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2008/03/31のBlog
[ 22:29 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
(『お花見は曇り空だったけれど…1』のつづき)
朝潮運河から、月島川をのぞいてみると、これまたイイ感じです。
ヨットのマストに触れんばかりの、満開の桜…。落花のたゆたう、静かな水面に浮かぶフネブネも、心なしか嬉しそうに見えます。
朝潮運河から、月島川をのぞいてみると、これまたイイ感じです。ヨットのマストに触れんばかりの、満開の桜…。落花のたゆたう、静かな水面に浮かぶフネブネも、心なしか嬉しそうに見えます。
ここでまた「ひゅっ」と、音を立てて気持ちが「花より団子」モードに。雑然とした一角にもやわれている、痛ましい姿のキミは、あの朝潮運河にもやっていた、「電話ボックス」君!
最近、姿を見ないと思ったら、こんなところに連れてこられていたのか…。
(といっても、元の位置より、数百m移動しただけですが)
周囲の雰囲気のせいか、最後に見たとき(『19年度川走り納め…5』参照)より、さらに痛々しい姿になったような気が…。もう現役は引退したのでしょうか。哀れなその痛み具合に、何だか愛おしくなって、思わず船縁をぐっと寄せて撮ってあげました。
元気でいるんだよ…。
【撮影地点のMapion地図】
(20年3月30日撮影)
(『お花見は曇り空だったけれど…3』につづく)
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[ 22:28 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
そんなわけで、先週23日の雪辱戦?として、曇天をついての、水辺の桜めぐりです。まあ、花より団子と申しましょうか、桜そっちのけで、ココロ惹かれたモノに吸い寄せられることもしばしばなのは、いつものとおりですが…。おなじみ運河の五叉流(交差点中央部の水面まで、東雲運河だそうです)で、桜を見つけつつも、はなから引っかかる物件が。
浚渫船でしょうか。ブームの先に吊り下げている、ドリルらしきものに、目線が釘付け…。
【撮影地点のMapion地図】
朝潮橋橋詰近く、晴海中学校の水際には、枝を重そうに水面に垂らした桜並木が…。舷側を岸ギリギリまで寄せて、咲きっぷりを愛でたものでした。
【撮影地点のMapion地図】
(20年3月30日撮影)
(『お花見は曇り空だったけれど…2』につづく)
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2008/03/30のBlog
[ 22:07 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
本日は、午後から天気が崩れるとの予報を受けて、少しだけ早起きし、先週に引き続いて、懲りずにお花見航行をしてきました。道々のお話は、のちほどご覧いただくとして、まずは各地の咲きっぷりをかいつまんで…。
中央区、浜離宮前堤防。早い時間に入ったせいか、お花見の船影もなく、静かに楽しむことができました。
中央区、隅田川畔、佃島。あいにくの天気だったのが、ちょっと残念でしたが…。
咲き誇る無慮大数の桜を前に、これほどお花見の名所が集中している、東京の水辺とはなんと、行き届いた場所なんだろう…なんて、柄にもなく感動してしまいました。
台東区、隅田公園。水辺のお花見のメッカは、フネブネで大賑わいでした。
木っ端ブネの我が艇は、絶え間ない引き波でガブられっぱなし…ここにたどり着くだけでも、万里の波濤を乗り越えた(笑)気分になったほどです。
江東区、大横川(旧大島川)。やはり、一番素晴らしいと思えたのは、ここです。
本日も先週同様、櫓走でのお花見を楽しんできました。
(20年3月30日撮影)
■「風に吹かれて-Blowin' in the Wind-」の、「TB企画:あなたの撮った2008年の桜を見せてちょーだい!」に、トラックバックさせていただきました。
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2008/03/29のBlog
[ 22:26 ]
[ つぶやき ]
(『桜探しに出かけてみたら…9』のつづき)
…というわけで、一応、高速滑走船型のはしくれである我が艇に、櫓をつけるという、蓮っ葉なことをしてみました。
