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~三線の響きをイギリスより~
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2006/05/04のBlog
CRASH」(2005、アメリカ)
監督:ポール・ハギス(ミリオン・ダラー・ベイビー:脚本)

2005アカデミー最優秀作品賞、最優秀オリジナル脚本賞受賞




ストーリー:
アメリカ、LAに住む様々な人々の葛藤、衝突、逡巡をマルチストーリー形式で描く傑作群像劇。病んだ母のために実の弟を探す黒人刑事、人種差別主義者の白人警官と黒人女性との衝突と救出劇、雑貨屋を営むペルシャ人とヒスパニックのドア修理職人との諍い黒人刑事の弟とその悪友、そして白人警官と争う黒人女性の夫であるTVディレクターとの奇妙な出会い。それらのストーリーが入り交じり、互いに重なり合い、多人種が共存するLAという街の複雑さを浮き彫りにしていく。 (hotaka君、基本情報を引用させてもらいました~♪)

ようやく去年のアカデミー賞最優秀作品を見ることができました。これと別のDVD二本を含めて安くなっていたんで、即購入!それで、さっき見ました。

感想ですが。。。

・・・面白くない。

これが正直な感想。もちろん、マルチストーリーを丹念に紡いで行く作品構成、ペルシャ人のお父さんが黒人の女の子を撃つシーン(たぶん空砲?)が効果的に演出されていたこと、最後のロサンジェルスに降る雪の意味など映画を見せる上での技術はなるほどと思うことがあった。差別・被差別が場面によって入れ替わったりと、作品の題名である「クラッシュ(衝突)」を題材にしているだけあって十分に表現されていたとは思う。

しかしだ。

ボクはこの作品からは“光”が見えてこなかった。

海外で生活してみて、自分も他人種・多人種の集団の中で生活しているしているが、イギリスではまず、このような雰囲気はなく、これはやはりアメリカだけの「特殊な」状況があるからこの作品ができているのだろうと痛感した。アメリカは多民族国家といいながら元々はネイティブ・アメリカン(インディアン)たちから白人が土地を奪い、黒人をアフリカから呼んで作った白人のための社会であり、その主義を保持する勢力が多いために社会の中の衝突が連鎖し、悲劇が繰り返される。

それに比べてイギリスにも、黒人は当然多いし、次いで植民地支配の関係でインド人、中国人が住んでいて、最近の傾向では中東からの移民を多く受け入れているので彼らの姿もよく見る。しかし、社会構造、文化的にアメリカに似ている(というか兄弟)イギリスに住んでみて映画のような場面はそうそう見る機会はない。彼女と見ていてよく「ストレス(フラストレーション)が溜まりまくってるね~」と話していたけど、イギリスはもう少し住みやすい環境だと思う。差別というならイギリス人のほうが激しくてもいいはず。なぜならアメリカとは比べ物にならないくらいの白人の歴史があり、自分の土地に自信や誇りを持っているから、他人種のよそ者が入ってくることに強力な拒否反応を持っても仕方ないと思うから。しかし、現在の生活と映画を比べてみてもそうは感じないし、逆にアメリカの社会のほうが何か病的な印象を受けた。

また、この映画を見ていて痛感したことは、「希望が持てない」ということ。最初から最後までクラッシュ(衝突)が描かれているだけで、具体的な解決策が見えてこない。それが監督の意図かもしれないが、見た後の後味はすごく悪かった。「今日」ある社会構成員同士の衝突が延々と続いていて、「明日」になっても解決されない社会って住み心地が悪いし、安心して暮らせない。黒人は黒人として差別されながら生きていかなければならないし、アジア人はアジア人として差別されながら生きていかなければならないし、アラブ人はアラブ人として差別されながら生きていかなければならない。マイケル・ムーア監督の「ボーリング・フォー・コロンバイン」と合わせて、アメリカで生活することの居心地の悪さだけが目立った映画だった。

