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2008/06/16のBlog
[ 04:46 ]
[ 交響曲 ]
カルロ・マリア・ジュリーニが死んで3年たちました。
時々彼の指揮したディスクを取り出して聴いておりますが、エエ指揮者だったなぁと思います。今日は、その最盛期の指揮を聴きましょう。
シューマンの交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」。
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルの演奏。
1980年12月のデジタル録音。DG盤。
ジュリーニがメータの後をうけてロサンゼルス・フィルの常任であった時代の名演奏。
ジュリーニの就任によってロスPOは独墺系の名曲をディスクにするようになった。ベートーヴェンの「英雄」、「運命」や「田園」、ブラームスの1番と2番の交響曲、そしてこのシューマン。それらはどれも素晴らしいものだったが、それこそ、ジュリーニの手腕だったろう。(他にはチャイコフスキーの「悲愴」が名演だった)
この「ライン」交響曲は、マーラー編曲版を用いているというが、そんなことよりも、とにかくジュリーニの風格豊かでスケール雄大な演奏が聴けると思う。そして、ジュリーニらしい歌!
晩年になると、ジュリーニの芸風はとにかくテンポが非常に遅くなってゆくのだが、その一歩手前の演奏と云うべきか、スケールはテンポを殺さない程度の大きさであって、楽器一つひとつがよく歌う演奏になっている。ジュリーニ円熟期の一枚と云えそうだ。
第1楽章は、滔々と流れるラインの大河。満々たる水をたたえて、ゆったりと進んでゆくライン川だ。音楽は生気に溢れ、随所にジュリーニ独特の歌が響く。特に弦楽セクションが素晴らしい。音楽の盛り上がりも見事で、柄の大きいオーケストラ音楽が広がってゆく。
第2楽章は中庸なテンポが良く、聴いていて身体にフィットする感じ。スケルツォ楽章なのだが、あまり急がないのがイイ。その分、音楽は風格豊か。大きな広がりを持っている。
第3楽章は優しい表情付けが印象的。
第4楽章は憂愁の音楽だ。ドイツの森に深く入った感じ。ロマン的な音楽が重層的に続いてゆく。
そして、フィナーレ。オーケストラが非常によく鳴っている。マーラー編曲版の成果と云うより、ジュリーニの棒にロサンゼルス・フィルがしなやかに反応して、気持ちよく演奏しているから、よく鳴っているんじゃないかな。金管など、最高の出来、
有終の美と云うべきか。
録音は今も十分に美しいものです。
デジタル初期の録音なんですが、あの独特の硬さがなく、オーケストラはふっくらとした音で鳴ってます。
奥行きが少なく、平面的なのは少し残念ですが、上々の録音と云えましょう。
時々彼の指揮したディスクを取り出して聴いておりますが、エエ指揮者だったなぁと思います。今日は、その最盛期の指揮を聴きましょう。
シューマンの交響曲第3番 変ホ長調 作品97「ライン」。
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルの演奏。
1980年12月のデジタル録音。DG盤。
ジュリーニがメータの後をうけてロサンゼルス・フィルの常任であった時代の名演奏。
ジュリーニの就任によってロスPOは独墺系の名曲をディスクにするようになった。ベートーヴェンの「英雄」、「運命」や「田園」、ブラームスの1番と2番の交響曲、そしてこのシューマン。それらはどれも素晴らしいものだったが、それこそ、ジュリーニの手腕だったろう。(他にはチャイコフスキーの「悲愴」が名演だった)
この「ライン」交響曲は、マーラー編曲版を用いているというが、そんなことよりも、とにかくジュリーニの風格豊かでスケール雄大な演奏が聴けると思う。そして、ジュリーニらしい歌!
晩年になると、ジュリーニの芸風はとにかくテンポが非常に遅くなってゆくのだが、その一歩手前の演奏と云うべきか、スケールはテンポを殺さない程度の大きさであって、楽器一つひとつがよく歌う演奏になっている。ジュリーニ円熟期の一枚と云えそうだ。
第1楽章は、滔々と流れるラインの大河。満々たる水をたたえて、ゆったりと進んでゆくライン川だ。音楽は生気に溢れ、随所にジュリーニ独特の歌が響く。特に弦楽セクションが素晴らしい。音楽の盛り上がりも見事で、柄の大きいオーケストラ音楽が広がってゆく。
第2楽章は中庸なテンポが良く、聴いていて身体にフィットする感じ。スケルツォ楽章なのだが、あまり急がないのがイイ。その分、音楽は風格豊か。大きな広がりを持っている。
第3楽章は優しい表情付けが印象的。
第4楽章は憂愁の音楽だ。ドイツの森に深く入った感じ。ロマン的な音楽が重層的に続いてゆく。
そして、フィナーレ。オーケストラが非常によく鳴っている。マーラー編曲版の成果と云うより、ジュリーニの棒にロサンゼルス・フィルがしなやかに反応して、気持ちよく演奏しているから、よく鳴っているんじゃないかな。金管など、最高の出来、
有終の美と云うべきか。
録音は今も十分に美しいものです。
デジタル初期の録音なんですが、あの独特の硬さがなく、オーケストラはふっくらとした音で鳴ってます。
奥行きが少なく、平面的なのは少し残念ですが、上々の録音と云えましょう。
2008/06/15のBlog
[ 03:36 ]
[ 声楽曲・オペラ ]
さて、独ハルモニア・ムンディの50枚組BOXから聴いております。
J・S・バッハのモテット集。
コンラート・ユングヘーネル指揮(リュートも)、カントゥス・ケルンの演奏。
1995年10月の録音。 BWV225~230の6曲を収録している。
すなわち、
モテット第1番「主に向かいて新しき歌を歌え」BWV225
モテット第5番「来たれ、イエス、来たれ」BWV229
モテット第3番「イエスよ、わが喜び」BWV227
モテット第2番「御霊はわれらが弱きを助け給う」BWV226
モテット第4番「恐るるなかれ、われ汝とあり」BWV228
モテット第6番「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」BWV230
澄んだ声が部屋に広がってゆく。
この演奏は、声楽が各パートひとりずつ、わずか8人の合唱なので、実に爽やか。聴いていて、合唱者の姿がよく「見える」演奏になっている。
しかも音程は正確、一人ひとりの声の美しさ、ソロの流麗さ、アンサンブルの良さ(余韻が消えてゆくところまで揃っている!)、どれをとっても素晴らしい歌唱と思う。
合唱をやる三男坊に云わせると、「さすがプロ。ムチャクチャに巧い!」ということでありました。
大勢の大合唱もエエですが、こういう少人数のアンサンブルで聴くモテットも、ホンマにエエもんですね。
録音も美しく、左右のスピーカーの間に合唱者がスッと立って、等身大で歌声を聴かせる。一人ひとりの口が異様に大きくならない見事な録音。(妙な録音だと、口だけ大きくなってしまうものがあるんです)奥行き、定位とも抜群。合唱はこういう録音で聴きたい。
さて、3月末に三男坊が参加した「第1回声楽アンサンブルコンテスト全国大会」のCDとDVDが届きました。息子が小遣いで注文していたようです。
DVD・CDとも、自分のアンサンブルの演奏に、他の高校(上位入賞)のものを選んでそれぞれ1枚に制作してもらったもの。
日本の高校生の合唱レベルは高いですね。上位校は、どこも立派な歌唱でした。さすがに開催地、東北地方は巧かったですね。
三男坊たちは得点で第4位。惜しくも金賞を逃したようですが、いやいや、それでも大したもんです。
ご褒美にターンベリーで聴かせてやりました。その美しさは全く素晴らしい。
勿論、親のひいき目(耳)でありますが(笑)。
今日の画像は、そのコンテストのパンフレットであります。
