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観賞用海水魚の繁殖
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2005/10/23のBlog
ワムシの卵が成熟して孵化する過程を追ってみようと思いました。廃棄処分になった30年以上前に作られた古い顕微鏡(照明も反射鏡からのもの)を使っていることもあって、鮮明な画像は無理ですが、無いよりはましというものが少し撮れました。卵内発生の後半部分しかありませんが掲示してみます。写真1は、産卵初期と後期の2つの卵を持ったワムシです。写真2と3は、今まさに孵化しようとしているワムシと孵化直後のワムシです。写真4は発生後期の卵です。写真中のaは、咀嚼器です。咀嚼器は消化されにくいので、仔魚の消化管内で最後まで残っています。したがって仔魚がワムシを食べているかどうかを観るときには、消化管内の咀嚼器の有無を調べればわかります。写真中のbは眼点です。右の写真の中でも、この赤い点はよく見えています。
[ 07:39 ] [ 飼育方法 ]
今朝、カウデルニーの1尾がとうとう★になりました。アルテミアに寄ってくるのは3尾のみなので、まだ★が出てくるでしょう。本当に餌付けの難しい魚です。繁殖なんて、遠い夢なのかもしれません。
 もう一つ。ホワイトソックスの幼生が孵化していました。今回は、ほぼ完璧な孵化です。脱皮殻に未孵化の卵がついている様子はありません。ところが問題は、これをどう育てるかの方針がまだ立っていないことです。孵化が、これまでの抱卵18日目ではなく、2日も早く起こったことも準備不足の要因です。場所も容器も不足しています。そこでカクレクマノミの孵化仔魚飼育に使った容器(写真)に収容しました。初期餌として、キートセラスも入れたのですが、この飼育装置にはろ過器がついているので少し心配です。今回は、黒いカバーをはずし、幼生飼育区画に細かい泡を出すエアーストーンを入れました。エアーストーンは、幼生への物理的な刺激よりも、底への沈殿を避けるほうを重視した結果です。明日にはS型ワムシを入れてみようと思います。
2005/10/21のBlog
一昨日孵化したスカンクシュリンプの幼生は、昨日の朝には全滅していました。今朝、もう一尾の抱卵親エビが脱皮しました。孵化予定日であったのですが、卵を抱えたままの脱皮です。このように、スカンクシュリンプはこのところ全く不調です。
 新しく導入したカウデルニも、相変わらず栄養強化した孵化後2日目のアルテミア幼生と、冷凍成体アルテミアしか食べてくれません。ここは腰を落ち着けて人工餌に餌付けするしかないようです。
 一方で、2週間前の部分孵化で得られたアカシマモエビのわずかな幼生を2Lガラス容器で飼育していましたが、5-6尾がまだ生き残っています。親エビの外観はペパーミントシュリンプと非常によく似ていますが、アカシマモエビのほうは導入後数ヶ月が経過しますがあまり大きく育っていません。同じ時期に産まれたペパーミントシュリンプと比べると半分にも満たない大きさです。これと関連しているのでしょうか、アカシマモエビの幼生は2週間経過したものでも、非常に繊細で弱々しい感じです。あと何週間で着底するのかわかりませんが、それまで生き残ってくれる気がしません。ネットで見つけた東海大学の卒論研究(?)の要旨によると、孵出25日後に着底してメガロパ期に達し、29日後に稚エビ第1期に達したそうです。ということは、うまくいってもまだ道半ばです。
2005/10/19のBlog
写真は4日前のものです。これまでの卵塊の緑色が消えて、個々の卵はいくぶん透明に見えます。一方で頭胸部の背側には、卵巣が発達して大きくなっているので写真では黒っぽく写っています。今朝見ると孵化していました。産卵はその後10時ごろでした。
 カウデルニの餌付けが難しいです。顆粒餌やフレークはもちろん食べてくれません。栄養強化した孵化翌日のアルテミアと乾燥アルテミア(成体)は食べてくれます。しかし、全個体というわけにはいきません。アルテミアにさえ寄ってこない個体が2尾います。一方、フリードマニは、どんな餌にもとびついてきます。これがブリードものの強みです。
2005/10/16のBlog
[ 18:15 ] [ 産卵 ]
このところ書き込みをアップしようとするのですが、何度も失敗しています。という訳で、最初の一行だけを書いてアップできるか試してみました。やっとアップできたようです。

たまに思い出したように産卵していたカクレクマノミのペアを失ってから、Lysmataエビの産卵繁殖で我慢していましたが、限界に来ました。やはり魚の繁殖のほうが性に合っているようなので、産卵親魚の候補を導入しようとチャンスを狙っていました。そんな時、ネット上で「カウデルニ5尾で特価○○円」というのを見つけたのですぐに発注しました。カウデルニは雌雄の判別が難しい種類なので、5尾の中から一組くらいはペアができるであろうと期待しての購入です。発注の際にORA産のフリードマニが入るかどうか尋ねたところ、翌日に入る予定との返事でした。大きな出費ですが、これも発注しました。フリードマニは同種間の争いが激しく成魚を2尾入れても、ペアになる確率は大変低いようです。実は以前、この種の成魚でのペア作りに失敗しています。という訳で、ORA産の稚魚を導入しました。

それにしても、どうして日本では学者でもないのに、これらの魚を学名ないしは種小名で呼ぶのでしょうか?ネット上で見る限り、国外ではカウデルニはBanggai Cadinalfish、フリードマニはOrchid Dottybackと一般名で呼んでいるようなのですが・・・。