この作品がアカデミー賞を取ったのは、もちろん話の構成力がずば抜けていたこと、アメリカで売れたこと、他の作品候補(「ブロークバック・マウンテン」「ミュンヘン」など)が政治的な問題になりすぎたことが挙げられる。アカデミー賞はアメリカの映画授賞式だから、アメリカの政治や文化が反映されることは十分に考えられるでしょう。しかし、実感としてこの作品はアメリカ以外の国ではそんなに評価されないと思う。理由としては、先ほど書いたように、「光・希望」が全く出てきてないことが挙げられるが、やはりこの話はアメリカ人にしか共感できないと思うから。アメリカではこの中の登場人物に共感できる人がいる可能性は十分に考えられますが、こんな人、こんな社会、こんな文化が他の国のどこにあるのか?これほど日常的に衝突が起こっている社会がどれほど存在しているのかと考えると、アメリカ以外の国では不人気だろうなと考えてしまう。もちろん、興業的にそれが覆される結果が出てくる可能性はあるんですけどね。あるブログでは、「自分と他者との間に壁を作らないで,思い切ってクラッシュしてみるといいかもしれない。」と書いてあったが、そんな社会に住みたいか!?と思っちゃう。。。と、ボクは悲観的に考えてます。

それと、日本人がこの映画を見たときにどう感じるのかが少し気がかりになった。この映画のレビューや感想を書いているブログを多数見ましたが、軒並みの高評価だった。が、しかしロサンジェルスに住んでいる人(hotaka君とか)やアメリカ留学経験がある人は、映画の中のアメリカの生活に共感できる部分が多いと思うんですが、アメリカとは全く違う文化を持った日本人の評価が高いことには少し疑問があった。上記したように、少なくともイギリスで生活している日本人から見てこの話は非常に否定的な評価をしているけど、日本に住んでいる日本人が好評かなのはなぜか。ここからは推測ですけど、やはりアメリカへのコンプレックスが強いためにボクから見て光のないような社会を描いた作品でも素晴らしいと評価できてしまうのか。それと、アメリカの話なんだからと思っている可能性がある。作品の中にアジア人(韓国人)が出てきた時は、自分もアメリカに行った彼らのような差別を受けるかも知れないと思うと、憂鬱になるわけです。それはイギリスに住んでみて、西洋人は中国人と日本人と韓国人の区別も付かない連中だと知っているし、自分がアメリカに行ったら同じようなことが起きるかもしれないと想像できる。しかし、日本に住む日本人には彼ら(韓国人)だから差別されるんだよみたいな区別(差別)が存在するから彼らに共感することがないかもしれない。そうすると、自分とは違う世界の人間ドラマを映画で見ている可能性がある。だとしたら、日本人にも高評価を得た作品なのか。。。と勘ぐってしまう訳です。

・・・ここまで書くと「サンシンはそこまでアメリカが嫌いか!」と思われるかもしれませんが、実際その通りです(笑)少なくとも今後、アメリカに住みたいとは思いませんね。政治的な部分でも気に食わないところもあるんですが、アメリカの社会が自分のテイストではないですね。

それと、最後に。映画の中で心温まるシーンが結構登場します。例えば、冒頭のシーンでペルシャ人の娘が銃に細工しているシーンが後半の射殺シーンで明かされる(娘が父を助けた)し、撃たれたほうの娘とお父さんとの会話(「透明なマント」)で奇跡が生じたことや、人種差別主義者の警官でいやらしい奴の役である一方で病気の父を看護するやさしさなどです。映画だけ見ると、クラッシュが続く中での生活でも、愛情を持って生活する家族が美しく見えます。しかし、これだけは言いたい。(1)愛情は社会に属するのではなくて、個人に属する、(2)社会的なフラストレーションが存在するために、「ただの」愛情行動が美しく見えるだけのこと。前者は、愛情を持って生活しているから救われるような場面が登場しますが、これは個々人の慈悲・愛情が深かっただけ。それと、後者では社会的なフラストレーションがなければ、鍵屋の父親が身に付けていた「透明なマント」がなくても生活できるし、人種差別がなければ交通事故のときの拒絶反応は存在しない。アメリカが独自に持っている社会的なフラストレーションが「クラッシュ」を生む原因なので、アメリカでしか成立しない話。

ということで、マルチストーリーを構成する脚本と、効果的な演出・音楽、複数回出てきた奇跡(空砲、LAの雪など)を登場させたことは高く評価できますが、それ以外はまったく評価できません。


よってこの映画・「クラッシュ」は星二つ:★★☆☆☆/★★★★★の評価です。

星一つ:★☆☆☆☆/★★★★★:もう見ません
星二つ:★★☆☆☆/★★★★★:金返せ
星三つ:★★★☆☆/★★★★★:まあまあ
星四つ:★★★★☆/★★★★★:オススメ
星五つ:★★★★★/★★★★★:最高!あの世に持ってく!

