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水路をゆく
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2008/05/20のBlog
[ 22:13 ] [ 水辺の気になるモノ ]
(『恵比須運河…4』のつづき)
往路とは打って変わって、青天井の下にさざなみを輝かせる京浜運河を東へ。

帰りのコースは、おなじみの内水路ロングランコース…。
京浜運河から塩浜運河に入り、右折して千鳥運河(写真)を抜け、多摩運河を経由して、多摩川へ。

千鳥橋際のタンク、あいかわらず派手で、よく目立ちます。
撮影地点のMapion地図
西日がぎらつく多摩川の澪筋を、デッドスローでゆるゆる進み、これも毎度おなじみ、海老取川澪筋に進入。

あれれ、昔の着陸誘導灯(19年6月20日~24日掲示のタイトル)が、跡形もなく撤去されている…。澪筋進入のよい目標であり、砂州の中にポツンと立つ、その鄙びた雰囲気が大好きだっただけに、とても残念です。
海老取川に入り、船溜の間を、引き波を立てないように、抜き足差し足でかわすと…。

赤い稲荷橋の向こう、警戒船が見えました。工事中でしょうか。
クレーン船が盛んにブームを動かして、護岸工事の最中でした。
先ほど恵比須運河で、クレーン船の活躍する様子を、見てみたいと思ったばかりだったので、これは嬉しい出会いです。

赤い船体の、警戒船で旗を振るおじさんにカメラを向けたところ、ニヤリと笑って「オレを撮るの?」と、はにかんだ仕草を見せつつ、ポーズをとってくれました。
撮影地点のMapion地図

(20年4月27日撮影)

(『海老取川の工事…2』につづく)

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2008/05/18のBlog
[ 18:10 ] [ 航行河川・運河 ]
(『恵比須運河…3』のつづき)
こちらは、立派なブリッジを持つ浚渫船と、ノッポの3層キャブが小粋な曳船。

カラフルな塗装が、鉄錆色の背景の中でひときわ目立ちます。
北岸の水路は、守屋町2丁目と3丁目の間を流れる、入江川の河口。先ほどからたびたび触れた堀割群、「入江川水系」の本流です。

実は、我が艇の進水地が、この奥を東西に走る、入江川第二派川の某所…。私はまだ入ったことがないので、いずれ里帰りを兼ねて、走ってみたいと思っています。
撮影地点のMapion地図
恵比須運河の終点が近づきました。ここを左折して、横浜の内港に出ることとしましょう。

おや、左側の角に並んでいるアレ、何だろう?
目盛りの切ってある、赤錆びた太い鋼管たちが、鋼矢板に沿って、斜めに打ち込まれています。

巨大なパイプオルガンのような眺めに、しばし見入ってしまいましたが…、何でしょう、新しい護岸の基礎を、造っている途中なのでしょうか。
恵比須町と出田町の間を抜けて、帰途につくことにしました。

横浜港北部の水路群、古い時代の埋立地に挟まれているだけあって、独特の魅力がありそうですね。「入江川水系」を含めた小水路たちにも、惹かれるものがあります。
近いうちに、改めて探索してみたいものですね。


(20年4月27日撮影)

(『海老取川の工事…1』につづく)

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2008/05/17のBlog
[ 21:13 ] [ 航行河川・運河 ]
(『恵比須運河…2』のつづき)
恵比須橋をくぐった後、西側から見たところ。

橋上には植え込みの緑も見えるなど、ハードな周囲の雰囲気とはだいぶ違った、さわやか系(?)の橋ですね。
逆光をついて、高島貨物線の鉄道橋に接近。

ご覧のとおり、中央径間のみガーダーが下路式で、桁下高を取ってあるのが、いかにも艀船運河の橋らしく、瀬取りの盛んだった時代をしのばせますね。
逆光で、写りがうまくありませんから、反対側からご覧に入れましょう。
ガーダーの表面は色褪せて錆が浮き、橋脚の表面は荒れて、長い間手入れがなされていない様子です。

