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キャメロンの部屋
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2008/07/06のBlog
「インディ・ジョーンズ クリスタルスカルの王国」でのハリソンは年は取りましたが、魅力は変わらないのはさすが!!ですね。

無理なくストーリーに溶け込んでいるようで安心しました。
相棒役のシャイア・ラブーフが思った以上に役にはまっていたので、少しビックリでしたが、けっこう良い俳優では、と見直しました。

実際、彼は芸歴も長いようで、ちゃんとした基礎はできているとの印象をうけました。
かなり若いのでまるで新人のように感じさせるのかもしれません。
この映画では、ベテランを相手に堂々と渡り合っていて、今後の活躍が期待されます。

古代のミステリーは人類の歴史でもあり、私たちを惹きつけて離しませんよね。
特に南米は歴史的建造物の宝庫でもあり、映画の題材としても魅力的なようです。

クリスタルスカルというものが本当にあるのかも、という気にさせてくれる雰囲気が南米にはあるような気がしてきました。現地の人々の様子からも古代への憧れがかきたてられるのでしょう。混沌とした中でのロマンというものかもしれません。

そこには、哀しい殺戮の歴史が厳然とあるのですが、もし、アメリカ大陸があの時代に発見されなければ、貴重な文明の破壊も免れたのかもしれません。



インディ・ジョーンズシリーズはあまり詳しくはないのですが、最近テレビで放映されていましたからおさらいの意味で見ておきました。

これだけの人気シリーズは見逃してはならないというわけで、私も遅ればせながら、雑誌などで知識を詰め込んで見たのですが、冒険物はいつ見てもハラハラドキドキで、興奮させてくれるし、気持ちもスカッとするので、精神衛生上でもいいのではないでしょうか

ハリソン・フォードの渋い演技も味があって、なんといってもヒーローそのものですよね。
こんなに前作から時が経っても色褪せないこの作品の質の高さを今更ながら感じます。
歴史的なことには詳しくありませんが、あの当時、ロシア軍がアメリカの砂漠地帯にいたのか、と首をかしげましたが、どうなのでしょうか?

でも、悪役になりきるケイトはとてもすばらしい。キャラクターにはまりすぎです。
追いつ追われつの展開の中、彼女の顔は汚れひとつなく、洋服もいつみても新品同様で、さすが映画!と心の中で大笑いしてました。

シリアスな役柄でありながら、時々笑える茶目っ気もあり、ケイトのキャリアの中でも異色でいて、貴重な経験になるのかもしれません。さらに役の幅が広がりそうです。

これほど迫力のある女優はそんなにいないかもしれません。何を演じても自分のカラーにしてしまえる才能をもっている人なのでしょう。ケイトが出るというだけで、見に行く気になるのですものね。
クラシカルでいて、現代的な雰囲気も醸し出せるし、1人の女性としても限りない魅力を湛えた女優として、これからも引っ張りだこでしょうね

「幸せになるための27のドレス」のキャサリン・ハイグルがとてもキュートで大ファンになりました。アメリカではテレビでも有名な女優のようですが、日本ではまだそれ程知られていないのかもしれません。

この映画を見るまでは、単なるドタバタコメディだろうと期待はしていなかったのですが、思ったよりストーリーもきちんとしていてとても楽しめました。
結婚式の掛持ちで、タクシーの中での着替えなど、慌ただしく展開します。
ブライズメイドという人の為の役割に嬉々として走り回るジェーン。

日本ではこういう習慣はありませんが、女性にとってはとても大事な勤めのようで、いろんなシーンが出てきて、けっこう笑えます。
式の主役にとってはこういう助けてくれる(盛り上げてくれる)友だちはかけがえのない存在なのかもしれないですね。

しかし、ジェーンは自分の現実にそろそろ突き当たる時を迎えたようです。
人の幸せを手伝ってばかりで、さあ、自分はどうなの?となった時イヤでも本当の自分に目を向けなければならなくなる...。そんな日は誰にでも必ずやって来るのかもしれません。

私が楽しんだのは、今までの花嫁付き添いの衣装をとっかえひっかえして、まるでファッションショーのように着て見せてくれるシーンです。

思い出がありすぎて捨てられなかった衣装たちを懐かしむように次々と披露してくれるのですが、テンポといいジェーンの表情といい女性らしさが溢れていてとても好感がもてました。