TB:hotaka君「映画レビュー#24「CRASH」 ★★★★★

サンシン
2006/05/01のBlog
そろそろ本格的に試験勉強をがんばっているサンシンです。

これからは更新の頻度が極端に落ちるので、訪問される方には申し訳ないんですが・・・悪しからず。

さて、今日のお話は「神話」について。

また、なんでこんな話をするかというと、大学で勉強しているから・・・というものあるんですが、先ほどネットを徘徊していて見つけたサイトに触発されたから。(後述)

まず、「神話」の定義ですが、これは「宗教」・「伝説」・「昔話(寓話)」と一緒に話したほうが分かりやすいでしょう。

まず、「宗教」とは古今東西・全世界問わずに存在します。現在・過去関係なく、「前提を欠いた偶発性(思いがけずに発生する出来事)」を無害化して自分たちに受け入れ可能なものにする装置のことを「宗教」と呼びます。具体的には、「なぜ世界はあるのか」・「なぜ人類がいるのか」など、自己・家族・社会・世界の謎を追求すると行き当たる根源的な疑問を解消するための社会的・政治的な装置です。

そして、「神話」とはこの「宗教」の内側に含まれているもの。(人ではなく)神が主人公のお話で、神が創ったジェネシス(創世神話)によって自分たちの共同体が孕んでいる偶発性を必然性へと変換する装置のことを「神話」と呼ぶ。「宗教」が「なぜ(Why)」の答えを示しているのだとしたら、「神話」は「どのようにして(How)」の答えを示している。具体的には、どのようにして神がこの土地を創り(創世記)、どのようにして自分たち・人類が生まれたのかが明記してあることにより、偶発性(偶然にも起こりうること)を必然性(必ずそうでなければならない事柄)へと変換され、共同体の中の不安や不満が解消される。

伝説」とは逆に、(神ではなく)人が主人公のお話で、自分が所属する共同体の偶発性を過去の特別な偶発性と結びつける機能を持っている。自分たちの共同体は(他の場所でもいいはずなのに)なぜこの地にいるのかを、過去の人物を参照して自分たちがここで生活することの必然性を現している。

最後に「昔話(寓話)」は、人が主人公のお話で、自分たちの生活世界は確かにそういう風に成り立っていると納得するような機能を持っている。勧善懲悪(善事を勧め、悪事を懲らしめること)や教訓のようなお話がこれに当たる(「水戸黄門」・「花咲か爺さん」)。また、四文字熟語やことわざにも見られるようなもの、(「弱肉強食」・「急がば回れ」)など。(宮台真司「2004」)

これを踏まえた上で、以下の記事を御覧いただきたい。ここでは、古代の日本で天皇が神格化した性格を持った「神話」を民衆に語り継がせることによって(宗教的な要素を利用して)日本全国の武力以外での支配を行なっていたことが書いてある。非常に参考にあるものなので、一部ですが引用します。

リンク元:Renaissancejapan(記事:天皇と記紀神話)

天皇と記紀神話 

天皇を中心とした中央集権国家を創る為に、天皇を神格化させる必要があったという事に尽きると思います。 隋や唐に対抗する為の、富国強兵政策として、国内を安定化させ、権力の中央集権化を図った為であり、特に国内の安定化には、天皇の神格化は欠かせなかったのではないかと思います。

天皇家を神に仕立て上げる事により、次のいかなる時代にも、豪族が天皇にとって代わる事ができなくなりました。何故ならば、地上世界でいかに力が強くても、神様の血を引く事は不可能であるからです。天皇制は、我々日本人同士の争いのエスカレート化を防ぐ為の、極めて優れた先人の知恵であったのです。すなわち、世界戦争の反省で、戦争後に人類の知恵でつくった、権力はないが権威はある国際連盟や国際連合と同じです。
 
