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2008/10/05のBlog
2006年カンヌ国際映画祭審査員グランプリ作品。

村の風景も、砂漠の戦場も、映像はなかなか美しいです。人物のクローズアップも綺麗に録れており、DVD片面一層とは思えない仕上がり。転送レートは最大で8Mbps、音声のビットレートは低く、2チャンネルの194Kバイト程度。

ハリウッド映画とは全く異なり、BGMは全く無いし、セリフも非常に少なく、物語は淡々と進んでいきます。

また、肝心なシーンで物語が急転するため、唐突に感じたりもします。

でも、ある意味、通好みの作品かも知れません。

芸術性を狙っているわけではないことは一目瞭然ですが、「分かりやすい・娯楽として楽しい」だけが映画じゃない、というのは、ヒシヒシと感じます。

こういう表現があっても良いでしょうね。フランス映画らしいです。

BGMや説明調のセリフをいっさい排除し、その代わり、ぬかった地面をグチャグチャ歩く音や、かすかな息づかいが聞き取れるなど、音の面からも虚飾を排除使用とした姿勢がうかがえます。

多くの男性を受け入れてしまうヒロインなのですが、行為中は、ぜんぜん感じてないのが印象的で、まるで「生と死を見つめている」がごとき透明感が、この作品の全てを代弁しているようです。

死にそうなくらい退屈・・・な「田舎」の描写が秀逸。フランスでは農業の評価が高く、憧れの職業だと聞いていたのですが、そうでない風に描けば、やっぱりそうではないんですね~。都会の喧噪も無味乾燥なら、風景が美しいだけの退屈きわまりない田舎もまたどん底ってワケね。

と言うことで、強いメッセージ性を内包しながらも、あくまでも見る側に考えさせるという点で押しつけがましさがないのも美点。

それゆえ、つまらなく感じる人にとっては最悪の映画ですが、万人向けのアクション系ハリウッド映画にうんざりしている人にとっては、新鮮かも知れないですね。

[アマゾン映画評]
2008/10/04のBlog
取り付け基部 兼 反射凹面鏡に、麦球を一個つけて仮組です。

ドギルムの目の内部構造は明らかではないし、アストロゲーターラウンドバーニアンの目の発光は全体が光るので、出来るだけ拡散しないとなりませんが、中央部ばかりが明るくなりそうなので難しいですね。

毎度のことながら、クリアパーツはポリエチレンテレフタレート(PET)をバキュームフォームして作ります。
2008/10/03のBlog
[ 23:00 ] [ オーディオ・ビジュアル ]
ONKYOから1995年に発売されたコンパクト2WAYスピーカー「D-052A」を購入したのは、たぶん、翌年の1996年頃だったと思います。

いずれサラウンドスピーカーにしようと思い、デッドストックすること約8年。2004年にようやくAVアンプを導入して、4チャンネルサラウンド化が図れました。

2007年には、ツィーターを取り外したD-200Ⅱを復活させ、センタースピーカーとして配置、今回、サラウンドバックスピーカーを増設して、ようやく6チャンネルにたどり着きました。

プロジェクター導入から、12年を要したことになります。

なお、低音分の0.1チャンネルは、メインスピーカーの低音再生能力が充分であることから、メインスピーカーに信号をミックスして送っています。

さて、このD-052Aが登場した頃は、バブル崩壊後の不況が深刻になってくる時期であり、国産オーディオも氷河期といえる状況でした。

DVDの登場が1996年ですから、「オーディオビジュアル」も今ほど盛んではありませんでした。

ONKYOのスピーカーは、バブル期に使われた、ケブラーコーンやプラズマカーボネイトチタンツィーターなどの、いかにもコストがかかっていそうなユニットに変わって、この時期以降、バイオクロスコーンやソフトドームツィターなどの素材となります。

小型スピーカーのラインナップを増やすと同時に、高級感も失いつつあり、今のようにAVアンプメーカーとしての地位も築いていなかったですから、ミニコンで食いつないでおり、本当に危ない時期だったのかも知れません。

というわけで、2台一組2万円と、このサイズの国産スピーカーとしては安価というか中途半端というか、あまり魅力的な製品ではないのですが、音の方は悪くありません。

特に、箱容積は、ミニコンポに合わせて奥行きで稼いでいるので、外寸から推定すると8リットル位はあるため、13㎝ミッドバスからは充分な低音が再生されます。スペック的にも再生周波数の下限(おそらく-3db)は、50Hzとなっています。

AVアンプの設定では、サラウンドスピーカーの設定をスモールにすると、80Hzまでの信号しか送られませんから、全帯域にわたってフラットに再生できる実力があるでしょう。