父の日に、エエもんを貰いました。
J・S・バッハのモテット集。
コンラート・ユングヘーネル指揮(リュートも)、カントゥス・ケルンの演奏。
1995年10月の録音。 BWV225~230の6曲を収録している。
すなわち、
モテット第1番「主に向かいて新しき歌を歌え」BWV225
モテット第5番「来たれ、イエス、来たれ」BWV229
モテット第3番「イエスよ、わが喜び」BWV227
モテット第2番「御霊はわれらが弱きを助け給う」BWV226
モテット第4番「恐るるなかれ、われ汝とあり」BWV228
モテット第6番「主を頌めまつれ、もろもろの異邦人よ」BWV230
澄んだ声が部屋に広がってゆく。
この演奏は、声楽が各パートひとりずつ、わずか8人の合唱なので、実に爽やか。聴いていて、合唱者の姿がよく「見える」演奏になっている。
しかも音程は正確、一人ひとりの声の美しさ、ソロの流麗さ、アンサンブルの良さ(余韻が消えてゆくところまで揃っている!)、どれをとっても素晴らしい歌唱と思う。
合唱をやる三男坊に云わせると、「さすがプロ。ムチャクチャに巧い!」ということでありました。
大勢の大合唱もエエですが、こういう少人数のアンサンブルで聴くモテットも、ホンマにエエもんですね。
録音も美しく、左右のスピーカーの間に合唱者がスッと立って、等身大で歌声を聴かせる。一人ひとりの口が異様に大きくならない見事な録音。(妙な録音だと、口だけ大きくなってしまうものがあるんです)奥行き、定位とも抜群。合唱はこういう録音で聴きたい。
さて、3月末に三男坊が参加した「第1回声楽アンサンブルコンテスト全国大会」のCDとDVDが届きました。息子が小遣いで注文していたようです。
DVD・CDとも、自分のアンサンブルの演奏に、他の高校(上位入賞)のものを選んでそれぞれ1枚に制作してもらったもの。
日本の高校生の合唱レベルは高いですね。上位校は、どこも立派な歌唱でした。さすがに開催地、東北地方は巧かったですね。
三男坊たちは得点で第4位。惜しくも金賞を逃したようですが、いやいや、それでも大したもんです。
ご褒美にターンベリーで聴かせてやりました。その美しさは全く素晴らしい。
勿論、親のひいき目(耳)でありますが(笑)。
今日の画像は、そのコンテストのパンフレットであります。
父の日に、エエもんを貰いました。
2008/06/14のBlog
[ 03:08 ]
[ 管弦楽曲 ]
週末でありますが、この土日、またもワタクシは出勤であります。
雑務をゴソゴソとこなさなくてはなりません。
この春の職場の定期健康診断の結果が返ってきました。血液検査とか心電図とかね、この頃は腹回りも計測します・・・・・メタボ診断とかいうヤツですね・・・。で、結果は悪玉コレステロールがちと多いほかは良好なものでありました。ホッとひと安心です。このトシになって悪いところが殆どないというのは、日頃のジョギングの成果でしょう。
さて、先日聴いたR・シュトラウス「四つの最後の歌」(S;ジェシー・ノーマン)の伴奏が大変素晴らしかったので、今日は、そのマズア&LGOのコンビで同じくR・シュトラウスを。
R・シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」。
クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の演奏。
1989年6月、ライプツィヒでの録音。フィリップス盤。
CDは丸善&ユニヴァーサルによる名曲シリーズ(通販用かな)「TRINITAT」からのもので、ブックオフなどでよく見かけるもの。250円で売られておりますね。
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、1895年の作品。R・シュトラウスの天才が燦めく、ユーモアに溢れた会心の作。いつ聴いても、見事な音楽と思う。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の音がシックで、少しくすんだ感じなのだが、実に味わい深い響きになって、聴いていて全く心地よい。まさに快感。
弦楽セクションの深々とした柔らかい響き、金管の彫りの深い音が印象的。
特にホルンはコクのある響きで、耳にたいそう心地よい。ティンパニの迫力も素晴らしいし、何よりその音がカッコイイほどに良い。
フィリップスの録音も素晴らしいが、この録音当時、東独は大変な状態になっていたはずで、実際はクラシック音楽の商業録音なんてしている余裕なんかなかったろうなぁ・・・・と思ったりもする。
マズアの指揮は細部に拘泥せず、サラッとおおざっぱに振っている感じ。何もしていないような感じなのだが、オーケストラの響きが素晴らしいので(何度でも書くが、渋く、ふっくらと、柔らかい響き!)、聴き惚れてしまう。
ラストの盛り上がりは見事な貫禄。楽しめます。
録音は今も最高レベル。
音場の広さ、高さ、残響の美しさなど、どれを取っても最高。
(これがブックオフで250円とは・・・・!)
音のブレンド感も良く、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のふっくらとした音が、とても美しく快感であります。
雑務をゴソゴソとこなさなくてはなりません。
この春の職場の定期健康診断の結果が返ってきました。血液検査とか心電図とかね、この頃は腹回りも計測します・・・・・メタボ診断とかいうヤツですね・・・。で、結果は悪玉コレステロールがちと多いほかは良好なものでありました。ホッとひと安心です。このトシになって悪いところが殆どないというのは、日頃のジョギングの成果でしょう。
さて、先日聴いたR・シュトラウス「四つの最後の歌」(S;ジェシー・ノーマン)の伴奏が大変素晴らしかったので、今日は、そのマズア&LGOのコンビで同じくR・シュトラウスを。
R・シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」。
クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の演奏。
1989年6月、ライプツィヒでの録音。フィリップス盤。
CDは丸善&ユニヴァーサルによる名曲シリーズ(通販用かな)「TRINITAT」からのもので、ブックオフなどでよく見かけるもの。250円で売られておりますね。
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」は、1895年の作品。R・シュトラウスの天才が燦めく、ユーモアに溢れた会心の作。いつ聴いても、見事な音楽と思う。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の音がシックで、少しくすんだ感じなのだが、実に味わい深い響きになって、聴いていて全く心地よい。まさに快感。
弦楽セクションの深々とした柔らかい響き、金管の彫りの深い音が印象的。
特にホルンはコクのある響きで、耳にたいそう心地よい。ティンパニの迫力も素晴らしいし、何よりその音がカッコイイほどに良い。
フィリップスの録音も素晴らしいが、この録音当時、東独は大変な状態になっていたはずで、実際はクラシック音楽の商業録音なんてしている余裕なんかなかったろうなぁ・・・・と思ったりもする。
マズアの指揮は細部に拘泥せず、サラッとおおざっぱに振っている感じ。何もしていないような感じなのだが、オーケストラの響きが素晴らしいので(何度でも書くが、渋く、ふっくらと、柔らかい響き!)、聴き惚れてしまう。
ラストの盛り上がりは見事な貫禄。楽しめます。
録音は今も最高レベル。
音場の広さ、高さ、残響の美しさなど、どれを取っても最高。
(これがブックオフで250円とは・・・・!)
