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*BRASSERIE PER TUTTI*
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2006/08/18のBlog
メイン料理は割とすんなり決まったものの、前菜をどうしようか悩みました。
すると、ギャルソンからトマトを使った前菜シェフのスペシャリテだとオススメ頂いたので、お任せでお願いしてみました★

まず、わたしのところに運ばれてきたのは、マグロとアボカドがテリーヌのように盛り付けられた一皿☆
複雑な味にしっとりとマリネされたマグロの美味しかったこと・・!
表面はグリルで軽く火が通されており、とろっとした食感との変化が巧妙。
そこに、コクのあるアボカドと爽やかなハーブのソース、風味の良いEXVオリーブオイルが絶妙に絡み合っていました♪ トレビアン・・。
このマグロとセットになってサーヴされたのは、コロッケカクテル・・!?
・・突飛な組み合わせに、とにかく驚き★
ギャルソンの説明では、ひと口大のコロッケの中には、なんとトマトのスープが入っているのだそう!
カクテルグラスには、アボカドのムーストマトのソースが2層になっていました。
コロッケを、カクテルグラスの中にくぐらせ、ひと口で食べるのだという。。
ほーー、なるほどー!
言われたとおりに食べてみると、ふんわりとしたアボカドのムースの風味と甘みが引き出された濃厚なトマトソースの味わいを感じた後、さくっと揚げられたコロッケの香ばしい味覚と食感。と同時に、噛むと中からじゅわ~っと甘いトマトのスープが溢れました。。
それぞれの味や食感が複雑に絡み合い、まるで料理のオーケストラ演奏みたい♪
アボカドが2つの料理の接点になっていて、実に楽しいアンサンブルでした!
こちらは、友人へサーヴされたお料理です★
これもまた、見た目では全く味の判断のつかない一皿。。
ギャルソンがソースパンを片手にやってきて、上からソースをたら~り!
それは、バルサミコ酢ベースのソースだったのだそう。
湯むきされたプチトマトは、すごくいいダシが効いていて甘みとジューシーさがパワーアップ☆
一番下には、バジルのペーストが敷き詰められ、その上にブイヨンのアイスパルメザンチーズ
これらを、ダシの効いたトマトに絡ませながら食べるのだという。。
さらに濃厚な甘みを持つ、自家製のドライトマトも散らされていました☆
ビジュアルへの拘りも特筆すべき点、本当に素晴らしい前菜でした!

# Tomates, Thon, Avocat, Parmesan, Bouillon glace 45Euro
2006/08/16のBlog
いよいよ、お楽しみのディナータイムがやってきました☆
2005年にミシュラン2つ星を獲得したレストランが、このホテルには併設されています。
2つ星ディナーは、人生初体験!!
・・少しドキドキしながらテーブルに着きました(#^-^#)

オーナーシェフは、アルノー・ラルマン(Arnaud Lallement)氏。
ラシェット・シャンプノワーズシャンパーニュ人の皿という名の通り、彼はこの地方の伝統の味にこだわりつつ、新しい料理にも挑戦している若きシェフです。
まずはソムリエより、グラスシャンパーニュのお勧めがありました。
用意されていた3種のうち、一つがKRUGだったのでビックリ!
・・あのKRUGがグラスで飲めるなんて・・!
・・でも、わたしも友人も腰が引けてしてしまい、注文しませんでした。。
(冷静に考えて後悔しました・・1杯25Euro、意外と安くないですか?)
そこで、わたしは「Cattier」のRoseを、友人はアルノー・ラルマン推奨の「Legras R et L」をチョイス。
暗めのサーモンピンク。とても深みのある複雑な味わいで、すっきりとした酸が効いていて、ものすごく美味しいロゼシャンパーニュでした♪
友人の方は、極繊細な泡、非常にドライな味わいながら、奥深さと美しい余韻を感じました。
こちらは、アミューズです★
ピンチョス風に、いろいろな味・食感の食材がアレンジされていました。
風味・香りのバランスが痛快で、幅の広さを感じるおつまみ。
素材の持ち味が活かされ、高められているという印象。
ビジュアルもとても可愛いらしいですよね♪
この後のお料理に、ますます期待が膨らみます!o(^-^)o
焼きたてのパンがサーヴされました★
バゲットが、長細~いスティック状に形成されていて食べやすい!
カリカリと香ばしく、実に味わい深かったです。
エピ型のパンも可愛らしい☆・・こちらは、ライ麦が使われているよう。
噛むほどに、じんわりとした塩味と芳ばしさが広がる感じ。
一番手前のパンは、さらに味が濃く、最もライ麦の割合が多い印象でした。
バターは、有塩・無塩が用意され、冷たい石の上に乗っていました。
このバターもかなり美味で、思わずたっぷり付けてしまいました☆
こちらは、前菜の前にサーヴされた冷製スープ
この味と食感には、度肝を抜かれた。という言葉が相応しい・・!
ムース状に泡立てられたこのスープは、口に入れた途端ふわ~っと消えていったのです。。
口いっぱいに広がる味わいは、筆舌に尽くしがたい。。
とにかく、美味しいという言葉一つでは片付けられないような感じ。
確か、食べている途中で違う味わいも登場したりして、得もいわれぬ感覚。
五感を刺激された感じ。
これまでに経験したことのない奥深い味★
・・まさに、魔法のようなスープでした。
2006/08/15のBlog
テタンジェからタクシーで一路、この日宿泊したホテル「ラシェット・シャンプノワーズ」へ☆
外観もとても可愛らしい一軒宿です→

