ニックネーム:   パスワード:
| MyDoblogトップ | Doblogポータル | Doblogガイド | ユーザ登録 | 使い方 | よくある質問 | ツールバー | サポート |
半地下の手記
Blog
[ 総Blog数:557件 ] [ このMyDoblogをブックマークする ] [ RSS0.91   RSS1.0   RSS2.0 ] [ ATOM ]
2008/02/11のBlog
[ 23:58 ] [ UTの個展など ]
(以下は、今回の展覧会に際して、N先生こと美術評論家の中村隆夫先生が書いて下さった文章です。論文調で書くと、観る人に変に世界を押し付けてしまう、ということで、今回は詩という形態で書いてくれました!見事に作品の世界観と、生み出される様子が描き出された素晴らしい文章です。ご本人の了解を得て掲載します。ご一読下さい。また、先生には改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。)


------------------------------------



『「自我風景」を歩く---加藤雄太君のために』

中村隆夫(多摩美術大学教授)


歩いてみる、ひたすら歩いてみる。
乳白色の霧のなかでは見事に方向感覚を失い、
唯一のメルクマールは北極星だけ。
上を向いてもそれは見えない。
歩いてみる、ひたすら歩いてみる。
過去へ、幼い頃へ、父と母が若かった頃へ、
水の滴りにも似た微かな音が聞こえたはずの羊水の森を、
誕生よりはるか以前の記憶に向かって、
北極星の光を背中に感じながら。
路程は13キロ、121キロ、7光年の彼方。
歩いてみる、ひたすら歩いてみる。
「私」のなかに沈み込む深さは、乳白色の霧の上の高み。
ぽとりと何かが落ちる、壁から漆喰が剥がれるように、何かが落ちる。
記憶と予感の交錯した空間のなかで静かに息を整える。
過去と期待、記憶とまだ訪れることのない日々の予感が、
昨日の北極星と明日の北極星をひとつの像として結び合わせる。
記憶は予感、予感は懐かしき昨日、昨日は明日、
始まりが終わり、終わりが始まり、始まりが始まる。
永劫という一瞬、一瞬という永劫が微かに震える。
熟した果実のように、ぽとりと「私」の風景が生まれ落ちる。

[ 23:57 ] [ UTの個展など ]
お越しいただけなかった方のために、画像を載せます。
雰囲気をちょっとでも味わってもらえたなら幸いです。
ガラス張りの美しいギャラリー。
昼間はガラスに色々写るので、ガラス越しの撮影は難しかった。
空間に、とてもよくマッチした展示だったと思います。
今回1番多きい作品は、横が145.5cmです。
そして、1番小さいこの7枚は、初めてのサイズ。9×14cmです。
片手に乗るサイズ、というのをやってみたかった。
手に乗せれられる、というこの行動は、非常に所有している感、というものを起こさせると思ったのです。
また、写真を見たり、本を読んだり、という手に乗せて行う行為が絵画であってもいいのではないか、というのもあります。


こうして画像を公開してそれを見て、「感じきった」とは思わずに、作品には実際にその前に立たないと得られない質感がある、ということをご注意下さい。
そういったリアリティを感じていただきたいのです。
芸術作品の本当の力は、そこで体感するもで、身体や感覚を通した体験であると思います。
まぁ、とは言っても、こうして少しでも楽しんでいただけたなら良かったです。

2008/02/10のBlog
[ 23:59 ] [ UTの個展など ]
個展、無事終了しました。
あ、グループ展も終了しました。

ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました。
足を運べずとも、応援して下さっている皆様、ありがとうございました。

飯田橋から2ヶ月しか時間がなく、非常にプレッシャーだったけれど、しっかりと形にするとこができ、良かったです。
このことが、何よりのステップアップ。
年末年始を挟んで、この4ヶ月くらい、疾走した感じです。
自分で言うのもなんですが、頑張ったよ。

最初のギャラリー山口での個展での展示を覚えていてくれて、それと比較して色々と話してくれる方も多く、非常に嬉しかったです。
途方もない数の展覧会が行われている中、1年以上前の謎の人物の個展を覚えていてくれるとは。
自分の作品が、しっかりと人の中に引っかかり、強い印象を与えることが出来ている、ということを確認でき、とても嬉しかった。

通りがかりに気になって、ふらっと入ってくれた方も多く、そういった方から嬉しい言葉をもらえたり。
色々と、今後に新たな繋がりが生まれたようなので、そういった意味でも非常に収穫がありました。

作品も、僕自身がびっくりしているのですが、半分以上売約となりました。ホントにビックリ。
絵を買うというのは非日常です。美術界に生きている僕自身がそうなのだから、一般の人にとっては尚更沿うでしょう。
なので、お金云々ではなく、お金を払ってでもこの作品を所有したい程好きだ!と思ってもらえることが本当に嬉しく、その瞬間は言いようもない感動です。
本当に大感謝。

確実に質の上がった作品を、今後より高い次元へ。
そう思っています。


Doblogの栗坊さんが、今回の個展を記事にしてくださりました。[こちらです]。
映画や美術展をこれでもかと観まくっている方だけに、そして厳しいので、ぶるぶるしながら訪問してみましたが、素敵に書いてくれていて嬉しいです。ご覧下さい。