音のブレンド感も良く、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のふっくらとした音が、とても美しく快感であります。
2008/06/13のBlog
[ 05:38 ]
[ 交響曲 ]
雨上がり、気温が上昇して非常に蒸し暑くなりました。
梅雨時の暑さはこたえます・・・・・・。
しんどい時には、ベートーヴェンに気合いを入れてもらいましょう。
ベートーヴェンの交響曲第7番 イ長調 作品92。
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。CBS盤。
ワルターらしい、格調高く温もりのある名演奏。
ワルターのベートーヴェンには、稀代の名演「田園」があり、第2や第4交響曲も素敵な演奏だったので、世評「ワルターの偶数番」などと云われているのだが、どうしてどうして、この7番交響曲や「運命」・「合唱」もさすがの大家、奇数番だって十分にスゴイと僕は思う。
第1楽章のテンポ感がイイ。中庸で焦らず、粛々と進みながら実によく歌う演奏。弦はもちろんだが、木管の歌なども実に美しい。録音のせいか、コロンビア響の音がやや薄いのが惜しい。もっと大人数でやれば良かったのに、と思われてならない。
テンポの揺れも面白い。特にコーダではグッとテンポ落ちて、貫禄の演奏となっている。
第2楽章「永遠のアレグレット」は、ワルターに最もふさわしい楽章か。
弦楽セクションの悲痛な歌は、例えようもなく美しい。たっぷりとした歌が流れる。テンポの伸縮も自在で、悲愴感を盛り上げてゆく。
第3楽章は克明な演奏。テンポは中庸、しっかりとしたリズムを刻みつつ、音楽の感興が徐々に高まってゆく。
フォルティシモでのヴァイオリン群の響きが美しい。何とも云えぬ艶があって、ああ、これワルターの音やなぁ・・・・と思う。
フィナーレは更に盛り上がってゆく。しかし、荒々しさよりも優しさ・暖かさが強く感じられる演奏になっている。格調高く、たいそう立派な造形と思う。
第7交響曲が、偉大な作品であることを教えてくれる感じ。終盤で少しアッチェランドがかかってくるのも楽しい。
録音は今も上々です。
やや音が薄いのはオケの編成によるものでしょうか。音色や響きは今も十分に美しく、ワルターがやりたかったことを十分に伝えるものと思います。
思えば、ワルター最晩年、よくぞ沢山のステレオ録音を遺してくれたと思います。
さて、iTunesを我がステレオで再生するには、USBオーディオプロセッサを使えばよろしいとうこと・・・・よしさん、Summyさん、アドバイス、有り難うございました。
ONKYO のWAVIO SE-U33GXPやSE-U55SX(W) を考えてみようと思います。
ただ、デスクトップPCとアンプの距離が4mくらいあるので、繋げるのが大変そうです・・・。
梅雨時の暑さはこたえます・・・・・・。
しんどい時には、ベートーヴェンに気合いを入れてもらいましょう。
ベートーヴェンの交響曲第7番 イ長調 作品92。
ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。CBS盤。
ワルターらしい、格調高く温もりのある名演奏。
ワルターのベートーヴェンには、稀代の名演「田園」があり、第2や第4交響曲も素敵な演奏だったので、世評「ワルターの偶数番」などと云われているのだが、どうしてどうして、この7番交響曲や「運命」・「合唱」もさすがの大家、奇数番だって十分にスゴイと僕は思う。
第1楽章のテンポ感がイイ。中庸で焦らず、粛々と進みながら実によく歌う演奏。弦はもちろんだが、木管の歌なども実に美しい。録音のせいか、コロンビア響の音がやや薄いのが惜しい。もっと大人数でやれば良かったのに、と思われてならない。
テンポの揺れも面白い。特にコーダではグッとテンポ落ちて、貫禄の演奏となっている。
第2楽章「永遠のアレグレット」は、ワルターに最もふさわしい楽章か。
弦楽セクションの悲痛な歌は、例えようもなく美しい。たっぷりとした歌が流れる。テンポの伸縮も自在で、悲愴感を盛り上げてゆく。
第3楽章は克明な演奏。テンポは中庸、しっかりとしたリズムを刻みつつ、音楽の感興が徐々に高まってゆく。
フォルティシモでのヴァイオリン群の響きが美しい。何とも云えぬ艶があって、ああ、これワルターの音やなぁ・・・・と思う。
フィナーレは更に盛り上がってゆく。しかし、荒々しさよりも優しさ・暖かさが強く感じられる演奏になっている。格調高く、たいそう立派な造形と思う。
第7交響曲が、偉大な作品であることを教えてくれる感じ。終盤で少しアッチェランドがかかってくるのも楽しい。
録音は今も上々です。
やや音が薄いのはオケの編成によるものでしょうか。音色や響きは今も十分に美しく、ワルターがやりたかったことを十分に伝えるものと思います。
思えば、ワルター最晩年、よくぞ沢山のステレオ録音を遺してくれたと思います。
さて、iTunesを我がステレオで再生するには、USBオーディオプロセッサを使えばよろしいとうこと・・・・よしさん、Summyさん、アドバイス、有り難うございました。
ONKYO のWAVIO SE-U33GXPやSE-U55SX(W) を考えてみようと思います。
ただ、デスクトップPCとアンプの距離が4mくらいあるので、繋げるのが大変そうです・・・。
2008/06/12のBlog
[ 04:20 ]
[ 交響曲 ]
四国は午後から雨でした。予報では今日も大雨とか・・・・・。
ぐずついた天気が続くときには、スカッとした音楽を聴きたいものであります。
スピーカーからも、少し乾いた、サラサラした音を出してやりたいものです。
そやそや、今日は「イタリア」を聴こう。ラックをゴソゴソと探し出したのはミュンシュ盤です。
メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」。
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。RCA盤。
伸び伸びとした旋律の美しさ、軽快で生き生きとしたリズム。
メンデルスゾーンのこの交響曲は、ドイツ・ロマン派の交響曲の中でも、際だって爽快。まさに「イタリア」的な明朗な音楽と思う。
そして、時に垣間見せるラテン的な熱狂・・・・・。
ミュンシュの振るメンデルスゾーンは、その熱に浮かされたところが実によく出ていると思う。
もう第1楽章から熱っぽいアレグロ・ヴィヴァーチェ。
ソナタ形式って、こんなに熱かったっけ?・・・論理よりも情熱、この交響曲はラテン気質の底抜けの明るさが命と云わんばかりの演奏。ミュンシュの血潮が燃える。
ボストン響はミュンシュの情熱的な指揮に応えて、見事な演奏を聴かせてくれる。弦楽セクションのしっとり感は素晴らしい。
第2楽章はアンダンテ・コン・モート。テンポは速めでサクサク進む。そのサラサラ感がイイ。しかし、素っ気ない演奏ではなく、旋律は実によく歌いこまれている。
「イタリア」にベタつく演奏は似合わない。粘りも要らない。スカッと進む、ミュンシュのような演奏がイイ。
第3楽章はよく歌う舞曲。コン・モト・モデラート。実に流麗なメヌエットだが、木管や金管の響きは渋い。ボストン響の音だ。アンサンブルはさすが、ピタッとが合っている。
フィナーレは充実。昂奮と共感のサルタレルロ。テンポは中庸で、中身をぎっしり詰め込んだ感じの演奏。ミュンシュはあまり速くならずに、力強く、激しく、そして明るく演奏させる。見事な終曲と思う。
録音は今も上々であります。