やがて、夢が冷めてあれだけ充実していたかのような思い出がむなしく感じられた時、ジェーンはようやく自分の本当の人生に向き合うのです。
また、私の一番気に入ったのは、ジェーンが妹のテスを囲んでの食事のシーンでした。自分の思いを隠して、無理して口いっぱいに食べ物をほおばる様子が妙にかわいく、ついホロリとさせられました。こんな演技がさまになるキャサリンの人となりに触れたような気持ちになりました。かわいそうでしたが。

記者役でジェームズ・マースデンが出ていますが、私はやはり「ヘヤスプレー」と「魔法にかけられて」が忘れられません。

他に私の好きなエドワード・バーンズが出ていますが、彼は『えっ』というような映画で出ているような気がします。意外というか...?

キャメロン・ディアスの「ホリディ」にもサラッと顔を出していましたし、最近はこういう役柄で需要があるようですね。この役になぜ、バーンズが?とつい思っちゃいますが

キャサリンのこれからの活躍に期待しています。
2008/06/07のBlog
ようや「くミリキタニの猫」を見ることができました。
はたして、どんな映画なのか、と興味がありましたが、実に不思議な映画でした。
たとえば、去年見た「よこはまメリー」のような。

反骨の画家ということで、どんな人生を生きて来た人なのか?を知りたくて見に行ったのですが、ミリキタニという存在が奇跡のように思えました。

壮絶な人生を生きた人だけが持つ、厳しい眼差しと反骨精神が胸に響きました。
寒い路上で絵を描き続けるミリキタニ。アメリカ生れの日本人。
第2次世界大戦時にアメリカ人としての市民権を持ちながら、日本人の収容所に入れられて、その時の体験と受けた心の傷がまだうずき続けていて、アメリカという国を多分愛していながら、許せないもどかしさが伝わってきて、思わず涙ぐんでしまいました。
彼は猫が好きで、ミリキタニが少しの間、間借りしていた部屋にも賢そうな猫が登場します。
一緒に住んでいる人の心の中まで見通しているような表情を見せる猫。つくづく不思議な動物ですね。私もねこがいなくては生きていけないほどの猫好きなので、ミリキタニが猫を描き続けるのも理解できるような気がしてくるのです。

しかし、人生の出会いは本当に必然だと感じられます。彼がこの映画の監督のリンダと出会ったのも運命だったのでしょう。人生も終わり頃になってようやくアメリカ市民としての権利と誇りを手にしたミリキタニのうれしそうな表情は忘れられないです。

どうしてもっと早くリンダのような人と出会わなかったのかが悔やまれます。そうすれば、彼の生活も平穏なものになっていたでしょうね。

ミリキタニがかつての収容所にバスで向かいます。しみじみと窓外を眺めるシーンがしんみりとします。
そして、悪夢の甦る土地へ降り立つ。建物を見て回りながら、当時を思い出すミリキタニ。自分を慕ってくれていた少年の面影を探しているのかもしれません。
「ここには、あの子に花を供えるために来たんだ」と静かに語る。

脳裏から離れなかった風景を今一度スケッチブックに描きとめる姿は穏やかで、全てを許した人のようにも見えました。やはりここへ来て良かったと思っていたのかもしれません。

リンダの尽力で次々と新たな展開に目を潤ませる彼を見ていると、「ここまで生きてきて良かったね」と肩をたたいてあげたくなりました。
人間の尊厳というものを私たちに感じさせてくれたミリキタニ。どうかもっと、もっと幸せになって下さいね。
「ナルニア国物語・カスピアン王子の角笛」は評判通りの出来で楽しめました。
第1章の「ライオンと魔女」は白い魔女が印象的でした。凍りつくほどに冷たく、でも限りなく美しく、誇り高い魔女。ティルダ・スウィントンの代表作となったのですね。

今回もペベンシー兄弟が大活躍します。みんなかなり成長していてたくましくさえありました。女性二人もきれいになってドレス姿もうっとりします。
それにしてもナルニア国がいきなり1300年も時間が経ってしまっているとは!びっくりです。でも兄弟は1年分しか成長していないのです。この辺のギャップがちょっとおもしろい。

