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大工風な生き方
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2008/08/23のBlog
特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律

またまた出ました!
国家をあげての「天下り支援事業」

自分も入っている建設労働組合の主催での、講習会に参加してきた。
組合の中央(全国)の識者と、保険会社の支店長さんが講師。

その総則を読むと、
~住宅を新築する建設工事の発注者及び新築住宅の買主の利益の保護並びに円滑な住宅の供給を図り、もって国民生活の安定向上と国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする…。
とかなんとか…。

昨今の消費者過保護の一環で、例のA歯事件以来厳しくなった建築基準法改悪がらみの立法。
要は、来年10月以降に引き渡す「新築」の住宅に関して、「瑕疵担保保険」に加入することを「義務」づける、というもの。
任意ではなく「義務」であるところが、この法律のすごいところがある。

一通り二方の講師さんの話が終わって、会場から、私も含め質問が飛び交う。

いろいろ突き詰めていくと、大企業優遇の、どこかで裏金でも動いているのじゃないかと「疑う」ほど、その件に関してはよく出来た法律。
しかも抜け穴だらけ。
しかし、法の施工はすでに始まっており、来年の秋ごろはかなり混乱が予想される。
保険の適用についても、まだまだ詰まった話がなくって、私たちが普通に扱う「土壁」について、明確な記述がない。

私が質問したのは、敷地内に、既存の建物がある場合、一般的には「新築」であっても、申請上は「増築」扱いになり、「新築ではない」。その場合は、この法律はどうなっているのか…?

保険会社の支店長の回答は、おそらく「公的に新築と証明できるもの」でないと、今回の保険適用物件には当てはならないでしょう…」
そうか、じゃ、逆に言えば、もし施主が、こんな保険金負担したくないっていうのなら、家の一部(10㎡未満)をまず倉庫として建てておき、それに増築する形で申請すれば、増築じゃん。
それで“たった10年”しか保障してくれない、野暮な保険に強制加入するのを免れるのなら、安いもんだ。保険料は大したことなくても、その申請に関わる費用は馬鹿でかいから。


あえて質問しなかったけれど、検査が、基礎工事の配筋後にまずあるのだが、建築基準法でOKであるはずの「平屋の石場建て」の場合、どうするのだろう。

施主と大工はじめ職人が、家をつくる…。
「大工さんお茶でも…」なんて施主さんが持ってきてくれて、「いやいやすいませんね…、ちょっとココ、気に入らないので、直しときます…」なんて、信頼関係で結ばれていれば、こんな保険は要らない…。

なぜそう言いきれるかというと、この保険で面倒見てくれる項目が限られており、私らが建てる家なら、少なくとも「たった10年」でこの部分に問題が出るとは考えにくいから…。
なにもかも保障してくれるのなら、喜んで加入するけどね。

「家を建てる」ではなくて「家を買う」ことが標準だと認識している、お偉いさんがたの歪んだ感覚が、普通に家造りのお手伝いをする大工らの感覚とは、かけ離れすぎだな。


「瑕疵」とは「本来あるべき姿が、それを留めていないこと」をいうそうで、そういう意味では、この法律自体が、本来の「家造り」を無視した「瑕疵の法律」であると言えないだろうか!?

一つ厳しい言い方をすれば、人間は世にも珍しい「自分(の責任)で巣造りのできない生き物」なんだね。

これは、家に限らず、食べ物も、服も、なにもかもなんだけどね…。

とにかく、今日の講習会は、“悲しかった”…。
(合掌)
2008/08/18のBlog
今日か明日には、100000アクセスだな…。

記念品…、考えようかな??


さあ、どうしたものか…。

ま、いいや、どなたか、近かった方、書き込んでね~☆
2008/08/09のBlog
年に1~2回しか活動しない幻のバンド「おくどさん」。
幻ついでに、顔出しします!(なんと貴重な写真なんだ!笑)

今年最初のイベントは、ここ松阪の福祉施設「こいしろの里」の夏祭り。

なにせ、皆多忙のため、なかなか練習時間がとれず、当日の本番前数時間が唯一の「合わせ」。

さあ、楽屋で練習を!
っと、もうビール飲んでるし…。

オープニングの「エイサー松阪八部衆」さん
http://www1.odn.ne.jp/~hal/eisa-home.html
との相部屋で、にぎやかな楽屋。
いやあ、こりゃ練習どころではありませんな。
楽しい音がお隣から聞こえてくれば、自分らのネタを忘れて気持ちは「エイサー」。


練習不足のまま、祭りが始まった。
よし、今のうちにネタの確認と…。

「♪はっ!はっ!」「♪えいやあさあ~!」…。
外が楽しそう…。

こりゃ、楽屋で練習してる場合じゃないや!
と思わず外に飛び出て一緒に踊る踊る!

