが出てくる前、DECCAのフランス音楽といえば、アンセルメ/スイス・ロマンド管だった。
ラヴェルにドビュッシーは素晴らしかったし、ロシア音楽にバレエものも最高級の演奏を聴かせてくれた。デュトワ/OSMは、そのアンセルメのレパートリーをきれいに上書きしていった感がある。
そのアンセルメのレコードの中でも、特に優れているのがラヴェルと思う。
このコンビ特有の、ヒンヤリとしたクールな音色が、「スイスの時計職人」と称されたラヴェルの音楽にピッタリと僕には思えるから。
それに演出力。ラヴェルのオーケストレーションの面白さを余すところなく伝えてくれる見事な指揮ぶり。一聴、淡泊なのだが、明晰でメリハリのある音楽づくり。テンポも比較的速く、サラサラした感じがとても良い。
そのアンセルメの指揮に敏感に反応するスイス・ロマンド管も大変に巧い。このオケは、実演でがボロが出たという評を読んだことがあるが、LPやCDで聴く限り、たいそう上手と思われる。特に弦楽器群の、一本一本の弦が見えるような感じの繊細な響きは、いかにもラヴェル。エエ音やなぁと思う。管楽器の多彩なニュアンスも実によろしい。
さて、今日聴いた「スペイン狂詩曲」は、10分あまりの小曲なのだが、聴いていて実に楽しい。
第1曲「夜の前奏曲」や第2曲「マラゲーニャ」での精妙で新鮮な響き。ああ、フランス的だなぁ。
第3曲「ハバネラ」の異国情緒、第4曲の「祭り」でのスッキリとした管弦楽などは、アンセルメならではだろうと思う。
録音は今も十分に素晴らしい。
鮮烈な録音で、ちょいと化粧しすぎかな、とも思いますが、さすがにDECCA、エエ音です。もう45年も昔の録音ですが、信じられないくらいの鮮やかさです。
こういう録音も、あと5年で著作権が切れて、自由にネット配信されるようになるんですかね・・・。スゴイ時代です。
支店のトップが異動し、その補佐をせなイカンので、ワタクシの仕事も増えます。
例年のこととはいえ、慌ただしいですな。
さて、今日はラヴェルの「スペイン狂詩曲。
エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団の演奏。
1963年、ジュネーヴでの録音。DECCA原盤の国内では1,000円の廉価盤。
デュトワ/OSMが出てくる前、DECCAのフランス音楽といえば、アンセルメ/スイス・ロマンド管だった。
ラヴェルにドビュッシーは素晴らしかったし、ロシア音楽にバレエものも最高級の演奏を聴かせてくれた。デュトワ/OSMは、そのアンセルメのレパートリーをきれいに上書きしていった感がある。
そのアンセルメのレコードの中でも、特に優れているのがラヴェルと思う。
このコンビ特有の、ヒンヤリとしたクールな音色が、「スイスの時計職人」と称されたラヴェルの音楽にピッタリと僕には思えるから。
それに演出力。ラヴェルのオーケストレーションの面白さを余すところなく伝えてくれる見事な指揮ぶり。一聴、淡泊なのだが、明晰でメリハリのある音楽づくり。テンポも比較的速く、サラサラした感じがとても良い。
そのアンセルメの指揮に敏感に反応するスイス・ロマンド管も大変に巧い。このオケは、実演でがボロが出たという評を読んだことがあるが、LPやCDで聴く限り、たいそう上手と思われる。特に弦楽器群の、一本一本の弦が見えるような感じの繊細な響きは、いかにもラヴェル。エエ音やなぁと思う。管楽器の多彩なニュアンスも実によろしい。
さて、今日聴いた「スペイン狂詩曲」は、10分あまりの小曲なのだが、聴いていて実に楽しい。
第1曲「夜の前奏曲」や第2曲「マラゲーニャ」での精妙で新鮮な響き。ああ、フランス的だなぁ。
第3曲「ハバネラ」の異国情緒、第4曲の「祭り」でのスッキリとした管弦楽などは、アンセルメならではだろうと思う。
録音は今も十分に素晴らしい。
鮮烈な録音で、ちょいと化粧しすぎかな、とも思いますが、さすがにDECCA、エエ音です。もう45年も昔の録音ですが、信じられないくらいの鮮やかさです。
こういう録音も、あと5年で著作権が切れて、自由にネット配信されるようになるんですかね・・・。スゴイ時代です。
2008/03/24のBlog
[ 03:36 ]
[ 協奏曲 ]
気温が少し下がって、春まだ浅き休日。
家人は長男の卒業式のために大阪豊中へ。次男坊も同じ豊中の下宿なので、下宿の掃除を兼ねてであります。
雨がしとしと日曜日、僕は一人でクラシック音楽を聴いておりました。
(君の帰りを待っていた・・・・・ではありません。古いな(^^ゞ。これ、若い人には分からないフレーズでありましょう)