何度か触れたように、和船好きとしても、櫓という推進具に惹かれるものがあり、和船の所有がかなわないのなら、せめて櫓だけでも、思うさまいじってみたい…という気持ちが、昔からあったのです。
このご時勢ですから、現在も櫓をあつらえてくれるところなど、なかなか見つかりません。
一時は自作も考えたのですが、一年ほど前、たまたま、櫓の受注製作をしている船具店、「髙松令三商店」を知り、喜び勇んで、メールで問い合わせてみました。
モーターボートに櫓をつけるという、私の無茶な要求にもかかわらず、「夢のある話だ」と興味を持っていただき、一緒に取り付け方を考えてくださるなど、とても丁寧な応対だったので、長年の夢をかなえようと、お願いしてみることにしたのです。
…というわけで、一応、高速滑走船型のはしくれである我が艇に、櫓をつけるという、蓮っ葉なことをしてみました。何度か触れたように、和船好きとしても、櫓という推進具に惹かれるものがあり、和船の所有がかなわないのなら、せめて櫓だけでも、思うさまいじってみたい…という気持ちが、昔からあったのです。
このご時勢ですから、現在も櫓をあつらえてくれるところなど、なかなか見つかりません。一時は自作も考えたのですが、一年ほど前、たまたま、櫓の受注製作をしている船具店、「髙松令三商店」を知り、喜び勇んで、メールで問い合わせてみました。
モーターボートに櫓をつけるという、私の無茶な要求にもかかわらず、「夢のある話だ」と興味を持っていただき、一緒に取り付け方を考えてくださるなど、とても丁寧な応対だったので、長年の夢をかなえようと、お願いしてみることにしたのです。
これが、我が愛しの櫓(笑)、全体像です。櫓刃(ロバ。ロシタとも)と呼ばれる、水に入る部分は長さが3m、手前の太い櫓腕(ロウデ)は、バランスウェイトと握りを兼ねた部分で、長さ1.5m、合計した全長は4.5mあります。梱包を解いた直後は、「こんなに大きいもの、うまく扱えるかなあ…」、というのが第一印象でした。
ムクの樫材から削り出したものですから、当然ではありますが、ずっしりと重く、慣れるまで取り扱いに難渋したものの、さすが旧海軍御用の職人さん、肌触りもなめらかで、いっぺんでほれ込んでしまう素晴らしさでした。これで、熟練者なら、数tの積載量がある舟を、難なく取り回せるのですから、櫓の生み出す推進力というのは大したものです。
購入の決め手は、何と言ってもこの、ロバとロウデが、工具なしで分解できる構造にありました。製造元の商品名では「簡単脱着式櫓」と呼ばれており、ご覧のナット一個で、分解・組み立てが容易にできるのです。ナットは落としてしまわないよう、スイベルを介して鎖で結んであるのも親切です。
寸法を見てみると、ロバは甲板上に斜めに立てかければよく、ロウデはカディ(船室)の中に入るので、艇内へ完全収納できることがわかりました。
支点となる鉄製の櫓杭(ログイ、ロベソとも)は、なじみのボートサービスに依頼して、トランサム(船尾)の左舷寄りに取り付けてもらいました。ログイの先端は玉状になっており、これが鋳鉄製のイレコとがっちり噛み合い、私のような初心者が漕いでも、抜けて櫓を流したり、漕ぎ手が落水したりしないように工夫されています。
この構造は、旧軍で、櫓の経験のない兵隊さんでも、短期間で漕ぎ方を習得できるよう、考えられたものだとか。
ちなみに、陸海の自衛隊でも、一部で櫓漕の訓練は行われています。海上はともかく、なぜ陸上が? と思われるかもしれませんが、施設科部隊(工兵)では、渡河作戦の必要があるためで、基本の一つとして、旧軍時代から櫓漕を教えているそうです。実用ではすっかり減ってしまった櫓も、自衛隊が止めない限り、需要が絶えることはなさそうですね。
なお、通常の櫓は、以前もご紹介したこの道の大先達、新考案の櫓を研究・自作されているGL-Laboの、「本物の『櫓‥実物と妙技』をこの目で見る」で、掲載されている写真にあるように、ログイは位置決めのためのものに過ぎず、イレコの曲面全体で、荷重を負担するような構造になっており、私の櫓とは、かなり仕組みが異なるのです。和船友の会の、会員の方のお話では、私の櫓のような型のログイ/イレコは、関東ではあまり見られず、瀬戸内など関西に多いようだ、とのことでした。なるほど…。
まあ、そんないきさつで、櫓つきモーターボート就航とあいなり、さっそく水路行の道々に、練習に励むこととなりました。写真は、旧中川での練習風景です。櫓の取り付けを考え始めたころから、モーターボートの船型が、櫓漕に適さないことは、容易に想像できました。
長さが短く、幅の広い船体は方向安定性に欠けるでしょうし、船体前半に、フロントグラスとカディが立ち上がっているときては、風圧側面積をかせいでいるようなものだからです。