フロントでチェック・インを済ませると、ベルボーイがお部屋へ先導してくれました。
レストランや朝食ルームなどを案内されながら、小さなエレベーターで2Fへ。
お部屋のタイプは、フンパツしてジュニアスイートルームに相当する「Double bigger room(Room old fashion with a dressing and a big bathroom」(190Euro/1室1泊)を予約していました★
お部屋には、全て野菜や果物の名前が付いていて、わたしたちの部屋は「RADIS(ラディ)」でした^^
イラストからしてラディッシュのことみたい☆

素朴な木のプレートに、優しい手書きの文字。
赤いラディッシュのイラストがとってもキュートです^^
周りのお部屋のイラストを見て回るのも楽しかったです♪
フランス語の単語の勉強にもなったりして・・(笑)
ワクワクしながら扉を開けると、広めの玄関ポーチの先にトイレ、セイフティボックス付きのウォークインクローゼット。
さらに奥のゲストルームに入ると、中庭に面した広くて明るい窓がふたつ。
2人掛けのソファー、大きなベッド。
とても開放感のある、ゆったりしたお部屋でした☆

そして、バスルームを覗き見て、うれしい悲鳴を上げてしまいました♪
だって、憧れの「猫足のバスタブ」があったんだもの!
それにしても、洗面スペースとバスルームだけで、8畳くらいありました(笑)

バスタブに付いていた、蛇口とシャワーのデザインもかわいい!
自宅のバスルームもこんな風にしたいなぁ~。
夕食の予約時間までまだ余裕があったので、ソファーに座ってくつろぎタイム♪
有料ですが、無線インターネットが使えたので、申し込みました。
もし、このホテルでインターネットが使えなかったら・・・。
この後の旅の行程は、だいぶ変わっていたと思います。
どうしてもインターネットにつなげる必要があったんです。
そのワケは、また後ほどご説明します★

空いた時間で、ちょっぴりblogを更新しながら、夕食を待ちました♪
2006/08/14のBlog
マムの美味しい泡を楽しみ、夢心地で時計を見ると、もう16:00・・(!)
受付で急遽タクシーを呼んでもらい、「テタンジェ(TAITTINGER)」へと急ぎました。
・・テタンジェは、この日最後の見学受付16:30迄だったからです。

テタンジェは、わたしにとってとても印象の良いシャンパーニュメゾンなので、必ず見学したいと思っていました★(しかも、予約不要!)
レセプションラウンジに到着すると、16:15セーフ!v(^o^)v
最後の見学ツアーに申し込むと、ガイドは仏語のみとのこと・・(^-^;
でも、工程は殆どマムと変わらないハズだから、なんとかわかるかなァ。。
テタンジェの地下カーヴに足を踏み入れて驚いたのは、カーヴというよりも遺跡のようだったこと。。
一層薄暗く、肌寒く、独特の空気が漂うカーヴ。。
・・でこぼこした石の階段を、地中深くまでずんずん降りていきます・・。
ちょっと、幽霊でも出そうな感じ・・(-_-;
それもそのはず、4世紀にローマ人が建築材の石を切り出した遺跡をカーヴにしているのだそう!
貯蔵室は、13世紀にサンニケス大修道院から来た修道士によって拡張され、そこにシャンパーニュを保存したのが始まりとのことなのです☆
 ぎゃ~~~~っ!でたぁーーー!!(>_<)→
・・よく見ると、岩に人の顔が彫られていました。。(要拡大 笑)
そして、広大なセラーの一角には、今でも聖母子像(→)が祀られていて、ここが教会だったことを彷彿とさせます。
なんと、このセラーはランス大聖堂の地下とつながっていて、フランス革命の時には修道士達が逃げてきて、隠れたのだそう(!)
そして、ここでもまた澱引きのための手回し作業の話などを聞き、膨大な本数のシャンパーニュが眠る洞窟蔵を巡りました。
・・このようなローマ遺跡を受け継いだカーブを保持する老舗メーカーは、テタンジェの他にポメリーヴーヴ・クリコの3つなのだそうです。
歴史ある立派なカーヴを見学できて、満足感でいっぱいでした★

