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T.JACKが手酌で斬る。
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2008/06/10のBlog
テレビやCM、雑誌やカタログのロケに一般住宅が使われるこ
とがあるが、その殆どがレンタルスタジオ。一軒家やマンショ
ンを賃借し、改装して貸し出す。昨日、そんな現場でロケハン。


場所は小田急線の成城学園前駅、コーキュージュータクガイだ。
メゾネットタイプ、庭も広く区の保存指定の古木もある。家賃
は高そうだけど、月3日もフル稼働すればモトは取れると見た。


とはいえ改装とか追加投資もかかる。オーナーはカメラマンで
ウデとセンス、頭で稼ぐタイプ。同じ日に某キー局から下見に
来た方も。営業努力も人間関係作りもバランス良く、学び多い。


この日は不安定な天候、世田谷区には雷が鳴り響く。仕事終了
が遅くなったので下北沢で途中下車、久しぶりに広島焼きの店
へ直行。十年以上前から知るHIROKIは、いまだに人気が衰えず。


昔はおばちゃんがいて、コテを巧みに使う外人もいて、下北ら
しいフュージョンな空気があった。今はおとなしい若者が粛々
と焼く。待ち客と食べ終えた客とを回転させるのは苦手みたい。


つまんで呑んで締めに一枚。若い客の多くが酒を呑まず。水だ
けで広島焼きが食えるか。呑まない客の滞店時間が長いと稼ぎ
も減る。暫く訪れない間に、そんなお客ばかりになっちゃった。
2008/06/09のBlog
[ 09:55 ] [ 外呑み体験記 ]
久しぶりに庫裏。そろそろ夏酒を意識し始める頃らしく、冷蔵
庫には四合瓶が多い。今宵のラインナップから6種類ほど呑む。
その中から、初体験の酒を3種ほど。まずは珍しく岐阜の酒を。


栗で有名な中津川にある恵那酒造、鯨波、純米無濾過生原酒を。
岐阜県産ひだほまれ使用、香りも旨味もほどほどで食中良好酒。
造りはかなり少ない小さな蔵らしく、都内の販売店も希少とか。
つぎ、山本。徳島ではなく、秋田の酒。白瀑で知られる山本合
名会社謹製、純米吟醸の生原酒。検索すると300本だけの限定
リリースらしい。白瀑のイメージとは異なる味わいの深い一本。


県の醸造試験場から純米吟醸に合う酵母として、まだ名の知れ
ない酵母を使ったという記事も見た。秋田の高良さん、いかが
でしたか。ちなみに隣は宮城、まなつる無垢の酒、純吟生原酒。
もう一本は京都の酒。大鬼、純米吟醸生原酒。このお酒は、大
江山の酒呑童子伝説でまちおこしを行う酒米作り有志「大江で
地酒を造る会」が生産した「五百万石100%」で造られた酒。


蔵はハクレイ酒造という。濃醇で辛口なタイプ。この日呑んだ
酒は夏向けなのに、わりと濃い酒を選ぶ私。これ以外では宗玄、
加賀鳶、小左衛門を呑み合計二合。割とおとなしく帰るの巻き。
2008/06/06のBlog
読み返して呆れたので、書き直し。金曜の夜だし、健やかな酒
で終わりたいし、仕事のテンションもあげたいし。まあ昨晩は
疲れていたらしく、なんとなーくネガティブになっていたかも。


銀座の酒仙堂で毒消し、店主にも毒を吐いたか。この酒は年に
数回喝を入れる時、つか酔いたい時に呑む。冷凍庫で冷やされ
たトロトロの酒は、頭をクールダウンするにはもってこいッス。
2008/06/04のBlog
結婚した友人の米国人妻のご両親から、築地銀座辺りで鮨と神
戸牛を食べたいという相談を受け。英語が超苦手ゆえ、留学経
験があり、時間の融通がきく友人を通訳に抜擢。期待に応える。


いずれもランチ。築地の某チェイン系鮨屋。カウンターでは気
の利く板前が演出してくれたおかげで「これがリアルスシ!」
と大喜び。大学教授の父君は、麦酒はS社モルツを絶賛し呷る。


二日目は銀座の牛庵。ここは新郎と下見をし、コストパフォー
マンスと民家風内装で決めた。特撰神戸牛でも3500円。肉
好きの母君も満足頂けたご様子。東銀座の鳴神で緑茶を飲み〆。


夜は土曜のパーティの抽選会でゲットしたワインを呑む。タラ
スコレクション。1本千円程度かと思われるがナカナカ。エグ
みもなく適度な果実味で爽やか。会費からすると良好な獲物だ。


ワインに合う合わぬは別として、納豆オムレツを自作。結婚の
祝いとして鮨を振る舞い、その夜はこうして原価をかけない残
業食を。入梅したが、今年も梅酒は見送り。あ、らっきょもか。
2008/06/02のBlog
土曜日は千駄ヶ谷。一級建築士の友人の結婚披露パーティ出席。
お相手は米国人女性、ご両親も来日されてプチ日米交流である。
友人は和歌山出身。だが、年内にはハワイに住む予定だという。


