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水路をゆく
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2008/04/01のBlog
[ 21:42 ] [ 水辺の気になるモノ ]
(『お花見は曇り空だったけれど…2』のつづき)
月島川水門を仰ぎつつ、隅田川へ。
しかし、月島川の桜、あなどれない…。

って、東京の水路をうろついている者のセリフとしては、ちと問題ですか…。
いや、例年この時期は本当に、出港する余裕がなかったんですって…(泣)。
隅田川を下って、おなじみ築地川水門(『19年度川走り納め…2』参照)の、スイングゲートを横目に見つつ、浜離宮前の内水面に進入。

プレジャーボートが投錨できる、数少ないお花見スポットです。
すでにお花見のフネブネで、賑わっているかも…と、中に入ったら、拍子抜けする静けさ。ちょっと時間が早すぎたようです。

桟橋にもやう、東京都の船の上には、乗り組みの方の姿が見えましたが、それ以外は対岸の庭園にも、人影すらありません。
汐留川水門寄り、排水機場や管理施設が建っている、堤防のちょっと太くなった部分には、水際に並ぶ見事な桜が。

いいですね~。これで、曇り空でなかったら、淡い色の花たちが、もっと映えたことでしょう。
対岸の庭園は、水際には桜が一本も配されておらず、深い緑をたたえて、堤防上との違いが際立っています。

華やかな堤防上の桜群と、しっとりとした浜離宮の緑…。水辺を挟んだ好対照に、短いこの季節の贅が、凝縮された感じがしました。
撮影地点のMapion地図



(20年3月30日撮影)

(『お花見は曇り空だったけれど…4』につづく)

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2008/03/31のBlog
「水路をゆく」に、ようこそいらっしゃいました!
土木建造物や船の大好きな管理人が、水運全盛期への愛惜を胸に、全長21ft(約6m)の小さなモーターボートに乗って、東京周辺の川や運河をうろついたり、素敵な川景色や、舟運時代の面影を求めて、水辺や博物館を訪ねるブログです。

少しづつですが、東京とその近郊にある可航水路の、全線ご紹介を目指しています。

リンク、ブックマークを歓迎いたします。こちらから新規にリンクさせていただいたサイトは、本欄で、そのつどご紹介させていただきます。リンク集はこちらです。
ボートオーナーの方へ…当ブログに掲載された水路を航行され、事故を起こされても、管理人は責任を負いかねますので、航行にあたっては、各艇長の責任で安全航行をお願いいたします。
当ブログ掲載の本文、画像の無断使用はご遠慮ください。
各記事と関連のないコメントは、できれば、この「ご案内」のコメント欄にお願いいたします。
管理人のメールアドレスは、この「ご案内」のコメント欄、冒頭にあります。