[オーディオの足跡 ONKYO D-052A]
2008/10/02のBlog
[ 23:00 ] [ 映画・音楽評 ]
中世の昔からジャンパーは存在し、それを追う謎の組織「パラディン」との攻防が続いているようなのですが、それらの背景が充分描かれてはいません。

続編の余地を残してせいもあるのか、SFアクションとしてさらりと短くまとめている点は娯楽作品としては悪くありません。

「ヘイデン・クリステンセン」の演技も、本作の趣旨には添ったものでしょう。深みを持たせようと思えば、もっと違う作品にも仕上げられるでしょうが、主人公の苦悩や、謎解きのようなストーリーというのは、他作品でいくらでも見られるので、これはこれで良いのかも知れません。

透明人間を扱ったインビジブルは、後味が悪かったですが、本作にはそういう面がないの美点かも・・・。

[アマゾン映画評]
2008/10/01のBlog
100円ショップで売っている一番小型のボタン電池、直径わずか7.9ミリの「LR41H」を2個直列に仕込みます。

それでも、バックパックの空間ギリギリですね~。

電池が取り出し易いよう、紙テープで取り出しリボンをつけておきます。

フタは、ピッタリサイズに作れは、はめ込むだけで充分のようです。
2008/09/30のBlog
[ 23:07 ] [ オーディオ・ビジュアル ]
いい音で音楽を聴きたい・・・でも、装置は出来るだけ小型でシンプルな物を適正価格で・・・となると、ミニコンポーネントやシステムコンポーネントの出番になります。

しかし、妥協せずに本格的な製品・・・となるとなかなか無いんですね~。

ONKYOはINTECシリーズで、ミニコンという市場を確立してきましたが、2006年にデジタルアンプを搭載したCR-D1が登場し、大型スピーカーも充分鳴らきれるだけの能力を持ったコンパクトオーディオの世界を確立しました。

2007年にはリミテッドモデルの「CR-D1LTD」でさらなる好評を得ましたが、今年、9月に新製品の「CR-D2」が発売されました。

ずっと気にはなっていたのですが、新潟出張の際に、新潟駅のヨドバシカメラで試聴することが出来ました。

組み合わせはこれまたコンパクトなスピーカー「D-112EX」、少々、派手目のチューニングにも思えますが、箱容積がたったの4.2リットルなのに、信じられないくらいの低音を出します。周波数特性は50Hz~になっているので、(おそらく-3dbで)80Hzくらいまではフラットに出しているでしょう。

ピンスパイクというのが、らしくて良いですね。

でも、はやりこの本体には、フルサイズスピーカーをつなげてみたいものです。

セカンドシステムならぬ、サードシステムとして欲しいですわ~。

[ONKYO CR-D2]
2008/09/29のBlog
どうも浮かばれない優男のイメージが強かった「ヤン」ですが、ついに、プロポーズ! そして結婚!と、その潔さと電撃的な展開に好感度アップです。

ラインハルトとの直接対決、帝国と同盟の勝敗は、意外な展開により決着がつくのですが、ここでも「ヤン」の潔さには感服することしきり・・・。

ヤンとラインハルトは、初めて接見するのですが、民主主義と君主専政に対する考え方をお互いが述べるシーンがあり、あらためてヤンの「人となり」が良くわかります。

ユリアン・ミンツも、いわば巣立ちの時となり、独自の活躍へ・・・。

とにかく、この5巻は密度の濃い内容になっていますね。

この5巻の巻末には、作者あとがきがあるのですが、ファンからの声として「ラインハルトの片腕であったキルイアイスの死が早すぎた」との意見が多く、作者自身も失敗だったと書いています。

たしかに、ラインハルトは、いつまでも引きずる喪失感のために、どこか悲愴感を漂わせたキャラクターになってしまってはいるのですが、早い段階でかけがえのない物を失うことで、その孤高たる存在を際だたせてもいるので、これは、タイミングとしては良かったと思います。

さてさて、物語の折り返し地点を過ぎて、後半はどう展開していくのでしょうか?

