ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
水路をゆく
Blog
[ 総Blog数:851件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2008/07/27のBlog
[ 17:45 ] [ 航行河川・運河 ]
(『新河岸川再訪…6』のつづき)
徳丸橋に近づくと…むむ、団地の向こうに見え隠れする、薄緑の太鼓腹は…。

新河岸川、意外と見どころに事欠きません。
徳丸橋の手前、南岸には、2径間の樋門が。
小さななりの割には、天端に背の高い水銀灯が、2本も付いているという豪華版。昼間はご覧のとおり地味ですが、夜は照明されて、光り輝くのでしょうか…。

Google航空写真で見ると、この樋門の向こうには、緑道か親水公園のようなものが、台地の縁まで屈曲しながら延びており、南へたどってゆくと、途中には「六の橋」という地名も見えます。どうやら、暗渠化された川のようですね。
川面を圧倒するように鎮座する、大きなガスタンク。正式には、「東京ガス板橋整圧所」と称するそうです。

つるつる頭に夏の陽が反射して、ガスタンクも暑そうですね。これもいずれ、青空と雲とか、近所のお子さんが描いた絵などで、飾られる日が来るのでしょうか(笑)。
ガスタンク群の上流側には、橋脚一本だけでシンプルに、太いパイプが渡してありました。ガス管なのでしょう。
トラスで補強もされておらず、パイプの上に管理通路も設けられていない、実用一点張りです。

厳重にガードされた橋脚の周りでは、水が音を立てて渦を巻き、流速の速さを物語っていました。
7本目の下路式アーチ(ローゼ)橋、芝原橋。

こうして眺めていると、下路式の橋は、いずれも竣工年が新しそうなものばかりです。橋としての存在感、渡ったときの面白さなど、上路式にはない長所が、近年評価されてきたということなのでしょう。
撮影地点のMapion地図


(20年7月20日撮影)

(『新河岸川再訪…8』につづく)

にほんブログ村 ボート
2008/07/26のBlog
[ 23:14 ] [ 航行河川・運河 ]
(『新河岸川再訪…5』のつづき)
先ほどの、新日本製鐵に引き続いて、水面に突き出した揚搭設備が出現。ややこぢんまりとしているあたり、いい感じです。

バージの長さの分だけ、法面のある護岸が途切れているところを見ると、新しい護岸が造られる以前から、ここにあるようですね。ゴムのフェンダーや繋船杭など、小なりといえども、接岸のためのパーツは揃っています。
ほぼ正面から見たところ。護岸の向こうに、構内専用のトラックなどを待たせておき、船から積み替えるといった寸法なのでしょう。
現役かどうかは確認はできませんでしたが、荒廃した感じはなく、使われていないとしても、使用停止から時間は経っていない雰囲気です。

ちなみにクレーンの向こうは、高砂鐵工(株)の本社工場。お仕事柄、やはり鋼材の搬入に使われているのでしょうか。
気に入ってしまった(笑)…。上流側から、もう一枚。

この手のクレーン、以前も何度かご覧に入れたように、港湾部では珍しくもないのですが、川を30km近く遡って出会ったとなれば、話は別です。水運趣味の輩としては、貴重な河川舟運のパーツの一つとして、愛でずにはおられますまい。
撮影地点のMapion地図
どこの川っぺりにも、一つは清掃工場がある東京の水辺ですが、ここ新河岸川で目につくのは、先ほどから遠景に写っている、板橋清掃工場の煙突。

ご覧のとおり角柱型で、高さは130mあるそうです。
清掃工場の敷地から対岸に向かって、三弦式の水管橋が伸びていました。

清掃工場は、焼却炉を熱源として発電を行ったり、温水を供給していることが多いようですが、これもそういった関連の施設でしょうか。






(20年7月20日撮影)

(『新河岸川再訪…7』につづく)

にほんブログ村 ボート
2008/07/25のBlog
[ 20:28 ] [ 航行河川・運河 ]
(『新河岸川再訪…4』のつづき)
何しろ気になるのが、前回訪問時も紹介した、この看板…。
写真は志村橋上流のものですが、通航する艇を牽制するように、各所にいくつも立てられているのです。

