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水路をゆく
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2007/04/18のBlog
[ 22:59 ] [ 航行河川・運河 ]
(『目黒川の橋づくし…2』のつづき)
JR東海道本線・京浜東北線のプレートガーダー橋。
桁に天地幅があるせいか、桁下高にも余裕がないように錯覚します。

ここで、河道は大きく北に曲がり、御殿山の崖線に沿って、S字カーブを繰り返しつつ遡上します。
撮影地点のMapion地図
中高に作られた鋼桁橋、三嶽橋。
下を通る船舶のことを考えて中高にしたのか、本当のところは知りませんが、単純な鋼桁橋でも、外観に曲線を取り入れると、ぐっと印象が柔らかくなるものですね。

橋をはさんだ両岸には、製薬会社や電工、印刷会社などの工場が立ち並び、工業地帯の雰囲気が、今なお色濃い地域です。
JR新幹線・横須賀線・山手線と、三つの複線鉄道橋が連続します。

手前の水管橋もまた、ぐっと中高ですね。こういう構造物を見ると、水運好きとしては、やはり、「船を意識した設計かしら?」と勘ぐりたくなるもの。
単に、計画高水位(設計上ここまでなら、水かさが増しても大丈夫、という水位)を避けて架設しただけだとしても、そこはそれ…。
新幹線の下をくぐった直後、在来線の鉄橋を見上げると、ちょうど、成田エクスプレスの電車が通過…。

撮影地点のMapion地図
以前にも、一回やりましたが、プレートガーダー橋の裏側を、真上を見上げる形で撮ってみました。

道床(砕石を敷いた部分)のない、直接枕木を乗せた鉄橋は、見上げたときの造形が幾何学的で、なかなか面白いものです。
ただ、透けているだけに、枕木の間から何かが落ちてきそうな、妙な恐怖感はあるのですが…。まあ、今は垂れ流しトイレ(笑)も廃止されたようですから、変なものが落ちてくる心配は、なさそうですね。


(19年4月15日撮影)

(『目黒川の橋づくし…4』につづく)
2007/04/16のBlog
[ 21:05 ] [ 航行河川・運河 ]
(『目黒川の橋づくし…1』のつづき)
洲崎橋に似たコンクリート桁橋、荏川橋。

右岸は、荏原神社の杜が葉を茂らせており、清々しい感じがします。
撮影地点のMapion地図
箱状になったホームの上屋が、川をまたいでいる橋上駅、京浜急行の新馬場駅です。

東京の川を走っていると、都営新宿線の東大島駅(『旧中川』参照)や、埼京線北赤羽駅(『新河岸川…2』参照)など、橋上駅に出くわすことがありますが、全国には、この手の駅がいくつくらいあるのでしょうね…。
新馬場駅のかたわらにある、国道15号線を渡す、東海橋。

直線的な鋼桁橋ですが、メインルートを通す橋だけあって、親柱にグローブ灯を備えるなど、装飾はなかなか立派です。
撮影地点のMapion地図
東海橋の上流側、北岸には、東海橋防災船着場があります。

歩道を低めたタイプの固定岸壁で、柵の部分まで防舷物が伸びているのが、珍しい感じがします。以前紹介した、「東京水路MAP」によると、東京都の管轄だそうです。
ここまで、ほぼ直線だった河道は、ゆるやかなS字を描きます。両岸には見事な桜並木…。私は出遅れたので、すでに葉桜ではありますが、お花見の季節には、フネブネで賑わうのもうなずけますね。前方の鋼桁橋は、要津橋です。

「運河論」(『あの本が!』参照)によると、目黒川は、「…氾濫による水害除去と共に一部区間を運河として利用し、沿岸工業の発展を図る為め」、「目黒川運河」と称し河道改修が計画され、当時の東京府の事業として、大正12年に起工、昭和12年に完成したとのことです。
現在の直線河道は、そのころの工事が元になっているのでしょう。この川もかつては、舟運路としての機能を期待された「水の道」だったのです。