そんな日に似合いそうな音楽ということで、僕はモーツァルトのK.595を取り出したのです。モーツァルトが生涯にわたって書き続けたピアノ協奏曲の、最後の作品。
モーツァルトのピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595。
サー・クリフォード・カーゾンのピアノ独奏、ベンジャミン・ブリテン指揮イギリス室内管の演奏。
1970年9月、スネイプ、モールティングス・コンサートホールでの録音。
DECCAの国内盤で、1,000円の廉価盤。
第1楽章、カーゾンのソフトなタッチがとても美しい。コロコロと転がりながらよく響く音。研ぎ澄ましたような音ではなく、程よい感じに磨いた音。あまりツルツルにせずに、自然の蝕感を残しておいた感じの磨き方。冬が終わって、待ちわびた早春の柔らかい日差しを思わせるような、ほの暖かいピアノの音。
特に美しいのは7分30秒ころの、弦とピアノが一体となってフガート風に演奏するところ。絶品と思う。
カーゾンは余裕十分で、包容力のあるピアノを聴かせてくれる。ゆったりとしたテンポと穏やかな表情で、大人の寛容のようなものを感じさせてくれる。速すぎず遅すぎず、聴いていて実に心地よい。そして時々現れるルバート風の音楽が、またたまらない魅力。カーゾン晩年の境地と云うべきか。カーゾンは録音嫌いだったというから、このCDは貴重と思う。
第2楽章のラルゲットは、ブリテン/イギリス室内管が作り出す響きが印象的。たっぷりとして、ひそやかで、そして清潔で上品、涙が出るほど美しい管弦楽。
カーゾンのピアノは淡々としているのだが、だからこそ寂寥感が増してくる感じ。清らかで、透明で、瑞々しい音もイイ。特にピアニシモが綺麗。そしてそのかそけき音に反応するオケも素晴らしいと思う。ブリテンの指揮の賜物か。
楽章の最後の方で、フルートとピアノのユニゾンのところなど、最高に美しい。
フィナーレはアレグロ。永遠のロンド。
長調なのに哀しい、明るいのに寂しいという、彼岸の境地と云うべき音楽。あ、モーツァルトはキリスト教徒だから、天国的な音楽と言うべきか。
カーゾンのピアノは相変わらず瑞々しく、そして小粒でよく響く音で、この天国的な音楽を慈しむように弾いていく。英国紳士の誠実さを感じさせる見事な演奏と思う。
録音は上々です。
40年前のものとは思えない、瑞々しさがあります。
さすがDECCA、エエ録音と思います。
家人は長男の卒業式のために大阪豊中へ。次男坊も同じ豊中の下宿なので、下宿の掃除を兼ねてであります。
雨がしとしと日曜日、僕は一人でクラシック音楽を聴いておりました。
(君の帰りを待っていた・・・・・ではありません。古いな(^^ゞ。これ、若い人には分からないフレーズでありましょう)
そんな日に似合いそうな音楽ということで、僕はモーツァルトのK.595を取り出したのです。モーツァルトが生涯にわたって書き続けたピアノ協奏曲の、最後の作品。
モーツァルトのピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595。
サー・クリフォード・カーゾンのピアノ独奏、ベンジャミン・ブリテン指揮イギリス室内管の演奏。
1970年9月、スネイプ、モールティングス・コンサートホールでの録音。
DECCAの国内盤で、1,000円の廉価盤。
第1楽章、カーゾンのソフトなタッチがとても美しい。コロコロと転がりながらよく響く音。研ぎ澄ましたような音ではなく、程よい感じに磨いた音。あまりツルツルにせずに、自然の蝕感を残しておいた感じの磨き方。冬が終わって、待ちわびた早春の柔らかい日差しを思わせるような、ほの暖かいピアノの音。
特に美しいのは7分30秒ころの、弦とピアノが一体となってフガート風に演奏するところ。絶品と思う。
カーゾンは余裕十分で、包容力のあるピアノを聴かせてくれる。ゆったりとしたテンポと穏やかな表情で、大人の寛容のようなものを感じさせてくれる。速すぎず遅すぎず、聴いていて実に心地よい。そして時々現れるルバート風の音楽が、またたまらない魅力。カーゾン晩年の境地と云うべきか。カーゾンは録音嫌いだったというから、このCDは貴重と思う。
第2楽章のラルゲットは、ブリテン/イギリス室内管が作り出す響きが印象的。たっぷりとして、ひそやかで、そして清潔で上品、涙が出るほど美しい管弦楽。
カーゾンのピアノは淡々としているのだが、だからこそ寂寥感が増してくる感じ。清らかで、透明で、瑞々しい音もイイ。特にピアニシモが綺麗。そしてそのかそけき音に反応するオケも素晴らしいと思う。ブリテンの指揮の賜物か。
楽章の最後の方で、フルートとピアノのユニゾンのところなど、最高に美しい。
フィナーレはアレグロ。永遠のロンド。