[アマゾン書評]
2008/09/28のBlog
[ 23:28 ] [ オーディオ・ビジュアル ]
基本的に、2本のスピーカーから純粋に音楽を再生させる「ピュア・オーディオ」と違って、サラウンド再生は、多数のスピーカーを使う方向に発展してきました。

現代のサラウンド再生は、5つの独立した信号を再生する5つの同一スピーカーと、低音信号しか含まれないため「0.1チャンネル」と表記されるサブウーハーを用いる、5.1チャンネルが基本です。

一方、アンプの標準的な仕様は、6.1あるいは7.1チャンネルとなっており、これは、再生音源が5.1チャンネルであっても、リヤ側の左右の信号から真後ろ方向の成分を取り出し、真後ろに配置した1~2本のスピーカーで再生することが出来るようになっています。

また、スターウォーズシリーズの収録音声などは、ドルビーサラウンドEXで、5.1チャンネル再生と互換性を持たせながらも、初めから6.1チャンネル音声となっているソフトもあります。

映画館ならともかく、住宅の狭い部屋に多数のスピーカーが必要か?という疑問はあるでしょう。

しかし、狭いからこそ、座る位置が部屋の一番後ろになる場合が多く、サラウンドスピーカーが視聴者の後方に展開しにくいこともあるのです。

我が家でも写真のとおり、着座位置からみて、左右のサラウンドスピーカーは、ほとんど真横になっており、後ろから音がするという感覚は十分あるものの、全く後方から迫ってくると言うほどではありませんでした。

そこで、プロジェクターの後ろ側にスペースがあることと、サラウンド用に使っているONKYOのD-052Aが入手可能であることから、サラウンドバックスピーカーを設置することにしました。

現在使っているAVアンプ「ONKYO TX-DS787 2000年製」は、6.1チャンネルアンプですから、この機能を使わない手はありません。

さて、サラウンド用に使っているD-052Aですが、元々は、サラウンド用スピーカーではないため、天吊り金具を接続するネジ穴はありません。

そこで、金具を別途購入し、取り付けプレートをスピーカーの背面に合わせてグラインダーでカットします。

スピーカーの「エンクロージャー:箱」は、スピーカー後方に放出される逆位相の音を閉じこめたり、位相反転した後で活用するものなのですが、「箱鳴り」といって、木の箱の「鳴り響き」も音質に影響するため、直接ネジ穴を開けるなんて「言語道断!」なのかもしれません・・・。

が、サラウンドスピーカーにそこまで神経を使う必要はないと思います。

まぁ、影響が少ないように、貫通させずに穴を開け、強度を持たせるために瞬間接着剤で固めてネジ穴とします。

斜め下を向くよう、こんな風に取り付けます。

なお、ツイーターを下側にすることで、少しでも音源を低い位置に持っていきます。

ケーブル端子も天井側になるので、上下逆さまにするのは良い方法でしょう。

ネットグリルは上下反対に取り付け出来るので、どこから見ても違和感はありません。

配線はいつもの通り天井裏に潜り込んで行いました。金具取り付けを開始してケーブルの結線、片づけ完了まで正味4~5時間かかりました。

アンプの設定で、各スピーカーの距離合わせ(15㎝刻み)と、音量調整(1デシベル刻み)を行ったら、いよいよ試聴です。なお、好みですが、後方の音はわかりにくいので、サラウンド側の音をわずかに強めにしておくと良いかも知れません。

さて、試聴してみたところ・・・・。
いかにも後ろから・・・と言った感じはせずに、サラウンド側の音声は返って自然な広がりになりました。

これは意外だったのですが、考えてみれば、スピーカーの存在が気になってしまうような露骨な音源の方向感覚は、調整がうまくいってない証拠ですから、後方に自然に広く展開するのは当たり前なのかも知れません。

リヤスピーカーの有無のような劇的な変化はありませんが、サラウンドバックスピーカーが有効であることは充分確認出来ました。

これで、どの映画も、6.1チャンネルで再生することが出来るようになり楽しみが増えました。
2008/09/27のBlog
動力パイプ?のような部分の芯に、スピーカーケーブルから取り出した銅のより線を用いた理由のひとつは・・・、

バックパックを電池ボックスにして、アストロゲーターラウンドバーニアンの特徴である光る「赤い目」を再現すべく「電飾」を施すためなんですね~。

え!? 単線じゃだめ? そうですね~、もう一本はどうやってつなぎましょうか。

ボタン電池を収納するくらいのスペースは確保出来るでしょうけど、それよりも、スイッチをどうするかが問題ですね・・・。ん~。
2008/09/26のBlog
asc(ascam)さんの記事で、パイオニアから30年前の復刻版スピーカーが紹介されていました。

30年といえば、振動板の素材やエッジの形状など、いろいろ進化しているようでも、コーン型のフルレンジスピーカーというのは、基本的にそう変われるものではないのでしょう。