目黒川の歴史に興味のある方は、「目黒の歴史 目黒の川(1)(目黒川)」(目黒区HP)をご覧ください。呑川や立会川などについての記事もあります。
撮影地点のMapion地図

(19年4月15日撮影)

(『目黒川の橋づくし…3』につづく)
2007/04/15のBlog
[ 20:19 ] [ 航行河川・運河 ]
本日4月15日は、目黒川をお散歩してみました。
古くは河港や水運路として栄え、また湾岸西部の河川としては、比較的長い可航域があり、そしてお花見の名所としても有名と、非常に目立つ川でありながら、ご紹介がすっかり遅くなってしまいました。

流域に、古くからの住宅地を擁する川であるせいでしょう、橋が多いという点でも、なかなか楽しめるところです。新中川(『新中川の橋づくし…1』以下のシリーズ参照)同様、橋づくしとまいりましょう。

まずは、国道357号線・海岸通りを渡す、昭和橋をくぐります。本来の第一橋は、京浜運河に面した東品川橋なのでしょうが、天王洲運河から入ったので、後ほどのご紹介とします。
撮影地点のMapion地図
ちょっと古そうな雰囲気のコンクリート桁橋、洲崎橋。

洲崎というと、大横川南支川のある、江東区の洲崎を思い出しますが、こちらにも洲崎があったのですね。まあ、いかにも臨海部らしい地名ではあります。
緑の鋼桁橋、新品川橋。
「品川」という地名のおこりは、この目黒川からだそうです。

水深は4m前後あり、橋脚のある橋もほとんどないので、安心して走れる水路です。
ちょうど満潮に向かう時間帯を狙ったため、遡上する流れに乗って、快調に進みます。
撮影地点のMapion地図
旧東海道を渡す、クリームの鋼桁橋、品川橋です。

橋上には東屋やベンチが見え、水上の憩いの場として、作られたことがわかります。
水面から見ても、側面に幕板様のものが張られて、桁が直接目に触れないようにするとともに、肩の部分に丸みをつけて、桁橋の角張りがちな印象を和らげるなど、デザインに気遣いが感じられました。
朱塗りの欄干が美しい、鎮守橋。上流より撮影しました。

外観や名称からもおわかりのように、品川の鎮守さま、荏原神社(荏原神社HP参照)への参道を渡す橋です。

この付近は、高い建物も少なく、それに川沿いの道路もあるので、明るく、しかも落ち着いた雰囲気です。上げ潮に乗って、さらに進みます。
撮影地点のMapion地図

(19年4月15日撮影)

【4月20日追記】三段目、「両岸には基礎護岸の張り出しもなく」は間違いです。お詫びして訂正します。以前、干潮時に入ったときは、基礎護岸(水面近くに張り出す段差)が見えました。

(『目黒川の橋づくし…2』につづく)
2007/04/11のBlog
[ 21:35 ] [ その他 ]
過去に何度か触れましたが、都内のいくつかの河川で行われている、バージ(艀)によるゴミの運搬というのは、今や数少ない実用舟運のひとつであり、「お仕事ブネ」好きとして、かねてから意識の対象(笑)でありました。

ですから、こういうサイト(廃棄物埋立管理事務所公式サイト『中防』)を見ると、不燃ゴミをコンテナ輸送する、プッシャーバージ(押して進むタイプの艀)の姿など、血湧き肉踊る(?)シーンが見れたりするので、楽しいわけです。ハイ。

「中防」とは、中央防波堤埋立処分場の略で、東京都環境局が運営しているのですが、このお役所が管理する、今ひとつの「お仕事ブネ」が、本記事に掲載した写真のような、水面清掃船です。
もっとも、水面清掃船の運用は、昨年より環境局から、建設局に移管されたとのことですが、サイトの記事はそのままですので、以下にご紹介しましょう。