【情報募集中】外輪式手動船外機(!)の思い出」についての情報を、引き続きお待ちしております。

【3月30日更新】タイトルバック画像を更新しました。大横川(旧大島川)の桜並木です。20年3月30日撮影。
【3月23日更新】タイトルバック画像を更新しました。晴海埠頭に接岸中の、帆船海王丸です。20年3月23日撮影。
【3月20日更新】タイトルバック画像を更新しました。東京湾、市川沖で見た本船です。20年3月2日撮影。
【3月14日】本日、アクセス数150,000件を突破いたしました。お越しくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!
【3月13日更新】タイトルバック画像を更新しました。江戸川、行徳可動堰(残念ながら、裏側)です。20年3月2日撮影。
【3月12日】トラックバック制限は、すでに解除されたようです。詳細はDoblogスタッフブログをご覧ください
【3月9日】最近、コメントスパムやトラックバックスパムが非常に多いため、Doblogでは、一部のIPアドレス帯域制限、Doblog以外からのトラックバック禁止処置を採っているとのことです。(詳しくはDoblogスタッフブログをご覧ください)このため、コメントの書き込みや、トラックバックができない場合があります。悪しからずご了承ください。
【3月5日更新】タイトルバック画像を更新しました。市川市、真間川の河口にある、真間川水門です。20年3月2日撮影。
【2月29日更新】タイトルバック画像を更新しました。銚子港で見た、展示訓練中の海上保安庁ヘリコプターと、巡視船の船尾です。20年2月10日撮影。
【2月22日更新】タイトルバック画像を更新しました。潮来市、常陸利根川に架かる、潮来大橋です。20年2月10日撮影。
【2月20日】以前よりお世話になっているランキングサイト、にほんブログ村に「ボート」のカテゴリが新設され、それにともない、従来「ヨット・ボート」だったカテゴリは「ヨット」専門となりましたので、「ボート」にお引越しすることにしました。
【2月15日更新】タイトルバック画像を更新しました。常陸利根川河口にある、常陸川水門です。20年2月10日撮影。
【2月9日更新】タイトルバック画像を更新しました。中央区、隅田川派川に架かる相生橋です。19年12月31日撮影。
【2月5日】本日、アクセス数140,000件を突破いたしました。お越しくださった皆様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!
【2月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。日本橋川、常盤橋です。19年9月24日撮影。
【1月26日更新】タイトルバック画像を更新しました。横浜市、南横浜火力発電所です。19年8月12日撮影。
【1月20日更新】タイトルバック画像を更新しました。中央区、浜離宮前の隅田川です。19年12月31日撮影。
【1月14日】現在、「航行河川・運河インデックス」を作成中です。それに伴って、過去の記事から、河川・運河名などの間違いが判明した部分を、随時追記・訂正することにしました。(そのいきさつは『東京の水路探索に絶好の資料が!』参照)
【1月14日更新】タイトルバック画像を更新しました。千葉県香取市、仲江間水門付近から見た利根川です。20年1月3日撮影。
【1月7日更新】タイトルバック画像を更新しました。千葉県香取市、水郷十六島の仲江間水路です。20年1月3日撮影。
【1月1日更新】タイトルバック画像を更新しました。江東区、洲崎南水門です。19年12月31日撮影。
[ 22:29 ] [ 水辺の気になるモノ ]
(『お花見は曇り空だったけれど…1』のつづき)
朝潮運河から、月島川をのぞいてみると、これまたイイ感じです。

ヨットのマストに触れんばかりの、満開の桜…。落花のたゆたう、静かな水面に浮かぶフネブネも、心なしか嬉しそうに見えます。
月島橋をくぐった先は…おお、これまた見事。

なじみの水路にもかかわらず、桜の時期を逃してばかりいたものですから、まるで、初めての場所に来たような、新鮮な感動がありました。
撮影地点のMapion地図
まだ午前中、早い時間ということもあり、水辺は人影もまばらで、実に静かです。

お花見というと、賑やかな場所という先入観が染み付いていましたから、ちょっと不思議な気持ちすらするひとときです。
ここでまた「ひゅっ」と、音を立てて気持ちが「花より団子」モードに。

雑然とした一角にもやわれている、痛ましい姿のキミは、あの朝潮運河にもやっていた、「電話ボックス」君!
最近、姿を見ないと思ったら、こんなところに連れてこられていたのか…。
(といっても、元の位置より、数百m移動しただけですが)
周囲の雰囲気のせいか、最後に見たとき(『19年度川走り納め…5』参照)より、さらに痛々しい姿になったような気が…。もう現役は引退したのでしょうか。

哀れなその痛み具合に、何だか愛おしくなって、思わず船縁をぐっと寄せて撮ってあげました。
元気でいるんだよ…。
撮影地点のMapion地図


(20年3月30日撮影)

(『お花見は曇り空だったけれど…3』につづく)

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[ 22:28 ] [ 水辺の気になるモノ ]
そんなわけで、先週23日の雪辱戦?として、曇天をついての、水辺の桜めぐりです。まあ、花より団子と申しましょうか、桜そっちのけで、ココロ惹かれたモノに吸い寄せられることもしばしばなのは、いつものとおりですが…。

おなじみ運河の五叉流(交差点中央部の水面まで、東雲運河だそうです)で、桜を見つけつつも、はなから引っかかる物件が。
浚渫船でしょうか。ブームの先に吊り下げている、ドリルらしきものに、目線が釘付け…。
撮影地点のMapion地図
浚渫船に意識を奪われつつも、桜もしっかり撮影。

東雲運河と、辰巳運河の分流点であるここは、確か、日経新聞の敷地。ビル周囲の緑地に、桜を配する気遣いが嬉しいです。
豊洲運河に入り、朝凪橋を過ぎると、また一群が目に入りました。