長調なのに哀しい、明るいのに寂しいという、彼岸の境地と云うべき音楽。あ、モーツァルトはキリスト教徒だから、天国的な音楽と言うべきか。
カーゾンのピアノは相変わらず瑞々しく、そして小粒でよく響く音で、この天国的な音楽を慈しむように弾いていく。英国紳士の誠実さを感じさせる見事な演奏と思う。
録音は上々です。
40年前のものとは思えない、瑞々しさがあります。
さすがDECCA、エエ録音と思います。
2008/03/23のBlog
[ 05:47 ]
[ 室内楽曲 ]
だいぶ暖かくなってきました。
ジョギングしていても、頬に当たる風が柔らかいこと。近くの公園の桜も、もう少しで開花です。
さて、今日は室内楽を。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調「ハープ」。
ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ四重奏団)の演奏。
1977年の録音。独シャルプラッテン原盤で、現在はedelというレーベルから激安廉価盤(4,000円くらい!)で発売されているもの。
ラズモフスキー四重奏曲のあとの3年間、ベートーヴェンは弦楽四重奏曲を全く書かなかった。この「ハープ」は、そのあと、ベートーヴェンの中期様式が頂点を極めたころに書かれた作品。
聴いていて、くどくなく(説教調でなく)、スッキリとしたまとまりの良い音楽が特徴と思う。優しく、穏やかな感情が流れている佳品。透明感があると云うべきか、端麗で爽やかな聴感が残る作品でもある。
ラズモフスキー四重奏曲の緊張度、あの息詰まるような迫力がないかわりに、柔らかい日差しを受けたようなほのぼの感が良い。
ベルリンSQの演奏は、この作品のそういう特徴を十分に弾き出したものと云えそう。
リーダーのカール・ズスケが素晴らしい。緊密なアンサンブルなのに、息苦しくなく、朗らかささえ感じさせる呼吸感がエエなぁと思う。
よく合っている、というより、普通に四人が演奏したら合ってしまったという自然さがイイ。
第1楽章の、例の「ハープ」の由来となったピツィカートも楽しい。響きはとても晴朗だ。
第2楽章は引き締まった演奏。甘い旋律も低俗に流れず、気品があって志操の高ささえ感じさせてくれる名演。姿勢が良いというか、身だしなみがよいというか、この清潔感がこのアンサンブルの良いところと思う。
第3楽章のプレストは流麗感が強い演奏。音楽は峻厳だが、演奏は滑らかで潤いが感じされるもの。
そしてフィナーレの変奏曲。くすんだ音色の中に、微妙な変化があって、聴いていて実に楽しい。ニュアンスが多彩で、いろいろ変化するのがイイ。
録音は上々であります。
すでに30年前になってしまったが、思えば、このころアナログ録音は絶頂期であったわけで、柔らかさや鮮度が十分に保たれている感じです。
独シャルプラッテン特有の、渋めの音が特にエエです。
ジョギングしていても、頬に当たる風が柔らかいこと。近くの公園の桜も、もう少しで開花です。
さて、今日は室内楽を。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第10番 変ホ長調「ハープ」。
ベルリン弦楽四重奏団(ズスケ四重奏団)の演奏。
1977年の録音。独シャルプラッテン原盤で、現在はedelというレーベルから激安廉価盤(4,000円くらい!)で発売されているもの。
ラズモフスキー四重奏曲のあとの3年間、ベートーヴェンは弦楽四重奏曲を全く書かなかった。この「ハープ」は、そのあと、ベートーヴェンの中期様式が頂点を極めたころに書かれた作品。
聴いていて、くどくなく(説教調でなく)、スッキリとしたまとまりの良い音楽が特徴と思う。優しく、穏やかな感情が流れている佳品。透明感があると云うべきか、端麗で爽やかな聴感が残る作品でもある。
ラズモフスキー四重奏曲の緊張度、あの息詰まるような迫力がないかわりに、柔らかい日差しを受けたようなほのぼの感が良い。
ベルリンSQの演奏は、この作品のそういう特徴を十分に弾き出したものと云えそう。
リーダーのカール・ズスケが素晴らしい。緊密なアンサンブルなのに、息苦しくなく、朗らかささえ感じさせる呼吸感がエエなぁと思う。
よく合っている、というより、普通に四人が演奏したら合ってしまったという自然さがイイ。
第1楽章の、例の「ハープ」の由来となったピツィカートも楽しい。響きはとても晴朗だ。
第2楽章は引き締まった演奏。甘い旋律も低俗に流れず、気品があって志操の高ささえ感じさせてくれる名演。姿勢が良いというか、身だしなみがよいというか、この清潔感がこのアンサンブルの良いところと思う。