河川清掃作業
河川清掃計画図
河川清掃船の紹介

イヤもう、萌え萌え(笑)です! 清掃船図鑑があるところなんか、泣かせるじゃないですか。最初の「コンベアー船」と、三番目の「小型手作業船」は、わりと頻繁に出会うのですけれど、二番目の「手作業船」、母船?たる「ごみ運搬船」には、残念ながら行き会ったことがありません。

そして、川走り好きにとって、見て楽しく、実用にも供することができるのが、「河川清掃計画図」です。
清掃船が作業で入る水面は、そのまま小型船舶が、十分航行できる範囲ということになりますから、河川探索のガイドとしては、格好のものですね。
まあ、古川(『古川』参照)や、越中島川のように、両岸に繋留船がびっしり並んでいる、しかも狭い川まで清掃するご苦労は、並大抵のものではないのでしょうが、「こんなところまで!」と驚くほどの狭い水路まで、まめに清掃されているのがわかり、興味をそそられます。
清掃船乗組みの皆さん、毎日、本当にご苦労さまです!

計画図を眺めながら、妄想するのはやはり、次の水路行のこと。
少なくとも、ここに描かれている範囲だけでも、年内にご紹介できるといいなあ…などと、今は頭の中での航行を楽しんでいます。

(砂町運河、18年5月1日撮影)
2007/04/07のBlog
河川航行情報図」と同様、3月15日に、ボートショーの会場でいただいたものを、いくつかご紹介します。

これは、国土交通省のブースでいただいたもので、「河川航行情報図」と一緒に、袋に入っていた手拭です。
荒川や、江東内部河川で掲げられている、船舶向け標識をあしらったもの。標識の赤が白地によく映えて、なかなかきれいですね。次回の航行から使わせていただきます。

数年前でしょうか、やはり国土交通省のブースでいただいた、標識が描かれた布袋は、今でも愛用しており、カメラや船検証など、必需品を放り込んで艇に乗っています。川っプネ乗りにぴったりのグッズを作っていただいて、ありがたい限りです。
これが、「河川航行情報図」と手拭が入っていた袋。

素材はペットかなにかでしょうか、少し硬質の樹脂製で、ご覧のとおり、まさに荒川閘門を出んとする河川巡視船、「あらかわ号」(『新河岸川…1』参照)の写真が印刷されていて、一回限りの使い捨ては、もったいないほどの出来です。
袋の裏側には、荒川下流部の橋と、やはり標識を描いた楽しげな絵柄が。

右下の説明を読むと、なるほど、クリアファイルとしても、使えるようになっているのですね。左上から右下にかけて、L字にミシン目が入っていて、取っ手や周りの部分を取り去ると、A4の書類入れになるという趣向です。丈夫にできているわけが、わかりました。
こちらは、横浜市港湾局・帆船日本丸記念財団のブースでいただいた、ハンドタオル?です。
再来年は、開港150周年なのですね。

やはりいただきものは、いくらあっても困らない、タオルや手拭のたぐいが、一番嬉しいなあ(笑)。お年賀のご挨拶に、タオルを持って行く習慣がありますが、自分でいただいてみて、それが納得できた気が…。
こちらは、いただきものではありませんが、横浜つながりということで、ついでにご紹介します。
ボートショーの帰りには、赤レンガ倉庫(サイト『横浜赤レンガ倉庫』参照)を改装した、ショッピングモールをぶらぶら。その中の、土産物屋さんを眺めていたら、港内曳船(タグボート)のペーパークラフトを発見!

色はご覧の3色あり、ディテールもなかなかの細やかさ。ウェーキ(引き波)まで表現されているのが泣かせます。完成状態も手のひらサイズで、小さくまとまりそう。上手くできたらご覧に入れますね。
ペーパークラフトは、この他にも、赤レンガ倉庫や横浜税関などの建物、電車と組み合わせて情景を作れるセットなど、数種類が売られていました。
2007/04/01のBlog
去る3月15日に、横浜のボートショーを見に行ったときのことです。
国土交通省のブースを見ていたら、係の方が近寄ってきて、「アンケートに答えたら、荒川の航行情報図を進呈する」と、声をかけられました。