50年前、ステレオ初期のものですが、さすがにRCA、好録音と思います。
音の鮮度は少し落ちてきた感じですし、時にざらつく感じがするのは、ひょっとしてアンサンブルの精度がイマイチなのかもしれません。
ぐずついた天気が続くときには、スカッとした音楽を聴きたいものであります。
スピーカーからも、少し乾いた、サラサラした音を出してやりたいものです。
そやそや、今日は「イタリア」を聴こう。ラックをゴソゴソと探し出したのはミュンシュ盤です。
メンデルスゾーンの交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」。
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団の演奏。
1958年2月の録音。RCA盤。
伸び伸びとした旋律の美しさ、軽快で生き生きとしたリズム。
メンデルスゾーンのこの交響曲は、ドイツ・ロマン派の交響曲の中でも、際だって爽快。まさに「イタリア」的な明朗な音楽と思う。
そして、時に垣間見せるラテン的な熱狂・・・・・。
ミュンシュの振るメンデルスゾーンは、その熱に浮かされたところが実によく出ていると思う。
もう第1楽章から熱っぽいアレグロ・ヴィヴァーチェ。
ソナタ形式って、こんなに熱かったっけ?・・・論理よりも情熱、この交響曲はラテン気質の底抜けの明るさが命と云わんばかりの演奏。ミュンシュの血潮が燃える。
ボストン響はミュンシュの情熱的な指揮に応えて、見事な演奏を聴かせてくれる。弦楽セクションのしっとり感は素晴らしい。
第2楽章はアンダンテ・コン・モート。テンポは速めでサクサク進む。そのサラサラ感がイイ。しかし、素っ気ない演奏ではなく、旋律は実によく歌いこまれている。
「イタリア」にベタつく演奏は似合わない。粘りも要らない。スカッと進む、ミュンシュのような演奏がイイ。
第3楽章はよく歌う舞曲。コン・モト・モデラート。実に流麗なメヌエットだが、木管や金管の響きは渋い。ボストン響の音だ。アンサンブルはさすが、ピタッとが合っている。
フィナーレは充実。昂奮と共感のサルタレルロ。テンポは中庸で、中身をぎっしり詰め込んだ感じの演奏。ミュンシュはあまり速くならずに、力強く、激しく、そして明るく演奏させる。見事な終曲と思う。
録音は今も上々であります。
50年前、ステレオ初期のものですが、さすがにRCA、好録音と思います。
音の鮮度は少し落ちてきた感じですし、時にざらつく感じがするのは、ひょっとしてアンサンブルの精度がイマイチなのかもしれません。
2008/06/11のBlog
[ 05:54 ]
[ 交響曲 ]
今日は「iTunes Store」のことなんですが・・・・・・・。
モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」。
トレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサートの演奏。
コンサート・マスターはピーター・ハンソン。
1995年1月、ロンドンでの録音。アルヒーフ原盤。
CD番号はUCCG9540。ユニヴァーサルから3年前に発売された1,000円盤CD。
爽快で充実した演奏。古楽器なのに、堂々と恰幅がよい。ちっとも音が細くない。立派な演奏。そして、やはり古楽器らしく、聴いた後の爽快感が気持ちいい。
アンサンブルは決まっているし、楽器のバランスも申し分ない。
現代楽器のオケで聴くときと比較すると、今まで聞こえなかったフレーズや音が飛び出してくるのは、いかにも古楽器演奏。実に面白い。
でも、古楽器独特のエキセントリックなところが皆無で、先にも書いたように堂々とした感じの演奏になっている。
フィナーレなど、圧倒的な響き。フーガがスゴイ。モーツァルトが書いた最高の(いや、人類が書いた最高の、と云うべきか)フーガが、明るく軽やかに、しかし意味深い響きとともに耳に届いてくる。ああ、この音楽は凄い。モーツァルトってホンマにスゴイ作曲家だったんだと、つくづく感じ入ってしまう・・・・という演奏になっている。
録音も素晴らしく、音場は広く、高音の伸びも良い。
響きも柔らかく、実に聴きやすい音質と思います。
このピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルトは全集になってます。
輸入盤CDだと11枚組BOXセット、8,000円くらいで買えるようです。
iTunes Storeでは1,500円で手にはいると・・・・・(これは、よしさんのブログがきっかけで知りました。有り難うございました)。
そこで、初めてダウンロード購入してみたのです。ダウンロードは実に簡単、ものの数分でありました。早速、音質を比べようと、40番とジュピターをCD-Rにして・・・・。
CDとCD-R、取っ替え引っ替え、音質確認です。
どうも、高音のひと伸び、余韻の美しさ、弦楽器の艶と柔らかい質感などでは、CDの方が良いようですが、音楽に浸り始めると、その差は殆ど感じられなくなります。
CD-Rでも十分な音質と言えます。音場の広がり、臨場感などは一緒です。
比較試聴している我が家のシステムは
■Luxman L509S
■DENON DCD-S10Ⅲ
■TANNOY ターンベリーHE
であります。
もうこれなら、iTunes Storeで十分だわいなぁ・・・と思いつつ、探してみると1,500円の激安全集が、あるわあるわ・・・・・・。
結局、僕は勢いで、ピノックのモーツァルト全集だけでなく、「ゲザ・アンダのモーツァルト ピアノ協奏曲全集」と「リヒター&ミュンヘン・バッハ管 バッハの受難曲・声楽曲セット」をクリックしてしまったのでした。
さて、レヴァイン&メトのワーグナー「リング」は、どうしたもんでしょう・・・・・(^^ゞ
モーツァルトの交響曲第41番 ハ長調 K.551「ジュピター」。
トレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサートの演奏。
コンサート・マスターはピーター・ハンソン。
1995年1月、ロンドンでの録音。アルヒーフ原盤。
CD番号はUCCG9540。ユニヴァーサルから3年前に発売された1,000円盤CD。
爽快で充実した演奏。古楽器なのに、堂々と恰幅がよい。ちっとも音が細くない。立派な演奏。そして、やはり古楽器らしく、聴いた後の爽快感が気持ちいい。
アンサンブルは決まっているし、楽器のバランスも申し分ない。
現代楽器のオケで聴くときと比較すると、今まで聞こえなかったフレーズや音が飛び出してくるのは、いかにも古楽器演奏。実に面白い。
でも、古楽器独特のエキセントリックなところが皆無で、先にも書いたように堂々とした感じの演奏になっている。
フィナーレなど、圧倒的な響き。フーガがスゴイ。モーツァルトが書いた最高の(いや、人類が書いた最高の、と云うべきか)フーガが、明るく軽やかに、しかし意味深い響きとともに耳に届いてくる。ああ、この音楽は凄い。モーツァルトってホンマにスゴイ作曲家だったんだと、つくづく感じ入ってしまう・・・・という演奏になっている。
録音も素晴らしく、音場は広く、高音の伸びも良い。
響きも柔らかく、実に聴きやすい音質と思います。
このピノック/イングリッシュ・コンサートのモーツァルトは全集になってます。
輸入盤CDだと11枚組BOXセット、8,000円くらいで買えるようです。
iTunes Storeでは1,500円で手にはいると・・・・・(これは、よしさんのブログがきっかけで知りました。有り難うございました)。