この天皇制を創ったという事と、天皇の神格化は、天武・持統天皇と藤原不比等の天才的なアイデアであり、多民族国家であった日本をひとつにまとめることが出来、永く安定した社会を築く事ができたのです。 

しかしながら、天皇は神様ではないとか、分かりきった事を、目くじら立てて言わないで下さい。これは、先人の知恵で、誰もを黙らす世俗を超越した権威を持たせる為のものであり、そのかわり権力を持たせなかったのです。そのくらいの事は、いちいち説明しなくても、大人であれば洞察する能力を持って欲しい物だと思います。

・・・中略・・・

天皇制を創る意義は、権力の中央集権化による富国強兵政策と、国内の安定化であることは、既に述べましたので、皆さんも理解していただけたと思いますが、ここで問題も生じます。 それは、このアイデアがいかに素晴らしい物であっても、当時の民衆達がそれを信じてくれたか?、という事に関してはかなり疑問があるからです。

天皇制は、律令によって明文化したものの、当時の人はまだ法律というものに馴染みがなく、法律を定めたからといって皆が守ってくれる訳ではありません。まだ、従来の宗教や慣習によって、人々の行動は自ら規制され、社会の安定化を図っていた筈です。

また、明らかに人間の姿をした天皇家の人達が、いきなり神様と言われても、それを真に受ける人も少なかったでしょうし、おそらくその出生も知っている人もいた事でしょう。そこで、利用されたのが、既に一般庶民にも伝承されていた神話です。 この神話と、天皇家の祖先を結びつける事により、信じ込ませる物です。

そして、まだ信じない人たちには、天皇に逆らうと、祟りがあり痛い目にあうぞと言った脅しです。 痛い目とは、個人的に祟られ、身内に不幸が起こるとか、天地異変の災害が起こり、とても地上界の人間の力の及ぶところでないと脅す事です。実際、古代から日本人は祟りを非常に恐れており、特に天皇の祟りにまつわる話は多いのが特徴です。

現代の、我々の家庭に於いても、まだ法律や社会のルールを知らない幼稚園児は強く、親の言う事を聞かないので、閻魔大王の話を持ち出して、子供を脅すのに似ています。また、神話に於いても、いきなり創作し、誰も知らない話では、信じてくれる物ではありません。

と、まあここまではよくまとまった記事なんですが、記事のあちこちでこの神話が「ギリシャ神話」をルーツにしていると述べている。確かに、分析してみるとギリシャ神話と話がほぼ一緒なんです。「おおっ!?それって、日本の神話は遥かギリシャから来たのか!?」と思えるくらい。

具体的に言うと:
日本書紀
天照大神 = 太陽と豊穣の女神 、弟スサノオ = 海、嵐、地震と武の神
ギリシア神話
デーメーテール = 太陽と豊穣の女神 、弟ポセイドン = 海、嵐、地震と武の神

日本書紀 
弟が皮を剥いだ馬を投げつけ、驚いた女神の一人が機織の尖った道具で性器を突き
刺され死んでしまう。
ギリシア神話
姉が馬に化けて逃げようとするが、弟も馬になり姉を犯す。

日本書紀  
天照大神は怒って、天の岩戸に隠れる。
ギリシア神話
デーメーテールは怒って、山の岩屋に隠れる。

日本書紀 
世界は暗黒になり、真っ暗な夜が続く。
ギリシア神話
世界は真っ暗になり、作物が生えなくなる。

日本書紀 
一系を案じた神々が、洞窟の前でお祭りをし、騒ぎ立てる。 天照大神が何事が起こったのかと思って、天の岩戸を少し開けたところ、力持ちの神様が引き出し、世界に光が戻る。
ギリシア神話
神様の王ゼウスが、デーメーテールの隠れている場所を見つけ、3人姉妹の女神を送って、岩屋からでるよう説得。 デーメーテールが機嫌を取り戻し、外にでると、また作物が生えるようになった。