臨港線廃線跡の橋脚近く、背景に見えるマンションの敷地内と思われます。なかなかボリュームのある桜群です。
撮影地点のMapion地図
海洋大学前の水面(春海運河と、隅田川派川の一部)を左に折れ、佃水門から、朝潮運河に入りましょう。

あいにくの空模様ではありましたが、風は穏やかで波もなく、快適な航行です。
朝潮橋橋詰近く、晴海中学校の水際には、枝を重そうに水面に垂らした桜並木が…。

舷側を岸ギリギリまで寄せて、咲きっぷりを愛でたものでした。
撮影地点のMapion地図





(20年3月30日撮影)

(『お花見は曇り空だったけれど…2』につづく)

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2008/03/30のBlog
[ 22:07 ] [ 水辺の気になるモノ ]
本日は、午後から天気が崩れるとの予報を受けて、少しだけ早起きし、先週に引き続いて、懲りずにお花見航行をしてきました。
道々のお話は、のちほどご覧いただくとして、まずは各地の咲きっぷりをかいつまんで…。

中央区、浜離宮前堤防。
早い時間に入ったせいか、お花見の船影もなく、静かに楽しむことができました。
品川区、目黒川。

先週の、つぼみの状態の写真と見比べると、当たり前ですが、その満開ぶりが際立って、嬉しさもひとしおです。
中央区、隅田川畔、佃島。

あいにくの天気だったのが、ちょっと残念でしたが…。
咲き誇る無慮大数の桜を前に、これほどお花見の名所が集中している、東京の水辺とはなんと、行き届いた場所なんだろう…なんて、柄にもなく感動してしまいました。
台東区、隅田公園。

水辺のお花見のメッカは、フネブネで大賑わいでした。
木っ端ブネの我が艇は、絶え間ない引き波でガブられっぱなし…ここにたどり着くだけでも、万里の波濤を乗り越えた(笑)気分になったほどです。
江東区、大横川(旧大島川)。

やはり、一番素晴らしいと思えたのは、ここです。
本日も先週同様、櫓走でのお花見を楽しんできました。





(20年3月30日撮影)

■「風に吹かれて-Blowin' in the Wind-」の、「TB企画:あなたの撮った2008年の桜を見せてちょーだい!」に、トラックバックさせていただきました。

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2008/03/29のBlog
[ 22:26 ] [ つぶやき ]
(『桜探しに出かけてみたら…9』のつづき)
…というわけで、一応、高速滑走船型のはしくれである我が艇に、櫓をつけるという、蓮っ葉なことをしてみました。

何度か触れたように、和船好きとしても、櫓という推進具に惹かれるものがあり、和船の所有がかなわないのなら、せめて櫓だけでも、思うさまいじってみたい…という気持ちが、昔からあったのです。

このご時勢ですから、現在も櫓をあつらえてくれるところなど、なかなか見つかりません。
一時は自作も考えたのですが、一年ほど前、たまたま、櫓の受注製作をしている船具店、「髙松令三商店」を知り、喜び勇んで、メールで問い合わせてみました。

モーターボートに櫓をつけるという、私の無茶な要求にもかかわらず、「夢のある話だ」と興味を持っていただき、一緒に取り付け方を考えてくださるなど、とても丁寧な応対だったので、長年の夢をかなえようと、お願いしてみることにしたのです。
これが、我が愛しの櫓(笑)、全体像です。

櫓刃(ロバ。ロシタとも)と呼ばれる、水に入る部分は長さが3m、手前の太い櫓腕(ロウデ)は、バランスウェイトと握りを兼ねた部分で、長さ1.5m、合計した全長は4.5mあります。梱包を解いた直後は、「こんなに大きいもの、うまく扱えるかなあ…」、というのが第一印象でした。

ムクの樫材から削り出したものですから、当然ではありますが、ずっしりと重く、慣れるまで取り扱いに難渋したものの、さすが旧海軍御用の職人さん、肌触りもなめらかで、いっぺんでほれ込んでしまう素晴らしさでした。これで、熟練者なら、数tの積載量がある舟を、難なく取り回せるのですから、櫓の生み出す推進力というのは大したものです。
購入の決め手は、何と言ってもこの、ロバとロウデが、工具なしで分解できる構造にありました。
製造元の商品名では「簡単脱着式櫓」と呼ばれており、ご覧のナット一個で、分解・組み立てが容易にできるのです。ナットは落としてしまわないよう、スイベルを介して鎖で結んであるのも親切です。

