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▼▽続・呑めばのむほど日記▽▼
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2007/12/03のBlog
このたび、「続・呑めばのむほど日記」は「excite.ブログ」に移転、
統一することと致しました。

ご不便ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご高察のうえ、
倍旧のお引き立てを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

excite.ブログ「続・呑めばのむほど日記」
http://taikomochi.exblog.jp/
2007/12/02のBlog
師走に入った初日、静岡は穏やかで暖かい陽気である。日中は溜まった新聞や本などを読んでゆったりと過ごし、このところ忙しかった、その疲れを癒す。

日暮れての晩酌は、家人と自宅で久々にまったりと交わす杯。というのも週が明けてからは、家人の体調不良、休肝日、私の三日続けての外呑みで、一日もそれが出来なかったのだ。

となれば、やはり上質の清酒を丁寧に燗につけていただきたいもので、「神亀」の「真穂人」を持ってくる。米から造り手の顔が見えるこの酒は、実のところはっきりと感じられる雑味も含めて、旨いと感じさせるところが凄いのである。 (C)2007 taikomochi


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2007/12/01のBlog
三日続いた宴会も、この11月最終日が最後。締めに相応しい食材、店という訳で、静岡市内は上石町にある割烹「柏木」。

毎年ここでは冬の間、河豚料理を三度か四度いただく。というか、大阪など市外は別として、静岡ではここ以外で河豚を食うことがない。

長い付き合いである。親父の代からだ。お運びをしているお嬢さんは、小さい頃から知っている。もっとも、その頃はこちらも子供だったが。

昨日の日記に書いた通り、静岡では遠州灘が河豚の漁場であり、良いトラ河豚が揚がる。ここ柏木でも、その地の河豚が使われている。

私は関西で酒を覚えた口なので、河豚はやはり鉄砲であって、「てっさ」「てっちり」という言葉を使う。そのてっさ、昨今は厚く切る店が増えたが、私はこの店のように真っ当な薄切りが好み。
ぽん酢は甘味を抑えた味で、これまた好きなタイプである。取り分けてくれるてっちりも美味しく、その後の雑炊も上品な味で言うことなし。

仕事の会食だったが、歳も近く気の置けない相手で楽しく時が過ぎる。いつものように、好物の鰭酒は注酒(つぎしゅ)と新しいのを繰り返し、たくさん呑む。店を出た後、両替町のクラブ。 (C)2007 taikomochi


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2007/11/30のBlog
三連荘の中日は、今月八日に浜松の天麩羅屋「天八」にお連れいただいた知人に、再びしもたや隠れ名店にお誘いいただく。止められた訳ではないが、何となく名を伏せたくなる静岡市内河辺町の某店。

いわゆるおばちゃん系小料理屋であるが、一般的なそれとは相当趣を異にする。通常その類の店は、カウンター上におばんざいが大鉢に入れられて並び、刺身もあるがそれは従で、例えば鮪ならキハダ、ビンナガといったものだろう。
一方、この店に大鉢は無い。あるのは全国から選りすぐった魚介である。特に鰹、鮪。この日は両方とも刺身でいただき、特に本鮪は大間のものだったが、鰹鮪ともに絶品と申して差し支えない。

静岡なのに他所のタネを食べてもしょうがないではないか、と言われる向きもあろう。その気持ちは分かり、私自身、以前はそのような思いもあったが、今は改まった意見を持っている。

例えば下関は河豚の名産地で、なるほど南風泊(はえどまり)には近海ものが揚がる。しかし、市場には全国の河豚が集まるのであり、漁港としてよりも、むしろ河豚の集散地としての機能が素晴らしいのだ。

静岡でも遠州灘ではトラ河豚が揚がるが、今まではおしなべて下関に運ばれてしまっていた。近年、下処理施設が出来て広告宣伝も行き届き、浜名湖近辺の旅館などでは、河豚料理の地元の名物としての評価が高まっている。
静岡の場合、その逆に集まってくるのが鮪鰹なのだ。清水、焼津という大漁港があるうえに、ロジスティクスの設備も整っており、もちろん消費市場としては築地に負けるが、集散基地としては全国一の規模である。