招待客の中に、彼と共に係わったうどん屋の社長を発見。香川
から奥様と上京。私よりも一回り上の先輩は、新婦のご両親に
アイム・ヌードルキング、と意味不明の自己紹介でウケていた。


宴のお開きの後、そのヌードルキング夫妻らと新宿へ。昨秋も
お連れ頂いたピアノサロンだ。ピアノ演奏をバックに歌えるし
ドラムとウッドベースもあり、プチライブハウス的にも使える。


オジサンたちは、その腕を棚に上げ演奏したがる。特にドラム。
リズムもへったくれもない中、ピアノだけを頼りに、私は歌う。
歌本が古い。しかも洋曲、ジャズ、映画音楽、フォークソング。


今時珍しい店ではなかろうか。客の平均年齢は50歳を超える。
都内にある音大OBOGが、譜面や歌詞カードを携え集うらしい。
年に一回、常連200人とコンサートも行う。そんな店である。


この夜、客は我々だけなのに、ワインの栓を抜き、ソーダ割を
作り、歌本を配布する私。オーナーはピアノ弾きに徹してるし。
不惑過ぎでも団の中で若きゃ、つい動きがそうなってしまうの。

ピアノサロン プロイセン
2008/05/30のBlog
新聞折り込みで、昭和通りと晴海通りが交差する辺りのビルが
飲食店テナントを探しているのを知る。60坪強で家賃が何と
月226万円。坪単価37千円、敷礼金16ヶ月で36百万円。


ひえーッである。他の顔ぶれを見ると意図して集めた店とは思
えず苦戦しそう。私なら、歌舞伎座が近いしディープな地方の
地産と文化を汲む食を特化したビルに、なんて考えたりするが。
 

歌舞伎座裏ヴィヴィエンヌ。夜ごはんは白ワインと鶏の丸焼き。
カウンターには銀座界隈でレストランを経営するOグループの
M社長。彼はここの店主の先輩で、よく来店してくれるそうな。


さて、駅ビルや商業施設の大きなハコの店と、路地裏でコアな
コンセプトで営む小さな店とでは、経営方針が、また利用客の
目的も異なる。体感満足度の差は大きくもあり、微差でもあり。


いずれにせよ、何故その店に人は訪れるのか。空気を肌で読む。
通いたい、馴染みになりたい、と思うのはナゼか。料理の好み、
酒の品揃え、価格、従業員の人柄。店ごとイロイロ勉強になる。


開店2ヶ月の店は今夜も満席。店主のジュンコさんは奥ゆかし
さと安定感がある。彼女と言葉を交わしたくて通うお客ばかり。
オトコ同士でワインという光景も当たり前だし、客層もよろし。


どうせならココで旨いもの食ってお金を落とそうよ、と思って
もらえるレヴェルを維持するのは大変。お客との関係を築いて
意外性も発揮する。競合多い中、個人店は今夜も頑張っている。
2008/05/29のBlog
[ 13:29 ] [ 番外日記 ]
久しぶりに虎ノ門界隈を歩くと、よく知る二つの店が閉店して
いた。ひとつは讃岐うどんさぬき富士。独特の強いコシが好き
で、また香川出身のオヤジさんに逢うのも楽しみで通いつめた。


奥様が病気を患ってから家族中心の時間に変え営業時間を短縮。
スタッフへもお客さんへも愛情の深い人だった。環状線工事の
ため退去で3月末一時閉店。いつかの再開を心待ちにしている。


ふたつ目は虎ノ門鈴傳、言わずと知れた日本酒好きの聖地。若
き頃に何かと洗礼を受けた思い出深い店。十四代、南、富久長
等当時の流行酒と、一人呑みの緊張感を安く味わえた貴重な店。


女性を連れて行けば店主自ら酒を勧め、本もくれたりと大サー
ビス。酒を楽しめるオヤジには女性もついてくるはずとの持論
を持ち、常時45種以上揃えていた。惜しまれつつ4月末閉店。


酒を学んだ店がまた一つ消えた。日本酒が売れないと叫ばれる
昨今、あの空気感と楽しさをどうにか伝えたい。旨い酒も店主
の存在感も。そういや店を選ぶ尺度は、あの頃から変わらない。


勧められるがまま呑む食べるを許せる人は理屈ではない。自か
ら合わせるのか、あちらが合わせるのか、チューニングされて
いる己に気づくこと度々。巻き込む力のある店に共通している。


鈴傳の客層はマニアな客ばかりではなく、場所柄役所勤めの呑
んべが多かった。虎ノ門界隈は築地からいつでも行けると考え
ていただけに、2つの閉店の報せは誠に残念。と今頃の報告を。