第3楽章のプレストは流麗感が強い演奏。音楽は峻厳だが、演奏は滑らかで潤いが感じされるもの。
そしてフィナーレの変奏曲。くすんだ音色の中に、微妙な変化があって、聴いていて実に楽しい。ニュアンスが多彩で、いろいろ変化するのがイイ。
録音は上々であります。
すでに30年前になってしまったが、思えば、このころアナログ録音は絶頂期であったわけで、柔らかさや鮮度が十分に保たれている感じです。
独シャルプラッテン特有の、渋めの音が特にエエです。
2008/03/21のBlog
[ 05:14 ]
[ 声楽曲・オペラ ]
今日もバッハを聴いてます。
J・S・バッハのカンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」<結婚カンタータ>
ソプラノ独唱はエリー・アメリンク。演奏はコレギウム・アウレウム合奏団。
ヘルムート・フッケ(Ob)、ウルリヒ・グレーリンク(Vn)らの独奏。
1968年ころ、キルハイム、フッガー城糸杉の間での録音。
テイチク発売の国内盤2枚組、バッハの世俗カンタータ集のCDに所収。解説書の録音データは不親切なもので、1960年代だとは思うが、見当がつかない。
バッハの世俗カンタータは、舞曲など聴きやすく分かりやすい曲も沢山含まれているので、バッハの管弦楽組曲を聴いているような感じ、明朗で楽しい音楽と思う。
この頃は通勤の車の中で、ずっとこのコレギウム・アウレウムによる、カンタータ集を聴いていた。聴けば聴くほど味わいのある演奏と思う。
音も柔らかく、古楽器のほのぼのとした素朴な響きが美しい。ヴァイオリンなどは、質朴なのだが実にふっくらとしていて心地よい。
これ、バッハのケーテン時代の作品になるのかな。
春の訪れを感じさせるような、冒頭のオーボエの旋律、ソプラノのアリアが大変美しい。寒い冬が終わって、暖かい光が差し込んでくるような、悦びを感じさせる音楽。
何より、オランダの名花、エリー・アメリンクの歌唱が素晴らしい。
清らかで軽やか、発音が美しいのだろう、声が大変澄んでいる。透明感というか、清涼な聴感というか、とにかく聴いていて、スッキリしてくるような美声。
さすが、リートを歌わせたら第一人者というだけのことはある。
このほのぼのと明るいカンタータには、全くふさわしい歌手と思う。
独奏も良い。
フッケのオーボエは、巧いだけでなく上品な響きを作り出す。
グレーリンクのヴァイオリンは、音響効果もあってよく伸びて美しい。
そう、何しろ録音が抜群に良いんです。
さすが「糸杉の間」。残響豊かでふっくらとした録音に仕上がっていて、音がとても柔らかい。いつまでも聴いていたい音と言うべきでしょうか。
とても40年も前のものとは思えない、素晴らしい音で鳴ります。
伊予路は雨模様の彼岸でありました。
三男坊が一昨日に福島に出発、今日はアンサンブル・コンテスト全国大会の予選だそうです。
さて、決勝(っていうんですかね?)に残れればエエんでしょうが、まあ行けただけで十分のような気もしますな。
J・S・バッハのカンタータ第202番「消えよ、悲しみの影」<結婚カンタータ>
ソプラノ独唱はエリー・アメリンク。演奏はコレギウム・アウレウム合奏団。
ヘルムート・フッケ(Ob)、ウルリヒ・グレーリンク(Vn)らの独奏。
1968年ころ、キルハイム、フッガー城糸杉の間での録音。
テイチク発売の国内盤2枚組、バッハの世俗カンタータ集のCDに所収。解説書の録音データは不親切なもので、1960年代だとは思うが、見当がつかない。
バッハの世俗カンタータは、舞曲など聴きやすく分かりやすい曲も沢山含まれているので、バッハの管弦楽組曲を聴いているような感じ、明朗で楽しい音楽と思う。
この頃は通勤の車の中で、ずっとこのコレギウム・アウレウムによる、カンタータ集を聴いていた。聴けば聴くほど味わいのある演奏と思う。
音も柔らかく、古楽器のほのぼのとした素朴な響きが美しい。ヴァイオリンなどは、質朴なのだが実にふっくらとしていて心地よい。
これ、バッハのケーテン時代の作品になるのかな。
春の訪れを感じさせるような、冒頭のオーボエの旋律、ソプラノのアリアが大変美しい。寒い冬が終わって、暖かい光が差し込んでくるような、悦びを感じさせる音楽。
何より、オランダの名花、エリー・アメリンクの歌唱が素晴らしい。
清らかで軽やか、発音が美しいのだろう、声が大変澄んでいる。透明感というか、清涼な聴感というか、とにかく聴いていて、スッキリしてくるような美声。
さすが、リートを歌わせたら第一人者というだけのことはある。
このほのぼのと明るいカンタータには、全くふさわしい歌手と思う。
独奏も良い。