メーカーサイトでは、親切にも、自作する場合のエンクロージャー(箱)の設計図が何種類も載っていました。

B5ブックシェルフのバスレフ、A4ブックシェルフの密閉箱、A4ブックシェルフのバスレフ、フロントローデッドホーン、バックローデッドホーンの5種類です。

実はここで注意しなければならない点があって、スピーカーというのは、組み合わせる箱によって、最適な特性というのは変わると言うことなのです。

スピーカーユニットの性格を表すのに、fo(エフゼロ:最低共振周波数)、mo(エムゼロ:等価質量=振動板の実効質量)、Qo(キューゼロ:)の3項目があります。

本来、音楽信号(電気信号)に可能な限り正確に追従するため、振動板は可能な限り軽い方がいいのですが、後ろ側に出てしまう逆位相でほぼ同量の音波を、閉じこめたり、位相反転させて活用したりするための「箱」との組み合わせで、振動板の性格も変わらざるを得ないのです。

例えば、小型サイズの密閉箱の場合、振動板の等価質量(mo:エムゼロ)は大きい方が低音は出やすくなります。

反対に、バックロードホーンの場合は、moもQoも小さい方が理想的です。

概念については、カネコ木工のHPを参照下さい。

自作スピーカーのユニット販売を積極的に行っているスピーカーユニットメーカーの「FOSTEX」(たくさんの他社OEM供給も行っている)では、スピーカー製作のハンドブックを出しており、箱に合わせて特化させたユニットを販売しています。
2008/09/25のBlog
[ 23:00 ] [ 映画・音楽評 ]
コメディタッチの印象が強い俳優の「ジム・キャリー」がサスペンスに挑戦!と言う意外性や、タイトルの「23」が意味するものは?という疑問やらで、興味をそそられる作品です。

物語の核心は、ジョニーディップのシークレットウィンドウに似ているのですが、ハッピーエンドの本作品には、ジム・キャリーの起用で正解だと思います。

サスペンス物好きの人には、途中で「オチ」が分かってしまうんでしょうけど、今回も私は見抜けませんでした。

「23」の使い方が強引という評価が多いのですが、妄想癖というか強迫観念がそうさせているのであって、不自然さはないと思います。

まぁ、日本人の感覚からすれば、奥さんや息子さんの強い家族愛には違和感があるのかも知れませんが、そこはやはり、父親である主人公の「ジム・キャリー」の良きお父さんぶりが出ているのでバランスは取れているでしょう。

難点は、セックスシーンが多いことで、家族で観るにはふさわしい映画ではありません。残酷シーンがあまり無いだけに、惜しい気はします。まぁ、そもそも小さい子供などが観る映画ではないですが・・・。

[アマゾン映画評]
2008/09/24のBlog
モビルスーツ「ザク」以降、いろんな大河原メカに見られる、いわゆる「動力パイプ」ですが、これをどうやって作るか・・・結構、難しい課題です。

他のキットの流用や、コトブキヤなどから出している精密パーツを使うというのも良いでしょうけど、サイズが合うとは限らないし、そもそも、素材から作り上げることが出来れば絶対的な自信を持つことが出来ます。

そうです。モデラーならば、「何だって作れる!」という事がきわめて重要なはずですよね~。もちろん、「作れる」ことが目的ではなくて、どんなことでも「表現出来る」ことにつながるからです。

さてさて、今回の材料は、100円ショップのプラスチックビーズと、スピーカーケーブルから取り出した銅の「より線」です。

ビーズの活用はすぐ思いつくでしょうけど、形状が球に近いため、そのままでは「数珠:じゅず」になってしまいますから、円筒形に成形しなければなりません。

まずは、つまようじの先端を穴につっこみ、紙ヤスリに垂直にあてて、一定圧力、一定回数で削って隣り合う面を平らにします。今回は、両面×23個です。

全てを芯となる銅線に通したら、両端の2個のみ瞬間接着剤で固定し、それ以外はフリーにします。

その後、全体をヤスリがけして、丸い表面を均して円筒状にしていけば、動力パイプのできあがりです。

中に入れる芯としては、固すぎず柔らかすぎないこと、太さがちょうど良いことが重要で、極細銅線の「より線」は、太さも調節出来るので最適な素材だと思います。

なお、今回はもう一つ、電気を通す性質も活用するつもりです・・・ナヌッ!電気???
2008/09/23のBlog
最後のヤスリ仕上げを残して、足先のエアインテーク状部品が出来上がりました。

4つを同じ形に仕上げるのが要点ですね。とくに、極薄となるインテーク部分の厚みを、いかに均一にできるかがカギです。

今回も、左右パーツを両面テープで張り合わせて成形し、左右対称を正確に出しています。
2008/09/22のBlog
ベクシルに先立ち、このような作品が既に作られていたのね・・・。