そこで、初めてダウンロード購入してみたのです。ダウンロードは実に簡単、ものの数分でありました。早速、音質を比べようと、40番とジュピターをCD-Rにして・・・・。
CDとCD-R、取っ替え引っ替え、音質確認です。
どうも、高音のひと伸び、余韻の美しさ、弦楽器の艶と柔らかい質感などでは、CDの方が良いようですが、音楽に浸り始めると、その差は殆ど感じられなくなります。
CD-Rでも十分な音質と言えます。音場の広がり、臨場感などは一緒です。
比較試聴している我が家のシステムは
■Luxman L509S
■DENON DCD-S10Ⅲ
■TANNOY ターンベリーHE
であります。
もうこれなら、iTunes Storeで十分だわいなぁ・・・と思いつつ、探してみると1,500円の激安全集が、あるわあるわ・・・・・・。
結局、僕は勢いで、ピノックのモーツァルト全集だけでなく、「ゲザ・アンダのモーツァルト ピアノ協奏曲全集」と「リヒター&ミュンヘン・バッハ管 バッハの受難曲・声楽曲セット」をクリックしてしまったのでした。
さて、レヴァイン&メトのワーグナー「リング」は、どうしたもんでしょう・・・・・(^^ゞ
2008/06/10のBlog
[ 01:41 ]
[ 交響曲 ]
週の初めは激務であります。3つほどのプロジェクトを抱えて、これがほぼ同じ時期に完了しなくてはならないので、日々あくせくしております。
今日は部下がよく頑張ってくれました。大いなる進捗に、ようやくゴールが見えてきた感じ。
さて、LPを聴いています。
疲れているときに、CDよりLPの音が恋しくなるのは、さて、トシのせいでしょうか。
解像度はイマイチだし、時にノイズが入るし、ひっくり返すのは手間だし・・・・・ということで、普段はCDばかり(買い直したものも多いんです)・・・・。
しかし、LPのあのトロッとした柔らかさ、無理のない音づくり、弦楽器の美しさ・・・・・も、実にエエのです。
で・・・・。
シベリウスの交響曲第5番 変ホ長調 作品82。
コリン・デイヴィス指揮ボストン交響楽団の演奏。
1976年5月の録音。フィリップス盤のLP全集からの1枚。
(5枚組7,500円の廉価盤でありました・・・・・)
1970年代を代表するシベリウスの交響曲全集。発売からしばらくは絶賛され続けた名全集とおもう。
英国人はシベリウスを好むという(日本人も同様だが)。そのなかで、デイヴィスはこの録音を境に、大指揮者になっていったんじゃないか。この前後に、アムステルダム・コンセルトヘボウ管やボストン響と組んで、デイヴィスは次々に録音を重ねて、フィリップスの看板指揮者になっていった。あの時代のデイヴィスの活躍は見事だったと思う。
さて、その演奏。
ボストン響の響きがとても渋く、しっとりとした感じで実に聴きやすい。ややくすんだ、艶消しのような音。地味だが落ち着きのある音。こういうのを「燻し銀のような」と形容するんだろうなぁ。
そして、この音がいかにもシベリウスにふさわしい感じがする。
デイヴィスの指揮は直情的なところがあって、その点で新鮮ではあるのだが、ちと強引かなぁと思うところもあり。一気に押し切るというか、細部にこだわるよりは音楽の自然な流れを重視しているというべきか。
それを包み込むボストン響の音が素晴らしく、デイヴィスを補っている感もある。その音は全編が聴きどころと言ってもいいかもしれない。
特に弦。シックな味わい、紳士の音。
こういう音を出すオケの本拠地・・・・行ってみたいなぁと思う。
録音は今も上々であります。
アナログ全盛期のフィリップス・トーンが十分に楽しめます。
音場感は今一歩。奥行きが少し薄く、ペタッとした感じではあります。
今日は部下がよく頑張ってくれました。大いなる進捗に、ようやくゴールが見えてきた感じ。
さて、LPを聴いています。
疲れているときに、CDよりLPの音が恋しくなるのは、さて、トシのせいでしょうか。
解像度はイマイチだし、時にノイズが入るし、ひっくり返すのは手間だし・・・・・ということで、普段はCDばかり(買い直したものも多いんです)・・・・。
しかし、LPのあのトロッとした柔らかさ、無理のない音づくり、弦楽器の美しさ・・・・・も、実にエエのです。
で・・・・。
シベリウスの交響曲第5番 変ホ長調 作品82。
コリン・デイヴィス指揮ボストン交響楽団の演奏。
1976年5月の録音。フィリップス盤のLP全集からの1枚。
(5枚組7,500円の廉価盤でありました・・・・・)
1970年代を代表するシベリウスの交響曲全集。発売からしばらくは絶賛され続けた名全集とおもう。
英国人はシベリウスを好むという(日本人も同様だが)。そのなかで、デイヴィスはこの録音を境に、大指揮者になっていったんじゃないか。この前後に、アムステルダム・コンセルトヘボウ管やボストン響と組んで、デイヴィスは次々に録音を重ねて、フィリップスの看板指揮者になっていった。あの時代のデイヴィスの活躍は見事だったと思う。
さて、その演奏。
ボストン響の響きがとても渋く、しっとりとした感じで実に聴きやすい。ややくすんだ、艶消しのような音。地味だが落ち着きのある音。こういうのを「燻し銀のような」と形容するんだろうなぁ。
そして、この音がいかにもシベリウスにふさわしい感じがする。
デイヴィスの指揮は直情的なところがあって、その点で新鮮ではあるのだが、ちと強引かなぁと思うところもあり。一気に押し切るというか、細部にこだわるよりは音楽の自然な流れを重視しているというべきか。
それを包み込むボストン響の音が素晴らしく、デイヴィスを補っている感もある。その音は全編が聴きどころと言ってもいいかもしれない。
特に弦。シックな味わい、紳士の音。
こういう音を出すオケの本拠地・・・・行ってみたいなぁと思う。
録音は今も上々であります。
アナログ全盛期のフィリップス・トーンが十分に楽しめます。
音場感は今一歩。奥行きが少し薄く、ペタッとした感じではあります。
2008/06/09のBlog
[ 05:32 ]
[ 声楽曲・オペラ ]
蒸し暑い日曜日でありました。
今日はようやく聴けた一枚を。
R・シュトラウスの「四つの最後の歌」。
ジェシー・ノーマンのソプラノ独唱、クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の演奏。
1982年6月、ライプツィヒでの録音。フィリップス盤。
ジェシー・ノーマンの圧倒的声量が素晴らしい。
この演奏は発売当初から大絶賛。クラシック音楽関係誌こぞって好評、録音も当時絶好調のフィリップスの最高峰の音質であったので評価高く、『ステレオ』誌や『ステレオ・サウンド』誌などでは、試聴用のディスクとして用いられていたと思う。
まず、ノーマンの歌が素晴らしい。声も大きく輝かしい。同時にソフトに包み込むようなところもあって、その美しさがいろいろ変化してゆく。
影を帯びた美しさもあれば、キラキラと光を反射するような美しさもあり、時に強靱、時にゾッとするような繊細な声もあり、いやもう、聴き惚れてしまう。
単調にならないのがイイ。
オーケストラも美しい。R・シュトラウスの絶妙なオーケストレーションを心ゆくまで堪能できる。音は名にし負うゲヴァントハウス管、深々として豊潤、どこか素朴な味わいもあって、まあとにかく美しい。
マズアの指揮も自然な感じで、癖がない。あまり手管を使っている感じがないのだが、なに、これだけの大名曲、なあんもしないのが良いのかもしれない。
第2曲「九月」でのホルンのソロなど、ゾクゾクするほど美しい。
そして、名曲「夕映えの中で」。