フッケのオーボエは、巧いだけでなく上品な響きを作り出す。
グレーリンクのヴァイオリンは、音響効果もあってよく伸びて美しい。
そう、何しろ録音が抜群に良いんです。
さすが「糸杉の間」。残響豊かでふっくらとした録音に仕上がっていて、音がとても柔らかい。いつまでも聴いていたい音と言うべきでしょうか。
とても40年も前のものとは思えない、素晴らしい音で鳴ります。
伊予路は雨模様の彼岸でありました。
三男坊が一昨日に福島に出発、今日はアンサンブル・コンテスト全国大会の予選だそうです。
さて、決勝(っていうんですかね?)に残れればエエんでしょうが、まあ行けただけで十分のような気もしますな。
2008/03/20のBlog
[ 06:13 ]
[ 協奏曲 ]
J・S・バッハ;2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV1043。
ヘンリク・シェリング(第1Vnと指揮)、ペーター・リバール(第2Vn)、コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥールの演奏。
1965年5月、スイスのヴィンタートゥールでの録音。フィリップス盤。
CDは1988年4月発売の国内盤2枚組で、25CD3202/03というレコード番号。5,000円もする、しかし当時としては廉価盤だった。
シェリングが69歳で急逝したのが1988年3月2日、このCDははからずもシェリングの追悼盤となったもので、僕は安月給の中から工面して購入した覚えがある。
僕はシェリングが好きだった。ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキーにメンデルスゾーン・・・・いわゆる四大ヴァイオリン協奏曲は、シェリングに教わったようなもので、バックを務めるハイティンク/ACOとともに、今も愛聴してやまない。(アムステルダム・コンセルトヘボウ管の音が好きなのは、シェリングのレコードの影響かもしれない)。
シェリングそれらの協奏曲をはじめ、何度も録音していた。僕が好きなハイティンクとの録音は3回目であったし、今日聴いているコレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥールを弾き振りしたものは、バッハの協奏曲2回目の録音だった。3回目となるマリナー/アカデミー室内管との演奏も実に良かった。
この2つのヴァイオリンのための協奏曲も、素晴らしい演奏と思う。
心ゆくまで誠実に歌うヴァイオリン。シェリングの演奏には誠実さと気品が漂う。
真摯な気持ちで、バッハへの熱い思いを語ってゆく演奏。
響きは太めでコクがあって、フレージングは心安らぐもの。甘い旋律が美しく響き、清らかなボウイングがこれをさらに輝かせる。
第2楽章などもう絶品の美しさ。このラルゴ・マ・ノン・タントは、バッハが書いた最も美しい旋律のひとつだろうと僕は思うのだが、聴いていて、心が洗われ、少しずつ浄化されてゆくような美しさがある。僕は好きだなぁ。
第1楽章冒頭の緊迫した感じもイイ。切迫した、何か追い詰められてゆくような(或いは遁走してゆくような)ギリギリの迫力が、美しさを際だたせる。
終楽章の響きは、もう美しさの極み、と言ったら褒めすぎかな。
第2ヴァイオリンのペーター・リバールも、やや細身の音ながら、好演と思う。シェリングのヴァイオリンが圧倒的に素晴らしいのだが、リバールもなかなかの名手と思う。
録音はさすがに古ぼけてきました。
しかし、定位は見事で、シェリングとリバールがすくっと立って、端正な姿勢で演奏します。
背筋が伸びている感じが伝わる臨場感は、とてもエエです。
なお、カップリングのベートーヴェン(イッセルシュテット/LSO)も、ブラームス(ドラティ/LSO)も素晴らしい演奏。
僕はハイティンクとの再録音を好むんですが、こちら2つもベテラン指揮者の貫禄の伴奏と云うべきか、オーケストラが素晴らしく聴きごたえがあります。
伊予路は春雨です。そぼ降る雨の中、今日は墓参り。
彼岸の中日に逝った亡父の墓参であります。
少しずつ、暖かくなっていく日々であります。
ヘンリク・シェリング(第1Vnと指揮)、ペーター・リバール(第2Vn)、コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥールの演奏。
1965年5月、スイスのヴィンタートゥールでの録音。フィリップス盤。
CDは1988年4月発売の国内盤2枚組で、25CD3202/03というレコード番号。5,000円もする、しかし当時としては廉価盤だった。