おそらく、もう長い間列車が通わない、廃線に近い状態なのでしょうね。
撮影地点のMapion地図
鉄橋の西側は、クレーン船の船溜! 
道々の船影は、あとでまとめてご覧に入れるつもりでしたが、あまり見られない景色ということもあり、ここだけは辛抱たまりません。

まるで、キリンの群れに迷い込んだような、トラスの林…。
アップで切り取ってみても、青空にそそり立つブームが、またイイ感じ。

彼らがその長い首をもたげて、全開で仕事をしているさまも、見てみたいものです。







(20年4月27日撮影)

(『恵比須運河…4』につづく)

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2008/05/16のBlog
[ 22:39 ] [ 航行河川・運河 ]
(『恵比須運河…1』のつづき)
「鉄錆色水域」を抜けると、左手には日産自動車の、長大な工場建屋が姿を現わしました。プレス加工でもしているのでしょうか、中からは盛んに機械の音がして、盛業中であることをうかがわせます。

この工場の前も、魅力的なフネブネが集う船溜なのですが、ここはぐっとこらえて、後ほどまとめてご紹介します。
北側にふたたび出現した小水路は、入江川第一小派川なる、いかめしい名前がついています。

この入江川水系(?)は、江東区の水路群と同じく、人工の掘割ながら、河川として管理している都合上、ひとつひとつに背番号めいた名前を、付けざるを得ないのでしょう。
撮影地点のMapion地図
入江川第一小派川の、ほぼ向かいにあるのが、宝町と恵比須町の間を通る、その名も宝運河。
恵比須に宝…、縁起の良いネーミングに、埋立地や運河に寄せた、人々の期待がうかがえるようです。

ちなみに恵比須運河、「恵比寿運河」と表記された記事もあって、どちらが正解なのか、最初は首をかしげたのですが、地名と、次に出てくる橋が「恵比須」となっていたことから、「恵比寿」は誤植だと判断しました。
新子安駅前から伸びる通りを渡す、恵比須橋の下から西側をのぞくと…。

おお、今度は台船やクレーン船の船溜が!
恵比須橋をくぐった直後、南岸にはこんなプラントも。

年季の入ったくたびれ具合がまたよろしく、艀のもやう、古い運河の水辺によく似合います。
撮影地点のMapion地図



(20年4月27日撮影)

(『恵比須運河…3』につづく)

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2008/05/15のBlog
[ 22:25 ] [ 航行河川・運河 ]
(『大黒運河…3』のつづき)
恵比須運河に入りました。延長は大黒運河より少し短く、1.37kmです。

入ったとたん、何やらものすごいパイプの列が、運河上空を横断しているという、その筋の方には、たまらなそうな空気が濃厚(笑)。
撮影地点のMapion地図
運河入口の北岸に立つ、この給水塔(?)にも惹かれるものが。

以前は、ビルの屋上などにも、アングルで組んだ櫓の上に乗った、金属製の給水塔を見かけたものですが、FRP製のものが普及してからは、とんとお目にかかれなくなってしまいました。
いやもう…、鉄錆色のパイピングが縦横に走り、金属の存在感を、これでもかとばかりにたたみかけてきます。

ちなみにこの橋、管だけを渡しているように見えますが、地図にはちゃんと「小倉橋」という名前が記載されており、中央は通路になっているようです。
せっかくですので、さらに追い討ちを。もうパイプの洪水。

石油精製施設に挟まれた運河ですから、進入禁止区域に入ったような、ちょっとした後ろめたさもあったのですが、航行禁止の看板は特に見られなかったので、叱られる心配はなさそうです。
こちらのタンクは、またずいぶん錆びていますね…。

護岸の様子から見ても、かなり古い設備のようですから、もう稼働していない区画も、中にはあるのかもしれません。




(20年4月27日撮影)

(『恵比須運河…2』につづく)

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2008/05/14のBlog
[ 20:46 ] [ 航行河川・運河 ]
(『大黒運河…2』のつづき)
新日本石油精製の、油槽群を振り返りざま眺めると…。
う~ん、なかなかカッコイイ…。