「なるほど!日本書紀は日本のオリジナルのお話ではなくて、ギリシャから延々と伝わってきたお話だったのか!」と思われるでしょう。

・・・ところが、実際にはその話は別の見方も存在します。

世の中の学問には不思議な学問が存在しまして、その名も「神話学(Mythology)」。神話の起源・成立・発展・分布・機能などを研究する学問で、元々の名前は「比較神話学」といわれていることからも分かるとおり、一つの神話を深めるのではなくて、二つ以上の神話を比較して仮説を打ち出していく学問です。

で、現在の神話学の「神話の起源」については、どこかの一点から発生した神話が全世界の神話の基と言う風に解釈するのではなくて、人間という存在そのものが神話を生む機能を持った装置だというのが一般的です。これはフランスの人類学者・レヴィ=ストロースが提唱した「構造主義」という概念から導き出された結論です。

この人が行なったことは神話を比較し、歴史的に見てどのように分布したのかと考えたのではなくて、構造的に分析したところに最大の特徴があります。歴史とか分布とか発展なんかをとりあえず横においておいて、神話構造がどのようになっているかだけを抽出して分析したら見る見るうちに各国・各地域の神話が関連を示した。

(少し見にくいのですが)具体的に書くと、
姉(兄)⇒上⇒善← , , , , , , , , , , , , , →上
 , , , , , , , , , >―混同―混乱⇒分離<
弟(弟)⇒下⇒悪← , , , , , , , , , , , , , →下

こうなります。また、これらを(A)・(abc)と区切ってみると
(A) , , , (a) , , (b) , , (c)
 , , , →兄(+)―上(+)―善(+) 
兄弟<, ↑↓ , , ↑↓ , , ↑↓
 , , , →弟(-)―下(-)―悪(-)
(祖父江孝男「2004」)
といったように、神話の成立した地域や話の内容が違えど、(abc)の性質を入れ替えるだけでほとんど全ての神話の構造に当てはめることができてしまう!年代・地域・気候・環境が違えど、この傾向は普遍的に存在します。

どうしてこんなことが起きてしまうのでしょうか?

一つの仮説としてユングの心のモデルがあります。心を大まかに分けると「意識」と「無意識」で構成されている。「無意識」はさらに二つに分けた表層の部分を「個人的無意識」と言います。これは何かというと一人ひとりが体験してきた個人的な記憶の集積です。その下の無意識の深層に「集合的な無意識」がある。個人ではなくて、人類が持っている記憶のようなものです。人間にはたいてい目が二つ、足が二本あるなど、体のスペック(構造)は共通している。これを心のほうにも当てはめてみると、心の構造も人間だったら同じようなものに違いないという考え方。これを「集合的無意識(普遍的無意識)」と呼ぶ。

「これはもしかしたら誰に習うというわけではないのだけれど、人間の心自体にそういうモティーフをつくり出す構造があるのではないか。そして、その構造が僕たちのそれぞれの考え方に見えないところでものすごい影響を与えているのではないか」というのが有史以前の基本的な発想で、archetype(元型)とユングは呼ぶ。

このことにより、神話は一つの話から発展していったわけではなくて、同じ「心のスペック」を持った人間が世界各地の土地の風土を租借して作っていったのが世界中に散らばる「神話」だったのである!神話の構造解析によって実は人間は身体の構造の類似性だけではなく、精神世界においても神話という形を通して類似性が表面に出てくる!

実はサンシンは最近こんなことばかり考えていました・・・。
勉強に戻ります・・・。

サンシン

参考文献・資料(五十音順):

橋爪大三郎「はじめての構造主義」講談社現代新書 2004
祖父江孝男「文化人類学入門」中公新書 2004
宮台真司「絶望 断絶 福音 映画 -社会から世界への架け橋」メディア・ファクトリー 2004

かんたん神話学「かんたん神話学:インデックス」 2006・05・02
卒業生は今「占いの宇宙1占いの宇宙2(鏡リョウジ)」国際基督教大学ホームページ 2006・05・01
Renaissancejapan「天皇と記紀神話」 2006・05・01
ウィキペディア「元型:archtype」 2006・05・01
同上「神話」 2006・05・01
同上「Mythology(神話学)」 2006・05・01
同上「クロード・レヴィ=ストロース」 2006・05・01
同上「カール・グスタフ・ユング」 2006・05・01
2006/04/30のBlog
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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

皆さんの協力のおかげで、新しいブログの設立は四月中にできそうです。ありがとうございます!