さて、舟渡大橋以西は、どうなっているのでしょうか。字面どおり解釈すれば、新芝川のように、ブイのフェンスで閉鎖されているのかしら?
少々緊張しながら、舟渡大橋の手前まで来てみると…特に、通航を阻害するようなものは見られず、ちょっと拍子抜け…。

看板には、「閉鎖されている」というだけで、特に通航を禁止するような文言や、罰則は書かれていなかったので、このまま進んでもおとがめは無かろう…と、好都合に解釈し、さらに前進(ゴメンナサイ)。

しかし、新河岸川って、タイドアーチやランガー桁…つまり下路式の鋼アーチ橋が、本当に多いですね。景観を考えて、統一性を持たせるようにしているのでしょうか、管理者の方にうかがってみたいところです。
舟渡大橋の手前には、やはり旧河道を利用した親水公園、「舟渡水辺公園」が設けられていました。

湾入の水面は、一面に砂が堆積して、干潟のようになっており、中央には木が茂った島が設けられて、水鳥たちの憩いの場になっています。
特に障害物は見られなかったものの、看板のたたみかけ方が気にかかり、「もしかしたら、舟渡大橋を過ぎると、急に水深が浅くなっているのでは…」と、スロットルをしぼりながら魚探を注視しましたが、水深は安定しているようでした。

大手取次会社、トーハンの横に架かる、西台橋をくぐると…。
おお、前方左手に、お楽しみ物件その②が見えてきた!

このような設備があるのなら、水深に不安はありますまい。勇んで近づいてみました。
撮影地点のMapion地図



(20年7月20日撮影)

(『新河岸川再訪…6』につづく)

にほんブログ村 ボート
2008/07/24のBlog
[ 21:28 ] [ 航行河川・運河 ]
(『新河岸川再訪…3』のつづき)
ひとつお詫びと訂正を。「新河岸川…3」で、写真の橋を「新河岸橋」と書きましたが、正しくは「長後さくら橋」だそうです。

地図上には、橋が描かれていないので、不思議に思って検索してみたら、区議・熊倉ふみ子氏のブログ「散策」がヒット。記事によると、この橋は、河畔にある浮間水再生センターとの交通を確保するため、東京都下水道局が建設したものを、一般にも開放しているとのこと。なるほど、下水道局の施設扱いで、公道として認められていないようですね。
ここまで、何組かの釣り人さんには出会ったものの、前回にくらべるとぐっと数は少なく、緊張せずに済んだのは、何よりでした。やっぱり、この暑さが幸いしたのでしょうか…。

青いカンチレバー桁橋、志村橋をくぐります。新河岸川の可航区間では、唯一、古さを感じさせる道路橋でもあります。
屈曲区間の出口、蓮根橋まで来ました。前回の折り返し地点です。本当は、ここから先がお楽しみの多い(私にとって、ね)区間だったので、残念に思っていました。

イヤ、しかし…トシのせいか、蒸し暑さのコタエること。干潮時の流速も手伝って、艇の速度は遅く、しかも追い風のせいで、合成風速はほぼゼロ…。もともと、速く走らせる気はないのですが、さすがにこんなときは、高速で突っ走るときの風の爽やかさが、恋しくなります。
進行方向右手に、さっそく、お楽しみ物件その①が出現!

湾入を利用して設けられた、巨大な揚搭設備…。新日本製鐵・東京製造所の、鋼材荷揚げ施設です。

「ARA」2008年6月号の記事によると、千葉県君津市にある、同社の君津製鉄所からここまで、2隻の独航艀「「第一君津丸」と「第三君津丸」が、東京湾から荒川経由で片道約5時間、2日に1往復しているとのこと。

石油類の輸送がほとんどである、現代の河川舟運の中で、固形物(!)を定期輸送している例は大変少なく、今や珍しい存在であることにまず興奮(笑)。末永く、現役であってほしいものです…。
少し上流側から見たところ。
左手の岸には、繋留設備もあり、2隻同時に入港することができるようになっていますが、手前側には大きな砂洲ができていて、操船には緊張を強いられそうです。