ちなみに、2枚目と右の写真は友人が撮影したものです。
・・わたしは、怖くて撮れませんでした(^-^;
明るい地上に出て、ホっと一息(笑)
・・またまた、お楽しみの試飲(ここでは1杯)が待ってました!
やっぱりテタンジェ、美味しかった♪
とてもエレガントで複雑、上品な泡がステキ^^
みんなが和気藹々とシャンパーニュを楽しんでいる様子を眺めるのも心地よいです。

しかし、もうこれでこの日6杯目・・(爆)
昼間っから、いくらなんでも飲みすぎです!(でも楽しいからいいかー 笑)
右の画像は、売店のプライスカード。 さすが、フルラインナップ揃っています!
でも、マグナムボトル以上のサイズを買う人いるのかなぁ?
・・友人は、36Euroの「Brut Millesime」を1本購入されてました^^

また、現社長のクロード・テタンジェが、ランス大聖堂のステンドグラスをデザインしたシャガールと出会ったのをきっかけに、収穫の極めて良かった年にのみ、世界の著名な芸術家によってボトルをデザインされた、「テタンジェ・コレクション」が造られています★
そんな、歴代のデザインボトルが飾られていて、とても興味深かったです!

一番上の写真は、見学を終えた後、タクシーを待ちながら撮ったものです。
天気雨が降っているのが、くっきりと写っています。
斜陽を受けた雨の雫が、まるで金色に輝くシャンパーニュの泡のようでした。。

*Taittinger
9, place Saint Nicaise, 51061 Reims Tel:03.26.85.45.35 ・Visite des Caves:7Euro
2006/08/13のBlog
さて、ついにお待ちかねのシャンパーニュメゾン見学&試飲です!(笑)
シャペル・フジタのすぐ目の前にあり、予約なしでも見学OKな「マム(G.H.MUMM&Cie)」を訪れました☆
ガイド(英語or仏語)付きのカーヴ見学+テイスティング1杯・2杯・3杯付きのコースがあり、わたしたちは欲張りにも3杯付きのコースを選択・・(笑)

6~7人のグループで、待望のカーヴ見学へ・・!
きれいな女性ガイドさん引率のもと、まずはエレベーターで地下のカーヴへと降りました。
しっとりと湿った地下の空気はひんやりとしていて、独特の匂いでした。
シャンパーニュの特徴的な製法工程は、アッサンブラージュ(ブレンド)瓶内二次発酵です。
9月中旬から1ヶ月弱の間に収穫されたブドウは、すぐに圧搾機にかけられます。(プレシュラージュ) 果汁は畑・品種ごとに分けられ、タンク(又は大樽)で約10週間発酵されます。
・・たくさんのタンクに色々な畑の名前が書かれたプレートを見たとき、とてもワクワクしました★
その後、シャンパーニュの味の特徴を左右するアッサンブラージュ(ブレンドは企業秘密!)が行われます。
右の写真は、カーヴの端から端をつなぐ通用路。・・なんと全長20kmもあるそう!
いくつもの小部屋が連なっていて、まるで迷路のようです。
はぐれたら、二度と出て来られなくなりそう。。
アッサンブラージュ後、瓶に詰められ、二次発酵させるための酵母とその栄養となる糖分を加えます。(リキュール・ド・ティラージュ)
そして、10℃ほどに保たれたカーヴでの長い瓶内熟成がスタートします。
ノンヴィンテージは最低15ヶ月、ヴィンテージは3~5年、プレステージは5~7年熟成されるのだそうです。
こちらの写真は、「ピュピトル」と呼ばれる穴のあいた台に下向きに瓶を差込み、澱を瓶の口に集めている状態です。
なんと手作業で、6週間もわたり毎日ボトルを8分の1づつ回転させるのだそう!(ルミュアージュ)
通常の大きさのボトルは機械化が進んでいるけれど、大きなボトルは今でも職人さんの手に頼られているそうです。
そして、だんだん角度を下向けにしていき、最後は瓶口をマイナス20℃の水溶液につけて溜まった澱を凍らせ、栓をはずして圧力で澱を取り除きます。(デゴルジュマン)
最後に減った量を補うため、リキュールを混合します。(ドザージュ)
この糖分の量によって甘口・辛口が決まるのです★