オープニング・スタッフについてはボク・サンシンりおちゃさんと芦田っちさんが立候補されましたので、スタッフとして任命します。今後、ログイン名・パスワードの決定、名簿管理の表作り、デザイン・ロゴ・企画立ち上げなどの大まかなグランドデザインを決定するのに尽力していただきますので、よろしくお願いします!

そして、ブログのデザインについてはnaomiさんの協力を得て作成していこうと思います。naomiさん、よろしくお願いします!

そして!naomiさんにほろ酔い倶楽部【仮バナー】を作っていただきました~♪
ありがとうございます~♪

サンシン
ヤフーニュースの記事:

<鳥インフルエンザ>英国からの鳥肉輸入を停止

実は知らなかったんですけど、日本はイギリスから相当量の鶏を輸入しているそうです。この間、イギリス(スコットランドの田舎)で鳥インフルエンザに感染した白鳥が見つかって、こっちでも少し騒ぎになっていたんですが、まさか日本にまで影響があったのか・・・と思っています。

全文はこちら
 農林水産省は29日、英国政府から鳥インフルエンザ発生の連絡があったとして、英国からの生きた鳥と鳥肉の輸入を一時停止した。ウイルスはH7N3型で弱毒性とみられるため、発生した地域を除き短期間で解除される見通し。
 日本で飼われている鶏の大半は海外から輸入した鶏やその子で、日本への最大の供給国が英国。05年に英国から輸入された生きた鶏は約37万5000羽で、輸入の37%を占めた。もし輸入停止が長期化すると、国内の養鶏農家に影響が出る。(毎日新聞)

農林水産省の発表サイトはこちらから

スコットランドで見つかったウィルスは人間への感染&致死性がたかいH5N1型ではなく、弱毒性のH7型なので、そこまで心配するものではないと思っていた。

BBCのサイトでもインフルエンザの発見当時から特集ページを開設して、多方面の専門家からアドバイスを掲載している。彼らの主張で重要なのは「パニックになるな!」、「人間への感染は非常に低い」、「だが、死んだ鳥や糞などには触らないこと」、などパニックになりつつある市民に対して過剰に不安になるな!と語っているBBCは評価できる。

日本にもこうしたページは存在しますが、ヤフーなどのポータルサイトではあまり見たことがありませんね。もしかしてあったらごめんなさい!(参考サイト・動物衛生研究所)

トリインフルエンザ(ウィキペディア)
東南アジア各国で11月までに鳥インフルエンザで62人が死亡している。また、アジアでは2003年後半以降、133人が高病原性鳥インフルエンザに感染し、68人が死亡している。現時点(2005年11月30日)では人と人との感染は確認されていない。

(中略)

日本国内での鳥インフルエンザ状況

2005年6月に、埼玉県で鳥インフルエンザウイルスが見つかったことから、農水省は全国的にウイルスの感染の見直しを実施した。茨城県から31カ所の養鶏場でウイルス感染暦を示す抗体陽性反応が確認された。そこで全国的に各養鶏所の鶏数十羽から気管の粘液などを採取し、ウイルスの有無を2週間毎に計6回検査する監視プログラムを実施した。2005年11月15日までに、茨城県の国内大手のイセファーム系列の採卵養鶏場(約77万羽)でウイルスが検出された。農水省の監視プログラムを実施した養鶏場から鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは国内で初めてである。
2005年12月9日、茨城県で新たにH5型の抗体陽性が確認された。以前からの検査には、検査材料を若い鳥からのみ採取していたことが発覚した。県は告発も視野に入れて検査に当たっている。