おっと、このページに踊る「おくどさん衆(笑)」があっ!
http://www1.odn.ne.jp/~hal/eisa/yotei/2008.8.9/2008.8.9.html

(エイサー松阪八部衆さんのサイト)



いかんいかん、ついつい楽しんでしまった。
そういうわけで、本番前1時間をきっても、おくどさん練習は続くのであった。

エイサー松阪八部衆のみなさん、お疲れさん!楽しかったっす。

で?

「おくどさん」は無事演奏できたかって?

それは、祭りに来てた人だけが知っている…。


こいしろの里のスタッフさん、利用者さん。
お世話になりました。ありがとう!

(三重県松阪市にて)
2008/08/06のBlog
[ 23:59 ] [ 文化 ]
これはつらい!

激つら!

ああ、生きていくって、つらいことだな!

非常食に買っておいた、カトキチのこのカレーは、なかなか気に入りました。
2008/08/04のBlog
前の日記(8月2日)のつづき

私は普段、大手ハウスメーカーの仕事はしない。
今回のように、特殊なケースでたまにすることもあるが、あくまで「大工」という特技を生かした「アルバイト」だと割り切っている。

しかし、限界にきている大量消費、工業製品化の住宅事情をなんとかしたいという思いの中で、いくら堪えてもこんなのはつらすぎる。

写真は、土を落としたあと、まだまだしっかりした竹小舞下地を撤去する作業…。
竹小舞の間をすり抜ける夕日がこんなに虚しく見えるとは…。
ああ、この家も、素人、建築ごっこ集団が設計提唱する、工業製品リフォームによって、呼吸しない家へと変貌をとげる。

無茶な工期計画を強行するメーカー「M井」。
どうもこうも、ものすごいスピードの工程表を渡され、来週の何曜日には何をして…と事細かに決まっているが、私がどう考えても基礎のコンクリートは、ベースと立ち上がりで2回うちをして、お盆までには型枠が外せたら上出来だろう。そのあと強度が出るまで数日は最低放置して…と考えるとお盆明けから構造材をと思うのだが、奴らはお盆までに外周を終わらすという…。
無茶苦茶だ。

結局、基礎工事が間に合わず(私らはすでにわかりきっている)、私が心積もりしたよりも工事は遅れていく。
その遅れの原因が、あまりに急ぐあまり、まだ構造材の改修が終わっていないのに「アルミサッシュ」を搬入したり、検査検査で工事を止めたりと、会社の都合によるものばかり。
現場が材料であふれて動きが取れないよう…。

ま、愚痴を言っていてもはじまらないので、シブシブ工事を進める。


そんな中、大変な事実を聞いてしまった。

この突貫工事の理由…。

どうも、施主はとくに急いでいない…らしい。

会社の締めの都合で、来月の売上、成績にしたい…。ただそれだけ。
支店に課せられたノルマの為なんだそうな。

それで、手抜きでもしなければ出来ないような工程を組むのか?
呆れというより怒りの感情がわいてくる。

しかし、これが大手メーカーの現状なんだよ。

私らは構造材だけの仕事なので、完成までは知らない話だけど、ココゾってところで手を抜くわけにはいかない。
なんとか早くしてくださいよ~という監督に「じゃ、手抜きしていいの?それでよければ…」と脅す程度にとどめておこう。


休憩時間に施主さんのおばあさんがアイスクリームを差し入れてくれた。
「お孫さんは、どうしてM井に依頼したのですか?」
いいとか悪いとか、というのではなく素朴な私の質問に、今回の工事を静観する、おばあさんは答えた。
「いろんなメーカーに見積りを頼んだらしいけど、ココが一番親切に相談に乗ってくれたらしいんですよ」。