シェリングが69歳で急逝したのが1988年3月2日、このCDははからずもシェリングの追悼盤となったもので、僕は安月給の中から工面して購入した覚えがある。
僕はシェリングが好きだった。ベートーヴェンやブラームス、チャイコフスキーにメンデルスゾーン・・・・いわゆる四大ヴァイオリン協奏曲は、シェリングに教わったようなもので、バックを務めるハイティンク/ACOとともに、今も愛聴してやまない。(アムステルダム・コンセルトヘボウ管の音が好きなのは、シェリングのレコードの影響かもしれない)。
シェリングそれらの協奏曲をはじめ、何度も録音していた。僕が好きなハイティンクとの録音は3回目であったし、今日聴いているコレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥールを弾き振りしたものは、バッハの協奏曲2回目の録音だった。3回目となるマリナー/アカデミー室内管との演奏も実に良かった。
この2つのヴァイオリンのための協奏曲も、素晴らしい演奏と思う。
心ゆくまで誠実に歌うヴァイオリン。シェリングの演奏には誠実さと気品が漂う。
真摯な気持ちで、バッハへの熱い思いを語ってゆく演奏。
響きは太めでコクがあって、フレージングは心安らぐもの。甘い旋律が美しく響き、清らかなボウイングがこれをさらに輝かせる。
第2楽章などもう絶品の美しさ。このラルゴ・マ・ノン・タントは、バッハが書いた最も美しい旋律のひとつだろうと僕は思うのだが、聴いていて、心が洗われ、少しずつ浄化されてゆくような美しさがある。僕は好きだなぁ。
第1楽章冒頭の緊迫した感じもイイ。切迫した、何か追い詰められてゆくような(或いは遁走してゆくような)ギリギリの迫力が、美しさを際だたせる。
終楽章の響きは、もう美しさの極み、と言ったら褒めすぎかな。
第2ヴァイオリンのペーター・リバールも、やや細身の音ながら、好演と思う。シェリングのヴァイオリンが圧倒的に素晴らしいのだが、リバールもなかなかの名手と思う。
録音はさすがに古ぼけてきました。
しかし、定位は見事で、シェリングとリバールがすくっと立って、端正な姿勢で演奏します。
背筋が伸びている感じが伝わる臨場感は、とてもエエです。
なお、カップリングのベートーヴェン(イッセルシュテット/LSO)も、ブラームス(ドラティ/LSO)も素晴らしい演奏。
僕はハイティンクとの再録音を好むんですが、こちら2つもベテラン指揮者の貫禄の伴奏と云うべきか、オーケストラが素晴らしく聴きごたえがあります。
伊予路は春雨です。そぼ降る雨の中、今日は墓参り。
彼岸の中日に逝った亡父の墓参であります。
少しずつ、暖かくなっていく日々であります。
2008/03/19のBlog
[ 04:46 ]
[ 器楽曲 ]
ようやく激務が終わりました。仕事の大山を越えました。
あと一つ二つ山がありますが、まあ平常業務に近いもの、何とかなるでしょ。
出張に休日勤務、毎年のこととはいえ、三月は疲れます。部下の若い士が、期待以上に頑張ってくれました。次年度からの成長がさらに楽しみです。
さて、今日はピアノ曲を聴いてます。
ベートーヴェンのピアノソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」。
ウラディーミル・アシュケナージのピアノ独奏、
1977年の録音。DECCA原盤。
アシュケナージのピアノで聴くベートーヴェンは、その音がクリスタル・グラスのような硬質な輝き、響きは透明感があふれているのが、イイ。混濁せず、とてもスッキリと見通しがよく、そしてやや蒼みがかった、ヒンヤリとした感触が心地よい。
ああ、エエ音やなぁと思う。
第1楽章のアダージョ・ソステヌート。淡いロマンを漂わせながら、格調高くアシュケナージは弾く。テンポも良い。叙情的な演奏と云うべきか。この静謐感は、アシュケナージが得意とするところだろう。
第2楽章は高音だけでなく低音も澄んだクリアな響きで魅了する。重々しくならないのが良い。この、軽快でありながら、ためらいを少し含んだようなトリオを見事に再現する。安心して身を任せられる。
終楽章プレストはアシュケナージの安定した技巧を楽しむところ。
巧いなぁ。全部の音が小気味よく鳴っている感じ。低音などドンドン・ダンダンという鈍重さではなく、ジンジン・カツンカツンといった軽快なもの。指が高速回転しているんだろうなぁ・・・・。
録音は今も素晴らしいです。さすがDECCA。
アシュケナージの美音を鮮やかに捉えていると思います。
とても30年前の録音とは思えない極上さでありました。
