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キャメロンの部屋
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2008/05/18のBlog
ボブ・ディランを追求する映画「アイムノットゼア」は私にはかなりむずかしかった。
楽しみにはしていたのですが、悲しいかな、そもそもディランを良く知らなかったし、曲もあまり聞いたことがなかったので、ストーリーについて行けないのです。

社会派の歌をうたう変わった歌手というイメージしかなく、その歌もメロディがあるとは思えないような流れが好きではなかったので、殆ど自分から聞いた記憶もないのでした。

でも今回、6人の俳優がそれぞれの時代のディランを競演すると聞いてこれは見逃してなならないと思いましたしかも、大好きなケイト・ブランシェットやヒース・レジャーも出るのです。

この映画はある程度予習していった方がいいのではないかと思います。
時代背景やディランの歌も聞いておいた方がわかりやすいでしょう。私など、歌の場面でもディランの歌声か、俳優のものかが区別できませんでした

それでもケイト・ブランシェットは出色と言ってもいいでしょう!!
彼女の役者魂を痛いほど感じました。なりきり演技とでもいうのでしょうか。
けだるい雰囲気のディランをこれでもかと演じ切る実力は他の俳優には演じられないのでは、と思うほどの気迫を感じたのです。

ヒースの場面では変に緊張しました。相手役はフランス女優のシャルロット・ゲンズブール。あまり好きではない女優でしたが、この作品ではヒースとの相性も抜群でいい雰囲気を醸し出しており、さすがフランス女優は違う!と見直しました。

あの時代をよく体現しており、自由な空気と若さがもたらす生き生きとした躍動感を感じさせてくれました。

でも、進むにつれて「男女の間はやっぱりこうなるのか...」という失望感を隠せません。できればハッピーエンドであって欲しかった

そして、ヒースの姿を目に焼き付けるのに必死になりました。どんな表情も見逃してはならない、という気持ちが強く、ヒースの姿を探している自分がいるのです。
彼の貴重な記録が永遠に残るのはせめてもの慰めです

早く「ダークナイト」が見たい。予告編でのジョーカーは本当に凄かった!!
2008/04/19のBlog
アンソニー・ホプキンスの「世界最速のインディアン」は、思っていた以上に優れた出来の作品でした。

ホプキンスと言えば変わったキャラクターが多く、ご自分でも自嘲気味に言っているように明るい役柄はあまりない、というのが大方の印象だと思いますが、この映画はそんなイメージが吹き飛んでしまうほど、底抜けに明るくて、ほのぼのとした和やかな物語でした。

まさか、ホプキンスにこんな役が出来るとは思ってもいなかったので、新発見に気を良くして最後まで引き込まれました。

バート・マンローという実在の初老のライダーがニュージーランドの片田舎からアメリカ大陸・ユタ州のボンヌヴィル塩平原まではるばるやって来て、1920年型インディアン・スカウトという古いマシンで世界最速の記録に挑戦するのですが、ひたむきな情熱で夢をかなえようとがんばる姿は素直に胸を打ちます。

彼の最大の魅力は、どこでも誰に対しても持ち前の気前の良い明るさと素直さですぐに自己紹介をして相手を自分の世界に巻き込んでしまう魔術的な人付き合いの良さだと思います。

自分の夢に向かって懸命に努力する姿を見て、周囲の人達も次第に助けてあげようと骨を折ってくれるのです。そして、いつの間にかバートの周りには暖かい善意の人の輪が出来ているのですね。この映画は現代の人々が忘れ去ってしまった素朴な人間関係の理屈でない心地よさと自然と湧き上がる親切心と言うものを思い出させてくれます。
ほのぼのシーンはたくさんありますが、私がジーンと来たのは隣に住むトム少年がバートの家に遊びに来てはまるでおじいちゃんと孫のように一緒に過ごす時間がゆるやかに流れていくところです。

憧れを持っていろいろな話に聞き入るトムのまなざしに真剣に答えるバート。何十年も前には当たり前であった光景が今胸に染みていきます。

人はやはりこうした自然な関係の中で成長し、豊かな人間関係を学んでいくべきではないかとしみじみ考えました。

自分の信じる夢を追いかけてどこまでも少年の心を失わずに前へ進むバートの真摯な姿はこれからも私たちに人生の大切さを語りかけてくれるでしょう。
先週、大丸心斎橋店の第2回イングリッシュガーデンショウに行きました。
屋内とは思えない豊かな緑と花々は私達の心を春の香りで満たしてくれました。
見たこともない種類の花や美しい植物がまるで絵のように続いている風景は異空間を散歩しているような不思議な趣きがありました。

これだけの庭園を再現するのは大変な苦労があったことと思います。ほんのひと時でしたが、何種類ものバラやクレマチスなどの色鮮やかな花たちの競演に胸が弾みました。

ちょうど会場で英国園芸研究家のケイ山田さんの『英国スタイルのハンギングバスケット』の講演会が始まっており、少しの時間、拝聴しました。

「秘密の花園」という有名な小説がありますが、そのイメージを生かしたものだということです。まさに自分だけの花園に迷い込んだような錯覚を覚える庭園にやさしい気持ちをいただきました。