合掌
2008/08/03のBlog
[ 23:59 ] [ 屁理屈と愚痴 ]
最初は、カドがとがってて危ないのですが、

踏まれるうちに、やがてカドがとれていくのです。


私も随分踏まれたので、

ちょっとはカドがとれたでしょうか…?
2008/08/02のBlog

朝9時から、津市の現場で打ち合わせだというので、少し仮眠してから三島の町を夜中に出発した。

東名高速、ひとりきりで運転するのは久々。
カラの助手席を少し寂しくも思いながらも、休憩を挟みながら順調に伊勢湾岸道へ。

東海市あたりで朝日がさしてきた。
眠気も吹っ飛び、みえ川越インターまでもう少し。

寄り道もしたので少し遅くなり、朝飯も食わずに、9時、5分前に現場着。

在来軸組み構法の家の間取りを大幅に変えるというので、柱を抜いて梁を補強したり…という仕事。
実は元請は大手ハウスメーカーのリフォームの部門。
仮にM井ホームとしておこうか。

なぜにそんな仕事をするかというと、ひとり監督業の友人が下請けでその仕事を請けて、頼みこまれたから。
ま、人情厚い私としては断わりきれない。



さてさて、現場で打ち合わせ。
内容はともかく、その体制にあらためて関心(?)した。
よく言えば管理が徹底している。
社内の認定シールのついた脚立しか使用してはいけない。
同じく、認定シールのついた丸鋸しか使用してはいけない。
朝は8時半からしか現場に入ってはいけない。
足場の上はもちろん、室内もヘルメットを着用しなければならない。
仮設のはしごは、きちんとロープなどで固定していないといけない。
2階の仮床はクギで固定していないといけない。
2階の床の空いている部分の周りには仮の手すりをつけないといけない。

この辺りまでは、まだ納得はいく。

さらに事項はつづく。

外部の足場のネットはの裾は、地面につくぎりぎりの高さでなければいけない。
現場啓発用の看板(安全第一ほか)の位置は、こっちの面でないといけない。
ほかにもほかにも…。

頭の中ではジュリーのあの歌がひたすら流れる…。
http://jp.youtube.com/watch?v=xw4KaVoD-6E&feature=related&fmt=18

地域の大工、工務店は、家業や、使命、場合によっては趣味(笑?)、あるいは「ほかにどうしようもないから」とかの理由で家を建てたり直したりしているのに対して、大手メーカーは「利益」が第一。
大きく「安全第一」とうたっているが、あくまで第一は「利益」。
もっとも、われわれも、資本主義の御時世、収入なくして仕事はできないものだけれど、大手の「利益追求」にはとてもついていけない。

なにげに看板を見ていたら、お施主さんのことを「お客様」と表記してあるのが目に入った。
なるほど、「お客様」なんだ。
建設業ではなく、商業、サービス業なんだよ。
それで大手メーカーの現場が独特の雰囲気なんだ。

ま、そういうわけで、自分の仕事の合間に、ここの構造補強を指定された方式で、かつ臨機応変に施工することになった。

さて、元請会社の監督さん、木造のこと、よくわかってないので、いろいろ尋ねてくる。
下請けの監督さん、どんな金物が要る?どんな材料が要る?といろいろ訊いてくる。
設計士のおねえさん、この柱、抜いても大丈夫ですか?とか、こんな納まりできますか?とか訊いてくる。
結局、私が判断しているところが多い…。


私は施主さんとは、「暑いですねえ」「大変ですねえ」「お茶、飲んでくださいねえ」「ありがとうございます」なんて会話しかしないけれど、こういう仕事を「大手だから信頼できる」などと思い込んで発注しているとしたら不幸なことだな。だって、内容の確認して、実際に施工するのって、地元の大工なんだもん。

私らだったら、上記の3人の人件費は少なくとも節約できるし、現場も直接施工しながら管理するから話早いしね。

だから、新築もそうだけど、とくに、ややこしいリフォームは、地元の大工や零細工務店、設計事務所などに頼むほうがいいと思う。


♪たったひとつ~
 愛するだけ~

ってか?(古っ!)