実際に漕いでみると、方向安定はともかく、風の影響はかなりのもので、微風でも船首がたちまち風落し、しかも一度回されると、艇が重いということもあり、私の乏しい腕力(泣)では、保針すら難しいのです。
小型和船が、風の影響を受けないよう、舷側を低く均一にしており、また水の抵抗を少なくし、直進性を良くするため、縦横比の大きい、細長い船体である理由が、身をもって理解できました。
こうなると、練習できる場所も限られてきます。この約1年、方々で漕いでみて、我が艇の櫓走に適した水路は、以下のようなところだというのがわかりました。①直線区間が少なく、カーブがあって見通し距離の短いところ。
②幅があまり広くなく、両岸は高い土手や建物が続いているところ。
③流れがなく、動力船の通航が少ないところ。
真っすぐで幅の広い水路は、それだけ風の通り道になりやすいので、うまくありません。風除けとなる建物がないのも考えものです。流速が速いところ、引き波があるのももってのほか…イヤ、わがまま放題の子供みたいなヘタレぶりですが、ミスマッチ満載の櫓走艇としては、致し方ありますまい。この条件にかなう水路は、旧中川、大横川(旧大島川の区間)、汐浜運河の東端部などで、特に旧中川が良かったのですが、日曜・祝日は閘門がお休みで、入れないのが痛いところです。
そんな面倒はあるものの、櫓漕を始めてからは、なじみの水路も、櫓走のしやすさといった視点で見るようになり、機走している時とは、また違った世界が広がったように思えます。ロウデの滑らかな手触りに陶然となり、ハイオ(櫓の跳ね上りを押さえる綱)のきしみに、押送舟や小早など、江戸の櫓走舟に思いを馳せる、静かで、幸せなひとときです。
(19年5月13日~9月24日撮影)
(この項おわり)
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[ 22:26 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
(『桜探しに出かけてみたら…8』のつづき)
油断していたら天罰てきめん、ほうほうの体で姿勢を立てなおし、屋台で賑わう黒船橋をくぐって、さらに櫓漕で前進。
洲崎南水門近くの船宿、吉野屋さんの、スマートなエンジン付き和船に行き合いました。こちらは小名木川、高橋船着場まで往復するという、水路の魅力を、存分に味わえそうなコースを走ります。一度乗ってみたい舟です。
油断していたら天罰てきめん、ほうほうの体で姿勢を立てなおし、屋台で賑わう黒船橋をくぐって、さらに櫓漕で前進。洲崎南水門近くの船宿、吉野屋さんの、スマートなエンジン付き和船に行き合いました。こちらは小名木川、高橋船着場まで往復するという、水路の魅力を、存分に味わえそうなコースを走ります。一度乗ってみたい舟です。
いかにも収容力のありそうな、自航ポンツンタイプの艇にも出会いました。旧商船大からのコースでしょうか。う~ん、これも乗ってみたい…。いや、どちらかというと、舵を取ってみたい気持ちです。
こうして、行き合うフネブネと、挨拶を交わしつつ進むのは、本当に楽しいものですね。
巴橋の手前で、黒い塗装も真新しい、センターコンソーラに追い越されました。追い越しざま、艇長が「うまいもんだねえ!」と声をかけてくれました。
「いやあ、まだまだです…」褒められたからって、今度は油断しないゾ(笑)。風向きに注意して、押さえ、控え、押さえ、控え…。(櫓を押す動作を『押さえ』、引く動作を『控え』と呼びます。)
【撮影地点のMapion地図】
岸から声をかけてくれたのは、笑顔が素敵な芸人さんたち。さくらまつりに、お仕事に来たのでしょうか。歩きながら、ずっとこちらを見ており、櫓に興味を持たれたようで、あちらから話しかけてくれました。
「それ、手作りなんですか?」
「いえ、売っているものです。注文すると、作ってくれるんですよ」
カメラを向けると、桜の下でピースを決めてくれました。お仕事がんばってくださいね。
あっ、水面に張り出した枝に、何輪か咲いている桜が…。櫓漕でゆっくり進んだお陰か、こんなささやかな咲き具合も、見落とさずにすみました。櫓、さまさまと言ったところでしょうか。
(20年3月23日撮影)
(『モーターボートに、櫓』につづく)
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[ 22:26 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
(『桜探しに出かけてみたら…7』のつづき)