トキに与えた影響

日中でトリインフルエンザが流行したため相互に鳥の輸入が禁止され、近親交配の弊害を避けるために予定していた日中のトキの交換が延期された。

厚生労働省にあった鳥インフルエンザに関するページにはWHOで確認されているH5N1型に感染した鳥が発見された国、感染者が出た国、感染した国で清浄化した国の簡易マップが紹介されている(こちら・PDF
また、こちらでは各国の感染者数のグラフが掲載されている(参考サイト・国立感染症研究所)それによると、ベトナム(42人)・インドネシア(24人)・タイ(14人)・中国(12人が感染で死亡)で致死性の高いインフルエンザが猛威を振るっている。

前半はイギリスと日本のトリに関する情報。後半は参考資料の紹介でした。

サンシン
2006/04/27のBlog
4月10日から14日までサンシン・Megumi(彼女)はイギリスの南西部・コーンウォール地方に行ってきました。

そこで、Megumiのブログで写真を掲載しているので、サンシンのブログではその紹介をします。記事(+写真)一つに付き、プラス4枚の写真がアップしてあります。

なかなか綺麗な写真が取れていて嬉しい~♪

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

~コーンウォール・フォトアルバム~紹介:1

~コーンウォール・フォトアルバム~紹介:2

~コーンウォール・フォトアルバム~紹介:3

~コーンウォール・フォトアルバム~紹介:4

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ラストです。

コーンウォール・フォトアルバム:20~さよならペンザンス~

さよならペンザンス~~。。

ちょっと切ない気持ちにもなりながら電車に乗りました。。。

サンシン
コーンウォール・フォトアルバム:15~Penzanceの街並み~

ペンザンスの街に戻ってきました!

小さいですけど、海辺のいい街でした!
コーンウォール・フォトアルバム:16~Flower~

春です!花です!

コーンウォールはお花の綺麗な土地でした~♪
コーンウォール・フォトアルバム:17~ミナック・シアター~

この劇場造りを始めたのはロウィーナ・ケイドという一人の女性。海に面した断崖絶壁を切り崩し、一つ一つの石を自らの手で運び、完成させた。彼女は1983年に89歳で亡くなりましたが、シアター造りを始めた1931年から実に50年もの間、この、ミナック・シアターを作ることに情熱を燃やしていたそうです。

BGMはもちろん、波!
コーンウォール・フォトアルバム:18~ミナック・シアター~

演劇が一つ上演されると、その題目と上演年を、こうやって石造りのイスに彫って記していました。

1962年、美女と野獣
1963年、ロミオ&ジュリエット
1965年、不思議の国のアリス

など
コーンウォール・フォトアルバム:19~マウスホール~

ペンザンスから自転車で南に30分いったところにある小さな漁村、「マウスホール」。

マウス(ねずみ)という名前が付いていながら猫が伝説になっている。

猫がねずみを追い払ったからだと思っていたら、嵐からこの漁村を守ったからだという。

ここで貝殻の詰め合わせをゲット!

サンシン
2006/04/26のBlog
[ 07:20 ] [ Identity&"こだわり" ]
法隆寺へ行こう!:親父さん

親父さんのところで見つけた「法隆寺へ行こう!

糸井重里さんと、宮大工・小川三夫さんとの対談している。

小川さんの師匠は法隆寺の修理で有名な故・西岡常一さん。

これは面白い!

法隆寺には、昔かららくがきしたがるやつがいた。
自分の住所も氏名もぜんぶ書いてるバカもいたなあ(笑)。
学校に連絡したら犯人、ぜんぶわかっちゃうからなぁ。

いや、これはこれで面白いんだけど(笑)

エンタシスだの、仏様の特徴だの、
見方を教えようとする教育はまちがいだな。
そのように見なくちゃいけないことはない。

この柱と屋根の重さだけで
1300年も法隆寺を支えているんだ
ということを、さわって感じてほしいよな。
クギはないよ。だから地震が起きたときは、
柱の下の石が、ぐらぐらぐらぐら動くんだ。

こんな話が満載です。

親父さんもそうだったと言っていましたが、ボクも一気に読みました!

う~ん、面白い。。。

サンシン
2006/04/22のBlog
ネタ元はバスル・フィクションさん

初めて知ったミャンマーの足技スポーツ。

チンロン(Chinlone)」

すっげーー!!!!!の一言のみ。

日本の蹴鞠(けまり)とタイのセパタクローを合わせたようなスポーツかな?