3DCGは圧倒的に綺麗で、それだけでもブルーレイ版を買う価値はあるんだけど・・・。

士郎正宗のデザインってどうも抵抗があるんだよね~。まぁ確かにまとまりは良いと思うけどね。

いかにも、どうだ、メカっぽいだろ、カッコイイだろ! ってデザインが鼻につくんだね。

それと、甲殻機動隊もそうだけど、キャラクターが何で美少女なん?
リアリティだすなら、必然性無いでしょ。

感情移入出来ないよね~。

[アマゾン映画評]
2008/09/21のBlog
実質的な権力を握ったラインハルトに対し、ヤンは、不自由きわまりない立場にあるが、それでも、いよいよ帝国と同盟の全面対決は火蓋を切った。

世の中の成功と言う名の全てを手中に収めながらも、亡き親友との誓いを果たすためだけに戦い続けるかのような、影を背負ったラインハルト・・・。

策略だけは飛び抜けた知将でありながら、それ以外はあまりぱっとしない、一見優男のヤン・・・。

なんか、よくよく読んでみると、あまり好きになれないタイプの主役達ではありますね~。

2人とも青春まっただ中なんだから、もう少し、こう男女の機微というか、おもしろいエピソードがあっても良いと思うんだけど・・・。

さてさて、フェザーンをも支配下に置いた圧倒的なラインハルトに対して、ヤンはどう攻めていくんでしょうか?

[アマゾン書評]
2008/09/20のBlog
装甲騎兵ボトムズとは、アストラギウス銀河が生んだ奇跡「キリコ・キュービー」の物語であり、リアルロボット路線の頂点を極めた作品でもあります。

前作「太陽の牙ダクラム」の実直さを反省し、もっと目先を変えて・・・というスタンスで開始されたTV放送でした。当初、番組終盤に向かっての青写真が無かったのは明白で、まして、25年も経った今日への展望などあろうはずも無く、細部は名演出家達のアイディアに委ねながらも、高橋監督が大きな方向性については舵取りしていたと言うところでしょう。

ただ、振り返ってみれば、キリコ・キュービーにまつわる壮大な物語は、その世界観が固まるにつれ「一人歩き」してきたのではないかと思います。つまり、キリコというキャラクターの強さや、キリコという存在の「謎」が作品の要であったのだと、改めて思い知らされるのです。

上記については、ファイルズ3の時にも記事にして、RRM掲示板にも投稿しました。

「番組企画時の方向性は大きく変えられ、物語の骨格は徐々に固まっていった」あるいは、「連載漫画などでも見られるように、ストーリーやキャラクターが作者が意図する以上に良い意味で一人歩きをしていく」という意味合いで書き込んのだのですが、「ストーリーは脚本家達に丸投げで、高橋監督は次の回の予告キャッチ位しか考えて無く、明確な方向性など無かった」という指摘を頂きました。

ボトムズファンならば、程度の差はあれ、それくらいの予備知識はあるし、だからそういうつもりで書き込んだんだけど・・と、返事を書く気も失せたっけ。

それはさておき、時系列で追っていくと、キリコは、異能生存体 → 生まながらのPS → 異能者(クエント文明の正当な後継者) → 触れ得ざる者 と言い表せられたことになります。

ペールゼンファイルズ以前のキリコは、自分の過去を問われるととたんに障害?が現れる一種の病気のような状態で描かれているのですが、今回の「ペールゼンファイルズ」によって、キリコ自身は、自分が「異能生存体」という特殊な存在であることを知ることになります。

つまり、ウド編以降は、我が身の特殊性を知っていたことになります。しかし、生まれながらにしてパーフェクトソルジャーである事を知ったときは、動揺しているので、そこは違和感がありますね。

さて、今回の大どんでん返しは、なんと言っても「ペールゼンファイルズ」そのものが巧妙に仕組まれた「台本」だったという事実。ウォッカムは、まんまとペールゼンにだまされたわけです。

それにしても、なぜキリコだけが唯一「異能生存体」であることをペールゼンは知っていたのでしょう? ペールゼンは、古代クエントの異能者の意識集合体「ワイズマン」の存在まで知っていたのでしょうか?

と言うわけで、予想したとおり、今回のOVAでもキリコを巡る「謎」の全ては、知り得ませんでしたが、「異能生存体」とは何か?が明らかにされただけでも収穫でしょうか・・・。

ちなみに、「赫奕たる異端」以降については、日経エンタテイメント誌にて、2006年5月から2007年9月まで連載された「孤影再び」にて描かれているそうです。

参考サイト↓
http://homepage3.nifty.com/mana/votoms-main.htm

[アマゾン映画評]
2008/09/19のBlog