しかも、土地の者の舌が肥えている。家計消費で、鮪は静岡市が全国一。鰹はダントツの高知に較べれば少ないが上位であり、しかも多分、そのまま刺身で食うのは高知よりも多かろうと私はふんでいる。

川辺町の某店は、そういう環境下で選りすぐりを出している。旨くないはずがなかろう。ここで食う鰹鮪がイマイチだったら、それは多分、その時期全国に出回っている全てがイマイチなのだろうと納得できそうだ。
だからというか、この店に一般のおばちゃん小料理屋のような気安さはない。むしろ、そこはかとない緊張を強いられる。その辺り、素材への吟味を大事にしているからこそ、訳も無くニコニコヘラヘラ出来ないのだろう。

だからして、何を食べても美味しいという御仁は、私は決してそのこと自体悪いとは思わず、むしろ仕合せの一種とは思うが、この店には行かぬが良かろう。客、おばちゃん、お互いにとって不幸である。
刺身のほか、おでん、自然薯のとろろ、グラタンなどを食す。どれも美味。飲み物はビールの後、二階堂の麦焼酎をお湯割りで。この酒の部分だけは、普通の気兼ねない小料理屋の風であった。 (C)2007 taikomochi


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2007/11/29のBlog
嬉しい。\(^o^)/

「ミシュラン東京版で最高評価の三つ星を獲得した八店のうち、三店は静岡県の出身者が腕を振るう。海と山の幸が豊富な静岡が育てた味は、東京にも引けをとらない高い水準のようだ。」

「東京にも引けをとらない」は変。「東京人にも」なら通じるが、誰も東京人が食の達人とは思わないし。


痛いね。(;一_一)

「高級チョコレート販売のゴディバジャパンは二十八日、金属製異物の混入があったとしてクリスマス商品の板チョコを自主回収すると発表した。(中略)クリスマス商品の半数が販売中止となる。」

クリスマス商戦にねぇ。これは痛いね。ゴディバのチョコレートリキュールを使ったカクテルは大好きですが。
ホテルアソシア静岡にある広東系中国料理店、「梨杏(りんか)」にて宴。このホテルは秋に改装したばかりで、レストランは総入れ替えとなり、今までテナント中心だったのを直営に切り替えた。

西麻布のあの「アルポルト」の静岡店が目玉だが、他は概ね名古屋の「マリオットアソシアホテル」と共通。蛇足であるが、アソシアはJR東海系列のホテルチェインで、東日本の「メトロポリタン」、西日本の「グランヴィア」などにあたる。
静岡のアソシアホテルに話を戻すと、私が一番嬉しいのは、ちゃんとしたメインバーが出来たこと。今まではラウンジのようなものだったが、今度は葉巻も置いてあるしっかりしたホテルバーらしい。らしいというのは、残念ながらまだ行ったことがないのだ。とほほ。

話をさらに梨杏まで戻すと、このたびは個室であったが、さすがに力を入れただけあって、良い調度に道具である。広さや照度もほど良く、とても居心地の良い雰囲気だ。

スタッフは、女性のサービスは行き届いている。一方で黒服は時々覗きに来るが、何をするでもなくという風情。特に一人顔の表情のやけに暗い奴がいて、こいつには入って来て欲しくないと思った。食事が不味くなる。
その食事、おしなべて味は良い。すべて取り分けてくれるもの楽で、私は好きである。これは、と驚愕するような品はなかったが、その代わり、これはと失笑する品もなし。そこそこ平均的に良い。

酒は生ビールがキリンで、まずそれで乾杯。喉を潤した後、燗につけた紹興酒に移る。アルコールの種類は乏しく、紹興酒もボトルで頼めるのは陳年八年と十年の二種類。十年をボトルで頼むと、ちゃんと注ぎ器に入れて持って来る。