甘美で濃厚なロマンティシズム。ノーマンの歌唱も見事なら、オケもR・シュトラウスの音楽の美しさを満喫させてくれる。
録音も自然な感じで、ふっくらと豊かな響きが素晴らしい。
音場広大、歌唱も管弦楽も臨場感たっぷりに広がっていきます。
これを聴いたのは初夏の夕暮れ時でありました。
田んぼの緑が日に日に濃くなっていきます。ああ、今年も豊かな収穫でありますように。我が家の畑も、早くも茄子が実をつけ始めました。キュウリも一本収穫出来ました。
夏の食卓が始まります。
今日はようやく聴けた一枚を。
R・シュトラウスの「四つの最後の歌」。
ジェシー・ノーマンのソプラノ独唱、クルト・マズア指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管の演奏。
1982年6月、ライプツィヒでの録音。フィリップス盤。
ジェシー・ノーマンの圧倒的声量が素晴らしい。
この演奏は発売当初から大絶賛。クラシック音楽関係誌こぞって好評、録音も当時絶好調のフィリップスの最高峰の音質であったので評価高く、『ステレオ』誌や『ステレオ・サウンド』誌などでは、試聴用のディスクとして用いられていたと思う。
まず、ノーマンの歌が素晴らしい。声も大きく輝かしい。同時にソフトに包み込むようなところもあって、その美しさがいろいろ変化してゆく。
影を帯びた美しさもあれば、キラキラと光を反射するような美しさもあり、時に強靱、時にゾッとするような繊細な声もあり、いやもう、聴き惚れてしまう。
単調にならないのがイイ。
オーケストラも美しい。R・シュトラウスの絶妙なオーケストレーションを心ゆくまで堪能できる。音は名にし負うゲヴァントハウス管、深々として豊潤、どこか素朴な味わいもあって、まあとにかく美しい。
マズアの指揮も自然な感じで、癖がない。あまり手管を使っている感じがないのだが、なに、これだけの大名曲、なあんもしないのが良いのかもしれない。
第2曲「九月」でのホルンのソロなど、ゾクゾクするほど美しい。
そして、名曲「夕映えの中で」。
甘美で濃厚なロマンティシズム。ノーマンの歌唱も見事なら、オケもR・シュトラウスの音楽の美しさを満喫させてくれる。
録音も自然な感じで、ふっくらと豊かな響きが素晴らしい。
音場広大、歌唱も管弦楽も臨場感たっぷりに広がっていきます。
これを聴いたのは初夏の夕暮れ時でありました。
田んぼの緑が日に日に濃くなっていきます。ああ、今年も豊かな収穫でありますように。我が家の畑も、早くも茄子が実をつけ始めました。キュウリも一本収穫出来ました。
夏の食卓が始まります。
2008/06/08のBlog
[ 04:39 ]
[ 管弦楽曲 ]
週末土曜日、僕は出勤、受験生の三男坊はマーク模試で学校へ、家人は趣味の絵手紙展の準備と・・・・それぞれに忙しくしておりました。
涼しい風が心地よい初夏の陽気でありましたな。
さて、今日の音楽。
ムソルグスキー(ラヴェル編)の組曲「展覧会の絵」。
セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルの演奏。
1993年9月、ミュンヘンのガスタイクでの録音。EMI発売のライヴ盤。
チェリビダッケの演奏をFM放送で必死に聴いたのは1980年だったろうか(来日はロンドン響とだったのだか、FMでの放送はシュトゥットガルト放送響だったかもしれない)。
「シェエラザード」や「展覧会の絵」などを懸命にエア・チェックしたことを思い出す。
演奏はえらく遅かった。止まってしまうような遅さだった。ただ、それは粘り着くようなものではなく、細部にこだわって美しく演奏したら遅くなってしまった、という感じのものだった。
8年前にカセットデッキが壊れたのをしおに、カセットテープも処分してしまったので、今は手元にないのが残念。チェリビダッケの演奏は何回か聴き直したが、たいそう美演だったと思い出す。チェリビダッケはカラヤンとBPOの首席を争ったというエピソードは有名だし、互いに嫌っていたフシもあるのだが、「オーケストラに美しく演奏させる」という点では、いろいろ似ているところもあったような気もする。(カラヤンは速く、チェリビダッケは遅い、という違いがあるけれど・・・・)。
(そうそう、カセットデッキはオーレックスのPC-X88AD 、懐かしい「アドレス」録音が出来るデッキでありました)
さて、このディスクの演奏。
もちろん、チェリビダッケらしく、非常に遅い演奏。ミュンヘン・フィルがよくついていると思う。
冒頭のトランペットからして、もう飛んでもなく遅く、朗々と吹き上げる。このプレリュードのテンポ感が全編を支配しているのだが、時々に出現するそのテーマは実に美しく個性的。「ひなどり」や「サミュエル・ゴールデンベルク」などは、やや遅め程度、だからこの演奏の中では、まっとうなふつうのテンポのように感じてしまう。
全体的には、大変細かなところまで気を配って、それこそ微に入り細を穿つ演奏になっている。特に個々の楽器の音色が実に色彩的で、時間の経過とともに刻々と変化してゆく。
また、曲によってはガラッと音色が急激に変化する。それを聴くのは楽しい。
テンポが遅いだけではない、彼の本領は、音色の変化、響きの多彩さにあるのだろうなぁ。ディスクでこれだけ素晴らしいのだから、さぞや実演は凄かったんだろうと想像してしまう。
録音状態はまずますであります。
ライヴのハンディを感じさせず、よく録れていると思います。
臨場感は抜群、聴いていてその雰囲気を楽しめます。
涼しい風が心地よい初夏の陽気でありましたな。
さて、今日の音楽。
ムソルグスキー(ラヴェル編)の組曲「展覧会の絵」。
セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィルの演奏。
1993年9月、ミュンヘンのガスタイクでの録音。EMI発売のライヴ盤。
チェリビダッケの演奏をFM放送で必死に聴いたのは1980年だったろうか(来日はロンドン響とだったのだか、FMでの放送はシュトゥットガルト放送響だったかもしれない)。
「シェエラザード」や「展覧会の絵」などを懸命にエア・チェックしたことを思い出す。
演奏はえらく遅かった。止まってしまうような遅さだった。ただ、それは粘り着くようなものではなく、細部にこだわって美しく演奏したら遅くなってしまった、という感じのものだった。
8年前にカセットデッキが壊れたのをしおに、カセットテープも処分してしまったので、今は手元にないのが残念。チェリビダッケの演奏は何回か聴き直したが、たいそう美演だったと思い出す。チェリビダッケはカラヤンとBPOの首席を争ったというエピソードは有名だし、互いに嫌っていたフシもあるのだが、「オーケストラに美しく演奏させる」という点では、いろいろ似ているところもあったような気もする。(カラヤンは速く、チェリビダッケは遅い、という違いがあるけれど・・・・)。
(そうそう、カセットデッキはオーレックスのPC-X88AD 、懐かしい「アドレス」録音が出来るデッキでありました)
さて、このディスクの演奏。
もちろん、チェリビダッケらしく、非常に遅い演奏。ミュンヘン・フィルがよくついていると思う。
冒頭のトランペットからして、もう飛んでもなく遅く、朗々と吹き上げる。このプレリュードのテンポ感が全編を支配しているのだが、時々に出現するそのテーマは実に美しく個性的。「ひなどり」や「サミュエル・ゴールデンベルク」などは、やや遅め程度、だからこの演奏の中では、まっとうなふつうのテンポのように感じてしまう。
全体的には、大変細かなところまで気を配って、それこそ微に入り細を穿つ演奏になっている。特に個々の楽器の音色が実に色彩的で、時間の経過とともに刻々と変化してゆく。