テルマール人という邪悪な?人間たちがナルニア国を占領してしまっていて、過去の面影がなくなり、悲惨な現実が兄弟を失望させてしまいます。はたしてナルニアの民はどうしているのか...。
そして今回もかわいい動物たちが私たちを楽しませてくれます。見てのお楽しみです。
カスピアン王子役のベン・バーンズの噂はいろいろな雑誌で見ていて、実際はどのくらい魅力的なのか?と少々疑問に思っていました。
さすがに大役を射止めただけあって、他の俳優にはない、一種独特のカリスマ性があります。目もと涼しい美青年。さわやかな表情が観客の心を惹きつけるのだと思います。

素顔もさわやかさ満開で、どこにこんな青年がいたのだろう?と感嘆しきり、です。
英国人らしい、優雅さと気高さも感じられ、将来性抜群の新進俳優といえるでしょうね。

この映画では戦闘シーンも多くあり、かなり危険な目にもあったのでは、と思ってしまいますが、乗馬訓練もかなりしたらしく、さまになっていました。
ちょっと気負いがあったような感じもなきにしもあらず、という印象も受けましたが、そこはご愛嬌と受け取っておきましょうね

来日時の舞台挨拶や記者会見の時のふとした瞬間の表情がまた、可愛らしくて好感が持てます。こんなに人柄の良さを感じさせる俳優が実在するとは英国の魅力は奥深いですよね。いまやハリウッド映画に英国人俳優は欠かせない存在でしょう。

もしかしたら将来の007”ジェームズ・ボンド”役は彼がやっているのかもしれません
ピーター役のウィリアム・モーズリーが好きです。なんともいえない日本人好きのする顔と雰囲気がとてもいいですね。
やさしそうな表情と、品の良さが漂うウィリアムはこの映画にピッタリでした。
まさにお兄さん役がはまり役で、下の弟妹の世話も嫌がらず、頼もしいばかりです。

彼が画面にでていると、なんだかホッとします。長女役のアナ・ポップルウェルとの相性も抜群で、本当の兄弟のように顔と雰囲気が似ていると思いません?
第3章もどんな展開になるのかとても楽しみですね
2008/05/24のBlog
「つぐない」は最近見た映画の中で、抜群のインパクトがありました。
悲しい運命と美しい風景との対比が悲しさを倍増させます。ちょっとした勘違いとおろかな振る舞いがやがてやり場のない悲劇へとつながるとは誰も予想していなかったでしょう。

それにしてもお屋敷の令嬢のセシーリアと使用人の息子のロビーがお互いに長い間気づかないまま、心のとても深いところで惹かれあっていたことが稲妻が走るように気づくシーンはゾクッとしました。

ある意味、よくある話ではありますが、突然自分の気持ちに正直になる瞬間は人生を変えるほどの衝撃を本人に与えることもあるのですね。しかし、一度気づいてしまうと、もう後戻りはできない情熱の嵐が吹き荒れて周囲をも巻き込む予想もできない結末へと突き進む恐ろしさが胸を打ちます。

やがてロビーは戦場に送られ、愛するセシーリアを心の支えに懸命に生き抜きます。
いつか二人で寄り添って暮らせる日を夢見て戦場での試練に立ち向かうのですが、果たして彼らは無事に再会できるのでしょうか。

キーラは相変わらず美しさが際立っていました。どんな衣装を着けてもしっくり来るのですね。特にグリーンのドレスはセクシーでよく似合っていました。

ジェームズ・マカヴォイはやさしさの中に自制心と自分の立場をわきまえた好青年を演じていて、とても才能を感じさせます。

ときおり見せる真剣なまなざしに胸を締め付けられるシーンもあり、こんな表情もできるのかとこれからを期待させる才能を見る思いでした。

あるインタビューでキーラは「これはジェイムズの映画よ」と語っていましたが、的を得ていると思います。

二人が心から惹かれあい、求め合う姿は美しい感動を呼びます。これが人間のすばらしさと哀しさかと深い感動を与えてくれる作品でした。
歴史的な映画のいいところは、当時の風習や礼儀作法、階級制度、調度品などの再現がされていることでしょう。

衣装も楽しめますし、人々の考え方や生き方さえも真にせまってきて、自分がその時代に生きているかのように感じさせてくれるのです。

特に貴族階級の生活観が、今は失われた良き時代を垣間見せてくれます。そして、対極にある貧しい人々の懸命の生きざまにも触れていて、現代に生きる私たちに何かを訴えかけているのかもしれません。

持てる者、持たざる者の間に立ちはだかる無限の壁は永遠の課題なのでしょうね。