********************************************************
ここからは与太話ですので、格調高い人はお読みにならないように。
さて、今日はなぜ「月光」を聴く気になったというとですねえ・・・・。
大仕事が済んで、僕はふらっとパチンコに行ったのです。夜8時から。そして・・・・・。
CR新世紀エヴァンゲリオン「使徒、ふたたび」で大勝利を収めたのであります。
まず、投資1Kで5分ミッション・モード完遂。
これがシャムシェル粉砕のラウンド昇格いたしまして、以後5連チャン。
さらに確変終了後の時短中に綾波レイ覚醒モードに突入、これがまさかの9連チャン。
その後も順調に確変を引き戻して、都合20箱の大勝利。いやぁ、気持ちのエエこと。
カラヤンのコンプリートBOXも、カラスのコンプリートも、ついでにHMVのショッピングカートも、最近新しくしたノートパソコンも、全部賄えちゃいました。
この数ヶ月まじめに仕事していた成果かなぁ・・・。エガッタ、エガッタ。
その「綾波レイ覚醒モード」突入の音楽が、「月光」の第3楽章だったのであります。
レイちゃん、アリガトサン。
また、頼むね。明日からまたまじめに仕事するからね。
あと一つ二つ山がありますが、まあ平常業務に近いもの、何とかなるでしょ。
出張に休日勤務、毎年のこととはいえ、三月は疲れます。部下の若い士が、期待以上に頑張ってくれました。次年度からの成長がさらに楽しみです。
さて、今日はピアノ曲を聴いてます。
ベートーヴェンのピアノソナタ第14番 嬰ハ短調「月光」。
ウラディーミル・アシュケナージのピアノ独奏、
1977年の録音。DECCA原盤。
アシュケナージのピアノで聴くベートーヴェンは、その音がクリスタル・グラスのような硬質な輝き、響きは透明感があふれているのが、イイ。混濁せず、とてもスッキリと見通しがよく、そしてやや蒼みがかった、ヒンヤリとした感触が心地よい。
ああ、エエ音やなぁと思う。
第1楽章のアダージョ・ソステヌート。淡いロマンを漂わせながら、格調高くアシュケナージは弾く。テンポも良い。叙情的な演奏と云うべきか。この静謐感は、アシュケナージが得意とするところだろう。
第2楽章は高音だけでなく低音も澄んだクリアな響きで魅了する。重々しくならないのが良い。この、軽快でありながら、ためらいを少し含んだようなトリオを見事に再現する。安心して身を任せられる。
終楽章プレストはアシュケナージの安定した技巧を楽しむところ。
巧いなぁ。全部の音が小気味よく鳴っている感じ。低音などドンドン・ダンダンという鈍重さではなく、ジンジン・カツンカツンといった軽快なもの。指が高速回転しているんだろうなぁ・・・・。
録音は今も素晴らしいです。さすがDECCA。
アシュケナージの美音を鮮やかに捉えていると思います。
とても30年前の録音とは思えない極上さでありました。
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ここからは与太話ですので、格調高い人はお読みにならないように。
さて、今日はなぜ「月光」を聴く気になったというとですねえ・・・・。
大仕事が済んで、僕はふらっとパチンコに行ったのです。夜8時から。そして・・・・・。
CR新世紀エヴァンゲリオン「使徒、ふたたび」で大勝利を収めたのであります。
まず、投資1Kで5分ミッション・モード完遂。
これがシャムシェル粉砕のラウンド昇格いたしまして、以後5連チャン。
さらに確変終了後の時短中に綾波レイ覚醒モードに突入、これがまさかの9連チャン。
その後も順調に確変を引き戻して、都合20箱の大勝利。いやぁ、気持ちのエエこと。
カラヤンのコンプリートBOXも、カラスのコンプリートも、ついでにHMVのショッピングカートも、最近新しくしたノートパソコンも、全部賄えちゃいました。
この数ヶ月まじめに仕事していた成果かなぁ・・・。エガッタ、エガッタ。
その「綾波レイ覚醒モード」突入の音楽が、「月光」の第3楽章だったのであります。
レイちゃん、アリガトサン。
また、頼むね。明日からまたまじめに仕事するからね。
2008/03/18のBlog
[ 03:47 ]
[ 交響曲 ]
穏やかな春の日でありました。
出勤前に聴いた音楽はハイドン。先日、テイトのモーツァルトを聴いておりましたら、テイトの演奏ではハイドンもエエぞとのコメントを頂きまして、ありゃ、家にもあったなぁと取り出したんです。すると、これが未開封。アカンなぁ、買ったまま放り出してあったんですなあ。(ヤマちゃんさん、有り難うございました)
イカン、イカン。まじめに音楽を聴かにゃ・・・。
ハイドンの交響曲第100番 ト長調「軍隊」。
ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管の演奏。
1986年5月、ロンドンのアビーロード・スタジオでの録音。EMIの廉価盤CD。
第1楽章はアダージョ~アレグロ。
静謐でゆったりとしたアダージョの序奏部が終わると、リズムがよく弾むアレグロへ。いかにもハイドンらしい愉悦の表情がたまらない。大人の微笑み、たしなみを感じさせる笑顔。英国紳士の上品さを漂わせるアレグロと云うべきか。
オケの響きがスッキリとして爽快、フレッシュな感じ。澄んだ空気感が実に心地よい。テンポも速過ぎず、遅すぎず、気持ちの良いものだ。ああ、ハイドンはエエなぁ。一日の始まり、爽やかな朝にふさわしい音楽と、つくづく思う。
第2楽章はアレグレット。
この楽章もテンポが中庸でイイ。心が豊かに広がってゆく、くつろげるテンポ。
テイトの採るテンポは、モーツァルトの交響曲でも感じたことだが、実にイイ。心地よい。無理がなく、とても自然な感じで、素直な気持ちで聴ける。
例の「軍隊」と呼ばれる所以の部分も、妙に派手にならず、品の良い演奏に仕上げている、小編成のオケの音がイイ。特に管楽器は明るく可愛らしく、時にひなびた感じもあってニュアンス多彩。こういうハイドンを聴くのは楽しい。
第3楽章はメヌエットで、とても明るい響きが印象的。
前の2つの楽章とちょっと音が変わった感じがするのだが、録音のせいかな?(テイクの日が違うのかもしれない)。少し軽めの響きになっている。
フィナーレは心弾むプレスト。あまり速くならないのがイイ。しっかりとした足取りで進んでゆく。ティンパニの音が、奥の方で気持ちよく鳴っている。
録音状態良好であります。
室内オーケストラらしい、スッキリとした響きが心地よく捉えられていると思います。
欲を言えば、もう少し奥行きがほしいかな。いつものEMIのコンサート・プレゼンスを意識した音作りとは、やや違う感があります。
アビーロード・スタジオでの録音、悪くないです。尤も、そう感じるのは、僕が1980年代デジタル以降のEMI録音に、あまり期待していないせいかもしれませんが・・・・、
出勤前に聴いた音楽はハイドン。先日、テイトのモーツァルトを聴いておりましたら、テイトの演奏ではハイドンもエエぞとのコメントを頂きまして、ありゃ、家にもあったなぁと取り出したんです。すると、これが未開封。アカンなぁ、買ったまま放り出してあったんですなあ。(ヤマちゃんさん、有り難うございました)
イカン、イカン。まじめに音楽を聴かにゃ・・・。
ハイドンの交響曲第100番 ト長調「軍隊」。
ジェフリー・テイト指揮イギリス室内管の演奏。
1986年5月、ロンドンのアビーロード・スタジオでの録音。EMIの廉価盤CD。
第1楽章はアダージョ~アレグロ。
静謐でゆったりとしたアダージョの序奏部が終わると、リズムがよく弾むアレグロへ。いかにもハイドンらしい愉悦の表情がたまらない。大人の微笑み、たしなみを感じさせる笑顔。英国紳士の上品さを漂わせるアレグロと云うべきか。
オケの響きがスッキリとして爽快、フレッシュな感じ。澄んだ空気感が実に心地よい。テンポも速過ぎず、遅すぎず、気持ちの良いものだ。ああ、ハイドンはエエなぁ。一日の始まり、爽やかな朝にふさわしい音楽と、つくづく思う。
第2楽章はアレグレット。
この楽章もテンポが中庸でイイ。心が豊かに広がってゆく、くつろげるテンポ。
テイトの採るテンポは、モーツァルトの交響曲でも感じたことだが、実にイイ。心地よい。無理がなく、とても自然な感じで、素直な気持ちで聴ける。
例の「軍隊」と呼ばれる所以の部分も、妙に派手にならず、品の良い演奏に仕上げている、小編成のオケの音がイイ。特に管楽器は明るく可愛らしく、時にひなびた感じもあってニュアンス多彩。こういうハイドンを聴くのは楽しい。
第3楽章はメヌエットで、とても明るい響きが印象的。
前の2つの楽章とちょっと音が変わった感じがするのだが、録音のせいかな?(テイクの日が違うのかもしれない)。少し軽めの響きになっている。
フィナーレは心弾むプレスト。あまり速くならないのがイイ。しっかりとした足取りで進んでゆく。ティンパニの音が、奥の方で気持ちよく鳴っている。
録音状態良好であります。
室内オーケストラらしい、スッキリとした響きが心地よく捉えられていると思います。
欲を言えば、もう少し奥行きがほしいかな。いつものEMIのコンサート・プレゼンスを意識した音作りとは、やや違う感があります。
アビーロード・スタジオでの録音、悪くないです。尤も、そう感じるのは、僕が1980年代デジタル以降のEMI録音に、あまり期待していないせいかもしれませんが・・・・、