また、曲によってはガラッと音色が急激に変化する。それを聴くのは楽しい。
テンポが遅いだけではない、彼の本領は、音色の変化、響きの多彩さにあるのだろうなぁ。ディスクでこれだけ素晴らしいのだから、さぞや実演は凄かったんだろうと想像してしまう。
録音状態はまずますであります。
ライヴのハンディを感じさせず、よく録れていると思います。
臨場感は抜群、聴いていてその雰囲気を楽しめます。
2008/06/07のBlog
[ 04:35 ]
[ 器楽曲 ]
ドイツ・ハルモニア・ムンディの例の50枚組激安ボックスをボツボツ聴いています。
これだけ世が激安BOX時代になると、どうしてもミチョランマ(未聴の山)状態になってしまいますな。反省。
ボツボツでも聴かなアキマヘン。
そこで取り出したのは
J・S・バッハのゴルトベルク変奏曲 BWV988。
グスタフ・レオンハルトのチェンバロ独奏。
1976年9月頃の録音。
僕がクラシック音楽を聴き始めた頃、コレギウム・アウレウム合奏団の廉価盤LPが沢山発売されていて、いわばそれが僕の古楽器聴取体験の原点。キルハイムのフッガー城糸杉の間の名録音、エエ音だったなぁ・・・・。ただ、演奏は古楽器を使った現代風のものであったらしく、その後に知ったピノックやホグウッド、ブリュッヘンなどが随分切れ味鋭く、また快速に(時には前のめりのような感じにさえ)聞こえたものだった。
その時代、すでにレオンハルトは古楽器研究と演奏の泰斗。演奏はあまり聴いたことがなかったのだが、鋭い演奏という印象は強かった。
そんな記憶の中で聴き始めたゴルトベルク変奏曲だが、印象は、穏やかな感じだった。
あれ、もっとエキセントリックな感じだったのになぁ・・・・と思いつつも、長いこと聴いていると、1990年代以降の古楽器演奏が非常に激しく先鋭的だったので、1970年代のこの演奏などは、かえって穏やかに感じてしまう、僕の耳はそう変化してきたのだろう。
ゆったりとした主題で始まる。
チェンバロの音が美しい。心にしみてくるような音。響きも素晴らしい。部屋の隅に余韻が響いてゆく。
初夏の夜、水を張った田んぼが我が部屋の南面に広がり、カエルの盛大な鳴き声が届きます。少しボリュームを上げて、その声に対抗するようにして・・・・。
田を渡る風は涼しく、軽く頬を撫でてゆく・・・・。ああ、こんな季節、爽やかな空気の中でバッハを聴けば、カイザリンク伯爵以上に、よく眠れることだろうなあ。
レオンハルトの演奏は独特のアーティキュレーションがあって面白い。研究によって裏打ちされたものなのだろう。その演奏には揺るぎがなく、そして真摯な姿勢が伺えるのも良い。
使用しているチェンバロの響きは、やや細身で、実に軽やか。音色は明るめ。
サラッと乾いた感じがするのが、また良い。
録音も上々で、静かな夜に、あまり音量を上げずに聴くのがエエ感じです。
さて、次はこのボックスから何を取り出しましょうか。
これだけ世が激安BOX時代になると、どうしてもミチョランマ(未聴の山)状態になってしまいますな。反省。
ボツボツでも聴かなアキマヘン。
そこで取り出したのは
J・S・バッハのゴルトベルク変奏曲 BWV988。
グスタフ・レオンハルトのチェンバロ独奏。
1976年9月頃の録音。
僕がクラシック音楽を聴き始めた頃、コレギウム・アウレウム合奏団の廉価盤LPが沢山発売されていて、いわばそれが僕の古楽器聴取体験の原点。キルハイムのフッガー城糸杉の間の名録音、エエ音だったなぁ・・・・。ただ、演奏は古楽器を使った現代風のものであったらしく、その後に知ったピノックやホグウッド、ブリュッヘンなどが随分切れ味鋭く、また快速に(時には前のめりのような感じにさえ)聞こえたものだった。
その時代、すでにレオンハルトは古楽器研究と演奏の泰斗。演奏はあまり聴いたことがなかったのだが、鋭い演奏という印象は強かった。
そんな記憶の中で聴き始めたゴルトベルク変奏曲だが、印象は、穏やかな感じだった。
あれ、もっとエキセントリックな感じだったのになぁ・・・・と思いつつも、長いこと聴いていると、1990年代以降の古楽器演奏が非常に激しく先鋭的だったので、1970年代のこの演奏などは、かえって穏やかに感じてしまう、僕の耳はそう変化してきたのだろう。
ゆったりとした主題で始まる。
チェンバロの音が美しい。心にしみてくるような音。響きも素晴らしい。部屋の隅に余韻が響いてゆく。
初夏の夜、水を張った田んぼが我が部屋の南面に広がり、カエルの盛大な鳴き声が届きます。少しボリュームを上げて、その声に対抗するようにして・・・・。
田を渡る風は涼しく、軽く頬を撫でてゆく・・・・。ああ、こんな季節、爽やかな空気の中でバッハを聴けば、カイザリンク伯爵以上に、よく眠れることだろうなあ。
レオンハルトの演奏は独特のアーティキュレーションがあって面白い。研究によって裏打ちされたものなのだろう。その演奏には揺るぎがなく、そして真摯な姿勢が伺えるのも良い。
使用しているチェンバロの響きは、やや細身で、実に軽やか。音色は明るめ。
サラッと乾いた感じがするのが、また良い。
録音も上々で、静かな夜に、あまり音量を上げずに聴くのがエエ感じです。
さて、次はこのボックスから何を取り出しましょうか。
2008/06/06のBlog
[ 05:28 ]
[ 管弦楽曲 ]
朝の雨が昼には上がって、蒸し暑くなりました。
ここ数日、気温が低かったのですが、初夏の湿気が戻って気温も上昇しました。
そろそろ夏であります。
さて、今日は単純明快なオーケストラ曲。
懐かしい演奏・1枚であります。
チャイコフスキーの大序曲「1812年」作品49。
エリック・カンゼル指揮シンシナティ交響楽団の演奏。
1978年9月、シンシナティ・ミュージックホールでのデジタル録音。TELARCの有名な録音なので、持っている方も多いでしょう。
先日の松山出張で入手したCD。500円。思わず懐かしくなって購入。
これ、LPで持っていたんです。大砲と鐘の音が強烈で、生半可な装置では再生できなかった。何しろLPの溝がスゴイ。最大ボリュームのところで、溝の隙間が異様に広々と空いているのが見えた。カッティングも大変だったんじゃないかと想像する。並みのプレーヤーではトレース不能とさえ云われたものだった。・・・・僕のプレーヤーは並みのものなので、再生できなかった(;.;)。
TELARCレーベルを全世界に知らしめたのは、このレコードだったろう。
『レコード芸術』6月号に、エリック・カンゼルのインタビュー記事が載っているが、このレコードはCDも合わせて全世界で90万枚も売れたという。クラシック音楽のディスクとしたら、これは大きな売り上げだろう。
結局、このLPは僕の友人が(YAMAHAのGT2000とオルトフォンの高級カートリッジの使い手であります)、僕の部屋から持ち出して、そのまんまになりました・・・・。
さて、演奏。
あの大音量大砲を知っているので、音量を抑え気味にして聴き始める。
音場は広大で、音はまろやか、定位抜群で臨場感が素晴らしい。
迫力がスゴイだけではない、音楽全体が実に聴きやすい。これはやはりTELARCの傑作レコードだろう。
大砲はやはりもの凄いです。圧倒的な迫力、ダイナミック・レンジ広大。
小音量で再生し始めて良かった。クライマックスでの音の大きさは半端じゃない。
部屋が震える、スピーカーが揺さぶられる・・・・いやはや、スゴイもんだ。
あらら、録音のことになってしまった(^^ゞ
演奏のことでありましたな(笑)
演奏は上々であります。アメリカのオーケストラだなぁと思わせる屈託のなさ、明るさがエエです。