2008/04/16のBlog
やって来ましたね『ノーカントリー』です。ハビエル・バルデムの髪型が笑えるということで、私も首を長くして、待ちかねていたのです。

期待通りで、凄かった!雰囲気も髪型もそして、噂の武器も!!
あの、なんとも言えない物凄い音は聞くたびに飛び上がりそうでした。あんな武器を発明した人はすばらしい。よく考えついたと感心してしまいます。

無表情で執拗に獲物を追いかける殺人者。彼なりの世界観があるのでしょう。
情け容赦ない実行派とでもいいましょうか?できれば、情けをかけてあげたらどう?と言ってやりたくなる、非情な人物です。こんな人には絶対に出会いたくない、ですよね。

でも、このキャラクターが結構笑えるんですね。なんとも言えない滑稽さを醸し出してくれるので、ある意味”癒し”の部分もあるのでは?

ハビちゃんは凄い、かわいいと大ファンになってしまいました。
何年か前、「海を飛ぶ夢」という映画で初めてハビちゃんを見て、「有名な俳優さんらしいな」と思いながら「かなりむずかしい役柄なのに、うまいわ」と悲惨なストーリーに涙しながらも心に残ったものです。

その後スクリーンで見ることもなく、今回のあたり役で今年のアカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞という快挙で、また私たちをビックリさせてくれたハビエル・バルデムは今後はどんなキャラクターを見せてくれるのでしょうか。
恐ろしい殺人者に付けねらわれる、ジョッシュ・ブローリン。今まで作品を見た事がなく、どんな俳優だろうな、と時々気にはなっていたのですが、結構渋い魅力のある、ある意味、玄人受けのする役者ではないかと思いました。

この役にいわゆるかなり有名な俳優やハンサムな俳優を持ってきたら、少し違和感があったのかもしれませんね。ジョッシュのような普通っぽい人の方が現実味があって、
作品を引き締める役割を果たしたのではないかと思います。

それほど人を惹きつけるような魅力は感じられないのですが、ある種の存在感は侮れないかもしれません。たとえば、どこにでも当てはまるとか。

彼の妻役で出ていた、ケリー・マクドナルドが良かったと思います。可憐な印象でいて、特徴のある顔立ち、表情も印象に残ります。
「ネバーランド」のピーターパン役や「それでも生きる子供たちへ」、「名犬ラッシー」「銀河ヒッチハイクガイド」にも出ていたようですね。これらの映画は見ましたが、「出てたような?」という淡い記憶しか無いのが残念です
久々のヘイデン・クリステンセンの『ジャンパー』は、結構、斬新な印象を受けました。
今までのヘイデンと比べるとかなり精悍な表情で少し大人になったな、と感じたのですが、最近あまり、作品を見ることがなかったからでしょうか?

この映画は頻繁に瞬間移動を繰り返すので、「今、どこにいるの?」とか「えっ、何をしたの?」など画面を見ていてもわからない事がよくあって、正直着いて行くのに苦労しました

次々に変わる画面とストーリーは見ている人を混乱させる作りかたでしょうか。
でも、おかげで世界中を旅行して得した気分も満喫できて、違う意味で楽しい映画でもあったような気がしています。

エジプトのピラミッドに登ったり、ローマのコロシアムで追いかけっこしたりと結構見ている方も忙しいのでした
さて、ジェイミー・ベルの登場です!!
あの、「リトル・ダンサー」のジェイミーとあって、期待は高まります。随分大人の俳優になってたくましくさえ感じました。

反骨精神旺盛な?男の子に成長したのですね彼は一貫していわゆる普通の役柄を避けて、役選びをしていたようです。やはり、タイプキャストを敬遠していたのでしょうか?才能がある俳優、女優はそのようなリスクは自分の将来の為にならないと判断する傾向にあるようですが、観客としては、少々さみしくもあります。

ブレイクするとどうしても同じような役柄を演じて欲しい、と勝手に期待してしまいます。
そのイメージをこちらも追いかけてしまうのかもしれませんね。
今回のジェイミーはお兄さんっぽく行動しているので、微笑ましくさえありました。

でも、素人考えですが、このような役は本当はむずかしいのではないかと思います。
演技力を必要とされるようなシリアスなシーンはそれ程ないような気がするので、アクションが重要視されて、結局誰が演じてもそれなりにOK、という作品なのでは?
ヘイデンはプライベートでは牧場を持っているそうです。
田舎の暮らしを気に入っているようで、わりと意外な気がしますね。
家族と一緒に牧場で過ごすこともあるとかで、うらやましいですが、役者というハードな職業を持っている反面、自然でゆったりと過ごす時間が何よりも大切という考え方に好感を持ちます。

馬に乗って山や丘を駆け回るヘイデンの姿を見てみたいとも思ってしまいます
ところで、ヒロイン役のレイチェル・ビルソンは初めて映画で見ました。なんとなく、か弱そうな、男性が守ってやりたくなるような雰囲気を持っているような女の子という感じです。あまり健康そうではないような...。ちょっと変わった存在感を漂わせているのが気になる女優ですね。