わが国で初めて作られた「川の海図」である、「河川航行情報図」は、以前、岩淵の荒川知水資料館(『新河岸川…1』参照)でいただいて、すでに活用していたので、一旦はお断りしたのですが、どうも様子がおかしい…。

私の持っている情報図は、大きな紙数枚に刷られていて、筒状に巻いて持ち歩くようなカサのあるものなのに、周りのお客さんが貰っているのは、ビニールの手提げ袋に入った、A4判くらいの冊子なのです。これはまずい、前言撤回! アンケートに答えて、現物を手にしたら、やはり冊子の情報図でした。

家に帰って、冊子を開いてみると、従来のものを縮小し、綴じただけのものではなく、見やすさを考えて、改めて編集されているのがわかりました。水深を記した数字が、ちょっと小さくて読みづらいかな、と思いったものの、使い勝手の点から言えば、格段の進歩です。
発行日を見ると、18年2月とありますから、一年以上たって、ようやく気づいたことになり、お恥ずかしいものがありますが…。

以前の情報図は、3つの区間が一枚に刷られており、使用するには、まずこれを、区間ごとに裁断しなければなりませんでした。
裁断した一枚も、ヨット・モーターボート参考図(小型船舶向けの簡易海図)に匹敵するほどの、結構な大きさで、しかも河口から秋ヶ瀬まで、14もの区間に分けられているのですから、紙芝居のようにせわしなく入れ替えねばならず、見るだけでも大変でした。

私は、油絵用のキャンバスに、ゴムひもで二本の角棒をしばりつけて、海図の天地を挟めるようにした、自作のチャートホルダーがあったので、なんとか使いこなすことができましたが、取り回しや収納に、ご苦労された方も、少なくないでしょう。

欲を言わせていただくと、図に含まれている派川…中川や、綾瀬川などの航路情報も、併せて掲載されれば、より利用価値も増すかと思います。
ともあれ、格段に使いやすくなった「河川航行情報図」が、荒川流域の船長さんたちに、ますます活用されることを、願ってやみません。

河川航行情報図 荒川 (埼玉・東京)試行版
A4判 32ページ 中綴じ
平成18年2月発行
国土交通省 荒川下流河川事務所
2007/03/31のBlog
「水路をゆく」に、ようこそいらっしゃいました!
土木建造物や船の大好きな管理人が、水運全盛期への愛惜を胸に、全長21ft(約6m)の小さなモーターボートに乗って、東京周辺の川や運河をうろついたり、素敵な川景色や、舟運時代の面影を求めて、水辺や博物館を訪ねるブログです。
少しづつですが、東京近郊にある可航水路の、全線ご紹介を目指しています。

リンク、ブックマークを歓迎いたします。こちらから新規にリンクさせていただいたサイトは、本欄で、そのつどご紹介させていただきます。リンク集はこちらです。
ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はご遠慮ください。
各記事と関連のないコメントは、できれば、この「ご案内」のコメント欄にお願いいたします。
管理人のメールアドレスは、この「ご案内」のコメント欄、冒頭にあります。