甘過ぎない、上品なコクのある味で、この紹興酒はみな気に入り、都合ボトル五本ほども呑んでしまったろうか。一本九千円なので、これだけで相当な出費である。

ただ、卓上の酒が切れて最後に注文した一本が出るのが、それまて順調だったのになぜか遅く、10分か15分位待たされた。私は、酒が切れている間は食べ物に口を付けないタイプなので、「牛肉の味噌炒めクレープ包み」を半分齧ったところで箸を停めていた。
その間に「香港式蒸し飲茶三種」も出て、隣の「これは旨い」という声を聞きながら我慢していたら、すっかり冷めてしまった。漸く紹興酒が来たところで、点心をひとつ唇で触ってみたらすっかり冷たいので、そのまま皿に戻した次第。

つまり酒が遅れたせいで、私の食事は、あとのご飯ものデザートものは別として「牛肉味噌炒め…」の半ばにして終わってしまった。店の不手際もさることながら、我ながら子供みたい、或いは嫌な性格と、実のところ反省もしきり。

しかしどうにも、酒を伴にしないと食事が美味しく感じられないのは、性分なのである。休肝日や昼食など、酒を伴わないのは私にとって「メシ」である。

追加で中華蕎麦を取って皆で分けて食べ、引けた後は大人しく帰る。誰かバーに誘ってくれないかなと思ったが、なし。こちらから声を掛ける状況でもなく、かといって連れ立って外へ出たのを、取って返してまで独り行く気もなし。 (C)2007 taikomochi


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2007/11/28のBlog
28日よりの宴会三連戦を控え、本日は週一回定例の休肝日とする。今年も残り少ない追い込みの時期に入って、いよいよ本格的に忙しくなってきた。

先週はご案内の通り東京へ。今週はずっと静岡にいるが、上記のように明日水曜から三日間続きの宴会である。体調管理に努めたいところだが、痛いのは最終日の金曜が河豚であることだ。

連日の呑みでへろへろになっての河豚は嫌だ。もったいない。ご馳走は調子が良いところで食べたいものだ。三連荘初日が河豚だったら良かったのになあ。

来週は一泊で大阪に出張。一緒に呑みたい顔があれこれ浮かぶが、残念ながら今回は仕事の延長で会食となり、プライベートはお預け。とはいえ、仕事相手とは新世界に行きましょうかなどと冗談半分で話しているのだが、どうなるか。

再来週は福岡。いつもの仕事、そして終わればいつもの呑み。仕事でこういう言い方は不適だが、とても楽しみにしている出張だ。しかし、体力勝負の出張でもあり。

その合間には、地元で忘年会もある。そうして、あっという間に今年も終わるのであろう。せわしないこと。仕事を納めた後、年末年始は京都に滞在する。それを今から楽しみに、もうひと踏ん張りするとしよう。 (C)2007 taikomochi


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2007/11/27のBlog
先日は私が腸を悪くしたと思ったら、今度は家人が喉を腫らして高熱を出した。しかも、この数週間で二度目のことなので不審に思い検査をしたら、「溶連菌(ようれんきん)」による咽頭炎だと。

私の「憩室炎」といい、世の中にはこの歳になって初めて聞くいろいろな病気があるもんだわい、と。しかも溶連菌は家族への感染確率が20~50%、感染した場合の発病率が50~80%もあるというので、いやはや。

そういえば、息子も家人と前後して扁桃炎をやっており、こやつ、感染しての発病だったか。いや、もしかして息子がオオモトの感染源やもしれぬと、さまざまなことを考える。

「家族全員も抗生物質を服用するのが理想的でしょう」とのネット記事もあるが、もとよりそんな家族向け投薬はもらっていない。そうそう、私も憩室炎で抗生物質を処方されたなと思い出したが、それはとうに服んでしまった。

ま、なるようになるわと、とりあえずアルコールで喉を消毒しておこうかとて、芋焼酎「六代目百合」を取り出しお湯割りにて。家人は伏せっており、その辺の酒肴ををちょこちょこと整えて独り呑むが、当然意気は上がらない。

酒自体の味は良く、こうして閑に独り呑めばいよいよその香味がはっきりと感じられ、仄かな甘味が心地よい上に、ドライでもあり嚥下後にはさっと切れる。向き合って、まことに上質の酒と改めて思う。