また、会場風景などアップします。

2008/02/07のBlog
[ 09:31 ] [ UTの個展など ]
昨夜書こうとしたら、ちょうどメンテだったみたいで。

えー、無事、会期の前半を終えました。
昨日に関しては、中日のうえ雪だったので、かなり一足は少なかったですが、でも順調です。

良い出会いもできていて、とても嬉しいです。
VIPな方にも来てもらえて、ぶるぶる。

3件くらい隣の「牛庵」という店に、ギャル曽根や彦麻呂が来ていたようですが、個展には来なかったです(笑)。

会期中はいるので、是非お越し下さい。
今日は晴天だ♪良かった良かった。

加藤 雄太 展 -微睡みの自我風景-
ガレリア・グラフィカ bis(銀座)
2月4日から9日


では、会場で。

2008/02/04のBlog
[ 09:37 ] [ UTの個展など ]
天気は快晴。
いよいよ、この日が来ました。
本日より個展スタートです。

ギャラリーには16点あります。表に展示してあるのは14点です。
作品は良いです。
新しい試みもあり、楽しんでもらえると思います。
直接向かい合って感じるものを、是非体験していただきたい。
また、芳名帳の横には、文章が掲示してあります。
N先生こと、美術評論家の中村隆夫先生が文章を寄せてくれました。
詩です。
論文調で書くと、僕の絵を変に限定してしまいそうだから、とのことでそのような文章になったそうです。
見事に僕の作品をとらえ、様々な要素を含んだ素晴らしい文章です。こちらもご高覧下さい。

ちょっと早めに行って、作品リストを貼ったり、キャプションのことやったりします。
会場にいるので、声をかけてくださーい♪

1週間の聖域。
それぞれの「自我風景」への旅を楽しんでくれることを…。
奇跡を観てくれっ!!

2008/02/02のBlog
[ 06:02 ] [ 雑記 ]
個展の作品が、ついに完成…。
全て揃いました。

キツかった。

完成度がひたすら上がったと思います。
前回を遥かに超える質。
前よりも、「絵を描ける」ようになった感覚がある。

今回の1番大きい作品…
魂と、神秘が、吹き込まれた作品が描けました。


まだ、キャプションやパネル作ったり、梱包したりがあります。本日搬入です。
色々お話したいけれど、それはまたで。とりあえず、報告です。
あと、掲示板もお待ち下さいませ。

[ 05:52 ] [ こんなのも ]
切手を買いにローソンへ行ったついでに見てみたらあった!

話題の「スカシカシパン」。
しょこたんがもりもり宣伝してますね。

もとは本当に「スカシカシパン」って名前の海の静物らしいですよ。ウニの仲間みたい。
5つの透かし穴が空いていて、菓子パンみたいだからカシパン。

味は至って普通(笑)。

2008/01/31のBlog
[ 23:59 ] [ 掲示板 ]
明けましておめでとうございます。
謹んで新年の御慶びを申し上げます。

2008年です。
去年はばたばたしてて、もう早い早い。
今年は、着々と積み上げて、突き進みたいですね。濃密に生きたい。


では、近々行われる僕の発表の予定です。

☆個展☆
加藤 雄太 展 -微睡みの自我風景-
ガレリア・グラフィカ bis(銀座)
2月4日から9日

☆グループ展☆
第4回 アート・ジャム展「人形」
ギャラリー山口(京橋)
1月29日から2月8日


1月からフルスロットルでいかないとっ!!
早速緊張を味わっています。

それでは、皆様今年もよろしくお願い致します。



[画像]
《見えざるもののために》
2007/09/20
岩絵具、板
112.0×145.5cm
※画像の無断転載・転用は禁止です

2008/01/27のBlog
[ 16:13 ] [ UTの個展など ]
昨日、グループ展の作品を画廊に置いてきました。

時間もないし、昨日はアルバイトだったから、本当は作品を送ろうと思っていたのだけれど、よくよく確認してみると、17:30からの搬入だったので、朝、作品を持ってバイトへ行き、終了後京橋へ。

何にしても、これで1つ目のハードルをクリア!
あとは、個展に全力投球だ。

「人形」というテーマなので、それをふまえた作品にしました。これが頭を悩ませた…(苦笑)。
小品を1点出品しています。

それにしても、そうそうたるメンバーのなかに、ポツリと混ざっていて。
この後の個展と会期がダブっているのが、気分的にいい感じです(謎)。宜しければ、両方ご覧になってみてください。
会場も、京橋と銀座で近いので。てくてく銀座を散歩しつつ。

第4回 アート・ジャム展「人形」
ギャラリー山口(1階)/京橋
1月29日(火)から2月8日(金)
11時から19時 日曜休廊


2008/01/25のBlog
いやーっ!
読了した本も溜まるし、読書感想文でもちょぽちょぽ書いていこう、と思っているのですが、

ヨユーが無いっ!!


そんなこんなでもバイトがあったりして、でも、そういう朝に駅から富士山が見えると、なにか気持ちが弾む。
遠方まで透かされ、真っ青な空の中に、ぽっと浮かぶ白い山。この距離感が面白い。
すごく遠くにあるイメージを持っているのに、こうして見えると、なにかリアリティが良い具合にくすぐられる。


作品の質はかなり高いと思います。
おそらく面白く思ってもらえる展示もあります。
体内に感じる、爆発の日へ向かってぐつぐつと煮えている何か。最高の形で放出できるよう、頑張るぞ。