この湾入は、荒川がウネウネと蛇行していた時代の、旧河道の名残です。かつての新河岸川は、もっと上流の新倉で、荒川に合流していました。

現在の新河岸川可航部の河道は、大正9年より始まった河川改修により、荒川の屈曲区間をショートカットし、その南側に平行して、新たに開鑿したものです。
新河岸川も「九十九曲がり」と呼ばれるほど、屈曲の多い川で、荒川同様洪水防止のため、直線河道化されました。工事が完了した昭和6年には、通船禁止の県令が出されたとのこと。これによって、川越に「小江戸」と呼ばれるまでの繁栄をもたらした、新河岸川舟運は命脈を絶たれ、約300年の歴史に幕を下ろしたのです。

河道改修や、陸上交通の発達で、水運が自然に衰微してゆくパターンは、全国的に見られますが、通船禁止令まで出して「水運断ち」をした例は、珍しいのではないでしょうか。
撮影地点のMapion地図

(20年7月20日撮影)

【20年7月25日追記】5段~6段目、誤りがあったので追記・訂正しました。

(『新河岸川再訪…5』につづく)

にほんブログ村 ボート
[ 06:24 ] [ ご挨拶 ]
お陰さまをもちまして、本日、アクセス数200,000件を迎えることができました。
ご覧くださった皆様に、厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。今後とも、よろしくお付き合いのほど、お願い申し上げます。

都内の可航水路も、お陰さまで既紹介区間が増えてきましたが、過去の記事を読み返してみると、簡単な紹介で済ましているものや、何度も通っているのに、未紹介のまま放置していた区間など、アラが(いまさらですが)目につき始めました。

今後の目標は、そんな近場の水路たちを、改めて見直しつつ、堪能したいということです。もちろん、未知の水路にも、少しづつ挑戦してゆきたいと思っております。

水路だけでなく、写真のような超弩級物件(後日詳しく紹介します!)にも、もっとたくさん出会えるといいなあ…。

にほんブログ村 ボート
2008/07/22のBlog
[ 21:32 ] [ 航行河川・運河 ]
(『新河岸川再訪…2』のつづき)
北赤羽の駅をくぐってしばらくすると、浮間中央病院の上流側に現れる、ささやかな繋留設備とパイプ…河用タンカーで運んできた石油類を陸揚げする、油槽所ですね。

所番地で検索してみると、外塚商店小豆沢油槽所ホットフロッグ)という事業所名だそうです。現役で使われているのかどうかは、残念ながらわかりません。
もう少し下流側にも、同規模の油槽所が。現役舟運路の匂いがする、この手の施設を眺めるのは、楽しいものです。

こちらは地図にも載っています、ダイヤ通商小豆沢油槽所BIGLOBE電話帳)だそうです。
少し前の地図だと、「三菱石油小豆沢油槽所」となっていたので、管理会社が変わったのでしょう。
…そしてその上流側には、小豆沢公園の一部をはさんで、水辺ラインの船着場があるなど、結構見どころの多い区間ではあります。

残念ながら写っていませんが、写真右側には、下水道局ポンプ場の樋門もあるので、その手のお好きな方には、たたみかけると言ってよい場所かも(笑)。
新河岸大橋をくぐってから、船着場や公園、油槽所を振り返って。
このあたりが屈曲のピークで、河道はふたたび荒川に近寄ってゆきます。

ご覧のとおり、橋も下路式の、なかなか格好のよい橋なので、お散歩ルートとしても楽しそうですね。
次の新河岸橋は、架け替えられたばかりの、真新しい橋です。まだ開通はしていないのか、向こう側には、鋼材を組んだ仮橋が見えますね。
護岸にも改修のあとが見られ、かなり大規模な工事であったことをうかがわせます。