家人にはインスタントのきのこのスープに、昨日のバタール一片を千切って浸したものを食べさせる。つまらん食い物だが、こういう時は私自身もこのようなものを欲するとの経験則で。幸い家人も美味しいと言って食す。

やがて息子が帰宅。こやつはラグビーの部活を終えて帰るので欠食児童の如く、並大抵のカロリーでは済まない。で、ピッツァのMサイズを配達させて与える。

さすがに一枚全部を食い切ることはなかったが、残りは明日弁当とともに持って行くと言う。げに恐ろしき食欲。つか、冷めて堅かろうに。電子レンジあるのか、高校って。 (C)2007 taikomochi


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2007/11/26のBlog
大分、藤居醸造が醸す麦焼酎「泰明」の中でも「特蒸 泰明(とくじょう たいめい)」は別もので、あの「兼八(かねはち)」と双璧だと言う人もいるくらい。濃ゆい麦焼酎の比喩として言われる、「麦チョコ」系の代表格である。

一般の泰明が常圧蒸留と減圧蒸留のブレンドであるのに対し、特蒸は常圧蒸留オンリー。蔵元自ら地元農家の指導を受けて、一町歩の畑で原料の二条大麦「ニシノチカラ」を無農薬栽培しており、麹も麦麹である。

炭火焼「角鹿(つぬが)」などでは呑んだことがあるが、自宅での晩酌でいただくのは初めてだ。私の場合、麦焼酎はお湯割りとオン・ザ・ロックスが半々くらいだが、ロックの場合、やはりこういう強い香味を欲する。

一方でお湯割りにすると、加熱による蒸発で強い香味がやや鼻につき、呑み口も少しくどさが勝るように感じる。だからお湯割りでは、もっと優しい「杜氏 寿福絹子」や「宇佐むぎ 」などを好むのである。

酒肴は石狩鍋としたが、拙宅の石狩鍋はまだまだ未完成だ。どうしても汁の味が定まらない。今回は白味噌中心の合せ味噌に、「酒仙堂」マスターからいただいた酒粕を用い、香り付けに醤油を大匙一くらい。

しかし、どうにもコクに欠けるのである。学生時代に行き付けだった京都の居酒屋が、なぜか北海道料理で、そこの石狩鍋がこのとほか旨かった。もっと汁が力強く濃厚で、具材によく沁みていたように記憶する。

それに較べると、拙宅のは全くあっさりしている。これ、徒に味噌を増やせば解決する問題ではないと確信していて、方向性がまだ分からない。決して不味い訳ではないが、どうにも物足りなく口惜しい。 (C)2007 taikomochi


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2007/11/25のBlog
プロシュートにロースハム、各種野菜やチーズ、それにバタールを一本買って帰る。それらをパックから出したり、洗って切ったりして準備。

エクストラバージンのオリーブオイル、ワインビネガー、黒胡椒にタバスコといった調味料を用意。あとは自分の思いのまま、好き勝手にバタールの上に具材を載せ、調味料で味を調える。

さらにバタールを載せて挟み、おもむろにいただく。欲張って挟み過ぎた具がポロポロ落ちるけど、掛けた調味料がポタポタ滴るけれど、構うことはない。

美味しいんだ、これ。多分プロに言わせれば、素材や調味料が過剰でバランスが取れていない、お互いを殺しているなどということがあるだろう。でも、そんなこと知らん。食べ方も下品で、指や皿の上がベトベトになる。

それら全て、自宅だからこそ許される。さらに、外で食べればいくら取られるか分からないような、贅沢なアソート。これ、私のお気に入りの昼食のひとつである。

呑みものは、今回三種類買ったボージョレ・ヌーボーの最後の一本、「フランク・サンカン」。こういう昼食には相応しいワインだ。

そもそもヌーボーなんて、気取って呑むものではない。しかも私に言わせれば、夜に畏まって呑むのではなく、日が暮れる前に軽くいただいてこそ相応しいワインだ。

ジューシーというか、ほとんど葡萄ジュースのような香味は、このようなランチの呑みものとして最適。明るい菫の色合いからして、まるで小春日和の今日の午後を愛でているようである。 (C)2007 taikomochi


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