寸法を見てみると、ロバは甲板上に斜めに立てかければよく、ロウデはカディ(船室)の中に入るので、艇内へ完全収納できることがわかりました。
支点となる鉄製の櫓杭(ログイ、ロベソとも)は、なじみのボートサービスに依頼して、トランサム(船尾)の左舷寄りに取り付けてもらいました。

ログイの先端は玉状になっており、これが鋳鉄製のイレコとがっちり噛み合い、私のような初心者が漕いでも、抜けて櫓を流したり、漕ぎ手が落水したりしないように工夫されています。

この構造は、旧軍で、櫓の経験のない兵隊さんでも、短期間で漕ぎ方を習得できるよう、考えられたものだとか。

ちなみに、陸海の自衛隊でも、一部で櫓漕の訓練は行われています。海上はともかく、なぜ陸上が? と思われるかもしれませんが、施設科部隊(工兵)では、渡河作戦の必要があるためで、基本の一つとして、旧軍時代から櫓漕を教えているそうです。
実用ではすっかり減ってしまった櫓も、自衛隊が止めない限り、需要が絶えることはなさそうですね。

なお、通常の櫓は、以前もご紹介したこの道の大先達、新考案の櫓を研究・自作されているGL-Laboの、「本物の『櫓‥実物と妙技』をこの目で見る」で、掲載されている写真にあるように、ログイは位置決めのためのものに過ぎず、イレコの曲面全体で、荷重を負担するような構造になっており、私の櫓とは、かなり仕組みが異なるのです。

和船友の会の、会員の方のお話では、私の櫓のような型のログイ/イレコは、関東ではあまり見られず、瀬戸内など関西に多いようだ、とのことでした。なるほど…。
まあ、そんないきさつで、櫓つきモーターボート就航とあいなり、さっそく水路行の道々に、練習に励むこととなりました。写真は、旧中川での練習風景です。

櫓の取り付けを考え始めたころから、モーターボートの船型が、櫓漕に適さないことは、容易に想像できました。
長さが短く、幅の広い船体は方向安定性に欠けるでしょうし、船体前半に、フロントグラスとカディが立ち上がっているときては、風圧側面積をかせいでいるようなものだからです。

実際に漕いでみると、方向安定はともかく、風の影響はかなりのもので、微風でも船首がたちまち風落し、しかも一度回されると、艇が重いということもあり、私の乏しい腕力(泣)では、保針すら難しいのです。
小型和船が、風の影響を受けないよう、舷側を低く均一にしており、また水の抵抗を少なくし、直進性を良くするため、縦横比の大きい、細長い船体である理由が、身をもって理解できました。

こうなると、練習できる場所も限られてきます。この約1年、方々で漕いでみて、我が艇の櫓走に適した水路は、以下のようなところだというのがわかりました。

①直線区間が少なく、カーブがあって見通し距離の短いところ。
②幅があまり広くなく、両岸は高い土手や建物が続いているところ。
③流れがなく、動力船の通航が少ないところ。

真っすぐで幅の広い水路は、それだけ風の通り道になりやすいので、うまくありません。風除けとなる建物がないのも考えものです。流速が速いところ、引き波があるのももってのほか…イヤ、わがまま放題の子供みたいなヘタレぶりですが、ミスマッチ満載の櫓走艇としては、致し方ありますまい。

この条件にかなう水路は、旧中川、大横川(旧大島川の区間)、汐浜運河の東端部などで、特に旧中川が良かったのですが、日曜・祝日は閘門がお休みで、入れないのが痛いところです。

そんな面倒はあるものの、櫓漕を始めてからは、なじみの水路も、櫓走のしやすさといった視点で見るようになり、機走している時とは、また違った世界が広がったように思えます。
ロウデの滑らかな手触りに陶然となり、ハイオ(櫓の跳ね上りを押さえる綱)のきしみに、押送舟や小早など、江戸の櫓走舟に思いを馳せる、静かで、幸せなひとときです。

(19年5月13日~9月24日撮影)