マムの代表銘柄「コルドン・ルージュ(=赤いリボン) 」は、白地に斜めの赤いリボンが描かれたエティケットが印象的。
贈り物として、ボトルにリボンをかけたことが始まりらしいです☆
カーヴの一角に、本物のリボンがかけられたボトルが飾られていました!
カーヴから地上に出るとそこは、F1の写真が何枚も飾られたテイスティングルーム
いよいよ、お楽しみの試飲タイムです♪

地下で静かに眠っているボトルを目のあたりにした後に、長い年月と手間を経てついに開けられるシャンパーニュを飲めることが、とても幸せに思えました★
試飲した3種の中でも、シャルドネ100%で造られたスペシャルキュヴェの「MUMM de Cramant」が印象的でした。
シャンパーニュメゾンがそれぞれブレンドを決め、気が遠くなるような作業を繰り返して独自の味を造り出しているかと思うと、また一味違って感じられました^^
2006/08/06のBlog
ランチを終えてまず向かったのは、バスターミナル。
その最初の目的地は、藤田嗣治(ふじたつぐはる)がプロデュースした教会、「シャペル・フジタ(ノートルダム・ド・ラ・ペ礼拝堂)」です★
・・しかし、どのバスに乗ればいいのか全く分からなかったので、結局20分ほど歩きました。。(酔い冷ましにはちょうど良かったのかも・・?笑)
2006年生誕120年ということで、今年まさに日本各地の美術館で「藤田嗣治展」が開かれ、話題になっていますよね!
(参考:東京国立近代美術館「藤田嗣治展」・3/28~5/21終了)
*現在は広島県立美術館で開催中!(8/3~10/9迄)。
ずっと降っていた雨はいつの間にか止んでいて、いつの間にか青空が広がっていました。
ランスで青空を見たのは、不思議なことに、この時だけなんです。
ここまで歩いてきたことに対する、神様からのプレゼントだったのかなぁ?
雨が降っていたときは涼しかったので、太陽がとても暖かく感じられました^^

想像していた通り、小さくてとても可愛らしい教会
石の門をくぐり、敷地内へ。
湿った芝生が優しい感触でした。。
この教会は、エコール・ド・パリに属し活躍した彼が、なんと80歳の時に完成させた、生涯最後の傑作です。
ランスで洗礼を受けるために教父(洗礼親)となってくれた、シャンパンメーカー「MUMM」の経営者「ルネ・ラルー」へ対する感謝の気持ちを、自らの芸術で具体化するために創作したのだそう。

教会内部のフレスコ画のみならず、建物・彫刻・ステンドグラスに至るまでトータルデザインされています☆
壁一面を覆うフレスコ画は、黄色・金色・水色・錆びたような赤が印象的で、温かな雰囲気を感じました。
4つの壁画、「聖母子」・「受胎告知」・「最後の晩餐」・「キリストの磔刑」が描かれています。
右の画像は、「最後の晩餐」。下の画像は、「聖母子」です。
・・ちなみに本当は撮影禁止だったよう。撮った後に分かりました(^-^;
ロモだから?か、全く気づかれませんでしたが。。
(良い子は真似しちゃいけません)
独特のタッチが非常に印象的でした。
しっかりとした筆遣いで、とても生き生きと描かれていました。
ガンで亡くなったのは、この教会を完成させたわずか2年後だというから、残る渾身の力を振り絞って制作されたのでしょうね・・!
藤田嗣治ファンでなくとも是非観ていただきたい、素敵な教会でした♪

*Notre Dame de la Paix(Chapelle Foujita)
33 Rue du Champ de Mars Tel:03.26.47.28.44 入館料:3Euro
・Open:5/2~10/31 14:00-18:00 ・Close:水曜・祝日