船着場の桟橋には、盛んに和船が発着して、お客さんで賑わっていることがわかります。桜は咲いていなくとも、沿岸には提灯が下げられ、お祭り気分満点。しかもこの陽気ですから、人出も決して少なくないことでしょう。
さて、先日お世話になった会員の皆さんに、艇の紹介を兼ねて、ご挨拶してまいりましょう。
おっと、その前に…。
船着場の桟橋には、盛んに和船が発着して、お客さんで賑わっていることがわかります。桜は咲いていなくとも、沿岸には提灯が下げられ、お祭り気分満点。しかもこの陽気ですから、人出も決して少なくないことでしょう。さて、先日お世話になった会員の皆さんに、艇の紹介を兼ねて、ご挨拶してまいりましょう。
おっと、その前に…。
ゆっくりと櫓漕で前進開始。あ、この和船の櫓を取っているのは、先日、私たちの乗った舟を、漕いでくれたお兄さん…。今日はお祭りとあって、いなせないでたちですね。「先日はお世話になりました~」と、声をかけたのですが、こちらの格好が違うせいか、残念ながら、わからなかったみたいです。
桟橋でもやいを取ったり、お客さんをさばいていた会員の方々が、こちらに気づいてくれました。もちろんその間も、仕事の手は休めず、てきぱきと作業されています。「よぉ、来てくれるとは思わなかったよ!」と、年配会員の方が声をかけてくれ、しきりにシャッターを切っています。櫓を装着した艇の写真は、先日訪ねたときにお見せしていたので、覚えていてくれたようです。
「まだ、真っすぐ進むのが精一杯で…」と言うと、「なあに、なかなかのもんだよ」と、嬉しい答え。目的は達したので、お仕事の邪魔にならないよう、対岸ギリギリを櫓漕で通過しました。もっとも、ベテラン氏に褒められて、いい気になっていたのか、微かな向かい風で艇の頭が回され、修正できないうちに、お客さんを乗せた、友の会の和船の針路をふさぐ格好になってしまいました。申しわけありません(泣)。
まだまだ、練習不足のようです…。
【撮影地点のMapion地図】
(20年3月23日撮影)
(『桜探しに出かけてみたら…9』につづく)
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[ 22:26 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
いましたいました。「和船友の会」のフネブネが、黒船橋船着場に集まっています。(和船友の会については、『和船友の会で体験乗船…1』以下のシリーズ参照)今年で第4回を迎えた、深川観光協会の主催する、「お江戸深川さくらまつり」が、この日の前日、22日より始まっており、その一環として、櫓漕の和船による、大横川遊覧が行われているのです。
【撮影地点のMapion地図】
(20年3月23日撮影)
(『桜探しに出かけてみたら…8』につづく)
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2008/03/28のBlog
[ 20:44 ]
[ 水辺の気になるモノ ]
(『桜探しに出かけてみたら…5』のつづき)
ここでまた、ちょっと引っかかりました。
時まさに、大潮の最大干潮時近く。普段は、なかなか見られないものを目にできる、ある種貴重な時間帯です。
写真は、永代橋の橋脚。通常は水面下に没している、自然石を貼ったと思しき面が、大きく露出していました。端部に鈍角の水切りがついているのも、はっきりと見られます。
ここでまた、ちょっと引っかかりました。時まさに、大潮の最大干潮時近く。普段は、なかなか見られないものを目にできる、ある種貴重な時間帯です。
写真は、永代橋の橋脚。通常は水面下に没している、自然石を貼ったと思しき面が、大きく露出していました。端部に鈍角の水切りがついているのも、はっきりと見られます。
お客さんを満載した水上バスたちや、たくさんのプレジャーボートと行き合いつつ、浅草まで一気に遡上。ちょうど、東武線花川戸橋梁をくぐる水上バスが見えます。お花見シーズンとあって、上流まで行く、臨時航路が開かれたのでしょうね。
【撮影地点のMapion地図】
ソメイヨシノ(しつこいですが、種類は自信がありませなんだ)は、目黒川同様ほとんど開花していませんでしたが、寒桜がまとまって植わっているせいでしょう、お花見の雰囲気は、充分味わえました。文字どおり「華」のある隅田川畔を離れて、お次は私の趣味も兼ねた、あの桜の名所へ転舵、前進微速!
【撮影地点のMapion地図】
(20年3月23日撮影)
(『桜探しに出かけてみたら…7』につづく)
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