(この項おわり)

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[ 22:26 ] [ 水辺の気になるモノ ]
(『桜探しに出かけてみたら…8』のつづき)
油断していたら天罰てきめん、ほうほうの体で姿勢を立てなおし、屋台で賑わう黒船橋をくぐって、さらに櫓漕で前進。

洲崎南水門近くの船宿、吉野屋さんの、スマートなエンジン付き和船に行き合いました。こちらは小名木川、高橋船着場まで往復するという、水路の魅力を、存分に味わえそうなコースを走ります。一度乗ってみたい舟です。
いかにも収容力のありそうな、自航ポンツンタイプの艇にも出会いました。旧商船大からのコースでしょうか。
う~ん、これも乗ってみたい…。いや、どちらかというと、舵を取ってみたい気持ちです。

こうして、行き合うフネブネと、挨拶を交わしつつ進むのは、本当に楽しいものですね。
巴橋の手前で、黒い塗装も真新しい、センターコンソーラに追い越されました。

追い越しざま、艇長が「うまいもんだねえ!」と声をかけてくれました。
「いやあ、まだまだです…」褒められたからって、今度は油断しないゾ(笑)。風向きに注意して、押さえ、控え、押さえ、控え…。(櫓を押す動作を『押さえ』、引く動作を『控え』と呼びます。)
撮影地点のMapion地図
岸から声をかけてくれたのは、笑顔が素敵な芸人さんたち。さくらまつりに、お仕事に来たのでしょうか。

歩きながら、ずっとこちらを見ており、櫓に興味を持たれたようで、あちらから話しかけてくれました。
「それ、手作りなんですか?」
「いえ、売っているものです。注文すると、作ってくれるんですよ」
カメラを向けると、桜の下でピースを決めてくれました。お仕事がんばってくださいね。
あっ、水面に張り出した枝に、何輪か咲いている桜が…。

櫓漕でゆっくり進んだお陰か、こんなささやかな咲き具合も、見落とさずにすみました。櫓、さまさまと言ったところでしょうか。





(20年3月23日撮影)

(『モーターボートに、櫓』につづく)

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[ 22:26 ] [ 水辺の気になるモノ ]
(『桜探しに出かけてみたら…7』のつづき)
船着場の桟橋には、盛んに和船が発着して、お客さんで賑わっていることがわかります。桜は咲いていなくとも、沿岸には提灯が下げられ、お祭り気分満点。しかもこの陽気ですから、人出も決して少なくないことでしょう。

さて、先日お世話になった会員の皆さんに、艇の紹介を兼ねて、ご挨拶してまいりましょう。
おっと、その前に…。
エンジンを停止し、船尾のログイに櫓を装着!

屈曲区間で、風が防がれているせいでしょうか、水面は幸い、ほぼ無風状態。これなら、風で回されたりせず、練習の成果を披露できそうです。
ゆっくりと櫓漕で前進開始。あ、この和船の櫓を取っているのは、先日、私たちの乗った舟を、漕いでくれたお兄さん…。今日はお祭りとあって、いなせないでたちですね。

「先日はお世話になりました~」と、声をかけたのですが、こちらの格好が違うせいか、残念ながら、わからなかったみたいです。
桟橋でもやいを取ったり、お客さんをさばいていた会員の方々が、こちらに気づいてくれました。もちろんその間も、仕事の手は休めず、てきぱきと作業されています。

「よぉ、来てくれるとは思わなかったよ!」と、年配会員の方が声をかけてくれ、しきりにシャッターを切っています。櫓を装着した艇の写真は、先日訪ねたときにお見せしていたので、覚えていてくれたようです。
「まだ、真っすぐ進むのが精一杯で…」と言うと、「なあに、なかなかのもんだよ」と、嬉しい答え。目的は達したので、お仕事の邪魔にならないよう、対岸ギリギリを櫓漕で通過しました。

もっとも、ベテラン氏に褒められて、いい気になっていたのか、微かな向かい風で艇の頭が回され、修正できないうちに、お客さんを乗せた、友の会の和船の針路をふさぐ格好になってしまいました。申しわけありません(泣)。
まだまだ、練習不足のようです…。
撮影地点のMapion地図

(20年3月23日撮影)

(『桜探しに出かけてみたら…9』につづく)

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