【3月29日更新】タイトルバック画像を更新しました。朝潮運河、朝潮水門です。19年3月4日撮影。
【3月25日更新】水門設計会社のブログ「水門日記」に、当ブログを紹介していただきました。ありがとうございました。リンクに追加させていただきます。
【3月24日更新】この更新履歴が、スクロールできるようになりました。CSSは、ブログ「MY CSS DESIGN ~ ヒヨコ君増殖中」より拝借させていただきました。ひよこさんと、ご指導いただいた千秋さん(ブログ『◆筆の向くまま 気の向くまま 勝手気ままに 徒然雑記◆』)のお二方に、御礼申し上げます。
【3月17日更新】タイトルバック画像を更新しました。仙台堀川、崎川橋です。19年3月4日撮影。
【3月12日更新】『お仕事ブネ趣味』のプレジャーボート登場?」に追記しました。
【3月9日更新】干潮時にすり抜けろ!…5」に誤りがあったので、お詫びして追記・訂正しました。
【3月6日更新】タイトルバック画像を更新しました。大島川西支川、緑橋です。19年3月4日撮影。
【2月23日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川下流側より望んだ、永代橋です。18年12月31日撮影。
【2月16日更新】タイトルバック画像を更新しました。川崎市、南渡田運河より見た風景です。18年5月1日撮影。
【2月10日更新】伊能忠敬記念館の記事のうち、3・4段目の本の紹介を、水郷・佐原の本として、新たに分けました。
【2月7日更新】リンク最上峡芭蕉ライン観光株式会社を追加しました。
【2月5日更新】タイトルバック画像を更新しました。江戸川区、新左近川水門です。18年12月31日撮影。
【2月3日更新】リンク水郷汽船の歴史と昔の就航船画像集東関東アクアライン)を追加しました。
【2月1日更新】リンクぶれきめらを追加しました。
【1月27日更新】タイトルバック画像を更新しました。香取市佐原を流れる、小野川です。19年1月3日撮影。
【1月14日更新】タイトルバック画像を更新しました。土浦市街上空、桜川付近です。19年1月3日撮影。
【1月10日更新】タイトルバック画像を更新しました。川崎市、多摩運河から見た風景です。18年6月24日撮影。
【1月4日更新】タイトルバック画像を更新しました。隅田川から見た、月島川水門です。18年8月24日撮影。
2007/03/27のBlog
[ 20:07 ] [ 水運趣味のおもちゃ・模型 ]
(『大田区立郷土博物館』のつづき)

大田区立郷土博物館で購入した、5枚組みのペーパークラフトのうち、「海苔親船」を組んでみました。

楽しみながら組んだものの、いざ仕上がったものを前にしてみると、やはり自分の不器用さを呪いたくなるような出来…(涙)。こちらに載せるべきかどうか、考え込んでしまったのですが、恥をしのんでご覧に入れます…。

組み立ての上で、自分なりに、注意した点をいくつか。
折り曲げ指定の線として、点線が印刷してあり、そのまま組むと外見が点線だらけになってしまうので、ディテールが印刷してある箇所以外は、なるべく裏返して組むようにしました。点線が出てしまう部分は、少し荒めのサンドペーパーを筒にして、なでるようにこすって消すと、よいと思います。
接着剤は、いくつか試してみて、事務用の口紅タイプ糊を使いました。紙が割と薄手なことから、水気のあるものでは、紙がたわんでしまうと思い、セメダインCも試したのですが、乾いてもあまりカサが減らず、乾燥が速すぎて位置合わせが難しいようです。

…まあ、いろいろとこだわってはみたものの、差し板(船べり)が、ご覧のとおりへろへろになってしまい、だらしのない姿になってしまったのですから、何をか言わんやです(泣)。
このペーパークラフト、前述のとおり5枚組みで売られています。和船は、中・小のベカと、海苔親船の3種。
飛行機は「玉井式日本号」という複葉水上機、それに、昭和13年に長距離周回飛行の世界記録を樹立した、「航研機」の2種。飛行機は二機とも、大田区にゆかりの深いものです。

色上質紙のベージュが、和船の木の色や、布張り飛行機の色のイメージにピッタリで、一色刷りながら、なかなか良い雰囲気です。「航研機」だけ、白地に二色刷りなのは、この飛行機が、真紅の翼をトレードマークにしていたからでしょう。

いずれも、由来やスペックなどの詳しい説明が付いており、説明部分は折り曲げて、ディスプレイすることもできます。
用紙だけでなく、ディテールや構造にも、相当こだわって設計されているので、決して組みやすい構造ではないものの、うまく完成したときの喜びは、格別でしょう。
題材の珍しさや、細部のこだわりぶりに、企画・設計した方の、情熱を見る想いがします。

情けない結果(笑)に終わりましたが、久しぶりに軽工作を楽しみました。皆さんもいかがでしょうか。

(この項おわり)