検索してみたら、なんと、架け替え工事中の新河岸橋を、定点撮影し続けている人がおられました! 
新河岸(志村)橋架け替え工事の進捗状況を写真で追う」(浮間わいわいねっと)…これは地元の方ならではの、貴重な記録ですね。なかなか見ることのできない、架け替え工事のプロセスが一目瞭然で、土木好きとしても、そそるショットが満載です。
撮影地点のMapion地図

(20年7月20日撮影)

(『新河岸川再訪…4』につづく)

にほんブログ村 ボート
2008/07/21のBlog
[ 21:34 ] [ 航行河川・運河 ]
(『新河岸川再訪…1』のつづき)
人道橋・中の橋、JR東北本線の鉄橋を振り返って。

ここに至るまで、すでに何人か釣り人さんに出会ったのですが、思ったより数が少ないような…。釣りには詳しくないのですが、川釣りの旬は冬なのでしょうか。それとも、単に暑いからかな?
最初の屈曲区間で、河道は荒川の土手を離れ、南に向かいます。

肌を焼いているのか、土手や遊歩道には、パンツ一丁で寝転がっている男性が、そこここに見られました。
遊歩道での釣り風景を、失礼して一枚。

多いときは、一人で5~6本も竿を出しています。よく絡んだりしないものだなあと、感心して眺めつつ、反対側の岸に寄せて、そろりそろりと通過。
立派なポンツン式桟橋は、北赤羽の船着場です。

前回は、なぜかここでお弁当を広げていた家族連れから、声援を送られたっけ…。
(『新河岸川…2』参照)
前回も紹介しましたが…橋上駅、埼京線・北赤羽駅に張り付くようにして設けられたトラス、浮間橋。

荒川河口の橋梁群同様、もうちょっと離して造っていただけると、橋の造形が味わえたのですが…。橋床がわずかに湾曲した、非常に格好の良いトラスだけに、惜しい気がします。
撮影地点のMapion地図

(20年7月20日撮影)

(『新河岸川再訪…3』につづく)

にほんブログ村 ボート
[ 21:34 ] [ 航行河川・運河 ]
7月20日は、約3年ぶりに、新河岸川を再訪してみました。(『新河岸川…1』以下のシリーズ参照)

前回は、釣り人さんのあまりの多さと、「舟渡大橋から上流は閉鎖されている」なる看板に怖気をふるい(?)、蓮根橋で引き返すというヘタレな結果に終わりましたが、今回はせめて、どのように閉鎖されているのか見届けたいのと、あわよくば、笹目橋付近までは行ってみたい…という気持ちから、再挑戦となりました。
気温30℃を越える真夏日、ちりちりと焦げそうな陽射しに、少々辟易しながら荒川を遡り、新岩淵水門をくぐって、隅田川との合流点で180°回頭、新河岸川へ。

河口を入ると、つい吸い寄せられてしまうのが、荒川下流河川事務所のポンド…。
「あらかわ号」「いわぶち」など、所属船艇が休んでいます。
第一橋、志茂橋を望むあたり。幸いにして、まだ釣り人さんはいない…。

この日の、芝浦で計測された潮位差は175cm、おりしも干潮に向かっている時間帯ですので、河口から20km近く遡っているとは言え、流速はかなりのもの。エンジンは結構な回転数で唸っていても、艇は牛の歩み…。
志茂橋の北側橋詰近く、護岸沿いには、ぼっきり折られたような杭の群れが頭を出しており、そのうち一本は、岸からだいぶ離れたところにあって、流れてきたゴミが絡みついていました。

低潮位のときでなければ、目につきにくい高さではありますね。通航される方は、お気をつけて…。
緑の桁橋・岩淵橋と、その向こうは国道122号線・新荒川大橋。このあたりは、荒川の土手に沿った区間なので、緑豊かで建物も少なく、風景が開けています。

ただ、土手側は護岸に沿って遊歩道があるため、釣りのしやすい場所でもあるのです。幸い、写真左側には歩道がないので、右側のみ神経を集中して、恐る恐る(?)進みます。
撮影地点のMapion地図

(20年7月20日撮影)

(『新河岸川再訪…2』につづく)

にほんブログ村 ボート