音は明瞭、技巧も上手なもんです。個々の楽器の力量も素晴らしい。
そして、全体的に明朗で、意欲が十分に伝わります。
こういう演奏は、やはりエエもんですね。
ここ数日、気温が低かったのですが、初夏の湿気が戻って気温も上昇しました。
そろそろ夏であります。
さて、今日は単純明快なオーケストラ曲。
懐かしい演奏・1枚であります。
チャイコフスキーの大序曲「1812年」作品49。
エリック・カンゼル指揮シンシナティ交響楽団の演奏。
1978年9月、シンシナティ・ミュージックホールでのデジタル録音。TELARCの有名な録音なので、持っている方も多いでしょう。
先日の松山出張で入手したCD。500円。思わず懐かしくなって購入。
これ、LPで持っていたんです。大砲と鐘の音が強烈で、生半可な装置では再生できなかった。何しろLPの溝がスゴイ。最大ボリュームのところで、溝の隙間が異様に広々と空いているのが見えた。カッティングも大変だったんじゃないかと想像する。並みのプレーヤーではトレース不能とさえ云われたものだった。・・・・僕のプレーヤーは並みのものなので、再生できなかった(;.;)。
TELARCレーベルを全世界に知らしめたのは、このレコードだったろう。
『レコード芸術』6月号に、エリック・カンゼルのインタビュー記事が載っているが、このレコードはCDも合わせて全世界で90万枚も売れたという。クラシック音楽のディスクとしたら、これは大きな売り上げだろう。
結局、このLPは僕の友人が(YAMAHAのGT2000とオルトフォンの高級カートリッジの使い手であります)、僕の部屋から持ち出して、そのまんまになりました・・・・。
さて、演奏。
あの大音量大砲を知っているので、音量を抑え気味にして聴き始める。
音場は広大で、音はまろやか、定位抜群で臨場感が素晴らしい。
迫力がスゴイだけではない、音楽全体が実に聴きやすい。これはやはりTELARCの傑作レコードだろう。
大砲はやはりもの凄いです。圧倒的な迫力、ダイナミック・レンジ広大。
小音量で再生し始めて良かった。クライマックスでの音の大きさは半端じゃない。
部屋が震える、スピーカーが揺さぶられる・・・・いやはや、スゴイもんだ。
あらら、録音のことになってしまった(^^ゞ
演奏のことでありましたな(笑)
演奏は上々であります。アメリカのオーケストラだなぁと思わせる屈託のなさ、明るさがエエです。
音は明瞭、技巧も上手なもんです。個々の楽器の力量も素晴らしい。
そして、全体的に明朗で、意欲が十分に伝わります。
こういう演奏は、やはりエエもんですね。
2008/06/05のBlog
[ 04:57 ]
[ 声楽曲・オペラ ]
三菱の「ジェット・ストリーム」という3色ボールペンを入手しました。
仕事がら、3色のペンをよく使うのですが、この「ジェットストリーム」はホンマに素晴らしい。油性のボールペンとは思えない書き味、水性ボールペンのような滑らかさ。
もう普通のボールペンには戻れない・・・・。
narkejpさんの「電網郊外散歩道」で教えてもらったのです。
近所の文具店には、三軒とも置いておらず、しかも店員に尋ねても「ジョットストリームの3色ボールペンはないですねえ」と連れない返事。「山形にあるんだから、愛媛にないのはおかしいやないか」と取り寄せてもらいました。3本。
1本は自分用、1本は三男坊に、もう1本は職場の同じく3色愛用者の同僚に。
いやあ、あげた2人とも喜んでくれました。「これは書きやすいなぁ」と。
勿論、単色(黒・赤・青)も出ています。お奨めです。
ジェットストリームを使うと、もう普通のボールペンには戻れませんぞ(^^)V。
さて、今日はバッハのカンタータを聴いています。
(Verdiさんの記事が面白かったのです。我が家にはリヒターのがありました)
J・S・バッハのカンタータ第82番「われは足れり」 BWV82。
カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団の演奏。
バス独唱はディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ。
1968年6月、ミュンヘンのヘルクレスザールでの録音。アルヒーフ盤。
リヒターのつくり出す真摯で誠実なバッハ。
フィッシャー=ディースカウの歌唱がまた素晴らしい。背筋がピンと伸びて、正面を見据えた格調高い歌唱。
第1曲「私はもう結構」が特に良い。バックで通して流れるオーボエのソロも秀逸。しっかりと吹いている。これも正調。
第3曲「まどろむがよい、疲れ果てた日よ」は、フィッシャー=ディースカウのビロードのような声がたまらない。ホンマに美しいと思う。魅惑的。歌い振りだけでなく、声そのものの質が、美しく魅惑的。それに発音が綺麗。言葉が綺麗に伝わってくる。
バックのミュンヘン・バッハ管も、しっとりと美しい。
こういう音楽を聴くと、ああバッハの本領は宗教曲、カンタータにあったのだなぁと思います。
録音状態は標準的。
40年前のもので、今聴くと、さすがに古びてきた感もあります。
ただ、演奏が素晴らしいので、聴いているうちに録音の古さ、不備などはどうでも良くなってきます。
仕事がら、3色のペンをよく使うのですが、この「ジェットストリーム」はホンマに素晴らしい。油性のボールペンとは思えない書き味、水性ボールペンのような滑らかさ。
もう普通のボールペンには戻れない・・・・。
narkejpさんの「電網郊外散歩道」で教えてもらったのです。
近所の文具店には、三軒とも置いておらず、しかも店員に尋ねても「ジョットストリームの3色ボールペンはないですねえ」と連れない返事。「山形にあるんだから、愛媛にないのはおかしいやないか」と取り寄せてもらいました。3本。
1本は自分用、1本は三男坊に、もう1本は職場の同じく3色愛用者の同僚に。
いやあ、あげた2人とも喜んでくれました。「これは書きやすいなぁ」と。
勿論、単色(黒・赤・青)も出ています。お奨めです。
ジェットストリームを使うと、もう普通のボールペンには戻れませんぞ(^^)V。
さて、今日はバッハのカンタータを聴いています。
(Verdiさんの記事が面白かったのです。我が家にはリヒターのがありました)
J・S・バッハのカンタータ第82番「われは足れり」 BWV82。
カール・リヒター指揮ミュンヘン・バッハ管弦楽団、合唱団の演奏。
バス独唱はディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ。
1968年6月、ミュンヘンのヘルクレスザールでの録音。アルヒーフ盤。
リヒターのつくり出す真摯で誠実なバッハ。
フィッシャー=ディースカウの歌唱がまた素晴らしい。背筋がピンと伸びて、正面を見据えた格調高い歌唱。
第1曲「私はもう結構」が特に良い。バックで通して流れるオーボエのソロも秀逸。しっかりと吹いている。これも正調。
第3曲「まどろむがよい、疲れ果てた日よ」は、フィッシャー=ディースカウのビロードのような声がたまらない。ホンマに美しいと思う。魅惑的。歌い振りだけでなく、声そのものの質が、美しく魅惑的。それに発音が綺麗。言葉が綺麗に伝わってくる。
バックのミュンヘン・バッハ管も、しっとりと美しい。
こういう音楽を聴くと、ああバッハの本領は宗教曲、カンタータにあったのだなぁと思います。
録音状態は標準的。
40年前のもので、今聴くと、さすがに古びてきた感もあります。
ただ、演奏が素晴らしいので、聴いているうちに録音の古さ、不備などはどうでも良くなってきます。