フットサル大会に出たら間違いなく優勝!

動画はこちらから

サンシン
2006/04/20のBlog
新生「Doblogほろ酔い倶楽部」のブログが完成!

ようやく新しいブログを立ち上げることができました!

こちらからどうぞ!

「Doblogほろ酔い倶楽部」

サンシン
2006/04/19のBlog
ヤフーの記事:

中越地震被害を克服「牛の角突き」小千谷で本格再開へ

ヤフーの引用元はこちら

やったー!ようやく再開だ~!

このときをどれだけ待ち望んでいたか!

記事の引用です:

400年以上続くとされる新潟県中越地方の伝統行事「牛の角突き」が、中越地震の被害を乗り越え、約1年8か月ぶりに6月、本格的に再開される。

 昨年は仮設闘牛場での実施を余儀なくされただけに、牛飼いたちは“本拠地”での再開を待ちわびている。

 牛の角突きは、小千谷市と長岡市山古志地域で行われ、国重要無形民俗文化財にも指定されている。しかし、震災でどちらも闘牛場の観客席が傾くなどの被害を受けた。

 再開されるのは、小千谷市小栗山の「小千谷闘牛場」。昨年秋から同市が約3000万円をかけて復旧工事に着手。えぐれた地盤に土を入れ、崩れた観客席を修復し、5月下旬には完成させる予定。シーズン開幕の5月場所は間に合わないが、6月場所(4日)は開催できる見通しとなった。

 闘牛は11月まで月1回行われており、小千谷闘牛振興協議会は、夏祭りと連動させる8、9月場所以外は小千谷闘牛場で実施する予定だ。


再開されるのは小千谷会場のみ。全国的に有名になった長岡市山古志郡(旧山古志村)の角突き会場(虫亀、池谷、種苧原)は未だに手付かずのままだとか。まあ、約2年弱ぶりの再開です。喜びましょう!

サンシンの過去記事:

「スペイン」の闘牛と「日本」の闘牛

スペインの闘牛は「人・牛」ですが、日本の闘牛は「牛・牛」。
牛は殺すもの、退治するものではなく、育み、育てるもの。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

サンシンの趣味は酒・サッカー・三線・(彼女!)とありますが、隠れた楽しみ・道楽(笑)がこの「角突き」。

最初に闘牛観戦をしたのが、中学生のとき。オヤヂに連れられて、確か・・・「種苧原会場」だったと思う。田舎の家に行ったときにはよく新聞のチラシの中に闘牛の広告が入っていたが、それまではあんまり興味を持つものではなかった。けど、一度会場に行って間近で闘牛を観戦するとこれほど面白い道楽もないものだと思った。(角突きの感想はリンクの過去記事)

ところが、一年8ヶ月前(2004年の10月)に中越地震があり、田舎の家は全壊に近い半壊。(過去の記事:震度7の街新潟での棟上新潟の棟上式の写真です
自分のじいちゃん・ばあちゃんも大変な思いをしましたが、闘牛の牛たち育てる家族も相当苦労したでしょう。

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今日は良い機会なので、闘牛に関するリンクを一挙に紹介します。

全国闘牛サミット協議会
事務所は島根県隠岐の島。全国の闘牛の紹介。

闘牛リンクページ
沖縄県うるま市、愛媛県宇和島、島根県隠岐の島、新潟県越後闘牛、鹿児島県徳之島、の闘牛のリンクがあります。

小千谷闘牛 北斗会
越後闘牛会の若手闘牛士たちのホームページ

牛の角突きについて
同じく北斗会のサイトの角突き紹介ページ

闘牛.com
愛媛県宇和島の闘牛サイト

徳之島メビウスクラブ
鹿児島県徳之島の闘牛情報が載っているサイト

島と人と牛と
同じく徳之島の闘牛を紹介しているページ

沖縄斗牛愛好会
沖縄県の斗牛愛好会のホームページ

沖縄の角突き
オキナワカルチャーアーカイブの闘牛紹介。

サンシン

TBさせていただきました(↓)
いよいよ越後闘牛の日程が決定!!!」:民俗学の道しるべ
2006/04/18のBlog