少し古風な造作の護岸も、小さめな油槽群によくマッチして、いい感じです。
油槽群の途切れるあたり、突き当りで大黒運河は左に曲がります。

鶴見川にいたころとは、打って変わったように陽射しが強くなり、ちりちりと焼かれるような感じすらします。
突き当たりは、少しはすになっていますが、丁字流でもあります。

右に曲がると、守屋町と生麦の間を分かつ短い水路、入江川第一派川。
今回は失礼して、このまま大黒運河をたどります。
撮影地点のMapion地図
ほぼ南北に伸びる短い区間が、大黒運河の西端部。
海からの風がさっと吹き込み、だいぶ涼しくなりました。

大黒町側には、プレジャーボートの船溜があり、休日とあって、艇のメンテに精を出す姿も見られました。
大黒町と宝町、両埋立地の間に、大きく張り出した橋台地を介して、小さな橋が架かっています。

臨港線の鉄道橋と、神奈川産業道路の寿老橋が渡るこの地点が、大黒運河の終点です。
少し戻って、恵比須運河に入り、さらに西進することにしました。
撮影地点のMapion地図

(20年4月27日撮影)

(『恵比須運河…1』につづく)

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2008/05/11のBlog
[ 14:41 ] [ 航行河川・運河 ]
(『大黒運河…1』のつづき)
マリーナの前を通り、曳船やクレーン船を眺めながら進むと、首都高大黒線・大黒橋のトラスが迫ってきました。

その手前に低く架かる箱桁は、どうやら電路橋のようです。
錆びの目立つフネブネの間に、半ば沈んでいるコレは…何でしょう?

ポンツン式の、足場か何かでしょうか。いずれにせよ、工業地帯の運河らしい、イイ感じになってきました!
ちょっと圧倒されるような眺めだったのが、北岸にあったこの、重機の展示場。

写真右側にあった、事務所棟の看板には、「オークション会場」とありましたから、中古重機のディーラーかもしれません。しかし、最近のこの手のクルマ、塗装がカラフルになりましたね…。
そして、上屋付きの揚搭施設…。

やはり「運河」と名乗るからには、こうでなくてはいけません(?)。
北岸には、短い水路がありました。新日本石油精製の、大きなタンクが立ち並ぶ横を、首都高横羽線のあたりまで入る、長さ100数十mほどの短いものです。

名前はわかりませんでしたが、大正末から昭和初期にかけて、造成された埋立地だけに、何か、いわくがありそうな感じがしますね。
撮影地点のMapion地図

(20年4月27日撮影)

(『大黒運河…3』につづく)

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[ 14:40 ] [ 航行河川・運河 ]
(『鶴見川…12』のつづき)
鶴見川河口まで戻り、先ほど前を通り過ぎた、大黒運河に入ってみることにしました。

大黒運河は、生麦町と大黒町の間を通る、延長1.57kmの運河です。「鶴見区の概要・産業4」(横浜市鶴見区HP)によると、現在の大黒町が昭和元年~3年に造成されたそうですから、運河も同時期の完成と見てよいでしょう。
撮影地点のMapion地図
運河の入口北側には、造船所があり、船台上に上架された本船が、マストの先まですっかり覆われて、塗装作業中でした。

造船所の少なくなった東京では、今や、なかなかお目にかかれない光景です。進水するところ、見てみたいなあ…。
運河に入ると、河口からの海風がうまくさえぎられ、波はなくなったものの、晴れてきたこともあって、暑いくらいになってきました。

入口から100mほどで、第一橋、大黒高架橋をくぐります。
南側の橋詰には…。
KMC横浜マリーナがあります。

倉庫街の中の、こじんまりとしたマリーナですが、造修設備は充実しており、ボートオーナーの皆さんによる活動も盛んです。燃料補給もできるそうですので、運河めぐりの途中にガソリンが残り少なくなっても、安心ですね。
KMCのシンボルでしょうか、櫓の上に、大きなカモメさんが…。
マリーナで、このような立派なシンボルを飾っているところは、珍しいのではないでしょうか。

骨組みだけの翼には、電飾を仕込んであるようです。夜空に羽ばたく姿も、見てみたいものですね。
撮影地点のMapion地図

(20年4月27日撮影)

(『大黒運河…2』につづく)

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